+
| | +クリックで展開
|
- 初出は『Fate/EXTRA CCC』のスピンオフ漫画『Fate/EXTRA CCC FoxTail』(以下『FoxTail』)。ファンからの愛称はJKセイバー。JKとはもちろん女子高生の略である。
設定は『FoxTail』の作者であるたけのこ星人。インタビューから奈須きのこ、森瀬繚も関わっていることが判明している。
武内崇の「サプライズが欲しい」との一声により、『FoxTail』主人公のパートナー、駄狐に合わせて和風な彼女が登場することになった。
あまりに女性セイバーが多いため気付きにくいが原典の段階から女性という初のセイバーである。
さらに武内崇がキャラクター原案の女性セイバーにもかかわらずアルトリア顔ではない。
- 『FoxTail』巻末の裏話によると、元は作者のたけのこ星人が鈴鹿御前のキャラクター原案も担当することにさせられたものの、武内崇がJKで狐耳というアイデアを思いつき、キャラクター原案に一枚噛むこととなった。他にも当初はまんまアルクェイド?顔であったが奈須きのこの一声で目を変えたり、設定を色々付け足されている模様が語られている。
▋概要
- 鈴鹿御前。出典は『耕雲紀行』や御伽草子『立烏帽子』『鈴鹿の物語』『鈴鹿の草子(田村の草子)』、奥浄瑠璃『田村三代記』等々の物語に登場する日本を代表する女丈夫。
- 本来は天女・鈴鹿御前と天の魔焰・立烏帽子は異なるルーツを持つが、歴史の中で次第に同一視されたことで御伽草子の鈴鹿御前が誕生した。
+
| | 伝承解説 +クリックで展開
|
- 鈴鹿山の道祖神を中核とし、鈴鹿峠で「鈴鹿明神」として「田村明神」(坂上田村麻呂を神格化した神)と一対の塞の神(夫婦神)として祀られる。現在は鈴鹿明神と田村明神ともに三重県亀山市関町の片山神社で祀られている。
祓戸大神のうち不浄を清める禊の女神「瀬織津姫命」と同一視され、鈴鹿明神を崇敬した鈴鹿山の伝説の女盗賊「立烏帽子」の伝承が入り混じって生まれた。瀬織津姫は伊勢神宮をはじめ「天照大神の荒御魂」として祀られていることが多い。鈴鹿明神は鈴鹿権現として崇敬され、京都祇園祭の山車「鈴鹿山」では瀬織津姫を鈴鹿権現として祀っている。
瀬織津姫を「天照大神の母神(=イザナミ)」とする伝承もあるが、正式な文献では記述されていない。
- 『田村三代記』では「天竺マガタ国の[[第六天魔王の娘」とされ、日本を魔国にするために来日した。しかし女一人では事を成せないため、同じく日本を魔国にすることを目論む日本三大妖怪の一角である鈴鹿山の大嶽丸に手紙を出すもスルーされる。自らを討伐しにきた坂上田村麻呂とお互いに一目惚れ、彼が妖星(=彗星。当時は凶事の前兆とされた)の血を引いていたこともあって婚姻。比翼連理の夫婦となった二人は数々の怪異を退治し日本を救うことになる。
- 田村麻呂との婚姻後に彼との間に一人娘を授かったとされる。物語によっては一男一女の二児を授かるものもある。
+
| | 天女・鈴鹿御前
|
- 鈴鹿姫、鈴鹿大明神、鈴鹿権現、鈴鹿神女とも。また倭姫と同一視される。
- 鈴鹿峠は豊かな水に恵まれていたため、古くから巫覡の徒(修験山伏・陰陽師・巫女)が祓えを行っていたことに始まる。山岳信仰において鈴鹿山が神格化したことで鈴鹿姫として祀られた。後に東海道が鈴鹿越えルートになったことで、旅人が交通の要所である鈴鹿越えの安全を鈴鹿姫に祈願したことで鈴鹿峠の道祖神としての性質も合わせ持つ。
- なお「鈴鹿山」という呼称の山はなく、古くは鈴鹿峠や峠の東に位置する三子山(鈴鹿嶽、武名嶽、高幡嶽)の付近を指して鈴鹿山と呼ばれていた。
- 垂仁天皇の22年、倭姫が天照大神の御杖代として大神の意向を伺いながら各地を転々とし、最終的には伊勢国に皇大神宮(現在の伊勢神宮内宮)を創建する。7世紀後半になると天皇に代わって伊勢神宮に奉仕する斎王が始まり、仁和2年(886年)に東海道が倉歴越えから鈴鹿越えの阿須波道に切り替わったことで13世紀に斎王が途絶えるまでの間、斎王群行は伊勢国までの旅の途中、鈴鹿川で禊をして鈴鹿頓宮に宿泊することとなった。鈴鹿頓宮が鈴鹿峠に置かれた影響から、鈴鹿姫は伝説的斎王である倭姫と同一視されて祭祀された。
- 倭姫の同母兄は第12代景行天皇であり、日本武尊は甥にあたる。東征に向かう日本武尊に天叢雲剣を与えたのが倭姫である。
- 三子山には中央の峰に瀬織津姫、左右の峰にそれぞれ伊吹戸主、速佐須良姫が祀られていたが火災によって前述の鈴鹿頓宮の古宮に遷座された。その後も火災が繰り返し起きたため、その度に奉遷を繰り返したことで倭姫命を祀る鈴鹿社と4神合わせて1社となり、坂上田村麻呂以下5柱を追加して祀られた。永仁2年(1294年)には 多津加美坂に鈴鹿姫を祀る神社として遷座されて東海道坂下宿の氏神となる。
- これが鈴鹿峠の「鈴鹿明神」で現在の三重県亀山市関町に鎮座する片山神社となる。主神を倭比売命として瀬織津比売神、気吹戸主神、速佐須良比売神、坂上田村麿、天照大神、速須佐之男命、市杵島姫命、大山津見神が配祀されている。
- 鈴鹿明神と一対の塞の神(夫婦神)として鏡岩付近に祀られていた「田村明神」(坂上田村麻呂を勝軍地蔵と見做して神格化した神)も明治40年(1907年)に合祀された。
- 鈴鹿明神は都でも鈴鹿権現として崇敬され、京都祇園祭の山車「鈴鹿山」では瀬織津姫を鈴鹿権現として祀っている。
- 瀬織津姫は祓戸大神のうち不浄を清める禊の女神であり、伊勢神宮をはじめ「天照大神の荒御魂」として祀られていることが多い。瀬織津姫を「天照大神の母神(=イザナミ)」とする伝承もあるが、正式な文献では記述されていない。
- この鈴鹿明神を崇敬した鈴鹿山の伝説の女盗賊「立烏帽子」の伝承が入り混じって生まれたのが天の魔焰・立烏帽子である
|
+
| | 天の魔焰・立烏帽子
|
- 鈴鹿峠は古くから巫覡の徒が祓えをおこなう神聖な地であったが、東海道が鈴鹿越えルートに切り替わったことで往来する旅人が増えたため盗賊が跳梁跋扈することとなった。
- 平安時代末期の治承3年(1179年)頃に平康頼が記した仏教説話集『宝物集』に伊勢国鈴鹿山の立烏帽子、大和国奈良坂の金礫という盗賊が処刑されたことが記載されている。これが立烏帽子の初出となる。
- この立烏帽子を捕縛して天皇に献上したのは自らの祖父であると、伊賀国住人山田小三郎是行が名乗り出たことが鎌倉時代初期の『保元物語』から読み取れる。
- 上記の盗賊・立烏帽子が実在したのかはさておき、鎌倉幕府は御成敗式目追加法で鈴鹿山と大江山の盗賊の鎮圧は近辺の地頭が責任を持つよう伝達していることから、庶民が鈴鹿山と大江山の盗賊に悩まされていたことは間違いない。
- 余談となるが酒呑童子伝説のルーツを遡っても御成敗式目追加法に行き当たるため、立烏帽子伝説と根本的出自は同じである。
- ここまで盗賊・立烏帽子のルーツを並べてみたものの、立烏帽子が女盗賊であったということは記されていない。立烏帽子=女盗賊のルーツとなったのは事実に基づく昔話を集めて建長6年(1254年)に成立した『古今著聞集』の中で、藤原隆房が検非違使別当の頃に捕まえた強盗が美しい女官であった話をしたさいに「そういえば鈴鹿山に女盗賊がいたって聞いたな、知らんけど」と回想したことによる。鈴鹿山の盗賊といえば『保元物語』の盗賊・立烏帽子であったため、立烏帽子=女盗賊であるとの共通の認知モデルができあがった。
- 亀山天皇の時代に書かれた『弘長元年十二月九日公卿勅使記』に「伊勢国鈴鹿山には凶徒の立つところとして西山口の加治□坂がある。かつて立烏帽子がいたあたりで、件の立烏帽子が崇拝者した神社には鈴鹿姫が鎮座している。路頭の北辺りである」との一文が記されている。
