アイネスフウジン のバックアップの現在との差分(No.2)


※注意※


アイネスフウジンは2021年9月16日現在、まだ育成ウマ娘として実装されていない。

以下の内容は「予想の域」を出ないものであり、確定した情報ではないことを予め断っておく。

また、前情報のリークや解析結果などではない、純粋で個人的な予想・妄想であるということも予断する。

もし当たってたら「やるやん!」ってことで…。

■実装■


2022年5月10日、育成ウマ娘として実装された。

基本データ

アイネスフウジンマイル(A)中距離(A)逃げ(A)
[オールタイム・フィーバー]アイネスフウジン
バ場適性芝  AダートG
距離適性短距離GマイルA中距離A長距離C
作戦適性逃げ A先行 C差し G追込 G
トレーニング成長ボーナス
スピードスタミナパワー 根性  賢さ  
+15%+15%
 
バ場適性芝  AダートG
距離適性短距離GマイルA中距離A長距離C
作戦適性逃げ A先行 C差し G追込 G
トレーニング成長ボーナス
+20%+10%
スピードスタミナパワー 根性  賢さ  
+14%+8%+8%

所有スキル

固有
初期食い下がり最終コーナーで追い抜かれるとわずかに
差し返しやすくなる<中距離>
初期スピードイーターレース中盤に先頭にいると後ろの
速度をわずかに奪う<マイル>
初期遊びはおしまいっ!すぐ後ろにウマ娘が長くいると
速度がわずかに上がる
覚醒Lv2勢い任せ上り坂でわずかに
疲れにくくなる
<作戦・逃げ>
覚醒Lv3勝利への執念最終コーナーで追い抜かれると
差し返しやすくなる<中距離>
覚醒Lv4急ぎ足レース中盤でわずかに
前に行きやすくなる<作戦・逃げ>
覚醒Lv5じゃじゃウマ娘上り坂で疲れにくくなる
<作戦・逃げ>
固有チャージ完了!全速前進!残り300m付近で前の方だと速度を少し
上げる、ちょうど坂を上りきったところ
だった場合はすごく上げる
初期勢い任せ上り坂でわずかに疲れにくくなる
<作戦・逃げ>
初期スリップストリーム前のウマ娘のすぐ後ろに付けると
速度がわずかに上がる
初期気迫を込めてレース中盤に前の方にいると
後ろの速度をほんのわずかに下げ
自分の速度をわずかに上げる<中距離>
覚醒Lv2東京レース場○東京レース場が少し得意になる
覚醒Lv3じゃじゃウマ娘上り坂で疲れにくくなる
<作戦・逃げ>
進化①じゃじゃウマお姉ちゃん上り坂で持久力を回復し
速度がわずかに上がる
<作戦・逃げ>
条件日本ダービーを勝利する
または
作戦「逃げ」で重賞を2勝以上する
速度が上がるスキルを3個以上所持する
覚醒Lv4スピードイーターレース中盤に前の方にいると
後ろの速度をわずかに奪う<マイル>
覚醒Lv5荒ぶる旋風レース中盤に前の方にいると
後ろの速度をわずかに下げ
自分の速度を上げる<中距離>
進化②荒ぶる風神レース中盤に前の方だとしばらくの間
後ろの速度をわずかに下げ
自分の速度を上げる<中距離>
条件基礎能力[根性]が600以上になる
<中距離>のスキルを2個以上所持する
 
