タニノギムレット のバックアップ(No.6)


■登場/実装■

2022年5月5日、ウマ娘として登場することが公式ポータルより発表された。

2022年10月17日、Webアニメ「うまゆる」配信に合わせてサポートカードが実装・配布された。

2023年5月19日、育成ウマ娘として実装。

 

基本データ

[身に纏うケラヴノス]タニノギムレット
バ場適性芝  AダートG
距離適性短距離FマイルA中距離A長距離F
作戦適性逃げ G先行 D差し A追込 A
トレーニング成長ボーナス
スピードスタミナパワー 根性  賢さ  
+30%

所有スキル

固有霹靂のアウフヘーベンレース終盤に後方にいると最終直線で
力を解放し前に出る、東京レース場の
中距離レースならものすごく前に出る
初期直線巧者直線で速度がわずかに上がる
初期仕掛け抜群レース終盤に後方にいると
ラストスパートの最中に
速度をわずかに上げる<作戦・追込>
初期自信家スピードとパワーが十分に強いと
スピードとパワーがわずかに上がる
<マイル/中距離>
覚醒Lv2東京レース場○東京レース場が少し得意になる
覚醒Lv3疾風怒濤レース終盤に後方にいると
ラストスパートの最中に
速度を上げる<作戦・追込>
進化①嵐を呼ぶ破壊神レース終盤に後方にいると
ラストスパートの最中に
速度がすごく上がる<作戦・追込>
条件育成イベント「蛇とオレンジと星」で、
タニノギムレットに作品を破壊させる
または
基礎能力[パワー]が800以上になる
<追込>のスキルを2個以上所持する
覚醒Lv4直線一気ラストスパートの直線で
加速力がわずかに上がる<作戦・追込>
覚醒Lv5雲燕竜変スピードとパワーが十分に強いと
スピードとパワーが上がる
<マイル/中距離>
進化②酔い痴れよ、世界スピードとパワーが十分に強いと
スピードとパワーがすごく上がる
<マイル/中距離>
条件NHKマイルC、日本ダービーを勝利する
または
ファン数が150000人以上になる
<マイル>のスキルを2個以上所持する
または
<中距離>のスキルを2個以上所持する