- 平安時代末期に鈴鹿山の盗賊・立烏帽子の説話が登場してから僅か82年で鈴鹿姫を崇拝する女盗賊・立烏帽子という人物像が完成した。
|
+
| | 坂上田村麻呂伝説と鈴鹿御前
|
- 室町時代に花開いた御伽草子の世界で天女・鈴鹿御前と天の魔焰・立烏帽子も同一視されていく。
- 江戸時代の東北地方で上演された奥浄瑠璃『田村三代記』では「天竺マガタ国の第六天魔王の娘」とされ、日本を魔国にするために来日した。しかし女一人では事を成せないため、同じく日本を魔国にすることを目論む日本三大妖怪の一角である鈴鹿山の大嶽丸に手紙を出すもスルーされる。自らを討伐しにきた坂上田村麻呂とお互いに一目惚れ、彼が妖星(=彗星。当時は凶事の前兆とされた)の血を引いていたこともあって婚姻。比翼連理の夫婦となった二人は数々の怪異を退治し日本を救うことになる。
- 田村麻呂との婚姻後に彼との間に一人娘を授かったとされる。物語によっては一男一女の二児を授かるものもある。
さらには鈴鹿御前が天命によって亡くなると田村麻呂が黄泉の国まで追いかけ、人並みの寿命を得て添い遂げ、鈴鹿権現として田村麻呂とともに日本を守護する神になった。
- と、このように「田村麻呂との悲恋」はあくまでFGO独自設定である。『material V』では『鈴鹿の草子(田村の草子)』や『田村三代記』が出典として挙げられているが、そこに悲恋のエピソードは一切ない。と言うより、これらの話は利生譚(神仏が衆生を救う話)であり、掻い摘めば「仏のお陰で2人は幸せになり、2人が悪鬼を退治したので民衆も救われた」と言う筋書きであるため、ハッピーエンドでなければ成り立たない。さらにその後は、「永劫に夫婦神として日本を守っている」とされ、現在も各地で鈴鹿権現として信仰されている。
FGOがサーヴァントに独自設定を作る事自体は珍しい事ではないのだが、2人が悲恋であったと言うのは、利生譚としての物語や夫婦神としての信仰を否定しているため、非常にデリケートな部分を改変してしまっている。
この設定を語る場合は、現在も鈴鹿権現や田村権現を信仰している方々に配慮した上で、細心の注意を払って行おう。特に聖地巡礼などでゆかりの神社を巡る場合などは、絶対に悲恋設定を持ち出すべきではない。
- 室町時代後期の『鈴鹿の草子』成立の少し前に著された『耕運紀行』では「勅命を受けた田村丸(田村麻呂)によって鈴鹿姫(鈴鹿御前)は誅罰され、その際山に投げた立烏帽子が石となって残っている」とされており、この頃から鈴鹿御前の伝承が諸説・多岐に渡っていることが伺える。「田村麻呂と結ばれる」伝承と「田村麻呂に討たれる」伝承、両方の要素を取り入れたのがFGOにおける設定であるとも言える。とはいえ、伝承や信仰が確立する前の俗話と、確立した以降の二次創作は、一緒にする事は出来ないが。
- また、『material V』の出典表記に関しては、明らかに間違っていると言える。ライターなりスタッフなりの確認ミスだろうか。
- 田村麻呂が討伐した怪異はかの源頼光をも圧倒し、日本で一番の討伐数を誇るが、その中で鈴鹿御前に関する物語は伊勢国鈴鹿山の鬼神・大嶽丸、陸奥の悪鬼・高丸、熊野鬼ヶ城の鬼大将・金平鹿の三篇のみ。悪路王と関係するのは御伽草子『立烏帽子』くらいで、『鈴鹿の草子(田村の草子)』や『田村三代記』では悪路王を討伐するのは田村麻呂の父だったりする。
- 『太平記』で坂上田村麻呂が鈴鹿御前との戦いで用いた安綱作の鬼切りの剣は、伊勢神宮を経て源頼光へと渡り、渡辺綱に貸し出されて牛鬼の腕を斬った。鬼切安綱を所有する北野天満宮では茨木童子の腕を斬った「髭切」と同一視している。
- 『太平記』で坂上田村麻呂が鈴鹿御前との戦いで用いた安綱作の鬼切りの剣は、伊勢神宮を経て源頼光へと渡り、渡辺綱に貸し出されて牛鬼の腕を斬った。鬼切安綱を所有する北野天満宮では茨木童子の腕を斬った「髭切」と同一視している。
- 余談だが、茨木童子の出身地とされる茨木村(現在の大阪府茨木市)は坂上田村麻呂が野茨を切って拓いた村である。
- 『太平記』のこの場面は後に御伽草子などに引用される。『鈴鹿の草子』『田村の草子』では田村麻呂が鈴鹿御前討伐の際に使っていた太刀は「ソハヤノツルギ」となっている。
- また『酒呑童子絵巻』などにも引用され、そこでは田村麻呂が鈴鹿御前と戦った際に使っていた太刀は「血吸」という安綱より奉納された太刀で、伊勢神宮を経て源頼光に渡り日本三大妖怪の一柱である酒呑童子の首を斬って「童子切安綱」となる。
- 別名でもある「立烏帽子」は初期状態では着けておらず、第一再臨で着用するが第三再臨になると外してしまう。
- 出典によっては14~5歳の容姿は共通するも、立烏帽子姿ではなく玉の簪姿のため、最終再臨で巫女のような衣装で立烏帽子を被らないのも出典通りと言える。逆に京都祇園祭の鈴鹿山では瀬織津姫(鈴鹿権現)が御神体とされているが、そこでは金色の立烏帽子を被っている。
- 『FoxTail』内でも玉藻から「JKスタイルにかんざしで『立烏帽子』として誇りはないのか」と問われたが、自身が何を着てもそれが『立烏帽子』スタイルだと主張している。
直前に玉藻の方も自分が着たものが巫女服である、と同様の結論に至っているのでやっぱり似た者同士である。
|
- 初出は『Fate/EXTRA CCC』のスピンオフ漫画『Fate/EXTRA CCC FoxTail』(愛称『FoxTail』『狐尾』)。ファンからの愛称はJKセイバー。JKとはもちろん女子高生の略である。
- 設定は『FoxTail』の作者であるたけのこ星人。インタビューから奈須きのこ、森瀬繚も設定に関わっていることが判明している。
- デザインは武内崇。武内氏の「サプライズが欲しい」との一声により、『FoxTail』主人公のパートナーである駄狐に合わせて和風な彼女が登場することになった。
あまりに女性セイバーが多いため気付きにくいが原典の段階から女性という初のセイバーである。
さらに武内崇がキャラクター原案の女性セイバーにもかかわらずアルトリア顔ではない。
- 『FoxTail』巻末の裏話によると、元は作者のたけのこ星人が鈴鹿御前のキャラクター原案も担当することにさせられたものの、武内崇がJKで狐耳というアイデアを思いつき、キャラクター原案に一枚噛むこととなった。他にも当初はまんまアルクェイド顔であったが奈須きのこの一声で目を変えたり、設定を色々付け足されている模様が語られている。
- 『FoxTail』での鈴鹿御前について詳細は下記「Fate/EXTRA CCC FoxTail」内に記す。
- 『Fate/Grand Order Arcade』(愛称『FGOAC』)にて「鈴鹿御前〔サンタ〕」が実装された。
- 『FGOAC』での鈴鹿御前について詳細は下記「Fate/Grand Order Arcade」内に記す。
- イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!」にて「鈴鹿御前〔サマバケ〕」が実装された。
▋キャラクター
- プロフィールの通りJK像のベースになっているのは2000年代の情報だが、これは「聖杯戦争に関連した日本の時代背景」を検索したことによるもの。この場合は『FoxTail』において参加した月の聖杯戦争ではなく、元になった別世界の聖杯戦争(要するに『Fate/stay night』の年代)のことだと思われる。
実のところJKの本質を掴んでいるとは言い難く「女子高生を何やら勘違いしている」「テンプレート的」などと称されるものだが、本人としては成り立ちよりも在り方を重視している模様。