固有フレッシュ☆パーラーレース中盤始めの方に前の方にいると
速度を少し上げ続け
おまけに持久力を少し回復する
初期集中力スタートが得意になり
出遅れる時間がわずかに少なくなる
初期逃げコーナー〇コーナーで速度がわずかに上がる
<作戦・逃げ>
初期地固めレース序盤にスキルを多く発動すると
加速力がわずかに上がる
覚醒Lv2逃げのコツ〇良い位置に少しつきやすくなる
<作戦・逃げ>
覚醒Lv3コンセントレーションスタートが得意になり
出遅れる時間が少なくなる
進化①オーダーはバッチリ!スタート時に出遅れる時間が少なくなり
全ての基礎能力がちょっと上がる
条件作戦「逃げ」で重賞を3勝以上する
または
<逃げ>のスキルを4個以上所持する
覚醒Lv4スピードイーターレース中盤に前の方にいると
後ろの速度をわずかに奪う<マイル>
覚醒Lv5陣風円刃コーナーで速度が上がる<作戦・逃げ>
進化②華麗なサーブコーナーで速度が上がり
加速力がわずかに上がる<作戦・逃げ>
条件育成イベント「感謝を込めて、晩餐を」で
アイネスフウジンともう一度2人で出かける約束をする
または
ファン数が150000人以上になる
加速力が上がるスキルを2個以上所持する
イベント
で獲得
粘り腰最終直線で先頭のとき後ろ1バ身以内に
ウマ娘がいると速度が少し上がる
<作戦・逃げ>
スリーセブン残り距離が777mの時に
わずかに元気が出る

出走可能レース

時期グレードタイトルレース場バ場・距離獲得ファン数目標レース二つ名レーススコアボーナス
ジュニア級
6月
デビュージュニア級
メイクデビュー
+700 人出走
ジュニア級
12月前半
G1阪神ジュベナイル
フィリーズ
阪神芝 1600m(マイル)
右・外
+6,500 人浪花節
朝日杯
フューチュリティ
ステークス
+7,000 人5着以内
ジュニア級
6月
デビュージュニア級
メイクデビュー
中山芝 1600m(マイル)
右・外
+700 人出走
ジュニア級
12月前半
G1朝日杯
フューチュリティ
ステークス
阪神芝 1600m(マイル)
右・外
+7,000 人5着以内風神
浪花節
ジュニア級
12月後半
G1ホープフル
ステークス
中山芝 2000m(中距離)
右・内
+7,000 人年末の覇者
クラシック級
4月前半
G1桜花賞阪神芝 1600m(マイル)
右・外
10,500 人マイルの寵児
浪花節
ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
皐月賞中山芝 2000m(中距離)
右・内
11,000 人5着以内二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
5月前半
G1NHKマイルカップ東京芝 1600m(マイル)
+10,500 人マイルの寵児
変則二冠ウマ娘
クラシック級
5月後半
G1オークス東京芝 2400m(中距離)
+11,000 人ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
日本ダービー+20,000 人1着変則二冠ウマ娘
二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
4月前半
G1皐月賞中山芝 2000m(中距離)
右・内
+11,000 人5着以内風神
二冠ウマ娘

三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
5月前半
G1NHKマイルカップ東京芝 1600m(マイル)
+10,500 人マイルの寵児
変則二冠ウマ娘
クラシック級
5月後半
G1日本ダービー東京芝 2400m(中距離)
+20,000 人5着以内風神
変則二冠ウマ娘

二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
6月前半
G1安田記念東京芝 1600m(マイル)
+13,000 人マイルの寵児
粗削りのマイル王
スピードスター
春秋マイル
クラシック級
6月後半
G1宝塚記念阪神芝 2200m(中距離)
右・内
+15,000 人浪花節
若きトップスタァ
春秋グランプリ
クラシック級
7月前半
G1ジャパン
ダートダービー
大井ダート
2000m(中距離)
+4,500 人大井の帝王
クラシック級
9月後半
G1スプリンターズ
ステークス
中山芝 1200m(短距離)
右・外
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
クラシック級
10月後半
G1天皇賞・秋東京芝 2000m(中距離)
+15,000 人天皇賞春秋制覇天皇賞春秋制覇
秋華賞京都芝 2000m(中距離)
右・内
+10,000 人ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
菊花賞芝 3000m(長距離)
右・外
+12,000 人二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
11月前半
G1JBC
レディスクラシック
大井ダート
1800m(マイル)右
+4,100 人大井の帝王
JBCスプリントダート
1200m(短距離)右
+6,000 人
JBCクラシックダート
2000m(中距離)右
+8,000 人
クラシック級
11月後半
G1マイル
チャンピオンシップ
京都芝 1600m(マイル)
右・外
+11,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
クラシック級
12月前半
G1チャンピオンズカップ中京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人春秋ダート
クラシック級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人年末の覇者春秋グランプリ
シニア級
2月後半
G1フェブラリー
ステークス
東京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人春秋ダート
シニア級
3月後半
G1高松宮記念中京芝 1200m(短距離)
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
大阪杯阪神芝 2000m(中距離)
右・内
+13,500 人浪花節
春シニア三冠
春シニア三冠
シニア級
4月後半
G1天皇賞・春京都芝 3200m(長距離)
右・外
+15,000 人天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
シニア級
5月前半
G1ヴィクトリアマイル東京芝 1600m(マイル)

