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| | パーティー編成例
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サポート型キャスター+1
主にジャンヌとサポートの得意なキャスターでメインアタッカーなどをサポートする構成。ジャンヌに出来ない攻撃のサポートを任せ、耐久力と攻撃力の両立を狙う。
+
| | ハンス・クリスチャン・アンデルセン
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「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
いわゆる「ジャンヌ・アンデルセンシステム」「ジャンデルセン」と呼称される初期の耐久パーティーの代名詞。手軽に編成出来るPTでありながら、非常に相性が良い。
上手く運用すれば「啓示」と「無辜の怪物」でスターを生成し、「人間観察」でクリティカル威力を底上げし、クリティカル補正の乗ったArtsでNPを貯めて宝具を回すという、Artsクリティカルパーティーの一例が出来上がる。
スター集中率が高いライダー、アーチャーやスター集中スキル持ちをアタッカーに据えれば、より攻撃力をが出しやすく好相性。
ステータス傾向はHP特化型。全サーヴァント中で最高クラスのHPを持つ(大いなる石像神実装まではトップ)が、ATKは☆5キャラ内ではだいぶ低い部類。
ただし、ルーラーのクラス補正によりATKが上方修正されている為、通常攻撃で出るダメージだけなら数値ほど低くはない。
アンデルセンの脆さが気になる場合は3人目に回復/防御バフ持ちサーヴァントを組ませて、より耐久を高める事も出来る。
ジャンヌの宝具強化後であれば、「無辜の怪物」についてもデメリットを気にせず使うことができる。
- 成長タイプは凹型。ステータスはLv80~90の伸びが大きい。
- 各種育成で要求される素材は大半が各クラス別の基本素材であるピース&モニュメント&スキル石のみのため、汎用素材集めに悩まされることが少ない。これはメリットでありデメリットでもある。
- 理論上は修練場を周回しているだけでLv90、スキルLv7まで成長させられる。ピース、モニュメントは余りがちなことが多いため、再臨は非常に楽。
- スキル育成は、各種すべての秘石の集まりにくさに加え、終盤は金レア素材のひとつである蛮神の心臓の大量消費があるので、一転してハードルが高い。
クラスアイテム消費については他のルーラーも同様であり、ルーラーのスキル育成がイコール基本クラスと他ルーラー全員のレベル育成を滞らせてしまう事を意味するため、スキル育成の判断は慎重に。
スキル解説
- スター獲得による攻撃支援と2種類のデバフという構成。
- 「啓示 A → 清冽なる祈りの果てに EX」
強化前:自身に毎ターンスター獲得状態付与(3T)
強化後:味方全体のArtsカード性能アップ(3T)&NP増加+自身に毎ターンスター獲得状態付与(3T)
+
| | 玉藻の前
|
「玉藻の前」
ジャンヌだけでは不足しがちな回復力を玉藻が補い、「呪術」と「神明裁決」で敵の宝具ターンをずらして、ジャンヌの宝具を間に合わせるなど、耐久特化の組合せになる。
玉藻も「変化」でジャンヌに見劣りしない耐久力を一時的に持つ上、宝具で全員のNPと体力を回復できるため、スタンのデメリット軽減や継戦力の底上げができる。
Arts強化があるとはいえ攻撃の補助は控えめで、打点も低いので、Arts攻撃宝具を持ったアタッカーが欲しい所。
+
| | マーリン
|
「マーリン」
ジャンヌの宝具とマーリンの「幻術」により全体無敵が2枚に増え、双方の宝具による継続回復で圧倒的な耐久力を誇る。
ジャンヌのNPリチャージまでの隙をスキルで埋め、スキルのチャージタイムをジャンヌの無敵で稼ぎ出す、と耐久面での相性は非常に良い。
そしてマーリンの宝具は体力だけでなくNPとスターも継続的に供給されるため、カード選択に気をつければ崩れることはほぼなくなるだろう。
更にスキルと宝具と礼装によるスター供給を行った上で、アタッカーに「夢幻のカリスマ」と「英雄作成」を乗せるとBusterクリティカルの威力が絶大になるため、局所的な攻撃面も十分強力。
なので、アタッカーにはアンデルセンの場合と同じくアーチャー、ライダー等のスターが集中しやすいサーヴァントたちを起用するのが良い。
- 獲得数はLv1で3個、Lv10で9個。直感などの即時獲得系と異なり、使用から獲得まで1ターンのタイムラグがある。
同様のスター獲得状態付与スキルである「無辜の怪物」系スキルに対し、こちらはデメリットがない分かCTが1長い。
- 強化クエスト2をクリアすることで「清冽なる祈りの果てに」に変化。スター獲得数が増加し、新たに味方全体にArtsバフ付与とNP配布が追加され、支援スキルとしての性能が大幅アップした。NP付与は最大20とそこそこだが全体付与のため、自身の宝具回転も底上げされる形となる。
Artsカード性能アップも全体3ターン付与としては並み程度だが自身がArts3枚編成で恩恵を受けやすく、「燦然たる聖光の復権」の防御デバフと合わせて二乗の火力支援が可能に。
さらにはスター獲得量も強化され、毎ターン最大で15個獲得となったことで、クリティカル編成にも入れやすくなる。
- 「真名看破 B → 燦然たる聖光の復権 A」
強化前:敵単体〔サーヴァント〕の宝具威力を大ダウン(1T)
強化後:敵単体の宝具威力を大ダウン(1T)&敵単体の防御力をダウン(1T)&敵単体の防御力をダウン(3T)
+
| | スキル倍率(強化前)
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宝具威力ダウン | 15% | 16.5% | 18% | 19.5% | 21% |
宝具威力ダウン | 22.5% | 24% | 25.5% | 27% | 30% |
|
他には全体攻撃強化持ちでスター関係のスキルを持つ「ギルガメッシュ(術)」や「水着マリー」達、
一方全体防御バフにより堅牢性をより安定させる「マシュ」「諸葛孔明」も候補。
+
| | スキル倍率(強化後)
|
宝具威力ダウン | 15% | 16.5% | 18% | 19.5% | 21% |
防御力ダウン(1T) | 10% | 11% | 12% | 13% | 14% |
防御力ダウン(3T) | 20% | 21% | 22% | 23% | 24% |
宝具威力ダウン | 22.5% | 24% | 25.5% | 27% | 30% |
防御力ダウン(1T) | 15% | 16% | 17% | 18% | 20% |
防御力ダウン(3T) | 25% | 26% | 27% | 28% | 30% |
|
- サーヴァント限定の宝具威力ダウンデバフ。倍率は最大3割減ほどであり、攻撃宝具の高ダメージを考慮すると本スキルだけでは足りない。
- 無敵貫通や強化無効を伴う宝具への数少ない対処手段の一つではあるので、他のデバフとの重ね掛けを狙いたい。
メルトリリスの「メルトウィルス」などの宝具威力ダウンや、敵の攻撃力ダウン、味方の防御力アップとの併用で大幅に減殺する運用も出来るため、戦力が整ってくると全く使えないというわけでもなくなるが、編成の自由度が狭くなりがち。
- 強化クエストのクリアにより「燦然たる聖光の復権」に変化。宝具ダウン効果からサーヴァント縛りが消滅し、さらに2重の防御ダウン効果が追加される。
二重ダウン中のダメージ増加幅は極めて高いが使用ターン以外でも「怪力A」と同等の効果が見込めるため、味方の宝具や確定クリティカル状況でなくても使いやすく、従来通り宝具威力ダウンを主体にしたタイミングで使っても腐ることはなく、汎用的に頼りになる。
- 「神明裁決 A」
敵単体〔サーヴァント〕に確率で行動不能状態付与(1T)
+
| | スキル倍率
|
「拘束」成功率 | 95% | 100% | 105% | 110% | 120% |
|
- 行動不能状態とは〔拘束〕状態のこと。通常のスタンとは表記が異なるが、内容としてはほぼ同。
対象がサーヴァント限定だが、成功確率はかなり高い。Lv7の時点で基本確定、Lv10であれば高ランクの「対魔力」持ちでもほぼ通る。
イベント等で相手をする機会の多いボス級サーヴァントへの強力な対応策になるが、魔神柱や大型エネミー、第二部から増えるサーヴァント判定のない生前の人物などの難敵と、対象外の敵が急激に増加しているため厳しい環境にある。
- 応用としてチャージスキル持ちに対し、事故予防のために敢えて1手前で使用して宝具ターンを確定させる使い方もある。
- 通常のスタン状態ではなく〔拘束〕状態なので、かなり限定的ではあるが果心居士の宝具特攻の対象となる。
クリティカルアタッカー
