- テスカトリポカはケツァル・コアトルと対を成すアステカ神話における神。
その象徴は「夜、大地、戦争」や「支配、美と魔術、不和と予言等々」と多岐に渡る。
赤、青、白、黒の4兄弟神があり、いずれも「テスカトリポカ」と呼ばれているが、場合によってはケツァル・コアトルもまた四人のテスカトリポカの一人(白のテスカトリポカ)として扱われたりとアステカ神話の中心的存在。
- テスカトリポカ。
農耕と文化の神・ケツァル・コアトルと対を成す、アステカ神話における全能神。
+
| | 伝承解説 +クリックで展開
|
- その象徴は「夜、大地、戦争」や「支配、美と魔術、不和と予言等々」と多岐に渡る。
赤、青、白、黒の4兄弟神があり、いずれも「テスカトリポカ」と呼ばれているが、場合によってはケツァル・コアトルもまた四人のテスカトリポカの一人(白のテスカトリポカ)として扱われたりとアステカ神話の中心的存在。
その役割は創造神であり破壊神、そしてキリスト教における悪魔。その為か本作では善神ケツァル・コアトルに対する悪神としても扱われている。
名前は「煙を吐く鏡」という意味。
- その性質は強者であれば王や戦士だろうと、奴隷や罪人だろうと守護するという弱肉強食の体現者。その本質的な強さという基準には社会秩序は適用されず、結果的に不和と戦争を招く事となる。
さらに厄介なことに全知全能な上に自由で気まぐれという恐ろしい主神ではある…が意外と約束は必ず守ってくれたりする。
戦士としての側面も強く、仮に戦い勝つことが出来ればどのような無茶な願いでも叶えてくれるが、負ければ生贄として美味しく頂かれることとなる。
- 「戦いと克服は自然界に最低限存在する闘争と受難であり、存在するのが当たり前である」という思想を持つ。軍神であるため好戦的かつ暴力的、逆らうものには漏れなく死をプレゼントする等、残虐な面はどうあっても否定できない。
ケツァル・コアトル視点からすればとんだド畜生ゴッドであるが、筋金入りの邪神というわけではない。どの身分の者とも親友になったり、民のために教育機関を設立したり、猥談性相談に積極的にのったりするなど神らしい側面もしっかりと持っている。
- テスカトリポカは創造神であるが、原初の神ではない。原初の神はオメテクトリ(あるいはトナカテクトリ)と呼ばれる神で、彼らは上記の四兄弟を生み出したのち世界の創造を止め、その役目を自らの子供に譲った。その後創造神として新たに世界を創り出したのが、テスカトリポカであるとされる。
- 名前は「煙を吐く鏡」という意味。ナワトル語で鏡を意味する「テスカトル(tezcatl)」と煙を意味する「ポカ(poca)」が組み合わさった名称で、綴りは「Tezcatlipoca」。この「鏡」とは我々が日常的に使用するそれではなく、アステカ文明の宗教儀式で重宝された黒曜石を指す。特に黒曜石製のナイフ(メス)は非常に切れ味が良く、生贄の儀式において心臓を取り出す際に用いられた。育成の際に異様な量を要求されるのも納得である。
- その性質は強者であれば王や戦士だろうと、奴隷や罪人だろうと守護するという弱肉強食の体現者。その本質的な強さという基準には社会秩序は適用されず、結果的に不和と戦争を招く事となる。
さらに厄介なことに全知全能な上に自由で気まぐれという恐ろしい主神ではある…が意外と約束は必ず守ってくれたりする。こういった、自由気ままな行動が世界に混乱も恩恵も齎す彼の性質から、アステカ神話上のトリックスター(善と悪、破壊と再生、賢者と愚者などの対立する二要素を両立して持ち、物語を動かす存在)として扱われることもある。
戦士としての側面も強く、武器無しでの戦いに勝つことが出来ればどのような無茶な願いでも叶えてくれるが、負ければ生贄として美味しく頂かれることとなる。
- 「戦いと克服は自然界に最低限存在する闘争と受難であり、存在するのが当たり前である」という思想を持つ。
軍神であるため好戦的かつ暴力的、逆らうものには漏れなく死をプレゼントする等、残虐な面はどうあっても否定できない。
ケツァル・コアトル視点からすればとんだド畜生ゴッドであるが、筋金入りの邪神というわけではない。
どの身分の者とも親友になったり、民のために教育機関を設立したり、猥談性相談に積極的にのったりするなど神らしい側面もしっかりと持っている。
もっとも上述の思想から、水不足にあえぐ民にそのまま水を与えず嵐に変えて与えるスタンスを取るのだが。
