アビゲイル・ウィリアムズ のバックアップの現在との差分(No.115)
ステータス
SSR | No.195 |
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クラス | フォーリナー | 属性 | 混沌・悪 |
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クラス | フォーリナー |
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属性 | 混沌・悪 |
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真名 | アビゲイル・ウィリアムズ | |||
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時代 | 17世紀 |
地域 | 北米・マサチューセッツ州セイレム |
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地域 | 北米・マサチューセッツ湾植民地セイレム |
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筋力 | B | 耐久 | A |
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敏捷 | C | 魔力 | B |
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幸運 | C | 宝具 | A |
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能力値(初期値/最大値) | ||||
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HP | 2019/13770 | |||
ATK | 1870/12100 |
筋力 | B | 耐久 | A |
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敏捷 | C | 魔力 | B |
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幸運 | C | 宝具 | A |
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COST | 16 |
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所有カード | Quick×1 | Arts×3 | Buster×1 |
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コマンドカード | Quick×1 | Arts×3 | Buster×1 |
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特性 |
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サーヴァント、地属性、混沌属性、悪属性、人型、女性、神性、領域外の生命、特別な星の力、人類の脅威、子供のサーヴァント、ヒト科のサーヴァント |
保有スキル | 効果 | 継続 | CT | 取得条件 |
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信仰の祈り[C] | 味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与 | 3 | 9 | 初期スキル |
信仰の祈り[C] <強化後> 深淵にて光となれり[A] | 味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与 | 3 | 9 | 初期スキル |
味方全体の宝具威力をアップ[Lv.1~] |
自身のNPを増やす[Lv.1~]▲ | - | 強化クエストクリア |
正気喪失[B] | 敵全体に恐怖状態を付与[Lv.1~] | 3 | 9 | 霊基再臨×1突破 | |
敵全体の防御力をダウン[Lv.1~] | |||||
魔女裁判[A+] | 敵単体のチャージを1減らす | - | 9 | 霊基再臨×3突破 | |
敵単体の攻撃力をダウン[Lv.1~] | 3 | ||||
クラススキル | 効果 | ||||
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領域外の生命[EX] | 自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与 | ||||
自身の弱体耐性をアップ | |||||
狂気[B] | 自身のBusterカードの性能をアップ | ||||
神性[B] | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
宝具名 | ランク | 種類 | 種別 |
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EX | Buster | 対人宝具 |
アペンドスキル | 効果 |
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追撃技巧向上 | 自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~] |
魔力装填 | 自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~] |
対バーサーカー攻撃適性 | 自身の〔バーサーカー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~] |
宝具 | 種類 | ランク | 種別 |
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Buster | EX | 対人宝具 |
効果 |
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敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&敵単体のクリティカル発生率をダウン(1ターン)〈オーバーチャージで効果UP〉 |
敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&敵単体のクリティカル発生率をダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ> |
各レベル毎のステータス
Lv10,20の情報募集
+クリックで展開 |
|
イラストの変化
イラスト:黒星紅白 (+クリックで展開) |
→→→ |
霊基再臨
+クリックで展開 |
|
保有スキル強化
必要アイテム表+クリックで展開 |
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スキル強化
アペンドスキル強化
必要アイテム表+クリックで展開 |
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セリフ
CV:大和田仁美 (+クリックで展開) |
|
マテリアル
絆ポイント(+クリックで展開) |
|
キャラクター詳細(+クリックで展開) |
其は罪人なり。七つの縄の結び目なり。 ───無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰? ───無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰? |
絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開) |
身長/体重:152cm・44kg |
絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開) |
17世紀末。 |
絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開) |
『光殻湛えし虚樹』 |
絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開) |
魔女裁判:A+ 正気喪失:B 正気喪失:B 少女に宿る邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させる。 信仰の祈り:C 信仰の祈り:C 清貧と日々の祈りを重んじる清教徒の信条。 |
絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開) |
清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢の少女だ。多感で疑う事を知らない年頃の娘に過ぎない。 清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。 退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように─── 清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。 退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように─── 自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ。 ───彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければ何なのだ、と。 果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。 ───彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければ何なのだ、と。 果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。 |
「千の星と百の夜の夢」をクリアすると開放 (+クリックで展開) |
外なる神"全にして一、一にして全なる者"。 それらは、とある異才なる男に創造された虚構でありながらも、常識を侵食する狂気としての条件を備えていた。 彼ら、いや、ソレらは地球古代史に存在しない偽りの神であるが、遙かな深淵よりの観測者としての可能性を捨てきれないものたちである。 その特性をもって、彼女にはこのクラスが与えられた。 虚空からの降臨者───フォーリナーと。 魔神柱ラウムは、不可能を可能とするために、男の発想の原点を求め、発端となった歴史上の事件をたどり、そして必然たる一人の少女へと行き着いたのだった。 ゆえにアビゲイルとは、外なる神に仕える"巫女"であり、神を顕現させる"依り代"であり、虚構への門を開く"鍵"である。 |
ゲームにおいて
- 亜種特異点Ⅳ「禁忌降臨庭園 セイレム」にて、事前公表が外見とレア度のみという謎を呼ぶ登場となったサーヴァント。
2017年12月6日、期間限定☆5サーヴァントにしてFateシリーズ初登場のEXクラス「FOREIGNER 」として実装された。- バトルキャラの第一段階と第二段階以降かでそれぞれ戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。
宝具の印象的な立ち演出は第二段階以降で入る。
- バトルキャラの第一段階と第二段階以降かでそれぞれ戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。
??? をクリアすると開放 (+クリックで展開) |
絆クエスト |
ゲームにおいて
- 亜種特異点Ⅳ「禁忌降臨庭園 セイレム」にて、事前公表が外見とレア度のみという謎を呼ぶ登場となったサーヴァント。
12月6日に期間限定☆5サーヴァントにして初登場のエクストラクラス「FOREIGNER 」として実装された。- フォーリナーは初の「バーサーカー」に対して完全優位の相性を持つクラスであり、与ダメージこそ2倍のままだが被ダメージは1/2(実質1/3)となる。
一方「アルターエゴ」には相性不利で、与ダメージが1/2・被ダメージが2倍となる。同じフォーリナーに対しては与ダメージ、被ダメージともに増加する。
これ以外の全クラスに対しては相性等倍となる(ルーラーへの与ダメージも半減されない)。 - スター集中度はアーチャークラス並み。
- フォーリナーは初の「バーサーカー」に対して完全優位の相性を持つクラスであり、与ダメージこそ2倍のままだが被ダメージは1/2(実質1/3)となる。
- 「フォーリナー」は初の「バーサーカー」に対して完全優位の相性を持つクラス。与ダメージこそ2倍のままだが、被ダメージは1/2(シールダー以外の他クラスから見ると1/3)となる。
一方「アルターエゴ」には相性不利で、与ダメージが1/2・被ダメージが2倍。
後発の「プリテンダー」には逆に有利となり、与ダメージが2倍・被ダメージが1/2。
同じフォーリナーに対しては与ダメージ、被ダメージともに増加する。
これ以外の全クラスに対しては相性等倍となり、ルーラーへの与ダメージも半減されない。
このようにかなり特殊な相関図となるため、覚えておきたい。
- フォーリナーのクラス特性として、スター集中度がアーチャークラス並みとかなり高い。
セイバーやアサシン、ルーラー等と並べた場合でも明らかに星が偏るため、クリティカルアタッカーの役割を担いやすい。
- 天地人属性は「地」だが、特例として(「星」属性ではないにも関わらず)ギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星』に付随するサーヴァント特攻は無効となる。
- 彼女の実装後に追加された二体目のフォーリナー、葛飾北斎は「人」属性だが例外なく特攻対象となっている。
このことからフォーリナー全般が特攻対象外というわけではなく、アビゲイルが特別であるらしい。
- 彼女の実装後に追加された二体目のフォーリナー、葛飾北斎は「人」属性だが例外なく特攻対象となっている。
- 天地人属性は「地」となっているが、ギルガメッシュの宝具『天地乖離す開闢の星』に付随するサーヴァント特攻は無効となっている。
- ステータスはATK寄りだがHPも低くはなく、ステータスに恵まれている。特にATKはLv90で12,000を超え、EXクラスではアヴェンジャーに次ぐ高さを誇る。
- 成長タイプは緩やかな凸型。最終再臨後のLv.80→90でも800前後は成長する。
- 高いATKに加えてクラススキルにより攻撃力及びBuster性能に補正が掛かっており、恒常火力は高い。
スキルによってそれぞれ3ターン間の与ダメージを上昇させることができるため、自前での伸びしろもある。 - カード構成はQ1、A3、B1、Buster宝具。
構成だけ見ればキャスター派生タイプにあたるが、NP獲得量はこの型の中では低い部類。
ただしスキルとArtsチェインでNPを補えるほか、高いスター集中率から3枚あるArtsにクリティカルを乗せやすいため、それらを前提とすれば宝具運用は格段に安定する。- なお、完全有利となるバーサーカーには攻撃した際のNP獲得量が低くなる補正が存在しており、平常時よりもNP効率が悪くなりがちである点には注意。
- ヒット数はB:4Hit、Q:4Hit、A:6Hit、EX:5Hit、宝具:4Hit。
3枚あるAのNP効率はそこそこだが、相対的にヒット数の少ないQおよびEXのNP効率はかなり悪いためそちらでのNP確保は望み薄。
どのカードも全体でトップクラスのヒット数を持つことから、一部キャラのスキルによる強力な「スター発生率アップ」の恩恵を特に受けやすい。- どのサーヴァントにも言えるが、初手Qによるスター発生率アップは効果が低いため、Qカードを何枚目に置いてもブレイブチェインでのスター獲得数に極端な差は出ない。
- ステータスはHP/ATKともに高水準で、三騎士と比較しても優秀な部類。
特にATKはLv90で12,000を超え、EXクラスではアヴェンジャーに次ぐ高さを誇る。
スキル/クラススキルによるブーストが効き、前述の通りスター集中度も高いため、アタッカー適性は高い。- 成長タイプは緩やかな凸型。最終再臨後のLv.80→90でも800前後は成長するので、育成はきっちり行いたい。
またスキルの育成はアヴェンジャーと同じく秘石は使わないが、その分非常に多種類の素材を必要にするため人によって育成難易度は大きく変動する。
- 成長タイプは緩やかな凸型。最終再臨後のLv.80→90でも800前後は成長するので、育成はきっちり行いたい。
- クラススキルは3種。狂気Bはアビゲイル独自のスキルである。
- 「領域外の生命 EX」
現時点ではフォーリナー特有の固有スキルである。毎ターンクリティカルスターを2個確保する効果に加え、弱体耐性アップ効果を併せ持つ。
