GⅠレース/日本ダービー

Last-modified: Sun, 09 Jul 2023 03:22:59 JST (294d)
Top > GⅠレース > 日本ダービー

歴史

東京優駿は1932年、4歳牡馬・牝馬による「東京優駿大競走」として、目黒競馬場にて創設。

(日本ダービー)」という副称が正式に付くのは1950年からとなるが、創設当時から各メディアでは「日本ダービー」という呼称が使われていた。

施行距離は創設当時から現在まで変わらず芝2400m。

1933年に目黒競馬場が閉鎖され、翌1934年からは府中に新設された東京競馬場での開催に変更。

1938年、名称を「東京優駿競走」に変更。

1944年は能力検定競走として施行され、翌1945年から1946年は太平洋戦争の影響により中止。

1947年から競走を再開し、1948年には一時「優駿競走」の名が使われたが、1950年には再び「東京優駿競走」に戻り、以降は競走名の後に「(日本ダービー)」の副称が付けられる。

1964年には名称を「東京優駿(日本ダービー)」に変更、現在に至る。

1984年にグレード制導入を受け、GⅠに格付け。

1995年には指定交流競走となり地方競馬所属馬が、2001年には外国産馬が出走可能に。

2010年に国際競走に指定され、外国馬の出走が可能になるとともに国際格付けのGⅠに変更。

時期タイトルレース場バ場距離根幹向き
5月後半日本ダービー東京中距離2400
 

台覧競馬

2007年と2014年の東京優駿には当時皇太子であった徳仁親王殿下が東京競馬場に来場し、本競走を台覧された。

 

青葉賞のジンクス

青葉賞を勝利した上で日本ダービーに勝利すると「ジンクスブレイカー」の二つ名が獲得できる。

これは日本ダービーのトライアル競走のうち、青葉賞からの出走馬が終ぞ東京優駿での勝利を逃していることが由来している。

ウマ娘として登場している中ではゼンノロブロイがそれに当たり、ほかにシンボリクリスエスやショウナンラグーン、ワンダフルタウンなどが該当。

 

競技場

東京レース場・芝2400m。

日本ダービーやジャパンCが行われる、中央競馬を代表するコース。

正面スタンド前の直線半ばがスタート地点で、ゴール板を一度通過しコースを1周する。

最初の1コーナーまでの距離は約350m(Aコース時)。直線は525.9m。

基本的にはスローペースからの上がり勝負も、上級条件では総合的な能力が試される。

歴代優勝馬

回数開催年競走名競馬場距離優勝馬性齢タイム
第1回1932東京優駿大競走目黒2400mワカタカ牡42:45 2/5
第2回1933カブトヤマ牡42:41 0/5
第3回1934東京フレーモア牡42:45 2/5
第4回1935ガヴアナー牡42:42 1/5
第5回1936トクマサ牡42:43 1/5
第6回1937ヒサトモ牝42:33 3/5
第7回1938東京優駿競走スゲヌマ牡42:33 2/5
第8回1939クモハタ牡42:36 1/5
第9回1940イエリユウ牡42:34 2/5
第10回1941セントライト牡42:40 1/5
第11回1942ミナミホマレ牡42:33 0/5
第12回1943クリフジ牝42:31 4/5
第13回1944能力検定競走カイソウ牡42:39 1/5
第14回1947東京優駿競走マツミドリ牡42:35 0/5
第15回1948優駿競走ミハルオー牡42:33 2/5
第16回1949タチカゼ牡42:33 4/5
第17回1950東京優駿競走(日本ダービー)クモノハナ牡42:44 2/5
第18回1951トキノミノル牡42:31 1/5
第19回1952クリノハナ牡42:31 4/5
第20回1953ボストニアン牡42:34 3/5
第21回1954ゴールデンウエーブ牡42:34 4/5
第22回1955オートキツ牡42:36 3/5
第23回1956ハクチカラ牡42:36 1/5
第24回1957ヒカルメイジ牡42:31 0/5
第25回1958ダイゴホマレ牡42:31 1/5
第26回1959コマツヒカリ牡42:38 1/5
第27回1960コダマ牡42:30.7
第28回1961ハクシヨウ牡42:30.2
第29回1962フエアーウイン牡42:31.2
第30回1963メイズイ牡42:28.7
第31回1964東京優駿(日本ダービー)シンザン牡42:28.8
第32回1965キーストン牡42:37.5
第33回1966テイトオー牡42:31.1
第34回1967アサデンコウ牡42:30.9
第35回1968タニノハローモア牡42:31.1
第36回1969ダイシンボルガード牡42:35.1
第37回1970タニノムーティエ牡42:30.0
第38回1971ヒカルイマイ牡42:31.6
第39回1972ロングエース牡42:28.6
第40回1973タケホープ牡42:27.8
第41回1974コーネルランサー牡42:27.4
第42回1975カブラヤオー牡42:28.0
第43回1976クライムカイザー牡42:27.6
第44回1977ラッキールーラ牡42:28.7
第45回1978サクラショウリ牡42:27.8
第46回1979カツラノハイセイコ牡42:27.3
第47回1980オペックホース牡42:27.8
第48回1981カツトップエース牡42:28.5
第49回1982バンブーアトラス牡42:26.5
第50回1983ミスターシービー牡42:29.5
第51回1984シンボリルドルフ牡42:29.3
第52回1985シリウスシンボリ牡42:31.0
第53回1986ダイナガリバー牡42:28.9
第54回1987メリーナイス牡42:27.8
第55回1988サクラチヨノオー牡42:26.3
第56回1989ウィナーズサークル牡42:28.8
第57回1990アイネスフウジン牡42:25.3
第58回1991トウカイテイオー牡42:25.9
第59回1992ミホノブルボン牡42:27.8
第60回1993ウイニングチケット牡42:25.5
第61回1994ナリタブライアン牡42:25.7
第62回1995タヤスツヨシ牡42:27.3
第63回1996フサイチコンコルド牡42:26.1
第64回1997サニーブライアン牡42:25.9
第65回1998スペシャルウィーク牡42:25.8
第66回1999アドマイヤベガ牡42:25.3
第67回2000アグネスフライト牡42:26.2
第68回2001ジャングルポケット牡32:27.0
第69回2002タニノギムレット牡32:26.2
第70回2003ネオユニヴァース牡32:28.5
第71回2004キングカメハメハ牡32:23.3
第72回2005ディープインパクト牡32:23.3
第73回2006メイショウサムソン牡32:27.9
第74回2007ウオッカ牝32:24.5
第75回2008ディープスカイ牡32:26.7
第76回2009ロジユニヴァース牡32:33.7
第77回2010エイシンフラッシュ牡32:26.9
第78回2011オルフェーヴル牡32:30.5
第79回2012ディープブリランテ牡32:23.8
第80回2013キズナ牡32:24.3
第81回2014ワンアンドオンリー牡32:24.6
第82回2015ドゥラメンテ牡32:23.2
第83回2016マカヒキ牡32:24.0
第84回2017レイデオロ牡32:26.9
第85回2018ワグネリアン牡32:23.6
第86回2019ロジャーバローズ牡32:22.6
第87回2020コントレイル牡32:24.1
第88回2021シャフリヤール牡32:22.5
第89回2022ドウデュース牡32:21.9
第90回2023タスティエーラ牡32:25.2