+
| | 『JK散歩inカルデア』をクリアすると開放 (+クリックで展開)
|
+
| | 「『JK散歩inカルデア』」をクリアすると開放 (+クリックで展開)
|
生前に『相思相愛だった恋人との一生』が果たされなかったからか、鈴鹿御前は『本気の恋』を聖杯への望みとして現界した。
鈴鹿御前は恋に生き、恋に死ぬ。
その上で、美女と謳われた誇りにかけて自身の美しさを追求する。
そんな彼女がサーヴァントとして召喚され、ふと2000年代の時代背景を検索してみた所、『女子高生』という存在そのものが人気が高く美しいとされ、価値があるらしい。
(一見)楽しそうに生きる女子高生たちに魅了されてしまった鈴鹿御前はさっそく女子高生のスタイルそのものを自身に取り込んでしまった。
そんな若干の勘違いから生まれた彼女のJKスタイルだが、本人は本気で気に入っている。
「華のJKになった以上、そのライフスタイルに
「華のJKになった以上、そのライフスタイルに
誇りを持つっしょ。計算高いのはいいにしても、
損得第一の考えはJKへの侮辱だし?」
と、心の底からJKをリスペクトしている。
と、心の底からJKをリスペクトしている。
何事も真面目にうちこむ彼女らしい。
|
ゲームにおいて
- 『Fate/EXTRA CCC Foxtail』より、☆4で登場したJKセイバー。
- ☆4JKセイバー。
2017年5月1日よりイベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」の開催に合わせて先行実装され、イベント終了後に恒常サーヴァントとして本実装。
- 2019年7月のリニューアルにより、ゲーム開始時の☆4確定チュートリアル10連対象の一騎に追加された。入れ代わりにシュヴァリエ・デオンがラインナップから外れている。
- ステータスはバランス型。クラススキル「対魔力A」所持者の為、状態異常に対する抵抗力は高め。
カード構成はQuick=1枚、Arts=2枚、Buster=2枚の標準的なセイバー型。
ヒット数はQ・A・B:3Hit、EX:4Hitと手数は多めだが、Busterが3Hitする以外は特筆すべき点はない。
しかも元々のNP効率・スター発生率がセイバーの平均程度に当たるため、スター獲得は宝具に、そのためのNP確保にはArtsチェインやスキル「才知の祝福」に頼る処が大きい。このあたりはエミヤに近い。
- 2019年7月のリニューアルから2022年5月11日の再リニューアルまで、ゲーム開始時の☆4確定チュートリアル11連対象の一騎となっていた。
- カードの構成はQuick=1枚、Arts=2枚、Buster=2枚のセイバー標準型。
- ヒット数はQ・A・B:3Hit、EX:4Hitで、Buster以外は特筆すべき点はない。
- 性能は元々のNP効率・スター発生率がセイバーの平均程度。スター獲得は「神通力」を乗せた宝具頼り、NP確保にはArtsチェインやスキル「才知の祝福」に頼る割合が大きい。攻撃性能をスキルで補う点、特に宝具→クリティカルの流れはエミヤにかなり近い。
スキル解説
- スキルは攻撃寄りのバランス型で、セイバークラスとしては貴重なデバフスキルを持つ。
- 「神通力 B」
自身のBusterカード性能アップ(1T)&スター発生率をアップ(1T)
- どちらもスキルレベルに応じて効果が上がる。ダメージ・スター獲得のどちらも補強が効く宝具に乗せるのが基本。
[宝具,B,B/Q,EX]のブレイブチェインが出せれば理想的。
- クラススキルは「対魔力 A」「騎乗 B」「神性 A」。
高い弱体耐性とQuick補正を持つ。神性特攻には注意。
- 保有スキルは攻撃寄りのバランス型。セイバークラスでは貴重なデバフスキル持ち。
- 「神通力 B」→「神通力(JK) B+」
強化前:自身のBusterカード性能アップ(1T)&スター発生率をアップ(1T)
強化後:自身のBusterカード性能アップ(3回・3T)&スター発生率をアップ(3T)&クリティカル威力をアップ(3回・3T)
+
| | スキル倍率(強化前)
|
Buster性能アップ | 20% | 22% | 24% | 26% | 28% |
Buster性能アップ | 30% | 32% | 34% | 36% | 40% |
|
+
| | スキル倍率(強化後)
|
Buster性能アップ | 20% | 22% | 24% | 26% | 28% |
クリティカル威力アップ | 30% | 32% | 34% | 36% | 38% |
Buster性能アップ | 30% | 32% | 34% | 36% | 40% |
クリティカル威力アップ | 40% | 42% | 44% | 46% | 50% |
|
- Busterアップとスター発生率アップは、ともにスキルレベルに応じて成長する。効果が1ターン限定なので、ダメージ・スター獲得のどちらも補強が効く宝具に乗せるのが基本。
[宝具,B,B/Q,EX]のブレイブチェインが出来れば理想的。
- 幕間の物語2をクリアすることで「神通力(JK)」に変化。継続ターンが3ターンに伸びた上で新たにクリティカル威力アップが追加された。
クリティカル威力の効果量は高い。宝具効果でさらに伸ばせるので、自力で高倍率クリティカルを発揮しやすくなる。
Buster強化&クリティカル威力アップは3回のみだが、強化前の性能からするとそれほど問題にはならないだろう。特にクリティカル威力アップはクリティカルが発生するまでは3ターン継続し続けるため、無駄撃ちになる恐れは少ない。
- 「魔眼 B+」
男性限定魅了付与(1T)+攻撃力ダウン(1T)
- 他サーヴァントの「魔眼」と違い男性限定の魅了効果ではあるが、代わりに攻撃力ダウンの効果を併せ持つ。
どちらもLvを上げれば付与率、ダウン倍率ともに上昇する。効果は余り高くないが攻撃力ダウンは相手を問わず発動するので、男性以外でも腐る事はない。
- 現在実装されているランサーのおよそ半分が男性なので使い処はそれなりにあるが、ランサークラスは総じて「対魔力」のクラススキルを所持する為、レベルが高くても確実にはならない。
「対魔力」を持たない男性バーサーカー、逆に取り巻きの弱体成功率が上がっているアヴェンジャー相手に使うのも効果的。
敵単体[男性]に確率で魅了付与(1T)&攻撃力ダウン(1T)
- 他者の「魔眼」と違い男性限定の魅了効果。その分か、攻撃力ダウン効果を併せ持つ。
ともにスキルレベルに応じて成長する。効果は余り高くないが攻撃力ダウンは対象を問わず発動するので、男性以外でも機能する。
- 現在実装されているランサーのおよそ半分が男性なので使いどころはそれなりにある。ただし同クラスは総じて「対魔力」のクラススキルを所持する為、レベルが高くても確実性に不安が残る。
「対魔力」を持たない男性バーサーカーや、取り巻きの弱体成功率が上がっているアヴェンジャー相手に使うのも効果的。
- 「才知の祝福 C」
自身に毎ターンNP獲得状態付与(5T)&必中付与(3T)&宝具威力アップ(3T)
自身に毎ターンNP獲得状態付与(5T)&必中状態付与(3T)&宝具威力アップ(3T)
- NP獲得は継続5ターンと長く、獲得量はLv1で5%×5ターン、Lv10で10%×5ターン。CTはLv10で最短6ターン/効果の隙間が1~3ターンまで短縮される。
即効性はないが、CT毎の獲得総量と副次効果を考慮すると、☆5サーヴァントの一部が持つ強力なNP確保スキル「星の開拓者」をマイルドにしたような性能となる。
彼女の安定したNP効率の殆どを占めると言っても過言ではないスキルなので、最優先でレベルを上げたいスキル。
- 必中効果は貴重な3ターン継続で、敵が回避を連発してきた場合にも対応できる。ランサークラスには永続複数ストックの回避持ちが多いので、役立つ場面は多いだろう。
- 宝具威力アップはレベルを上げても効果は変わらないが、こちらも3ターン継続するのである程度先出し可能。
彼女のウリと言える安定したNP効率の殆どを占めると言っても過言ではないスキルなので、最優先で育成しよう。
- 必中効果は貴重な3ターン継続。敵が回避を連発しても対応しやすい。ランサークラスには永続複数ストックの回避持ちが多いので、役立つ場面が多いだろう。
- 宝具威力アップはレベルを上げても成長しないが、こちらも3ターン継続なのである程度先出し可能。
- 魔眼と本スキルによる必中効果により、ケルトのYARIO達にはアンチとも言える性能を持つ。
- スキル育成方針
+
| | +クリックで展開
|
宝具によるスター生産とクリティカル威力アップがメインとなる為、基本的には「才知の祝福>神通力>魔眼」の順番となる。周回プレイ運用がメインであれば「神通力≧才知の祝福」とし、「魔眼」は切り捨ててもいいだろう。
ただ、高難易度クエストになると男性限定とは言え行動停止を狙える「魔眼」の価値も上がってくる。(カルデア戦闘服の「ガンド」も加えれば2ターンの行動停止も視野に入る)
その為、NP確保、スター生産、クリティカル威力アップ等を概念礼装やサポート役で補えるのなら、「魔眼」を優先して上げるのも悪くない。
高難易度クエストでの運用も視野にいれてるが育成素材が厳しい、といった場合は概念礼装や他のサーヴァントである程度フォロー出来る「神通力」の育成を後回しにしよう。
- 宝具によるスター生産とクリティカル威力アップがメインとなる為、基本的には「才知の祝福>神通力>魔眼」の順番となる。周回プレイ運用がメインであれば「神通力≧才知の祝福」とし、「魔眼」は切り捨ててもいいだろう。
- 高難易度クエストでは、男性限定だが行動停止を狙える「魔眼」の価値も上がる。カルデア戦闘服の「ガンド」も加えれば2ターンの行動停止も視野に入る。NP確保、スター生産、クリティカル威力アップ等を概念礼装やサポーターで補えるのなら、優先しても悪くない。
- 高難易度クエスト運用も視野に入れるが育成素材が厳しい場合、概念礼装や他者である程度フォロー出来る「神通力」を後回しにしよう。
|
宝具解説
- 「天鬼雨」
全体Buster属性多段攻撃(10Hit/敵1体)&自身のクリティカル威力アップ(3T)
- 宝具強化は未実装。「神通力」と合わせればそこそこスター生産が可能で、そうして集めたスターで次ターンにクリティカルを狙うのが常套手段となる。
- 副次効果のクリティカル威力の倍率はOC1の時点でスキル「心眼(偽) 」AランクのLv10相当とかなり高倍率であるため、宝具使用後は積極的にクリティカルを狙おう。
- エミヤと同様に星出し手段としても使うことになるが、「神通力」でのスター生産率アップはそこまで強力な補正ではない為、OverKillボーナスを得られるタイミングを狙いたい。敵3体に対してOverKill一切無しの場合、得られるスターは神通力10Lvでも20個程度。
- 周回で同行する場合はぜひマーリンの「幻術」と合わせたい。幻術+神通力状態で敵3体に対し宝具込みのブレイブチェインが決まれば星がほぼ飽和する。
強化前:敵全体にBuster属性多段攻撃(10Hit/敵1体)+自身のクリティカル威力アップ(3T)
強化後:敵全体にBuster属性多段攻撃(10Hit/敵1体)+自身のクリティカル威力アップ(3T)&自身のNP獲得量アップ(3T)
+
| | 宝具倍率
|
クリティカル威力アップ | 40% | 50% | 60% | 70% | 80% |
|
- 「神通力」を合わせればそこそこ生産可能なスターで次ターンにクリティカルを狙うのが常套手段となる。
エミヤと同様に星出し手段としても使うことになるが、「神通力」でのスター生産率アップはそこまで強力な補正ではない為、OverKillボーナスを得られるタイミングを狙いたい。敵3体に対してOverKill一切無しの場合、得られるスターは神通力Lv10でも20個程度。
- 周回で同行する場合はぜひマーリンの「幻術」を忘れずに合わせたい。「幻術」+鈴鹿の「神通力」状態で敵3体に対し宝具込みのブレイブチェインが決まればスターがほぼ飽和する。
- OC対応はクリティカル威力アップ。倍率はOC1の時点でスキル「心眼(偽) A」Lv10相当とかなり高倍率なので、宝具使用後は積極的にクリティカルを狙おう。
- 宝具強化後は基礎威力増加に加え、新たに3ターンのNP獲得量アップ効果が追加される。効果量はあまり高くないものの、クリティカル補正も含めればそれなりのNPチャージ促進となる。
総評
- 若干のデバフ能力を所持するが基本的にはアタッカー。
- メインアタッカーとして使う場合、単体火力やスター集中率等の足りない面を味方や概念礼装でフォローする必要が出てくる。肝心のクリティカル運用にはまず宝具を撃つ必要がある為、早期宝具発動にNP面のフォローも欲しい所。
二つのバフを乗せた宝具で雑魚を蹴散らし、集めたスターでブレイブチェインをクリティカルにしてボスも削りに行く…という流れはアタッカーとして十分に強力。
- 天魔の姫のイメージとは裏腹に「魔性」は持っていない。敵として戦闘の場合、俵藤太などの魔性特攻は効果がないことに注意。
- 一方で「騎乗」と「神性」両方持ちのセイバーである為、アーチャー織田信長のスキルと宝具には非常に弱い。
- 高難易度クエストに連れて行く際は、「魔眼」のスキルレベルをできる限り上げておきたい。特にバーサーカーやアヴェンジャー等の高火力で行動自体をさせたくない相手を止められる可能性を上げておこう。