耐久力に優れたジャンヌが「啓示」と星産み礼装で星出し役を担いクリティカルに長けたアタッカーを支援する、礼装やスキルによるスター生成に頼るためアタッカーにはスター集中スキル持ちやライダーを起用したい。
+
| | ジャンヌ・ダルク(オルタ)
|
「ジャンヌ・ダルク(オルタ)」
エクストラクラスきってのクリティカルアタッカー。クリティカル強化・全体攻撃バフ・自己Busterバフと、攻撃面を一挙に埋め合わせたスキルを揃える。
そしてアヴェンジャーもルーラーと同じく出るクエストをほぼ選ばないため、この二人だけで殆どのクエストに対応できる。
+
| | スキル育成について
|
- 優先度は「啓示」>「燦然たる聖光の復権」≧「神明裁決」か。
- スキル強化前は「真名看破」が最下位だったが、仕様変化で大きく変化した。
- パーティ全体に恩恵のある「啓示」を最優先で上げていき、できればスキルマまで育てきりたい。
- 「真名看破」は「燦然たる聖光の復権」への変化を見越して、素材とQPに余裕があるなら折を見て強化しておこう。強力な防御力デバフにより味方の攻勢をサポート出来るので損はない。
習得時点ではほぼ死にスキルと言っても過言ではなかったが…
- 「神明裁決」は運用に重要な〔拘束〕付与だが、サーヴァント限定という制約がストーリーが進むほど重くのしかかってくる。それまでにはLv7~10にしておきたいが…という悩ましい位置。
スター集中スキルを使えばオルタに、未使用時にはジャンヌにと、自然とスター集中率に偏りが生まれるのもうれしい。
注意点としては、スター集中率の関係でジャンヌの「啓示」だけではジャンヌオルタに星が微妙に集まらない場合があること。
「2030年の欠片」を用意する、もしくは3人目にサブアタッカーとして星出しが得意なサーヴァントを用意するといい(同じく星を吸い難いほかのアヴェンジャーがあれば磐石)。
- ルーラーなのでスキルLv7までは楽に上げられるがLv8、9でレア素材である蛮神の心臓を大量に消費するので計画的に育成しよう。
|
宝具解説
- 「我が神はここにありて」
強化前:味方全体に無敵状態付与(1T)&防御力アップ(3T)&毎ターンHP回復状態を付与(2T)+自身にスタン状態付与(2T)
強化後:味方全体に無敵状態付与(1T)&防御力アップ(3T)&毎ターンHP回復状態を付与(2T)&弱体状態解除
+
| | 宝具倍率
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HP回復量 | 1000 | 1500 | 2000 | 2500 | 3000 |
|
- 幕間の物語2をクリアすることで自己スタンのデメリットが削除され、味方全体の弱体状態解除が追加される。
- 強化前はジャンヌが次ターンで必ずArtsでのNP補充ができなくなることから、2ターンスタンは非常に大きいデメリット。
次ターンのカード配分をある程度想定する、弱体解除/弱体無効付与持ち(下記参照)と編成する等の対策をが必須に近い。
- パーティ全体への無敵付与は、本宝具…というよりジャンヌ運用のメインとなる効果で、基本的には敵の宝具・チャージ攻撃への対処として使う。
- スキルで全体無敵や全体回避を張れる者はいるものの、宝具で全員をほぼ確実に保護できるのは彼女とのみ。場合によっては令呪による緊急発動も選択肢に入るだろう。
アルトリア・キャスターは無敵貫通を防げるが「1回(+OC分)」、スカサハ=スカディは「1回固定」かつ必中を防げないという違いがあり、さらにどちらも回復能力がないため決してこの宝具の長所がなくなったわけではない。
- この系統の宝具がスキルと比較して優れているのは、NP確保を最優先で立ち回ることで短いスパンで再使用ができる点。
- HPの継続回復効果は1,000×2ターン、オーバーチャージ100%ごとに500ずつ増加。500%で3,000×2ターン回復となる。
地味だが耐久パーティーで戦い抜く際に侮れない効果なので、相手とパーティ次第では敵の通常攻撃中に使い高速リチャージを狙う手もある。
HP回復量 | 1,000 | 1,500 | 2,000 | 2,500 | 3,000 |
---|
- 全体3ターン防御アップは、実は保有者がかなり少なく貴重な効果…なのだが、本効果は宝具Lvでのみ強化され、しかも宝具Lv1の効果は極めて低い。
単騎で宝具を連発する、もしくは宝具レベルを上げることによって初めて効果が実感できるようになるだろう。
宝具レベルによるバフ効果の上昇、さらに宝具の性質からNPを減らされると死活問題になりかねないため、宝具レベル上昇の恩恵は大きめ。
- 逆に言えば宝具Lv2以上重なった場合は防御バフとしても期待できるようになり、特に宝具Lv5ともなると宝具1回分でも相当固くなり、回復効果と合わせて無敵中以外の被ダメージも相当抑えられるようになる。
ちなみにオルタの宝具には強化無効状態付与がある。
現状、ジャンヌの宝具の弱点のひとつとなる無敵貫通はすべて状態変化を介するため、その対策が出来るという点で組み合わせるメリットは非常に大きい。
+
| | 「無敵」で対処できないエネミーとその対策について
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- 「アルトリア(槍)」や「ヴラド三世(EXTRA)」、「殺生院キアラ」を代表とする無敵貫通状態が付与される宝具を防ぐには、「アルトリア・キャスター」の対粛正防御宝具がない場合、
「メフィストフェレス」や魔術礼装「月の海の記憶」などが持つ強化無効付与スキルと全体無敵を併用しなければならない。
特に無敵貫通宝具の使用直前に強化スキルを併用してくるボスの場合はメフィストフェレスとの併用が、弱体無効を解除できないボスの場合はアルトリア・キャスターが必須となる。
- 強化解除の後にダメージを与える「天草四郎」「アビゲイル」の場合は、強化解除耐性を全体に付与する紅閻魔・紫式部のスキル・セミラミスの強化後宝具のいずれかとの併用が必要。
- 視点を変えて敵の攻撃力を削ぐ点も重要となるが、宝具ダメージの軽減は「真名看破」だけでは力不足なので、高レートの攻撃力/宝具威力ダウンを使える柳生但馬守宗矩などが必要。
- 高確率即死効果を持つ宝具に関しては、ジャンヌは「神明裁決」で発動を遅らせる以外に対策がない。チャージ減少・宝具封印、またスタン、魅了等を駆使してできる限り宝具発動を遅らせることになる。
- オーダーチェンジで主力アタッカーを一瞬だけ下げるのも一つの手。
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| | アン・ボニー&メアリー・リード、土方歳三
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「アン・ボニー&メアリー・リード」「土方歳三」
FGOきっての一発屋サーヴァントたち。3騎共通で「クリティカル強化スキル」「体力が減るほど威力が更に上がる単体宝具」を持つが、NP効率が並なのでジャンヌのAカード供給はありがたい。
宝具火力を突き詰めるために「騎士の矜持」や「黒の聖杯」で耐久面をあえて下げている場合もあるため、ジャンヌの宝具や「神明裁決」で稼いだ1ターンが貴重になることも。
ジャンヌの宝具による回復は宝具火力を下げる一因となってしまうが、ターン終了時回復のため宝具チェインを組む場合は問題ない。そうでなくとも、ジャンヌの宝具にOCをつけていなければ回復量自体はそれほどでもない。
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| | ランスロット(剣)
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「ランスロット(剣)」
総評
- 耐久戦に特化した高難易度向けサポーター。チャージ攻撃対策、回復、デバフ対策(+宝具Lv次第では防御バフも)を一手で解決する宝具が最大の武器。
- この性能の防御手段をArts特化構成の回転速度で供給できるのも心強い。敵宝具の発動に余裕で間に合わせるどころか、味方編成や敵攻撃のhit数によっては1~2ターン間隔での発動も視野に入る。逆に言えば宝具使用の可否にパフォーマンスが大きく依存するため、基本的にはArtsパ、そうでなくともArts枚数の多い編成に組み込みたい。
- 無法と言って過言ではない宝具性能と引き換えにスキルはやや控え目だが、対サーヴァント戦での状況コントロールには「神明裁決」が非常に有用。ブレイク時の特殊行動を見越した反撃阻止、ボス複数相手での宝具ターン調整といった搦手もこなせる。
- 「燦然たる聖光の復権」習得後は火力支援も可能となる。単体デバフであるものの、概ね強敵(ボス一体)を相手にする機会が多い事もあり、しっかり機能してくれる。
- 「清冽なる祈りの果てに」習得後はさらに火力支援能力が増し、NP配布能力も得ることでサポート力がさらに増した。NP配布量はトップクラスのサポーターには及ばないものの、火力支援に関しては上位側の存在に。