- 狐の耳と尻尾が生えているが、これらは生前から生えていたわけではなくカワイイから生やした。要は遊園地によくある「つけ耳」の様なもの。ちなみに尻尾はスカートの腰のところに穴を開けてそこから通している。
- この耳と尻尾、実はFGO世界と『FoxTail』世界で生やした経緯が若干異なる。(※設定変更の類いではなく、「それぞれ別のきっかけから同じ形に行き着いた」というもの)
- 元々ケモ耳をつけて楽しそうに遊園地デートをするJKに憧れを抱いていたらしく、FGO世界においては召喚時に生やしたとのこと。「深海電脳楽土 SE.RA.PH」や『FoxTail』における彼女の領域には周りから浮きまくった観覧車がそびえ立っており、これも件の憧れに由来するものと思われる。
- 『FoxTail』世界では件の憧れに加えてライバルの存在が鍵になる。詳しくは下記「Fate/EXTRA CCC FoxTail」にて。
- 幕間の物語「ミミ思う故にミミあり」ではこの耳と尻尾、そしてJKモーフについての鈴鹿の想いが語られている。どれも真似事、偽物ではあるが、偽物だから価値が無いわけではない というのが彼女のスタンス。
- はいてない。大事なことなのでもう一度。はいてない。なのでノーパンスタイリストと意気投合している。
- その理由は「ショーツは形でちゃうからヤ」という、(自分なりの)「イケてる」を重視する彼女らしいもの。露出癖があるわけではない。実はいまいち噛み合っていないノーパン同盟。
『FoxTail』の単行本特典や概念礼装等で水着姿も披露しているが、これらは当然ながらはいている。
- JKらしい振る舞いとして、様々なサーヴァントに独自の愛称をつけている御様子。
▋三明の剣
- 顕明連・大通連・小通連からなる「三明の剣」を自在に扱い、“星の運行(≒命運)”さえ操作してしまえる絶大な神通力を持つ。これは『FoxTail』でもFGOでも形を変えて反映されている。
- 剣の名称は三明六通、つまりは神通力に由来するのではとされている。三明とは神通力のうち宿命通、天眼通、漏尽通という現在、過去、未来を知る三種の知慧をいう。そこに天耳通、他心通、神足通を加えて六通となる。
- 大通連と小通連は文珠師利菩薩に打たせた剣で、通力自在の名剣という。
日本の説話に登場する架空の刀剣は数多くあれど、唯一無二といえるほどのファンタジー的チート性能を付与されているのは三明の剣とソハヤノツルギくらいのものである。
+
| | 「三明の剣」解説 +クリックで展開
|
+
| | 「三明の剣」解説
|
- 鍔に勾玉のついている太刀「顕明連」
- セイントグラフ、バトルキャラで手に持っているほか、通常攻撃時にも振るっている。第三再臨になると刀身が桃色に輝く。
顕明連は近江の水海(=琵琶湖)の蛇の尾より取りし剣で、別名を「双無き剣」とも「水海剣」ともいい、朝日に向けて虚空を三度振れば三千大千世界を目の前に見渡せる。
- 上述の伝承に由来する宝具「三千大千世界」の効果は「自分自身をムーンセル化する行為」「権能に近い」とされる規格外のもので、未来演算によって自身のあらゆる可能性を確認、選択することで最適な答えに辿り着く事が可能となる。
ちなみにこの宝具名は設定段階では「三千世界」としていたところ、ノッブの宝具と丸被りしたために「三千大千世界」に変更になったという経緯がある。元はどちらも同じ意味の仏教用語。
- 上述の伝承に由来する宝具「三千大千世界」の効果は「あらゆる世界を過去現在未来に至るまであまねく見渡す」というもので、言い換えれば「自分自身をムーンセル化する行為」という規格外のもの。またの名を「千里真眼」。未来演算によって自身のあらゆる可能性を確認、選択することで最適な答えに辿り着く事が可能となる他、本人も知らないマスターの過去や対戦相手の隠された秘密すら観測してみせた。
- この宝具名は設定段階では「三千世界」としていたところ、ノッブの宝具と丸被りしたために「三千大千世界」に変更になったという経緯がある。元はどちらも同じ意味の仏教用語。
- 鍔のデザインに勾玉が用いられている理由として、天照大神が第六天魔王に仏法を忌避する約束したとき、第六天魔王は天皇に反乱する者を懲らしめる事を誓い、その約束の証拠として天照大神は第六天魔王から神璽(日本中世においては八尺瓊勾玉は印=神璽であるとされていた)を受け取ったという中世神話に由来するものと考察されている。この第六天魔王の娘が鈴鹿御前であり、物語では朝敵である大嶽丸を討伐するため、天照大神と第六天魔王の約束は履行されたことになる。そうした物語から逸話を拾ったことで顕明連に勾玉がモチーフとして使われたのだろう。
- いわゆる第六天魔王と天照大神との契約説について詳細は下記「中世神話と第六天魔王譚」内に記す。
- 黄金の太刀「大通連」
- 宝具使用時に投擲するほか、各コマンドカードでも小通連とともに鈴鹿に追従して宙に浮かびながら攻撃を行っている。
宝具「天鬼雨」(正式名称は「文殊智剣大通連」)使用時には大通連を250本まで分裂させ、敵に容赦なく降り落としている。
生前は大通連と夫婦剣だった夫・田村麻呂の持つ「素早丸」と連携して計500本の雨を降らせていたという。
今は思い出のつまったかんざしを素早丸に見立てており、宙に浮く大通連と接触させることで天鬼雨を発動させている。かなり大雑把な射撃精度だが、「才知の祝福」発動時には「自身の周囲に自分だけを避けるように降り落とす」細やかな操作が可能になる模様。
- 天鬼雨は「天気雨(狐の嫁入り)」をもじったものだが、ゲリラ豪雨の和名に「鬼雨」という言葉がある。
- 鷹や水流などに姿を変えながら素早丸と戦った逸話から、天鬼雨の真名解放以外でも様々な形に変化しながら攻撃を行う。
「水煉」:「変われ」の掛け声とともに大通連を水流に変化させる技。FGOではBuster(遠距離)に採用されている。
「楼嵐」:「叫べ」の掛け声とともに大通連を風に変化させる技。FGOではQuickに採用されている他、「葛飾北斎体験クエスト」では「正月桜ver.」なる派生技(?)も披露した。
「火廻」:「吼えろ」の掛け声とともに大通連を炎に変化させる技。
- 白銀の太刀「小通連」
- スキル使用時に構える。原作での「才知の祝福」使用の際は「小通連」を装備している必要があるのだが、残念ながら本作では省略されてしまっている。
- 「これなるは菩薩が鍛えし小通連 抜かば智慧は文殊が如く───『才知の祝福』!」という詠唱も存在する。しかし急いで発動する必要に駆られる事も多く、省略されがち。
- INTが大幅に上昇し、戦闘能力も全体的に向上、更には精神汚染を受けても意思とは関係無く目的と答えに向かって行動することが可能という、本人の言う通り地味ながらも非常に「イケてる」能力。ただしこれらはあくまでも宝具使用中の効果で、使い続けても元の性格にまで直接影響が及ぶわけではない。
シンジ「なにそれ性質悪くなるだけじゃん」
|
- 『FoxTail』ではマスターである「坂神一人」にベタ惚れしており、「カズくん」なる愛称呼び。普段の軽薄な態度とは裏腹に、彼の為ならば汚れ役を演じるのも辞さないほどの愛情を抱いている。
+
| | 関係解説 +クリックで展開
|
- 作中では鈴鹿はキャス狐のライバルであり、キャラクターがだだ被りしている。その被り具合は3つあるSG(『CCC』での迷宮のゲートキーを兼ねる、心に秘めた知られたくない秘密)のうち2つが同じというレベル。
狐耳や尻尾もキャス狐を見た自分のマスターの反応を読み取って後付けで生やしたもの。生やせるのか……。