単体では気休め程度の効果だが、スター発生率アップや2030年の欠片など他のスター供給手段を複数組み合わせることでクリティカル発生率を安定させられる点で優秀。
弱体耐性アップ効果は低ランクの「対魔力」相当の効果であり、地味ながらありがたい。 - 「狂気 B」
表記としては初出だが、効果は「狂化」と同じBusterカードの性能アップ。
- 「領域外の生命 EX」
- カード構成はQ1、A3、B1、Buster宝具とキャスター的な構成。
ヒット数はそれぞれB:4Hit、Q:4Hit、A:6Hit、EX:5Hit、宝具:4Hitと、数字自体はかなり多い。カードについて +クリックで展開 - Artsチェインを組みやすい構成だが、Arts1枚あたりのNP回収量は低め。一方でスター集中度が高いため、3枚あるArtsにクリティカルを乗せやすいという利点がある。
コマンド選択はArtsチェインを念頭に置き、3枚目Artsクリティカルなどで一気に稼いでいく形となる。
スキル「信仰の祈り」によってもNPを稼げるため、PT編成を整えた上でこの基本を抑えれば、宝具運用は問題にならないと言ってよい。- Artsにヒット数が偏っている関係で、QやEXのNP獲得量はかなり少ない。このため、積極的にQやブレイブチェインを切る場面は限られる(スターを1つでも多く回収したい場合、AAAブレイブチェインが組める場合などはこの限りではない)。
- ヒット数の多さから、特定状況下に限るがスター生産力は上がりやすい。Artsはスター発生率の基礎値が0だが、倍率の高いスター発生率アップスキルをかけてもらうことでこの弱点を克服し、大量のスターを稼ぎうる。
ただし、概念礼装でこの方針を代替することはできない。礼装のスター発生率は補正値が低すぎるため、これを活かす手段が平時はほとんどない。 - なお、完全有利となるバーサーカーには攻撃した際のNP獲得量が低くなる補正が存在している。相性重視でパーティーを組むとNP効率が悪化するステージにしか出番が無いということなので、よりArtsチェインを意識したコマンド選択が推奨される。
- Artsチェインを組みやすい構成だが、Arts1枚あたりのNP回収量は低め。一方でスター集中度が高いため、3枚あるArtsにクリティカルを乗せやすいという利点がある。
スキル解説
- クラススキルは3種。
クラススキル解説 - 「領域外の生命 EX」
自身に毎ターンスターを2個獲得状態を付与&弱体耐性アップ- 単体では気休め程度の効果だが、他のスター供給手段と組み合わせればスター量を底上げできる。
弱体耐性アップ効果もそう高くないが、意外な場面でデバフを弾くこともあるだろう。 - また、ヴァン・ゴッホの宝具によるバフの対象となる。
- 「狂気 B」
自身のBusterカードの性能アップ- 初出のスキルではあるが、効果はバーサーカーのクラススキル「狂化」と同じ。
自身の宝具バフと乗算される形で宝具火力を底上げする。 - 「神性 B」
固定値(+175)のダメージプラス効果。
神性を対象とするバフの恩恵を受けられる一方、各種神性特攻が刺さる点に注意。
- 「神性 B」
自身の与ダメージプラス(+175)- 神性を対象とするバフの恩恵を受けられるが、当然ながら神性特攻も刺さってしまう。
固定値ダメージは高難度クエスト等で登場する特殊耐性を持つ敵に有効に働く場合がある。
- 「領域外の生命 EX」
- スキルは全て味方全体に寄与する特殊効果とステータス変動の複合型であり、バリエーション豊か。
いずれも強力な効果を持つが、CTは全て最短で7と比較的長い。長期戦での複数回使用は育成が前提となるだろう。- 「信仰の祈り C」
味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3T)&宝具威力アップ(3T)- NP増加量はスキルレベルに依らず固定であり、10%×3T(計30%)をPT全体に付与する。
特筆すべき点として、現時点ではPT全体に及ぶスキルの中でNP付与総量が最も多い。
自身および味方のNP効率を大きく底上げし、PT単位での宝具の安定発動に貢献する。 - 宝具威力アップは味方全体に付与出来るタイプとしては最も倍率が高く、味方への単体強化を含めても肉薄しうるのはアルテラ・ザ・サン(タ)のみ。
NP獲得状態付与との噛み合わせもよく、3Tという効果時間の長さも含め文句なしに優秀。
宝具威力アップは比較的少数派のバフであることから、他の味方バフ(攻撃力アップやカード強化)と競合しにくく乗算を狙いやすいのも強み。
- NP増加量はスキルレベルに依らず固定であり、10%×3T(計30%)をPT全体に付与する。
- 「信仰の祈り C」
- スキルはいずれも味方全体に寄与する特殊効果とステータス変動の複合型であるが、CTは全て最短で7とかなり長い。長期戦での複数回使用したいとなると育成が必須となるだろう。
- 「信仰の祈り C」→「深淵にて光となれり A」
強化前:味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3T)&宝具威力アップ(3T)
強化後:味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3T)&宝具威力アップ(3T)+自身のNP増加スキル倍率(強化前) スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 毎ターンNP獲得量 10% 宝具威力アップ 20% 21% 22% 23% 24% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 毎ターンNP獲得量 10% 宝具威力アップ 25% 26% 27% 28% 30% スキル倍率(強化後) スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 毎ターンNP獲得量 10% 宝具威力アップ 20% 21% 22% 23% 24% NP増加 20% 21% 22% 23% 24% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 毎ターンNP獲得量 10% 宝具威力アップ 25% 26% 27% 28% 30% NP増加 25% 26% 27% 28% 30% - 毎ターンNP獲得状態はスキルレベルに依らず固定で、10%×3T(計30%)を味方全体に付与する。
- 宝具威力アップも味方全体に付与出来るタイプとしては最も倍率が高い。
パーティ全体の宝具回転率と威力を一手で大きく底上げできる主力スキル。長期戦では開幕から使用して回すのが基本だが、短期決戦の場合はNPの後詰めと威力アップを狙い発動をズラすのも手。
2つの効果の噛み合わせがよく、3ターンという効果時間の長さも含めて優秀。
また宝具威力アップを付与できるサーヴァントは比較的少ないため、他の味方バフ(攻撃力アップやABQ強化)との乗算を狙いやすいのも強み。
持続する宝具バフという性質上、短時間に攻撃宝具の連発を狙うパーティにはさらに恩恵が大きい。 - どちらの効果も強力かつ味方全体の宝具運用に関わる重要なものであり、CT短縮の恩恵は極めて大きい。
基本的には最優先で強化すべきスキルと言える。 - 強化クエストにより「深淵にて光となれり」に変化し、新たに自身のNP増加が追加された。
増加量はLv上昇で最大30と、アペンドスキルや概念礼装次第で宝具の即発動が狙える範囲であり、毎ターンNP増加と合わせて自身の宝具回転率を底上げできる。特にアビゲイルだけで宝具を撃ちやすくなったことで、味方の宝具サポートをしつつ自身も宝具を発動するアタッカーになると言った動きがかなりしやすくなった。 - 複合する効果がどれも強力、かつパーティ単位での宝具運用に関わる重要なものなので、レベルアップによる効果量上昇、CT短縮の恩恵は極めて大きい。基本的には最優先で強化すべきスキルと言える。
- 「正気喪失 B」
敵全体に恐怖状態を付与(3T持続、スタン判定1回)&防御力をダウン(3T)- 『恐怖状態』は3Tの間に1度だけ「敵ターンの終了時に確率でスタン状態が付与される」という効果で、これによるスタンが発動すると恐怖状態は解除される。
スタンの実効発動確率は全体対象スキルとしてはかなり高めで、Lvを最大まで上げた場合は9割近い確率でスタンが入る。
ただしそのタイミングは読めないため、宝具遅延やバフの効果切れを狙うよりは単純に通常攻撃の回数減少を見込んで用いることになる。 - 防御ダウンは全体対象で、効果値も「カリスマ A」相当。
性質上使用すべきタイミングが明確であるため、基本的にはこちらの効果を主眼に置いた運用が主となるだろう。
第1スキルの宝具威力アップとは乗算となるため、宝具に合わせて発動すると大きな恩恵を得られる。
敵全体に恐怖状態を付与(3T)&防御力をダウン(3T)スキル倍率 スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 スタン発動率 00% 00% 00% 00% 00% 防御力ダウン 10% 11% 12% 13% 14% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 スタン発動率 00% 00% 00% 00% 00% 防御力ダウン 15% 16% 17% 18% 20% - 『恐怖』は3ターンの間に1度だけ「敵ターンの終了時に確率でスタン状態が付与される」という状態異常で、これによるスタンが発動すると恐怖状態は解除される。
スキルレベルで上昇するのは「敵ターン終了時にスタンが発動する確率」。 - スタンの発動確率はLvを最大まで上げればおよそ毎ターン5割になり、実質的に9割近い確率で3Tのうちにスタンが入るため、無駄撃ちに終わることはそうそう起きない。
ただし「タイミングはランダム」なので、敵宝具のタイミングに狙って合わせることはできないので注意。 - なお、弱体耐性が影響を及ぼすのは付与時のみで、付与後のスタンは弱体耐性を無視する。
- 防御力ダウンも全体対象のため、PT全体の火力アップに貢献できる。
性質上使用すべきタイミングが明確であるため、基本的には防御ダウン目当てで使用する運用が主となるだろう。
第1スキルの宝具威力アップとは乗算となるため、合わせて発動するのが効果的。
- 『恐怖状態』は3Tの間に1度だけ「敵ターンの終了時に確率でスタン状態が付与される」という効果で、これによるスタンが発動すると恐怖状態は解除される。
- 「魔女裁判 A+」
単体のチャージ減少&攻撃力をダウン(3T)- チャージ減少は「対魔力」や「弱体無効」によって弾かれず確定で入るため、チャージスキルなどを使われない限り確実に1ターン宝具を遅延させることが可能。
- 攻撃力ダウンは3ターン持続するため、敵宝具の発動直前に使えば敵宝具発動の妨害と威力減衰の両方を同時に行える。
チャージ減少効果と併せてPT全体の生存に寄与するため、耐久パーティーでの運用を視野に入れる場合は優先してレベル6~10まで育成したい。
- 「信仰の祈り C」→「深淵にて光となれり A」
- 宝具「
光殻湛えし虚樹 」
敵単体のチャージを1減少&攻撃力をダウン(3T)スキル倍率 スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 攻撃力ダウン 10% 11% 12% 13% 14% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 攻撃力ダウン 15% 16% 17% 18% 20% - チャージ減少は「対魔力」や「弱体無効」によらず確定で入る。
チャージスキルなどを使われない限り確実に1ターン宝具を遅延させるので妨害として有用。 - 攻撃力ダウンは並程度だが3ターン持続するため、敵宝具の発動直前に使えば敵宝具の発動妨害と威力減衰の両方を同時に行える。
チャージ減少はレベルによらず確定で、攻撃力ダウンの倍率も低めであるためスキル育成は後回しでもよい。ただしCTが長いため、耐久パで使う場合はレベル6にはあげておきたい。
- チャージ減少は「対魔力」や「弱体無効」によらず確定で入る。
宝具解説
- 「
光殻湛えし虚樹 」
敵単体の強化解除+超強力な単体Buster攻撃&クリティカル発生率ダウン(1T)
強化解除は「強化解除→攻撃」の順に発動するため、強化状態を全て消去した状態でダメージを与えることが可能。- ステータスの高さに加え高倍率の宝具威力アップバフ、敵全体への防御デバフ、クラススキルの「狂気」と乗算となる3種類のバフを自前で揃えているため、火力は強力な1Tバフを持つ単体宝具に引けを取らない。
発動さえできれば敵の防御バフを無視して確実にダメージを通せることからも、火力に関しては申し分ないと言える。 - 強化解除は強力なバフが用いられる高難易度クエストなどで特に輝く。また自身が防御有利となるバーサーカーも基本的にはバフスキルを主力とする者が多いため有用。
通常スキルでガッツを付与された場合であっても、それを消した上で一気にトドメをさせる。 - クリティカル発生率ダウンも事故の軽減に寄与し、事故率高めのバーサーカーやアサシン・獣系エネミー相手にありがたい効果。
素でクリティカル率が高めなうえにバフを重ねて殴ってくるキメラなどには特に有用。
ただし1Tのみであるため、あくまでオマケ程度と考えてよい。 - 強力な宝具ではあるがあくまで先にかかるのは強化解除であり、防御無視ではないことは留意が必要。イベントなどで解除不可能な特殊バフを持っている相手に対しては通常の単体宝具となってしまう。
- ステータスの高さに加え高倍率の宝具威力アップバフ、敵全体への防御デバフ、クラススキルの「狂気」と乗算となる3種類のバフを自前で揃えているため、火力は強力な1Tバフを持つ単体宝具に引けを取らない。
- 総評すると、全体に寄与する支援スキルを併せ持ったアーツ主体の単体アタッカー。
高いスター集中度を活かしてArtsチェイン/クリティカルなどでNPを回収し、優秀なサポートスキルで戦線を維持しつつ宝具に繋げる動きが基本となる。
アーツパへの適性が高いこともあり、特に危険なスキルやクリティカル事故が跋扈する長期戦の高難度クエストで本領を発揮するだろう。- 周回面ではNP30付与と3ターン持続する強力な宝具強化を1スキルで行えることから、特定パーティにおける高速周回補佐役としての活躍が見込める。
- 欠点はスキルのCTの長さ。
個々の効果は明快で優秀だが小回りが利かないため、CTの合間を何らかの形でサポートする手段が必要となる。
また自前での回避や無敵等の防衛手段を持ち合わせていないため、基本的に単独での宝具受けはできないことにも注意。 - 強化解除は「強化解除→攻撃」の順に発動するため、強化状態を全て消去した状態でダメージを与えることが可能。
ステータスの高さに加え、有するバフがクラススキルを含め全て乗算となっていることから火力は高い。
無敵やダメージカット、ガッツに代表される防御系バフを例外なく無力化した上でダメージを通すことができ、安定して強力な性能と言える。 - 昨今の高難易度クエストではエネミーが強力なバフを使う場面が増えており、ブレイクゲージを減らしつつバフを纏めて解除できる恩恵は大きい。
また、レオニダス一世やシュヴァリエ・デオンらが使用するターゲット集中効果も解除できる点も覚えておきたい強み。 - クリティカル発生率ダウンも有用で、特にバーサーカーでありながら異様にクリティカル率が高いキメラなどに刺さる。
ただし持続は1Tなので、オマケ程度の認識でよいだろう。
- 概念礼装はNPチャージやクリティカル威力アップ系統の効果を持つものをチョイスしたい。
- カード性能アップはArts3枚とB宝具で割れているため運用を選ぶ。宝具威力は自前で賄えるため、通常火力とNP獲得量を増やすArts強化が無難な選択となるが、好みとパーティー編成によっては宝具一発の威力を優先してBuster強化を含む複合を使うのも一手か。
- 以下では礼装の具体例を挙げる(長くなるので折りたたみ)
+概念礼装について - NPチャージ礼装
総評
- 全体に寄与する支援スキルとデバフを併せ持ったアーツPT向けのマルチロールキャラ。
優秀なスキルを以て戦線を維持しつつ、潤沢なArtsと高いスター集中度を活かしたArtsチェイン/クリティカルで宝具を放っていくのが基本的な動きとなる。
スキル効果と宝具は総じて汎用性が高く、編成次第で周回から攻略まで幅広く対応できる懐の広さが魅力。
特にArtsパでの高さと妨害スキルの多さ、強化解除の存在と防御不利が極めて少ない特性から長期戦やイベントチャレンジ戦には強い場合が多く、増加傾向にあるバーサーカーの難敵相手でも一定までなら頼りになるだろう。- 例外として、スキルが弱体効果に偏重しているため、解除不可の弱体無効を持つ相手には彼女の戦力が一部失われてしまう。
これは1.5部以降の恒常ストーリークエストに定期的に登場している 。恐怖による遅延や攻防デバフは封じられてしまうが、第一スキルによる全体宝具サポートやそれにともなう強化解除、チャージ減少は通るためその場合でもアタッカーとしてはさほど見劣りしない。
- 例外として、スキルが弱体効果に偏重しているため、解除不可の弱体無効を持つ相手には彼女の戦力が一部失われてしまう。