- 育成難易度はそこそこ高い。素材が地味に厄介で、数は少ないが最終再臨でレア素材「智慧のスカラベ(6章以降)」を要求され、スキル上げ後半では水着サーヴァント達が大量に使う「追憶の貝殻」を合計60個要求される。他の育成素材も多くのサーヴァントがよく使うものばかり(「凶骨」は必要数も多い)なので、育成計画は念入りに立てておこう。
- 他の★4全体宝具セイバーと比較した場合、宝具強化の有無はいかんともしがたいが、「B強化」「宝具威力UP」を自前で持つため威力的にもそこまで大きな見劣りはなく、また競合相手は「宝具後」の火力や二発目への遠さに問題を持つ者が多い中「宝具で星出し+クリ威力UP」して殴りダメージ・NP効率を底上げしつつ、無駄を出しにくく確実に効果を発揮する「NPリジェネ」で次の宝具へ駆け足で進める、と特に中長期戦闘でのアドバンテージが大きい。
- 天魔の姫のイメージとは裏腹に「魔性」は持っていない。敵として戦闘の場合、源頼光や俵藤太などの〔魔性〕特攻は効果がないことに注意。
- しかし「鬼」は持ち合わせているため渡辺綱の宝具のうち〔鬼〕特攻は効果がある。
- 一方で「騎乗」と「神性」両方持ちのセイバーである為、アーチャー織田信長のスキルと宝具にはクラス相性も含めて非常に弱い。
- 高難易度クエストに連れて行く際は、「魔眼」スキルレベルを出来る限り上げておきたい。特にバーサーカーやアヴェンジャー等の高火力で行動自体をさせたくない相手を止められる可能性を上げておこう。
- 育成難易度はそこそこ高い。素材が地味に厄介で、数は少ないが最終再臨でレア素材「智慧のスカラベ(第六特異点以降)」を要求され、スキル上げ後半では水着サーヴァント達が大量に使う「追憶の貝殻」を合計60個要求される。他の育成素材も多くのサーヴァントがよく使うものばかり(「凶骨」は必要数も多い)なので、育成計画は念入りに立てておこう。
- 他の☆4全体宝具セイバーと比較した場合、宝具強化済みで「Buster強化」「宝具威力アップ」を自前で持つため威力に見劣りはなく、また競合相手は「宝具後」の火力や二発目への遠さに問題を持つ者が多い中「宝具で星出し+クリ威力アップ」して殴りダメージ・NP効率を底上げしつつ、無駄を出しにくく確実に効果を発揮する「NPリジェネ」で次の宝具へ駆け足で進める、と特に中長期戦闘でのアドバンテージが大きい。
- 何気に「天属性の全体宝具セイバー」というレアな特徴(2022年冬時点において、同属性は伊吹童子のみ)を持つため、他に高レアセイバーが増えてきても独自の地位を保つことが可能。全体宝具セイバーは地属性に偏っている反面ランサーには天・地属性が多いため、実際叩き出すダメージ量では大差ないことも多い。
- 聖杯転臨に関して
+
| | +クリックで展開
|
通常攻撃の火力は控えめだが、2つのスキルで宝具火力を上げられる為、サブアタッカーとしては単独でも十分な火力を持っており、魔眼での足止めも強力。
- 通常攻撃の火力は控えめだが、2つのスキルで宝具火力を上げられる為、サブアタッカーとしては単独でも十分な火力を持っており、魔眼での足止めも強力。
出来る事が多いのを、万能と見るか器用貧乏と見るかで評価が分かれるが、万能と見るなら聖杯をささげていい。Lv85時点でのフォウ無しATKは10,035となる。
|
運用について
- パーティ編成ではスター生産が得意なサーヴァントと組みたい。
セイバー統一するにあたって「沖田総司」か「ランスロット(剣)」を所持しているなら最優先でチームを組ませるべし。ザコは鈴鹿御前の全体宝具、ボスは沖田orランスロットの単体宝具、と役割分担も出来て相性がいい。
- クリティカルを重視するなら、スター集中率が低いキャスタークラス等を1騎程度採用した方が鈴鹿御前にスターが配分されやすくなるので、スター生産が得意なキャスター「ギルガメッシュ(術)」、配布☆4「エリザベート(ハロウィン)」等)を入れるとよい。また、スター生産が得意なアサシン達とも相性がよいので、敵が槍騎混合クエストでも活躍しやすい。(詳細は折畳み部を参照)
セイバー統一するにあたって沖田総司かランスロット(剣)を所持しているなら最優先でチームを組ませるべし。ザコは鈴鹿御前の全体宝具、ボスは沖田orランスロットの単体宝具、と役割分担も出来て相性がいい。
- クリティカルを重視するなら、スター集中率が低いキャスタークラス等を採用した方が鈴鹿御前にスターが配分されやすくなるので、スター生産が得意なキャスターのギルガメッシュ(術)、エリザベート(ハロウィン)等を入れるとよい。また、スター生産が得意なアサシン達とも相性がよいので、敵が槍騎混合クエストでも活躍しやすい。(詳細は折畳み部を参照)
- 長所を伸ばす(スター獲得やクリティカル関係の強化)
+
| | +クリックで展開
|
剣 | 沖田総司 | スター生産セイバーその1。限定☆5。スター生産に用いるQuick性能がジャックに並ぶトップクラスだが、それだけにカード構成の食い合わせが悪いのがネック |
ランスロット(剣) | スター生産セイバーその2。こちらはArts主体なのでスター生産をほぼスキルに頼り切る晩成型だが、その分相性の良いカード配分によってNPのバランスが崩れにくい |
カエサル | (防御力ダウンのデメリットはあるが)「扇動」による補助がとにかく強力。 カリスマによる通常火力の補強やQuick単体宝具による確実なスター確保も見どころはあるが、ランサー標準型(B2/A1/Q2+1)かつ本人のヒット数が宝具以外殆ど無いので編成に注意 |
剣 | 沖田総司 | スター生産セイバーその1。限定☆5。スター生産に用いるQuick性能がジャックに並ぶトップクラスだが、それだけにカード構成の食い合わせが悪いのがネック |
ランスロット(剣) | スター生産セイバーその2。こちらはArts主体なのでスター生産をほぼスキルに頼り切る晩成型だが、その分相性の良いカード配分によってNPのバランスが崩れにくい |
カエサル | (防御力ダウンのデメリットはあるが)「扇動」による補助がとにかく強力。 カリスマによる通常火力の補強やQuick単体宝具による確実なスター確保も見どころはあるが、ランサー標準型(B2/A1/Q2+1)かつ本人の通常攻撃性能が劣悪なことには注意 |
術 | マーリン | 限定☆5。宝具と全てのスキルが鈴鹿御前と特に相性がよい第一候補。 ただ、「英雄作成」のクリティカル威力アップは1ターンで消える為、カードとスターの状況次第では宝具の後まで我慢したい場面もある |
玉藻の前 | 恒常☆5。同属嫌悪のライバルだが、HPだけでなくCT回復もできるため相性はかなりのもの。 スキル育成が完了すれば、凸「プリズマコスモス」等と併せて4ターン毎に神通力(+才知の祝福)を込めた天鬼雨を叩き込む、等も現実的に狙えるようになる。 しかし再臨とスキル育成の育成素材「凶骨」が鈴鹿御前と重なり、莫大な総量を要する(※2人合計で200本以上!)のが最大の問題 |
ギルガメッシュ(術) | マーリン・玉藻の中間的なベクトルでスキルの相性がいい。スター生産を大きく補佐する「王の帰還」や効果中の宝具が目を引くが、「カリスマ」「魔杖の支配者」のお陰で鈴鹿御前の通常火力とNP効率を高め、さらに魅了付与率も上げてくれると至れり尽くせり。唯一CTの遅さがネック |
玉藻の前 | 恒常☆5。同属嫌悪のライバルだが、HPだけでなくCT回復もできるため相性は意外と良い。 スキル育成が完了すれば、凸「プリズマコスモス」等と併せて4ターン毎に神通力+才知の祝福+呪層・廣日照を込めた天鬼雨を叩き込む、等も現実的に狙えるようになる。 しかし再臨とスキル育成の育成素材「凶骨」が鈴鹿と重なり、莫大な総量を要する(※2人合計で200本以上!)のが最大の問題 |
ギルガメッシュ(術) | マーリン・玉藻の中間的なベクトルでスキルの相性がいい。スター生産を大きく補佐する「王の帰還」や効果中の宝具が目を引くが、「カリスマ」「魔杖の支配者」のお陰で鈴鹿御前の通常火力とNP効率を高め、さらに魅了付与率も上げてくれると至れり尽くせり。CTの遅さがボトルネック |
マリー(術) | 限定☆4。スキルレベルが重要となるがスター&クリティカル支援特化型のキャスター。男性へのスター発生率ボーナスがないため術ギルほど支援の相性は良くないが、高性能な無敵ストックスキルのお陰で長期戦にも対応できる |
シェイクスピア | 低レアその1。瞬間的な強化に特化しているので、魔術礼装・カルデア戦闘服の「オーダーチェンジ」と一緒に運用し、鈴鹿御前の宝具発動の際に呼び出すといい |
アンデルセン | 低レアその2。こちらは長期戦を見据えた編成で、耐久性を犠牲にスター供給もこなせる。火力はないがパーティ全体のステータス向上を狙う際には、優先してカードを割くことになる |
殺 | 新宿のアサシン | 敵にライダークラスがおり、かつジャックが使えない場合の相方候補。耐久性は低いがスター生産能力とスター集中率操作能力を兼ね備えている為、Artsチェインを阻害しやすいQuick3枚持ちである事を考慮しても優秀。ちなみに他者のスター集中率を操作するスキル所持者は他に「ブリュンヒルデ」「謎のヒロインX(オルタ)」、「茶々(スター集中系の概念礼装との併用が必要)」がいるが、この3人はそれぞれ限定☆5、イベント配布☆4であるため、所持してない場合はフレンドから借りるしかない |
シェイクスピア | 低レアその1。瞬間的な強化に特化しているので、魔術礼装・カルデア戦闘服や決戦用カルデア制服の「オーダーチェンジ」と一緒に運用し、鈴鹿御前の宝具発動の際に呼び出すといい |
アンデルセン | 低レアその2。こちらはクリティカル運用と長期戦を見据えた編成で、NP加速とスター供給・クリティカルバフをすべて賄える。火力はないがパーティ全体のステータス向上を狙う際には、優先してカードを割くことになる |
殺 | 新宿のアサシン | 敵にライダークラスがおり、かつジャックが使えない場合の相方候補。ステータスは低いがスター生産能力とスター集中率操作能力を兼ね備えている為、Artsチェインを阻害しやすいQuick3枚持ちである事を考慮しても有望。ちなみに他者のスター集中率を操作するスキル所持者は他に「ブリュンヒルデ」「謎のヒロインX(オルタ)」、「茶々(スター集中系の概念礼装との併用が必要)」がいるが、この3騎はそれぞれ限定☆5、イベント配布☆4であるため、所持してない場合はフレンドから借りるしかない |
降 | 謎のヒロインXX | 限定☆4。Arts寄りカード構成と新宿のアサシンよりもCTが短い集中ダウンつきスター生成スキルを持ち、バーサーカー対策要員兼星出し役としての相棒になれる。しかし普段はスターを奪われやすくなるため、あくまでセイバーメインを徹底する場合鈴鹿側にスター集中礼装がほしい。 |
裁 | 卑弥呼 | 限定☆5。スキル「巫女のカリスマ」では鈴鹿が唯一持たない攻撃力バフを補いつつ、毎ターン24個(8個×人数)ものスターを生成してくれる。宝具ではBusterとクリティカルを大幅に強化し、おまけにチャージ段階を2段階(宝具チェインなら3段階)引き上げるためこちらでもクリティカル威力が上昇。これらの効果中に鈴鹿の宝具を発動することで宝具→クリティカルの流れが全体的に強力になる。 |
|
- 欠点を補う(通常攻撃火力、耐久性の補強など)
+
| | +クリックで展開
|
剣 | アルトリア | 恒常☆5。カリスマによる通常火力の補強、直感によるスター確保で無難なフォローが可能 | ネロ(ブライド) | 限定☆5。充実した単体支援スキルが揃う。「地に花を」は鈴鹿御前の宝具発動に併せて使いたい | ラーマ | カリスマによる通常火力の補強が可能。スター生産は苦手だが、「武の祝福」で余ったスターをかき集めて大ダメージも狙うことで、カードの偏りをフォローできる。単体攻撃宝具持ちで分担も可能 |
デオン | 壁役その1。耐久スキルがない鈴鹿御前を、クラス統一を崩さずにフォローしたい時に |
槍 | レオニダス一世 | 壁役その2。壁役以外にも宝具でのスター生産、スキルでのBuster強化も出来る優秀な盾将だが、ランサー定型でArts1枚なので宝具を使うか否かで割り切りも必要 |
エリザベート・バートリー | カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその1、「女性」。対象サーヴァントが多いので編成の自由度が高い |
弓 | 新宿のアーチャー | 限定☆5。カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその2、「悪」。総じてスターを取られやすく、クラス相性的にもセイバーの鈴鹿とは組みにくく、悪属性はクラスの偏りが大きい為、3騎目(アサシンなど)と礼装(スター集中系礼装など)の選択が難しい。オーダーチェンジを前提とした運用で敵クラス混成クエストなら検討の余地はある |
デオン | 壁役その1。耐久スキルがない鈴鹿御前を、クラス統一を崩さずにフォローしたい時に |
槍 | レオニダス一世 | 壁役その2。壁役以外にも宝具でのスター生産、スキルでのBuster強化も出来る優秀な盾将だが、ランサー定型でArts1枚なので宝具を使うか否かで割り切りも必要 |