+10,500 人マイルの寵児
シニア級
6月前半
G1安田記念東京芝 1600m(マイル)

+13,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
シニア級
6月後半
G1宝塚記念阪神芝 2200m(中距離)
右・内
+15,000 人浪花節
春シニア三冠
春秋グランプリ
春シニア三冠
帝王賞大井ダート
2000m(中距離)右
+6,000 人大井の帝王
シニア級
9月後半
G1スプリンターズ
ステークス
中山芝 1200m(短距離)
右・外
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
シニア級
10月後半
G1天皇賞・秋東京芝 2000m(中距離)
+15,000 人天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
シニア級
11月前半
G1JBC
レディスクラシック
大井ダート
1800m(マイル)右
+4,100 人大井の帝王
JBCスプリントダート
1200m(短距離)右
+6,000 人
JBCクラシックダート
2000m(中距離)右
+8,000 人
シニア級
11月後半
G1マイル
チャンピオンシップ
京都芝 1600m(マイル)
右・外
+11,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
ジャパンカップ東京芝 2400m(中距離)
+30,000 人秋シニア三冠秋シニア三冠
シニア級
12月前半
G1チャンピオンズカップ中京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人春秋ダート
シニア級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人年末の覇者
秋シニア三冠
春秋グランプリ
秋シニア三冠
東京大賞典大井ダート
2000m(中距離)右
+8,000 人大井の帝王
クラシック級
6月後半
G1宝塚記念阪神芝 2200m(中距離)
右・内
+15,000 人浪花節
若きトップスタァ
春シニア三冠
春秋グランプリ
春シニア三冠
クラシック級
10月後半
G1菊花賞京都芝 3000m(長距離)
右・外
+12,000 人出走二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
11月前半
G1エリザベス女王杯京都芝 2200m(中距離)
右・外
+10,500 人
クラシック級
11月後半
G1マイル
チャンピオンシップ
京都芝 1600m(マイル)
右・外
+11,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
ジャパンカップ東京芝 2400m(中距離)
+30,000 人秋シニア三冠秋シニア三冠
クラシック級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人年末の覇者
秋シニア三冠
春秋グランプリ
秋シニア三冠
シニア級
3月後半
G1大阪杯阪神芝 2000m(中距離)
右・内
+13,500 人3着以内浪花節
春シニア三冠
春シニア三冠
シニア級
4月後半
G1天皇賞・春京都芝 3200m(長距離)
右・外
+15,000 人天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
シニア級
5月前半
G1ヴィクトリアマイル東京芝 1600m(マイル)
+10,500 人マイルの寵児
シニア級
6月前半
G1安田記念東京芝 1600m(マイル)
+13,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
シニア級
6月後半
G1宝塚記念阪神
⇒京都
芝 2200m(中距離)
右・内⇒外
+15,000 人3着以内浪花節
春シニア三冠
春秋グランプリ
春シニア三冠
シニア級
10月後半
G1天皇賞・秋東京芝 2000m(中距離)
+15,000 人3着以内天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
シニア級
11月前半
G1エリザベス女王杯京都芝 2200m(中距離)
右・外
+10,500 人
シニア級
11月後半
G1ジャパンカップ東京芝 2400m(中距離)
+30,000 人1着風神
秋シニア三冠
秋シニア三冠
シニア級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人1着年末の覇者
秋シニア三冠
春秋グランプリ
秋シニア三冠
EXEXURAファイナルズ
予選
※出走状況によって変動+7,000 人1着
URAファイナルズ
準決勝
+10,000 人1着
URAファイナルズ
決勝
+30,000 人1着F・チャンピオン
URAファイナルズ
準決勝
+10,000 人1着
URAファイナルズ
決勝
+30,000 人1着F・チャンピオン
 