- 敵として登場した場合、「敵全体へのチャージ増加」「味方全体への不定期スタン」「味方単体へのNP減少」を筆頭とするスキル群はもちろんだが、何より天草四郎と同じ「強化解除攻撃宝具」の存在が一にも二にも脅威となる。
単体宝具ゆえに威力が高く、回避・無敵、ガッツを概念礼装で付与するか強化解除耐性を追加で合わせる以外で宝具を耐えることはまず無理だと思ったほうが良い。- 概念礼装で耐える場合も回避・無敵はよほど運がよくない限り宝具を撃たれる前に使い切ってしまう可能性が極めて高いため、概念礼装も実質ガッツ系頼みとなる。もしくはオーダーチェンジやターゲット集中などを駆使することになる。
- そしてクラススキル「領域外の生命」により弱体耐性が高く、状態異常スキルを確率で弾かれるため、単体のサーヴァントのスキルで取りうる対策がほぼ全て運頼みとなっている。
デバフを通すことに成功しても、威力が高いため半端な効き具合では無駄(現実的に耐えうるサーヴァントは後述2名)。 - このような理由から宝具を確実に耐えようとする場合基本的に複数のサーヴァントのスキルを合わせる必要があるので、パーティーメンバーが縛られがちかつ宝具対策に偏重した構成になってしまう。
- 現状では単独での登場しかなく、イベントでの登場頻度もかなり少ないが、他のどのサーヴァントが並んでいる場合でも対処の優先度は高くなるだろう。
敵対時の対処方法について +クリックで展開 - 幸いチャージゲージは5と長く、攻撃対象も一人のみ。全体攻撃の持ち主と同時登場でなければ、積極的にチャージゲージに干渉して「宝具を打たせない」動きをすることでアタッカーの生存時間が伸びやすい。
無論、等倍またはアルターエゴの火力に自信があるのなら、短期決戦で一気に落とすのも手。エヌマ特攻は入らないが「女性」「人型」「人類の脅威」の特攻対象である。
弱体耐性アップの影響を受けないチャージ減少スキル/宝具を軸に立ち回り、アタッカーの手数を稼げるようにすると良いだろう。 - 天草と違い単体宝具なので、ターゲット集中による囮戦術も可能。概念礼装による回避やガッツは強化解除を受けないので、ターゲット集中スキルを持つサーヴァントにその類の礼装を持たせるとかなり被害を減らせる。
- 戦略面では万能の次善手であったバーサーカーでの速攻が全く通用せず、相性有利なアルターエゴは頭数が極めて限られているため(現状はサポーターの徐福とLostbelt No.2クリア後にガチャ追加のストーリー限定であるシトナイのみ)、基本的に全て等倍での戦いを強いられる。
チャージ減少などの阻害策の他、クラス相性に拘らず、神性や女性といった属性への特攻宝具などで畳み掛けるのも手である。ただし有効な特攻要素を持つキャラは金レアに限られてしまいがち。- メルトリリスのみ、高レベルの「メルトウイルス」のデバフが通れば、有利相性補正と相まって大幅にダメージを減衰し耐えられる。が、当然アルターエゴに攻撃が行くとも限らない。動きを封じるに越したことはないだろう。
- 殺生院キアラも一応耐えられる可能性はあるが、防御アップ要素がパッシブ以外にないため、HP満タンから追撃で落ちかねない程度に踏みとどまるのが精一杯。ただしメルトリリスと違いHPさえ確保できればほぼ確定でアビゲイルの宝具を耐えられるためキアラ自身の宝具などでHPを回復する・最大HPの育成を怠らない(可能であれば星4フォウ君による強化も視野に入れる)・礼装などによる最大HPの強化など、運頼みのメルトリリスより安定する状況を作り出すことも可能。
- そのため理論上はWメルトリリス+キアラが最も理想的(最高条件はメルトウイルスLv10の2重がけなど)だが、CTの関係とチャージ増加の存在もあり、運の要素を排しきることは不可能。
- メルトリリスのみ、高レベルの「メルトウイルス」のデバフが通れば、有利相性補正と相まって大幅にダメージを減衰し耐えられる。が、当然アルターエゴに攻撃が行くとも限らない。動きを封じるに越したことはないだろう。
- 強化解除耐性アップを仲間に付与できる能力を持っているのは一部のみだが、
その中でも紅閻魔はアビゲイルに対し単体宝具の2重特攻が有効で、「星の籠(大)」で宝具封印による遅延も可能。アルターエゴ以外では最も有利に立ち回ることができるだろう。
運用考察
- 以下、具体的な運用や編成について。
高難易度 - Artsパにおいてとりわけ相性がよいマーリン、玉藻の前を添えた『ATM』と呼ばれるチームが鉄板。
計9+2枚にも及ぶArtsからAチェインを組みやすく、それぞれが持つ豊富なサポートスキルと強力な宝具で柔軟に状況に対処できる。
耐久力および復帰力、妨害能力、カードに寄らないNP効率がいずれも高水準に跳ね上がり、礼装を加えることで盤石な布陣を敷くことが可能。
各サーヴァントとのシナジーについては後述する。- フォーリナークラスは良くも悪くも攻撃の有利不利にほぼ全く影響されないため、混成クエストにおいてアタッカーとして攻撃の手が鈍ることがないのも利点。
- (アルターエゴクラスの雑魚エネミーは現状のクエストにはまず存在せず、登場は予知しやすい。仮に遭遇した場合、三騎士クラスの誰かと入れ替えるのが無難)
- なお、攻撃デバフおよび確定で決まるチャージ減少、脅威となるエネミーの行動を縛れるスタン、強化解除およびクリティカルダウンといった多彩な妨害能力はバーサーカー相手に限らず半数以上のボスに有効。
初期NP礼装などを装備し、抑えの要員として控えに置くことでもまた違った形でクリアに貢献してくれるだろう。
- ただし、スキルの半数以上がデバフであるだけに、解除不能の弱体無効を持つ敵はたとえバーサーカーであろうと苦手とする。
アビー本人の速攻性が乏しいうえに致命攻撃への確実な対策も持たず、否が応でも短期決戦を強いられる相手には分が悪いのも最大の懸念点。- 特にLostbelt No.4では弱体無効と攻撃力アップをどちらも解除できず、長期戦が不可能な上に天地人も不利と、最も相性の悪いバーサーカーが存在する。
周回において - 周回面では全体へNP最大30付与+3ターン持続する強力な宝具強化を1スキルで行える事が重要となる。
防御デバフ、宝具威力アップは高倍率かつ全体対象、更にどちらも基本乗算となるため、こと宝具火力補助においては他の追随を許さない。
基本的に攻撃不利が存在しないため採用場所を選ばず、高速周回ではスキルCTの長さも関係ないなど、周回ならではの強みもある。- 周回で最も重要視されるNP補助についても、wave3までを最短突破しても確実に全員にNP20を配れる計算なので充分に有用。
また、NPが10ずつと小刻みに溜まっていくので、諸葛孔明(エルメロイⅡ世)と併用することでNPを細かく調整可能。
総合すると、計算された高速周回パにおけるサポーター役としての採用も狙えるスキルを持っているのが大きい。 - ただし、特効や報酬礼装により攻撃力アップが付与されるイベントでは概して不利になる。
- これはイベント特効による攻撃力ボーナスが宝具威力アップと同枠という仕様のために、宝具バフの優位性が大きく落ちる事が多かったため。
- カード構成上BusterとArtsの2色を主力とするため、特攻が1色にしか乗らないタイプのイベント周回でアタッカーを張ることは厳しい。Artsに特攻を載せてサポート役として使う事が多くなる。
- 周回で最も重要視されるNP補助についても、wave3までを最短突破しても確実に全員にNP20を配れる計算なので充分に有用。
対バーサーカー - クラス相性およびスキルと宝具は、通常のバーサーカーには大いに刺さる。
言うまでもなく、狂クラスのボスキャラ対策要員としては多くの場合で入ってくるだろう。- ほとんどのクラスに対し大ダメージを与えるバーサーカーの攻撃を唯一ガードできるクラスのため、このクラスが並大抵のバーサーカー相手で事故死する心配は少ない。
攻撃力ダウンやクリティカルダウンといったデバフに加え、スタンで行動回数を減らし、味方の被弾を抑えられる点も強み。 - バーサーカーは防御/回避/ガッツなどの自衛スキルも含めスキルで個人戦力を上げているキャラが多く、これらを消し去れるだけでもアビーの宝具は正に天敵となる。
クー・フーリン(オルタ)の厄介な回数回避や、ナイチンゲールや源頼光などの超広範囲特攻など、厄介なスキルも後出しで潰せるため、固定枠の永続バフがない限りは一気に脅威度を下げられる。
仮に討ち漏らしても後続の宝具や攻撃でトドメを刺せるので、ストーリークエストはともかくとしても、イベントストーリーで戦術を組み立てやすくなる。
- ほとんどのクラスに対し大ダメージを与えるバーサーカーの攻撃を唯一ガードできるクラスのため、このクラスが並大抵のバーサーカー相手で事故死する心配は少ない。
- ストーリークエストに関しては上記の[高難易度]欄を参照。特にLb4にはバーサーカーでありながら相性最悪のボスが存在する。
運用上の注意点 - 欠点を挙げるとすれば、通常攻撃でのゲージ効率と各種スキルのCTといった取り回しの悪さが第一に挙がる。
これは人によるが、最適なパーティ編成の難易度の高さとスキルの恩恵を十全に受けるための育成難易度が高いのも難点か。- Arts3枚とBuster宝具という組み合わせのキャラの例に漏れずゲージ効率は悪い部類に入ってしまっている他、スキルは総じてCTが長い。
Artsパを組んでAチェインを念頭に置いた上で、CTの合間を何らかの形でフォローする手段が必要となる。主役として置きたい場合は玉藻の前が必要となるだろう。
また自前での回避や無敵等の防衛手段を持ち合わせておらず、基本的には単独での宝具受けはできない点に注意。全体宝具持ちを相手にする場合、他のシナジーを考慮するとマーリンの幻術に宝具を防いでもらうのが現実的。 - 後述もするが、相性が良いサーヴァントや概念礼装はいずれも高レアに属しており、かつ代用が効かないものが多い。
当然ながら強みを最大限追求したPTの編成難易度は非常に高くなるので、その点には留意されたい。- アビー自身は単独アタッカーとしての実力こそ高くはないが、仲間に恩恵を与えやすい要素が多く、普通のクエストに連れていく分で致命的に足を引っ張ることは少ない。
- Arts3枚とBuster宝具という組み合わせのキャラの例に漏れずゲージ効率は悪い部類に入ってしまっている他、スキルは総じてCTが長い。
- 育成難易度は人によって変わってくる。まずは強力な攻撃系バフ「信仰の祈り」のスキルマを目指したい。
残りのスキルも6まで上げておき、可能ならば適宜10を目指そう。CTの長さがネックなので、特にスキルマが重要となる。
パーティ編成について - スキルの特性と宝具に汎用的な効果が多い(コマンドカードの色に縛られにくい)ため、これといって相性の悪い編成はそこまで多いわけではないが、
やはり自身の通常攻撃の性能が重い足枷になるため、Artsとクリティカルを生かすための仲間がほしい。
可能であればボトルネックであるCTをカバーできる玉藻の前、そしてスター生産をカバーできるキャラまたは礼装が必要となる。
- 以下、編成や相性の良いサーヴァントについて。
サポーター(サブアタッカー)
アビーのサポートを行いつつ、Artsチェインや宝具を回していく。
Arts型キャラはサポーターやサブアタッカー適正の持ち主が多いため、選択肢は非常に多い。
特に☆5サポーターは相性が抜きん出ているものが多いが、再三述べている通り入手難易度が高いのが難点。
うまく手持ちの中からチームの組み合わせを見繕っていきたい。
マーリン
「マーリン」- Arts3枚によるAチェインの組みやすさと「夢幻のカリスマ」によるNP確保の容易さ、B宝具やクリティカルの破壊力を更に跳ね上げる「英雄作成」、PT単位での宝具受けを確実とする「幻術」、クリティカル運用と継戦能力をバックアップする宝具など、全ての支援能力が噛み合う。
攻撃バフ、カードバフ、宝具威力orクリティカルバフの乗算でアビーの火力を最大限に引き出せるのが最大の魅力。 - またマーリンも「信仰の祈り」によってただでさえ加速する宝具の始動が更に補強され、戦線が非常に安定する。
一度回りだすと宝具が止まらず、また宝具チェインも組みやすくなるのでOCでスター獲得量を底上げできるなど至れり尽くせり。 - アビーをメインとするArtsパを組む場合、後述の玉藻の前とともに最優先で採用すべきサーヴァントの一人と言えるが、
人気キャラとはいえ極めてピックアップ日が少ない限定★5であるため、現状ではフレンド枠を前提に置かねばならないことも多いだろう。
玉藻の前
「玉藻の前」- 長期戦向けArtsサポーター筆頭。
宝具とスキルの噛み合わせがよく、アビーは「信仰の祈り」でArtsチェインとともに玉藻の宝具発動をサポートし、玉藻は宝具を回してアビーたちのHP/NP供給だけでなく、欠点である長いCTを短縮するという完全な相互補完関係を構築できる。
優秀なArts性能アップスキル、豊富な延命手段を持ち、長期に渡ってアビーの耐久力を底上げしつつArtsクリティカルの恩恵を大きく引き上げることが可能。 - 所持する攻撃バフはArts+宝具威力のみであるため、火力補助よりは戦線を安定させる潤滑油としての側面が強いが、その宝具効果は唯一無二。
宝具強化はアビーと同一の倍率なので、加算関係であることを鑑みても十分強力。それ故スキルの取り回しは間接的にも良くなる。
- ことアビーをアタッカーとする編成においては、マーリンとセットで採用するのがベスト。
アビゲイル、玉藻、マーリンの3名で戦う編成は、それぞれの頭文字を取って『ATM』と呼称されており、いわば一つの完成形となっている。
全員が☆5であることに加えて期間限定が2人もおり、スキル育成難易度と相まって自前で完成させるのがとんでもなく困難なのは否めるべくもない。
玉藻はArtsサポーターとしては紛れもなく最強タイだが、耐久編成向きで周回適性は劣るため、サポートに出てくる事が少なく自前で確保しておく必要性が高いことも編制の困難さに拍車をかけている。故にATMを目指すのであれば入手はマーリンよりも重視しておきたいところ。
諸葛孔明
「諸葛孔明」- 言わずと知れた万能サポーター。極めて優秀な3種のバフにより、状況に応じてNPを配布できる柔軟性を持つ。
継続的なNP供給やピンポイントな補助能力・宝具回転率こそマーリンや玉藻に劣るが、スキルで一気にNPを注ぎ足すことで初動を安定させられる強みがあるため短期決戦に向く。
クリティカル威力アップ&NP+30%の「鑑識眼」は3ターン持続するため、星を吸いやすいアビーにNPを集中させた場合、自然に恩恵を受けられる。 - アビーともども回復手段を持たないため、長期戦を見据えるならば連発可能な回復手段を持つサーヴァントが欲しい。宝具で全体チャージ減少ができるため、3人目をマーリンと玉藻どちらにするにしても相性は良い。
また孔明のスター獲得手段は皆無であるため、周回やイベント以外では「2030年の欠片」とのセット編成が鉄板となる。
ギルガメッシュ(術)
「ギルガメッシュ(術)」- Artsサブアタッカーという呼称がピッタリのサーヴァント。
特に「王の帰還」が自身やアビーのHit数と超高相性で、「魔杖の支配者」と共に使うことでスターNPどちらも補強していける。後者の弱体付与成功率UPもデバフを多数持つ彼女に恩恵がある。 - 純サポーターにない強みとして、自身が多段ヒットのArts全体攻撃宝具を使用できるため、自前のスキル全てと「信仰の祈り」の宝具バフを有効活用できる。
「王の号砲」の防バフと「魔女裁判」の攻撃デバフは加算となるため、重ねることで被ダメを大きく抑えてくれる点も嬉しい。 - 宝具による軽微な防御バフ以外の防御手段を持たない点と「王の帰還」のCTがアビー並みに長いのが欠点。3人目には回復兼CT短縮役の玉藻がベスト、もうひとりはマーリンまたはアンデルセンといった回復宝具持ちが望ましい。
BB
「BB」- 取り回しがよいスキルと宝具を揃えた、対ボスで優秀なサブアタッカー。
「信仰の祈り」のバフが有効、かつNP補助が可能という願ったり叶ったりな単体攻撃宝具を持ち、付随する弱体耐性ダウンも双方に恩恵が大きい。
スキルは弱体解除および回復、弱体無効付与と痒いところに手が届く「十の王冠」が極めて便利。また単体対象かつ任意でスタンを付与できる「黄金の杯」は「正気喪失」「魔女裁判」と併せてエネミーの行動ターンの削減および宝具遅延に貢献する。
素のスター集中率が低い(=アビーにスターを寄せやすい)のも利点であり、そしてBBが必要に応じて「自己改造」で一気に星を寄せられるのでメリハリのあるスターコントロールが可能。
こちらは対アヴェンジャー特化のクラスとして、同じく有効キャラの少ないクラスに対して完全有利を取れる一方で、
フォーリナーはムーンキャンサーが苦手とするルーラーにも等倍で攻撃を通せるため、クラス面での相性はそれなりにカバーが効かないこともない。
ミドラーシュのキャスター
「ミドラーシュのキャスター」- 優秀な全体バフと高いArts性能が特徴的なキャスタークラスのアタッカー。
そこそこのランクの「カリスマ」および全体へのBuster、Arts強化はアビーの攻撃力を効率的に引き上げるのに貢献する。
カード構成はB2枚A2枚だが、高いArts性能に「信仰の祈り」が重なるためA宝具へのアクセスは早い。A3枚編成のサーヴァントと比較すると若干Artsチェインの安定性は下がるが、Busterを初手に置くことで打点増強からのオーバーキルに貢献しやすい。