エリザベート・バートリー | カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその1、「女性」。対象サーヴァントが多いので編成の自由度は高いが、カード構成と性能など足を引っ張る要素も多い |
弓 | 新宿のアーチャー | 限定☆5。カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその2、「悪」。総じてスターを取られやすく、クラス相性的にもセイバーの鈴鹿とは組みにくく、悪属性はクラスの偏りが大きい為、3騎目(アサシンなど)と礼装(スター集中系礼装など)の選択が難しい。オーダーチェンジを前提とした運用で敵クラス混成クエストなら検討の余地はある |
術 | 諸葛孔明 | 恒常☆5。攻防のバランスとNP確保に優れたワイルドカードサポーター。 基礎能力を補う面が強いが、鈴鹿御前のクリティカル威力を強化しつつほぼ確実に宝具に繋げられる流れも見どころ。育成素材が鈴鹿御前と重ならないのも利点 | アナスタシア | 恒常☆5。カリスマ系スキルを持つデバッファー。全体攻撃宝具とNP確保スキルを持つので周回プレイ向き | 殺 | 酒呑童子 | 限定☆5がネックだが、カリスマ系スキルと全体魅了&防御デバフを持つサポート型アサシン。スター生産能力もそこそこある |
ステンノ | カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその3、「神性」。上述のラーマやカエサルや酒呑童子も神性持ちなのでそこそこ組みやすい |
盾 | マシュ | 壁役その3。前提としてストーリーをしっかり進めておく必要があるが、敵が全体攻撃主体なら彼女の出番 |
月 | BB | 配布☆4の回復支援役。火力はないが高性能な回復スキルとスタンスキル、スター集中スキルを持つ。またArtsクリティカルで宝具を打ちに行き、その副効果でNP支援を行う循環が可能。 長期戦となるクエストやアヴェンジャーが出るクエストで輝く同時期実装サーヴァント。3人目を玉藻の前にすれば尚良し |
ステンノ | カリスマ系固有スキルによるボーナス持ちサーヴァントその3、「神性」。上述のラーマやカエサルや酒呑童子も神性持ちなのでそこそこ組みやすい。また、男性相手なら魅了付与の手段が3つになるため時間を稼ぎやすくなる |
盾 | マシュ | 壁役その3。前提としてストーリーをしっかり進めておく必要があるが、敵が全体攻撃主体なら彼女の出番 |
月 | BB | 配布☆4の回復支援役。火力はないが高性能な回復スキルとスタンスキル、スター集中スキルを持つ。またArtsクリティカルで宝具を打ちに行き、その副効果でNP支援を行う循環が可能。 長期戦となるクエストやアヴェンジャーが出るクエストで輝く同時期実装サーヴァント。3騎目を玉藻の前にすれば尚良し |
|
- また最近では宝具強化、及びアペンドスキルの追加により、元々NPスキルがあり弱くはなかった単純な宝具周回の実力にも更に磨きがかかっている。
- NPスキルはターン終了時な為、3wave用に溜め込むのが一番わかり易い運用。または2waveを別のサーヴァントに任せ、1,3waveで宝具を使えるようにしてもいい。
- このときのサポーター候補は毎度お馴染み光のコヤンスカヤ及びオベロン。または妖精騎士ガウェイン等、アタッカーとサポーターを兼ねるサーヴァントを組んでもいい。
- コヤンスカヤは分かりやすくNP50&バスターバフを足せるのと、鈴鹿御前の天地人不利に当たる人属性のケアも特攻で万全。雑にクリティカルスターを得られるのも強力である。またクラス相性は等倍であるが宝具火力がかなり高い部類なので、礼装を選べば対槍でも1~2wave程度ならこなせる場合がある。この時更にNP10を配布出来るのも覚えておいて損はない。
- オベロンも分かりやすい性能。宝具威力アップスキルを鈴鹿自身が持つのもありスキル3との相性は抜群である。またこちらもスター獲得が強力だが、NP減少も付属するためコヤンスカヤと比べると使い所は考える必要がある。クラス相性が一致するため、オベロン本人をどこかのwaveで殴らせる手もある。
- 妖精騎士ガウェインは「ファウル・ウェーザー」と合わせることでターン終了時のNP回収量がなんと25%になる。適切なサポーターをもう1体選べば、1waveに加え3waveでも宝具を撃てるケースが劇的に増えるだろう。それ以外のバフ要素は持たないが、本人もセイバークラスの全体宝具であり隙間になってしまう2waveのアタッカーを務められる力を持つ。
- どのスキルを活かし、どのような運用をするか。その目的設定によって鈴鹿御前に合う礼装は大きく変わってくる。ここでは幾つか例を挙げるので、選択の参考にしてみてほしい。
概念礼装について
+
| | おすすめの概念礼装
|
- NPチャージ型
- 「才知の祝福」のレベルが低い内は初期NPチャージ型の概念礼装を優先して装備しよう。「スターリー・ナイツ」、「サマータイム・ミストレス」といったクリティカル威力上昇や「至るべき場所」のようにスターを供給してくれる概念礼装等がオススメ。
- 「才知の祝福」のレベルが10まで上がると、1ターン目にスキルを使うことで「カレイドスコープ」や「虚数魔術(要限界突破)」との組み合わせで、遅くとも3ターン目には確実に宝具威力アップ+必中が残った状態でNP100に届く。
- 「才知の祝福」がLv10まで上がると、1ターン目にスキルを使うことで「カレイドスコープ」や「虚数魔術(要限界突破)」との組み合わせで、遅くとも3ターン目には確実に宝具威力アップ+必中が残った状態でNP100に届く。
- 「愛と希望の物語」はメインアタッカーを任せる場合に限りクリティカルスターがサポート役に回りにくくなり、クリティカル威力アップを重ねられる。限界突破している場合はNP60のため初手でWマーリンからの宝具と星生み→高打点のクリティカルでNPを回収でき、才知の祝福と合わせて二発目の宝具が早い段階で使える。
- アタッカーとしては身も蓋もない選択肢だが当然相撲とも好相性。特に鈴鹿はB・宝具強化を自身で持つためパッシブでの攻撃力UPの恩恵がより大きい。また、初期NP50と自身の才知があればBだけ切ってても問題なく宝具発動まで持っていける。
- NPリジェネ型
- 「プリズマコスモス」は「才知の祝福」がLv.10になると最も相性の良い礼装の一つであり、才知の祝福と限凸プリズマコスモスでは5ターンの間NP20チャージ、1ターンの間NP10チャージを繰り返すことで宝具の回転を飛躍的に高める。この状態の鈴鹿御前はマーリンによる全てのサポートが噛み合うためメインアタッカーを任せられるだろう。
- 「プリズマコスモス」は「才知の祝福」がLv10になると最も相性の良い礼装の一つであり、才知の祝福と限凸プリズマコスモスでは5ターンの間NP20チャージ、1ターンの間NP10チャージを繰り返すことで宝具の回転を飛躍的に高める。この状態の鈴鹿御前はマーリンによる全てのサポートが噛み合うためメインアタッカーを任せられるだろう。
- 魅了型
- 育成が進み、「才知の祝福」のレベルが十分に上がると、NPチャージ系以外にも選択肢も広がっていく。
加えて「魔眼」を育てた場合、魅了付与率を上げつつ宝具とクリティカル面も強化可能な「ノイジー・オブセッション」との相性が良くなる。
- クリティカル型
- 魅了付与が必要ない敵相手ならスター集中系の「熱砂の語らい」や「願いの先」が良相性として候補に挙がってくる。もちろんスター確保の定番「2030年の欠片」を持たせるのもよい。
- 最も相性が良いスター集中系礼装として「ダンス・ウィズ・ラウンズ」がスター集中+NP獲得量アップで宝具を回転させてクリティカル威力アップを切らさない鈴鹿御前の運用に好相性である。
- 複合型
- スムーズな「天鬼雨」の発動およびその際の星生成を重視する場合は「日輪の城」も相性が良い。初期NP・星発生率・ついでにクリティカル倍率も合わせて底上げできる。いずれの値も特化型礼装には及ばないが、どの効果も鈴鹿の方向性に合致しているため、器用な補強ができる。
- 通常、スター発生率UPはよほど倍率が高くないと実感できないが、10Hit*3の発生チャンスがある宝具だと+20%でも見てわかる程度には星が増える。
- 第二Waveを「天鬼雨」で殲滅し、発生した大量の星をそのまま最終Waveに持っていく流れが単純かつ強力。星はメインアタッカーが使用しても良いし、クリ倍率が上がっている鈴鹿自身が使っても良い。(アタッカーのカードが来なかった場合も鈴鹿のクリティカルで大打撃を叩き込める)
- 「鬼に衣」も近い性能なので、どこを重視するかを考えて選択しよう。
- 複合型
- スムーズな「天鬼雨」の発動およびその際の星生成を重視する場合は「日輪の城」も相性が良い。初期NP・星発生率・ついでにクリティカル倍率も合わせて底上げできる。いずれの値も特化型礼装には及ばないが、どの効果も鈴鹿の方向性に合致しているため、器用な補強ができる。
- 通常、スター発生率UPはよほど倍率が高くないと実感できないが、10Hit*3の発生チャンスがある宝具だと+20%でも見てわかる程度には星が増える。
- 第二Waveを「天鬼雨」で殲滅し、発生した大量の星をそのまま最終Waveに持っていく流れが単純かつ強力。星はメインアタッカーが使用しても良いし、クリ倍率が上がっている鈴鹿自身が使っても良い。(アタッカーのカードが来なかった場合も鈴鹿のクリティカルで大打撃を叩き込める)
- 「鬼に衣」も近い性能なので、どこを重視するかを考えて選択しよう。
|
- 絆Lv10で専用礼装を入手できる。
- 味方全体のBusterカード性能10%アップ&宝具威力10%アップというサポート型。味方の火力支援がメインとなる場合は候補となるが、自己強化としては効果が被る上でクリティカル運用とあまり噛み合わないのが欠点。
- 効果は「味方全体のBusterカード性能10%アップ&宝具威力10%アップ」というサポート型。
味方の火力支援がメインとなる場合は候補となるが、自己強化としては効果が被る上でクリティカル運用とあまり噛み合わないのが欠点。
性能比較
名前 | HP | ATK | Q | A | B | 宝具 | 保有スキル |
---|
1 | 2 | 3 |
---|
アルトリア(オルタ) | 11589 | 10248 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 魔力放出(逆鱗)[A] | 宵闇の星[A] | カリスマ[E] | アルトリア(リリィ) | 10623 | 7726 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 花の降る路[A] | 魔力放出[A] | 花の旅路[EX] | ネロ | 11753 | 9449 | 1 | 2 | 2 | A/全 | 富の杯[B] | 皇帝特権(喝采)[EX] | 三度、落陽を迎えても[A] | ジークフリート | 14165 | 8181 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 貪欲なる黄金[A] | 仕切り直し[A] | 竜殺し[A++] | デオン | 13256 | 8765 | 1 | 2 | 2 | A/補 | 心眼(真)[C] | 自己暗示[A] | 麗しの風貌[C] | ラーマ | 11993 | 9854 | 1 | 2 | 2 | B/単 | 武の祝福[A] | カリスマ[B] | 離別の呪い[A] | ランスロット(剣) | 11589 | 9929 | 1 | 2 | 2 | A/単 | 湖の騎士[A] | 無窮の武練[A+] | 騎士は徒手にて死せず[A++] | ガウェイン | 11419 | 10173 | 1 | 1 | 3 | B/全 | 聖者の数字[EX] | 不夜のカリスマ[B] | べルシラックの帯[EX] | エリザベート(剣) | 11248 | 9899 | 1 | 2 | 2 | B/単 | 勇者大原則[EX] | 魔力放出(勇気)[D] | 真紅の勇者伝説・劇場版[EX] | 鈴鹿御前 | 11753 | 9544 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 神通力(JK)[B+] | 魔眼[B+] | 才知の祝福[C] | フラン(剣) | 11993 | 9353 | 2 | 1 | 2 | Q/単 | サマー・ガルバニズム[B+] | 虚ろなる酷暑への嘆き[A] | ほどほどロード[C] | 柳生宗矩 | 11135 | 9999 | 1 | 2 | 2 | A/単 | 新陰流[A++] | 水月[B++] | 無刀取り[A] | メイヴ(剣) | 13609 | 8017 | 1 | 2 | 2 | A/単 | 私が水着に着替えたら[A+] | オードトワレ・ホワイトハニー[B] | 女王の躾(海)[A] | ディルムッド(剣) | 11362 | 10048 | 2 | 1 | 2 | Q/単 | 魔力放出(跳躍)[A] | フィオナ騎士の誉れ[B] | 