GⅠレース/ジャパンダートダービー のバックアップ(No.1)


歴史

ジャパンダートダービーは、1999年大井競馬場ダート2000mの4歳定量統一グレード競走として創設、格付けは統一GⅠ・南関東G1。

1996年に創設されたユニコーンステークス・ダービーグランプリ・スーパーダートダービーの3競走で形成される「4歳ダート三冠」はいずれも秋季開催のものであったことから、「春にも4歳のダートチャンピオン決定戦を」という意見もあり、スーパーダートダービーをスーパーチャンピオンシップと改名の上、4歳ダート三冠から撤退および南関東交流競走に降格、入れ替わりで本競走を後進競走として春季に新設した。

従って、新設年よりユニコーンステークス・ダービーグランプリと共に「3歳ダート三冠」を形成していたが、2007年の開催を最後にダービーグランプリが休止となり、「3歳ダート三冠」の呼称も廃止となっている。

また、羽田盃・東京ダービーと共に「南関東3歳三冠」に数えられる本競走だが、この2レースはウマ娘プリティダービーには登場していないため、「南関東3歳三冠」の二つ名も獲得はできない。

2001年に馬齢表記の国際基準への変更に伴い、出走条件を「4歳」から「3歳」に変更。

2007年、国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnⅠに変更。南関東グレード(G1)は併記しないことになった。

2009年、2016年にそれぞれ中央競馬所属馬の出走枠を1頭増員。

時期タイトルレース場バ場距離根幹向き
7月前半ジャパンダートダービー大井ダート中距離2000

競技場

大井競馬場・ダート2000m。

東京ダービーや東京大賞典などが行われるチャンピオンディスタンス。

右回りの外回りコースを使用。

外回りコースの4コーナー出口からスタートし、コースを一周強する。

最初の1コーナーまでの距離は約500m。

コーナー自体は小回りで、最後の直線は386mと地方最長。

歴代優勝馬

回数施行年競走名競技場距離優勝馬性齢タイム
第1回1999ジャパンダートダービー大井2000mオリオンザサンクス牡42:06.9
第2回2000マイネルコンバット牡42:06.4
第3回2001トーシンブリザード牡32:05.8
第4回2002ゴールドアリュール牡32:04.1
第5回2003ビッグウルフ牡32:04.9
第6回2004カフェオリンポス牡32:04.5
第7回2005カネヒキリ牡32:04.9
第8回2006フレンドシップ牡32:06.1
第9回2007フリオーソ牡32:02.9
第10回2008サクセスブロッケン牡32:04.5
第11回2009テスタマッタ牡32:04.5
第12回2010マグニフィカ牡32:05.2
第13回2011グレープブランデー牡32:04.9
第14回2012ハタノヴァンクール牡32:05.3
第15回2013クリソライト牡32:04.8
第16回2014カゼノコ牡32:03.9
第17回2015ノンコノユメ牡32:05.6
第18回2016キョウエイギア牡32:05.7
第19回2017ヒガシウィルウィン牡32:05.8
第20回2018ルヴァンスレーヴ牡32:05.8
第21回2019クリソベリル牡32:06.1
第22回2020ダノンファラオ牡32:05.9
第23回2021キャッスルトップ牡32:05.9