トーセンジョーダン のバックアップ(No.1)
基本データ
[Aurore☆Vacances]トーセンジョーダン | ||||
---|---|---|---|---|
バ場適性 | 芝 A | ダートG | ||
距離適性 | 短距離G | マイルF | 中距離A | 長距離B |
作戦適性 | 逃げ C | 先行 A | 差し A | 追込 G |
トレーニング成長ボーナス | ||||
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
+8% | +8% | +14% |
所有スキル
固有 | GALmem.ふぉーえば♪ | レース中間付近で中団にいると 速度を少し上げ続ける 絶好調なら効果が増える |
初期 | ワンチャンス | レース終盤始めの方で中団以降にいると 加速力がわずかに上がる<中距離> |
初期 | 恐れぬ心 | レース後半に中団にいると 速度がわずかに上がりさらに加速力が ほんのちょっと上がる<作戦・差し> |
初期 | 込み上げる熱 | レース終盤始めの方に中団にいると わずかに前に出る<中距離/長距離> |
覚醒Lv2 | 軽やかステップ | 左右に移動するとき 持久力をわずかに回復する<中距離> |
覚醒Lv3 | 起死回生 | レース終盤始めの方で中団以降にいると 加速力が上がる<中距離> |
進化① | ワンチャンまくったる! | 最終コーナーで中団以降にいると 加速力が上がる、東京レース場なら さらに速度が少し上がる<中距離> |
条件 | 基礎能力[パワー]が800以上になる または <中距離>のスキルを2個以上所持する | |
基礎能力[スピード]が800以上になる または 基礎能力[スタミナ]が600以上になる | ||
覚醒Lv4 | 伏兵〇 | 4番人気以下のレースで 能力を少し発揮しやすい |
覚醒Lv5 | 大胆不敵 | レース後半に中団にいると速度が上がり さらに加速力がちょっと上がる <作戦・差し> |
進化② | あたししか勝たん! | 最終コーナーで中団だと速度が上がる 東京レース場の中距離レースならさらに 加速力がわずかに上がる<作戦・差し> |
条件 | <差し>のスキルを2個以上所持する | |
速度が上がるスキルを3個以上所持する | ||
加速力が上がるスキルを2個以上所持する | ||
進化②’ | あたしサイコーじゃん! | レース終盤始めの方で中団にいると すごく前に出る、東京レース場なら ものすごく前に出る<差し・中距離> |
条件 | 育成イベント「手に取る『かわいい』は少し重たくて」で メジロライアンのオキニを見つけにいく または 東京レース場で2勝以上する | |
育成ウマ娘とのお出かけを1回以上行う または 友人タイプまたはグループタイプとのお出かけを1回以上行う | ||
イベント で獲得 | 差しコーナー〇 | コーナーで速度がわずかに上がる <作戦・差し> |
前のめり | レース中盤に後ろの方にいると 速度がわずかに上がる<中距離> |
出走可能レース
時期 | グレード | タイトル | レース場 | バ場・距離 | 獲得ファン数 | 目標レース | 二つ名レース | スコアボーナス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ジュニア級 6月 | デビュー | ジュニア級 メイクデビュー | 京都 | 芝 2000m(中距離) 右・内 | +700 人 | 出走 | ||
ジュニア級 12月前半 | G1 | 阪神ジュベナイル フィリーズ | 阪神 | 芝 1600m(マイル) 右・外 | +6,500 人 | 浪花節 | ||
朝日杯 フューチュリティ ステークス | +7,000 人 | |||||||
ジュニア級 12月後半 | G1 | ホープフル ステークス | 中山 | 芝 2000m(中距離) 右・内 | +7,000 人 | 5着以内 | 年末の覇者 | |