出走レース統計

レース場距離総獲得ファン数
短距離目標のみ
マイル
中距離
長距離
中山3短距離0目標のみ
阪神2マイル2
東京3中距離6
京都2長距離2
 

獲得可能な二つ名

専用二つ名

タイトル獲得条件
(専用)
F・チャンピオンURAファイナルズ決勝を勝利する
マイルの寵児桜花賞、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、
マイルCS、安田記念を1番人気で勝利する
二冠ウマ娘皐月賞、日本ダービー、菊花賞のいずれかで2勝する
ダブルティアラ桜花賞、オークス、秋華賞のいずれかで2勝する
スピードスター高松宮記念、スプリンターズS、安田記念、
マイルチャンピオンシップを勝利する
浪花節阪神JFまたは朝日杯FSを勝利し、
大阪杯、桜花賞、宝塚記念を勝利する
変則二冠ウマ娘NHKマイルカップと日本ダービーを勝利する
粗削りのマイル王安田記念(クラシック級)を勝利する
年末の覇者ホープフルステークスを勝利、
有馬記念を二連覇する
若きトップスタァ宝塚記念(クラシック級)を勝利する
大井の帝王大井レース場のG1を4勝する
天皇賞春秋制覇
天皇賞(春)と天皇賞(秋)を勝利する
三冠ウマ娘皐月賞、日本ダービー、菊花賞を勝利する
トリプルティアラ
桜花賞、オークス、秋華賞を勝利する
春シニア三冠ウマ娘
大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念を勝利する
秋シニア三冠ウマ娘
天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念を勝利する
風神作戦「逃げ」で朝日杯FS、皐月賞、日本ダービー、
ジャパンC(シニア級)を勝利し、
基礎能力[スピード]と[根性]がそれぞれ1200以上になる
 

主に走るレース場の情報


  • 東京2400mと相性がいい
    アイネスフウジンの持つ固有スキルは、残り300m付近で丁度坂を上り切る形となる東京競技場と相性の良い性能となっている。

    逆に上りが少ない中山競技場・阪神競技場とは相性が悪く、またゴール前には起伏のない京都競技場も不得手となる。

    残り300m付近ではどの作戦であっても前の方に位置づけることになるため、どのウマ娘に継承しても威力を発揮できる万能スキルだ。

    東京競技場との高い相性を考えると、日本ダービー・オークスはもちろん、NHKマイルカップ・ヴィクトリアマイルや安田記念、天皇賞・秋、ジャパンカップを走ることになるウマ娘におすすめのスキルと言えるだろう。

    東京開催でもダートコースとなるフェブラリーステークスは、坂の出口が200m付近になるためややミスマッチとなる。
  • 有馬記念出走で分岐あり
    クラシック級で有馬記念に出走すると、シニア級で天皇賞・秋を走った後に分岐イベントが発生。