- 赤、青、白、黒の4兄弟神について他の神性に置き換えた場合、赤神は穀物神「シペ・トテック」、青神は戦神「ウィツィロポチトリ」、白神は前述の通り「ケツァル・コアトル」となり、黒神が専らテスカトリポカと呼ばれることとなる。
- ちなみにテスカトリポカの趣味は七面鳥のコスプレ。
- 専らライバル扱いされるテスカトリポカとケツァル・コアトルのアステカ最高神コンビだが、創世神話にはこの二柱が協力して世界を創り上げたとされるものもある。
- この神話によれば、創世前の世界には彼ら二柱と海、そしてシパクトリと呼ばれる大地の怪物にしてワニの女神が存在するだけだった。世界には大地が必要と考えた二柱は、協力してシパクトリを捕らえようと試みる。その方法は、まずテスカトリポカが右足を囮にしてシパクトリを惹き付け、その隙をついたケツァル・コアトルがシパクトリを捕える、というものだった。見事成功した二柱はシパクトリの身体を使って大地を創り出し、そうして創世は成ったのだという。
- この時テスカトリポカは右足を失ったため、代わりに黒曜石の義足を使うこととなった。第二再臨で表現されている黒曜石の右足がそれである。
- 赤、青、白、黒の4兄弟神について他の神性に置き換えた場合、赤神は穀物神「シペ・トテック」、青神は戦神「ウィツィロポチトリ」、白神は前述の通り「ケツァル・コアトル」となり、黒神が専らテスカトリポカと呼ばれることとなる。
- プレイアブルサーヴァントのテスカトリポカは「黒のテスカトリポカ」とされている。
ちなみにテスカトリポカの趣味は七面鳥のコスプレ。…という言説が広まっているが、正確な翻訳では無いとの指摘もある。
- アステカ神話体系の中心と呼べる最有力の神格であるゆえに、その神性や役割も多岐に渡る。強大な神格の一側面ごとに別名があるため、マテリアルに記載されている「モヨコヤニ(全能者)」「イルウィカワ・トラルティクパケ(天と地の所有者)」を筆頭に、「イパルネモアニ(我らを生かしている者)」「ティトラカワン(我らは彼の奴隷)」「ネコク・ヤオトル(両方の敵)」など数多くの異名を持つ。
- ジャガーの神であり、テスカトリポカに仕えるジャガーの戦士団を擁している。
つまりジャガーマン藤村の親分
- ちなみにジャガーマンからは「テスカん」という愛称で呼ばれている。
イベント「バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン」では、テスカトリポカ秘蔵のカカオの実をジャガーマンが無断で持ち出していたらしい……
イベント「バレンタイン2018 ~繁栄のチョコレートガーデンズ・オブ・バレンタイン」では、テスカトリポカ秘蔵のカカオの実をジャガーマンが無断で持ち出していたらしい……。
- 注意点として、テスカトリポカは「ジャガーの戦士たちを配下に置く神」ではあるが、本人(神)はジャガーではない。ライバルであるケツァル・コアトルと同じ蛇神である。
アステカ神話にはナワルという信仰がある。これはトナル(精霊)を宿した神や人間は、その力を引き出すことで本来の姿とは別の姿へと変身することが可能である、という考え方(わかりやすく言うとスタンドとかペルソナみたいなもの)。
この信仰においてテスカトリポカのトナルはジャガーであるとされていた。これはジャガーがアステカにおいて最も恐れられ、同時に崇められた獣であるため、同じく最も有力な神であったテスカトリポカと結び付けられたのだと考えられている。だからテスカトリポカはジャガーに変身できるし、ジャガーの戦士たちを従えているが、本人は別にジャガーではないのである。
- 『FGO material』ではゲーム中の登場前から言及されている。
+
| | テスカトリポカの祭祀※グロ描写
|
- アステカ太陽暦(シウポワリ)は20日からなる18の月と無名の5日(ネモンテミと呼ばれる凶日)からなり、テスカトリポカの祭祀は5月のトシュカトル(Toxcatl)に行われた。
- テスカトリポカの祭祀においてまず行われることは、他部族との戦で得た捕虜の中から、最も美しく、肉体的にも優れた青年を選び出すことである。この青年はテスカトリポカの化身とされ、テスカトリポカとして相応しい振る舞いを教育された上で、一年の間神そのものとして行動することを許された。八人の従者を引き連れ、豪奢な宝石を身にまとい、この世の快楽全てを与えられ、どのような傍若無人も許される。青年が道を通る際には、人々は頭を垂れて崇めた。