「魔神の叡智」によるスター生成も嬉しい効果。性能の上がったアビーのArtsにクリティカルを乗せてNPを回収し、効果ターン中に宝具へ繋げる運用も現実的な範疇。
1枚のみのQuick性能自体は高く、ブレイブチェインなどで絡めればそこそこ星を稼ぐ。 - 欠点としてはアビーと自身のスター集中率から、自己クリティカルバフが非常に使いづらくなる点と、鉄杭を大量消費するため育成難易度が遥かに高い点。
アビー側から見ればストーリー面でもスキル面でも頼もしい火力サポーターとなるが、アタッカーとして立ち回りたいミドキャス側への恩恵は主にNP補助、多重バフによる宝具火力の上昇のみ。
第2スキルによる超強力なクリティカルが狙えなくなってしまうのが大きなデメリットとなる。仮に組ませる場合、役目の割り切りが必要。
アンデルセン
「アンデルセン」- 超優秀なアビリティを揃える銅レアキャスターの一人。
A宝具による各種バフおよび回復、スター生成スキル+クリティカル威力アップといった、すべての能力がアビーにとって恩恵大。
NP供給こそ最終再臨までお預けだが、高速詠唱でArts宝具を即座に構えられるためアーツチェインに寄与しやすい。 - 欠点として、HPが高い部類とはいえ☆2故のLv上限の低さにより、敵Lvが高いほど脆さが目に付く。
スター生成スキルの防御ダウンデメリットは最終的に解消できるが、宝具も回復以外のバフは確定ではないため、特にバーサーカー相手では過信は禁物。
シェイクスピア
「ウィリアム・シェイクスピア」- こちらも優秀なスキルを揃えた銅レアキャスターの一人。バスター強化とスター生成率アップ&NPチャージでアビーの瞬間火力に貢献する短期戦向けの脇役。
ただ、欠点としてバフの持続または複合に極めて乏しい。オーダーチェンジで引っ張り出して単発式のブースターにしてしまう、もしくはさっさと使いきって後衛に下げるなどの割り切った運用の方が互いの強みを活かしやすいか。
この場合は低レアのHPの低さも逆手にとり、看板娘などのターゲット集中礼装を持たせ、然るべきタイミングで後衛からオーダーチェンジし擬似的な登場時強化礼装、兼囮役とするのも一つの手では有る。
ジャンヌ・ダルク
「ジャンヌ・ダルク」- 第一部マシュと並び、全サーヴァント中トップクラスの防御補助性能を誇る。
宝具で全体無敵を付与、かつ貴重な全体弱体解除(宝具強化前提)も併せ持つ。
啓示でスター生成量を水増しでき、A3+1枚構成でチェインも組みやすいなどスキルやカード面での相性がよく、超高確率スタンにより対サーヴァントをメインとした長期戦ではその力を十分に発揮できる。 - 欠点としてはスター生成以外打点には一切貢献せず、また中庸のスター集中度を持つクラスなのでアビーへのスター数が減りやすいこと(「啓示」Lv10で補える範疇ではあるが)。
まさに要塞と称すべきHPを誇るが、アビーが得意とするバーサーカー相手ではルーラーの強みであるクラス相性補正(6クラスからの被ダメージ半減)が失われることに注意。
ヴラド三世(狂)
「ヴラド三世(狂)」- アーツパと相性が良い貴重なバーサーカー(現状ではバーサーカー唯一のArtsアタッカー)。
Arts2枚&A宝具構成からArtsチェインを組みやすく、強力な攻防バフとガッツ、チャージ減少スキルで脆さに関してもカバーが効く。特にフォーリナーが得意とするバーサーカー戦ではかなりの耐久力を見せてくれるだろう。
宝具で星を量産することでアビーのクリティカル運用に貢献するほか、最短5Tで回せる優秀なバフを考慮すれば総合火力は安定したものがあり、星を吸わずに火力を出すサブアタッカーとして活躍できる。 - 欠点は通常攻撃の性能が絶望的に低く、宝具を除いた自力でのスター生産に関しては全く期待できないこと。しかも通常Artsがアビーよりもゲージを稼げないと散々であるため、Artsチェイン最優先の構成は前提として礼装にも気を使う必要がある。
- 3人めを☆5キャスター(玉藻、次点で孔明orマーリン)前提とするため玄人向けではあるが、組ませる価値は十分にあるサーヴァント。
アタッカー2枚編成かつ主力の不利クラスがフォーリナーとライダーのみということで火力面は安定して高く、特に「アビー・ヴラド・玉藻」と言うチームによりステータスで堅実に攻め上がる攻撃的な構成が組める。
ただ、上述した欠点によりチェインとスキル、ひいては玉藻の前への依存度が異様に高すぎることが課題となる。- 運用が難しい場合、同じカード構成と宝具効果を持った「アストライア」が代替となるか。こちらは防御面を3人目に依存するリスクは有るが、ゲージとスターの確保は幾分か楽になる。
マルタ
「マルタ」(ライダー)- 同じカード構成を持つサブアタッカー。
防御デバフによる火力補助、味方全体を回復しつつ弱体解除を行える「奇蹟」、CT5でバフを消去できる「聖女の誓い」が有用で、アビーの宝具では間に合わない強烈なバフやデバフ持ちのエネミーに対して有効。
宝具/スキルに付随する防御ダウンがアビーの「正気喪失」と加算になるのが惜しいが、宝具威力アップバフの恩恵は十全に受けられる。全体宝具と単体宝具という点でもフォローしあえる。 - 欠点はスター生産能力が皆無かつスター集中度が高すぎる(アビーからスターを奪ってしまう)点。
この辺りはマーリンや「2030年の欠片」などで補いたいが、安定性が多少落ちることは否めない。
弱体解除を持ち星出しが可能なサーヴァントとしては前述のジャンヌも該当するので、他の面子やクエストに応じて選択したい。
アナスタシア
「アナスタシア」- NPチャージスキルとA全体宝具、さらに各アビリティに弱体効果を兼ね揃えたバランス型サブアタッカー。
攻撃面ではカードバフと攻バフを持つため「信仰の祈り」の宝具バフの影響がより大きく、さらに宝具でのリチャージもある程度見込める。
支援面ではカードバフスキルに同居した弱体耐性大ダウンが重要。チャージスキルに付属した確率スタン付与を確定化できる。
アビーのデバフは全て基本確定なので恩恵は対魔力持ちにとどまるが、アビーができない妨害として全体に攻撃ダウンやスキル封印を撒ける点でも見どころがある。 - 何より☆5キャスターでは意外と貴重な全体宝具持ちとして、癖のない使い勝手を誇る。
しかしあくまでもデバフが撒けるサブアタッカーという位置付けのため、星出しや回復・宝具対策などが必要な場合はサポート型のArts持ちを3人目に置くこと。
ジャック・ザ・リッパー
「ジャック・ザ・リッパー」- ゲーム内最高クラスのQuick性能の持ち主。
凄まじいスター生成効率と圧倒的なNP効率のバランス、そして汎用性の高いスキル群で相手や仲間を選ばず活躍する。
アビーのHit数も多いため、一度クリティカルが始まれば比較的安定してまとまった量のスターを生成し続けられる。キャスターが編成しづらい対ライダーへの有利クラスと言うこともあって、上手く編成の隙を埋めてくれるだろう。
また補助宝具を持つサポーターたちと違い、「信仰の祈り」の宝具威力アップの恩恵を受けた高威力の女性特攻宝具を振り回せることも利点。総合的なパーティー火力はサポーター入りに勝るとも劣らない。 - 欠点としてはチェインではなく1stボーナスとクリティカルを連携の主体とする運用の難しさ。
初手AからのQでスターとNPを荒稼ぎするジャックにとっては願ったり叶ったりだが、逆にArtsチェインを組みたいアビーの運用とはまず噛み合わない。
ジャックが産んだ星によるクリティカルで補えるが、Artsチェイン重視編成よりアビーのNP効率は確実に不安定となる。
いわば個々の完結した強さを更に組み合わせる形となるため、ゲージ量やカード、スターの配布具合と選ぶべき戦術から、有効な手を都度考えていくべし。
少女2人がはしゃいでいるからといって思考を飛ばしてはいけない。
謎のヒロインX(オルタ)
「謎のヒロインX(オルタ)」- 非常に珍しいQ型かつクリティカルサポート型のバーサーカー。
「刹那無影剣」と高性能な通常攻撃によるスター獲得だけでなく、
アビーの高いスター集中は「王の見えざる手」を3人目にかけて星を寄せる際に確実に効いてくる。
またバーサーカーである本人のスター集中率は皆無に等しいため、並んでいるだけで勝手にアビーに星が集まる一因に。
「王の見えざる手」に付随する攻撃力アップの倍率もカリスマA相当と優秀で、自前のカードバフ、「信仰の祈り」の強力な宝具バフと乗算されるため恩恵が大きい。 - 欠点はバーサーカー故の耐久力の低さ。自前で回復スキルを持ち、アビーが攻撃デバフとクリティカル発生率ダウンを持つといえども過信はできない。
ただ、バーサーカーはバーサーカーにだけ被ダメが2倍ではなく1.5倍で据え置きという仕様から、仮想敵であるバーサーカー戦では高HPと自己回復スキルを持つXオルタも相対的に耐久力が若干向上する。
後述の通り、Arts1枚のランサーカード構成のせいでパーティーのカード色が散らばってしまうのも考慮に入れておくと良い。
- 対バーサーカー
事故率が高いバーサーカー戦に特化した構成。短期決戦が望ましい相手ではあるが、手持ちの状況やブレイクゲージなど、そうもいかないケースも往々にしてある。
現状ではフォーリナー全員が期間限定であることもあり、バーサーカー相手の耐久戦は非効率とされる。
それでもギミックさえなければ勝率は安定するが、スター生成手段に乏しい上に分散するため、考えなしにクラス統一を組むとクリティカルを出しにくくなり、まず間違いなく長期戦になる。
葛飾北斎
「葛飾北斎」- 二人目のフォーリナー。こちらもArts2枚に加えArts宝具を有することからチェインを組みやすく、基本的に相性は良い。
北斎が全体宝具を持つため道中処理をスムーズにこなせるほか、A2枚に抑えていることで元々良好な北斎のNP効率をアビーの「信仰の祈り」が後押しするため、Aバフ持続中の宝具の連続使用も十分視野に入る。自前のArtsバフと「雅号・異星蛸」中Artsによる防御デバフを併せ持つ北斎にとってこの恩恵は殊更に大きい。
道中を北斎で一掃しつつArtsチェインでアビーのNPを貯め、可能であれば北斎の宝具を再装填して3Waveに備える形になると言う様式で大体を立ち回れる。 - 強いて言うなら星の取り合いがまず避けられないことが欠点か。スター生成/集中礼装でカバーしたいが、アタッカー役は基本的にチェイン成立が重要なアビーよりも手数を要する北斎に譲る場合が多い。
アビゲイル
「アビゲイル・ウィリアムズ」- 要するに自身とフレンドのアビーと合わせた二重起用。
Artsチェインをとても組みやすく、「信仰の祈り」を重ね掛けできるためNP回収にはまず事欠かない。攻撃デバフを重ねがけすれば、余程高威力のものでなければバーサーカーの宝具にも耐えうる。
もう一枠には持続回復と無敵スキルでより局面を安定させられるマーリンなどがベターだが、基本的にはこの一枠から落ちていくので、控えはサポーターで固めておきたい。 - 星が散らかることは確実なので、サポーターに「2030年の欠片」を持たせるなどしてスター生産量を底上げしたいところ。
謎のヒロインXX
「謎のヒロインXX」- ☆4の水着キャラ。カード構成は北斎と同じだが、Artsヒット数が控えめなおかげで総合的なNP効率と星供給力のバランスが良好。
特にスター供給は「刑事の直感」による自身の集中率ダウンも相まって、星の無駄な分散をある程度抑止しつつクリティカル率を効率よく引き上げられる。 - CTの足回りが早めな分スキルはどれも持続しないうえ、「刑事の直感」以外のスキルがすべて自己対象であるという単体アタッカー一辺倒なキャラであることには注意。
特攻または宝具や無敵スキルに付随する瞬間的な攻撃力バフを交えた一撃を、Artsクリティカルで回していくことが本懐となるため、
最低限でもArts強化の礼装を持たせるべきだろう。
概念礼装について
- 概念礼装の選択肢は比較的広い。
クエストや相手、パーティ構成、そしてアビゲイルをどう使うのかによってうまく使い分けていくのが理想だが
このあたりがあやふやだと中途半端な立ち位置になってしまうことが多いので、よく考えたい。- 「スター発生率アップ」については、そもそも現状で毎ターンスター獲得礼装に匹敵する効果を得られる礼装は存在しない。
アビゲイルのヒット数をしても有効活用できるものが皆無と言い切ってよいレベルなので、礼装自体の補正率が底上げ修正されない限り選択候補に入ることは今後もないと思われる。
- 「スター発生率アップ」については、そもそも現状で毎ターンスター獲得礼装に匹敵する効果を得られる礼装は存在しない。
- 以下では礼装の具体例を挙げる。
概念礼装について - クリティカル支援礼装
アーツクリティカルパにおける鉄板礼装。礼装全般に言えるが、Artsクリティカルを狙う際は「2030年の欠片」装備か一部スキルを持ったスター供給役を用意するのが定石である。- 「もう一つの結末」
- アビー運用の要となるArts強化とクリティカル威力補正を兼ね備える礼装。ステータスもATK補正に極振りされており非常に優秀。
アーツチェイン目的で切るAを恒常的に強化しつつクリティカル補正を乗せてくれる恩恵は想像以上に大きく、火力とNP効率の底上げに貢献する。
逆に宝具火力やクリティカル確率の上昇にはほぼ寄与しないため、こちらをサポーターで補いたい。 - 類似礼装として、クリティカル威力補正と引き換えに初期NPチャージの効果が追加された「ニュー・ビギニング」やBusterに補正が付いた「白い服の水兵さん」が存在する。
所持状況、凸状況やレベルを考慮し、複数候補となるのなら状況に応じて使い分けたい。 - なおクリティカルメインの場合は通常攻撃の強化に重点を置くことになるため、BusterやQuick強化関連のみの礼装は候補に入り辛い。Buster強化ではNPを補助できず、微量でこそあれど自前ですでに持ち合わせているためである。
- アビー運用の要となるArts強化とクリティカル威力補正を兼ね備える礼装。ステータスもATK補正に極振りされており非常に優秀。
- 「月の湯治」
- クリティカル威力アップとスター獲得という噛み合いの良い複合効果を持つ。
スター集中度の高いキャラにとりあえず装備しておくだけで効果を発揮する礼装で、ステータス補正もATKに振られており無駄がない。
アビー自身のクラススキルと併せ、「2030年の欠片」と組み合わせた際の安定性を大きく底上げできる点でかなり優秀。PT単位でのスター供給量に不安がある場合はこちらの採用を検討したい。 - クリティカルで補いやすくはなるが、Artsに影響せずNP周りに直接的な恩恵がないのが欠点といえば欠点。
また宝具火力の補正もないため、「もう一つの結末」同様に補助手段は別途用意すべし。
- クリティカル威力アップとスター獲得という噛み合いの良い複合効果を持つ。
- 「サマー・リトル」
- クリティカルと宝具の威力、およびNP効率を上昇させる複合礼装。最もレートの高いNP効率アップは素の性能的には厳しいが、未凸でもそれなりに有効。
「もう一つの結末」のArts基本威力などを宝具性能に割り振った礼装とも言え、宝具火力を重視する場合は選択肢に入りうる。
- クリティカルと宝具の威力、およびNP効率を上昇させる複合礼装。最もレートの高いNP効率アップは素の性能的には厳しいが、未凸でもそれなりに有効。
- 「もう一つの結末」
- NP獲得礼装
- 「ゴールデン相撲~岩場所~」
- 攻撃力UPと初期NPという無難に強力な効果の組み合わせ。大きな欠点がなく組み合わせもしやすい便利礼装なので、どうしても運用に迷うようならば適当に装備させても腐らないコレで十分か。
- 同様の礼装に「聖夜の晩餐」「ダイブ・トゥ・ブルー」もある。クリティカル威力またはArts性能と宝具威力補正はどちらも嬉しい効果だが、アビー自身が強力な宝具バフを自前で持つため、宝具威力はゴールデン相撲の方が伸びやすい。
- クリティカルアタッカーとしての性質を伸ばすならば「サマータイム・ミストレス」も候補。
ハロウィン・プリンセスはATK補正が低い上に宝具バフが被るため、余程HP補正が欲しい場合を除けばゴールデン相撲の方が有用。 - 攻撃力UPと初期NPという無難に強力な効果の組み合わせ。大きな欠点がなく組み合わせもしやすい便利礼装である。
宝具を含めた恒常的火力を全体的に引き上げられるのは大きなメリット。NP関連効果の関係で一発目の宝具は撃ちやすくなる分、2発目の宝具はやや撃ちにくくなる点に注意。 - 類似礼装として「聖夜の晩餐」や「バトル・オリンピア」がある。前者はバフ範囲の縮小と引き換えにクリティカル威力補正が加わる。後者はBとAをピンポイントで強化するもので、補正値がやや低い代わりに(凸の場合は)初期NPチャージ量が若干多い。
効果が似たり寄ったりであるため凸状況などに左右されるが、条件が同じであれば味方のバフの種類などで決めれば問題ないだろう。
他にも「サマータイム・ミストレス」など類似礼装は幾つか存在するので、各ページも参考にされたい。 - なおゴールデン相撲の類似礼装としてとりわけ名が挙がりやすい「ハロウィン・プリンセス」だが、アビーはすでに強力な宝具バフを持っているので、ゴールデン相撲に付随する攻撃バフの方が圧倒的に恩恵が大きい。
- 「プリズマコスモス」
- 長期戦を狙う場合に有用。とりわけ長丁場になりがちなアーツパでは初期NP系よりも利点が多い。
- 長期戦を狙う場合に特に有用。とりわけ長丁場になりがちなアーツパでの高難易度戦において初期NP系よりも利点が多い。