    分岐イベントで有馬記念を選択すると、目標が変わりルートが変更される。

    有馬記念にはメジロライアンメジロマックイーンのほか、オグリキャップがライバルとして登場する。

    アイネスフウジンの長距離適性はCのため、挑戦する場合は長距離因子を継承しよう。

    また、天皇賞・春ではメジロマックイーンとの対決が可能であるため、長距離適性を得られたら挑んでみるのもいいだろう。
  • 特異な誕生経緯
    アイネスフウジンは北海道浦河町の中村牧場にて生を受けた。
    母テスコパールは競走牝馬としての活躍を見込まれていたが、2歳のときに患った下痢がなかなか治癒せず競走馬としての活躍はできなかった。
    一度は獣医師にも「助かる見込みがない」と見捨てられたものの、中村牧場の牧場主・中村吉兵衛は獣医師の反対を押し切って牧場に連れ帰ると、「どうせダメなもんなら、うまいものを食わせて死なせてやりたい」と診療所では制限されていた水や餌を好きなだけ与えた。
    するとテスコパールは見る見る調子を取り戻し、3歳秋には下痢も解消、他の馬と変わりない生活が可能となり、繁殖牝馬として活躍した。
    父となるシーホークは86年当時すでに23歳と高齢であり、シンジケートは解散されていたものの、老後を見守る愛好会の元で小規模ながら種牡馬として活躍していた。
    シーホークと中村牧場はかつてテスコパールの母であるムツミパールが「奇跡の血量」の成立する相手として配合を勧められたが活躍産駒がおらず断った経緯があり、アイネスフウジンやその後の産駒の活躍によってシーホークの種牡馬としての評価が見直されるきっかけを生んだ。
    テスコパールの7番仔として誕生した黒鹿毛の幼駒は幼名を両親から取って「テスコホーク」と名づけられたが、実業家の小林正明に買い取られて加藤厩舎へ移される際、小林の高校生の娘2人により冠名の「アイネス」に風神に由来する「フウジン」を付けて「アイネスフウジン」と命名された。
  • 名は体を表す
    89年9月、中山競馬場の新馬戦にてデビュー。2番人気に推されるも2着の敗れ、続く同条件のレースでも2着と連敗からのスタートを切った。
    3戦目には東京競馬場の未勝利戦に挑み、1と4分の3馬身差をつけて初勝利を挙げた。
    12月には条件戦である葉牡丹賞への出走が予定されたが、主戦騎手を務めた中野栄治騎手の提案により朝日杯3歳ステークス(現・朝日杯フューチュリティステークス)に出走。ハナを逃げるサクラサエズリにぴったりと張り付いて並走し、2頭で先頭を超ハイペースで逃げ、残り150mで失速したサクラサエズリに2馬身半差を付けてGⅠ初勝利を飾った。このときの走破タイム1分34秒4は76年にマルゼンスキーが記録した「不滅の大記録」に並ぶものであり、アイネスフウジンは翌年の最優秀3歳牡馬を受賞した。
  • クラシック戦線へ
    90年、4歳となったアイネスフウジンは2月共同通信杯4歳ステークスから始動。雨となったレースではスタートから先頭に立つとそのまま後続を引き離し3馬身差を付けて勝利した。
    続く弥生賞では荒れた重馬場となり、内を回る得意のレースが発揮できずに4着と敗れた。4月には皐月賞に出走、前走で敗れたメジロライアンと再び見え、1枠2番の好位置からスタートを切るも、直後に左右の他馬と接触する不利を受け十分なスタートダッシュをすることができず、2番手に付いたものの先頭がスローなペースを作り、アイネスフウジンはかかり気味に残り600m付近で飛び出してしまうと、直線で粘り負けハクタイセイにクビ差し切られて2着となった。
    5月、東京優駿に出走。12番枠からスタートすると、内枠の馬らを制してハナを奪い、1000mを59秒8で通過するハイペースを刻み、最後の100mでは外から追い上げてきたメジロライアンを4分の1馬身退けて入線。走破タイム2分25秒3は88年のサクラチヨノオーが記録した東京優駿のレコードタイムを1秒更新する勝利となり、75年優勝のカブラヤオー以来となる逃げ切り勝利であった。
    アイネスフウジンは入線直後に脱力し、他馬が駈歩で向う正面ゲートから退場する中、速歩でスタンド前からの退去を目指した。このときスタンドに残っていた観客たちから大きな「ナカノ・コール」が上がり、これを発端として優勝馬によるウィニングランや勝利騎手をコールで称える文化が生まれ、発走前のファンファーレに合わせて手拍子をする文化なども生まれた。
    表彰式後、アイネスフウジンは左前脚に腫れが見られ、夏以降を療養に当てるも脚部不安が残り続けたため、現役を引退した。
  • シニア戦線を走っていない
    上記のことからも分かるように、アイネスフウジンは日本ダービーを最後に競走馬を引退しており、古馬としてはレースを走っていない。