激情の細波[B+] | 蘭陵王 | 12625 | 9112 | 1 | 2 | 2 | A/補 | 隠美の仮面[A] | 勢い破竹の如し[C] | 魔性の貌[EX] | ラクシュミー | 11362 | 9949 | 2 | 1 | 2 | Q/全 | ラーニーのカリスマ[B+] | 進撃するシパーヒー[B] | グワーリヤルの抵抗[A+] | 葛飾北斎(剣) | 11873 | 9389 | 2 | 2 | 1 | A/単 | 神通力(墨)[C] | 父娘の縁[B] | 雅号・竜紋蛸[B] | 巴御前(剣) | 12233 | 9544 | 1 | 2 | 2 | A/全 | ミッドナイトオブサマーサイド[A] | VR新陰流[B+] | 生存(山野)[EX] | 斎藤一 | 11873 | 9425 | 1 | 2 | 2 | A/単 | 抜刀自在[B] | 心眼(真)[B] | 無敵の剣[A] | 渡辺綱 | 11248 | 10123 | 1 | 2 | 2 | B/単 | 無窮の武練(対魔)[A-] | 水天の徒[B] | 一条戻橋の腕斬[EX] | カルナ (サンタ) | 12877 | 9180 | 2 | 1 | 2 | Q/単 | フットサンタ[A] | 閃光の拳[A] | 施しの英雄(聖夜)[EX] | 妖精騎士ガウェイン | 13521 | 8721 | 1 | 1 | 3 | B/全 | 聖者の数字[B] | ワイルドルール[A] | ファウル・ウェーザー[A] | ローラン | 12293 | 9687 | 1 | 2 | 2 | B/単 | 金剛体[A] | 恋に恋してさめざめと涙[C] | いと遅き角笛[EX] | ガレス(剣) | 13783 | 8119 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 早変わり[EX] | 太陽のようなガレス[B+] | 赤い剣[C] | 山南敬助 | 12498 | 8726 | 2 | 2 | 1 | A/補 | 武人にして文あり[C] | 柳緑花紅[C] | 親切者[B] | セタンタ | 11248 | 9999 | 2 | 2 | 1 | Q/単 | 赤枝の騎士[B] | 猛犬殺し[A+] | 影郷の武練[B+] | 宮本伊織 | 11248 | 9999 | 1 | 2 | 2 | B/単 | 氷の如し[B] | 紅玉の書[B] | 五輪の刃[A] |
- 関連サーヴァント比較
+
| | +クリックで展開
|
No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
---|
03 | アルトリア (オルタ) | 80 | 11589 | 10248 | A | A | D | A++ | C | A++ | 1 | 2 | 2 | 魔力放出(逆鱗)[A] 宵闇の星[A] カリスマ[E] | 04 | アルトリア (リリィ) | 80 | 10623 | 7726 | C | C | B | A | A+ | B | 1 | 2 | 2 | 花の降る路[A] 魔力放出[A] 花の旅路[EX] | 05 | ネロ | 80 | 11753 | 9449 | D | D | A | B | A | B | 1 | 2 | 2 | 富の杯[B] 皇帝特権(喝采)[EX] 三度、落陽を迎えても[A] | 06 | ジークフリート | 80 | 14165 | 8181 | B+ | A | B | C | E | A | 1 | 2 | 2 | 貪欲なる黄金[A] 仕切り直し[A] 竜殺し[A++] | 10 | デオン | 80 | 13256 | 8765 | A | B | B | D | A | C | 1 | 2 | 2 | 心眼(真)[C] 自己暗示[A] 麗しの風貌[C] | 101 | ラーマ | 80 | 11993 | 9854 | A | B | A+ | B | B | A | 1 | 2 | 2 | 武の祝福 [A] カリスマ[B] 離別の呪い [A] | 121 | ランスロット(剣) | 80 | 11589 | 9949 | B | A | B | C | B+ | A++ | 1 | 2 | 2 | 湖の騎士[A] 無窮の武練[A+] 騎士は徒手にて死せず[A++] | 123 | ガウェイン | 80 | 11419 | 10173 | B+ | B+ | B | A | A | A+ | 1 | 1 | 3 | 聖者の数字[EX] 不夜のカリスマ[B] べルシラックの帯[EX] | 138 | エリザベート(剣) | 80 | 11248 | 9899 | B | C | C | C | B | C | 1 | 2 | 2 | 勇者大原則[EX] 魔力放出(勇気)[D] 真紅の勇者伝説・劇場版[EX] | 165 | 鈴鹿御前 | 80 | 11753 | 9544 | D | D | A | A | B | EX | 1 | 2 | 2 | 神通力(JK)[B+] 魔眼[B+] 才知の祝福[C] | 176 | フラン(剣) | 80 | 11993 | 9353 | C++ | B | C | D | A | B | 2 | 1 | 2 | サマー・ガルバニズム[B+] 虚ろなる酷暑への嘆き[A] ほどほどロード[C] | 187 | 柳生宗矩 | 80 | 11135 | 9999 | B | D | A++ | E | B | B | 1 | 2 | 2 | 新陰流[A++] 水月[B++] 無刀取り[A] | 221 | メイヴ(剣) | 80 | 13609 | 8017 | C | D | B | D | EX | A+ | 1 | 2 | 2 | 私が水着に着替えたら[A+] オードトワレ・ホワイトハニー[B] 女王の躾(海)[A] | 223 | ディルムッド(剣) | 80 | 11362 | 10048 | B+ | B | A | D | E | A | 2 | 1 | 2 | 魔力放出(跳躍)[A] フィオナ騎士の誉れ[B] 激情の細波[B+] | 227 | 蘭陵王 | 80 | 12625 | 9112 | B | B | A+ | D | D | B | 1 | 2 | 2 | 隠美の仮面[A] 勢い破竹の如し[C] 魔性の貌[EX] | 245 | ラクシュミー | 80 | 11362 | 9949 | B | B | B | C | E- | A | 2 | 1 | 2 | ラーニーのカリスマ[B+] 進撃するシパーヒー[B] グワーリヤルの抵抗[A+] | 264 | 葛飾北斎(剣) | 80 | 11873 | 9389 | C | C | B | C- | B- | B | 2 | 2 | 1 | 神通力(墨)[C] 父娘の縁[B] 雅号・竜紋蛸[B] | 290 | 巴御前(剣) | 80 | 12233 | 9544 | B | A | B | B | A | B | 1 | 2 | 2 | ミッドナイトオブサマーサイド[A] VR新陰流[B+] 生存(山野)[EX] | 293 | 斎藤一 | 80 | 11873 | 9425 | B | C | B+ | E | A | C | 1 | 2 | 2 | 抜刀自在[B] 心眼(真)[B] 無敵の剣[A] | 298 | 渡辺綱 | 80 | 11248 | 10123 | B+ | C | A+ | C | B | B | 1 | 2 | 2 | 無窮の武練(対魔)[A-] 水天の徒[B] 一条戻橋の腕斬[EX] | 301 | カルナ (サンタ) | 80 | 12877 | 9180 | B | A | EX | D | C | A | 2 | 1 | 2 | フットサンタ[A] 閃光の拳[A] 施しの英雄(聖夜)[EX] | 310 | 妖精騎士ガウェイン | 80 | 13521 | 8721 | B+ | A | A | C | C | B+ | 1 | 1 | 3 | 聖者の数字[B] ワイルドルール[A] ファウル・ウェーザー[A] | 344 | ローラン | 80 | 12293 | 9687 | A | A+ | B | C | B | A | 1 | 2 | 2 | 金剛体[A] 恋に恋してさめざめと涙[C] いと遅き角笛[EX] | 354 | ガレス(剣) | 80 | 13783 | 8119 | C+ | C+ | A | D | D | B | 1 | 2 | 2 | 早変わり[EX] 太陽のようなガレス[B+] 赤い剣[C] | 363 | 山南敬助 | 80 | 12498 | 8726 | D | C | C | E | D | D | 2 | 2 | 1 | 武人にして文あり[C] 柳緑花紅[C] 親切者[B] | 379 | セタンタ | 80 | 11248 | 9999 | B+ | C | B | C | A | B | 2 | 2 | 1 | 赤枝の騎士[B] 猛犬殺し[A+] 影郷の武練[B+] | 405 | 宮本伊織 | 80 | 11248 | 9999 | C | C | A | B | B | --- | 1 | 2 | 2 | 氷の如し[B] 紅玉の書[B] 五輪の刃[A] |
|
小ネタ
小ネタ
+
| | +クリックで展開
|
- 初出は『Fate/EXTRA CCC』のスピンオフ漫画『Fate/EXTRA CCC FoxTail』(以下『FoxTail』)。ファンからの愛称はJKセイバー。JKとはもちろん女子高生の略である。
設定は『FoxTail』の作者であるたけのこ星人。インタビューから奈須きのこ、森瀬繚も関わっていることが判明している。
武内崇の「サプライズが欲しい」との一声により、『FoxTail』主人公のパートナー、玉藻の前に合わせて和風な彼女が登場することになった。
あまりに女性セイバーが多いため気付きにくいが原典の段階から女性という初のセイバーである。
さらに武内崇がキャラクター原案の女性セイバーにもかかわらずアルトリア顔ではない。
- 『FoxTail』巻末の裏話によると、元は作者のたけのこ星人が鈴鹿御前のキャラクター原案も担当することにさせられたものの、武内崇がJKで狐耳というアイデアを思いつき、キャラクター原案に一枚噛むこととなった。他にも当初はまんまアルクェイド顔であったが奈須きのこの一声で目を変えたり、設定を色々付け足されている模様が語られている。
▋概要
- 鈴鹿御前。出典は『耕雲紀行』や御伽草子『立烏帽子』『鈴鹿の物語』『鈴鹿の草子(田村の草子)』、奥浄瑠璃『田村三代記』等々の物語に登場する日本を代表する女丈夫。
- 本来は天女・鈴鹿御前と天の魔焰・立烏帽子は異なるルーツを持つが、歴史の中で次第に同一視されたことで御伽草子の鈴鹿御前が誕生した。
- 鈴鹿御前。出典は『耕雲紀行』、御伽草子『鈴鹿の草子』『鈴鹿の物語』『田村の草子』、奥浄瑠璃『田村三代記』等々の物語に登場する日本を代表する女丈夫。
+
| | 天女・鈴鹿御前
|
- 鈴鹿姫、鈴鹿大明神、鈴鹿権現、鈴鹿神女とも。また倭姫と同一視される。
- 鈴鹿峠は豊かな水に恵まれていたため、古くから巫覡の徒(修験山伏・陰陽師・巫女)が祓えを行っていたことに始まる。山岳信仰において鈴鹿山が神格化したことで鈴鹿姫として祀られた。後に東海道が鈴鹿越えルートになったことで、旅人が交通の要所である鈴鹿越えの安全を鈴鹿姫に祈願したことで鈴鹿峠の道祖神としての性質も合わせ持つ。
- なお「鈴鹿山」という呼称の山はなく、古くは鈴鹿峠や峠の東に位置する三子山(鈴鹿嶽、武名嶽、高幡嶽)の付近を指して鈴鹿山と呼ばれていた。
- 垂仁天皇の22年、倭姫が天照大神の御杖代として大神の意向を伺いながら各地を転々とし、最終的には伊勢国に皇大神宮(現在の伊勢神宮内宮)を創建する。7世紀後半になると天皇に代わって伊勢神宮に奉仕する斎王が始まり、仁和2年(886年)に東海道が倉歴越えから鈴鹿越えの阿須波道に切り替わったことで13世紀に斎王が途絶えるまでの間、斎王群行は伊勢国までの旅の途中、鈴鹿川で禊をして鈴鹿頓宮に宿泊することとなった。鈴鹿頓宮が鈴鹿峠に置かれた影響から、鈴鹿姫は伝説的斎王である倭姫と同一視されて祭祀された。
- 倭姫の同母兄は第12代景行天皇であり、日本武尊は甥にあたる。東征に向かう日本武尊に天叢雲剣を与えたのが倭姫である。
- 三子山には中央の峰に瀬織津姫、左右の峰にそれぞれ伊吹戸主、速佐須良姫が祀られていたが火災によって前述の鈴鹿頓宮の古宮に遷座された。その後も火災が繰り返し起きたため、その度に奉遷を繰り返したことで倭姫命を祀る鈴鹿社と4神合わせて1社となり、坂上田村麻呂以下5柱を追加して祀られた。永仁2年(1294年)には 多津加美坂に鈴鹿姫を祀る神社として遷座されて東海道坂下宿の氏神となる。
- これが鈴鹿峠の「鈴鹿明神」で現在の三重県亀山市関町に鎮座する片山神社となる。主神を倭比売命として瀬織津比売神、気吹戸主神、速佐須良比売神、坂上田村麿、天照大神、速須佐之男命、市杵島姫命、大山津見神が配祀されている。
- 鈴鹿明神と一対の塞の神(夫婦神)として鏡岩付近に祀られていた「田村明神」(坂上田村麻呂を勝軍地蔵と見做して神格化した神)も明治40年(1907年)に合祀された。