後に実装された姫がキャス狐から「キャラ被りは良くないなって思う(上品に意訳)」と言われ、狐属性を譲って蝙蝠属性で登場したが、FGOでも狐属性のまま召喚に応じる鈴鹿御前。案外気に入ってるのか……。
- 一方のキャス狐はキャス狐で、鈴鹿御前の天鬼雨を受けて[天気雨]は狐の専売特許だと100%捏造スキル「狐の嫁入り」を持ってきている。ホントは仲良いだろ……。
▋FGOでの鈴鹿御前と第四天魔王について
- 『Fate/Grand Order material V』ではこの鈴鹿御前は第四天魔王の娘であると明言されている。続けて天帝から日本を魔国にするという命令を受け天下った鈴鹿御前とある。『Fate/EXTRA CCC FoxTail』では「天魔の真子」を自称している。つまり「Fate解釈では第四天魔王=天帝」で確定した。
- 鈴鹿御前を第四天魔王の娘とする物語は江戸時代の奥浄瑠璃『田村三代記』に限られるため、おそらく設定を作成する上で『田村三代記』を参照したのだろう。『田村三代記』では第六天魔王の娘とする諸本と、第四天魔王の娘とする諸本がそれぞれ残されているのも確かである。しかし奥浄瑠璃は盲法師が口づてに伝承してきた口承文学であるため『田村三代記』の正本(いわゆる原本)は存在しない。奥浄瑠璃は生きた語りであるため、演者は観衆の反応に合わせて即興でストーリーを変幻自在に改変させるのだが、それを文字化したものが諸本である。『田村三代記』の粗型は御伽草子『田村の草子』であるため元来は第六天魔王の娘であったとみられるが、上演を重ねるなかで第四天魔王の娘と改変されたものが伝承されたというのが真相である。
- 仏教における天魔とは、仏道修行を妨げる魔のことである。魔はマーラを漢訳した語であり、マーラ・パーピーヤスで天魔波旬となる。天魔波旬は欲界の第六天(=他化自在天)の天主(=自在天)と習合されたことで漢訳仏典ではパーリ語仏典より早く3世紀頃には第六天魔王とされていた。
- 天魔は第六天魔王のみを指すため『田村三代記』にみられる第四天魔王という概念は仏教に存在しない。第四天魔王について解説することは事実上不可能ではあるのだが、Fate解釈では第四天魔王=天帝とされる以上は何か意図があるはずで、以下は強引な解説であることに注意本当は誰の娘だ?。
- また日本における第六天魔王を時代背景から学術的に解説すると、平安時代末期から鎌倉時代以降から始まった中世神話のうち「第六天魔王譚」(いわゆる第六天魔王と天照大神との契約説)の影響が指摘されており、鈴鹿御前が第六天魔王の娘とされたことに影響を与えているため合わせて解説する。
- このことに関連してか、絆Lv4のボイスが何度かサイレント修正されている。
実装初期は「私なんかに優しくしてくれる人がいるなんて」の部分が「私なんかに優しくしてくれる人が3人もいるなんて」へと変更された。この修正後の台詞の「3人も」というのは生前の夫である坂上田村麻呂、『FoxTail』でのマスターである坂神一人、そしてFGO主人公と見るのがユーザー間では通説となっているが、公式には不明。
仮にこの通りだとすれば玉藻等と同じ過去作の記憶をFGOに持ち越している勢という解釈も有力となる。デビューのCCCイベントでは『FoxTail』の記憶はない様子だったが、カルデアの特殊な召喚システムを介したことで記憶を取り戻したか。
- そも狐耳と尻尾に関しては坂神一人の為に(勝手に勘違いして)生やしているので、一人との記憶がおぼろげにでもなければおかしい。読者間で既に見慣れた狐耳姿で実装したほうが色々都合がいいとも言う。何より後述の通り玉藻がいた場合の特殊ボイス的に記憶はあると考えるのが妥当だろう。
- ……と色々考察されていたが、この「3人も」の部分は日時不明、またもサイレント修正されて消滅した。結局どっちだ!?
- 後に『FoxTail』での過去編として雑誌の遊園地デート特集に憧れる様子が描かれており、獣耳をつけるカップルに興味と疑問を抱いていた。訳あって過去を垣間見ていた玉藻の見立てでは鈴鹿が耳(と尾)をパクった根底にあったのはこれで、玉藻に出会わずともそのうち勝手に耳を生やしていた可能性が示唆されている。
+
| | 「中世神話と第六天魔王譚」解説
|
- 中世神話とは、古事記や日本書紀など記紀神話(いわゆる日本神話)に基づきながらも、本地垂迹説などに則りつつ仏教の諸天諸仏を同一視して作られた数々の神話群である。学術用語で中世日本紀と呼称される。
- 中世神話のうち第六天魔王譚の起源は『中臣祓訓解』とされ、要約すると「天照大神は大日如来と同体であり、日本国を治める証文を第六天魔王から請い受けた」というものである。この第六天魔王と天照大神との契約説は時代の節目に解釈を変化させながら流布していく。
- 『高野物語』では「大日如来(天照大神)が第六天魔王の子となり、我が国を継いで子孫(神武天皇)を国王とした」、『通海参詣記』では「伊邪那岐と伊邪那美が我が国を作ろうとしたとき、第六天魔王から国を譲り受け、仏法を忌むことを申し出た」とある。このように平安時代末期から鎌倉時代にかけての第六天魔王に対する認識は天照大神(もしくは伊邪那岐と伊邪那美)以前に存在した日本の支配権を持つ強大な神であり、同時に仏法を嫌う神でもあるというものであった。
- 『沙石集』「太神宮御事」では、弘長4年(1264年)に伊勢神宮を参拝した僧・無住道暁が伊勢神宮の神職に聞いた話として、以下のように記している。
- 「天地開闢の頃、大海の底に大日如来の印文があった。天照大神が鉾で探り当てると滴の露が落ちて日本が出来た。その様子を見た第六天魔王は「この滴が国となって、仏法流布し、人倫生死を出づべき相がある」と日本が仏国土となり魔界の障りになることを危惧して滅ぼそうとした。これに対し天照大神は「我は三宝(仏・法・僧)の名も言わない、自らにも近づけないから帰り給え」と約束して退けた」という。この約束があるため伊勢神宮では外向きには三法を疎ましく思っているが、内心では深く三宝を守っている。日本の仏法は伊勢神宮によって守護されている。
- 『沙石集』は伊勢神宮が仏教を避けている理由として、仏法を嫌っているわけではなく、第六天魔王と天照大神との間にある仏法を忌避する契約を守るため避けていることを民衆に語る前提で記されている。
- このように伊勢神宮からも展開された第六天魔王と天照大神との契約説は、室町時代に創出された『神道集』『百合若大臣』『平家物語』屋台本「剣巻」などに引き継がれて庶民に広く流布された。
- 例えば『太平記』「日本朝敵事」では、天照大神の約束により怒りを鎮めた第六天魔王は、天照大神の子孫を日本の主(天皇)とし、日本の主に反乱する者は第六天魔王の一族がこれを懲らしめる事を誓い、約束の証拠として第六天魔王から貰ったのが神璽(日本中世においては八尺瓊勾玉は印=神璽であるとされていた)であるとする。
- 御伽草子『鈴鹿の草子』『田村の草子』で鈴鹿御前が第六天魔王の娘とされた背景として、第六天魔王譚が広く流布された室町時代と合致しており、日本を魔国にするために降臨するものの、田村麻呂と夫婦となると大嶽丸という朝敵を懲らしめる誓いを果たすという、第六天魔王譚を意識した物語の構成的意図が隠されている。
|
- 鈴鹿御前はFateでは「第四天魔王の娘」とされているが、原典では主に「第六天魔王の娘」として知られる。「第四天魔王の娘」とする原典もあるにはあるが、第四天魔王への変化した理由が判明しておらず、一般的には第六天魔王の写し間違えたと考えられている。
仏教において天魔とは欲界の第六天を支配する魔王(=他化自在天=マーラ)の事であり、欲界の第四天を支配する魔王という概念は存在しない。本当は誰の娘だ?
