クリスタルグリッターズ の変更点
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**マチカネフクキタルの父 [#n92e9ab3] クリスタルグリッターズ(Crystal Glitters)は、アメリカ合衆国生産の競走馬・種牡馬である。 #br 1982年8月10日のタンカルヴィユ賞で、アルフレッド・ジベール騎手騎乗でデビュー。このデビュー戦を勝利で飾る。 9月19日、重賞初挑戦となったサラマンドル賞は3着に敗れたが、10月1日のエクリプス賞で重賞初勝利を挙げた。 #br その後のG2・G3では3着・4着に敗れたが、1983年4月24日のプール・デッサイ・デ・プーラン(フランス2000ギニー)では、クリスタルグリッターズがデビュー戦で負かしたレミグラン(L'Emigrant)の2着となった。 アイリッシュ2000ギニー4着を経て挑んだ6月26日のイスパーン賞で、G1初勝利を果たした。この時の鞍上は主戦騎手のジベールではなく、初コンビのイヴ・サンマルタンだった。 #br 1983年はその後3戦未勝利に終わったが、年明け初戦、1984年3月3日のエドモンブラン賞で勝利を挙げる。 6月24日には、今度はジベールを背にイスパーン賞を優勝。連覇を達成した。 8月26日にはアメリカのバドワイザーミリオンステークス(後のアーリントンミリオンステークス)に挑んだが10着に敗れ、このレースが引退レースとなった。同年、フランスの最優秀古馬に選出された。 #br 競走馬を引退した本馬はまずは仏国で種牡馬入りした。 3年後の1988年に日本中央競馬界に購入されて来日し、翌1989年から日本軽種馬協会静内種馬場で供用された。 この段階では既に仏国でグループ競走の勝ち馬を出していた事もあってか種牡馬人気はまずまずであり、初年度は50頭、2年目は66頭、3年目は65頭、4年目の1992年も65頭の繁殖牝馬を集めた。 この1992年に海外に残してきた産駒の1頭ディアドクターがアーリントンミリオンを勝ちジャパンCでもトウカイテイオーの3着に入る活躍を見せた。そのために5年目の1993年は66頭の繁殖牝馬を集めた。 #br この1993年から日本で輩出した産駒からも活躍馬が出始めたために種牡馬人気は下がらず、6年目は70頭、7年目は76頭、8年目は71頭、9年目は56頭、10年目の1998年は60頭の繁殖牝馬を集めた。 この1998年はマチカネフクキタルが菊花賞を勝った翌年で、アブクマポーロが地方競馬で最も猛威を振るった年だった。 そのために順調にいけばさらなる交配数の増加が見込まれたはずだが、この時期から本馬は病気がちとなった上に受精率が低下してきたため、交配数は抑えられるようになった。 11年目は46頭と交配して受胎したのが10頭、12年目の2000年は13頭と交配したが1頭も受胎しなかった。そのために翌年からは事実上種牡馬引退状態となり、2002年12月に22歳で他界した。 #br 仏国種牡馬ランキングでは1991年の7位が最高だった。全日本種牡馬ランキングでは1997年の7位が最高で、翌1998年にも8位に入っている。この1998年には地方競馬の首位種牡馬も獲得している。 #br 産駒のタイプは様々で、短距離馬、長距離馬、芝馬、ダート馬、早熟馬、晩成馬など多岐に渡ったが、優れた末脚を武器とする中距離馬が多かった。ただし揉まれ弱い産駒が多く、ややムラな一面があった。 一度勢いに乗ると強いが、いったん衰えるとなかなか復活しない傾向もあり、マチカネフクキタルはその典型例だった。母父としてはカルストンライトオを出した。 #br ***血統関係 [#bb9ce2ce] ◆母・子孫 テイルズトゥテル(Tales to Tell 牝 1967 父:ドーナツキング(Donut King)) └%%%クリスタルグリッターズ(Crystal Glitters 牡 1980 父:ブラッシンググルーム(Blushing Groom))%%% ├ローズデクリスタル(Rose de Crystal 牝 1986 母:ローズアボーヴ(Rose Above)) │└オウリエット(Auriette 牝 1992 父:カーリアン(Caerleon)) ├グッドイグザンプル(Good Example 牝 1986 母:ディヴォナ(Divona)) │└コンソーリデイター(Consolidator 牡 2002 父:ストームキャット(Storm Cat)) │ └ラヴコントラクト(Love Contract 牝 2009 母:オプションコントラクト(Option Contract)) │ └ベラソフィア(Bella Sofia 牝 2018 父:オーサムペイトリエ(Awesome Patriot)) ├ディアドクター(Dear Doctor 牡 1987 母:アデルトゥミニョン(Adele Toumignon)) ├ロティナ(Rotina 牝 1988 母:ルドルフィナ(Rudolfina)) │└ベルエセレーブ(Belle Et Celebre 牝 2005 父:パントセレーブ(Peintre Celebre)) ├オオシマルチア(牝 1990 母:オオシマスズラン) │└カルストンライトオ(牡 1998 父:ウォーニング(Warning)) ├アブクマポーロ(牡 1992 母:バンシューウェー) └マチカネフクキタル(牡 1994 母:アテナトウショウ) #br ◆父 ブラッシンググルーム(Blushing Groom 牡 1974 母:ラナウェイブライド(Runaway Bride)) ├ラナウェイグルーム(Runaway Groom 牡 1979 母:ヨニーガール(Yonnie Girl)) │└チェロキーラン(Cherokee Run 牡 1990 母:チェロキーデイム(Cherokee Dame)) │ └マダムチェロキー(牝 2001 母:アンフォイルド(Unfoiled)) │ └ホッコータルマエ(牡 2009 父:キングカメハメハ) ├%%%クリスタルグリッターズ(Crystal Glitters 牡 1980 母:テイルズトゥテル(Tales to Tell))%%% │└マチカネフクキタル(牡 1994 母:アテナトウショウ) ├ヤマニンポリシー(牝 1981 母:ヤマホウユウ) │└ヤマニンゼファー(牡 1988 父:ニホンピロウイナー) ├レインボウクエスト(Rainbow Quest 牡 1981 母:アイウィルフォロー(I Will Follow)) │└サクラローレル(牡 1991 母:ローラローラ(Lola Lola)) ├アルプミープリーズ(Alp Me Please 牝 1981 母:スウィス(Swiss)) │└マヤノトップガン(牡 1992 父:ブライアンズタイム(Brian's Time)) ├ワンスウェド(Once Wed 牝 1984 母:ノウラ(Noura)) │└テイエムオペラオー(牡 1996 父:オペラハウス(Opera House)) ├グルームダンサー(Groom Dancer 牡 1984 母:フェザーヒル(Featherhill)) │└パスートオブラヴ(Pursuit of Love 牡 1989 母:ダンスクエスト(Dance Quest)) │ └ラスト(Lust 牝 1994 母:パト(Pato)) │ └ラジョコンド(La Joconde 牝 1999 父:ヴェットーリ(Vettori)) │ └ジョコンダⅡ(Jioconda 牝 2003 父:ロッシーニ(Rossini)) │ └サトノクラウン(牡 2012 父:マルジュ(Marju)) └モーンオブソング(Morn of Song 牝 1988 母:グローリアスソング(Glorious Song)) └ハルーワソング(Halwa Song 牝 1996 父:ヌレイエフ(Nureyev)) └ハルーワスウィート(牝 2001 父:マキャヴェリアン(Machiavellian)) └シュヴァルグラン(牡 2012 父:ハーツクライ) #br