- サポート型としては本体の生存性が極端に高いのも特徴。ルーラー相性に加えて最高レベルの膨大なHP、回転の良い無敵&HP回復宝具と、これでもかというくらい徹底的に守りを固めており、アタッカーを残して落ちる心配はまず不要である。そればかりか彼女が最後に生き残り、高い単騎性能を活かしてそのまま殴り勝ってしまうことも。アタッカー向きの性能ではないため時間が掛かるが、状況によってはサブプランとして考慮してみよう。
- ただし通常攻撃に対する耐性はルーラークラス特性の基本6クラスからの防御優位に大きく依存しているため、アヴェンジャーはもちろん敵ルーラーやアルターエゴ等に等倍勝負に持ち込まれた場合、普段の感覚で使っていると割とあっさり落ちるので注意。
運用考察
- 基本的にやることは単純明確。誰と組んでも「星出しでアタッカー支援をしながら自分もNPを貯め、自身の宝具で敵宝具を抑え込む」ことが役割となる。
- ただし必ずしも敵が宝具を1度展開する間に2度展開できるわけではない。その場合敵の宝具にこちらの宝具を対応させようとすればHP回復と防御バフとがともにかからないターンが増えることとなり、この間のケアをいかにするかが問題となる。
これについては耐久を最重要視するか、「啓示」によるクリティカル攻撃を重視しダメージレースに勝つ編成にするか、いくつか選択の余地があり、各プレイヤーの好みの分れるところだろう。
- ルーラーのため実数値以上に火力は出るものの、元のATKが星5ワーストクラスかつ星だし以外は防御全振りのスキル・宝具編成なことから自身の攻撃は苦手。
とはいえ優れた防御性能ゆえに、Lv90だとバーサーカー、強化解除持ちのいないフリークエスト程度(第七特異点時点)なら相性を無視して1人で倒しきる事が可能なので仲間が育ちきっていない初心者にとっても扱いやすい。
- 特に宝具強化後の単騎性能は特筆に値する。Arts性能やNP効率を礼装で補助すれば被弾時のNP獲得も合わせ、最大2ターンに1回の頻度で宝具の無敵を張りつつArtsブレイブチェインを連射することができる。
- ただし、盤面を一掃できるほどの攻撃力は持たないため非常に時間がかかる。単機性能を期待して殿を任せるよりは後ろから2~3番目に置いて事故が起きた時の立て直し役とした方が実力を発揮させやすい。その場合は初期NPを補助して早期に宝具を撃てるようにしておくのも重要。
- エネミー編成に縛られ辛いクラス相性を持つため、バーサーカー以外のサーヴァントであればどんな組み合わせでもある程度耐久が成立する。
ただしその耐久性を宝具とArtsチェインに依存するArts3+1枚持ちなので、基本的にはArts主軸のパーティーを組むほうが本領を発揮させやすい。
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| | 相性の良いサーヴァント
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- 基本的にArtsチェインを組んで定期的に宝具を発動していく事が主な運用になるため、Artsカードを多く保有するサーヴァントとは組ませやすい。
- Artsカードの保有枚数が少ない場合でも、スター獲得が得意なサーヴァントであればクリティカル重視のPTを編成可能。
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| | セイバー
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- 「沖田総司」
Quick重視型のクリティカルアタッカー。異色な組み合わせだが意外と嵌る。
沖田はAカードが1枚しかないので、ジャンヌに初手A補正をかけてもらうことでQカードの高いNP効率を安定させるためである。
また、沖田を運用する上では「心眼(偽)」をクリ威力アップ目的で使うか回避目的で使うかが悩みどころになるが、ジャンヌの宝具でカバーする事により通常攻撃で低HPを削られにくくしつつ、クリティカル運用に専念させる事ができる。
最大ダメージを狙う心眼(偽)+B宝具Bなどで攻撃する際に「啓示」を重ねておくことで、星を減らさないようにすむ点も大きい。
- 「ランスロット(剣)」
スキル自己完結型のArtsクリティカルアタッカー。個人でも高倍率のスター集中&クリティカル威力アップ&星出しスキルを全て揃えるため、礼装が無くとも安定したクリティカル運用が可能なのは変わらないが、
NP増加スキル+2枚Arts+Arts宝具なのでジャンヌとの親和性が高く、互いにNPを貯めやすい。
代償として耐久スキルを全く持っていないので、そういう意味では組む利点はジャンヌオルタ以上。
代償として耐久効果を全く持っていないので、そういう意味では組む利点はジャンヌオルタ以上。
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| | 沖田総司
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「沖田総司」
Quick重視型のクリティカルアタッカー。少々異色な組み合わせだが意外と嵌る。
沖田はAカードが1枚しかないので、ジャンヌに初手A補正をかけてもらうことでQカードの高いNP効率を安定させるためである。
また、沖田を運用する上では「心眼(偽)」をクリ威力アップ目的で使うか回避目的で使うかが悩みどころになるが、ジャンヌの宝具でカバーする事によりクリティカル運用に特化させる事ができる。
最大ダメージを狙うB宝具Bなどで攻撃する際に「啓示」を重ねておくことで、星を減らさないようにすむ点も大きい。
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| | ランサー
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- 「宝蔵院胤舜」
長期戦向きの自己完結型クリティカルアタッカー。長期戦をしたいサーヴァント同士なので噛み合うだろう。
胤舜がジャンヌのArtsを初手ボーナスにもらいながらクリ殴りを続けて打点を確保する戦術。胤舜のスター集中とジャンヌのNPは礼装で補いたい。
胤舜が火力面で完全に自己完結しているため、ジャンヌは自陣防御にすべての能力を振り向けることができる。
実はかなり貴重な「回数回避宝具」と「宝具封印スキル」を所持しており、実数値以上に粘り強い。
地味に彼の宝具はArtsなのでArtsチェインを組みやすい点も〇。
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マルチロールアタッカー
明確なアタッカーではなく耐久と打点の両立を担える万能選手。打点そのものはメインアタッカーに譲る物の、広い対応力はBreakシステムを搭載したボスエネミーに挑む際には有力な選択肢になりえる。
+
| | ジャック・ザ・リッパー
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「ジャック・ザ・リッパー」
同じApocrypha出身かつ、アサシンピックアップ時にはジャンヌが抱き合わせされているなど、かなり縁の深いQuick型のマルチロールアタッカー。
組むメリットは沖田と同様、ジャンヌの初手Artsによって最強格の性能を誇るジャックQuickのNP効率が安定する。
その他にも敵の宝具をジャンヌが防ぐことで「霧夜の殺人」を遠慮なく攻撃に回すことができる。
星出しと宝具のみならず、耐久崩壊を招くバフの重ね掛けやクリティカル事故を「情報抹消」スキルで防ぐことができ、「外科手術」により耐久面の細やかなケアも可能と、パーティーにもたらす恩恵はかなり大きく、組む相手を選ばない部類のキャラである。
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| | ライダー
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- 「司馬懿(ライネス)」
防御面を重視した組み合わせ。「軍師の忠言」による全体防御バフでジャンヌの宝具までの隙を埋めてくれる。宝具によるクリティカル率ダウンも耐久を考えると嬉しい要素。
Arts2枚構成だが良好なA性能によりNPを貯めやすく、宝具を交えたArtsチェインを組みやすいためジャンヌのNPチャージにも貢献できる。
独自要素の防御不利無効がルーラーには機能しづらいが、アヴェンジャーやバーサーカーを相手に耐久が成立するようになる点は見逃せない要素。
- ライダーの高いスター集中によりクリティカルによるNP溜めがやりやすい反面、アタッカーに回したいスターを食いやすい点には注意。
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+
