GⅠレース/マイルチャンピオンシップ

Last-modified: Sun, 26 May 2024 21:33:30 JST (349d)
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歴史

マイルチャンピオンシップは、1984年に新設されたGⅠ競走。

日本における競走体系は長らく長距離競走が重視されてきたが、1984年にグレード制が導入された際に体系が見直され、短距離競走の充実を図る目的で創設された。

当初はGⅡマイラーズカップの秋季移設及びGⅠ昇格を予定していたが、マイラーズカップは春季のマイル王決定戦として既に存在していたGⅠ安田記念の前哨戦という位置付けであったため、移設・昇格ではなく新設する運びとなった。

出走馬は短距離の実績馬のほか、クラシック路線を歩んできた3歳馬や天皇賞(秋)の出走馬、クイーンアンステークスやジャック・ル・マロワ賞などの外国GⅠ出走馬など多彩なメンバーが揃う。

1995年に指定交流競走に指定、地方競馬所属馬が出走可能に。

1998年には国際競走に指定され、外国調教馬が出走可能に。

2001年に馬齢表記の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳以上」に変更。

2004年に国際GⅠの格付けを受け、外国馬の出走枠を拡大。

時期タイトルレース場バ場距離根幹向き
11月後半マイルチャンピオンシップ京都マイル1600右・外
11月後半マイルチャンピオンシップ京都マイル1600右・外

競技場

3コーナーにある、高低差4.3mの坂が大きな特徴。

スタートからコーナーまでの距離が長く、向正面から上り、3コーナー途中で一気に下る。

この下り坂で勢いをつけ直線に入るので、外に振られて距離ロスしやすく、馬群がバラけやすい。

その上、最後の直線は約404mと長めなので、坂も無く平坦だが差しが非常によく決まる。

また、芝質が軽い事が多く、高速決着になりやすい。

歴代優勝馬

回数施行年競走名競馬場距離優勝馬性齢タイム
第1回1984マイルチャンピオンシップ京都1600mニホンピロウイナー牡51:35.3
第2回1985ニホンピロウイナー牡61:35.3
第3回1986タカラスチール牝51:35.3
第4回1987ニッポーテイオー牡51:34.9
第5回1988サッカーボーイ牡41:35.3
第6回1989オグリキャップ牡51:34.6
第7回1990パッシングショット牝61:33.6
第8回1991ダイタクヘリオス牡51:34.8
第9回1992ダイタクヘリオス牡61:33.3
第10回1993シンコウラブリイ牝51:35.7
第11回1994ノースフライト牝51:33.0
第12回1995トロットサンダー牡71:33.7
第13回1996ジェニュイン牡51:33.8
第14回1997タイキシャトル牡41:33.3
第15回1998タイキシャトル牡51:33.3
第16回1999エアジハード牡51:32.8
第17回2000アグネスデジタル牡41:32.6
第18回2001ゼンノエルシド牡41:33.2
第19回2002トウカイポイント騸61:32.8
第20回2003デュランダル牡41:33.3
第21回2004デュランダル牡51:33.0
第22回2005ハットトリック牡41:32.1
第23回2006ダイワメジャー牡51:32.7
第24回2007ダイワメジャー牡61:32.7
第25回2008ブルーメンブラット牝51:32.6
第26回2009カンパニー牡81:33.2
第27回2010エーシンフォワード牡51:31.8
第28回2011エイシンアポロン牡41:33.9
第29回2012サダムパテック牡41:32.9
第30回2013トーセンラー牡51:32.4
第31回2014ダノンシャーク牡61:31.5
第32回2015モーリス牡41:32.8
第33回2016ミッキーアイル牡51:33.1
第34回2017ペルシアンナイト牡31:33.8
第35回2018ステルヴィオ牡31:33.3
第36回2019インディチャンプ牡41:33.0
第37回2020阪神グランアレグリア牝41:32.0
第38回2021グランアレグリア牝51:32.6
第39回2022セリフォス牡31:32.5
第40回2023京都ナミュール牝41:32.5