ダンジグ のバックアップ(No.2)
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- ダンジグ へ行く。
- 1 (2023-02-12 (日) 10:24:18)
- 2 (2023-02-13 (月) 05:10:39)
- 3 (2023-02-13 (月) 16:13:18)
- 4 (2023-02-14 (火) 03:28:58)
- 5 (2023-02-16 (木) 02:13:13)
- 6 (2023-02-18 (土) 16:39:08)
- 7 (2023-02-19 (日) 07:00:43)
- 8 (2023-02-19 (日) 22:28:35)
- 9 (2023-02-22 (水) 02:49:42)
- 10 (2023-02-23 (木) 17:16:46)
- 11 (2023-02-26 (日) 04:27:30)
- 12 (2023-02-26 (日) 08:02:36)
- 13 (2023-03-24 (金) 21:23:35)
デインヒル・ビコーペガサスの父
ダンジグ(Danzig)はアメリカの競走馬・種牡馬である。
大種牡馬・ノーザンダンサー(Northern Dancer)の後継種牡馬の一頭であり、1991年から1993年までの3年間北米のリーディングサイアーとなった。
ダンジグ本体は日本に輸入されていないため、「Danzig」の読み方は「ダンジグ」以外にも「ダンツィヒ」や「ダンシグ」など様々で、特に定められていない。
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ダンジグはデビュー以前より膝に剥離骨折の症状が見られていたが、デビュー戦を8馬身半と大差で圧勝した後、膝にボルトを入れて剥離した部分を固定する手術を行い、11ヵ月の長期休養を挟みつつ、2戦目も7馬身の大差で圧勝。
その2週間後の3戦目も5馬身以上の差をつけて圧勝し、まさに「圧巻」の走りを見せた。
クラシックでの活躍も期待されていたが、その後X線検査により膝の亀裂が大きくなっていることが確認され、「もう一度走らせたら命を落とす」と警告を受けたことで引退となった。
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引退後はケンタッキー州クレイボーンファームで種牡馬となるが、ニューヨークの一般競走しか走ってこなかったダンジグはほぼ無名であった。
しかし知名度とは裏腹に、初年度産駒からアメリカ最優秀2歳牡馬となったチーフズクラウン(Chief's Crown)、アーリントンワシントンラッシーステークス(G1)勝ち馬コントラダンス(Contredance)、ハリウッドフューチュリティ(G1)勝ち馬ステファンズオデッセイ(Stephan's Odyssey)といったG1馬を多数出す成功を収める。
さらに2年目の産駒にはベルモントステークス勝ち馬ダンジグコネクション(Danzig Connection)を出すなど、幅広い距離での適性があることを証明した。
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グリーンデザート(Green Desert)やデインヒル(Danehill)など後継の種牡馬もまた成功し、2016年頃にはノーザンダンサー系のおよそ半数がダンジグ以降の父系に支配されており、これらの父系は総称して「ダンジグ系」と呼ばれている。
ダンジグが北米リーディングサイアーとなった90年初頭は、イギリス・アイルランド・フランスのリーディングサイアーにサドラーズウェルズ(Sadler's Wells)が鎮座していたほか、日本ではノーザンテーストが82年から10年以上となるリーディングサイアーとなっており、主要産国のトップサイアーをノーザンダンサー系が占めていたことになる。
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ウマ娘として登場している中では、ビコーペガサスが彼の産駒であり、前述のファインモーションの父デインヒルも同様である。
またニシノフラワーの母デュプリシト(Duplicit)や、グラスワンダーの母アメリフローラ(Ameriflora)などもダンジグ産駒である。
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血統関係
パドノム(Pas de Nom 牝 1968 父:アドミラルズヴォヤージ(Admiral's Voyage))
└ダンジグ(Danzig 牡 1977 父:ノーザンダンサー(Northern Dancer))
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