- 鈴鹿明神は都でも鈴鹿権現として崇敬され、京都祇園祭の山車「鈴鹿山」では瀬織津姫を鈴鹿権現として祀っている。
- 瀬織津姫は祓戸大神のうち不浄を清める禊の女神であり、伊勢神宮をはじめ「天照大神の荒御魂」として祀られていることが多い。瀬織津姫を「天照大神の母神(=イザナミ)」とする伝承もあるが、正式な文献では記述されていない。
- この鈴鹿明神を崇敬した鈴鹿山の伝説の女盗賊「立烏帽子」の伝承が入り混じって生まれたのが天の魔焰・立烏帽子である
|
+
| | 伝承解説 +クリックで展開
|
- 鈴鹿山の道祖神を中核とし、鈴鹿峠で「鈴鹿明神」として「田村明神」(坂上田村麻呂を神格化した神)と一対の塞の神(夫婦神)として祀られる。現在は鈴鹿明神と田村明神ともに三重県亀山市関町の片山神社で祀られている。
祓戸大神のうち不浄を清める禊の女神「瀬織津姫命」と同一視され、鈴鹿明神を崇敬した鈴鹿山の伝説の女盗賊「立烏帽子」の伝承が入り混じって生まれた。瀬織津姫は伊勢神宮をはじめ「天照大神の荒御魂」として祀られていることが多い。鈴鹿明神は鈴鹿権現として崇敬され、京都祇園祭の山車「鈴鹿山」では瀬織津姫を鈴鹿権現として祀っている。
瀬織津姫を「天照大神の母神(=イザナミ)」とする伝承もあるが、正式な文献では記述されていない。
- 坂上田村麻呂伝説では「天竺の第六天魔王の娘」とされ、日本を魔国にするために来日した。しかし女一人では事を成せないため、同じく日本を魔国にすることを目論む日本三大妖怪の一角である鈴鹿山の大嶽丸に手紙を出すもスルーされる。自らを討伐しにきた坂上田村麻呂とお互いに一目惚れ、彼が妖星(=彗星。当時は凶事の前兆とされた)の血を引いていたこともあって婚姻。比翼連理の夫婦となった二人は数々の怪異を退治し日本を救うことになる。
- 田村麻呂との婚姻後に彼との間に一人娘を授かったとされる。物語によっては一男一女の二児を授かるものもある。
さらには鈴鹿御前が天命によって亡くなると田村麻呂が黄泉の国まで追いかけ、人並みの寿命を得て添い遂げたと言われる。
+
| | 天の魔焰・立烏帽子
|
- 鈴鹿峠は古くから巫覡の徒が祓えをおこなう神聖な地であったが、東海道が鈴鹿越えルートに切り替わったことで往来する旅人が増えたため盗賊が跳梁跋扈することとなった。
- 平安時代末期の治承3年(1179年)頃に平康頼が記した仏教説話集『宝物集』に伊勢国鈴鹿山の立烏帽子、大和国奈良坂の金礫という盗賊が処刑されたことが記載されている。これが立烏帽子の初出となる。
- この立烏帽子を捕縛して天皇に献上したのは自らの祖父であると、伊賀国住人山田小三郎是行が名乗り出たことが鎌倉時代初期の『保元物語』から読み取れる。
- 上記の盗賊・立烏帽子が実在したのかはさておき、鎌倉幕府は御成敗式目追加法で鈴鹿山と大江山の盗賊の鎮圧は近辺の地頭が責任を持つよう伝達していることから、庶民が鈴鹿山と大江山の盗賊に悩まされていたことは間違いない。
- 余談となるが酒呑童子伝説のルーツを遡っても御成敗式目追加法に行き当たるため、立烏帽子伝説と根本的出自は同じである。
- ここまで盗賊・立烏帽子のルーツを並べてみたものの、立烏帽子が女盗賊であったということは記されていない。立烏帽子=女盗賊のルーツとなったのは事実に基づく昔話を集めて建長6年(1254年)に成立した『古今著聞集』の中で、藤原隆房が検非違使別当の頃に捕まえた強盗が美しい女官であった話をしたさいに「そういえば鈴鹿山に女盗賊がいたって聞いたな、知らんけど」と回想したことによる。鈴鹿山の盗賊といえば『保元物語』の盗賊・立烏帽子であったため、立烏帽子=女盗賊であるとの共通の認知モデルができあがった。
- 亀山天皇の時代に書かれた『弘長元年十二月九日公卿勅使記』に「伊勢国鈴鹿山には凶徒の立つところとして西山口の加治□坂がある。かつて立烏帽子がいたあたりで、件の立烏帽子が崇拝者した神社には鈴鹿姫が鎮座している。路頭の北辺りである」との一文が記されている。
- 平安時代末期に鈴鹿山の盗賊・立烏帽子の説話が登場してから僅か82年で鈴鹿姫を崇拝する女盗賊・立烏帽子という人物像が完成した。
|
- 田村麻呂が討伐した怪異は日本一番の討伐数を誇るが、その中で鈴鹿御前に関する物語は伊勢国鈴鹿山の鬼神・大嶽丸、陸奥達谷窟の鬼・悪路王、熊野鬼ヶ城の鬼大将・金平鹿の三篇のみ。
+
| | 坂上田村麻呂伝説と鈴鹿御前
|
- 室町時代に花開いた御伽草子の世界で天女・鈴鹿御前と天の魔焰・立烏帽子も同一視されていく。
- 江戸時代の東北地方で上演された奥浄瑠璃『田村三代記』では「天竺マガタ国の第六天魔王の娘」とされ、日本を魔国にするために来日した。しかし女一人では事を成せないため、同じく日本を魔国にすることを目論む日本三大妖怪の一角である鈴鹿山の大嶽丸に手紙を出すもスルーされる。自らを討伐しにきた坂上田村麻呂とお互いに一目惚れ、彼が妖星(=彗星。当時は凶事の前兆とされた)の血を引いていたこともあって婚姻。比翼連理の夫婦となった二人は数々の怪異を退治し日本を救うことになる。
- 田村麻呂との婚姻後に彼との間に一人娘を授かったとされる。物語によっては一男一女の二児を授かるものもある。
さらには鈴鹿御前が天命によって亡くなると田村麻呂が黄泉の国まで追いかけ、人並みの寿命を得て添い遂げ、鈴鹿権現として田村麻呂とともに日本を守護する神になった。
- と、このように「田村麻呂との悲恋」はあくまでFGO独自設定である。『material V』では『鈴鹿の草子(田村の草子)』や『田村三代記』が出典として挙げられているが、そこに悲恋のエピソードは一切ない。と言うより、これらの話は利生譚(神仏が衆生を救う話)であり、掻い摘めば「仏のお陰で2人は幸せになり、2人が悪鬼を退治したので民衆も救われた」と言う筋書きであるため、ハッピーエンドでなければ成り立たない。さらにその後は、「永劫に夫婦神として日本を守っている」とされ、現在も各地で鈴鹿権現として信仰されている。
FGOがサーヴァントに独自設定を作る事自体は珍しい事ではないのだが、2人が悲恋であったと言うのは、利生譚としての物語や夫婦神としての信仰を否定しているため、非常にデリケートな部分を改変してしまっている。
この設定を語る場合は、現在も鈴鹿権現や田村権現を信仰している方々に配慮した上で、細心の注意を払って行おう。特に聖地巡礼などでゆかりの神社を巡る場合などは、絶対に悲恋設定を持ち出すべきではない。
- 室町時代後期の『鈴鹿の草子』成立の少し前に著された『耕運紀行』では「勅命を受けた田村丸(田村麻呂)によって鈴鹿姫(鈴鹿御前)は誅罰され、その際山に投げた立烏帽子が石となって残っている」とされており、この頃から鈴鹿御前の伝承が諸説・多岐に渡っていることが伺える。「田村麻呂と結ばれる」伝承と「田村麻呂に討たれる」伝承、両方の要素を取り入れたのがFGOにおける設定であるとも言える。とはいえ、伝承や信仰が確立する前の俗話と、確立した以降の二次創作は、一緒にする事は出来ないが。
- また、『material V』の出典表記に関しては、明らかに間違っていると言える。ライターなりスタッフなりの確認ミスだろうか。
- 田村麻呂が鈴鹿御前討伐の際に使っていた太刀はその後の歴史において怪異の討伐に用いられている。
- 『酒呑童子絵巻』では「血吸」という安綱より奉納された太刀で、伊勢神宮を経て源頼光に渡り日本三大妖怪の一柱である酒呑童子の首を斬って「童子切安綱」となる。
- 『太平記』では銘は不明ながら『酒呑童子絵巻』同様に頼光に渡った後に、渡辺綱に貸し出されて鬼の腕を斬って「鬼切安綱」となる。この鬼切安綱は茨木童子の腕を斬った「髭切」と同一視されている。
- 余談だが、茨木童子の出身地とされる茨木村(現在の大阪府茨木市)は坂上田村麻呂が野茨を切って拓いた村である。
- 田村麻呂が討伐した怪異はかの源頼光をも圧倒し、日本で一番の討伐数を誇るが、その中で鈴鹿御前に関する物語は伊勢国鈴鹿山の鬼神・大嶽丸、陸奥の悪鬼・高丸、熊野鬼ヶ城の鬼大将・金平鹿の三篇のみ。悪路王と関係するのは御伽草子『立烏帽子』くらいで、『鈴鹿の草子(田村の草子)』や『田村三代記』では悪路王を討伐するのは田村麻呂の父だったりする。
- 『太平記』で坂上田村麻呂が鈴鹿御前との戦いで用いた安綱作の鬼切りの剣は、伊勢神宮を経て源頼光へと渡り、渡辺綱に貸し出されて牛鬼の腕を斬った。鬼切安綱を所有する北野天満宮では茨木童子の腕を斬った「髭切」と同一視している。
- 余談だが、茨木童子の出身地とされる茨木村(現在の大阪府茨木市)は坂上田村麻呂が野茨を切って拓いた村である。
- 『太平記』のこの場面は後に御伽草子などに引用される。『鈴鹿の草子』『田村の草子』では田村麻呂が鈴鹿御前討伐の際に使っていた太刀は「ソハヤノツルギ」となっている。
- また『酒呑童子絵巻』などにも引用され、そこでは田村麻呂が鈴鹿御前と戦った際に使っていた太刀は「血吸」という安綱より奉納された太刀で、伊勢神宮を経て源頼光に渡り日本三大妖怪の一柱である酒呑童子の首を斬って「童子切安綱」となる。
- 別名でもある「立烏帽子」は初期状態では着けておらず、第一再臨で着用するが第三再臨になると外してしまう。
- 出典によっては14~5歳の容姿は共通するも、立烏帽子姿ではなく玉の簪姿のため、最終再臨で巫女のような衣装で立烏帽子を被らないのも出典通りと言える。逆に京都祇園祭の鈴鹿山では瀬織津姫(鈴鹿権現)が御神体とされているが、そこでは金色の立烏帽子を被っている。
- 『FoxTail』内でも玉藻から「JKスタイルにかんざしで『立烏帽子』として誇りはないのか」と問われたが、自身が何を着てもそれが『立烏帽子』スタイルだと主張している。
直前に玉藻の方も自分が着たものが巫女服である、と同様の結論に至っているのでやっぱり似た者同士である。
直前に玉藻の方も自分が着たものが巫女服である、と同様の結論に至っているのでやっぱり似た者同士である。
|
- 初出は『Fate/EXTRA CCC』のスピンオフ漫画『Fate/EXTRA CCC FoxTail』(愛称『FoxTail』『狐尾』)。ファンからの愛称はJKセイバー。JKとはもちろん女子高生の略である。
- 設定は『FoxTail』の作者であるたけのこ星人。インタビューから奈須きのこ、森瀬繚も設定に関わっていることが判明している。
- デザインは武内崇。武内氏の「サプライズが欲しい」との一声により、『FoxTail』主人公のパートナーである駄狐に合わせて和風な彼女が登場することになった。
あまりに女性セイバーが多いため気付きにくいが原典の段階から女性という初のセイバーである。
さらに武内崇がキャラクター原案の女性セイバーにもかかわらずアルトリア顔ではない。
- 『FoxTail』巻末の裏話によると、元は作者のたけのこ星人が鈴鹿御前のキャラクター原案も担当することにさせられたものの、武内崇がJKで狐耳というアイデアを思いつき、キャラクター原案に一枚噛むこととなった。他にも当初はまんまアルクェイド顔であったが奈須きのこの一声で目を変えたり、設定を色々付け足されている模様が語られている。
- 『FoxTail』での鈴鹿御前について詳細は下記「Fate/EXTRA CCC FoxTail」内に記す。
- 『Fate/Grand Order Arcade』(愛称『FGOAC』)にて「鈴鹿御前〔サンタ〕」が実装された。
- 『FGOAC』での鈴鹿御前について詳細は下記「Fate/Grand Order Arcade」内に記す。
- イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!」にて「鈴鹿御前〔サマバケ〕」が実装された。
▋キャラクター
- プロフィールの通りJK像のベースになっているのは2000年代の情報だが、これは「聖杯戦争に関連した日本の時代背景」を検索したことによるもの。この場合は『FoxTail』において参加した月の聖杯戦争ではなく、元になった別世界の聖杯戦争(要するに『Fate/stay night』の年代)のことだと思われる。
実のところJKの本質を掴んでいるとは言い難く「女子高生を何やら勘違いしている」「テンプレート的」などと称されるものだが、本人としては成り立ちよりも在り方を重視している模様。
- 狐の耳と尻尾が生えているが、これらは生前から生えていたわけではなくカワイイから生やした。要は遊園地によくある「つけ耳」の様なもの。ちなみに尻尾はスカートの腰のところに穴を開けてそこから通している。
- この耳と尻尾、実はFGO世界と『FoxTail』世界で生やした経緯が若干異なる。(※設定変更の類いではなく、「それぞれ別のきっかけから同じ形に行き着いた」というもの)
- 元々ケモ耳をつけて楽しそうに遊園地デートをするJKに憧れを抱いていたらしく、FGO世界においては召喚時に生やしたとのこと。「深海電脳楽土 SE.RA.PH」や『FoxTail』における彼女の領域には周りから浮きまくった観覧車がそびえ立っており、これも件の憧れに由来するものと思われる。
- 『FoxTail』世界では件の憧れに加えてライバルの存在が鍵になる。詳しくは下記「Fate/EXTRA CCC FoxTail」にて。
