GⅠレース/菊花賞

Last-modified: Sat, 28 Oct 2023 02:00:23 JST (183d)
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歴史

菊花賞は、イギリスの「セントレジャー」を範とし、1938年に「京都農林省賞典 四歳呼馬」の名称で創設。

京都競馬場・芝3000mは創設から現在まで変更されていない。

1943年に戦時統制経済の強化のため軽工業・民需生産関係部門と農林省が統合されて農商省が新設されたため、名称を「京都農商省賞典 四歳呼馬」に変更。

1944年には「能力検定競走 長距離特殊競走」として施行されたが、全馬がコースを間違えたため不成立となり、記録には残されていない。

1945年は太平洋戦争戦時下のため開催を中止。

1946年からは農商省が解体・農林省が再編されたため、名称を「農林省賞典 四歳馬」に変更して再開。

1948年には「菊花賞」の名称に変更され、現在に至る。

1984年のグレード制導入に伴いGⅠに格付け。

1995年指定交流競走に指定、地方競馬所属馬が出走可能になる。

2001年には馬齢表記の国際基準化に伴い、出走条件を「3歳牡馬・牝馬」に変更。併せて混合競走に指定され、外国産馬が出走可能となる。

2010年国際GⅠ競走に指定され、外国調教馬・外国産馬が出走可能となる。

時期タイトルレース場バ場距離根幹向き
10月後半菊花賞京都長距離3000右・外
 

競技場

京都競馬場・芝3000m。菊花賞と万葉Sが行われるコースで、外回りコースを1周半強走る。

3コーナー手前の上り坂途中がスタート地点で、最初のコーナーまでは208m。

コーナーを6回回るため、内をロスなく立ち回れる馬が有利。

また、3~4コーナーに設けられた高低差4.3mの坂を2回通るため、スタミナや折り合いも不可欠。

最後の直線は404m(Aコース時)。

歴代優勝馬

回数施行年競走名競馬場距離優勝馬性齢タイム
第1回1938京都農林省賞典四歳呼馬京都3000mテツモン牡43:16 0/5
第2回1939マルタケ牡43:22 0/5
第3回1940テツザクラ牡43:17 3/5
第4回1941セントライト牡43:22 3/5
第5回1942ハヤタケ牡43:16 3/5
第6回1943京都農商省賞典四歳呼馬クリフジ牝43:19 3/5
第7回1946農林省賞典四歳馬アヅマライ牡43:26 4/5
第8回1947ブラウニー牝43:16 0/5
第9回1948菊花賞ニユーフオード牡43:13 3/5
第10回1949トサミドリ牡43:14 3/5
第11回1950ハイレコード牡43:09 1/5
第12回1951トラツクオー牡43:11 1/5
第13回1952セントオー牡43:10 1/5
第14回1953ハクリヨウ牡43:09 1/5
第15回1954ダイナナホウシユウ牡43:09 1/5
第16回1955メイヂヒカリ牡43:09 1/5
第17回1956キタノオー牡43:09 3/5
第18回1957ラプソデー牡43:16 0/5
第19回1958コマヒカリ牡43:10 0/5
第20回1959ハククラマ牡43:07.7
第21回1960キタノオーザ牡43:15.1
第22回1961アズマテンラン牡43:15.4
第23回1962ヒロキミ牡43:10.7
第24回1963グレートヨルカ牡43:09.5
第25回1964シンザン牡43:13.8
第26回1965ダイコーター牡43:13.4
第27回1966ナスノコトブキ牡43:08.5
第28回1967ニツトエイト牡43:14.5
第29回1968アサカオー牡43:09.0
第30回1969アカネテンリュウ牡43:15.3
第31回1970ダテテンリュウ牡43:10.4
第32回1971ニホンピロムーテー牡43:13.6
第33回1972イシノヒカル牡43:11.6
第34回1973タケホープ牡43:14.2
第35回1974キタノカチドキ牡43:11.9
第36回1975コクサイプリンス牡43:11.1
第37回1976グリーングラス牡43:09.9
第38回1977プレストウコウ牡43:07.6
第39回1978インターグシケン牡43:06.2
第40回1979阪神ハシハーミット牡43:07.5
第41回1980京都ノースガスト牡43:06.1
第42回1981ミナガワマンナ牡43:07.1
第43回1982ホリスキー牡43:05.4
第44回1983ミスターシービー牡43:08.1
第45回1984シンボリルドルフ牡43:06.8
第46回1985ミホシンザン牡43:08.1
第47回1986メジロデュレン牡43:09.2
第48回1987サクラスターオー牡43:08.0
第49回1988スーパークリーク牡43:07.3
第50回1989バンブービギン牡43:07.7
第51回1990メジロマックイーン牡43:06.2
第52回1991レオダーバン牡43:09.5
第53回1992ライスシャワー牡43:05.0
第54回1993ビワハヤヒデ牡43:04.7
第55回1994ナリタブライアン牡43:04.6
第56回1995マヤノトップガン牡43:04.4
第57回1996ダンスインザダーク牡43:05.1
第58回1997マチカネフクキタル牡43:07.7
第59回1998セイウンスカイ牡43:03.2
第60回1999ナリタトップロード牡43:07.6
第61回2000エアシャカール牡43:04.7
第62回2001マンハッタンカフェ牡33:07.2
第63回2002ヒシミラクル牡33:05.9
第64回2003ザッツザプレンティ牡33:04.8
第65回2004デルタブルース牡33:05.7
第66回2005ディープインパクト牡33:04.6
第67回2006ソングオブウインド牡33:02.7
第68回2007アサクサキングス牡33:05.1
第69回2008オウケンブルースリ牡33:05.7
第70回2009スリーロールス牡33:03.5
第71回2010ビッグウィーク牡33:06.1
第72回2011オルフェーヴル牡33:02.8
第73回2012ゴールドシップ牡33:02.9
第74回2013エピファネイア牡33:05.2
第75回2014トーホウジャッカル牡33:01.0
第76回2015キタサンブラック牡33:03.9
第77回2016サトノダイヤモンド牡33:03.3
第78回2017キセキ牡33:18.9
第79回2018フィエールマン牡33:06.1
第80回2019ワールドプレミア牡33:06.0
第81回2020コントレイル牡33:05.5
第82回2021阪神タイトルホルダー牡33:04.6
第83回2022アスクビクターモア牡33:02.4
第84回2023京都ドゥレッツァ牡33:03.1