その分火力補正が礼装自体のATKパラメータのみなので、使う場合は他キャラクターやマスター礼装による火力増強手段が重要。 - アーツチェインとクリティカルを同時に狙うパーティーを組んだ場合はNP供給が過剰になる可能性もありえる。実際に運用してみて過剰に感じる場合はNP効率も底上げできるArts強化やクリティカル支援などに切り替えてもいいだろう。
- 「カレイドスコープ」
- 初期NP80%と極振りのATK補正だけで十分に強力だが、アーツパやクリティカルを主軸にする場合はここまでの初期NP補助は不要なことが多い。
初期NPが欲しい場合は多くの場合複合効果の優秀な50%+αの礼装に軍配が上がることも多いため、ライダーがおりキャスターを並べられないときの候補といえる。 - 開幕と同時に「信仰の祈り」を使うとカード配布、被弾回数に関わらず3ターン目に確実に宝具を打てる。
凸の場合は更に有用で、開幕で「信仰の祈り」の宝具バフ付きの宝具をぶっぱでき、その後は3ターンに渡って再びNPを貯められる。 - 最も汎用性が高い恒常☆5礼装の一つ。
ATK補正と破格の初期NPチャージ量は魅力的だが、アビゲイルは工夫すればNPはかなり貯めやすい部類なので、汎用性高しといえど恩恵は他と比べてやや控えめ。
特にアーツパにおいて中〜長期的な戦闘を見据える場合は持続的なバフを備える他の礼装の採用が推奨される。 - 開幕と同時に「信仰の祈り」を使うことでカード配布、被弾回数に関わらず3ターン目に確実に宝具を打てるため、フリークエスト周回の際などには便利ではある。
- 凸時に限り、開幕で「信仰の祈り」→宝具の同時使用コンボが可能。手早く単体攻撃しその後は3ターンに渡って再びNPを貯められる。
後者はカード配布込みでも他の礼装単独では不可能な芸当であるため、この辺りに価値を見出せるか。
- 初期NP80%と極振りのATK補正だけで十分に強力だが、アーツパやクリティカルを主軸にする場合はここまでの初期NP補助は不要なことが多い。
- 天の晩餐などNP効率上昇系の礼装も効果は高いが、カード枚数とアタッカー運用の都合上Arts性能を強化してその役割を担わせる方が良い場合が多いだろう。
ただし後述の通り、複合礼装についている場合は無論有用(忠犬待ったなしなど)。
- 「ゴールデン相撲~岩場所~」
- 毎ターンスター獲得系礼装
- 月の湯治
- クリティカル威力アップとスター獲得と言う噛み合いの良い複合効果。ステータス補正もAtk寄りであり、スター集中度の高いキャラにとりあえず装備しておけば腐りにくい礼装と言える。
- クリティカル関連には強いものの、BusterやNPなど宝具関連には恩恵がない。足りない部分を延ばすように礼装、パーティーを変更していくというのもあり。
- 同様の礼装に「カルデアを導く乙女」と「ショコラティエ」がある。こちらはカードバフとの複合効果。クリティカルメインの場合よく使うArts強化を優先したいところだが限定ガチャのみ排出と入手難易度が高い。(カルデアを導く乙女も1年以上前のイベント配布礼装で、復刻はレアプリズム交換の可能性が高い)
- 初期NPとの複合の場合は「至るべき場所」になる。どちらも有用で腐りづらい効果だが、その分中途半端でどっちつかずと言う印象も受けるのが難しいところ。
- クリティカル威力と宝具威力を同時に伸ばす場合は「誉れを此処に」になる。有用な効果が詰まった複合礼装だが、限定星5礼装の常として入手難易度が高く、限界突破もしづらい。未凸の場合スター生成数も3個に減っていることにも注意が必要。たかが1個、されど1個なのがクリティカルスター。
- 2030年の欠片
- 定番のスター獲得礼装。未凸でも8個+クラススキルの2個で限界突破後と同じ10個獲得出来る。クリティカル型のアーツパを支える強力な礼装ではあるが、Atkも含め火力補正が一切ないため、メインアタッカーを勤めさせたいアビーに持たせるべきかは悩ましいところ。
- 「スイート・デイズ」
- Arts・Buster性能アップ+スター獲得。
ArtsとB宝具をまとめて強化できるのが強み。Quickは性能上使う機会が限られるため強化に無駄がない。
ステータス補正はHPとATKを満遍なく強化する形であるため、全体的な底上げを行う際の候補となる。
類似礼装に効果量を減らす代わり全カード対応の「チア・フォー・マスター」や1種強化の特化型、強化箇所の違う2種強化が存在する。
- Arts・Buster性能アップ+スター獲得。
- 「誉れを此処に」
- 宝具威力アップ+クリティカル威力アップ+スター獲得。
効果は「月の湯治」に宝具威力アップ効果が複合された有用なもの。
欠点として、未だに復刻が行われていない期間限定礼装であるため入手難易度が極めて高く、当時の段階で限界突破を行なっていなければ凸はほぼ不可能。
未凸の場合スター生成数も3個に減っていることにも注意が必要。たかが1個、されど1個なのがクリティカルスター。
- 宝具威力アップ+クリティカル威力アップ+スター獲得。
- 「2030年の欠片」
- 定番のスター獲得礼装。未凸でも8個+クラススキルの2個で限界突破後と同じ10個獲得出来る。恒常枠というのも大きい。
クリティカル型のアーツパを支える強力な礼装ではあるが、Atkも含め火力補正が一切ないのでクリティカルアタッカーとしての役割を担いたいアビーに持たせるのは無駄が多い。よほど星を飽和させたい場合を除けば、素直に隣に立たせるサポーター1人か2人に装備させるだけで十分である。 - アビー本人のスター集中率が高い為、クラススキルとHit数を活かしたスター生産要員とする運用は少なくとも成立しづらい。
- 定番のスター獲得礼装。未凸でも8個+クラススキルの2個で限界突破後と同じ10個獲得出来る。恒常枠というのも大きい。
- 月の湯治
- クリティカル支援礼装
- もう一つの結末・月の勝利者
- カード強化とクリティカル威力補正の礼装。メインアタッカーとして運用する場合でスター生成量が十分ならばこちらを装備させることが推奨される。
クリティカルメインの場合は3枚あるArtsの強化に重点を置きたいため、多くの場合は「もう一つの結末」が候補となるだろう。 - 月の勝利者と類似した効果を持つ礼装としてジョイント・リサイタルがある。詳しい差異は礼装ページを参照のこと。
- クリティカル礼装全般に言えるが、装備する際はスター供給役を用意するのが定石。特に他のメンバーに2030年の欠片を複数持たせると安定する。
- カード強化とクリティカル威力補正の礼装。メインアタッカーとして運用する場合でスター生成量が十分ならばこちらを装備させることが推奨される。
- サマー・リトル
- クリティカルと宝具の威力、およびNP効率を上昇させる複合礼装。最もレートの高いNP効率アップは未凸でもそれなりに有効。
ゴールデン相撲と比較すると恒常火力および宝具火力は劣るが、クリティカル威力および二発目の宝具を撃ちやすい点で勝る。
- クリティカルと宝具の威力、およびNP効率を上昇させる複合礼装。最もレートの高いNP効率アップは未凸でもそれなりに有効。
- 日輪の城
- クリティカル威力と初期NP、スター発生率を上げるの複合礼装。NP補正は限界突破時40%と若干控えめだが、スター発生率アップ効果は多ヒットArtsを多く抱えるアビーへの恩恵が侮れない。
- ただしブレイブチェイン時以外では効果を実感しづらいため、継続生成の「月の湯治」より有用かどうかは判断に困るところ。初期NP補正があるため宝具発動に繋げやすい利点はある。
また、Arts主体なら10%程度のNP貯めにはさほど苦労しない為、「サマータイム・ミストレス」とは好みで選択できる範疇にある。
- その他、クリティカル威力に特化するなら「騎士の矜持」、宝具威力に特化するなら「黒の聖杯」も候補になりうる。ただし後者に関しては自前で持つ宝具威力UPバフと加算になるので、やや恩恵を受けにくい。
どちらも防御にやや重めのデメリットが存在するため、サポーターによるフォロー込みで採用を検討したい。
- もう一つの結末・月の勝利者
- カード強化礼装
- フォーマルクラフト
- Artsカードの威力とNP獲得量を同時に底上げしてくれるのは有用。クリティカルスターを十分に出せるキャラがいない、NP効率を重視したいなどの場合は「もう一つの結末」から切り替えても良いだろう。
- Buster強化の恩恵が宝具威力以外に薄いので、前提としてB補正礼装は候補に入りづらい。
とにかくB補正と宝具火力が欲しい場合は合計補正値が高く配布礼装故に限界突破もしやすい「勇者エリちゃんの冒険」が有力だが、基本的にはサポーターで補助する形を取った方が無駄が少ない。
- フォーマルクラフト
- Artsパにおいてとりわけ相性がよいマーリン、玉藻の前を添えた『ATM』と呼ばれるチームが鉄板。
- 「フォーマルクラフト」
- 通常攻撃のメインとなるArtsカードの威力とNP獲得量を同時に底上げしてくれるのは単純に有用。
2030年の欠片もクリティカルスターを十分に出せるキャラもいない、とにかくNP効率を重視したいなどの場合は有用か。
- 通常攻撃のメインとなるArtsカードの威力とNP獲得量を同時に底上げしてくれるのは単純に有用。
- 「エメラルド・フロート」
- 複合効果を持つ礼装の中では、Artsバフが最高値の15%(凸20%)。宝具バフ(15%、凸20%)が「信仰の祈り」と重複してしまうのが難点といえば難点だが、イラストの親和性も重視する人にとっては最適解になりうる。
- イベント配布礼装の「ダイブ・トゥ・ブルー」はバフが控えめ(凸で各10%)になり、初期NPがついたもの。両者ともステータス補正はバランス型なので、初動の早さが必要な時はこちらを選択するのもあり。
- 「ペインティング・サマー」
- 初期NP、Artsバフ、NP獲得量アップの複合イベント礼装。ステータス補正はバランス型。NP獲得アップは被ダメージ時にも働くため、対バーサーカー戦でのNP回収が加速する。一撃の宝具火力を追求しないなら上2つに勝る。イラストが同じフォーリナーの後輩という点でも相性はいいかもしれない。
- 類似礼装の「忠犬待ったなし」は初期NPがないものの、Artsカードを選択した時のNP獲得量は、未凸でもわずかにペインティング・サマーに勝る。ステータス補正がHP全振りであることもあって、より長期戦向きと言える。
- スキル性能に癖がないため、これといって相性の悪い編成はない。
特に好相性なのは3枚あるAを活かしてゲージ効率を補えるArts主軸のパーティで、メインアタッカーとして採用できる。
パーティ全体に恩恵がある高性能のNP獲得スキル、アーツアタッカーでありながらマーリンの恩恵を受けられるB宝具、強化解除といった独自の強みから、既存のアーツアタッカーとの棲み分けは容易。
弱点であるCTの長さを補える玉藻の前を無理なく編成できるのも大きい。- 冒頭で述べた通り、高いスター集中度からクリティカルアタッカーとしての素養もある。そしてパーティ編成次第で兼任可能。
スター集中度の低いアーツサポーターに2030年の欠片を持たせるなどしてスター生産数を増加させることで、無理なくクリティカルアタッカーとしての役割を任せられる。
クラススキルで少数ながらスター数を上乗せできるのも強み。 - タイミングを選ばず汎用性が高いスキル群、Aチェインに組み込みやすいカード構成から、サブアタッカー兼サポーター的な立ち回りも可能ではある。
CTの長さを考慮すると短期的なNP/宝具補助とエネミーの行動阻害が主な役割となるが、スキルの効果範囲が広いので与える影響自体は大きい。
なお、この運用の場合は「魔女裁判」を登場直後に切りやすい(=スキルの全解放が現実的な)ベンチスタートが推奨される。 - 以下、具体的な編成例を挙げる。(長くなるので折りたたみ)
+パーティー運用例 - Arts型サポーター
- 「マーリン」
- FGO最高峰のBusterキャラ向け万能サポーター。
Arts3枚構成に始まり、宝具と攻撃力バフによるNP(+スター)の供給、全体無敵付与&スター発生率アップ、そして超強力なバスター&クリティカル威力アップ…とあらゆる面においてアビーと噛み合う。
重ねがけするメリットが極めて大きい宝具の回転率を「信仰の祈り」で更に高められる点も重要。どちらもNPを継続的に付与するタイプの効果なので、無駄なくNPを使っていける。 - 総じて最も有力な相方候補であり、彼女を入れるアーツパでは最優先で枠を確保すべきといえる。
- FGO最高峰のBusterキャラ向け万能サポーター。
- 「玉藻の前」
- アーツサポーター筆頭。
宝具とスキルの噛み合わせがよく、アビーは「信仰の祈り」でArtsチェインとともに玉藻の宝具発動をサポートし、玉藻は宝具を回してアビーたちのHP/NP供給だけでなくCTを短縮するという相互補完関係を構築できる。
優秀なArts性能アップスキル、豊富な延命手段を持ち、長期に渡ってアビーの耐久力を底上げしつつアーツクリティカルの恩恵を大きく引き上げることが可能。 - 所持するバフはアーツのみであるため、火力補助というよりは戦線を安定させる潤滑油という側面が強い。
ことアビーをアタッカーとするアーツパにおいては、星出しと火力サポートを兼ね備えるマーリンとセットで採用するのがベストだろう。
- アーツサポーター筆頭。
- 「諸葛孔明」
- 言わずと知れた万能サポーター。極めて優秀な3種のバフ、状況に応じてNPを配布できる柔軟性を持つ。
継続的なNP供給では宝具を回しやすいマーリンや玉藻に劣るが、スキルで一気にNPを注ぎ足すことで初動を安定させられる強みがある。
クリティカル威力アップ&NP+30%の「鑑識眼」は3ターン持続するため、アビーに使った場合は自然に恩恵を受けられる。 - アビーともども回復手段を持たないため、長期戦を見据えるならば持続的な回復手段を持つサーヴァントが欲しい。
- 言わずと知れた万能サポーター。極めて優秀な3種のバフ、状況に応じてNPを配布できる柔軟性を持つ。
- 「ギルガメッシュ(術)」
- 攻撃サポート特化キャラで、「王の帰還」がアビーのHit数と超高相性。「魔杖の支配者」と共に使うことでスターNPどちらも補強していける。
弱体付与成功率UPもデバフを多数持つ彼女に恩恵がある。 - 自身がArts全体攻撃宝具を使用できるため、「信仰の祈り」の宝具バフをも有効活用できる。
「王の号砲」の防バフと「魔女裁判」の攻撃デバフはレート加算となるため、重ねることで被ダメを大きく抑えてくれる点も嬉しい。 - 宝具以外の防御手段を持たない点と「王の帰還」のCTが長いのが欠点となる。3人目にはマーリンか玉藻、あるいはアンデルセンといった回復役が欲しいところ。
- 攻撃サポート特化キャラで、「王の帰還」がアビーのHit数と超高相性。「魔杖の支配者」と共に使うことでスターNPどちらも補強していける。
- 「BB」
- 取り回しがよいスキルと宝具を揃えたサブアタッカー。
「信仰の祈り」のバフを十全に活用でき、かつNP補助が可能という願ったり叶ったりな攻撃宝具を持ち、付随する弱体耐性ダウンも恩恵が大きい。
スキルは弱体解除および回復、弱体無効付与と痒いところに手が届く「十の王冠」が非常に有用。また単体対象かつ任意でスタンを付与できる「黄金の杯」は「正気喪失」「魔女裁判」と併せてエネミーの行動ターンの削減および宝具遅延に貢献する。
素のスター集中率が低い(=アビーにスターを寄せやすい)のも利点で、此方は必要に応じて「自己改造」で一気に星を寄せられるのでメリハリのあるスターコントロールが可能。
フォーリナーはムーンキャンサーが苦手とするルーラーに対し等倍で攻撃を通せるため、クラス相性も悪くない。
- 取り回しがよいスキルと宝具を揃えたサブアタッカー。
- 「ミドラーシュのキャスター」
- 優秀な全体バフと高いA性能が特徴的なアタッカー。そこそこのランクの「カリスマ」および全体へのBuster、Arts強化はアビーの宝具威力を引き上げるのに貢献する。
カード構成はB2枚A2枚だが、高いArts性能に「信仰の祈り」が重なるためA宝具へのアクセスは早い。A3枚編成のサーヴァントと比較すると若干Artsチェインの安定性は下がるが、Busterを初手に置くことで打点増強からのオーバーキルに貢献しやすい。
「魔神の叡智」によるスター生成も嬉しい効果。性能の上がったアビーのArtsにクリティカルを乗せてNPを回収し、効果ターン中に宝具へ繋げる運用も現実的な範疇。
1枚のQuick性能自体は高く、ブレイブチェインなどで絡めればそこそこ星を稼ぐ。 - 欠点としてはスター集中率配分を弄れないことからアビーに星を持って行かれてしまい、自身の主力たるクリティカルスキル「精霊の目」が死にスキルとなりがち。スターを潤沢に供給することで「精霊の目」を活かしやすくはなるが、素のAtkは低いため欠片を持たせて運用すると火力不足に陥る。
- アビー側から見れば非常に頼もしい火力サポーターだが、アタッカーとして立ち回りたいミドキャス側への恩恵は主にNP補助、多重バフによる宝具火力の上昇のみで、第2スキルの使用機会が限られる点はむしろ大きなデメリットとなる。
アビーと組ませるのであればサブアタッカー兼サポーターと割り切るべきか。
- 優秀な全体バフと高いA性能が特徴的なアタッカー。そこそこのランクの「カリスマ」および全体へのBuster、Arts強化はアビーの宝具威力を引き上げるのに貢献する。
- 「アンデルセン」
- 強力なアビリティが揃ったクリティカル支援特化型。宝具による各種バフとそれに繋げやすい高速詠唱、スター生成スキル+クリティカル威力アップでアビーの打点に貢献する。