- やがて一年が経ち祭祀の日が残り一週間まで近付くと、青年はテスカトリポカの配偶神である四女神の化身とされる女性四人と結婚し、大いに贅沢を尽くす。そして迎える祭祀当日には、自らテスカトリポカを祀る神殿の階段を上り、その頂上で神官の手によって生きながらに心臓を取り出された。儀式の直後に次の化身となる青年が選ばれ、彼もまた一年間テスカトリポカとして過ごすこととなる。この繰り返しがテスカトリポカの祭祀である。
- 生贄の心臓は太陽への捧げものだが、体の残りの部分は神聖なものとして、トウモロコシなどの食材とともに煮込んだ上で食べられたという。アステカでは制度としてカニバリズムが認められており、上流階級にしか許されない神聖な行いであった。テスカトリポカの祭祀もその一例である。
- LB4での「死は喰うもの。生は捧げられるもの。」というテスカトリポカの発言はこういった信仰を背景にしたものだと思われる。
|
|
- 『Fate/Grand Order material』にて、ゲーム内での登場前から言及されていた。
- ケツァル・コアトルからは案の定嫌われまくっており、「どこだろうといつだろうと最低最悪の神霊」「クソ蜘蛛ヤロウ」「叩き潰したくなるくらい汚らわしい」とのこと。
- 一方で「最低の姿で現れた」「近代文明に染まりきっている」とも言及されている。
- “山の翁”の項目にある伏せ字七文字の人物は、「煙る鏡」と呼ばれていることや、名前の文字数からテスカトリポカを指している模様。
曰く「殺す為に殺す。死ぬ為に生きる」ことを信仰しており、論じるに能わずとのこと。
- 一方で「最低の姿で現れた」「近代文明に染まっている」とも言及されている。
「最低の姿」は恐らく、アステカ帝国を滅ぼした侵略者を彷彿とさせる色白の肌と金髪碧眼のこと。「近代文明」に関しては言わずもがな。とは言え、どちらも近代文明にどっぷりハマり人間の真似事で一喜一憂しているあたり、似たもの同士に見えなくもない。
- イベントシナリオ内でのセリフでもしばしば名前が出されていた。曰く「クソ醜悪陰湿邪神(2017夏イベ)」「性悪野郎(2018クリスマス)」。
- そして遂に彼女からマイルームで言及されたかと思いきや、「いつかは来るとは思っていた」「悪い神ではないが、主人公が悪の道に入らないか心配」「だからといってラテンスタイルは(先に披露されて悔しいけど)見せるつもりはない」と、諦めと時間の経過があった為か態度は軟化している。
- “山の翁”の項目にある伏せ字七文字の人物は、「煙る鏡」と呼ばれていることや、名前の文字数からテスカトリポカを指していた模様。
曰く「殺す為に殺す。死ぬ為に生きる」ことがそちらの信仰であるのなら論じるに能わずとのこと。
アステカのROLAND
- デイビット・ゼム・ヴォイドのサーヴァントとしてのテスカトリポカは、人間の身体を依り代にした擬似サーヴァントと言及されている。クリプター側のサーヴァントとしては、初にして唯一の疑似サーヴァント。
ローランド
+
| | 台詞ネタ
|
- デイビット・ゼム・ヴォイドのサーヴァントとしてのテスカトリポカは、冠位の霊基でありながら人間の身体を依り代にした疑似サーヴァントと言及されている。
クリプター側のサーヴァントとしては、初にして唯一の疑似サーヴァント。
- シナリオ内で依り代となっている身体はテスカトリポカが現界するために自身で作り出した人間であることが明かされている。
- 本人(神)曰く、「現代のテスカトリポカに相応しい姿」として作られた身体。しかしその外見全てが現代風かと言えばそうでもなく、第一再臨時に首からぶら下げているネックレス状のアクセサリーは、メソアメリカの人々が残したコデックス・『ボルジア絵文書』に描かれたテスカトリポカ神が身に付けているのと全く同じ装飾品で、彼の神性を象徴する『鏡』であると思われる。
- これまでマシュのみの個性だった、『今を生きる人類属性持ちのFGOオリジナルキャラ』まさかの二人目。
- なお擬似サーヴァントとしては唯一、ヒト科ではなかったりする。完全な人間ではなく、エルキドゥのような神造知性体の一種なのかもしれない。
- ちなみにマヤ神話の人類創造譚になぞらえると素材は神の肉である可能性が高い。
ククルカンには内緒だよ
クソエイム。銃の腕の悪さを指摘されると傷付くらしい。銃は辞めておけ 銃を使うとか、ダサいデ~ス!