+
| | 「誰の娘であるか」についての考察 +クリックで展開
|
+
| | 「誰の娘であるか」についての考察
|
- 三界のうち欲界の第六天説
- 欲界の第六天は多化自在天とも呼ばれる欲界の最高位で、六道の天道(天上界)の最下部である。欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬の住み処。
- 仏教において天魔王は天魔、天子魔、第六天魔王、第六天魔王波旬などと呼ばれ、マーラとしても知られる釈迦が悟りを開く禅定に入った時に、瞑想を妨げるために現れたとされる魔神。
- 魔王にはタンハー(渇愛)、ラーガ(快楽)、アラティ(嫌悪)という三人の娘がおり、シッダールタの瞑想を妨げるために最初に派遣された。
- ヒンドゥー教では仏教を取り込むためにカーマデーヴァの別側面が魔王マーラとされる傾向にある。Wikipedia日本語版ではカーマ・マーラとして同一視するような記述があるが、正確に言えば同一視とは異なる。
- 第四天魔王の娘が鈴鹿御前によるブラフで、実は第六天魔王の娘だった場合はタンハー、ラーガ、アラティと同一視される可能性もある。ただし原典となる御伽草子などにおいてタンハー、ラーガ、アラティと同一視された記述はなく、鈴鹿御前と三人娘は別人物であろう。
- 三界のうち欲界の第四天説
- 欲界の第四天は兜率天とも呼ばれる欲界の浄土で、釈迦が生誕する前に修行をした地でもある。将来は必ず仏陀になることが約束された菩薩の修行の地であり、現在は内院で釈迦牟尼仏の次の仏陀となることが決められた弥勒菩薩が説法をしている。仏教的には弥勒菩薩を天魔とするのはかなり問題がありそうだが。
- 「葛飾北斎体験クエスト」において北斎の娘の描いた絵を見て「ああ…………あれって"布袋尊"じゃん!? 弥勒菩薩の化身っしょ?」と、弥勒菩薩に対する反応は薄かった。
- 欲界の第四天は兜率天とも呼ばれる欲界の浄土で、釈迦が生誕する前に修行をした地でもある。将来は必ず仏陀になることが約束された菩薩の修行の地であり、現在は内院で釈迦牟尼仏の次の仏陀となることが決められた弥勒菩薩が説法をしている。
- 仏教的には弥勒菩薩を第四天魔王として扱う行為は大問題であるため、欲界の第四天説は不正解であろう。
- 実際に「葛飾北斎体験クエスト」において北斎の娘の描いた絵を見て「ああ…………あれって"布袋尊"じゃん!? 弥勒菩薩の化身っしょ?」と、弥勒菩薩に対する反応は薄かった。
- 三界のうち色界の第四天説
- 色界の第四天ではないかという見方もされている。坂上田村麻呂の子孫を自称した三春田村家の一人娘であった愛姫は伊達政宗の正室として嫁ぎ、その伊達家の庇護の元で江戸時代の東北地方で発展したのが奥浄瑠璃『田村三代記』だからである。梵天を信仰した伊達家が田村家と深く結び付いたため、『田村三代記』で欲界の第六天→梵天が支配するとされる色界の第四天へと変化したのではないかという説に基づく。
- 梵天=ブラフマーの愛娘であれば、『田村三代記』では鈴鹿御前は人生を全うして二度目の死後に弁才天=サラスヴァティとして日本に顕現するため、サラスヴァティーを妻としたブラフマーとも非常に深く繋がる。
- ただし正しくは大梵天は色界の第三天であり、少光天が色界の第四天であるため、色界の第四天説は不正解である。また梵天は二大護法善神の一柱であるため、仏教的には梵天を第四天魔王として扱う行為は大問題である。
- 三界のうち無色界の第四天説
- 無色界の第四天にして最高の天である非想非非想天(有頂天)の可能性もある。
- 御伽草子『鈴鹿草子』や『田村草子』は意図的に仏教が採り入れられた形跡があり、敵方に仏教勢力が偏るなかで、鈴鹿御前のみ唯一の味方の仏教勢力として登場している。
- 対面した帝から「神々しく美しい姿で伊勢国からの貢物を掠めて日本を魔国にしようとしたのはなぜか」と問われ、鈴鹿御前は「帝は十善の位であり、私は天界の者にて十二善の位であります。上の位により心の侭に出来るのです」と返している。
十善の天位(天子や天皇の位のことを指す)を有する帝を相手にしてジャイアニスムを発揮しているあたり十善を超える十二善の位とは無色界の天女でもないと説明がつかなくなるため非想非非想天の娘でもなんら不思議はないが、非想非非想天の主が誰なのかという問題もある。
- 仏教的には無色界の天部の娘を第四天魔王の娘として扱う行為は大問題である。
- 天帝説
- タマモキャット曰く鈴鹿は「天帝の娘。血統は折り紙付き」とのこと。キャットを信じるならば天帝とは万物の最高神、創造の神である。
- 仏教において天帝は帝釈天の事をいう。帝釈天=インドラの愛娘であれば、『田村草子』で鈴鹿御前と田村麻呂の敵である大嶽丸に三明の剣を渡した阿修羅とも対となる。また、京都清水寺の大本願である田村麻呂は、帝釈天と阿修羅が守護する千手観音を深く崇敬したという点でも繋がってくる。天帝とされる帝釈天を天魔とするのも問題ありだが。
- タマモキャット曰く鈴鹿は「天帝の娘。血統は折り紙付き」とのこと。キャットを信じるならば天帝とは万物の最高神、創造の神である。また天帝とは天皇大帝である。天皇の由来でもある天帝を第四天魔王と同一視するのは大問題である。
- その上で解説するならば、仏教において天帝とは帝釈天の事をいう。帝釈天=インドラの愛娘であれば、『田村草子』で鈴鹿御前と田村麻呂の敵である大嶽丸に三明の剣を渡した阿修羅とも対となる。また、京都清水寺の大本願である田村麻呂は、帝釈天と阿修羅が守護する千手観音を深く崇敬したという点でも繋がってくる。
- 帝釈天は二大護法善神の一柱であるため、仏教的には帝釈天を第四天魔王として扱う行為は大問題である。
- Fate世界では帝釈天=インドラ=牛頭天王が同一視されるため源頼光が父、アルジュナが兄弟と同一視されているが、今のところ鈴鹿から二人への反応はない。
- ビースト関係説
- 鈴鹿御前と同じく、イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」で登場した例のアレのマテリアルでは少しであるが天魔について触れられている。
曰く、「頭に生えた魔羅(つの)は天魔のもの」「覚者の敵対者であることを示す」、さらに「魔羅(獣の冠)」「天魔(魔性菩薩)」ともある。あっ、天魔ってそういう系の……。
- 天魔=ビーストもしくはビーストに近い何かに関係すれば、天魔の姫である鈴鹿御前はビーストかそれに近いの何者かの娘とも考えられる。ビースト候補やビースト側ではないかとの疑惑まで浮上しており、第三宝具「三千大千世界」の長時間使用で英霊の資格が剥奪されるのは在り方が神霊寄りではなくビースト寄りに引き寄せられるからではとも。
- 『FoxTail』での今後の展開を暗示しているとのメタ予想としては何気に『FoxTail』世界では例のアレとそのサーヴァントを瞬殺してるので、彼女たちがゲームでのこの二人の位置になるのでは? ともされている。
|