    そのため「クラシック級後半~シニア級のレース運びをどうするのか」という問題があり、育成シナリオ実装が遅れている要因となっている。

    クラシックライバルとなるメジロライアンの育成シナリオ中においても、シニア戦線中に現役復帰を果たしておらず、応援には来てくれるものの、天皇賞や宝塚記念などのグランプリレースには顔を見せていないため、シニア級のレースメイクができないことから「URAファイナルズへの出走権が得られない」ために「史実に則った要素が強いURAシナリオでは育成実装が難しい」と判断されているものと考えられる。

    今後追加されるであろう新機軸の育成シナリオであれば、「史実外のレースへの出走」が叶うことも考えられるため、新規オリジナルシナリオの実装が待ち望まれる。
 

血統関係


◆父

シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 母:シーニンフ(Sea Nymph))

├パルテニア(Parthenia 牝 1969 母:ティエポリーナ(Tiepolina))

│└パラネト(Paranete 牝 1977 父:キングオブザキャッスル(King of the Castle))

ラザンザーラ(La Zanzara 牝 1970 母:ママオコロ(Mama Ocollo))

├サンビターン(Sunbittern 牝 1970 母:パントゥフル(Pantoufle))

│└ハイホーク(High Hawk 牝 1980 父:シャーリーヘイツ(Shirley Heights))

├パウリスタ(Paulista 牝 1971 母:ペティートマーマイト(Petite Marmite))

├ブルーニ(Bruni 牡 1972 母:ボンバズィン(Bombazine))

├マタホーク(Matahawk 牡 1972 母:キャロマータ(Carromata))

│├ヴァリアントハート(Valiant Heart 牡 1977 母:ラヴィジュリ(La Vigerie))

│├ヌストラン(Neustrien 牡 1979 母:シャイン(Shine))

│└ププシ(Pupsi 牝 1985 母:ポワトヴィン(Poitevine))

│ └ポルレッツァ(Porlezza 牝 1999 父:シシオス(Sicyos))

├クレアヴァロンティン(Claire Valentine 牝 1973 母:ヴノント(Venante))

├シャーパー(Sharper 牡 1973 母:マジックスラスト(Magic Thrust))

├リトルターン(Little Tern 牝 1973 母:ライトオペラ(Light Opera))

│└モイヤー(Moire 牝 1987 父:クレステッドウェイヴ(Crested Wave))

├モンテプリンス(牡 1977 母:モンテオーカン)

├トラストホーク(牡 1978 母:シマ)

├モンテファスト(牡 1978 母:モンテオーカン)

├ベップイチバン(牝 1978 母:トーエイプリンセス)

│└テイエムメガトン(牡 1994 父:スキャン(Scan))

├ウィナーズサークル(牡 1986 母:クリノアイバー)

アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)
 

◆父の父

エルバジェ(Herbager 牡 1956 父:ヴァンデール(Vandale))

├グレイドーン(Grey Dawn 牡 1962 母:ポラミア(Polamia))

│└モーニングフローリック(Morning Frolic 牡 1975 母:タイムリーアフェア(Timely Affair))

│ └バンブーメモリー(牡 1985 母:マドンナバンブー)

├シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 母:シーニンフ(Sea Nymph))

│└アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)

├エンジェルチリ(Angel Chile 牝 1966 母:モンアンジェ(Mon Ange))

│└スイートフランス(Sweet France 牝 1972 父:エクスクルーシヴネイティヴ(Exclusive Native))