| | BB
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「BB」
A&Q2枚。Arts単体宝具により全体にNPを配布でき、回復スキルとスタンスキルを兼ね備える耐久パーティー向けのエクストラクラス。
第1スキル「十の王冠」が単体にHP回復&弱体解除&弱体無効付与という無類の複合効果を誇り、最短CTが4であることも相まって、パーティー耐久面でのフォローを縦横無尽に行える。
ジャンヌの宝具強化前でも先手後手問わず宝具のデメリットを完璧に解除できると相性は特に良い。
第2スキル「黄金の杯」は単体対象のスタンと無敵解除で、BBとアタッカーの宝具を確実に通せる。「道具作成」スキルと宝具の弱体耐性ダウンによりスタン確率も高い。
BB自身のATKは低いが、第3スキルに「自己改造」を持ちクリティカルの威力と確率を伸ばすことができる。
ジャンヌの啓示や星出し礼装と併せてクリティカルアタッカーを兼業させれば、BBの宝具を廻す事で自然とジャンヌの宝具も打ちやすくなる。
スキル育成さえ終わっていれば「黄金の杯」と「神明裁決」を連打して「我が神はここに在りて」を繋げるだけでも2人で敵サーヴァントを6ターン中3ターン拘束可能。
3人目に玉藻の前やフレンドのジャンヌをチョイスすれば、ほぼ一方的な戦いを展開することも可能となる。
+
| | キャスター
|
- 「玉藻の前」
ジャンヌだけでは不足しがちな回復力を玉藻が補い、「呪術」と「神明裁決」で敵の宝具ターンをずらして、ジャンヌの宝具を間に合わせるなど、やはりこちらも耐久特化の組合せになる。
玉藻も「変化」でジャンヌに見劣りしない耐久力を一時的に持つ上、宝具で全員のNPと体力を回復できるため、スタンのデメリット軽減や継戦力の底上げができる。
Arts強化が強いとはいえ攻撃自体の補助は控えめで、玉藻本人の打点も低いので、Arts攻撃宝具を持ったアタッカーがいれば完璧。
- 「マーリン」
ジャンヌの宝具とマーリンの「幻術」により全体無敵が2段構えになり、双方の宝具による継続回復で圧倒的な安定性を発揮できる。
ジャンヌのNPリチャージまでの隙をスキルで埋め、スキルのチャージタイムやクリティカルへの予防線をジャンヌの無敵で稼ぎ出せる、と耐久面での相性は非常に良い。
そしてマーリンの宝具はHPに加えNPとスターも継続的に供給されるため、カード選択と相手を倒す順番などに気をつければ崩れる可能性は大きく減る。
- 耐久だけでなく、スキルと宝具と礼装によるスター供給を行った上で、アタッカーに「夢幻のカリスマ」と「英雄作成」を乗せてBusterクリティカルで倒しに行くことも可能。
これを用いるアタッカーを入れるなら、アンデルセンの場合と同じくアーチャー、ライダー等のスターが集中しやすいサーヴァントたちを起用するのも良い。
- 「スカサハ=スカディ」
Quick型マーリンとでも言うべきQuick系クリティカルバッファー。宝具による全体回避により敵宝具を凌ぐ手段が増え、単体NP供給で強引にジャンヌの宝具を間に合わせることも出来る。
特に下記の「ジャック・ザ・リッパー」や「沖田総司」と組む場合に隙間を埋める役割を担わせやすい。「啓示」と「原初のルーン」の効果時間・CTが同じのため強力なクリティカルバフの恩恵を継続させやすいのも利点の一つ。アタッカーのQuickクリティカルで生んだ星をジャンヌのArtsカードに回すことができれば宝具への到達速度も十分確保できる。
- アタッカーのQuickによるスター生成にある程度期待できるためジャンヌの礼装はスター生産量が過剰になる可能性のある「2030年の欠片」より「トゥリファスにて」のようにNP効率UPも狙えるものが腐り辛く取り回しが良いことも多い。
- 「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
いわゆる「ジャンヌ・アンデルセンシステム」「ジャンデルセン」と呼称され初期から使われた耐久パーティーの代名詞。手軽に編成出来るPTでありながら、非常に相性が良い。
上手く運用すれば「啓示」と「無辜の怪物」でスターを生成し、「人間観察」でクリティカル威力を底上げし、クリティカル補正の乗ったArtsでNPを貯めて宝具を回すという、Artsクリティカルパーティーの一例が出来上がる。
- スター集中率が高いライダー、アーチャーやスター集中スキル持ちをアタッカーに据えれば、より攻撃力を出しやすく好相性。
ジャンヌの宝具強化後であれば、「無辜の怪物」についてもデメリットを気にせず使うことができる。
アンデルセンのスキル強化後は、「人魚姫の愛」でNP効率のフォローをして貰うことも可能になった。
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また、宝具強化前であれば弱体解除持ちをパーティーに起用することで継続的な戦闘が可能になる。
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| | 両儀式(剣)
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「両儀式(剣)」
Arts宝具とA2枚持ち、スキルによる高い回復力を持つため長期戦と好相性。宝具で全員の弱体解除を行うため、宝具チェインでのジャンヌとの相性は良好だった。
宝具チェインの即死で運良くボスの取り巻きを始末出来れば、ボスに集中出来るため事故率も下がる。
スター生成量は並なのでスター集中率の観点から「啓示」の星出しが腐りやすい。式は「単独顕現」も持つのでスター集中を礼装で補助するのも一考か。
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| | アサシン
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- 「ジャック・ザ・リッパー」
全アサシン中最高クラスのQuickカードを持つQuick特化キャラ。
組むメリットは沖田と同様で、ジャンヌの初手Artsによって最強格の性能を誇るジャックQuickのNP効率が安定する他、敵の宝具をジャンヌが防ぐことでジャックは「霧夜の殺人」を遠慮なく攻撃に回すことができる。
星出しと宝具のみならず、耐久崩壊を招くバフの重ね掛けやクリティカルを「情報抹消」スキルで防ぐことができ、「外科手術」により耐久面の細やかなケアも可能と、パーティーにもたらす恩恵はかなり大きく、組む相手や戦術を選ばないほど非常に優秀なキャラである。
とにかく攻撃力に下方補正を受けやすいため、星を切らしてしまうと火力が心細くなるのには注意。
|
+
| | マルタ
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「マルタ」
A3枚構成+全体回復スキル持ち。敵の強化解除も行えるため、敵がバフを多用する状況にも対応できる。
宝具で継続的に防御ダウンさせることで、火力補助としても有能。
注意点としてスキルの弱体解除は宝具使用ターンにはスタンを解除出来ないためエクストラアタックを引き出せないが、次ターンの配布カードを見てから解除を選択出来る。
耐久型でパーティーを組む場合、ライダーの高いスター集中が「啓示」を有効活用してくれるのも利点。
ただし回復重視キャラの常として、本人のATKは他の☆4ライダーに譲る。クリティカルアタッカーを入れる場合は注意が必要。
+
| | ルーラー
|
- 「シャーロック・ホームズ」
魅力的なアビリティを持つルーラー2人の組み合わせ。ホームズの宝具によるクリティカル威力UPは全体付与としては相当な高倍率になるため、
基本的にAチェインとクリティカルでNPを貯め、ホームズの宝具を撃ち、更にAクリティカルを連打して打点の向上と次の宝具を狙うように運用していく。ジャンヌの啓示によるスター生産が有効に使え、ルーラーの補正が乗ったAtkで強力なクリティカルを繰り出せる。
- また、ホームズは単体への宝具封印スキルを所持しているため、敵宝具に全体無敵を間に合わせたりゲージを調整するのも比較的容易。宝具封印は敵ゲージの自然増加を止める効果があるため、対魔力相手でなければいつ撃ってもほぼ腐らない。
難点として、基本的に殴りによる星出しは高性能ながらQuickに依存するためArtsチェインを切らざるをえない上、常時ではルーラー2人でかなり星を取り合うこと。
- 定番の2030年の欠片や、イベントなどで良く配布されるスター4個生成の礼装などを上手く使って補いたい。
スキルをしっかり育てていれば啓示による継続生産とホームズのスキルによる一時的なブーストを使い分けることで、スター関係の問題は多少改善する。
- 「天草四郎」
全体強化解除宝具の連発が持ち味のアタッカー。
スキル「洗礼詠唱」によって極めて高いNP効率を持ち、そのゲージ効率で宝具を連射することが可能で、クリティカルに依存しない宝具連発戦術を展開できる。