- JKらしい振る舞いとして、様々なサーヴァントに独自の愛称をつけている御様子。
- 2020年12月、FGOアーケード版にて星4ランサー「鈴鹿御前(サンタ)」が配布サーヴァントとして実装。褐色JKサンタ。
+
| | +クリックで展開
|
▋イベントでの活躍
+
| | 深海電脳楽土 SE.RA.PH
|
- イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」
- 初登場。ストーリー第四幕「沈める森の美女」で、敵として登場した鈴鹿御前の2回目のブレイク時に何故か土方歳三が出現する。
- FGO初登場。ストーリー第四幕「沈める森の美女」で、敵として登場した鈴鹿御前の2回目のブレイク時に何故か土方歳三が出現する。
おそらくは別の人物の代役と考えられるのではあるが、ある種のインパクトの強い人物のため、土方乱入についてネタにされることがある。
- 鈴鹿御前のSG『独占願望』『料理下手』『奉仕体質』のうち、『奉仕体質』は『FoxTail』劇中に先駆けて明かされた。ただし他サーヴァント同様にあちらでは別のSGの可能性もある。
- -SG(シークレットガーデン)とは、『Fate/EXTRA CCC』での迷宮突破の鍵となる「その人物が隠していたい、けれど知ってほしい──というアンビバレンスな趣味嗜好」である。
- 『料理下手』については『FoxTail』では『料理コンプレックス』とされている。本来は『料理上手』であるが、彼女が理想とする料理のレベルが高すぎるがために、それに対しての『料理下手』や『料理コンプレックス』となっている。誤解されやすいがメシマズ系JKではない。
- 鈴鹿御前のSG『独占願望』『料理下手』『奉仕体質』のうち、『奉仕体質』は『FoxTail』劇中に先駆けて明かされた。ただし他サーヴァント同様にあちらでは別のSGの可能性もある。
- SG(シークレットガーデン)とは、『Fate/EXTRA CCC』での迷宮突破の鍵となる「その人物が隠していたい、けれど知ってほしい──というアンビバレンスな趣味嗜好」である。
- 『料理下手』については『FoxTail』では『料理コンプレックス』とされている。本来は『料理上手』であるが、彼女が理想とする料理のレベルが高すぎるがために、それに対しての『料理下手』や『料理コンプレックス』となっている。誤解されやすいがメシマズ系JKではない。
ちなみに同じSGを持つライバルの玉藻と同じく、鈴鹿もまた紅閻魔の指導を受けている模様。二人とも味については合格点のようだが、彼女の存在も二人の理想の高さの一因か。
|
+
| | ネロ祭再び ~2017 Autumn~
|
- イベント「ネロ祭再び ~2017 Autumn~」
- エキシビジョンクエスト「【超高難易度】第二演技 大嶽丸呪い行」において登場。
『変幻自在 花の如し』『変幻自在 風の如し』『変幻自在 獣の如し』というギミックが使われる。
- 『風の如し』は1回目のブレイク後から2回目のブレイクまで毎ターン開始時に使用され、「自身のクラスを1ターンの間変化させる」というもので「ランサー→ライダー→キャスタークラスへ変化」となっている。これについては鈴鹿の(セイバー以外の)適性クラスではないか、という考察がある。
- ランサーは「鈴鹿御前を祀る片山神社には「鈴鹿流薙刀術発生之地」碑が建てられていることや、鈴鹿御前と同一視される瀬織津姫は祇園祭では大長刀を持った姿で信仰されている」ことから。
- ライダーは「光輪車という
鈴鹿山から平安京まで気軽に略だry遊びに来れる移動速度のUFO空飛ぶ御車に乗っていた」ことから。
後、FGOACにてサンタバージョンの鈴鹿御前がランサークラスで実装されている(詳細は下記のAC項目参照)。
- ライダーは「光輪車(もしくは神通の車)という
鈴鹿山から平安京まで気軽に略だry遊びに来れる移動速度のUFO空飛ぶ御車に乗っていた」ことから。
後、水着バージョンの鈴鹿御前(サマバケ)がライダークラスとして実装された。
- キャスターは「鈴鹿御前は瀬織津姫やイザナミ等と同一視される女神として信仰されていることや、宝具「三千大千世界」の意味深な解説」から。
- シナリオ後編ではブリュンヒルデの異変を察知して駆けつけたサーヴァントの一騎として登場。パッションリップにお仕置きをしようとする緑 に「本性はケダモノ」疑惑をかけた。
そしてさりげなく巫女狐のこともディスった。
|
+
| | 葛飾北斎体験クエスト
|
- イベント「葛飾北斎体験クエスト」
- パートナー的なサーヴァントとして登場。
直接の言及はされていないが、坂上田村麻呂について彼女の反応が見られる。
- 江戸の将軍様について鈴鹿御前が「征夷大将軍ということはイケメンか」聞いたところ、お栄から「イケメンの将軍様なんかいるわけねえ」と返された。これに対して聞き捨てならないと返してることから、田村麻呂は(鈴鹿主観では)イケメンであると思われる。
- 鈴鹿御前の正体に気付いたお栄から、主人公も名のある仙人かと問われている。
その際に主人公が茶化すように田村麻呂に言及する選択肢で「気安くその名前を口に出さないことよ?」と鈴鹿がいつものJKムーブをやめて素の口調で警告しているため、彼女にとってはサーヴァントになっても田村麻呂が非常に特別な存在であることが窺える。
- 田村麻呂と同時代で、薬子の変では田村麻呂の勝利を祈祷した空海の木像について無反応であった。
- BBから「千里真眼」について言及されたのもこの体験クエストである。おそらくは「三千大千世界」関係と思われるが、詳細は不明である。
- 『FoxTail』に先駆けてBBから「千里真眼」について言及されたのもこの体験クエストである。
|
+
| | サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~
|
- イベント「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」
- 最終節クリア後の追加クエスト「ねえ、この森から帰れなくなくない?」に登場。
タイトル通りのJK的なノリの女子会シナリオで、他のメンバーは清少納言、織田信長、オキタ・J・ソウジ。
- なぎこ側のマイルームボイスで鈴鹿となぎこの交流があることは明かされていたものの、シナリオ上で絡んだのはこれが初。「鈴鹿パイセン」と慕われており、鈴鹿側もなぎこが消滅した(と誤解した)際には彼女の名前を叫ぶなど、振り回されつつも大切に思っている模様。
- 序盤こそJKらしいハイテンションなやりとりをしていたものの、鈴鹿本来の真面目な気質、ボケ続けるなぎことノッブ、比較的まともなジェイジェイの不調といった要素が合わさり、ほぼ一貫して常識人ポジション。あまりのボケの密度に、終盤にはツッコミ疲れて受け答えが雑になる一幕も。
- それでもやはり気の合う四人組のようで、最後には互いの友情を確かめ合うのであった。
