GⅠレース/かしわ記念 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2023-12-17 (日) 01:05:10)
- 2 (2024-05-26 (日) 22:04:46)
歴史
かしわ記念は、千葉県競馬組合が船橋競馬場で施行する地方競馬の重賞競走(ダートグレード競走、JpnⅠ)である。
農林水産大臣が賞を提供しており、正式名称は「農林水産大臣賞典 かしわ記念」と表記される。
競走名の「かしわ」は、船橋競馬場の前身で柏市に1952年まで所在していた柏競馬場を表している。
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「かしわ記念」という競走は1978年に準重賞として1800mで創始されていたが、第1回千葉県営競馬が柏競馬場で行われたことを記念し、1989年に重賞競走として改めて創設された。
これに伴い準重賞であったほうの競走は廃止となったため、「準重賞から重賞への格上げ」とする向きもあるが、回次は引き継がれずに1989年が第1回開催とされている。
1995年に南関東地区のグレード制施行により、G2に格付けされる。
1996年には中央・地方全国指定交流競走に指定を受け、距離を1600mに変更。
1997年にダートグレード競走の統一GⅢに格付けされ、この頃から中央開催の春のダートGⅠ・フェブラリーステークスからの出走馬も増えて、中央・地方の一流馬による高レベルな争いが繰り広げられるようになる。
2002年には南関東グレードのG1、ダートグレードの統一GⅡにそれぞれ格上げされ、2005年には統一GⅠに、2007年に格付け表記を「JpnⅠ」に変更、南関東グレードは表記を省略されるようになった。
2016年に中央競馬所属馬の出走枠が1頭増えて6頭に、それにともない地方競馬所属馬の出走枠が8頭となる。
実施されたのがゴールデンウィーク中だったこともあって、2019年から現在に至り売得金額の売上レコードを更新し続けており、「今最もアツい地方競馬」ともされる。
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時期 | タイトル | レース場 | バ場 | 距離 | 根幹 | 向き | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シ ニ ア | 5月前半 | かしわ記念 | 船橋 | ダート | マイル1600 | 〇 | 左 |
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競技場
舞台となる船橋1600mは、ホームストレッチからスタートして馬場を1周するコース設定で、スタートから1コーナーまでの距離が約250m。
船橋競馬はコーナーの入りが緩やかで内外に高低差がついたスパイラルカーブが採用されており、スピードを落とさず直線に入ることができるため、地方競馬の中では速い時計が出やすいコースと言える。
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歴代優勝馬
回数 | 開催年 | 競走名 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム |
第1回 | 1989 | かしわ記念 | 1800m | イシノラッキー | 牝5 | 船橋 | 1:52.5 |
第2回 | 1990 | フジノダンサー | 牝4 | 船橋 | 1:54.8 | ||
第3回 | 1991 | パワーディクター | 牡4 | 船橋 | 1:54.7 | ||
第4回 | 1992 | スーパージョーク | 牡6 | 船橋 | 1:55.7 | ||
第5回 | 1993 | トキノクンショウ | 牡4 | 大井 | 1:53.4 | ||
第6回 | 1994 | ヤマジュンオー | 牡5 | 大井 | 1:53.7 | ||
第7回 | 1995 | ヤマノセイコー | 牡5 | 船橋 | 1:53.0 | ||
第8回 | 1996 | 1600m | ヒカリルーファス | 牡4 | 大井 | 1:39.4 | |
第9回 | 1997 | バトルライン | 牡4 | JRA | 1:37.9 | ||
第10回 | 1998 | アブクマポーロ | 牡6 | 船橋 | 1:35.4 | ||
第11回 | 1999 | サプライズパワー | 牡5 | 船橋 | 1:39.5 | ||
第12回 | 2000 | ビーマイナカヤマ | 牡6 | JRA | 1:40.8 | ||
第13回 | 2001 | タマモストロング | 牡6 | JRA | 1:38.1 | ||
第14回 | 2002 | トーシンブリザード | 牡4 | 船橋 | 1:36.5 | ||
第15回 | 2003 | スターリングローズ | 牡6 | JRA | 1:38.2 | ||
第16回 | 2004 | ナイキアディライト | 牡4 | 船橋 | 1:39.7 | ||
第17回 | 2005 | ストロングブラッド | 牡6 | JRA | 1:37.9 | ||
第18回 | 2006 | アジュディミツオー | 牡6 | 船橋 | 1:38.6 | ||
第19回 | 2007 | ブルーコンコルド | 牡7 | JRA | 1:37.4 | ||
第20回 | 2008 | ボンネビルレコード | 牡6 | JRA | 1:37.6 | ||
第21回 | 2009 | エスポワールシチー | 牡4 | JRA | 1:35.9 | ||
第22回 | 2010 | エスポワールシチー | 牡5 | JRA | 1:36.8 | ||
第23回 | 2011 | フリオーソ | 牡7 | 船橋 | 1:38.2 | ||
第24回 | 2012 | エスポワールシチー | 牡7 | JRA | 1:36.5 | ||
第25回 | 2013 | ホッコータルマエ | 牡4 | JRA | 1:37.8 | ||
第26回 | 2014 | コパノリッキー | 牡4 | JRA | 1:39.2 | ||
第27回 | 2015 | ワンダーアキュート | 牡9 | JRA | 1:37.4 | ||
第28回 | 2016 | コパノリッキー | 牡6 | JRA | 1:39.2 | ||
第29回 | 2017 | コパノリッキー | 牡7 | JRA | 1:39.9 | ||
第30回 | 2018 | ゴールドドリーム | 牡5 | JRA | 1:39.2 | ||
第31回 | 2019 | ゴールドドリーム | 牡6 | JRA | 1:40.2 | ||
第32回 | 2020 | ワイドファラオ | 牡4 | JRA | 1:38.6 | ||
第33回 | 2021 | カジノフォンテン | 牡5 | 船橋 | 1:39.3 | ||
第34回 | 2022 | ショウナンナデシコ | 牝5 | JRA | 1:38.9 | ||
第35回 | 2023 | メイショウハリオ | 牡6 | JRA | 1:39.3 |