出走可能レース

時期グレードタイトルレース場バ場・距離獲得ファン数目標レース二つ名レーススコアボーナス
ジュニア級
6月
デビュージュニア級
メイクデビュー
札幌芝 1500m(マイル)
+700 人出走
ジュニア級
12月前半
G1阪神ジュベナイル
フィリーズ
阪神芝 1600m(マイル)
右・外
+6,500 人浪花節
朝日杯
フューチュリティ
ステークス
+7,000 人
ジュニア級
12月後半
G1ホープフル
ステークス
中山芝 2000m(中距離)
右・内
+7,000 人年末の覇者
全日本
ジュニア優駿
川崎ダート
1600m(マイル)
+4,200 人ダートマイルの勇者
川崎の鉄人
クラシック級
1月前半
G3シンザン記念京都芝 1600m(マイル)
右・外
+3,800 人5着以内
クラシック級
4月前半
G1桜花賞阪神芝 1600m(マイル)
右・外
+10,500 人マイルの寵児
浪花節
ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
皐月賞中山芝 2000m(中距離)
右・内
+11,000 人5着以内二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
5月前半
G1NHKマイルカップ東京芝 1600m(マイル)
+10,500 人5着以内マイルの寵児
変則二冠ウマ娘
クラシック級
5月後半
G1オークス東京芝 2400m(中距離)
+11,000 人ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
日本ダービー+20,000 人5着以内変則二冠ウマ娘
二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
6月前半
G1安田記念東京芝 1600m(マイル)
+13,000 人※出走制限マイルの寵児
粗削りのマイル王
スピードスター
春秋マイル
クラシック級
6月後半
G1宝塚記念阪神芝 2200m(中距離)
右・内
+15,000 人浪花節
若きトップスタァ
春シニア三冠
春秋グランプリ
春シニア三冠
クラシック級
7月前半
G1ジャパン
ダートダービー
大井ダート
2000m(中距離)右
+4,500 人大井の帝王
クラシック級
9月後半
G2神戸新聞杯阪神芝 2400m(中距離)
右・外
+5,400 人3着以内
G1スプリンターズ
ステークス
中山芝 1200m(短距離)
右・外
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
クラシック級
10月前半
G1マイルチャンピオンシップ
南部杯
盛岡ダート
1600m(マイル)
+6,000 人ダートマイルの勇者
クラシック級
10月後半
G1天皇賞・秋東京
中山
芝 2000m(中距離)
左⇒右・内
+15,000 人3着以内天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
秋華賞京都芝 2000m(中距離)
右・内
+10,000 人ダブルティアラ
トリプルティアラ
トリプルティアラ
菊花賞芝 3000m(長距離)
右・外
+12,000 人二冠ウマ娘
三冠ウマ娘
クラシック三冠
クラシック級
11月前半
G1エリザベス女王杯京都芝 2200m(中距離)
右・外
+10,500 人
JBC
レディスクラシック
大井
盛岡
川崎
船橋
京都
ダート
マイル
+4,100 人地方の完全女傑
大井の帝王
川崎の鉄人
JBCスプリントダート
短距離/マイル
+6,000 人大井の帝王
川崎の鉄人
JBCクラシックダート
マイル/中距離
+8,000 人
クラシック級
11月後半
G1マイル
チャンピオンシップ
京都芝 1600m(マイル)
右・外
+11,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
ジャパンカップ東京芝 2400m(中距離)
+30,000 人秋シニア三冠秋シニア三冠
クラシック級
12月前半
G1チャンピオンズカップ中京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人春秋ダート
クラシック級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人年末の覇者
秋シニア三冠
春秋グランプリ
秋シニア三冠
東京大賞典大井ダート
2000m(中距離)右
+8,000 人大井の帝王
シニア級
2月前半
G1川崎記念川崎ダート
2100m(中距離)左
+6,000 人川崎の鉄人
シニア級
2月後半
G1フェブラリー
ステークス
東京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人ダートマイルの勇者春秋ダート
シニア級
3月後半
G1高松宮記念中京芝 1200m(短距離)
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
大阪杯阪神芝 2000m(中距離)
右・内
+13,500 人浪花節
春シニア三冠
春シニア三冠
シニア級
4月後半
G1天皇賞・春京都芝 3200m(長距離)
右・外
+15,000 人天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
天皇賞春秋制覇
春シニア三冠
シニア級
5月前半
G1ヴィクトリアマイル東京芝 1600m(マイル)
+10,500 人マイルの寵児
かしわ記念船橋ダート
1600m(マイル)左
+8,000 人
シニア級
6月前半
G1安田記念東京芝 1600m(マイル)
+13,000 人1着マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
シニア級
6月後半
G1宝塚記念阪神芝 2200m(中距離)
右・内
+15,000 人3着以内浪花節
春シニア三冠
春秋グランプリ
春シニア三冠
帝王賞大井ダート
2000m(中距離)右
+6,000 人大井の帝王
シニア級
9月後半
G1スプリンターズ
ステークス
中山芝 1200m(短距離)
右・外
+13,000 人スピードスター春秋スプリント
シニア級
10月前半
G1マイルチャンピオンシップ
南部杯
盛岡ダート
1600m(マイル)
+6,600 人ダートマイルの勇者
シニア級
10月後半
G1天皇賞・秋東京芝 2000m(中距離)
+15,000 人1着天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
天皇賞春秋制覇
秋シニア三冠
シニア級
11月前半
G1エリザベス女王杯京都芝 2200m(中距離)
右・外
+10,500 人
JBC
レディスクラシック
大井
盛岡
川崎
船橋
京都
ダート
マイル
+4,100 人地方の完全女傑
大井の帝王
川崎の鉄人
JBCスプリントダート
短距離/マイル
+6,000 人大井の帝王
川崎の鉄人
JBCクラシックダート
マイル/中距離
+8,000 人
シニア級
11月後半
G1マイル
チャンピオンシップ
京都芝 1600m(マイル)
右・外
+11,000 人マイルの寵児
スピードスター
春秋マイル
ジャパンカップ東京芝 2400m(中距離)
+30,000 人1着秋シニア三冠秋シニア三冠
シニア級
12月前半
G1チャンピオンズカップ中京ダート
1600m(マイル)左
+10,000 人春秋ダート
シニア級
12月後半
G1有馬記念中山芝 2500m(長距離)
右・内
+30,000 人年末の覇者
秋シニア三冠
春秋グランプリ
秋シニア三冠
東京大賞典大井ダート
2000m(中距離)右
+8,000 人大井の帝王
EXEXURAファイナルズ
予選
※出走状況によって変動+7,000 人1着
URAファイナルズ
準決勝
+10,000 人1着
URAファイナルズ
決勝
+30,000 人1着F・チャンピオン
 

出走レース統計

レース場距離総獲得ファン数
短距離目標のみ
マイル
中距離
長距離
 

専用二つ名

タイトル獲得条件
耽美系破壊神作戦「追込」かつ無敗で
皐月賞、NHKマイルC、日本ダービーを勝利し、
基礎能力[パワー]が1200以上になる
 

主に走るレース場の情報


  • 東京レース場・中距離に最適化
    タニノギムレットの固有スキルは東京開催の中距離レースで特に力を発揮する内容となっている。
    G1で言うと其即ち日本ダービーと天皇賞・秋、ジャパンカップだが、クラシック級中に挑む天皇賞・秋は開催地が中山に変更されている。
    中山は東京と比べ、最終直線が短いのが特徴。取るべき作戦が追込となるタニノギムレットにはかなりアウェーな戦場となる。
  • クラシック級6月は出走を制限
    皐月賞からNHKマイルC、そして日本ダービーへ向かう『MCローテ』を完遂したタニノギムレットだが、結果としてその左脚に”爆弾”を抱えることとなる。
    一時は引退を宣言し、表舞台から身を引くような素振りも見せたが、タニノギムレットはシニア級までの療養と復帰に向けて動き出す。
    従って、クラシック級6月は療養のため、レースへの出走が制限される。
  • シンボリクリスエスとの連戦
    復帰レースとなる神戸新聞杯、そして天皇賞・秋ではシンボリクリスエスとの勝負となる。
    シンボリクリスエスは<差し>であるため、「徹底マーク○」を使うのであればこちらも<差し>で出走しよう。
    一方、中距離レースということもありサイレンススズカアイネスフウジンなど、快速自慢の<逃げ>ウマ娘も多く出走するため、隊列が間延びしやすい。
    終盤まで後方に控え続けることは難しく、またパワーが伸びやすいタニノギムレットはやや掛かり気味な早仕掛けの展開となるため、スタミナや賢さを上げて対策としたい。