NP供給こそできないものの、高速詠唱でArts宝具を即座に構えられるためアーツチェインに寄与しやすい。 - 欠点として、☆2のHP且つデメリットの防御ダウンにより、難易度が上がるほど脆さが目に付く。
宝具も回復以外のバフは確定ではないため、特にバーサーカー相手では過信は禁物。
- 強力なアビリティが揃ったクリティカル支援特化型。宝具による各種バフとそれに繋げやすい高速詠唱、スター生成スキル+クリティカル威力アップでアビーの打点に貢献する。
- 「ウィリアム・シェイクスピア」・「モーツァルト」
- シェイクスピアはバスター強化とスター生成率アップ&NPチャージ、モーツァルトはアーツ強化と瞬間的なスター大量生成でアビーに貢献する。
スキル効果はどちらも噛み合うが、欠点として持続や複合補助に極めて乏しい。オーダーチェンジで引っ張り出して単発式のブースターにしてしまう、もしくはさっさと使いきって後衛に下げるなどの割り切った運用の方が互いの強みを活かしやすいか。 - 低レアのHPの低さを逆手にとり、看板娘などのターゲット集中礼装を持たせ、然るべきタイミングで後衛からオーダーチェンジし擬似的な登場時強化礼装、兼囮役とするのも一つの運用方法。
- シェイクスピアはバスター強化とスター生成率アップ&NPチャージ、モーツァルトはアーツ強化と瞬間的なスター大量生成でアビーに貢献する。
- 「ジャンヌ・ダルク」
- 全キャラでも指折りの防御補助性能を誇るサーヴァント。宝具で全体無敵を張れ、且つ貴重な全体弱体解除(宝具強化前提)も併せ持つ。
啓示でスター生成量を水増しでき、A3枚構成でチェインも組みやすいなどスキルやカード面での相性がよく、超高確率スタンにより対サーヴァントをメインとした長期戦ではその力を十分に発揮できる。 - 欠点としてはスター生成以外打点には一切貢献せず、また中庸のスター集中度を持つクラスなのでアビーへのスター数が減りやすいこと。
アビーが得意とするバーサーカー相手ではルーラーの強みであるクラス相性による防御有利が取れないことには注意。星5トップのHPを持つとはいえ、普段と比較すると安定性が大幅に落ちるのは間違いない。
- 全キャラでも指折りの防御補助性能を誇るサーヴァント。宝具で全体無敵を張れ、且つ貴重な全体弱体解除(宝具強化前提)も併せ持つ。
- クリティカル支援役
- 「シャーロック・ホームズ」
- クリティカル戦術重視のルーラー。スキルで即座にスターを生産し、宝具バフ+クリティカルで一気に畳み掛けることができる。
1ターン限定のスター集中スキルを持つため、ブレイブチェイン時には簡単にアタッカーをスイッチ出来るのも大きな強み。 - ルーラーとしての欠点はジャンヌと同様。またアーツが2枚しかなくチェインは若干狙いにくくなるうえ、スキルは全て自己強化型かつ持続性がほとんどない。
宝具「光殻湛えし虚樹」は敵の防バフと無敵を含めた強化を全て剥ぎ取るため、無敵貫通と防御無視の意義が薄くなるのもアンマッチと言えばアンマッチ。
- クリティカル戦術重視のルーラー。スキルで即座にスターを生産し、宝具バフ+クリティカルで一気に畳み掛けることができる。
- 「ジャック・ザ・リッパー」
- FGO最強Quick性能の持ち主。他の追随を許さないスター生成効率と圧倒的なNP効率のバランス、そして汎用性の高いスキル群で相手を選ばず活躍する。
アビーのHit数が多いため、一度クリティカルが始まれば比較的安定してまとまった量のスターを生成し続けられる。キャスターが編成しづらいライダーへのアンチクラスと言うこともあって、上手く編成の隙を埋めてくれるだろう。
また補助宝具を持つサポーターたちと違い、「信仰の祈り」の宝具威力アップの恩恵を受けた高威力の女性特攻宝具を振り回せることも利点。総合的なパーティー火力はサポーター入りに勝るとも劣らない。 - 欠点としてはチェインではなく1stボーナスを連携の主体とする運用の難しさ。Artsチェインを組みたいアビーと初手ArtsからQに繋げたいジャックの思惑が噛み合わないことも。
ただ、ジャックは潤沢なArtsに続いてQを切ることで星を大量生産しつつNPを高速回収でき、アビーは量産された星を吸ったArtsクリティカルである程度NP効率を安定させられるため、確実ではないにしろシナジーは得やすい。ゲージ量やカード、スターの配布具合と選ぶべき戦術から、有効な手を都度考えていくべし。
少女2人がはしゃいでいるからといって思考を飛ばしてはいけない。
- FGO最強Quick性能の持ち主。他の追随を許さないスター生成効率と圧倒的なNP効率のバランス、そして汎用性の高いスキル群で相手を選ばず活躍する。
- 「謎のヒロインX(オルタ)」
- 非常に珍しいクリティカルサポート型のバーサーカー。「刹那無影剣」と高性能な通常攻撃によるスター獲得だけでなく、
アビーの高いスター集中は「王の見えざる手」を3人目にかけて星を寄せる際に確実に効いてくる。またバーサーカーである本人のスター集中率は皆無に等しいため、並んでいるだけで勝手にアビーに星が集まる一因に。
「王の見えざる手」に付随する攻撃力アップの倍率もカリスマA相当と優秀で、自前のカードバフ、「信仰の祈り」の強力な宝具バフと乗算されるため恩恵が大きい。 - 欠点はバーサーカー故の耐久力の低さ。自前で回復スキルを持ち、アビーが攻撃デバフとクリティカル発生率ダウンを持つといえども過信はできない。
ただ、バーサーカーはバーサーカーに対しても与ダメは1.5倍で据え置きという仕様から、仮想敵であるバーサーカー戦では高HPと自己回復スキルを持つXオルタも相対的に耐久力が若干向上する。
後述の通り、Artsが1枚でカード構成が散らばってしまうのも考慮に入れておくと良い。
- 非常に珍しいクリティカルサポート型のバーサーカー。「刹那無影剣」と高性能な通常攻撃によるスター獲得だけでなく、
- 「ヴラド三世(狂)」
- 方向性は違うが、こちらもクリティカルサポート能力を持ったバーサーカー。
バーサーカーとしては珍しいArts2枚&A宝具構成からArtsチェインを組みやすく、強力な攻防バフとガッツ、チャージ減少スキルで脆さに関してもカバーが効く。特にフォーリナーが得意とするバーサーカー戦ではかなりの耐久力を見せてくれるだろう。
5Tで回せる優秀なバフの存在からヴラド自身の攻撃性能も非常に優秀で、星を吸わない2人目のアタッカーとして活躍できる。 - 欠点は通常攻撃の性能が総じてかなり低く、宝具を除いた自力でのスター生産に関しては全く期待できないこと。またNP効率も壊滅的な部類に入るため、Artsチェイン最優先の構成は前提として礼装にも気を使う必要がある。
組み込む場合、3人目の候補は両者と相性がいい玉藻の前が推奨される。
- 方向性は違うが、こちらもクリティカルサポート能力を持ったバーサーカー。
- 「加藤段蔵」
- 攻撃無効スキルを複数持つアサシン。継続性のあるカードバフで通常攻撃の性能が高く、単体付与の回避と無敵スキルで味方を守ることが出来る。
普段は殆どオマケのようなスター発生率アップもアビーのHit数なら十分に有用。 - 欠点としては回避、無敵共に単体対象のため全体宝具からパーティー全員を守るような運用は出来ないこと、B2Q2の構成でカード枚数が散らばってしまうこと、Q性能と枚数の関係でスター供給が物足りない場面があることか。
段蔵を使う場合もパーティーに1枚欠片を持たせておくか、壬生狼、湯治などで打点とスターを同時に補える構成を目指す方が良いだろう。
ただし、散るカード配分はBusterからArtsに繋げて打点とNPのバランスを確保できるなどの利点もある。スター確保さえしっかり行えるならばNP溜めへの悪影響は少なく済む。
- 攻撃無効スキルを複数持つアサシン。継続性のあるカードバフで通常攻撃の性能が高く、単体付与の回避と無敵スキルで味方を守ることが出来る。
- 宝具強化礼装
- 「黒の聖杯」
- ずば抜けた宝具威力倍率を持つ礼装。凸であれば実に1.8倍相当の宝具バフが付与される。
毎ターンHPが削られるという重めのデメリットが存在するため、HP/NP面を補える玉藻の前やマーリン(最低限でもそのどちらか)と組ませることが推奨される。 - 上述した通り「信仰の祈り」と重複するため、大半の宝具威力アップ礼装ではあまり効率的でないが、自前のバフの倍を越す効果のこれならば十分な効果がある。
ひたすら宝具を回す場合はバフの切れ目に宝具を放つこともあるため、その際の火力が高水準で安定する。
礼装のステータス補正がATKに極振りされている点も地味ながら優秀である。なお、他に通常Arts3枚と宝具バフスキルを併せ持つキャラはアルジュナ、玄奘三蔵、ダ・ヴィンチ、エレナ・ブラヴァツキー(確率)と数える程度で単体宝具持ちはさらに少ない。 - NP補助やスター獲得といった補助効果も全く存在しないため、こういったデメリットをサポーターと礼装によって十全に補う特化型の構成が必要となる。
それを一挙にこなせるのが上述した☆5術のマーリン・玉藻であるという点でPT編成の難易度が非常に高いため、玄人向きの礼装と言えるだろう。
- ずば抜けた宝具威力倍率を持つ礼装。凸であれば実に1.8倍相当の宝具バフが付与される。
- Arts型サポーター
- 冒頭で述べた通り、高いスター集中度からクリティカルアタッカーとしての素養もある。そしてパーティ編成次第で兼任可能。
- 敵として登場した場合、「強化解除攻撃宝具」の存在から天草四郎と同様に危険な存在となる。
単体宝具ゆえに威力が高く、礼装による回避・無敵、ガッツなどがなければ宝具を耐えることはほぼ不可能。
そしてクラススキル「領域外の生命」により弱体耐性が高く、状態異常スキルが効きにくい。
スキル効果も「敵全体へのチャージ増加&宝具強化」「味方全体への恐怖状態(=発動タイミング不確定の個別スタン)付与&防御力ダウン」「単体のNP減少&攻撃力ダウン」と、連続発動されずとも厄介な組み合わせばかりが揃っている。
ほぼあらゆる局面において最優先で対処すべきエネミーの一人と言える。- 幸いチャージゲージは5と長いため、積極的にチャージゲージに干渉して「宝具を打たせない」動きが重要となる。
弱体耐性アップの影響を受けないチャージ減少スキル/宝具を軸に立ち回り、アタッカーの手数を稼げるようにすると良いだろう。 - 天草と違い単体宝具なので、ターゲット集中による囮戦術も有効。概念礼装による回避やガッツは強化解除を受けないので、ターゲット集中スキルを持つサーヴァントにその類の礼装を持たせるとかなり被害を減らせる。
- 戦略面では万能の次善手であったバーサーカーでの速攻が全く通用せず、相性有利なアルターエゴは頭数が極めて限られているうえ恒常キャラが全くないため、ゲームを開始したタイミングによってはサポーター以外は全て等倍での戦いを強いられる。
チャージ減少などの阻害策の他、クラス相性に拘らず、神性や女性といった属性への特攻宝具などで畳み掛けるのも手である。ただし上述の通り『天地乖離す開闢の星』の特攻効果は無効化される点に注意。 - メルトリリスと殺生院キアラに関しては、クラス相性補正に加えそれぞれの持つスキル効果などにより宝具を自力で耐えられる可能性がある。
尤も、被ダメージの低減は満タンから追撃で落ちかねない程度に踏みとどまれるぐらいなので、過信は禁物。
- 幸いチャージゲージは5と長いため、積極的にチャージゲージに干渉して「宝具を打たせない」動きが重要となる。
- 絆Lv10で専用礼装を入手できる。
- 効果は自身の宝具威力30%アップ&即死無効状態(3回)付与。
宝具威力バフが「信仰の祈り」と同バフなのが残念ではあるが上昇値はそこそこ。それ以上に重要なのは現状、礼装では唯一無二の即死無効にある。これにより即死宝具で事故る可能性がグッと減るので、敵がそういった宝具の使い手ならば装備する価値は高い。
- 効果は自身の宝具威力30%アップ&即死無効状態(3回)付与。
- バトルキャラの第一段階と第二段階以降かでそれぞれ戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。
宝具の印象的な立ち演出は第二段階以降で入る。
性能比較
名前 HP ATK Q A B 宝具 保有スキル 1 2 3 アビゲイル 13700 12100 1 3 1 B/単 深淵にて光となれり[A] 正気喪失[B] 魔女裁判[A++] 葛飾北斎 13230 12100 1 2 2 A/全 森羅万象[A+] 父娘の絆[A] 雅号・異星蛸[A] 楊貴妃 13365 12342 2 2 1 A/単 三千寵愛在一身[A+] 傾国の寵姫[A] 妖星の火輪[A] ボイジャー 15592 10450 2 2 1 Q/全 星の航海者[A] スイングバイ[A] 最果ての加護(宇宙)[B+] アビゲイル(夏) 14250 11781 2 1 2 B/全 薔薇の眠り[B] ミッドサマー・ナイツ[A] 導くもの[A] ヴァン・ゴッホ 15000 11220 3 1 1 A/補 虚数美術[B+] 黄色い家[A+] 澪標の魂[EX] モレー 16143 10868 2 1 2 Q/全 堕落の叙任[A] 聖骸布(偽)[B] 無辜の怪物[A+] 闇のコヤンスカヤ 14700 11220 1 2 2 B/全 ドミネイター・フォックス[A] 殺戮獣団[A] 女神変生(獣)[B] ククルカン 13365 12584 1 1 3 B/全 翡翠のカリスマ[A+] 我ら、翼ある蛇[EX] 黄金樹海紀行[EX] ワンジナ 13500 12523 2 1 2 Q/単 自然の雫[B] 生命祝福[B+] 水の星を見つめるもの[A] 蒼崎青子
/スーパー青子14250 11319 1 2 2 A/補 魔弾装填[B] 魔術回路(自転)[A] その時代に、もう一度[EX] 13230 12584 1 3 1 A/全 ミルキーウェイを探して[EX] 魔術回路(公転)[EX] ファースト・スター[C] - 関連サーヴァント比較
+クリックで展開 No. 名前 Lv.M HP ATK 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 Q A B 保有スキル 195 アビゲイル 90 13700 12100 B A C B C A 1 3 1 深淵にて光となれり[A]
正気喪失[B]
魔女裁判[A++]198 葛飾北斎 90 13230 12100 D D B B A A 1 2 2 森羅万象[A+]
父娘の絆[A]
雅号・異星蛸[A]275 楊貴妃 90 13365 12342 D C B A D B+ 2 2 1 三千寵愛在一身[A+]
傾国の寵姫[A]
妖星の火輪[A]281 ボイジャー 90 15592 10450 E C A+ B A B 2 2 1 星の航海者[A]
スイングバイ[A]
最果ての加護(宇宙)[B+]289 アビゲイル(夏) 90 14250 11781 C B B A B A 2 1 2 薔薇の眠り[B]
ミッドサマー・ナイツ[A]
導くもの[A]295 ヴァン・ゴッホ 90 15000 11220 E B C A D A+ 3 1 1 虚数美術[B+]
黄色い家[A+]
澪標の魂[EX]324 モレー 90 16143 10868 B+ A+ D EX C A 2 1 2 堕落の叙任[A]
聖骸布(偽)[B]
無辜の怪物[A+]334 闇のコヤンスカヤ 90 14700 11220 A D C A A EX 1 2 2 ドミネイター・フォックス[A]
殺戮獣団[A]
女神変生(獣)[B]373 ククルカン 90 13365 12584 C C B EX A B++ 1 1 3 翡翠のカリスマ[A+]
我ら、翼ある蛇[EX]
黄金樹海紀行[EX]393 ワンジナ 90 13500 12523 A+ B A B B B+ 2 1 2 自然の雫[B]
生命祝福[B+]
水の星を見つめるもの[A]413 蒼崎青子
/スーパー青子90 14250 11319 D B B D A EX 1 2 2 魔弾装填[B]
魔術回路(自転)[A]
その時代に、もう一度[EX]13230 12584 B D EX EX D A+ 1 3 1 ミルキーウェイを探して[EX]
魔術回路(公転)[EX]
ファースト・スター[C]
- 絆レベル10で専用礼装が入手できる。
- 性能比較
名前 HP ATK Q A B 宝具 保有スキル 1 2 3 アビゲイル 13700 12100 1 3 1 B/単 信仰の祈り[C] 正気喪失[B] 魔女裁判[A++] 葛飾北斎 13230 12100 1 2 2 A/全 森羅万象[A+] 父娘の絆[A] 雅号・異星蛸[B]
- 関連サーヴァント比較
+クリックで展開 No. 名前 Lv.M HP ATK 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 Q A B 保有スキル 195 アビゲイル 90 13700 12100 B A C B C A 1 3 1 信仰の祈り[C]
正気喪失[B]
魔女裁判[A++]198 葛飾北斎 90 13230 12100 D D B B A A 1 2 2 森羅万象[A+]
父娘の絆[A]
雅号・異星蛸[B]
小ネタ
+クリックで展開 - 「亜種特異点Ⅳ 異端なるセイレム」におけるキーキャラクター。
- 日々のお祈りをかかすことはないけれど───でも、すぐ目の前の幸せにむかって、怖がらず、一歩ずつ近づいていくのも・・・それもまたきっと、大切なことね?