ジャンヌが自陣のデバフ、天草が敵陣のバフを解除しまくることでギミックの大半を強引に無力化していくことが可能。
|
他のスタン解除としては宝具に「マリー・アントワネット」、「ナイチンゲール」、「メディア(リリィ)」、スキルでは「メディア」と「サンソン」が最終再臨後の強化クエストで弱体解除を獲得する。
「玄奘三蔵」、「イリヤ」(高確率)や、魔術礼装「月の裏側の記憶」は弱体無効持ちのスキルを持っているため、あらかじめかけておけばスタンを受けずにすむ。
+
| | アヴェンジャー
|
- 「ジャンヌ・ダルク(オルタ)」
エクストラクラスきってのクリティカルアタッカー。クリティカル集中&強化・全体攻撃バフ・自己Buster&無敵バフと、攻撃面を一挙に埋め合わせたスキルを揃える。
Arts2枚持ちなのでチェインの組やすさも阻害しにくいうえ、アヴェンジャーはルーラー以上にクラス相性が影響しにくいため、この二人だけで殆どのクエストに対応する地盤ができる。
- スター集中スキルを使えばオルタに、未使用時にはジャンヌにと、自然とスター集中率に偏りが生まれるのもうれしい。
注意点としては、スター集中率の関係でジャンヌの「啓示」だけではジャンヌオルタに星が微妙に集まらない場合があること。
「2030年の欠片」を用意する、もしくは3人目にサブアタッカーとして星出しが得意なサーヴァントを用意するといい(同じく星を吸い難いほかのアヴェンジャーがあれば磐石)。
- ちなみにオルタの宝具には強化無効状態付与がある。
現状、ジャンヌの宝具の弱点のひとつとなる無敵貫通は宝具も含めすべて状態変化を介するため、その対策が出来るという点で組み合わせるメリットは非常に大きい。
|
- 役割分担によるパーティープレイに貢献する性能ではあるが、単騎に追い込まれた際はArtsブレイブチェインを連射し、高い攻撃性能とNP高速チャージが可能になるため、殴り性能が跳ね上がる。
レベル90だとバーサーカー、強化解除持ちのいないフリークエスト程度(七章時点)なら相性を無視して一人で倒しきる事が可能なので、仲間が育ちきっていない初心者にとって扱いやすい。
- 特に宝具強化後の単騎性能は特筆に値する。Arts性能やNP効率を礼装で補助すれば被弾時のNP獲得も合わせ、最大2ターンに1回の頻度で宝具の無敵を張りつつArtsブレイブチェインを連射することができる。
- ただし、盤面を一掃できるほどの攻撃力は持たないため非常に時間がかかる。最後尾の保険とするよりは後ろから2~3番目に置いて事故が起きた時の立て直し役とした方が実力を発揮させやすい。その場合は初期NPを補助して早期に宝具を撃てるようにしておくのも重要。
+
| | ムーンキャンサー
|
- 「BB」
A&Q2枚の宝具重視型エクストラクラス。Arts単体攻撃宝具に味方NP+20という副次効果に加え、スキルも☆5に引けを取らない程強力なものが揃う。
単体回復スキルの「十の王冠」は最大3,000回復&弱体解除&弱体無効付与という無類の複合効果を誇り、最短CTが4であることも相まって、パーティー耐久面でのフォローを縦横無尽に行える。
ジャンヌの宝具強化前でも、先手後手問わず宝具のデメリットを完璧にカットできると相性の良さは完璧。
「黄金の杯」は単体対象のスタンと無敵解除で、BBとアタッカーの宝具を確実に通せる。「道具作成」スキルと宝具の弱体耐性ダウンによりスタン確率も高く安定する。
BB自身のATKは低いが第3スキルが「自己改造EX」なので、ジャンヌの啓示や星出し礼装と併せてクリティカルアタッカーを兼業させれば、
BBの宝具を廻す事で打点を補い、さらにその副次効果である全員NP+20によって自然とジャンヌの宝具が装填されやすくなる。
- スキル育成さえ終わっていれば、敵サーヴァントのチャージ最大~付近時に「黄金の杯」「神明裁決」を使って「我が神はここに在りて」に繋げるだけで、6ターン中3ターンも硬直させた挙句に宝具をほぼ無力化できる。
3人目に玉藻の前やフレンドのジャンヌをチョイスすれば、通常攻撃やクリティカルが偏って刺さりさえしない限りは一方的な長期戦を展開することすら可能となる。
|
- 概念礼装は、前述の「フォーマルクラフト」や「投影魔術」らArtsカード性能アップ系の他に以下のものが良相性。
+
| | 概念礼装について
|
- 月女神の沐浴、みこっと!花嫁修業
クラス特性のダメージ半減により実質2倍の効果が得られ、礼装自体のHP性能も高いため耐久性の更なる強化が見込める。
ただしジャンヌと味方との生存力格差が加速しかねない点に注意。
どちらも期間限定礼装で、恒常に下位装備の「そして船は征く」があるが、回復量は半分以下のため効果を実感しにくい。
- カレイドスコープ、ハロウィン・プチデビル、蒼玉の魔法少女
使い勝手のよい初期NP増加礼装だが、基本的に持久戦を想定するジャンヌはその性能を活かしづらい。
もっとも一戦目からサーヴァント戦となる場合などの即効性が求められる場合や、後続に保険として置く場合には有効。
「ハロウィン・プチデビル」、「蒼玉の魔法少女」はNP獲得量も増加させるため、初回の宝具使用を安定させつつ、2回目以降の発動も狙える長期戦も視野に入れた礼装だが、期間限定であるのが難点。
- 天の晩餐、プリズマコスモス、聖者の依代
Arts攻撃以外でのNP獲得手段を付加して長期戦で複数回の宝具発動を狙う場合に有効。Arts強化と異なり攻撃面での恩恵が薄いのが難点。
それぞれが異なった特色を持つが、総じて宝具強化前の状態で恩恵を受けやすい。
- 「天の晩餐」
Artsカードを含む全てのカードの獲得NPを増加させる。単騎でArtsブレイブチェイン連打する場合にはArts強化程の恩恵はないが、被弾NPも増加するので殴り合い時にも十分有効。競合相手が少なく、コストが安いのも利点。
- 「プリズマコスモス」
自動NP増加によりカード運に左右されない安定性が売り。また、宝具強化前であれば宝具発動後のスタン中にもNPが溜まるのが他には無い利点となる。
- 「聖者の依代」
NP獲得量は「天の晩餐」に劣るものの、弱体無効3回付与により強化前でも宝具発動後のスタンを無効にできる。
ただし宝具強化後であっても、敵からの不意のスタンや宝具封印に対応できるため有用度はあまり落ちない。選択肢の一つとして頭に置いておきたい。
- 2030年の欠片
「啓示」だけでは若干物足りない星産みを実用レベルに改善した上で、非常に強力な礼装自体効果を長持ちさせるにあたって彼女の耐久力が活きる。詳しくは礼装側のページを参照。
クリティカルアタッカーをメインに据えたパーティーを組む場合の有力装備候補、「神明裁決」による拘束で星稼ぎのターンを作ることも出来る。
- 騎士の矜持、もう一つの結末
こちらは一風変わった選択肢。星を吸いやすく「啓示」も持つジャンヌをクリティカルアタッカーとして運用する。特にクラス混成の敵編成に対しては一考する価値がある。
中でも「騎士の矜持」と相性が良く、防御ダウンのデメリットをクラス補正で半ば無視して火力を増幅できる。ジャンヌ自身の星産み性能は低いので、運用する際は仲間の「無辜の怪物」スキルや「2030年の欠片」と言った礼装で星を供給したい。
- その他、「鋼の鍛錬」や「メイド・イン・ハロウィン」も候補か。
+
| | フォーリナー
|
- アビゲイル・ウィリアムズ
ジャンヌが苦手とする対バーサーカー戦で猛威を奮う幼女。
A3枚のキャスター型でアーツチェインを組みやすく、また「信仰の祈り」での補強もあってドンドンNPを溜め、容易に宝具発動まで持って行ける。
「魔女裁判」でのチャージ減や「正気喪失」の恐怖スタンを使いこなせば、敵の宝具発動をコントロールしてジャンヌの全体無敵にタイミングを合わせる運用も可能。
敵の無敵貫通を解除する強化解除宝具も、相手によるが強力。
ただし、フォーリナーの優位はバーサーカー限定なので爆発力に欠ける。
|
- 2016年7月30日、一周年記念で宝具演出とモーションが一新された。ただしヒット数は据え置き。
- 絆上限解放第一弾のひとり。絆Lv10で専用礼装「天の啓示」を入手できる。
- 効果は自身がフィールドにいる間、味方全体のBusterカードの性能を15%アップするというもの。Artsメインである自身の強化には繋がらないが、アタッカーの火力支援として有用。特にバーサーカー等と組む場合の装備候補となる。
- 2017年5月24日のアップデートにより、幕間の物語「我が神はここにありてⅡ」が実装された。クエストクリアにより宝具のデメリットが解消される。
- 性能比較
No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
---|
59 | ジャンヌ・ダルク | 90 | 16500 | 9593 | B | B | A | A | C | A++ | 1 | 3 | 1 | 啓示[A] 真名看破[B] 神明裁決[A] |