- 幕間の物語「ミミ思う故にミミあり」ではこの耳と尻尾、そしてJKモーフについての鈴鹿の想いが語られている。どれも真似事、偽物ではあるが、偽物だから価値が無いわけではない というのが彼女のスタンス。
- はいてない。大事なことなのでもう一度。はいてない。なのでノーパンスタイリストと意気投合している。
- その理由は「ショーツは形でちゃうからヤ」という、(自分なりの)「イケてる」を重視する彼女らしいもの。露出癖があるわけではない。実はいまいち噛み合っていないノーパン同盟。
『FoxTail』の単行本特典や概念礼装等で水着姿も披露しているが、これらは当然ながらはいている。
- JKらしい振る舞いとして、様々なサーヴァントに独自の愛称をつけている御様子。
▋三明の剣
- 顕明連・大通連・小通連からなる「三明の剣」を自在に扱い、“星の運行(≒命運)”さえ操作してしまえる絶大な神通力を持つ。これは『FoxTail』でもFGOでも形を変えて反映されている。
- 剣の名称は三明六通、つまりは神通力に由来するのではとされている。三明とは神通力のうち宿命通、天眼通、漏尽通という現在、過去、未来を知る三種の知慧をいう。そこに天耳通、他心通、神足通を加えて六通となる。
- 大通連と小通連は文珠師利菩薩に打たせた剣で、通力自在の名剣という。
日本の説話に登場する架空の刀剣は数多くあれど、唯一無二といえるほどのファンタジー的チート性能を付与されているのは三明の剣とソハヤノツルギくらいのものである。
+
| | 「三明の剣」解説 +クリックで展開
|
+
| | 「三明の剣」解説
|
- 鍔に勾玉のついている太刀「顕明連」
- セイントグラフ、バトルキャラで手に持っているほか、通常攻撃時にも振るっている。第三再臨になると刀身が桃色に輝く。
顕明連は近江の水海(=琵琶湖)の蛇の尾より取りし剣で、別名を「双無き剣」とも「水海剣」ともいい、朝日に向けて虚空を三度振れば三千大千世界を目の前に見渡せる。
- 上述の伝承に由来する宝具「三千大千世界」の効果は「あらゆる世界を過去現在未来に至るまであまねく見渡す」というもので、言い換えれば「自分自身をムーンセル化する行為」という規格外のもの。またの名を「千里真眼」。未来演算によって自身のあらゆる可能性を確認、選択することで最適な答えに辿り着く事が可能となる他、本人も知らないマスターの過去や対戦相手の隠された秘密すら観測してみせた。
- この宝具名は設定段階では「三千世界」としていたところ、ノッブの宝具と丸被りしたために「三千大千世界」に変更になったという経緯がある。元はどちらも同じ意味の仏教用語。
- 鍔のデザインに勾玉が用いられている理由として、天照大神が第六天魔王に仏法を忌避する約束したとき、第六天魔王は天皇に反乱する者を懲らしめる事を誓い、その約束の証拠として天照大神は第六天魔王から神璽(日本中世においては八尺瓊勾玉は印=神璽であるとされていた)を受け取ったという中世神話に由来するものと考察されている。この第六天魔王の娘が鈴鹿御前であり、物語では朝敵である大嶽丸を討伐するため、天照大神と第六天魔王の約束は履行されたことになる。そうした物語から逸話を拾ったことで顕明連に勾玉がモチーフとして使われたのだろう。
- いわゆる第六天魔王と天照大神との契約説について詳細は下記「中世神話と第六天魔王譚」内に記す。
- 黄金の太刀「大通連」
- 宝具使用時に投擲するほか、各コマンドカードでも小通連とともに鈴鹿に追従して宙に浮かびながら攻撃を行っている。
宝具「天鬼雨」(正式名称は「文殊智剣大通連」)使用時には大通連を250本まで分裂させ、敵に容赦なく降り落としている。
生前は大通連と夫婦剣だった夫・田村麻呂の持つ「素早丸」と連携して計500本の雨を降らせていたという。
今は思い出のつまったかんざしを素早丸に見立てており、宙に浮く大通連と接触させることで天鬼雨を発動させている。かなり大雑把な射撃精度だが、「才知の祝福」発動時には「自身の周囲に自分だけを避けるように降り落とす」細やかな操作が可能になる模様。
- 天鬼雨は「天気雨(狐の嫁入り)」をもじったものだが、ゲリラ豪雨の和名に「鬼雨」という言葉がある。
- 鷹や水流などに姿を変えながら素早丸と戦った逸話から、天鬼雨の真名解放以外でも様々な形に変化しながら攻撃を行う。
「水煉」:「変われ」の掛け声とともに大通連を水流に変化させる技。FGOではBuster(遠距離)に採用されている。
「楼嵐」:「叫べ」の掛け声とともに大通連を風に変化させる技。FGOではQuickに採用されている他、「葛飾北斎体験クエスト」では「正月桜ver.」なる派生技(?)も披露した。
「火廻」:「吼えろ」の掛け声とともに大通連を炎に変化させる技。
- 白銀の太刀「小通連」
- スキル使用時に構える。原作での「才知の祝福」使用の際は「小通連」を装備している必要があるのだが、残念ながら本作では省略されてしまっている。
- 「これなるは菩薩が鍛えし小通連 抜かば智慧は文殊が如く───『才知の祝福』!」という詠唱も存在する。しかし急いで発動する必要に駆られる事も多く、省略されがち。
- INTが大幅に上昇し、戦闘能力も全体的に向上、更には精神汚染を受けても意思とは関係無く目的と答えに向かって行動することが可能という、本人の言う通り地味ながらも非常に「イケてる」能力。ただしこれらはあくまでも宝具使用中の効果で、使い続けても元の性格にまで直接影響が及ぶわけではない。
シンジ「なにそれ性質悪くなるだけじゃん」
|
- 『FoxTail』ではマスターである「坂神一人」にベタ惚れしており、「カズくん」なる愛称呼び。普段の軽薄な態度とは裏腹に、彼の為ならば汚れ役を演じるのも辞さないほどの愛情を抱いている。
+
| | 関係解説 +クリックで展開
|
- 作中では鈴鹿はキャス狐のライバルであり、キャラクターがだだ被りしている。その被り具合は3つあるSG(『CCC』での迷宮のゲートキーを兼ねる、心に秘めた知られたくない秘密)のうち2つが同じというレベル。
狐耳や尻尾もキャス狐を見た自分のマスターの反応を読み取って後付けで生やしたもの。生やせるのか……。
後に実装された姫がキャス狐から「キャラ被りは良くないなって思う(上品に意訳)」と言われ、狐属性を譲って蝙蝠属性で登場したが、FGOでも狐属性のまま召喚に応じる鈴鹿御前。案外気に入ってるのか……。
- 一方のキャス狐はキャス狐で、鈴鹿御前の天鬼雨を受けて[天気雨]は狐の専売特許だと100%捏造スキル「狐の嫁入り」を持ってきている。ホントは仲良いだろ……。
▋FGOでの鈴鹿御前と第四天魔王について
- 『Fate/Grand Order material V』ではこの鈴鹿御前は第四天魔王の娘であると明言されている。続けて天帝から日本を魔国にするという命令を受け天下った鈴鹿御前とある。『Fate/EXTRA CCC FoxTail』では「天魔の真子」を自称している。つまり「Fate解釈では第四天魔王=天帝」で確定した。
- 鈴鹿御前を第四天魔王の娘とする物語は江戸時代の奥浄瑠璃『田村三代記』に限られるため、おそらく設定を作成する上で『田村三代記』を参照したのだろう。『田村三代記』では第六天魔王の娘とする諸本と、第四天魔王の娘とする諸本がそれぞれ残されているのも確かである。しかし奥浄瑠璃は盲法師が口づてに伝承してきた口承文学であるため『田村三代記』の正本(いわゆる原本)は存在しない。奥浄瑠璃は生きた語りであるため、演者は観衆の反応に合わせて即興でストーリーを変幻自在に改変させるのだが、それを文字化したものが諸本である。『田村三代記』の粗型は御伽草子『田村の草子』であるため元来は第六天魔王の娘であったとみられるが、上演を重ねるなかで第四天魔王の娘と改変されたものが伝承されたというのが真相である。
- 仏教における天魔とは、仏道修行を妨げる魔のことである。魔はマーラを漢訳した語であり、マーラ・パーピーヤスで天魔波旬となる。天魔波旬は欲界の第六天(=他化自在天)の天主(=自在天)と習合されたことで漢訳仏典ではパーリ語仏典より早く3世紀頃には第六天魔王とされていた。
- 天魔は第六天魔王のみを指すため『田村三代記』にみられる第四天魔王という概念は仏教に存在しない。第四天魔王について解説することは事実上不可能ではあるのだが、Fate解釈では第四天魔王=天帝とされる以上は何か意図があるはずで、以下は強引な解説であることに注意本当は誰の娘だ?。
- また日本における第六天魔王を時代背景から学術的に解説すると、平安時代末期から鎌倉時代以降から始まった中世神話のうち「第六天魔王譚」(いわゆる第六天魔王と天照大神との契約説)の影響が指摘されており、鈴鹿御前が第六天魔王の娘とされたことに影響を与えているため合わせて解説する。
- このことに関連してか、絆Lv4のボイスが何度かサイレント修正されている。
実装初期は「私なんかに優しくしてくれる人がいるなんて」の部分が「私なんかに優しくしてくれる人が3人もいるなんて」へと変更された。この修正後の台詞の「3人も」というのは生前の夫である坂上田村麻呂、『FoxTail』でのマスターである坂神一人、そしてFGO主人公と見るのがユーザー間では通説となっているが、公式には不明。
仮にこの通りだとすれば玉藻等と同じ過去作の記憶をFGOに持ち越している勢という解釈も有力となる。デビューのCCCイベントでは『FoxTail』の記憶はない様子だったが、カルデアの特殊な召喚システムを介したことで記憶を取り戻したか。
- そも狐耳と尻尾に関しては坂神一人の為に(勝手に勘違いして)生やしているので、一人との記憶がおぼろげにでもなければおかしい。読者間で既に見慣れた狐耳姿で実装したほうが色々都合がいいとも言う。何より後述の通り玉藻がいた場合の特殊ボイス的に記憶はあると考えるのが妥当だろう。
- ……と色々考察されていたが、この「3人も」の部分は日時不明、またもサイレント修正されて消滅した。結局どっちだ!?
+
| | 「中世神話と第六天魔王譚」解説
|
- 中世神話とは、古事記や日本書紀など記紀神話(いわゆる日本神話)に基づきながらも、本地垂迹説などに則りつつ仏教の諸天諸仏を同一視して作られた数々の神話群である。学術用語で中世日本紀と呼称される。
- 中世神話のうち第六天魔王譚の起源は『中臣祓訓解』とされ、要約すると「天照大神は大日如来と同体であり、日本国を治める証文を第六天魔王から請い受けた」というものである。この第六天魔王と天照大神との契約説は時代の節目に解釈を変化させながら流布していく。
- 『高野物語』では「大日如来(天照大神)が第六天魔王の子となり、我が国を継いで子孫(神武天皇)を国王とした」、『通海参詣記』では「伊邪那岐と伊邪那美が我が国を作ろうとしたとき、第六天魔王から国を譲り受け、仏法を忌むことを申し出た」とある。このように平安時代末期から鎌倉時代にかけての第六天魔王に対する認識は天照大神(もしくは伊邪那岐と伊邪那美)以前に存在した日本の支配権を持つ強大な神であり、同時に仏法を嫌う神でもあるというものであった。
- 『沙石集』「太神宮御事」では、弘長4年(1264年)に伊勢神宮を参拝した僧・無住道暁が伊勢神宮の神職に聞いた話として、以下のように記している。
- 「天地開闢の頃、大海の底に大日如来の印文があった。天照大神が鉾で探り当てると滴の露が落ちて日本が出来た。その様子を見た第六天魔王は「この滴が国となって、仏法流布し、人倫生死を出づべき相がある」と日本が仏国土となり魔界の障りになることを危惧して滅ぼそうとした。これに対し天照大神は「我は三宝(仏・法・僧)の名も言わない、自らにも近づけないから帰り給え」と約束して退けた」という。この約束があるため伊勢神宮では外向きには三法を疎ましく思っているが、内心では深く三宝を守っている。日本の仏法は伊勢神宮によって守護されている。
- 『沙石集』は伊勢神宮が仏教を避けている理由として、仏法を嫌っているわけではなく、第六天魔王と天照大神との間にある仏法を忌避する契約を守るため避けていることを民衆に語る前提で記されている。
- このように伊勢神宮からも展開された第六天魔王と天照大神との契約説は、室町時代に創出された『神道集』『百合若大臣』『平家物語』屋台本「剣巻」などに引き継がれて庶民に広く流布された。
- 例えば『太平記』「日本朝敵事」では、天照大神の約束により怒りを鎮めた第六天魔王は、天照大神の子孫を日本の主(天皇)とし、日本の主に反乱する者は第六天魔王の一族がこれを懲らしめる事を誓い、約束の証拠として第六天魔王から貰ったのが神璽(日本中世においては八尺瓊勾玉は印=神璽であるとされていた)であるとする。
- 御伽草子『鈴鹿の草子』『田村の草子』で鈴鹿御前が第六天魔王の娘とされた背景として、第六天魔王譚が広く流布された室町時代と合致しており、日本を魔国にするために降臨するものの、田村麻呂と夫婦となると大嶽丸という朝敵を懲らしめる誓いを果たすという、第六天魔王譚を意識した物語の構成的意図が隠されている。
|
- 鈴鹿御前はFateでは「第四天魔王の娘」とされているが、原典では主に「第六天魔王の娘」として知られる。「第四天魔王の娘」とする原典もあるにはあるが、第四天魔王への変化した理由が判明しておらず、一般的には第六天魔王の写し間違えたと考えられている。
仏教において天魔とは欲界の第六天を支配する魔王(=他化自在天=マーラ)の事であり、欲界の第四天を支配する魔王という概念は存在しない。本当は誰の娘だ?
