パシフィカス のバックアップの現在との差分(No.3)


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**ビワハヤヒデ、ナリタブライアンの母 [#hdeef169]

パシフィカス(Pacificus)は、父にノーザンダンサー(Northern Dancer&size(16){)、母にパシフィックプリンセス(};Pacific Princess&size(16){)を持つ、ビワハヤヒデ・ナリタブライアン兄弟の母である。};

&size(16){イギリスで生まれ、11戦を走ったが1着を2回取ったくらいで大した成績ではなかった。};

イギリスのニューマーケットで開かれたディセンバーセールで売りに出されていたときは、ノーザンダンサーの仔で血統も悪くなく8歳と若かったが、パシフィカス自身および産駒の競走成績が芳しくなかったこと、セールの際に無名種牡馬シャルードの仔(のちのビワハヤヒデ)を受胎していたことから、3万1000ギニー(約520万円)の安値で購入された。
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日本へ輸入後にビワハヤヒデ、ナリタブライアンと相次いで活躍馬を輩出し、さらに輩出したビワタケヒデも兄2頭にはおよばなかったものの、ラジオたんぱ賞に勝つなどの活躍を見せた。

そのほかの産駒に、ビワカレン、ビワビーナス、ビワタイテイ、スペリオルパール、ビワパシフィカスがいる。
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1999年5月4日、ビワパシフィカスを産んだ際に子宮破裂を起こして死亡し、土葬された。
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パシフィカスの母であるパシフィックプリンセスは、JRAGI3勝のファレノプシス、'13日本ダービー優勝馬のキズナの母であるキャットクイルを仔に持つ。パシフィカスとは半姉妹であり、パシフィカスから見てファレノプシス、キズナは姪と甥に当たる。

またファレノプシスは父にブライアンズタイムを持つため、同父を持つナリタブライアンとは「4分の3同血(腹違いの兄妹)」という関係になる。
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***血統関係 [#rc691d5b]

パシフィックプリンセス(Pacific Princess 牝 1973 父:ダマスカス(Damascus))

&size(16){├};パシフィカス(Pacificus 牝 1981 父:ノーザンダンサー(Northern Dancer))

│├ビワハヤヒデ(牡 1990 父:シャルード(Sharrood))

&size(16){│};&size(16){└ナリタブライアン(牡 1991 父:ブライアンズタイム(Brian's Time))};

&size(16){└キャットクイル(Catequil 牝 1990 父:ストームキャット(Storm Cat))};

&size(16){ };&size(16){├ファレノプシス(牝 1995 父:ブライアンズタイム(Brian's Time))};

&size(16){ };&size(16){└キズナ(牡 2010 父:ディープインパクト)};