トウショウボーイ のバックアップ(No.2)


ミスターシービーサクラホクトオーダイイチルビーの父

トウショウボーイは、父にテスコボーイ、母にソシアルバターフライを持つ日本の競走馬・種牡馬である。

1976年には同期のテンポイント、グリーングラスとともに「TTG時代」を作り、卓越したスピードを顕しながら首を低く下げた姿勢の走法は見た目にあまり速く見えないことから「まるで脚とは別に翼がついているようだ」ということで「天馬」との異名を称された。

後世の競走馬の驚異的な末脚を表す際に「まるで翼が生えたようだった」と表現することがあるのは、暗に「トウショウボーイを彷彿とさせる加速力だった」ことを指すことがあるのだとか。

 

1977年には同様に特徴的な走法で「スーパーカー」の異名を取った一つ下の世代であるマルゼンスキーを交えた「三強対決」が大きく話題を呼ぶが、すれ違いが続いた末に終ぞ対決が実現することはなかった。

 

主な産駒として前述のミスターシービーダイイチルビーなどが挙げられるほか、マチカネフクキタルの母・アテナトウショウや、ワンダーパフュームの母・ラブリースターも当馬の産駒である。