- Artsのバトルモーションでは5発撃って1発しか当たっておらず、最終的に斧で切りつけている。
エネミーに接近して至近距離から頑張って撃つモーションもいくつかある。
そもそも構え方がかなり雑なのでそりゃ当たらない。
- クソエイムの一因と揶揄されるのが改造ハンドガンの銃剣……というか銃斧。
ただでさえ当たらないのにポン付けした斧で照準器が見えず重心バランスが悪化、さらに近接攻撃の衝撃もバレルがモロに受けていると思われるので……
- 銃についているのが斧なのは、戦闘時に名前を呼ぶカウィール神の象徴(斧)を表している可能性がある。
もう一つの象徴は煙管なのだが最近ヨーロッパ人が喫煙にうるさいから……
- 銃の素体はエングレービングの文字からワルサーP38と想定されるが(粗製濫造の多かった後期ロットかどうかは不明)、上記の通り戦略的優位性をかなぐり捨てたようなカスタムのせいでまともな銃器としての運用は望めない。代わりと言っては何だが自在に宙を舞って敵を切り裂き、天から稲妻を呼ぶ事ができる…が、恐らくこれらはテスカトリポカ自身の超能力によるもの。
- ちなみに担当声優の三上哲氏は過去に『メタルギアソリッドⅤ ファントムペイン』にてリボルバーの名手である壮年期のリボルバー・オセロットを担当している。そのオセロットは若かりし頃(メタルギアソリッド3の頃。声優はケイネスを担当する山崎たくみ氏)からマカロニ・ウェスタン好きであり、鑑賞彫刻つきのシングルアクションアーミーを主人公にからかわれたこともあった。
宝具は骸骨ロボ
- 後に原画担当の田島先生が発行した同人誌にて、骸骨ロボは三臨の初期案である事が判明した。
いっそそのまま採用されてほしかったが残念。
+
| | 台詞ネタ +クリックで展開
|
- アクション
- テスカトル(Tezcatl)
「鏡」。鏡はテスカトリポカの象徴でもある。
- チェカトル(checatl)
風の神などと翻訳するものもあるが、不明。「エエカトル(ehecatl)」の読み間違い説もある。
- シペ・トテック(Xipe Totec)
「生皮を剥がれた者」の意味。農耕神であり、生贄の皮を剥ぐ儀式をすることで、豊作を約束する。テスカトリポカ、ケツァル・コアトル、ウィツィロポチトリらと同様に、創造神オメテオトルから生まれたとされ、また赤のテスカトリポカと同一視された。眼病に利益があるとされる。
- キアウィトル(Quiahuitl)
「雨」。本来はトラロックの管理する「雨の太陽」を指す。
- テテオカン(Teteocan)
アステカ神話では「死に方によって」行き先が決まっており、戦いで死んだ者(出産で死んだ女性含む)や生贄になった者、子供の死者は、13ある天界のうち12番目テテオカンに行く。
そこには東西南北それぞれに四つの領域があり、戦死者と生贄は東、出産で死んだ女性は西、子供の死者は南の領域と割り振られている。
- FGOにおいて、テテオカンの北はミクトランパという領域。
- セノーテ(Cenote)
その語源はユカテコ語の「ゾノト(dzonot:聖なる泉)」と言われている。
ユカタン半島に点在する、陥没した穴に地下水が溜まった泉。
泉の透明度の高さと、水中鍾乳石群が見られることから絶景スポットとしても人気。
- 宝具詠唱
- エエカトル
- エエカトル(Ehecatl)
「風」。または風の神エエカトル(ケツァルコアトルの別側面ともされる)。
- ヨワリ・エエカトル
- ヨワリ・エエカトル(Yohualli Ehecatl)
「夜の風」。テスカトリポカの別名のひとつ。
- ティトラカン
- ティトラカワン(Titlacauan)
「我らは彼の奴隷」。テスカトリポカの別名のひとつ。この「彼」とはテスカトリポカのこと、つまり「テスカトリポカは我らの主人」というニュアンス。
- トラル
「大地」。
- テペヨロトル
- トナル(Tonal)
神や人々の内に宿るとされる精霊のこと。トナルという語自体は「昼」や「日」を意味する。