クラシック級 4月前半 | G1 | 皐月賞 | 中山 | 芝 2000m(中距離) 右・内 | +11,000 人 | 5着以内 | 二冠ウマ娘 三冠ウマ娘 | クラシック三冠 |
クラシック級 5月前半 | G1 | NHKマイルカップ | 東京 | 芝 1600m(マイル) 左 | +10,500 人 | マイルの寵児 変則二冠ウマ娘 | ||
クラシック級 5月後半 | G1 | オークス | 東京 | 芝 2400m(中距離) 左 | +11,000 人 | ダブルティアラ トリプルティアラ | トリプルティアラ | |
日本ダービー | +20,000 人 | 変則二冠ウマ娘 二冠ウマ娘 三冠ウマ娘 | クラシック三冠 | |||||
クラシック級 6月前半 | G1 | 安田記念 | 東京 | 芝 1600m(マイル) 左 | +13,000 人 | マイルの寵児 粗削りのマイル王 スピードスター | 春秋マイル | |
クラシック級 6月後半 | G1 | 宝塚記念 | 阪神 | 芝 2200m(中距離) 右・内 | +15,000 人 | 浪花節 若きトップスタァ 春シニア三冠 | 春秋グランプリ 春シニア三冠 | |
クラシック級 7月前半 | G1 | ジャパン ダートダービー | 大井 | ダート 2000m(中距離)右 | +4,500 人 | 大井の帝王 | ||
クラシック級 9月後半 | G1 | スプリンターズ ステークス | 中山 | 芝 1200m(短距離) 右・外 | +13,000 人 | スピードスター | 春秋スプリント | |
クラシック級 10月前半 | G1 | マイルチャンピオンシップ 南部杯 | 盛岡 | ダート 1600m(マイル) 左 | +6,000 人 | ダートマイルの勇者 | ||
クラシック級 10月後半 | G1 | 天皇賞・秋 | 東京 | 芝 2000m(中距離) 左 | +15,000 人 | 天皇賞春秋制覇 秋シニア三冠 | 天皇賞春秋制覇 秋シニア三冠 | |
秋華賞 | 京都 | 芝 2000m(中距離) 右・内 | +10,000 人 | ダブルティアラ トリプルティアラ | トリプルティアラ | |||
菊花賞 | 芝 3000m(長距離) 右・外 | +12,000 人 | 二冠ウマ娘 三冠ウマ娘 | クラシック三冠 | ||||
クラシック級 11月前半 | G2 | アルゼンチン 共和国杯 | 東京 | 芝 2500m(長距離) 左 | +5,700 人 | 3着以内 | ||
クラシック級 11月後半 | G1 | マイル チャンピオンシップ | 京都 | 芝 1600m(マイル) 右・外 | +11,000 人 | マイルの寵児 スピードスター | 春秋マイル | |
ジャパンカップ | 東京 | 芝 2400m(中距離) 左 | +30,000 人 | 秋シニア三冠 | 秋シニア三冠 | |||
クラシック級 12月前半 | G1 | チャンピオンズカップ | 中京 | ダート 1600m(マイル)左 | +10,000 人 | 春秋ダート | ||
クラシック級 12月後半 | G1 | 有馬記念 | 中山 | 芝 2500m(長距離) 右・内 | +30,000 人 | 出走 | 年末の覇者 秋シニア三冠 | 春秋グランプリ 秋シニア三冠 |
シニア級 2月前半 | G1 | 川崎記念 | 川崎 | ダート 2100m(中距離)左 | +6,000 人 | 川崎の鉄人 | ||
シニア級 2月後半 | G1 | フェブラリー ステークス | 東京 | ダート 1600m(マイル)左 | +10,000 人 | ダートマイルの勇者 | 春秋ダート | |
シニア級 3月後半 | G1 | 大阪杯 | 阪神 | 芝 2000m(中距離) 右・内 | +13,500 人 | 3着以内 | 浪花節 春シニア三冠 | 春シニア三冠 |