93 | 天草四郎 | 90 | 14107 | 10972 | C | C | B | A | B | D | 1 | 2 | 2 | 啓示[A] 洗礼詠唱[B+] 神明裁決[C] |
+
| | シールダー
|
- 「マシュ」
相手クラスを問わないサポートとして、特に術サポが機能しづらい対ライダー戦での有力候補。ことに相手が単体宝具の場合はマシュ・ジャンヌのW無敵でほぼ封殺できるだろう。
この場合アタッカーはおそらくアサシンに任せることになるが、Aが多いサーヴァントを選出できると宝具がスムーズに回りやすい。
- 全員の星集中率がほぼ同等のため、漫然と啓示で星を出しても有効活用しにくい。可能であればアタッカーには星集中スキル持ちを選ぶか、礼装で補填したい。
|
|
概念礼装について
- 基本的に宝具を軸にした運用が主になるためNP獲得に関連するものがベター。
「啓示」による継続的なスター獲得を有する事から毎ターンスター獲得系のものも相性が良い。
+
| | 礼装候補+クリックして展開
|
- 「プリズマコスモス」
毎ターンの自動NP増加によるカード運に左右されない安定性が売り。
即効性こそないものの、ジャンヌが投入されるシーンは高難易度クエストでの長期戦がほとんどで、Arts以外を切ることがほとんどなく、また自身のカード性能もそれほど高くないので、継続的に固定値(NP獲得量UPよりも実際の増加量は上)得られる当礼装はかなり相性が良い。
- 「天の晩餐」「聖者の依代」
NP獲得量UPによって宝具の発動を早める事が出来る礼装。
純粋なNP獲得量は「プリズマコスモス」には敵わないものの、攻撃のヒット数の多いエネミーを相手にする場合や単騎になった時には独自の強みを発揮する。
前者はコストの安さが、後者はジャンヌのデバフへの抵抗力が底上げされる点が売り。
- 「2030年の欠片」
クリティカルPTに編成する場合の第一候補。
ジャンヌ以外にも安定してスターを供給可能なサーヴァントを同時編成すれば、クリティカルによる火力強化だけでなく、ジャンヌの宝具の発動も安定させやすくなる。
- 「次期当主会議」「トゥリファスにて」
毎ターンスター獲得+NP獲得量UPの複合礼装。
1つ1つの効果は特化した礼装に劣るが、スター運用を主とするPTに編成する場合のいち選択肢としては有用。
- 「ペインティング・サマー」「ハロウィン・プチデビル」「蒼玉の魔法少女」
初期NPチャージ+NP獲得量UPの複合礼装。
エネミーのチャージ攻撃の一撃目が早い場合に有用。
1回目の宝具の発動を早めるだけでなく、NP獲得量UPよって2回目以降の発動もフォロー出来る点がポイント。
- 「恋のお呪い」
初期NPチャージ+OC増加(1回)+弱体成功率アップの複合礼装。
元々高倍率対〔サーヴァント〕スタンを持っているが、スキル強化で高倍率防御デバフも得るのでデバフスキルの成功率を上乗せする弱体成功率アップ系概念礼装も候補に。特に「恋のお呪い」なら宝具発動もしやすくなり、OCアップの効果で一度目だけ毎ターンHP回復量も上乗せ出来る。
|
- 絆上限解放第一弾のひとり。絆Lv10で専用礼装を入手できる。
- 効果は「自身がフィールドにいる間、味方全体のBusterカードの性能を15%アップする」というもの。
Artsメインである自身の強化には繋がらないが、アタッカーの火力支援として有用。B3枚持ちやB宝具持ち等と組む場合には装備候補となる。
指令紋章について
+
| | +クリックで展開
|
- 基本的にボス戦での起用が主になるため、バフ・デバフに対策の取れるものや自身の支援能力を底上げ出来るもの、宝具の発動を補助出来るものなどが高相性。
- 「聖夜の極光」「愛と行動と知恵の槍」「BBスロット」
「啓示」によるスター発生を底上げしたい場合に。
味方への支援だけでなく、自身のNP獲得力も間接的に底上げしてくれる。
- 「白薔薇の花嫁」
PTへの回復力を底上げしたい場合に。
- 「花の魔術師」
自身の宝具の発動をより確実にしたい場合に。
- 「薄紅き虚像の令印」
ジャンヌは宝具でPTへの防御バフの付与が可能だが、攻撃バフを使用されると相殺されてしまう。その点をフォローし安定感をより確かなものにしたい場合に。
- 「ピジョンレポート」「天使のベッド」
ジャンヌが対処しづらいクリティカル関連のバフにメタを張りたい場合に。
- 「白き器の令印」
自身の宝具だけでデバフに対処する事が難しい場合に。
- 「八葉の鏡」
一部の高難易度にメタを張りたい場合に。
- 「勝利の兵装」「未青き幻想の令印」
スター運用に重きを置くPTにおいて、自身の宝具発動を優先したい場合に。
また、自身に毎ターンスター獲得礼装を装備させる場合にも噛み合いが良い。
ただし当然の事ながら味方のクリティカル発生を阻害してしまいかねないので、運用方針にそぐわない場合は刻印を見送ろう。
|
性能比較
名前 | HP | ATK | Q | A | B | 宝具 | 保有スキル |
---|
1 | 2 | 3 |
---|
ジャンヌ | 16500 | 9593 | 1 | 3 | 1 | A/補 | 清冽なる祈りの果てに[EX] | 燦然たる聖光の復権[A] | 神明裁決[A] | 天草四郎 | 14107 | 10972 | 1 | 2 | 2 | B/全 | 長き旅路への祈り[A] | 熾天の杯[EX] | 神明裁決(偽)[C++] | ホームズ | 13365 | 11495 | 2 | 2 | 1 | A/補 | 天賦の見識[A+++] | 明かす者[EX] | バリツ[B++] | 始皇帝 | 15828 | 9977 | 1 | 2 | 2 | A/補 | 書は焚すべし[A] | 儒は坑すべし[A] | 永世帝位[A] | アルトリア(裁) | 16912 | 9593 | 2 | 1 | 2 | B/全 | ロイヤルバニー[A] | ロイヤルカード[B+] | 獅子の騎士[B] | 卑弥呼 | 15000 | 10659 | 1 | 2 | 2 | B/補 | 巫女のカリスマ[A] | 鬼道[A] | 光の託宣[A] | カレン | 13837 | 11351 | 2 | 2 | 1 | Q/全 | ヴァレンティヌスの聖骸布[A] | 黄金の矢[A] | 魔力放出(愛)[A] | モリアーティ(裁) | 14887 | 10450 | 1 | 3 | 1 | A/全 | 数学的思考[A] | スライドルール・ウェポン[B++] | 骰子の選択[EX] | スカサハ=スカディ(裁) | 14850 | 10868 | 2 | 1 | 2 | Q/全 | 原初のルーン(盛夏)[A] | 真夏のアイス[C] | 夏の夜更けに我想う[A+] | 女教皇ヨハンナ | 15592 | 10126 | 2 | 2 | 1 | A/全 | 幻想の聖人[A] | 忌避されし祭礼行列[C] | 教皇論議[EX] | メリュジーヌ(裁) | 13500 | 11495 | 1 | 2 | 2 | A/全 | フェアリーパック[A] | 蒼穹の武練[A] | ブルー・ホライゾン[EX] | 上杉謙信 | 13365 | 11495 | 1 | 2 | 2 | A/単 | 運は天に、鎧は胸に、手柄は足に[A] | 白き焔[A] | 毘天宝塔[C] |
- 関連サーヴァント比較
+
| | +クリックで展開
|
No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
---|
59 | ジャンヌ | 90 | 16500 | 9593 | B | B | A | A | C | A++ | 1 | 3 | 1 | 清冽なる祈りの果てに[EX] 真名看破[B] 神明裁決[A] | 93 | 天草四郎 | 90 | 14107 | 10972 | C | C | B | A | B | D | 1 | 2 | 2 | 長き旅路への祈り[A] 熾天の杯[EX] 神明裁決(偽)[C++] | 173 | ホームズ | 90 | 13365 | 11495 | D | C | B+ | B | A++ | B | 2 | 2 | 1 | 天賦の見識[A+++] 明かす者[EX] バリツ[B++] | 229 | 始皇帝 | 90 | 15828 | 9977 | B+ | B+ | B+ | B+ | B+ | B+ | 1 | 2 | 2 | 書は焚すべし[A] 儒は坑すべし[A] 永世帝位[A] | 265 | アルトリア(裁) | 90 | 16912 | 9593 | C | A+ | B | A | B | A+ | 2 | 1 | 2 | ロイヤルバニー[A] ロイヤルカード[B+] 獅子の騎士[B] | 292 | 卑弥呼 | 90 | 15000 | 10659 | B++ | B | C | A | B | B | 1 | 2 | 2 | 巫女のカリスマ[A] 