- そんな四人をエミヤは「カーチェイスの後はバーベキュー。そしてビールとファミリーの話。そういうワイルドな速度組」と称した。
|
- 玉藻の前所有時にマイルームに特殊会話が追加される。
+
| | アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~
|
- イベント『アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~』
- 「北極入りした鈴鹿御前、『温泉と聞いて駆けつけたらプールになってた』と唖然呆然」
- イベントマップ左上に表示されるパークニュースで報じられた悲劇。頼光が運営する「りらっくす温泉りぞおと『GENJIの湯』」で事件が発生、解決する過程で事故があったことで「納涼りぞおと『ハワイアンGENJI』」にリニューアル……という経緯をなぎこが連絡しそびれた模様。
- たけのこ星人氏によるイラスト
- おまけシナリオ『休日の過ごし方』でシナリオにも登場。上述の連絡ミスの件に文句を言いつつも、平安女子会の先輩として頼光やなぎこ、式部を労う風流てるムーブを見せた。
- 水着は自分でキメッキメのものを選びたい派なのでレンタル水着は却下。
「いつかめっちゃイケてる水着になって!夏の視線はみんな釘付けにしてやーるーしー!」
- その後行われたドッジボール対決では式部や訳あって加わった黒髭、アキレウス、マンドリカルドらと共に頼光チームとして参加。ノッブ、沖田、謎のヒロインXX、お馴染みの仮面を付けたドッジボールマシーン1号、2号らを擁する
色物なぎこさんチームと激闘を繰り広げた。
|
▋Fate/EXTRA CCC FoxTail
- 『FoxTail』ではマスターである「坂神一人」にベタ惚れしており、「カズくん」なる愛称呼び。普段の軽薄な態度とは裏腹に、彼の為ならば汚れ役を演じるのも辞さないほどの愛情を抱いている。
+
| | FoxTailでの鈴鹿御前
|
- 作中では鈴鹿はキャス狐のライバルであり、キャラクターがだだ被りしている。その被り具合は3つあるSG(『CCC』での迷宮のゲートキーを兼ねる、心に秘めた知られたくない秘密)のうち2つが同じというレベル。
狐耳や尻尾もキャス狐を見た自分のマスターの反応を読み取って後付けで生やしたもの。
後に実装された姫がキャス狐から「キャラ被りは良くないなって思う(上品に意訳)」と言われ、狐属性を譲って蝙蝠属性で登場したが、FGOでも狐属性の鈴鹿御前。
- 一方のキャス狐はキャス狐で、鈴鹿御前の天鬼雨を受けて[天気雨]は狐の専売特許だと100%捏造スキル「狐の嫁入り」を持ってきている。ホントは仲良いだろ……。
- 「反応を読み取って」というのは鈴鹿側の言い分であり、実際のところ当のカズくん本人はこれといった反応はしていない。「おまえオレの何を見てた…」
- 実は初めて尻尾を生やした際はスカートに穴を開けておらず、スカートを持ち上げる形で尻尾を出している。つまり後ろにいたカズくん視点だと……
- 召喚される前の時点でJKの記録には触れているためこちらでも上述のケモ耳に対する憧れ自体は持っていたようで、月海原学園の図書室に置いてあった雑誌を広げて楽しそうに語っていた。とある事情から鈴鹿とカズくんの過去を垣間見たキャス狐はこの姿を見て「この様子だと私に関係なくそのうち勝手に耳を生やしてたかも」と感じている。
- このことに関連してか、絆Lv4のボイスが何度かサイレント修正されている。
実装初期は「私なんかに優しくしてくれる人がいるなんて」の部分が「私なんかに優しくしてくれる人が3人もいるなんて」へと変更された。この修正後の台詞の「3人も」というのは生前の夫である坂上田村麻呂、『FoxTail』でのマスターである坂神一人、そしてFGO主人公と見るのがユーザー間では通説となっているが、公式には不明。
仮にこの通りだとすれば玉藻等と同じ過去作の記憶をFGOに持ち越している勢という解釈も有力となる。デビューのCCCイベントでは『FoxTail』の記憶はない様子だったが、カルデアの特殊な召喚システムを介したことで記憶を取り戻したか。
- ……と色々考察されていたが、この「3人も」の部分は日時不明、またもサイレント修正されて消滅した。結局どっちだ!?
- 玉藻・凛・ラニと共に入った温泉で真名を看破され、ラニの説明を肯定する形で自身の生前について語っているが、その内容は言わば「一般的な」田村麻呂伝説をJK風の軽いノリにしたものであり、『耕雲紀行』や地域伝承等の「鈴鹿御前が田村麻呂に討伐される」という結末が組み込まれた『Fate/Grand Order material Ⅴ』の説明とは食い違っている。
- 一方で表側のカズくん・鈴鹿主従を描いた過去編においては「鈴鹿御前の物語は諸説・多岐に渡っている」ことが強調されており、その件について問われた鈴鹿本人は話を逸らしていたり、後にカズくんとすれ違いが生じた際にはモノローグで「今度も駄目だった」「やっぱり今回も 理解できなかった」といった何らかの後悔を滲ませていたり、口元から血を流しながら涙する生前の回想が挿入されていたり…… とこちらでもかつての悲劇的な結末を示唆するかのような描写が複数存在しており、初期から語られている「興味のない相手のことでは嘘をつかないが、大事な相手のことであれば嘘をつく」という性質も考慮すると、上述の温泉での説明がどこまで本気であったかは疑わしくなってくる。
+
| | 真相
|
- SG3「第四天魔王の娘」
- 玉藻との激闘の末に開示された『FoxTail』における鈴鹿の最後のSG。
「人間とは決して相容れる事のできない者」であること、そして「人と人ならざる者との恋が成立しない事を自ら証明してしまった」過去こそが彼女のSG3、すなわち奥底に隠していた秘密。上述の温泉での言動はそれらを隠すためのものであり、実はよく見ると田村麻呂についての話題は露骨に逸らしている。そして「きゃる〜ん」という効果音に空元気が出ている。
- 玉藻はこれを「貴女の嘘はわかりやすい」と指摘しているが、玉藻の鈴鹿に対する理解度の高さはアマテラスの分け御魂である玉藻の過去との類似点が多いことも大いに関係しており、この点においても玉藻と鏡合わせの存在として設定されたキャラクターであると言える。
|
- 『FoxTail』は原作『CCC』のバトルシステムに則った描写が度々用いられており、鈴鹿も原作を意識したステータス設定が存在する。
- 基本ステータス
筋力:D
耐久:D
敏捷:A
魔力:A
幸運:A+
宝具:EX
- スキル
火廻:敵に魔力ダメージ+対BREAKスタン
水煉:敵に魔力ダメージ+対ATTACKスタン
楼嵐:敵に魔力貫通ダメージ+対GUARDスタン
魔眼:筋力を低下させる+低確率でスタン付与
憐華:敏捷依存の貫通ダメージ
- 宝具
天鬼雨:魔力依存の貫通ダメージ(3手)
才知の祝福:敵のコマンドを1つ開示する ターンが進むごとに開示数増加 毎ターンMPを消費
三千大千世界:???