+
| | 「誰の娘であるか」についての考察 +クリックで展開
|
+
| | 「誰の娘であるか」についての考察
|
- 三界のうち欲界の第六天説
- 欲界の第六天は多化自在天とも呼ばれる欲界の最高位で、六道の天道(天上界)の最下部である。欲界の天主大魔王である第六天魔王波旬の住み処。
- 仏教において天魔王は天魔、天子魔、第六天魔王、第六天魔王波旬などと呼ばれ、マーラとしても知られる釈迦が悟りを開く禅定に入った時に、瞑想を妨げるために現れたとされる魔神。
- 魔王にはタンハー(渇愛)、ラーガ(快楽)、アラティ(嫌悪)という三人の娘がおり、シッダールタの瞑想を妨げるために最初に派遣された。
- ヒンドゥー教では仏教を取り込むためにカーマデーヴァの別側面が魔王マーラとされる傾向にある。Wikipedia日本語版ではカーマ・マーラとして同一視するような記述があるが、正確に言えば同一視とは異なる。
- ヒンドゥー教では仏教を取り込むためにカーマデーヴァの別側面が魔王マーラとされる傾向にある。Wikipedia日本語版ではカーマ・マーラとして同一視するような記述があるが、正確に言えば同一視とは異なる。
- 第四天魔王の娘が鈴鹿御前によるブラフで、実は第六天魔王の娘だった場合はタンハー、ラーガ、アラティと同一視される可能性もある。ただし原典となる御伽草子などにおいてタンハー、ラーガ、アラティと同一視された記述はなく、鈴鹿御前と三人娘は別人物であろう。
- 三界のうち欲界の第四天説
- 欲界の第四天は兜率天とも呼ばれる欲界の浄土で、釈迦が生誕する前に修行をした地でもある。将来は必ず仏陀になることが約束された菩薩の修行の地であり、現在は内院で釈迦牟尼仏の次の仏陀となることが決められた弥勒菩薩が説法をしている。仏教的には弥勒菩薩を天魔とするのはかなり問題がありそうだが。
- 「葛飾北斎体験クエスト」において北斎の娘の描いた絵を見て「ああ…………あれって"布袋尊"じゃん!? 弥勒菩薩の化身っしょ?」と、弥勒菩薩に対する反応は薄かった。
- 欲界の第四天は兜率天とも呼ばれる欲界の浄土で、釈迦が生誕する前に修行をした地でもある。将来は必ず仏陀になることが約束された菩薩の修行の地であり、現在は内院で釈迦牟尼仏の次の仏陀となることが決められた弥勒菩薩が説法をしている。
- 仏教的には弥勒菩薩を第四天魔王として扱う行為は大問題であるため、欲界の第四天説は不正解であろう。
- 実際に「葛飾北斎体験クエスト」において北斎の娘の描いた絵を見て「ああ…………あれって"布袋尊"じゃん!? 弥勒菩薩の化身っしょ?」と、弥勒菩薩に対する反応は薄かった。
- 三界のうち色界の第四天説
- 色界の第四天ではないかという見方もされている。坂上田村麻呂の子孫を自称した三春田村家の一人娘であった愛姫は伊達政宗の正室として嫁ぎ、その伊達家の庇護の元で江戸時代の東北地方で発展したのが奥浄瑠璃『田村三代記』だからである。梵天を信仰した伊達家が田村家と深く結び付いたため、『田村三代記』で欲界の第六天→梵天が支配するとされる色界の第四天へと変化したのではないかという説に基づく。
- 梵天=ブラフマーの愛娘であれば、『田村三代記』では鈴鹿御前は人生を全うして二度目の死後に弁才天=サラスヴァティとして日本に顕現するため、サラスヴァティーを妻としたブラフマーとも非常に深く繋がる。
- ただし正しくは大梵天は色界の第三天であり、少光天が色界の第四天であるため、色界の第四天説は不正解である。また梵天は二大護法善神の一柱であるため、仏教的には梵天を第四天魔王として扱う行為は大問題である。
- 三界のうち無色界の第四天説
- 無色界の第四天にして最高の天である非想非非想天(有頂天)の可能性もある。
- 御伽草子『鈴鹿草子』や『田村草子』は意図的に仏教が採り入れられた形跡があり、敵方に仏教勢力が偏るなかで、鈴鹿御前のみ唯一の味方の仏教勢力として登場している。
- 対面した帝から「神々しく美しい姿で伊勢国からの貢物を掠めて日本を魔国にしようとしたのはなぜか」と問われ、鈴鹿御前は「帝は十善の位であり、私は天界の者にて十二善の位であります。上の位により心の侭に出来るのです」と返している。
十善の天位(天子や天皇の位のことを指す)を有する帝を相手にしてジャイアニスムを発揮しているあたり十善を超える十二善の位とは無色界の天女でもないと説明がつかなくなるため非想非非想天の娘でもなんら不思議はないが、非想非非想天の主が誰なのかという問題もある。
十善の天位(天子や天皇の位のことを指す)を有する帝を相手にしてジャイアニスムを発揮しているあたり十善を超える十二善の位とは無色界の天女でもないと説明がつかなくなるため非想非非想天の娘でもなんら不思議はないが、非想非非想天の主が誰なのかという問題もある。
- 仏教的には無色界の天部の娘を第四天魔王の娘として扱う行為は大問題である。
- 天帝説
- タマモキャット曰く鈴鹿は「天帝の娘。血統は折り紙付き」とのこと。キャットを信じるならば天帝とは万物の最高神、創造の神である。
- 仏教において天帝は帝釈天の事をいう。帝釈天=インドラの愛娘であれば、『田村草子』で鈴鹿御前と田村麻呂の敵である大嶽丸に三明の剣を渡した阿修羅とも対となる。また、京都清水寺の大本願である田村麻呂は、帝釈天と阿修羅が守護する千手観音を深く崇敬したという点でも繋がってくる。天帝とされる帝釈天を天魔とするのも問題ありだが。
- タマモキャット曰く鈴鹿は「天帝の娘。血統は折り紙付き」とのこと。キャットを信じるならば天帝とは万物の最高神、創造の神である。また天帝とは天皇大帝である。天皇の由来でもある天帝を第四天魔王と同一視するのは大問題である。
- その上で解説するならば、仏教において天帝とは帝釈天の事をいう。帝釈天=インドラの愛娘であれば、『田村草子』で鈴鹿御前と田村麻呂の敵である大嶽丸に三明の剣を渡した阿修羅とも対となる。また、京都清水寺の大本願である田村麻呂は、帝釈天と阿修羅が守護する千手観音を深く崇敬したという点でも繋がってくる。
- 帝釈天は二大護法善神の一柱であるため、仏教的には帝釈天を第四天魔王として扱う行為は大問題である。
- Fate世界では帝釈天=インドラ=牛頭天王が同一視されるため源頼光が父、アルジュナが兄弟と同一視されているが、今のところ鈴鹿から二人への反応はない。
- ビースト関係説
- 鈴鹿御前と同じく「深海電脳楽土 SE.RA.PH」で登場した例のアレのマテリアルでは少しであるが天魔について触れられている。
曰く、「頭に生えた魔羅(つの)は天魔のもの」「覚者の敵対者であることを示す」、さらに「魔羅(獣の冠)」「天魔(魔性菩薩)」ともある。あっ、天魔ってそういう系の……。
- 鈴鹿御前と同じく、イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」で登場した例のアレのマテリアルでは少しであるが天魔について触れられている。
曰く、「頭に生えた魔羅(つの)は天魔のもの」「覚者の敵対者であることを示す」、さらに「魔羅(獣の冠)」「天魔(魔性菩薩)」ともある。あっ、天魔ってそういう系の……。
- 天魔=ビーストもしくはビーストに近い何かに関係すれば、天魔の姫である鈴鹿御前はビーストかそれに近いの何者かの娘とも考えられる。ビースト候補やビースト側ではないかとの疑惑まで浮上しており、第三宝具「三千大千世界」の長時間使用で英霊の資格が剥奪されるのは在り方が神霊寄りではなくビースト寄りに引き寄せられるからではとも。
- 『FoxTail』での今後の展開を暗示しているとのメタ予想としては何気に『FoxTail』世界では例のアレとそのサーヴァントを瞬殺してるので、彼女たちがゲームでのこの二人の位置になるのでは? ともされている。
- 『FoxTail』での今後の展開を暗示しているとのメタ予想としては何気に『FoxTail』世界では例のアレとそのサーヴァントを瞬殺してるので、彼女たちがゲームでのこの二人の位置になるのでは? ともされている。
|
- JKらしい振る舞いとして、様々なサーヴァントに独自の愛称をつけている御様子。
+
| | +クリックで展開
|
▋イベントでの活躍
+
| | 深海電脳楽土 SE.RA.PH
|
- イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」
- 初登場。ストーリー第四幕「沈める森の美女」で、敵として登場した鈴鹿御前の2回目のブレイク時に何故か土方歳三が出現する。
- FGO初登場。ストーリー第四幕「沈める森の美女」で、敵として登場した鈴鹿御前の2回目のブレイク時に何故か土方歳三が出現する。
おそらくは別の人物の代役と考えられるのではあるが、ある種のインパクトの強い人物のため、土方乱入についてネタにされることがある。
- 鈴鹿御前のSG『独占願望』『料理下手』『奉仕体質』のうち、『奉仕体質』は『FoxTail』劇中に先駆けて明かされた。ただし他サーヴァント同様にあちらでは別のSGの可能性もある。
- -SG(シークレットガーデン)とは、『Fate/EXTRA CCC』での迷宮突破の鍵となる「その人物が隠していたい、けれど知ってほしい――というアンビバレンスな趣味嗜好」である。
- 『料理下手』については『FoxTail』では『料理コンプレックス』とされている。本来は『料理上手』であるが、彼女が理想とする料理のレベルが高すぎるがために、それに対しての『料理下手』や『料理コンプレックス』となっている。誤解されやすいがメシマズ系JKではない。
- 鈴鹿御前のSG『独占願望』『料理下手』『奉仕体質』のうち、『奉仕体質』は『FoxTail』劇中に先駆けて明かされた。ただし他サーヴァント同様にあちらでは別のSGの可能性もある。
- SG(シークレットガーデン)とは、『Fate/EXTRA CCC』での迷宮突破の鍵となる「その人物が隠していたい、けれど知ってほしい──というアンビバレンスな趣味嗜好」である。
- 『料理下手』については『FoxTail』では『料理コンプレックス』とされている。本来は『料理上手』であるが、彼女が理想とする料理のレベルが高すぎるがために、それに対しての『料理下手』や『料理コンプレックス』となっている。誤解されやすいがメシマズ系JKではない。
ちなみに同じSGを持つライバルの玉藻と同じく、鈴鹿もまた紅閻魔の指導を受けている模様。二人とも味については合格点のようだが、彼女の存在も二人の理想の高さの一因か。
|
+
| | ネロ祭再び ~2017 Autumn~
|
- イベント「ネロ祭再び ~2017 Autumn~」
- エキシビジョンクエスト「【超高難易度】第二演技 大嶽丸呪い行」において登場。
『変幻自在 花の如し』『変幻自在 風の如し』『変幻自在 獣の如し』というギミックが使われる。
- 『風の如し』は1回目のブレイク後から2回目のブレイクまで毎ターン開始時に使用され、「自身のクラスを1ターンの間変化させる」というもので「ランサー→ライダー→キャスタークラスへ変化」となっている。これについては鈴鹿の(セイバー以外の)適性クラスではないか、という考察がある。
- ランサーは「鈴鹿御前を祀る片山神社には「鈴鹿流薙刀術発生之地」碑が建てられていることや、鈴鹿御前と同一視される瀬織津姫は祇園祭では大長刀を持った姿で信仰されている」ことから。
- ライダーは「光輪車という
鈴鹿山から平安京まで気軽に略だry遊びに来れる移動速度のUFO空飛ぶ御車に乗っていた」ことから。
後、FGOACにてサンタバージョンの鈴鹿御前がランサークラスで実装されている(詳細は下記のAC項目参照)。
- ライダーは「光輪車(もしくは神通の車)という
鈴鹿山から平安京まで気軽に略だry遊びに来れる移動速度のUFO空飛ぶ御車に乗っていた」ことから。
後、水着バージョンの鈴鹿御前(サマバケ)がライダークラスとして実装された。
- キャスターは「鈴鹿御前は瀬織津姫やイザナミ等と同一視される女神として信仰されていることや、宝具「三千大千世界」の意味深な解説」から。
- シナリオ後編ではブリュンヒルデの異変を察知して駆けつけたサーヴァントの一騎として登場。パッションリップにお仕置きをしようとする緑 に「本性はケダモノ」疑惑をかけた。
そしてさりげなく巫女狐のこともディスった。
|
+
| | 葛飾北斎体験クエスト
|
- イベント「葛飾北斎体験クエスト」
- パートナー的なサーヴァントとして登場。
直接の言及はされていないが、坂上田村麻呂について彼女の反応が見られる。
- 江戸の将軍様について鈴鹿御前が「征夷大将軍ということはイケメンか」聞いたところ、お栄から「イケメンの将軍様なんかいるわけねえ」と返された。これに対して聞き捨てならないと返してることから、田村麻呂は(鈴鹿主観では)イケメンであると思われる。
- 鈴鹿御前の正体に気付いたお栄から、主人公も名のある仙人かと問われている。
その際に主人公が茶化すように田村麻呂に言及する選択肢で「気安くその名前を口に出さないことよ?」と鈴鹿がいつものJKムーブをやめて素の口調で警告しているため、彼女にとってはサーヴァントになっても田村麻呂が非常に特別な存在であることが窺える。
- 田村麻呂と同時代で、薬子の変では田村麻呂の勝利を祈祷した空海の木像について無反応であった。
- BBから「千里真眼」について言及されたのもこの体験クエストである。おそらくは「三千大千世界」関係と思われるが、詳細は不明である。
- 『FoxTail』に先駆けてBBから「千里真眼」について言及されたのもこの体験クエストである。
|
- 玉藻の前所有時にマイルームに特殊会話が追加される。
+
| | サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~
|
- イベント「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」
- 最終節クリア後の追加クエスト「ねえ、この森から帰れなくなくない?」に登場。
タイトル通りのJK的なノリの女子会シナリオで、他のメンバーは清少納言、織田信長、オキタ・J・ソウジ。
- なぎこ側のマイルームボイスで鈴鹿となぎこの交流があることは明かされていたものの、シナリオ上で絡んだのはこれが初。「鈴鹿パイセン」と慕われており、鈴鹿側もなぎこが消滅した(と誤解した)際には彼女の名前を叫ぶなど、振り回されつつも大切に思っている模様。
- 序盤こそJKらしいハイテンションなやりとりをしていたものの、鈴鹿本来の真面目な気質、ボケ続けるなぎことノッブ、比較的まともなジェイジェイの不調といった要素が合わさり、ほぼ一貫して常識人ポジション。あまりのボケの密度に、終盤にはツッコミ疲れて受け答えが雑になる一幕も。
- それでもやはり気の合う四人組のようで、最後には互いの友情を確かめ合うのであった。
- そんな四人をエミヤは「カーチェイスの後はバーベキュー。そしてビールとファミリーの話。そういうワイルドな速度組」と称した。
|
+
| | アークティック・サマーワールド! ~カルデア真夏の魔園観光~
|
|
▋Fate/EXTRA CCC FoxTail
- 『FoxTail』ではマスターである「坂神一人」にベタ惚れしており、「カズくん」なる愛称呼び。普段の軽薄な態度とは裏腹に、彼の為ならば汚れ役を演じるのも辞さないほどの愛情を抱いている。
+
| | FoxTailでの鈴鹿御前
|
- 作中では鈴鹿はキャス狐のライバルであり、キャラクターがだだ被りしている。その被り具合は3つあるSG(『CCC』での迷宮のゲートキーを兼ねる、心に秘めた知られたくない秘密)のうち2つが同じというレベル。
狐耳や尻尾もキャス狐を見た自分のマスターの反応を読み取って後付けで生やしたもの。
後に実装された姫がキャス狐から「キャラ被りは良くないなって思う(上品に意訳)」と言われ、狐属性を譲って蝙蝠属性で登場したが、FGOでも狐属性の鈴鹿御前。
- 一方のキャス狐はキャス狐で、鈴鹿御前の天鬼雨を受けて[天気雨]は狐の専売特許だと100%捏造スキル「狐の嫁入り」を持ってきている。ホントは仲良いだろ……。
- 「反応を読み取って」というのは鈴鹿側の言い分であり、実際のところ当のカズくん本人はこれといった反応はしていない。「おまえオレの何を見てた…」
- 実は初めて尻尾を生やした際はスカートに穴を開けておらず、スカートを持ち上げる形で尻尾を出している。つまり後ろにいたカズくん視点だと……
- 召喚される前の時点でJKの記録には触れているためこちらでも上述のケモ耳に対する憧れ自体は持っていたようで、月海原学園の図書室に置いてあった雑誌を広げて楽しそうに語っていた。とある事情から鈴鹿とカズくんの過去を垣間見たキャス狐はこの姿を見て「この様子だと私に関係なくそのうち勝手に耳を生やしてたかも」と感じている。
- このことに関連してか、絆Lv4のボイスが何度かサイレント修正されている。
実装初期は「私なんかに優しくしてくれる人がいるなんて」の部分が「私なんかに優しくしてくれる人が3人もいるなんて」へと変更された。この修正後の台詞の「3人も」というのは生前の夫である坂上田村麻呂、『FoxTail』でのマスターである坂神一人、そしてFGO主人公と見るのがユーザー間では通説となっているが、公式には不明。
仮にこの通りだとすれば玉藻等と同じ過去作の記憶をFGOに持ち越している勢という解釈も有力となる。デビューのCCCイベントでは『FoxTail』の記憶はない様子だったが、カルデアの特殊な召喚システムを介したことで記憶を取り戻したか。
- ……と色々考察されていたが、この「3人も」の部分は日時不明、またもサイレント修正されて消滅した。結局どっちだ!?