- 「亜種特異点Ⅳ」におけるキーキャラクター。
配信前は☆5であること以外はステータス、クラス、真名が一切明かされなかったという経緯がある。
- 史実におけるアビゲイル・ウィリアムズはセイレム魔女裁判の最初の告発者の1人として歴史に名を残したものの、裁判途上で関連文書から彼女の名前が消えており、以降の消息は不明。
- 史実におけるアビゲイル・ウィリアムズは「セイレム魔女裁判」の最初の告発者の1人として歴史に名を残したものの、裁判途上で関連文書から彼女の名前が消えており、以降の消息は不明。
- アビゲイルを含むセイレムの住人は全員がキリスト教プロテスタントの一派「
清教徒 」とされる。
セイレムのあったマサチューセッツ州はニューイングランドと呼ばれる地域に分類され、この土地へ最初に入植・開拓を行ったのが清教徒である。
先祖代々の信仰の土地で異なる祈りを捧げる様はまさに「異端」と言えよう。- 清教徒はイングランド国教会からの分離を掲げる大きなグループであり、そんな彼らの一部がアメリカに渡ったのは、祖国での弾圧を逃れるためでもあった。
- アビゲイルを含むセイレムの住人は全員がキリスト教プロテスタントの一派「
- 「異端なるセイレム」では両親を亡くし、伯父(アビゲイルの母親の兄)のランドルフ・カーターに引き取られた12歳の少女として登場する。
同じ村のラヴィニア・ウェイトリーとは親友。
- 本作初出となるエクストラクラス・FOREIGNER(フォーリナー)は「外国人」「異邦人」といった「外から来た者」を指す英語。
本作では「降臨者」という字が当てられており、「虚空より降臨せし者」などと称される。
台詞などから推測されるその正体は、虚空、深淵などと呼称される「外宇宙」の神性が、ある種の依り代を通じてこちらの宇宙に顕現したもの。依り代としての適性に加え、「狂気の内にありながら純粋さを失わない者」「狂気に呑まれながら逆にそれを呑み尽くしたもの」がフォーリナーのクラス資格を得るようである。 - 身長・体重は152cm・44kg。(現代日本での)12歳女子平均身長・平均体重とちょうど同じくらい。
- FGO初出となるエクストラクラス・
FOREIGNER は「外国人」「異邦人」といった「外から来た者」を指す英語。
実装当初はアビゲイルの専用クラスと思われていたが、ほどなくして二人目のフォーリナーが日本の英霊から登場することになる。- 本作では「降臨者」…「虚空より降臨せし者」などと称される存在だが、台詞などから推測されるその正体は、虚空、深淵などと呼称される「外宇宙」の神性が、ある種の依り代を通じてこちらの宇宙に顕現したもの。
依り代としての適性に加え、端的に言えば外宇宙の神性の影響(それによる狂気)に対し自己の存在を保ちきった者がフォーリナーのクラス資格を得る模様。 - クラスアイコンはおそらく「
帚星 」を示す物。アビゲイルにとっては思い出の一つ。- 「領域外の生命」スキルで獲得できるスターは2個。帚星の子はふたり。
- ストーリーでは彼女の生まれた年、1680年に彗星が観測されていることが語られているが、実際に「キルヒ彗星」という星が観測されている。
- 弱点クラスはアルターエゴ。この言葉はクラス名の由来となる「別人格」の他に「親友」という意味がある。(ただしこの単語は「自分の一部のような」といった意味合いで使うため、Friendsとしての親友とは用法が異なる点に注意)
- 逆にバーサーカーに一方的に強いのは、バーサーカーが「狂気」に囚われた成れの果てであるためか。
また、フォーリナー同士ではバーサーカー同士で殴り合った時のように攻防共にダメージが大きくなる。まず敵のアビゲイルにアビゲイルをぶつけるというアビ叫喚の光景になるが。- 「領域外の生命 EX」で得続けられるスターは2個。帚星の子はふたり。
- ストーリーでは彼女の生まれた年、1680年に彗星が観測されていることが語られているが、実際に同年には「キルヒ彗星」という星が観測されている。
- 『Fate/Requiem』では古代ギリシャの数学者・天文学者であるエウクレイデスがフォーリナークラスで登場しており、FGO以外の世界でもフォーリナークラスは成立する模様。
- 本作では「降臨者」…「虚空より降臨せし者」などと称される存在だが、台詞などから推測されるその正体は、虚空、深淵などと呼称される「外宇宙」の神性が、ある種の依り代を通じてこちらの宇宙に顕現したもの。
Fateにおけるアビゲイル 「異端なるセイレム」ネタバレ注意 - アビゲイルのキャラクター性は「クトゥルフ神話」のファクターが大きく組み込まれた、特殊な成り立ちのキャラクターとして異端なるセイレムの中核要素を担った。
史実ではアビゲイルはセイレムで降霊術を行っていたとされているのだが、クトゥルフ神話に関連するというのは本作独自の設定である。- アビゲイルがクトゥルフ神話に関連付けられているメタな理由としては、同神話に登場する架空の都市「アーカム」がセイレムをモチーフとしているというのが最たる説。
マサチューセッツ州にあり、過去に魔術に関連した忌まわしい事件があったという神話設定が史実のセイレムから取られている。 - 『Fate/Grand Order materialⅠ』の時点でジル・ド・レェ(術)の因縁キャラとしてアビゲイルの名前が上がっていたことから、この設定はかなり早い時期で決まっていたものと思われる。
- アビゲイルがクトゥルフ神話に関連付けられているメタな理由としては、同神話に登場する架空の都市「アーカム」がセイレムをモチーフとしているというのが最たる説。
- 「クトゥルフ(クトゥルー)神話」とは、20世紀初頭にハワード・フィリップス・ラヴクラフトが友人たちと共に創作した「架空の神話体系」である。
彼らの描く神話は「宇宙的恐怖」「コズミック・ホラー」と称されるSF要素を含んだものであり、それまでの吸血鬼などの人間的な怪物ではなく、強大な力を持った異形のものによる計り知れない恐怖、嫌悪を主題とする。- 当初はラヴクラフトと友人たちによるシェアワールドだったのだが、この世界観は次第に他ジャンルの作家にも影響を与えた。
日本においてもラヴクラフト作品は翻訳されて発表されていたが、80年代以降のゲーム・漫画・小説などにクトゥルフ神話の設定を盛り込んだ作品が数多く登場し始めたことが「クトゥルフ神話は知らないが、関係する単語は聞いたことがある」というライト層を含む知名度の増加に繋がっている。 - クトゥルフ神話の神格は数多く存在しており、例を挙げると『かつて地球を支配していたが、地上から消えてしまった「旧支配者」』や、『旧支配者をも超える、宇宙の力の具現とも言うべき超常的な存在である「外なる神」』等がある。
Fateにおけるアビゲイル 「異端なるセイレム」ネタバレ注意 +クリックで展開 - アビゲイルのキャラクター性には「クトゥルフ神話」のファクターが根幹に組み込まれた、特殊な成り立ちのキャラクターとして異端なるセイレムの中核要素を担った。
史実にてアビゲイルはセイレムで降霊術を行っていたとされているのだが、クトゥルフ神話に関連するというのは本作独自の設定である。- この設定のメタな理由としては、ラヴクラフト作品において頻繁にセイレムの名前が登場することからと思われる。
ラヴクラフト作品においても、「魔女裁判時代のセイレムに先祖を持つ人物」が複数名登場している他、架空の都市「アーカム」もセイレムをモチーフとしており、マサチューセッツ州に存在し過去に魔術に関連した忌まわしい事件があったという神話設定がある。 - 『Fate/Grand Order material Ⅰ』の時点でジル・ド・レェ(術)の因縁キャラとしてアビゲイルの名前が上がっていたことから、この設定はかなり早い時期で決まっていたものと思われる。
- 「クトゥルフ(クトゥルー)神話」とは、20世紀初頭に小説家のハワード・フィリップス・ラヴクラフトが友人たちと共に創作した「架空の神話体系」である。
彼らの描く神話は「宇宙的恐怖」「コズミック・ホラー」と称されるSF要素を含んだものであり、それまでの吸血鬼などの人間的な怪物ではなく、強大な力を持った異形のモノ(現代人から見て海洋の軟体生物に近い見た目の生命体)による、計り知れない恐怖・嫌悪を主題とする。
ラヴクラフトは無神論者であったため、作中では聖書は否定される。代わりに独自の神と宇宙創成の解釈を持ち、人間中心主義や道徳の規範や意義、善悪などを全く無視した宇宙観の中で人類の虚無性を描く、新たな神話であった。- 当初はラヴクラフトとその友人たちによるシェアワールドだったのだが、この世界観は次第に他ジャンルの作家にも影響を与えた。
日本においてもラヴクラフト作品は翻訳されて発表されていたが、特に80年代以降のゲーム・漫画・小説などにクトゥルフ神話の設定を盛り込んだ作品が数多く登場し始めたことが「クトゥルフ神話は知らないが、関係する単語は聞いたことがある」というライト層を含む知名度の増加に繋がっている。 - クトゥルフ神話の神格は数多く存在しており、例を挙げると『かつて地球を支配していたが、地上から消えてしまった「旧支配者」』や、『旧支配者をも超える、宇宙の力の具現とも言うべき超常的な存在である「外なる神」』などに大別される。
- 2017~18年に発売されたラヴクラフトの著作集『新訳クトゥルー神話コレクション』シリーズの帯において、アビゲイルとラヴィニアのタイアップが実現。
- おそらくは著者(訳者)がFGO関連書籍において英霊解説を手がける繋がりによるもの。
- 第2集では『ダンウィッチの怪』が表紙を飾り、中央東口氏が描いた原作小説の”ラヴィニア・ウェイトリー”がコラボ帯のラヴィニアおよびアビゲイルと並ぶ構図となっている。
- 『Fate/Grand Order』ではクトゥルフの神格について、『物語の舞台となる宇宙とは異なる「外宇宙」に実在する邪神』と定義している。クトゥルフ神話が世に提唱されたのは、「とある作家(ラヴクラフトと明言はされていないが、ほぼその人)」の唱えた想像が天文学的な確率で「実在の神を言い当ててしまった」結果であるらしい。
- 『Fate/Zero』でのジル・ド・レェの宝具、『Fate/strange Fake』でのプレラーティの発言からクトゥルフ神話準拠の存在は示唆されていたが、フォーリナーの登場によってシリーズにおけるその立ち位置が明確に定義されたといえよう。
- これらの神格は並行世界ですらない外宇宙、すなわちTYPE-MOON世界観の外に座す存在(謎のヒロインXX曰く「世界観を乱すモノ」)であり、それ故に型月世界の属性や条理に縛られることも基本的にない。
そのため、万象を見通すギルガメッシュの千里眼による未来視が通用せず、並行世界に接触する手段を持つ魔神柱ですら干渉は不可能。
しかもセイレムでの「降臨」の際には地球上の魔術体系を崩壊させかけており、本質的に型月世界の法則とは相容れない異質異端な存在であることが示唆されている。- こういった性質および「邪神」としての性格から、作中では「人理への明確な脅威」「世界の染み」と認識されており、ギルガメッシュの台詞を解釈する限りでは「邪神の完全な顕現は人理の綻びないし崩壊を意味する」模様。
- 『Fate/Grand Order』ではクトゥルフの神格について、『物語の舞台となる宇宙とは異なる「外宇宙」に実在する邪神』と定義している。クトゥルフ神話が世に提唱されたのは、「とある作家(ラヴクラフトと明言はされていないが、ほぼそれ)」の唱えた想像が天文学的な確率で「実在の神を言い当ててしまった」結果であるらしい。
『Fate/Zero』でのジル・ド・レェの宝具、『Fate/strange Fake』でのプレラーティの発言からクトゥルフ神話準拠の存在は示唆されていたが、フォーリナーの登場によってシリーズにおけるその立ち位置が明確に定義されたといえよう。- これらの神格は外宇宙、すなわち並行世界ですらない領域外に座す存在であり、この宇宙で生まれた存在とは異なる属性を持つが故にこの宇宙の条理に縛られない。
そのため、並行世界に接触する手段を持つ魔神柱ですら干渉することはできず、万象を見通すギルガメッシュの千里眼による未来視も機能しない。セイレムでの「降臨」の際には惑星上で築かれた魔術体系を崩壊させかけており、本質的にこちらの法則とは相容れない異質異端な神であることが示唆されている。
こういった性質および「邪神」としての性格から、作中では「人理への明確な脅威」「世界の染み」と称される。
ギルガメッシュの台詞を解釈する限りでは、邪神の完全な顕現は人理の綻びと崩壊を意味するようである。
- これらの神格は外宇宙、すなわち並行世界ですらない領域外に座す存在であり、この宇宙で生まれた存在とは異なる属性を持つが故にこの宇宙の条理に縛られない。
- ランドルフ・カーターの存在や、アビゲイルが発する台詞である「銀の鍵」や「薔薇の眠り」「窮極の門」といった単語(そしてアビゲイル所有時にBB(水着)に追加されるマイルームセリフ)から、彼女に関与している神格は「ヨグ=ソトース」であることが確実視されている。
- 「ヨグ=ソトース」とは宇宙規模の影響力を持つ「外なる神(The Outer GODS)」の一柱で、一つの時空連続体に収まらず全ての時間と空間に遍在する「時空そのもの」とも言うべき神格である。全ての時間と空間を掌握・支配する全能の存在ともされ、その途方もないスケールからクトゥルフ神話の中でも最上位の神として扱われることが多い。
設定によれば唯一神YHVHと同一視されることもある存在で、多数の人間の従者も擁しているとのこと。ユゴス(冥王星)からの甲殻生物は彼を「彼方なるもの」と呼び、表立って崇拝している。『エイボンの書』にある祈祷文引用 +クリックで展開
大神ヨク=ゾトースへの祈り(Prayer to Lord Yok-Zothoth)
空の彼方の領域に在ます宇宙の養い親よ、
御身に捧げられしものはすべて清められてあり
御身が治世は疾く来たれり
御身の定めに万物は従えり
この愚かなる天体も御身の次元にあり
夜ごとの祝宴にてわれらの糧を授けたまえ
御身の怒りをわれらの些細なる冒涜に下したまうことなかれ
御身に涜神を働きしものの血で
われらの刃が血塗られぬとき
われらが魂を恐るべき旅路へと誘うことなかれ
されど、われらに害なすものより救いたまえ
御身は宇宙を絶対の権利で統べる
広大なる権威と畏れ多き閃光にて
終わりなき永劫の中、常に在り続ける
イア! ウガフナグル フタグン!
- 「ヨグ=ソトース」とは宇宙規模の影響力を持つ「外なる神(The Outer GODS)」の一柱で、一つの時空連続体に収まらず全ての時間と空間に遍在する「時空そのもの」とも言うべき神格である。全ての時間と空間を掌握・支配する全能の存在ともされ、その途方もないスケールからクトゥルフ神話の中でも最上位の神として扱われることが多い。
- ランドルフ・カーターの存在や、アビゲイルが発する台詞である「銀の鍵」や「薔薇の眠り」「窮極の門」といった単語から、彼女に関与している神格は「ヨグ=ソトース」であると思われる。
「ヨグ=ソトース」とは宇宙規模の影響力を持つ「外なる神(The Outer GODS)」の一柱で、一つの時空連続体に収まらず全ての時間と空間に遍在する「時空そのもの」とも言うべき神格である。全ての時間と空間を掌握・支配する全能の存在ともされ、その途方もないスケールからクトゥルフ神話の中でも最上位の神として扱われることが多い。
なお、実体としてのヨグ=ソトースは時空の深奥、薔薇の香りが漂う深淵の海を越えた場所に存在する「窮極の門」の先に座すという。- 「異端なるセイレム」のシナリオでは「門と鍵の神」「全にして一、一にして全なる者」の異名で触れられるほか、宇宙の外側にある「窮極の門」の彼方に鎮座し、あらゆる時空に繋がる大いなる神として描かれている。
- アビゲイルは「あらゆる時間と空間に"門"を開き、行き来する」存在と語られるが、これは限定的ながらヨグ=ソトースの依り代となったことで、窮極の門を開く「銀の鍵」としての性質を得たため。
戦闘中に扱う鍵は自身の性質としての「銀の鍵」を具現化したものであり、開いた時空から顕れているのは外宇宙に存在する邪神の一部と推測される。
なお、アビゲイルは筋力B、耐久Aと華奢ないでたちにはありえないほど高いステータスを持つが、こちらも上記の神格が影響している可能性大。+再臨後ネタバレ注意 - ラヴクラフトはヨグ=ソトースの名について「人間の口では正しく発音できない」とは言っていないが、書簡中で何度か「その名を口にするや否や死んでしまう」と発言している。
「その名を口にしたのに生きているということは幸いにも無知だったおかげで誤って発音したからに過ぎないからである」とも。
名前を口にしなくとも触れられただけで危険らしく、これまたラヴクラフト曰く「ヨグ=ソトースに触れられたものは消滅するか、さもなくば誰だかわからない形になってしまう」という。- なお、実体としてのヨグ=ソトースは時空の深奥、薔薇の香りが漂う深淵の海を越えた場所に存在する「窮極の門」の先に座すという。
輝く球体の集積物として知られるヨグ=ソトースは、クトゥルフ神話設定ではアザトースとともに混沌の外に追放されているが、『エイボンの書』や『ネクロノミコン』に記されている方法での召喚にちょくちょく応じているらしく、なんとラヴィニア・ウェイトリー(当時35歳)との間に子供をもうけている。召喚儀式。リン・カーター『クトゥルー神話の神神』引用 +クリックで展開
(くれぐれもマネしないこと。もし仮にやって取り返しのつかないことになっても筆者は一切責任を取りません)- 1.太陽が第五宮に入り、土星が三分一対座を作る時を待つ
- 2.炎の五芒星形を描き、『ネクロノミコン』の完全版751ページにある長い呪文を三回詠唱
- 3.1と2の後に聖十字架頌栄日と万聖節前夜の儀式を繰り返すと本体か顕現を召喚できる
第九の詩。リン・カーター『ネクロノミコン』引用 +クリックで展開
イア、イア、ヨグ=ソトース
イグナイイー、イグナイイー、トゥフルトゥクンガー
ヨグ=ソトース・イブトゥンク・フエイエー
ングルクドゥルリュ・エー=ヤ=ヤ=ヤ=ヤアー
エヤヤヤヤアー・ングアアー
ングアー・フユー、フユー
ヨグ=ソトース・ングアアー
ンガイ、ンガガー、ブッグ=ショッゴグ
ブッグ=ショッゴグ、イハー
ヨグ=ソトース、ヨグ=ソトース