シニア級 4月後半 | G1 | 天皇賞・春 | 京都 | 芝 3200m(長距離) 右・外 | +15,000 人 | 3着以内 | 天皇賞春秋制覇 春シニア三冠 | 天皇賞春秋制覇 春シニア三冠 |
シニア級 5月前半 | G1 | ヴィクトリアマイル | 東京 | 芝 1600m(マイル) 左 | +10,500 人 | マイルの寵児 | ||
かしわ記念 | 船橋 | ダート 1600m(マイル)左 | +8,000 人 | |||||
シニア級 6月前半 | G1 | 安田記念 | 東京 | 芝 1600m(マイル) 左 | +13,000 人 | マイルの寵児 スピードスター | 春秋マイル | |
シニア級 6月後半 | G1 | 宝塚記念 | 阪神 | 芝 2200m(中距離) 右・内 | +15,000 人 | 3着以内 | 浪花節 春シニア三冠 | 春秋グランプリ 春シニア三冠 |
シニア級 9月後半 | G1 | スプリンターズ ステークス | 中山 | 芝 1200m(短距離) 右・外 | +13,000 人 | スピードスター | 春秋スプリント | |
シニア級 10月前半 | G1 | マイルチャンピオンシップ 南部杯 | 盛岡 | ダート 1600m(マイル) 左 | +6,600 人 | ダートマイルの勇者 | ||
シニア級 10月後半 | G1 | 天皇賞・秋 | 東京 | 芝 2000m(中距離) 左 | +15,000 人 | 1着 | 天皇賞春秋制覇 秋シニア三冠 | 天皇賞春秋制覇 秋シニア三冠 |
シニア級 11月前半 | G1 | エリザベス女王杯 | 京都 | 芝 2200m(中距離) 右・外 | +10,500 人 | |||
JBC レディスクラシック | 大井 盛岡 川崎 船橋 京都 | ダート マイル | +4,100 人 | 地方の完全女傑 大井の帝王 川崎の鉄人 | ||||
JBCスプリント | ダート 短距離/マイル | +6,000 人 | 大井の帝王 川崎の鉄人 | |||||
JBCクラシック | ダート マイル/中距離 | +8,000 人 | ||||||
シニア級 11月後半 | G1 | マイル チャンピオンシップ | 京都 | 芝 1600m(マイル) 右・外 | +11,000 人 | マイルの寵児 スピードスター | 春秋マイル | |
ジャパンカップ | 東京 | 芝 2400m(中距離) 左 | +30,000 人 | 秋シニア三冠 | 秋シニア三冠 | |||
シニア級 12月前半 | G1 | チャンピオンズカップ | 中京 | ダート 1600m(マイル)左 | +10,000 人 | 春秋ダート | ||
シニア級 12月後半 | G1 | 有馬記念 | 中山 | 芝 2500m(長距離) 右・内 | +30,000 人 | 年末の覇者 秋シニア三冠 | 春秋グランプリ 秋シニア三冠 | |
東京大賞典 | 大井 | ダート 2000m(中距離)右 | +8,000 人 | 大井の帝王 | ||||
EX | EX | URAファイナルズ 予選 | ※出走状況によって変動 | +7,000 人 | 1着 | |||
URAファイナルズ 準決勝 | +10,000 人 | 1着 | ||||||
URAファイナルズ 決勝 | +30,000 人 | 1着 | F・チャンピオン |
br
出走レース統計
レース場 | 距離 | 総獲得ファン数 | |||
---|---|---|---|---|---|
短距離 | 目標のみ | ||||
マイル | |||||
中距離 | |||||
長距離 | |||||
br
専用二つ名
タイトル | 獲得条件 |
---|---|
負けず嫌いのギャル | ジャパンC、天皇賞・春を勝利し、 やる気「絶好調」で天皇賞・秋を二連覇し、 ゴールドシップに3回以上勝利する |