- 玉藻・凛・ラニと共に入った温泉で真名を看破され、ラニの説明を肯定する形で自身の生前について語っているが、その内容は言わば「一般的な」田村麻呂伝説をJK風の軽いノリにしたものであり、『耕雲紀行』や地域伝承等の「鈴鹿御前が田村麻呂に討伐される」という結末が組み込まれた『Fate/Grand Order material Ⅴ』の説明とは食い違っている。
- 一方で表側のカズくん・鈴鹿主従を描いた過去編においては「鈴鹿御前の物語は諸説・多岐に渡っている」ことが強調されており、その件について問われた鈴鹿本人は話を逸らしていたり、後にカズくんとすれ違いが生じた際にはモノローグで「今度も駄目だった」「やっぱり今回も 理解できなかった」といった何らかの後悔を滲ませていたり、口元から血を流しながら涙する生前の回想が挿入されていたり…… とこちらでもかつての悲劇的な結末を示唆するかのような描写が複数存在しており、初期から語られている「興味のない相手のことでは嘘をつかないが、大事な相手のことであれば嘘をつく」という性質も考慮すると、上述の温泉での説明がどこまで本気であったかは疑わしくなってくる。
+
| | 真相
|
- SG3「第四天魔王の娘」
- 玉藻との激闘の末に開示された『FoxTail』における鈴鹿の最後のSG。
「人間とは決して相容れる事のできない者」であること、そして「人と人ならざる者との恋が成立しない事を自ら証明してしまった」過去こそが彼女のSG3、すなわち奥底に隠していた秘密。上述の温泉での言動はそれらを隠すためのものであり、実はよく見ると田村麻呂についての話題は露骨に逸らしている。そして「きゃる〜ん」という効果音に空元気が出ている。
- 玉藻はこれを「貴女の嘘はわかりやすい」と指摘しているが、玉藻の鈴鹿に対する理解度の高さはアマテラスの分け御魂である玉藻の過去との類似点が多いことも大いに関係しており、この点においても玉藻と鏡合わせの存在として設定されたキャラクターであると言える。
|
- 『FoxTail』は原作『CCC』のバトルシステムに則った描写が度々用いられており、鈴鹿も原作を意識したステータス設定が存在する。
- 基本ステータス
筋力:D
耐久:D
敏捷:A
魔力:A
幸運:A+
宝具:EX
- スキル
火廻:敵に魔力ダメージ+対BREAKスタン
水煉:敵に魔力ダメージ+対ATTACKスタン
楼嵐:敵に魔力貫通ダメージ+対GUARDスタン
魔眼:筋力を低下させる+低確率でスタン付与
憐華:敏捷依存の貫通ダメージ
- 宝具
天鬼雨:魔力依存の貫通ダメージ(3手)
才知の祝福:敵のコマンドを1つ開示する ターンが進むごとに開示数増加 毎ターンMPを消費
三千大千世界:???
- FGOでは幸運Bだが、『FoxTail』では幸運A+。理想のカレシと出会えたからだろうか。
- 「火廻」「水煉」「楼嵐」はライバルであるキャス狐の「呪相・炎天」「呪相・氷天」「呪相・密天」と同じ効果。
- 『EXTRA』『CCC』のプレイヤーなら分かる「才知の祝福」の恐ろしさ。
|
▋Fate/Grand Order Arcade
- 2020年12月、『Fate/Grand Order Arcade』にて星4ランサー「鈴鹿御前〔サンタ〕」が配布サーヴァントとして実装。褐色JKサンタ。
というか黒ギャル。
+
| | FGOACでの鈴鹿御前
|
- アプリ版「クリスマス2019 ナイチンゲールのクリスマス・キャロル」フリークエストで「JKサンタ……悪くないかも!」という名で登場してから1年越しでまさかの冗談から出た真となった瞬間である。
- 属性はセイバー時と変わらず中立・悪。アプリ版ひっくるめて、2020年冬までに出たサンタ系サーヴァントの中では「中立」「悪」共に初となる。
- 穿いてる。まあ動き回る3DのACでそりゃ許されないですわ。
- 一方アプリ版では同時期、第2部5.5章のCMにて、鬼のような形相で血涙を流していた。
アケ版との温度差……。
|
▋マイルームでの特殊会話
|
幕間の物語
- 開放条件:終局特異点クリア、霊基再臨×2、絆Lv.3。
- 開放条件:終局特異点クリア、霊基再臨×2回、絆Lv3
+
| | +クリックで展開
|
推奨Lv | 60 | 場所 | カルデアゲート:幕間の物語 |
---|
| AP | 18 | 周回数 | 3 | クリア報酬 | 聖晶石×1 |
---|
絆P | 1,230 | EXP | 31,380 | QP | 12,800 |
---|
| 進行度 ■□□ |
Battle 1/2 | ラミアA Lv27(槍:22,850) ナーガ Lv23(槍:38,506) ラミアB Lv27(槍:22,850) |
---|
Battle 2/2 | エリザベート Lv63(槍:77,728) ネロ Lv67(剣:93,040) |
---|
Battle 1/2 | ラミアB Lv27 (槍:22,850) | ナーガ Lv23 (槍:38,506) | ラミアA Lv27 (槍:22,850) |
---|
Battle 2/2 | | ネロ Lv67 (剣:93,040) | エリザベート Lv63 (槍:77,728) |
---|
蛇の宝玉x3、セイバーモニュメント、ランサーモニュメント | | 進行度 ■■□ |
Battle 1/2 | 心を失った咎者A Lv34(狂:37,384) 心を失った咎者B Lv34(狂:37,384) 心を失った咎者C Lv36(狂:44,890) |
---|
Battle 2/2 | 心を失った咎者A Lv37(狂:66,373) フェルグス Lv73(剣:172,227) 心を失った咎者B Lv37(狂:66,373) |
---|
Battle 1/2 | 心を失った咎者C Lv36 (狂:44,890) | 心を失った咎者B Lv34 (狂:37,384) | 心を失った咎者A Lv34 (狂:37,384) |
---|
Battle 2/2 | 心を失った咎者B Lv37 (狂:66,373) | フェルグス Lv73 (剣:172,227) | 心を失った咎者A Lv37 (狂:66,373) |
---|
Battle 1/2 | 祟鬼A Lv25(狂:51,213) 祟鬼B Lv26(狂:58,569) 祟鬼C Lv27(狂:66,331) |
---|
Battle 2/2 | 茨木童子 Lv60(狂:163,710) 酒呑童子 Lv60(殺:128,835) |
---|
Battle 1/2 | 祟鬼C Lv27 (狂:66,331) | 祟鬼B Lv26 (狂:58,569) | 祟鬼A Lv25 (狂:51,213) |
---|
Battle 2/2 | | 酒呑童子 Lv60 (殺:128,835) | 茨木童子 Lv60 (狂:163,710) |
---|
八連双晶x3、アサシンモニュメント、バーサーカーモニュメント | 備考 |
道中の祟鬼はそこそこ高性能な全体攻防デバフ「大剣幕」を使ってくる。重ねがけされると危険なので、弱体解除スキル持ちを加えるか速攻で対処しよう。 茨木&酒呑ペアはチャージが短く、全体魅了スキルが危険な酒呑から倒そう。 |
祟鬼は黒色の大鬼。全体攻防デバフ「大剣幕」を使ってくる。重ねがけされると危険なので、弱体解除スキル持ちを加えるか速攻で対処しよう。 茨木&酒呑ペアはチャージが短く、全体魅了スキルが危険な酒呑から倒そう。 |
|
- 開放条件:幕間の物語1クリア、絆Lv5
+
| | +クリックで展開
|
Battle 1/1 | 呪塊・殺生石B Lv48 (術:82,357) | みこーん! タマモちゃん Lv70 (術:184,336) | 呪塊・殺生石A Lv49 (術:84,058) |
---|
タマモのスキル「黒天洞」自身に無敵状態付与(1T)&チャージMAX |
開始時『見ていてほしい、子供たち!』 アタランテのクリティカル発生率アップ(3T・解除不可) |
『ケモミミフレンズ』鈴鹿御前の攻撃力アップ(3T・解除不可)
クリアでスキル「神通力 B」→「神通力(JK)B+」に強化。 |
|
強化クエスト
- 開放条件:最終再臨
+
| | +クリックで展開
|
Battle 1/3 | 魔猿B Lv38 (狂:23,962) | 魔猿A Lv39 (狂:24,572) | 穢猪 Lv36 (槍:18,541) |
---|
Battle 2/3 | 魔猿 Lv40 (狂:28,749) | 穢猪B Lv38 (槍:23,823) | 穢猪A Lv37 (槍:23,217) |
---|
Battle 3/3 | | おろち Lv75 (槍:157,297) | |
---|
奇奇神酒x1、励振火薬、世界樹の種、槍の輝石、狂の輝石、QP+1,500 |
Battle 1/3 | がんたん魔猿B Lv31 (槍:30,055) | 魔猿 Lv43 (狂:22,559) | がんたん魔猿A Lv30 (槍:29,010) |
---|
Battle 2/3 | がんたん魔猿 Lv32 (槍:39,930) | 魔猿B Lv45 (狂:32,062) | 魔猿A Lv44 (狂:31,371) |
---|
Battle 3/3 | | 清姫 Lv72 (狂:168,768) | |
---|
閑古鈴、バーサーカーモニュメントx1、QP+2,000、QP+1,500 |
Battle 1/2 | 穢猪B Lv54 (槍:43,729) | がんたん魔猿 Lv43 (槍:56,654) | 穢猪A Lv55 (槍:44,517) |
---|
Battle 2/2 | おろち Lv80 (槍:123,537) | | 長尾景虎 Lv80 (槍:204,480) |
---|
奇奇神酒x1、世界樹の種、槍の輝石、ランサーモニュメントx1、叡智の灯火(槍)、QP+2,000、QP+1,500 |
|
|
|
|
|
|
|