ダイワルージュ

Last-modified: Thu, 20 Oct 2022 23:44:45 JST (551d)
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ダイワスカーレットの半姉

ダイワルージュは、父にサンデーサイレンス、母にスカーレットブーケを持つ、ダイワメジャーの全姉、ダイワスカーレットの半姉である。

2000年に美浦トレーニングセンターの上原博之厩舎に所属。北村宏司を鞍上に福島競馬場の新馬戦の芝1200m戦を9馬身差で圧勝。

続いて新潟3歳ステークス(現・新潟2歳ステークス。この年は新潟競馬場の改修工事の為、中山競馬場の芝1200mで施行)も快勝。

暮れの阪神3歳牝馬ステークス(現・阪神ジュベナイルフィリーズ)はテイエムオーシャンに2馬身差で敗退したが、2001年のクラシック路線の有力馬に数えられる存在になった。

 

翌2001年は桜花賞を目指し、前哨戦のアネモネステークスを勝つ。そして本番の桜花賞へと駒を進めるが、圧倒的1番人気に押されたテイエムオーシャンの前に3着と敗退。

引き続き優駿牝馬へと駒を進めるが、距離不適正もあって13着と大敗。秋の秋華賞はステップレースを使わず、鞍上も柴田善臣へと乗り代わって仕切り直しの一戦となったが、9着と敗退。

続くキャピタルステークスは2着となるが、阪神牝馬ステークスは7着と敗退。以後勝ち星を上げることなく、2003年の4月のレースを最後に引退して繁殖牝馬となった。

 

繋がる細い糸

2003年・2004年とダイワテキサスを種付けされるも死産と不受胎で、初仔を出したのは2006年になってからであった。

ブライアンズタイムとの間に初仔ダイワバーガンディを産み、さらに2007年からはジャングルポケットとの間に3頭の産駒に恵まれた。

2010年にジャングルポケットとの仔を死産し、ダイワルージュも死去したと伝えられた。

2012年福島記念をダイワファルコンが優勝し、産駒の重賞初制覇。

ブライアンズタイムとの初仔ダイワバーガンディと、ジャングルポケットとの二番仔ダイワエタニティーは共に繁殖牝馬として活躍している。

 

血統関係

スカーレットブーケ(牝 1988 父:ノーザンテースト)

ダイワルージュ(牝 1998 父:サンデーサイレンス)

ダイワメジャー(牡 2001 父:サンデーサイレンス)

ダイワスカーレット(牝 2004 父:アグネスタキオン)