実馬としてのタニノギムレットは・・・

ウオッカの父

タニノギムレットは、父にブライアンズタイム、母にタニノクリスタルを持つウオッカの父である。

2002年の第69回東京優駿(日本ダービー)優勝馬。馬主の谷水雄三は、かつてタニノハローモア、タニノムーティエで東京優駿を勝った谷水信夫の子息で、親子二代での東京優駿馬オーナーとなった。

 

ギムレットはジンベースのショートドリンクタイプのカクテルのことで、ジンにライム・ジュースを混ぜて飲むスタイルを指す。

カントリー牧場オーナーの谷水信夫が所有する馬は名前に「タニノ」という冠名を持つことで知られ、後を継いだ谷水雄三もその形式を継承している。

仔「ウオッカ」の名付けに至っては、父タニノギムレットの「ギムレット」がジンベースであることから「ジン」を初めに考案したが、いかにも語呂が悪いとして自ら却下。代わりにジンと同じくらいの度数である「ウオッカ」を採用。さらに谷水は、ウオッカがギムレットよりもアルコール度数が高いことに因み「タニノギムレットよりも強くなってほしい」という願いを付け加え、「水で割らずにストレートの方が度数が高い」と説明して冠名「タニノ」を用いなかったとされる。

 

競走実績

2歳8月に札幌競馬場でデビュー。2着したものの軽度の骨折が判明し、初勝利は12月の未勝利戦で2着に7馬身差をつけての圧勝を見せる。

3歳からは武豊を鞍上に迎え、確実に伸びる末脚を武器に、シンザン記念、アーリントンC、スプリングSと重賞3連勝。

皐月賞では負傷の武豊に代わって四位洋文を鞍上に2.6倍の1番人気に推されるも、最終コーナーで一番外を大きく回るコースロスが響いてしまい、直線に入ってからほとんどの馬を抜き去る豪脚を見せるが、前の2頭を交わすことはできず3着に敗れた。

このときの四位の荒い騎乗について、明らかな騎乗ミスであったとされることが多く、解説者も「タニノギムレットは1頭だけ100メートル余分に走っていた」と語った。

NHKマイルCには復帰した武豊を鞍上に迎えて出走。単勝1.5倍の1番人気に推された。いつもの通りの後方待機から直線に向くも、テレグノシスの斜行により進路をふさがれる不利があり、進路を左右に変えながら追い上げたが、そのテレグノシスの3着に敗れた。テレグノシスの二度に渡る斜行で審議時間は20分以上にも及んだが、結局テレグノシスに降着など処分はなく、武豊は珍しくテレグノシス鞍上の勝浦正樹に対して激怒したという。

日本ダービーでは馬場の真ん中を通ってシンボリクリスエスゴールドアリュールアドマイヤドン、ノーリーズン以下に快勝した。

 

東京優駿後は栗東で調整されたのち、北海道浦河町の吉澤ステーブルに移動して調教を積まれた。

秋シーズンに向けて8月25日に栗東へ帰厩し、以降も順調に調整が進んでいたが、9月1日の調教後に脚が熱を持ったため検査が行われたところ、左前浅屈腱炎を発症していたことが判明し、全治6か月と診断されたため、秋シーズンの出走が不可能となった。

その後谷水と松田ら関係者が協議を行った結果、復帰への道程が険しいことや生産地の期待が高いことを受けて現役を引退することが決まった。種牡馬となってからの2003年8月24日に札幌競馬場で引退式が行われた。

 

引退後

産駒は2006年から走り始め、初年度産駒のウオッカが第58回阪神ジュベナイルフィリーズを制して産駒の初GI勝ちを収め、さらに翌2007年には自身と同じ「2枠3番」で64年ぶりの牝馬の東京優駿優勝を達成するなど、好調な出足を見せた。

ウオッカとの父仔東京優駿制覇は史上5組目であり、父-娘の関係では史上初となる。

ウオッカをはじめとする初年度産駒が活躍したこともあり、同年は240頭に種付けを行った。この種付け頭数は当年の国内2位であった。なおウオッカは2008年、2009年と2年連続でJRA賞年度代表馬に輝き、2011年には顕彰馬に選出された。

 

一方、ウオッカ以外の産駒はというと、2012年 - 2013年の福島牝馬ステークスを連覇したオールザットジャズや、東京新聞杯を勝利したブラックスピネルなど、重賞勝利馬は出たもののG1を勝つ馬が出ず、トップランカーとはいかなかった。