br
主に走るレース場の情報
- 不器用な努力家ウマ娘
トーセンジョーダンは、「自分のやりたいことしかやりたくない、やる気起きない」という”典型的自由人”な性格の持ち主。
本質的には素直で真面目なのだが、気分が乗らないととことん身が入らず、競技者と並行して努めなければならない学生の領分でとに苦労している。
そうした自分自身の「面倒くさい性格」は重々理解しており、それを「快く思わない人」が多いことも承知しているため、言い訳や弁解を怠る傾向がさらに「自身への誤解」と「捻くれぶり」に繋がってしまっていた。 - 恵まれた友人関係
そんなトーセンジョーダンには、多くの友人たちがいる。
同じ「ギャルウマ娘」としてテンアゲパリピなノリが合うメジロパーマーやダイタクヘリオス、何かに付けてはイミフな言動で絡んでくるゴールドシップ、寮では同室で尊敬する先輩でもあるウイニングチケット、そして現役ファッションモデルとしても活躍する、ダチとしてもガチでリスペクトしているゴールドシチー。
彼女たちを基点とした交友関係はさらに広く、意外なところにも顔が利くほどの”有名人”である。 - 実益と課題解決を兼ねた趣味
トーセンジョーダンは「先天的な爪の弱さ」を抱えており、本来はレースに耐えられるような脚ではないと言われるほど。
それでもレースの世界に飛び込んだ彼女の走りを支えているのが、趣味と実益を兼ねた『ネイルコート』である。
彼女が「気分屋」である所以は「ネイルの出来でコンディションが左右される」という他者にはない要因が在るからであり、気持ちや心がどんなに勝利を求めても、爪が割れてしまえば思うように走れなくなってしまうのだ。 - 真正面から向き合って
デビュー戦までは『ネイルコート』やテーピングでどうにか誤魔化せていたが、本格的な競走が始まると、ジョーダンの爪はやはりどうしても持たなくなってしまう。
走る度に裂けて割れ、拇指に食い込み出血する。時には激しい痛みを伴い、彼女の”我慢”も限界だった。
ホープフルSに挑んだ後、隠し誤魔化してきたことで重症化した爪を医師に診てもらい、レースへの出走を危ぶまれるが、「クラシック三冠、皐月賞に出る」と豪語した手前、「やっぱり出ない」とはできない。
これまでも、ジョーダンは選抜レースや模擬レースといった”ここぞ”という場面で、爪の割れが原因で出走を逃してきており、また体面上はそのことを隠してきたことで「さぼり癖がある」だの「本当はビビってる」だのと、勝手な憶測で誹謗を受けてきた。
また同じ言い訳で、今度は「一生に一度だけのチャンス」を棒に振るなんて、もうできないししたくない。 - 吹っ切れた心
そうして決死の思いで挑んだ皐月賞。ジョーダンはどうにか掲示板入りを果たすも、レース終了後には足部から出血を来し、ウイニングライブを前に緊急搬送されることとなったが、どうにか「有言実行」を為し遂げる。
また、皐月賞までに本気で向き合ったことで「もっと走りたい、デカいことしたい」という”欲望”を溢れさせる。足を診てくれた医師もその意志を汲み、半年と2週間、11月までを目途に完治に向けて尽力してくれることに。
クラシック三冠の残り2戦は見送ることになるが、それでも「走り続けたい」という希望を適えるため、医師の協力の許で完治を目指すことに決める。
これにより、皐月賞後からクラシック期の11月まで、トーセンジョーダンには「凸凹ネイル」というバッドスキルが付与される。
土質が固く高速バ場になりやすい「良」のバ場状態が少し苦手となり、レース中のコンディションに影響が出る状態。
そのため、11月までは極力出走を控えることになり、次の目標にはアルゼンチン共和国杯が選ばれた。
とはいえ、「凸凹ネイル」はバッドスキルとしてスキルポイントを使っての克服が可能なため、日本ダービーと菊花賞に続けて挑み、「三冠ウマ娘」となることはできる。 - 一等輝くギャルの星☆