- FGOでは幸運Bだが、『FoxTail』では幸運A+。理想のカレシと出会えたからだろうか。
- 「火廻」「水煉」「楼嵐」はライバルであるキャス狐の「呪相・炎天」「呪相・氷天」「呪相・密天」と同じ効果。
- 『EXTRA』『CCC』のプレイヤーなら分かる「才知の祝福」の恐ろしさ。
|
▋Fate/Grand Order Arcade
- 2020年12月、『Fate/Grand Order Arcade』にて星4ランサー「鈴鹿御前〔サンタ〕」が配布サーヴァントとして実装。褐色JKサンタ。
というか黒ギャル。
+
| | FGOACでの鈴鹿御前
|
- アプリ版「クリスマス2019 ナイチンゲールのクリスマス・キャロル」フリークエストで「JKサンタ……悪くないかも!」という名で登場してから1年越しでまさかの冗談から出た真となった瞬間である。
- 属性はセイバー時と変わらず中立・悪。アプリ版ひっくるめて、2020年冬までに出たサンタ系サーヴァントの中では「中立」「悪」共に初となる。
- 履いてる。
- 一方アプリ版では同時期、第2部5.5章のCMにて、鬼のような形相で血涙を流していた。
アケ版との温度差……。
|
▋マイルームでの特殊会話
|
幕間の物語
- 開放条件:終局特異点クリア、霊基再臨×2回、絆Lv3
+
| | +クリックで展開
|
Interlude | 『JK散歩inカルデア』 | 推奨Lv | 60 | 場所 | カルデアゲート:幕間の物語 |
---|
| AP | 18 | 周回数 | 3 | クリア報酬 | 聖晶石×1 |
---|
絆P | 1,230 | EXP | 31,380 | QP | 12,800 |
---|
| 進行度 ■□□ |
Battle 1/2 | ラミアB Lv27(槍:22,850) | ナーガ Lv23(槍:38,506) | ラミアA Lv27(槍:22,850) |
---|
Battle 2/2 | | ネロ Lv67(剣:93,040) | エリザベート Lv63(槍:77,728) |
---|
Battle 1/2 | ラミアB Lv27 (槍:22,850) | ナーガ Lv23 (槍:38,506) | ラミアA Lv27 (槍:22,850) |
---|
Battle 2/2 | | ネロ Lv67 (剣:93,040) | エリザベート Lv63 (槍:77,728) |
---|
ドロップ | 蛇の宝玉x3、セイバーモニュメント、ランサーモニュメント | | 進行度 ■■□ |
Battle 1/2 | 心を失った咎者C Lv36(狂:44,890) | 心を失った咎者B Lv34(狂:37,384) | 心を失った咎者A Lv34(狂:37,384) |
---|
Battle 2/2 | 心を失った咎者B Lv37(狂:66,373) | フェルグス Lv73(剣:172,227) | 心を失った咎者A Lv37(狂:66,373) |
---|
Battle 1/2 | 心を失った咎者C Lv36 (狂:44,890) | 心を失った咎者B Lv34 (狂:37,384) | 心を失った咎者A Lv34 (狂:37,384) |
---|
Battle 2/2 | 心を失った咎者B Lv37 (狂:66,373) | フェルグス Lv73 (剣:172,227) | 心を失った咎者A Lv37 (狂:66,373) |
---|
ドロップ | 愚者の鎖x5、セイバーモニュメント | | 進行度 ■■■ |
Battle 1/2 | 祟鬼C Lv27(狂:66,331) | 祟鬼B Lv26(狂:58,569) | 祟鬼A Lv25(狂:51,213) |
---|
Battle 2/2 | | 酒呑童子 Lv60(殺:128,835) | 茨木童子 Lv60(狂:163,710) |
---|
Battle 1/2 | 祟鬼C Lv27 (狂:66,331) | 祟鬼B Lv26 (狂:58,569) | 祟鬼A Lv25 (狂:51,213) |
---|
Battle 2/2 | | 酒呑童子 Lv60 (殺:128,835) | 茨木童子 Lv60 (狂:163,710) |
---|
ドロップ | 八連双晶x3、アサシンモニュメント、バーサーカーモニュメント | 備考 | 祟鬼は黒色の大鬼。全体攻防デバフ「大剣幕」を使ってくる。重ねがけされると危険なので、弱体解除スキル持ちを加えるか速攻で対処しよう。 茨木&酒呑ペアはチャージが短く、全体魅了スキルが危険な酒呑から倒そう。 |
|
- 開放条件:幕間の物語1クリア、絆Lv5
+
| | +クリックで展開
|
Interlude | ミミ思う故にミミあり | 推奨Lv | 70 | 場所 | カルデアゲート:幕間の物語 |
---|
| AP | 20 | 周回数 | 3 | クリア報酬 | スキル強化 |
---|
絆P | 1,430 | EXP | 44,380 | QP | 14,800 |
---|
| 進行度 ■□□ |
Battle 1/1 | 呪塊・殺生石B Lv48(術:82,357) | みこーん! タマモちゃん Lv70(術:184,336) | 呪塊・殺生石A Lv49(術:84,058) |
---|
Battle 1/1 | 呪塊・殺生石B Lv48 (術:82,357) | みこーん! タマモちゃん Lv70 (術:184,336) | 呪塊・殺生石A Lv49 (術:84,058) |
---|
ドロップ | キャスターモニュメント | 備考 | タマモのスキル「黒天洞」自身に無敵状態付与(1T)&チャージMAX | | 進行度 ■■□ |
ドロップ | アーチャーモニュメント | 備考 | 開始時『見ていてほしい、子供たち!』 アタランテのクリティカル発生率アップ(3T・解除不可) | | 進行度 ■■■ |
ドロップ | ランサーモニュメント | 備考 | 『ケモミミフレンズ』鈴鹿御前の攻撃力アップ(3T・解除不可)
クリアでスキル「神通力 B」→「神通力(JK)B+」に強化。 |
|
強化クエスト
- 開放条件:最終再臨
+
| | +クリックで展開
|
Rank up | 強化クエスト 鈴鹿御前 | 推奨Lv | 80 | 場所 | カルデアゲート:強化クエスト |
---|
| AP | 21 | 周回数 | 3 | 報酬 | 宝具強化 聖晶石×2 |
---|
絆P | 815 | EXP | 29,690 | QP | 8,400 |
---|
| 進行度 ■□□ |
Battle 1/3 | 魔猿B Lv38(狂:23,962) | 魔猿A Lv39(狂:24,572) | 穢猪 Lv36(槍:18,541) |
---|
Battle 2/3 | 魔猿 Lv40(狂:28,749) | 穢猪B Lv38(槍:23,823) | 穢猪A Lv37(槍:23,217) |
---|
Battle 3/3 | | おろち Lv75(槍:157,297) | |
---|
Battle 1/3 | 魔猿B Lv38 (狂:23,962) | 魔猿A Lv39 (狂:24,572) | 穢猪 Lv36 (槍:18,541) |
---|
Battle 2/3 | 魔猿 Lv40 (狂:28,749) | 穢猪B Lv38 (槍:23,823) | 穢猪A Lv37 (槍:23,217) |
---|
Battle 3/3 | | おろち Lv75 (槍:157,297) | |
---|
ドロップ | 奇奇神酒x1、励振火薬、世界樹の種、槍の輝石、狂の輝石、QP+1,500 | 備考 | おろちはヒュドラ系の超巨大エネミー | | 進行度 ■■□ |
Battle 1/3 | がんたん魔猿B Lv31(槍:30,055) | 魔猿 Lv43(狂:22,559) | がんたん魔猿A Lv30(槍:29,010) |
---|
Battle 2/3 | がんたん魔猿 Lv32(槍:39,930) | 魔猿B Lv45(狂:32,062) | 魔猿A Lv44(狂:31,371) |
---|
Battle 3/3 | | 清姫 Lv72(狂:168,768) | |
---|
Battle 1/3 | がんたん魔猿B Lv31 (槍:30,055) | 魔猿 Lv43 (狂:22,559) | がんたん魔猿A Lv30 (槍:29,010) |
---|
Battle 2/3 | がんたん魔猿 Lv32 (槍:39,930) | 魔猿B Lv45 (狂:32,062) | 魔猿A Lv44 (狂:31,371) |
---|
Battle 3/3 | | 清姫 Lv72 (狂:168,768) | |
---|
ドロップ | 閑古鈴、バーサーカーモニュメントx1、QP+2,000、QP+1,500 | 備考 | | | 進行度 ■■■ |
Battle 1/2 | 穢猪B Lv54(槍:43,729) | がんたん魔猿 Lv43(槍:56,654) | 穢猪A Lv55(槍:44,517) |
---|
Battle 2/2 | おろち Lv80(槍:123,537) | | 長尾景虎 Lv80(槍:204,480) |
---|
Battle 1/2 | 穢猪B Lv54 (槍:43,729) | がんたん魔猿 Lv43 (槍:56,654) | 穢猪A Lv55 (槍:44,517) |
---|
Battle 2/2 | おろち Lv80 (槍:123,537) | | 長尾景虎 Lv80 (槍:204,480) |
---|
ドロップ | 奇奇神酒x1、世界樹の種、槍の輝石、ランサーモニュメントx1、叡智の灯火(槍)、QP+2,000、QP+1,500 | 備考 | クリアで天鬼雨[B+]→[B++]に強化。 |
|
|
|
|
|
|