│ └アンジュレスイート(牝 1979 父:カーネルシンボリ)

│  └スイトアンジュレ(牝 1985 父:モガミ(Mogami))

│   └シスターミル(牝 1990 父:ミルジョージ(Mill George))

│    └セイウンスカイ(牡 1995 父:シェリフズスター(Sheriff's Star))

├グリーミング(Gleaming 牡 1968 母:エイグリーム(A Gleam))

│└ヒデントレイル(Hidden Trail 牝 1975 母:タバコトレイル(Tobacco Trail))

│ └アイドリームドアドリーム(I Dreamed a Dream 牝 1987 父:ウェルデコレーテッド(Well Decorated))

│  └エアシャカール(牡 1997 父:サンデーサイレンス(Sunday Silence))

├バラード(Ballade 牝 1972 母:ミススワプスコ(Miss Swapsco))

│├グローリアスソング(Glorious Song 牝 1976 父:ヘイロー(Halo))

│|└モーンオブソング(Morn of Song 牝 1988 父:ブラッシンググルーム(Blushing Groom))

│| └ハルーワソング(Halwa Song 牝 1996 父:ヌレイエフ(Nureyev))

│|  └ハルーワスウィート(牝 2001 父:マキャヴェリアン(Machiavellian))

│|   ├ヴィルシーナ(牝 2009 父:ディープインパクト)

│|   ├シュヴァルグラン(牡 2012 父:ハーツクライ)

│|   └ヴィブロス(牝 2013 父:ディープインパクト)

│└デヴィルズバッグ(Devil's Bag 牡 1981 父:ヘイロー(Halo))

│ ├ボニータフランシータ(Bonita Francita 牝 1987 母:レイズザスタンダード(Raise the Standard))

│ |└オルペン(Orpen 牡 1996 父:ルアー(Lure))

│ | └マルペンサ(Malpensa 牝 2006 母:マルセラ(Marsella))

│ |  └サトノダイヤモンド(牡 2013 父:ディープインパクト)

│ └タイキシャトル(Taiki Shuttle 牡 1994 母:ウェルシュマフィン(Welsh Muffin))

└アイウィルフォロー(I Will Follow 牝 1975 母:ウェアユーリード(Where You Lead))

 └レインボウクエスト(Rainbow Quest 牡 1981 父:ブラッシンググルーム(Blushing Groom))

  └サクラローレル(牡 1991 母:ローラローラ(Lola Lola))
 

◆母

テスコパール(牝 1976 母:ムツミパール)

アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))

 └ファストフレンド(牝 1994 母:ザラストワード)
 

◆母の父

テスコボーイ(Tesco Boy 牡 1963 父:プリンスリーギフト(Princely Gift))

トウショウボーイ(牡 1973 母:ソシアルバターフライ(Social Butterfly))

│├ミスターシービー(牡 1980 母:シービークイン)

│├アテナトウショウ(牝 1981 母:グレイトウショウ)

││└マチカネフクキタル(牡 1994 父:クリスタルグリッターズ(Crystal Glitters))

│├サマンサトウショウ(牝 1985 母:マーブルトウショウ)

││└タバサトウショウ(牝 1993 父:ダンシングブレーヴ(Dancing Brave))

││ └スイープトウショウ(牝 2001 父:エンドスウィープ(End Sweep))

│├ダイイチルビー(牝 1987 母:ハギノトップレディ)

│├エナジートウショウ(牝 1987 母:コーニストウショウ)

││└タニノシスター(牝 1993 父:ルション(Rousillon))

││ └ウオッカ(牝 2004 父:タニノギムレット)

├ロッチテスコ(牝 1975 母:スターロッチ)

│└パワフルレディ(牝 1981 父:マルゼンスキー)

│ └ウイニングチケット(牡 1990 父:トニービン(Tony Bin))

├テスコパール(牝 1976 母:ムツミパール)

│└アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))

├イタリアンシチー(牝 1979 母:リンネス)