一方で、そんなドラマティカルなトーセンジョーダンの勇ましい姿は世の情勢を大きく変える”きっかけ”と捉えられた。
今期はティアラ路線で活躍するウマ娘が多く、例年に比べると三冠路線は注目度が低かったが、ジョーダンの皐月賞前後でのアクシデントや、トレーニングに真剣に打ち込む姿や決意を秘めた表情を捉えた写真などが話題となり、一躍「ギャルの星」として持ち上げられることに。 - ”最強”が集う有馬記念
アルゼンチン共和国杯でも見事な活躍を見せたジョーダン。レース後には「有馬記念、出っから!」とあっけらかんと宣言し、新たにファンとなったギャルウマ娘たちを沸かせる。
その有馬記念には、ティアラ路線で活躍していたウマ娘や三冠路線を走ったウマ娘、シニア級で活躍しているウマ娘たちが多数終結。”世代最強決定戦”とも呼ばれて大いに盛り上がっていた。
桜花賞とオークスを制し、当年中の海外競走挑戦も期待されたが断念し、年内は国内に集中する運びとなったブエナビスタを始め、父と同じ青葉ローテに挑み、天皇賞・秋ではブエナビスタの2着に付け、ジャパンカップではスタート時にゲートに頭をぶつけるアクシデントから5着となったペルーサ、前走鳴尾記念で1着となったルーラーシップ、NHKマイルCを勝利したダノンシャンティ、前年の覇者で二連覇が掛かるドリームジャーニー、春はドバイ、秋はアメリカと世界を舞台に戦ったレッドディザイアといった錚々たる面々…の親に当たる、スペシャルウィークやゼンノロブロイ、フジキセキやエアグルーヴ、メジロマックイーンやマンハッタンカフェといった総勢が顔を揃える。 - 打ちのめされて
そんなガチヤバい有馬記念で、”住む世界の違い”をまざまざと見せつけられたジョーダン。
これまで、何となく視線を逸らして、よく見ないようにしていた”現実”。自分の「どうしようもない要領の悪さ」が、ここが限界だと突き付けてくる。
これから先、いくら頑張ったって、今日戦ったような相手には勝てっこない。負けて、負けて、負け続ける。
今が「一番輝いていられる」なら、いっそ”今”のままで終わりにしてしまえばいい。そんな自暴自棄な考えに、ジョーダンは支配されそうになっていた。 - バカだから
トーセンジョーダンというウマ娘は、教養がない。自制も利かないし、常識にも疎い。
だからこそ、爪が割れる痛みを押し殺して『皐月賞』に出走できた。
だからこそ、『有馬記念』の錚々たるメンバーを見ても怖気づかなかった。
だからこそ、同じようなバカの目を惹きつけ、心を焚きつけ、夢を魅せつける。
このウマ娘なら、もしかしたら。”常識”を超えたデカいことをしてくれるかもしれない、と。 - バカを超えた最強(バカ)になる!
自分がどうしようもなくバカであることを認め、その自分を受け容れた上で”最強”になることを目指すことにしたトーセンジョーダン。
”分かった振り”を止めて、”分からないということが分かる”ように、バカな自分自身をバカ正直に見つめ直す。
そんな”最強のバカ”を目標に、指針として選んだのは破天荒な言動で知られるゴールドシップ。
言動は破天荒だがレースの実力は本物であり、「バカみたいだがバカみたいに強い」というジョーダンが目指す”理想”に一番近い存在といえた。
シニア級の春では「打倒ゴルシ!」を掲げて、ゴールドシップとの連戦を重ねることとなる。 - バカっ速いのが最強ってこと!
そうして春のシニア三冠をゴールドシップだけを目標に競い抜いたトーセンジョーダン。
バカなりにバカを極め、バカみたいにバカだけを追いかけて。お前はバカのままでいい、もっともっとバカになれと、バカに言われて。
「誰よりも速い」って、教科書に載っちゃうような、歴史に残るバカデカいことがしてみたくなって。
それで目標に掲げたのが、「天皇賞・秋で、歴史に残ること」。そのために必要なスピードを、サクラバクシンオーから愚直に学んだ。
そうしてはじき出された「1分56秒1」という勝ち時計は、2023年にイクイノックスが更新するまで、実に12年もの間保持された「歴史的な大記録」となった。