グンンハ・ンヤアー- 「異端なるセイレム」のシナリオでは「門と鍵の神」「全にして一、一にして全なる者」の異名で触れられるほか、宇宙の外側にある「窮極の門」の彼方に鎮座し、あらゆる時空に繋がる大いなる神として描かれている。
- 終盤におけるアビゲイルは「あらゆる時間と空間に"門"を開き、行き来する」存在と語られるが、これは限定的ながらヨグ=ソトースの依り代となったことで、窮極の門を開く「銀の鍵」としての性質を得たため。
戦闘中に扱う鍵は自身の性質としての「銀の鍵」を具現化したものであり、開いた時空から顕れているのは外宇宙に存在する邪神の身体の一部と推測される。
ちなみにアビゲイルは筋力B、耐久Aと華奢ないでたちにはありえないステータスを持つが、これらの数値は「銀の鍵」となり存在が変質していることが影響していると思しい。
- なお、FGOに登場するアビゲイルは史実のアビゲイル・ウィリアムズ本人ではないとマテ本にて明言されている。
魔神柱ラウムが異界の邪神を降臨させるために選んだセイレムの地で、人々の怨嗟の受け皿となる器の人形として作り出した仮想人格がセイレムのアビゲイル…
その後ラウムの思惑通りに邪神の巫女として成長し、座に登録されたのがこの霊基…カルデアに召喚されたアビゲイルである。
人工的に作り出された模倣霊基が特殊な方法で存在を確立し、英霊召喚が可能になったという経歴は同じ人造英霊であるジャンヌ・オルタに近い。
再臨後ネタバレ注意 +クリックで展開 - 再臨後に嫌いなものとして犬を挙げている。
この理由として、アビゲイルを依り代として顕現した神がヨグ=ソトース(の力の一部)であるという前提の元、以下の説が挙げられている。- 『ダンウィッチの怪』説
『ダンウィッチの怪』は簡潔に言えばラヴィニア・ウェイトリーとヨグ=ソトースの間に生まれた双子を巡る物語であり、作中でその一方が番犬に殺されている。
ラヴィニアとの関連を踏まえると、恐らくはこちらが正解か。 - 『ティンダロスの猟犬』説
フランク・ベルナップ・ロングが著したクトゥルフ神話小説に登場する生物。
小説において、ヨグ=ソトースは人類の宇宙を含む過去・現在・未来が内包された「歪曲した時空」を支配するものとされるが、それとは異なる「尖った時空」に棲まうのがティンダロスの猟犬である。より厳密に言えば、尖った時空にある都市「ティンダロス」の王がヨグ=ソトースと敵対しており、この都市に住まう種族の一つがティンダロスの猟犬だという。
- 『ダンウィッチの怪』説
- 第2再臨以降に開放される宝具詠唱「イグナ…イグナ…トゥフルトゥクンガ」は、『ダンウィッチの怪』の作中詠唱が元ネタ。
ラヴクラフトの友人だったフランク・ベルナップ・ロングが1929年に著したクトゥルフ神話小説に登場する生物(邦訳版収録は『クトゥルー5(青心社)』。翻訳は大瀧啓裕)。
クトゥルフ作品において、ヨグ=ソトースは人類の宇宙を含む過去・現在・未来が内包された「歪曲した時空」を支配するものとされるが、それとは異なる領域「尖った時空」にある都市「ティンダロス」の王がヨグ=ソトースと敵対しており、この都市に住まう種族の一つがティンダロスの猟犬だという。ティンダロスの猟犬について
「宇宙の憎悪を実体化した存在」や「全ての憎悪を受け入れる存在」とも称される名状しがたき汚穢。絶えず飢えている。
何かしらの要因で時間旅行をしたり、過去を垣間見るなどの行為をした場合、この猟犬に嗅ぎ付けられる事がある。物によっては重火器で殺せるらしいが基本的には不死なので一般人で対処するのは困難である。
120度以下の鋭角がないところには手出しできないので、丸いシェルターにこもって凌ぐという手段もあるが、その場合は同盟関係にあるドールやサテュロスに頼んで震度6以上の地震を起こし、強制的に鋭角を作り出して具現化する。
作中では中国の老子が用いた、精神の知覚力を高めることで過去を見ることができる秘薬「遼丹(リャオタン)」を用いて疑似レイシフトを行ったオカルト作家ハルピン・チャーマズが運悪くこの猟犬と遭遇してしまい…
(余談ながら作品はチャウグナル・ファウグンが登場する『恐怖の山』とも一部登場人物などがリンクしているので、併せて読むと面白さも倍増するだろう)
- 第2再臨以降に開放される宝具詠唱「イグナ……イグナ……トゥフルトゥクンガ」は、『ダンウィッチの怪』作中の詠唱が元ネタ。
ラヴィニアの息子が発した台詞で、原語表記は「Ygnaiih…ygnaiih…thflthkh’ngha」。その後の台詞から意訳すると「お助け下さい、お父様」といった意味となる。
その意味とさらなる元ネタはここでは触れないことにするため、気になるマスターは原作の解説をチェックだ。
- アビゲイルがラヴィニアにプレゼントしたお揃いのくまのぬいぐるみ「ミーゴ」と「ユーゴ」の名称は、恐らくクトゥルフ神話の用語「ミ=ゴ」と「ユゴス」が由来。
ラヴィニアに渡したのが「ミーゴ」、アビゲイルが常に抱いているのが「ユーゴ」なので、「わたし(me)」と「あなた(you)」に掛けた名称とも考えられる。
- 宝具「
光殻湛えし虚樹 」。ランクEX対人宝具。幕間の物語ネタバレ注意 +クリックで展開 - アビゲイルの幕間の物語において語られた「時空の門を守護する、神にも近しい存在」とは「ウムル・アト=タウィル」のことではないかと思われる。
ウムル・アト=タウィルは「古ぶるしきもの」や「門に案内するものにして門を守護するもの」とも言われるヨグ=ソトースの化身ないし従僕とされる存在(リン・カーターは著作で「筆頭の僕」と称している)で、「窮極の門」の案内人とも、台座の上で永遠に考え込み多次元の入り口を守護する者ともされる。人類が出現する何百万年以上も昔(下手したら億単位)から実体として存在しているという。
ビジュアルは司教冠を被った人間に似ているが、後述の小説においてカーターは一目で人間ではないと直感している。
また、描写から察するに会話はテレパシーで行うようだ。- かつてランドルフ・カーターは銀の鍵を使って第一の門を突破した際にこのウムル・アト=タウィルに会っている(ラヴクラフト『銀の鍵の門を超えて』を参照)。
この時は伯父様がふさわしい人物であったために友好的な態度であったが、実際は危険な存在であり、『トートの書』によれば「一目見るだけでヤバイ(意訳)」という。かの『ネクロノミコン』にも危険性は書かれているらしい。
- 「ある惑星の大きな、古い図書館」は、クトゥルフ神話の世界にてプレアデス星団セラエノ恒星の第四惑星にあるとされている大図書館の事だと思われる。
大図書館はこの地にある石造りの建物で、中にはかつて旧支配者が旧神から盗み取った書物や写本が多数収められているという。
余談だが『永劫の探求』においてミスカトニック大学のラバン・シュリュズベリィ博士と助手がこの地を訪れている。理由はクトゥルフの研究のためと、彼の魔の手から逃れるためであった。
(敵対しているハスターの領地であるので、ここに逃げられるとクトゥルフは手出しができないから) - 幕間の物語の描写によると、カルデアに召喚されたアビゲイルはセイレムのアビゲイルではなく、史実の魔女裁判の記憶を持った(いわば特異点ではなく"汎人類史"側の)アビゲイルである模様。
幕間の物語での彼女の夢によると、Fate世界の彼女は魔女裁判収束後、魔女裁判の原因となった彼女は他の原因となった少女たちとは違い魔女の存在が嘘であるとしなかったために、村人たちから村八分の状態にされていたらしき光景が描かれている。- つまり上述されているマテ本の記述通りであるなら、
座に登録されたアビゲイルはセイレム特異点特有の存在でありながら史実の記憶を持ったハイブリッドということになると思われる。- そのため英霊となった経緯は上述されているようにジャンヌオルタに近いが、英霊アビゲイルの成り立ちはどちらかと言えば殺生院キアラに近い。
- 現時点において英霊アビゲイルとセイレムのアビゲイルは同時に存在していることになるわけだが、現状は主人公への呼び方で容易に見分けられる模様。
- つまり上述されているマテ本の記述通りであるなら、
- アビゲイルの幕間の物語において語られた「時空の門を守護する、神にも近しい存在」とは「ウムル・アト=タウィル」のことではないかと思われる。
- アビゲイルがラヴィニアにプレゼントしたお揃いのくまのぬいぐるみ「ミーゴ」と「ユーゴ」の名称は、恐らくクトゥルフ神話の用語「ミ=ゴ」と「ユゴス」が由来。
「ユゴス」とはクトゥルフ神話世界では「冥王星」を指す。「ミ=ゴ(ミ=ゴウ、マイ=ゴウとも)」は「忌まわしき雪男」とも言われるユゴスから飛来した甲殻と菌糸に覆われた生物の通称で、その科学技術は見かけによらず人類をも凌ぐ。
ラヴィニアに渡したのが「ミーゴ」、アビゲイルが常に抱いているのが「ユーゴ」なので、「わたし(me)」と「あなた(you)」に掛けた贈り物でもあろうが…
- 宝具「
光殻湛えし虚樹 」。ランクEX宝具。
生ける銀の鍵として時空を超えた「門」を開くことで、人類とは相容れない異質な世界によって対象の精神と肉体に深刻なひずみを生じさせる。
対象は「鍵」となるアビゲイル個人の認識に束縛されるゆえに対人宝具となるが、本来ならば対界宝具とでもいうべき、際限のないシロモノであるという。- 名前の由来は「邪悪の樹(クリフォトの樹)」からと思われる。「殻」「虚樹」はqlipha(クリファ)の持つ「皮」「殻」の意味から、qliphoth(クリフォト)はクリファの複数形。
アビゲイルの認識に縛られた結果対人宝具となっているが、本来ならば対界宝具とでもいうべき際限のないシロモノであるという。 - 名前の由来は「
邪悪 の樹」からと思われる。「殻」「虚樹」はqlipha(クリファ)の持つ「皮」「殻」の意味から、qliphoth(クリフォト)はクリファの複数形。
クリフォトの樹はカバラにおける「生命の樹(セフィロトの樹)」を逆さにした構造を持っており、悪徳を象徴しているとされる。
- 名前の由来は「邪悪の樹(クリフォトの樹)」からと思われる。「殻」「虚樹」はqlipha(クリファ)の持つ「皮」「殻」の意味から、qliphoth(クリフォト)はクリファの複数形。
- 実はイベント「カルデアヒートオデッセイ ~進化のシヴィライゼーション~」にて、うりぼうsがクトゥルフ絡みの詠唱をしているシーンがある。
- 「「「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん♪」」」
- ただしそのときの言葉そのものは「クトゥルーさんが、お屋敷で寝てますよー♪」程度の意味でしかなく、言ってみればクトゥルフ神話を語る際のお約束・決まり文句に過ぎない。
クトゥルフを扱う作品では「死せるクトゥルー、ルルイエの館にて、夢見るままに待ちいたり」と訳される。「ルルイエ」は太平洋に沈んでいるとされる架空の都市のこと。
この辺りは葛飾北斎の小ネタに詳しいのでそちらを参照。
- ただしそのときの言葉そのものは「クトゥルーさんが、お屋敷で寝てますよー♪」程度の意味でしかなく、言ってみればクトゥルフ神話を語る際のお約束・決まり文句に過ぎない。
- イベント「魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~」で、星と詩の魔法少女ナーサリー☆ライムが、黒ひつじこと魔神柱グラシャラボラスを召喚する際の詠唱も同様にクトゥルフの神性、シュブ=ニグラスを呼びだす詠唱が混ざっている。
- 「「「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん♪」」」
- イベント「魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~」では、星と詩の魔法少女ナーサリー☆ライムが黒ひつじこと魔神柱グラシャラボラスを召喚する際の詠唱に、クトゥルフ系列の神性・シュブ=ニグラスを呼びだす詠唱が混ざっている。
- イベント「オール・ザ・ステイツメン! ~マンガで分かる合衆国開拓史~」で、"古き町の忌まわしき書籍"の仄めかしが存在する。
- ラヴクラフトはヨグ=ソトースの名について「人間の口では正しく発音できない」とは言っていないが、書簡中で何度か「その名を口にするや否や死んでしまう」と発言している。
- 亜種特異点Ⅳでアビゲイルと戦ってもマテリアルには登録されない。ガチャで引き当てるかサポートで使用する必要がある。
- ダビデ、ジル・ド・レェ(術)、トーマス・エジソン、ジェロニモ、ミドラーシュのキャスター、葛飾北斎所有時にマイルームに特殊会話が追加される。
- ダビデ、ジル・ド・レェ(術)、トーマス・エジソン、ジェロニモ、ミドラーシュのキャスター、葛飾北斎、葛飾北斎(剣)、アビゲイル・ウィリアムズ(夏)所持時にマイルームに特殊会話が追加される。
- ミドラーシュのキャスターへの会話は、メインシナリオで真名判明済であることも条件となる。
- 葛飾北斎(剣)への会話は霊基第一段階時のみ、アビゲイル・ウィリアムズ(夏)への会話は霊基第二、第三段階時のみ反応する。
- アビゲイルのキャラクター性には「クトゥルフ神話」のファクターが根幹に組み込まれた、特殊な成り立ちのキャラクターとして異端なるセイレムの中核要素を担った。
- 当初はラヴクラフトと友人たちによるシェアワールドだったのだが、この世界観は次第に他ジャンルの作家にも影響を与えた。
幕間の物語
- 開放条件:未実装
- 開放条件:亜種特異点Ⅳクリア、霊基再臨×1回、絆Lv.5
+クリックで展開 Interlude ??? 推奨Lv ? 場所 : Interlude 千の星と百の夜の夢 推奨Lv 60 場所 カルデアゲート:幕間の物語 AP ? 周回数 ? クリア報酬 ? 絆P ??? EXP ??? QP ??? AP 18 周回数 5 クリア報酬 聖晶石×1 絆P 1,230 EXP 21,380 QP 12,800 進行度 ■□ Battle
1/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)Battle
2/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)Battle
3/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)ドロップ 進行度 ■□□□□ 備考 BATTLEなしでシナリオのみ。 進行度 ■□ Battle
1/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)Battle
2/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)Battle
3/3エネミーA Lv○○(クラス:HP)
エネミーB Lv○○(クラス:HP)
エネミーC Lv○○(クラス:HP)ドロップ 進行度 ■■□□□ Battle
1/3グール Lv37(狂:17,970)
グール・エンビヤA Lv38(狂:19,337)
グール・エンビヤB Lv39(狂:19,805)Battle
2/3グール Lv38(狂:24,307)
グール・エンビヤ Lv40(狂:26,759)
グール・グルトン Lv39(狂:47,381)Battle
3/3グール Lv39(狂:HP35,461)
エルダーグール Lv43(殺:HP209,442)
グール・グルトン Lv33(狂:HP54,033)ドロップ 宵哭きの鉄杭×5 備考 サポートにNPCのメフィストフェレスLv70(6/6/-†?) 進行度 ■■■□□ Battle
1/1アビゲイル Lv42(降:248,030) ドロップ 蛮神の心臓 備考 進行度 ■■■■□ Battle
1/3エルダーグール
Lv23(殺:35,362)小魔B
Lv27(弓:11,498)小魔A
Lv28(弓:13,607)Battle
2/3大食海魔
Lv26(弓:28,226)エルダーグール&brLv24(殺:35,656) 海魔
Lv33(弓:14,689)Battle
3/3大食海魔
Lv28(弓:35,306)シャンタク
Lv42(術:93,813)エルダーグール
Lv26(殺:39,933)ドロップ 金箱 蛇の宝玉、鳳凰の羽根 銀箱 宵哭きの鉄杭×3 銅箱 -- 進行度 ■■■■■ 備考 BATTLEなしでシナリオのみ。
強化クエスト
- 開放条件:最終再臨
+クリックで展開 Rank up 強化クエスト アビゲイル・ウィリアムズ 推奨Lv 90 場所 カルデアゲート:強化クエスト AP 23 周回数 3 報酬 聖晶石×2 絆P 915 EXP 38,190 QP 9,400 進行度 ■□□ Battle
1/3小魔B
Lv35(弓:21,142)海魔
Lv36(弓:53,332)小魔A
Lv35(弓:21,142)Battle
2/3海魔B
Lv38(弓:56,242)小魔
Lv40(弓:31,268)海魔A
Lv38(弓:56,242)Battle
3/3エルダーグール
Lv29(狂:111,261)ドロップ 宵哭きの鉄杭、叡智の灯火(弓)、QP+1,500、QP+2,000 進行度 ■■□ Battle
1/3シャンタクB
Lv29(術:43,076)シャンタクA
Lv29(術:43,076)海魔
Lv35(弓:31,125)Battle
2/3シャンタク
Lv32(術:71,471)海魔B
Lv40(弓:47,322)海魔A
Lv40(弓:47,322)Battle
3/3葛飾北斎
Lv59(降:120,035)ドロップ 蛇の宝玉、術の魔石、弓の輝石、アサシンモニュメント、バーサーカーモニュメント、叡智の大火(弓)、QP+2,000 進行度 ■■■ Battle
1/2シャンタクB
Lv35(術:78,107)シャンタクA
Lv35(術:78,107)小魔
Lv45(弓:27,022)Battle
2/2エルダーグール
Lv32(狂:106,659)アビゲイル
Lv52(降:165,750)ドロップ 宵哭きの鉄杭、キャスターモニュメント、QP+3,000 備考 クリアでスキル「信仰の祈り C」→「深淵にて光となれり A」に強化。
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