鬼道[A] 光の託宣[A] | 305 | カレン | 90 | 13837 | 11351 | C- | A+ | B- | C- | A- | EX | 2 | 2 | 1 | ヴァレンティヌスの聖骸布[A] 黄金の矢[A]鬼道 魔力放出(愛)[A] | 346 | モリアーティ(裁) | 90 | 14887 | 10450 | C | C+ | B | B | A+ | EX | 2 | 2 | 1 | 数学的思考[A] スライドルール・ウェポン[B++] 骰子の選択[EX] | 357 | スカサハ=スカディ(裁) | 90 | 14850 | 10868 | E | C | D | EX | A+ | A | 2 | 1 | 2 | 原初のルーン(盛夏)[A] 真夏のアイス[C] 夏の夜更けに我想う[A+] | 374 | 女教皇ヨハンナ | 90 | 15592 | 10126 | D | C | C | A | EX | EX | 2 | 2 | 1 | 幻想の聖人[A] 忌避されし祭礼行列[C] 教皇論議[EX] | 390 | メリュジーヌ(裁) | 90 | 13500 | 11495 | C | B | EX | B | A+ | B | 1 | 2 | 2 | フェアリーパック[A] 蒼穹の武練[A] ブルー・ホライゾン[EX] | 400 | 上杉謙信 | 90 | 13365 | 11495 | B | C | A | B | C | A | 1 | 2 | 2 | 運は天に、鎧は胸に、手柄は足に[A] 白き焔[A] 毘天宝塔[C] |
|
- 性能比較(ジャンヌ・ダルク)
+
| | +クリックで展開
|
No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
---|
59 | ジャンヌ・ダルク(裁) | 90 | 16500 | 9593 | B | B | A | A | C | A++ | 1 | 3 | 1 | 啓示[A] 真明看破[B] 神明裁決[A] |
216 | ジャンヌ・ダルク(弓) | 90 | 15743 | 10525 | C | A | B+ | C | A | A | 1 | 2 | 2 | エンドレス・エンジョイ・サマー![A] 水辺の聖女(ドルフィン)[A+] サーヴァント・チア![B] |
219 | ジャンヌ・ダルク(狂オルタ) | 80 | 9922 | 10298 | B | D | A | B | D | EX | 1 | 1 | 3 | シュバルツバルト・ファルケ[B] 失墜の魔女[A+] ムール・ウ・テュ・ドワ[EX] |
|
小ネタ
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| | +クリックで展開
|
- 初出は『Fate/Apocrypha』。こちらのイラストは近衛乙嗣。同作のメインヒロインのひとり。
ちなみにもう一人のメインヒロインは男の娘のアストルフォ。
- 原作・本来の「ルーラー」は聖杯戦争において裁定者となるサーヴァントが持つ専用クラスであり、聖杯自身によりマスター不在として召喚される。
- ルーラーが召還される条件は「非常に特殊な形式で結果が未知数な聖杯戦争」と「聖杯戦争によって世界に歪みが出る場合」、基本的に公正中立でどの陣営にも加担しない。
- また英霊への選定条件もいくつも存在するらしく、『現世に何の望みもない事』等ハードルが高い条件が多く、それに当てはまるのは聖人と認定されている英霊が多い。
- 数多の英霊が争う聖杯戦争を裁定する特性上、このクラスは相応の実力が求められる。そのためかルーラーに選ばれるサーヴァントはステータスも高い者が多い。
- 15世紀、英仏百年戦争の終期に突如として一人の女性が歴史上に姿を現し、窮地にあったフランスに数々の勝利をもたらした。
最大の転機となった戦いの地名から、彼女は後に「オルレアンの乙女」などの異名を以って知られるようになる。
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| | 史実解説 +クリックで展開
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- フランス東部、バル公領ドンレミ村の農家に生まれる。5人兄弟で、ジャンヌは4人目の子供だったという。
百年戦争の最中、何度か村が襲撃を受けるも無事に12歳を迎えたジャンヌは「神の声」を聞く。「イングランドを駆逐し、王子シャルルを戴冠させよ」という啓示を受けたジャンヌは、16才になると親類を頼りにヴォークルールにいるバル公領の守備隊隊長ロベール・ド・ボードリクールを訪ねた。ジャンヌはシャルル王子の住まうシノンの仮王宮への登城を願い出たが、ボードリクールはジャンヌを冷たく追い返す。
ジャンヌは諦めず、1年後に再びヴォークルールを訪れた。そこでジャンヌは、2人の貴族の助けを得て、ボードリクールに再会。さらにその場で、オルレアン近郊のニシンの戦いでフランス軍が敗北すると予言した。
- 予言が的中し、シャルル王子への面会許可を得たジャンヌはシノンへと向かい、シャルル王子への謁見を果たした。シャルルの臣下の中にはジャンヌを異端だと疑う者たちもいたが、シャルル自らが命じた審議によってジャンヌは「善きキリスト教徒」であると証明された。
ジャンヌの最初の任務は、イングランドが包囲していたオルレアンへと向かい、ジル・ド・レェらが率いる物質護送部隊への合流だった。町を包囲していたイングランド軍の目を掻い潜り、見事にオルレアンへの護送を果たしたジャンヌは、それからわずか9日間でイングランドの包囲を崩壊せしめ、オルレアンを救った。
- 2ヶ月後、次々と領地を奪還していったフランス軍はシャルル王子はランスのノートルダム大聖堂で国王シャルル七世として戴冠する。
フランスは快進撃を続けるも、パリ奪還に失敗。翌年、コンピエーニュ包囲戦にてジャンヌはブルゴーニュ派の捕虜となってしまう。
かねてよりフランス国内の主導権を巡ってアルマニャック派とブルゴーニュ派が対立しており、ブルゴーニュ派はイングランドと同盟を結んでいた。このため、ジャンヌはブルゴーニュ派を通じてイングランドへと引き渡されてしまう。
- 当時のヨーロッパでの戦争は、貴族が最大の利益を得られるように又、無駄な犠牲者を出さないよう、相手を徹底的に潰すのではなく適度なところで交渉の席につかせ利権を獲得するのが普通であった。
- つまり英仏百年戦争においても、領土や物品の専売権などの「人の法」による着地点をやり取りする「経済活動」としての一環を含んでいたことは否定できなかった。
- しかし権力争いとは無縁な片田舎出身の小娘であるジャンヌが、そのような政治的駆け引きを理解する事もそれに従う事もあるはずが無く、フランスがある程度押し返したところで他の貴族たちが穏健策を取ろうとする中、彼女は強硬策を主張。
- 加えてこれが民衆から人気を集める一因になった事などは、即位してからそう長くないフランス国王シャルル7世にとっては全く面白くなかった。
あまつさえまた国家間の戦争の取り決めなどを何も知らないジャンヌが、当時禁じ手とされていた夜間の奇襲や攻城兵器の人間への使用など、非人道的な戦法・必要以上の殺戮を行っていたことに不快感を覚えていたこともあり、彼女が死ぬような事があればそれを利用して民衆や兵士の戦意や憎悪を焚き付けて戦力強化に繋げてしまえばいいというこれまた非人道的な算段すら立てていたらしい。つまり素で脳筋だったり割と鬼畜な部分があるG1コンボイ脳
そうした根本的な価値観の齟齬などの要因から、ジャンヌと国王・貴族達との間には修復不能な軋轢が生まれ、人質賠償になった時にフランス王家や貴族から裏切り同然の形で見殺しにされる大きな原因となった。
- 人質賠償で見捨てられたジャンヌは、政治的な理由でイングランド側と結託していたボーヴェ司祭ピエール・コーションによって異端審問にかけられ、当時の価値観・倫理観からしても明らかに許されない政治決着によって処刑されることになる。
- 異端審問会では「ただの村娘」が驚嘆すべき聡明ぶりで自らの無実を訴え、居並ぶ異端審問官達さえも言葉を失う場面もあった。
しかし、この裁判は初めからジャンヌを罪人として処刑するという結論ありきで仕組まれたイカサマであったため、結局そうしたジャンヌの言葉は何一つ人々に届く事はなかった。(例えば、裁判官を担当したピエールは本来は当時の教会法において裁判をする権利が無いと明記された地位だったが、それを国が法律を捻じ曲げる形で強引に裁判官に仕立てていた)
- ジャンヌを生かしておけばいつかその奇跡や人望が自分たちを脅かす……そう恐れた者達は政治権力の暴力・圧力や、ジャンヌの無知に付け込んだ卑劣な罠を以て彼女を徹底的に排除した。この形振り構わぬ様子は、多くの歴史家からも非難される事になる。