テスカトリポカの絆礼装では「霊獣」という訳を付けられている。
トナルの力を呼び起こすことで神や人は動物や自然現象などの姿に変身できるとされ、テスカトリポカ自身もトナルの力でジャガーの姿に変身するとされる。
- テペヨロトル(Tepeyollotl)
「山の心臓」。夜の九王の八番目、ジャガーの神で、テスカトリポカの分身と言われたり、同一視されたりする。
- ヤヤウキ・テスカトリポカ
- ヤヤウキ・テスカトリポカ(Yayauhqui Tezcatlipoca)
「黒のテスカトリポカ」。
本当に改めて自己紹介してる神。
- マイルーム
- オセロメー(Ocelomeh)
ジャガーの戦士。
- トヒル(Tohil)
キチェ族の守護神、生贄を求める神であり、その名は「黒曜石」を意味すると言われている。
- カウィール(Kʼawiil、またはKauil)
マヤ神話における稲妻の神。その象徴は煙管、または戦斧と言われている。額にある黒曜石の鏡から煙、または斧が出ている。反り上がった長鼻をしていて、鱗を持ち、片脚は蛇になっている。
アタック9の「カーウィル」もこれか。
+
| | 第三段階でのセリフ
|
- 宝具
- ナウイ・オセロトル(Nahui Ocelotl)
アステカ神話では5回世界が創造され、太陽が生まれ変わるとされた。
ナウイ・オセロトルは第一の太陽。
テスカトリポカが支配しており、巨人が暮らしていた。ケツァル・コアトルにより太陽の座を奪われたテスカトリポカはジャガーに変身し、巨人たちを絶滅させた。
- シバルバー(Xibalba)
マヤ神話における冥界。
アステカ神話における冥界ミクトランと同一視されることも多い。
- アトル(Atl)は「水」。
キアウィトル、エエカトルと合わせて、上記の5つの太陽に関連した単語。
- 第二の太陽ナウイ・エエカトル。
第三の太陽ナウイ・キアウィトル。
第四の太陽ナウイ・アトル。
詠唱では現在(=第五の太陽ナウイ・オリン)からアトル→キアウィトル→エエカトル、と順番を遡り、第一の太陽を呼んでいると思われる。
- ミクトランパ(Mictlampa)
永遠の静寂と休息と暗黒の場所。
FGOにおいてはテテオカンの北にあるとされる。
ミクトランテクトリ、ミクトランシワトル夫婦が支配しているが、最終的決定権はテスカトリポカが持つという。
ミクトランパに関する資料は少ないため詳しいことは分かっておらず、謎の多い領域である(ミクトランという名がついている通り、原典では天界ではなく冥界の一部であるらしい)。FGOではここでカカオの栽培を行っているらしく、ジャガーマンはこの地からブツを銀蠅していた模様。
- 宝具名を「ファーストサン・シバルバー」と改名した割に、あまり言わない(6つある宝具セリフのうち1つだけ)。
|
- プロフィール
- モヨコヤニ(Moyocoyani)
「全能者」の意。直訳すると「自らを産みだした者」となる。テスカトリポカ自身は原初の創造神オメテオトル(Ometeotl)の息子ではあるが、父神と同じく創造の権能を持つと考えられた。
- イルウィカワ・トラルティクパケ(Ilhuicahua Tlalticpaque)
「天と地の所有者」の意。闘争は様々な形をとって挑んでくる。何者も逃れることはできない。
|
+
| | Lostbelt No.7ネタバレ注意 +クリックで展開
|
- 実は“山の翁”から冠位を引き継いだ二代目グランドアサシンであることがマイルームの会話にて判明する。
本来のクラスはルーラー、またはバーサーカーとのこと。
- ルーラークラスのテスカトリポカはデイビット・ゼム・ヴォイドのサーヴァントとして登場。
バーサーカークラスについてはとある人物が戦った思しきグランドバーサーカーとして登場している。
- ネモ宛てボイスで「青年のお前さんとは知り合い」と言っているのは、おそらくFGOACで大人ネモと複合して顕現したグランドライダー「ノア」のこと。