│└ゴールドシチー(牡 1984 父:ヴァイスリーガル(Viceregal))

├ピアレスレディ(牝 1979 母:イーストサイド)

│└ヒロイン(牝 1991 父:ラッキーソヴリン(Lucky Sovereign))

│ └ハルウララ(牝 1996 父:ニッポーテイオー)

サクラユタカオー(牡 1982 母:アンジェリカ)

 └サクラバクシンオー(牡 1989 母:サクラハゴロモ)

  └シュガーハート(牝 2005 母:オトメゴコロ)

   └キタサンブラック(牡 2012 父:ブラックタイド)
 

◆父の母の父の父・母の母の父の父

ノースマン(Norseman 牡 1940 父:ユミッドウォー(Umidwar))

├フリーマン(Free Man 牡 1948 母:ファンテーヌ(Fantine))

│└シーニンフ(Sea Nymph 牝 1957 母:シースプレー(Sea Spray))

│ └シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 父:エルバジェ(Herbager))

│  └アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)

└モンタヴァル(Montaval 牡 1953 母:バリナッシュ(Ballynash))

 └ムツミパール(牝 1965 母:マサリュウ)

  └テスコパール(牝 1976 父:テスコボーイ(Tesco Boy))

   └アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))
 

◆母の母の父の母の父・母の父の父の父

ナスルーラ(Nasrullah 牡 1940 父:ネアルコ(Nearco))

├バリナッシュ(Ballynash 牝 1946 母:バリーウェルブローク(Ballywellbroke))

│└モンタヴァル(Montaval 牡 1953 父:ノースマン(Norseman))

│ └ムツミパール(牝 1965 母:マサリュウ)

│  └テスコパール(牝 1976 父:テスコボーイ(Tesco Boy))

│   └アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))

└プリンスリーギフト(Princely Gift 牡 1951 母:ブルージェム(Blue Gem))

 └テスコボーイ(Tesco Boy 牡 1963 母:サンコート(Suncourt))

  └テスコパール(牝 1976 母:ムツミパール)

   └アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))
 

◆父の父の母の父の父・父の父の母の母の父

フィルダウシ(Firdaussi 牡 1929 父:ファロス(Pharos))

├エスカミーリョ(Escamillo 牡 1939 母:イシュトリル(Estoril))

│└フラジェット(Flagette 牝 1951 母:フィジェット(Fidgette))

│ └エルバジェ(Herbager 牡 1956 父:ヴァンデール(Vandale))

│  └シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 母:シーニンフ(Sea Nymph))

│   └アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)

└フィジェット(Fidgette 牝 1939 母:ボクスース(Boxeuse))

 └フラジェット(Flagette 牝 1951 父:エスカミーリョ(Escamillo))

  └エルバジェ(Herbager 牡 1956 父:ヴァンデール(Vandale))

   └シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 母:シーニンフ(Sea Nymph))

    └アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)
 

◆父の母の母の父の父・母の父の父の母の父

ブルーピーター(Blue Peter 牡 1936 父:フェアウェイ(Fairway))

├オーシャンスウェル(Ocean Swell 牡 1941 母:ジフィ(Jiffy))

│└シースプレー(Sea Spray 牝 1947 母:ポントゥーン(Pontoon))

│ └シーニンフ(Sea Nymph 牝 1957 父:フリーマン(Free Man))

│  └シーホーク(Sea Hawk 牡 1963 父:エルバジェ(Herbager))

│   └アイネスフウジン(牡 1987 母:テスコパール)

└ブルージェム(Blue Gem 牝 1943 母:スパークル(Sparkle))

 └プリンスリーギフト(Princely Gift 牡 1951 父:ナスルーラ(Nasrullah))

  └テスコボーイ(Tesco Boy 牡 1963 母:サンコート(Suncourt))

   └テスコパール(牝 1976 母:ムツミパール)

    └アイネスフウジン(牡 1987 父:シーホーク(Sea Hawk))