所謂「グラ友」つながりか。
- 3臨時の姿は顔面の上半分が黒くなっているが、これは赤のテスカトリポカと同一視される農耕神シペ・トテック(「生皮を剥がれた者」の意)の要素が発現したものと思われる。
- 「心臓と生皮、どちらかしか選べない」という台詞は黒のテスカトリポカへの捧げ物と赤のテスカトリポカ(シペ・トテック)への捧げ物が違うことが由来。
- 本編シナリオとマテリアルにおいて、「これと言った理由もなく『黒』『赤』『青』の三方向にコロコロと人格が変化する」という
傍迷惑な特性が明かされる。
- 人間で言う多重人格のようなものだろうか。LB7クリア後の召喚時には「オレはテスカトリポカ。色々あるが黒い方のな」と自己紹介することから、どうやら基本人格は『黒』であるようだ。『白』の人格が存在しないのは、『白』担当のケツァル・コアトルとは同一視されたくないから、らしい。
- 余談だが、キャラデザ担当の田島昭宇氏が作画を担当した漫画に『多重人格探偵サイコ』という作品がある。氏の高い画力から繰り出される緻密でグロテスクな描写で有名。恐ろしいまでの軽さで人が残酷に死ぬため、キャラデザから興味を持ったグロ耐性の無い人は気をつけよう。
- 「まあ座れよ。」
実は言ってないセリフ(厳密には正確ではない)。
+
| | +クリックで展開
|
「ん……? なんだ、新入りか。 ずいぶんと軽装だが……どこの時代の人間だ? まあいい、ここに来たのならお仲間だ。 座れよ。疲れているんだろう?」 (第2部第7章第2節より)
|
語感が良いのかシチュエーションがどことなく「タイガー道場」を連想させるためか、早速ネットミーム化しつつある。
|
- 竹箒日記2023/11/29更新分にて、ミニ情報が公開されている。
+
| | テスカトリポカ ミニ情報 +クリックで展開
|
・テスカの最終再臨
絶望的な戦いの後。夜はあけ、日が昇り始めている。
敵陣営は撃退したものの、主人公は心臓に弾を受け瀕死に、
テスカトリポカも霊基消滅寸前の瑕を受け、あとは息絶えるだけ。
その上で今まで通り、のんびり話をして送り出すテスカトリポカ。
……というシーンをイメージしています、とアクターさんに告げたところ、バッチリのものが返ってきたのである。
・夏イベのテスカトリ看板
あの看板、最初はオセロトルのバトルキャラを4体ならべてそれっぽく、と指定したんだけど、ラセングルさんのスタッフが「描きたいっっ!」といってくれてああなったんだ。
ラセングルスタッフ、順調に道を踏み外している。
|
+
| | イベントでの活躍
|
- バレンタインイベント
「何者だ。不法侵入者か。死ね。」
出会うや否やイベントバトル勃発…ではないが、ネコマン遭遇は心臓に悪いのでやめてください神サマ。
意外にもチョコは気持ちよく受け取ってくれる。
気合いの入った返礼で応えてくれようとするが、2日後…。
全てを失ったテスカトリポカだが、マスターの特別に、特別で返してくれるのだった。
|
- 担当声優の三上哲氏は『Fate/Samurai Remnant』で土御門泰広を演じている。
- 特定のサーヴァント所持時にマイルームに特殊会話が追加されるが、霊基再臨段階によってそれぞれ相手が異なる。
|
幕間の物語
- 開放条件:クエストクリア、霊基再臨×?回、絆Lv?
- 開放条件:未実装
+
| | +クリックで展開
|
推奨Lv | ? | 場所 | : |
---|
| AP | ? | 周回数 | 2 | クリア報酬 | 聖晶石×1 |
---|
絆P | ??? | EXP | ??? | QP | ??? |
---|
| 進行度 ■□ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
| 備考 |
---|
| | 進行度 ■■ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
---|
|
|