- 最終的にジャンヌは署名程度しか書けない文盲であることを突かれ、自分の罪を認める書類に騙されてサインすることになったとされる。これが決定打となってついに処刑が確定した。
- ジャンヌの処刑法は火刑であった。キリスト教圏では神の奇跡によっていつか死者は蘇るものと信じられていたため、その肉体を失う=復活の奇跡・神の恩恵を否定されるという、刑罰としても信仰としても極刑に当たるものだった。
そして火刑の途中で息絶えたジャンヌは裸体を晒される(両性具有の天使であるなどの信仰があったジャンヌをただの小娘だと証明するため)という屈辱を受け、最後には未だにジャンヌを信じる人々に何の痕跡も残さないようにするため念入りに焼かれた後、遺灰をセーヌ川へと流された。
享年19歳。オルレアンを出立してからわずか2年後。
- 百年戦争が終結したのち復権裁判が行われ、1456年7月7日にジャンヌ・ダルクの無罪宣告がなされた。
更に20世紀初頭にはローマ・カトリック教会における列福・列聖がなされ、もっとも有名な聖人の一人に至る。
もっとも、その前後においても政治的な影響と配慮は否定できず、そしてフランス革命以後から第二次世界大戦時にかけてもプロパガンダに用いられることも多かった彼女の存在の記録は、紛れもなく生前から死後に至るまで宗教や政治にひたすら都合良く使い潰されてきた、社会の暗部の被害者であると言わざるを得ない。
- フランス革命以前はオルレアンのローカルな英雄くらいの立ち位置でフランス国内における知名度は高くなかったが、フランス革命後に皇帝となったナポレオンがジャンヌの功績を「発見」し、国威発揚も兼ねて彼女を英雄として祭り上げ、再評価のきっかけを作った。
シャルロット・コルデーらフランス革命期のフランス出身サーヴァントがジャンヌに関してあまり言及しないのはこのため。
- なお、史実のジャンヌ・ダルクの生涯が型月/Fate世界のジャンヌにどこまで反映されているかは不明である。
- 史実での苛烈なやり口といい、初出の『Apocrypha』でシロウの『虚栄の空中庭園』に乗り込まんとする際に衛星兵器『神の杖』の使用まで提案する場面など、手段を選ばないという部分に関しては共通点が見受けられる。
- 一方、少なくとも『Apocrypha』では、欺瞞には人一番敏感で聖職者達に足を掬われないようにしていたと描写があり、上記のような騙されて署名をしたという史実とも少なからず相違点がある。
- 二つ目の幕間の物語では母親が登場するが、立ち絵はモブの女性のもの。
二つ目の幕間が実装されて暫く経った後に放映されたアニメ版『Fate/Apocrypha』でも母親が登場するが、こちらでは金髪に三つ編みとジャンヌがそのまま年をとったような綺麗なママンヌになっている。
- なお、史実におけるジャンヌの母イザベル・ヴトンは娘の復権裁判における立役者として知られている。ジャンヌの処刑後、彼女の名誉のために各所へ奔走し、時には自ら法廷に立ち、失意のうちに死亡した夫の後を継いでついに復権を認めさせた。この功績を讃えられて地元には彼女自身の銅像も建てられている。
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- Fateでの初出は企画版『Fate/Apocrypha』。この時はFGOと同じく武内崇によるキャラクターデザイン。『Apocrypha』の書籍版刊行に伴い挿絵担当の近衛乙嗣の手によってリデザイン。同作のメインヒロインとなる。
- 聖杯大戦というイレギュラーに際しルーラーとして聖杯から直接召喚され、聖杯戦争を正しい形に導く役割を担う。
ふとした偶然から自我に目覚めたホムンクルスの少年・ジークを助け、これがきっかけで彼と心を通わせていく。しかし、二人は激化していく聖杯大戦に翻弄されていき……。
- 「ルーラー」は聖杯戦争において裁定者となるサーヴァント1騎のみが持つ専用クラス。
「非常に特殊な形式で結果が未知数であり、人的干渉を受け得ない裁定者が求められる聖杯戦争」、または「聖杯戦争によって世界に歪みをもたらしうる場合」に、聖杯自身によりマスター不在として召喚され、基本的に公正中立でどの陣営にも加担しない。
- またクラス適性としての選定条件もいくつも存在し『現世に何の望みもない事』等ハードルが高い条件ばかりのため、基本的に聖杯がルーラークラスをあてがうのは「聖人」と認定されている英霊のみとされる。数少ない例外としてある種の為政者がルーラー適性を持っている(始皇帝やカール大帝辺りが該当)。
- 数多の英霊が争う聖杯戦争を裁定する特性上、このクラスにも相応の実力が求められる。そのためかルーラーに選ばれるサーヴァントはステータスも高い者が多い。たまに話題にされることがあるが、ルーラークラスに各ステータスのプラス補正があるという公式設定はない。
- 「神明裁決」とはルーラーの最高特権として与えられた、聖杯戦争に参加する全サーヴァントに対し2画ずつ持っている令呪を指す。
この令呪は通常の令呪と同じ効力を持ちマスターへの譲渡もできるが、各サーヴァント専用の令呪なので別のサーヴァント用の令呪を使い回すことは出来ない。
原作では14騎のサーヴァントが参加しているため、全部で28画分ということになる。
- 令呪は背中にありマテリアルで形状が出た…が、それより頬を赤らめてわざわざ全裸になって令呪を見せてくれているジャンヌが気になる。
- 令呪は背中にあり『Fate/Apocrypha material』で形状が出た……が、それより頬を赤らめてわざわざ全裸になって令呪を見せてくれているジャンヌが気になる。
東出「何でリクエストされて嫌々ながらも「逆らえない……」みたいに脱いでんですかこのエロ聖女!」
なおアニメやコミックでは自発的に脱ぐ。しかもコミックでは脱いで「見せる」。
- 『Fate/Grand Order material Ⅱ』の設定ラフ画では背中に令呪は描かれていない。ラフ画なので省略されている可能性もあるが、バトルキャラでは
残念ながら背中を拝めない。第3段階やアイドル霊衣では背中が見える…と思いきや、バトルキャラでは背面部分を作っていないようなので見えない(以前のバトルキャラでは髪で隠れてしまい背中は見えない)。
そのため、FGOジャンヌに令呪があるかどうかは分かっていない。
ただし「神明裁決」を持っているため、逆説的に何処かに令呪があるとは思われる。しかし何画分あるのかは不明、画数によっては令呪のデザインが変更されていてもおかしくないと思われる。
- 『Fate/EXTELLA』シリーズの一部コスチュームでは背中が露出したデザインのものがあるが、令呪はない。
- 原作ではフランス人女子高生のレティシアに憑依するという不完全な現界をしており、霊体と本体で2人分腹が減るという腹ペコ枠。
本作の諸葛孔明のような英霊の能力だけが憑依して他はすべて元の人間というケースではなく、レティシアとジャンヌの意識が共存している状態である。
そのためジャンヌとして行動している間の出来事もレティシアは全て共有している。逆もまた然り。
ただしジャンヌの意識が表面化している状態ではいくら傷を受けようともレティシアの体は無傷である。
- ただこの腹ペコ発言は(ムーンセルに万全のバックアップを受けているであろう)『EXTELLA』登場時でもそこそこの頻度でするため、筋金入りの健啖家は素の性格であると思われる。
実際『Fate/Apocrypha』でも、生前から食欲の塊のような兵士たちを相手にして一歩も退かなかったと言われているし…やはりジャンヌ一人でも二人分の食事は軽く胃におさめそうである
- 原作ではフランス人女子高生のレティシアに憑依するという不完全な現界をしており、霊体と本体で2人分腹が減るという腹ペコ枠。
本作の孔明のような英霊の能力だけが憑依して他はすべて元の人間というケースではなく、レティシアとジャンヌの意識が共存している状態となっている。
故に、ジャンヌとして行動している間の出来事もレティシアはすべて知っており、逆もまた然り。
- なお、ジャンヌの意識が表面化している状態では、いくら傷を受けようともレティシアの体は無傷が保証されるという、他の英霊融合とは異なり非常に特別な現界となっている。
- ただこの腹ペコ発言は(ムーンセルに万全のバックアップを受けているであろう)『EXTELLA』登場時でもそこそこの頻度でするため、筋金入りの健啖家はジャンヌ側の素の性格であると思われる。
実際『Apocrypha』でも、生前から食欲の塊のような兵士たちを相手にして一歩も退かなかったと言われており、やはりジャンヌ一人でも二人分の食事は軽く胃におさめそうである。おかげでずいぶんご立派なモノに…
- 某フランス元帥のインパクトが強いことから「聖処女」と呼ばれているイメージが強いが、Fate作品を通して「聖女」と呼称されており、実際に「聖処女」という言葉を使うのはジル・ド・レェ(術)とジャンヌ・オルタ、エミヤ(贋作イベで少しだけ)とアバンタイトル「救国の聖処女」のみ。
さらに言えばジャンヌ・オルタはルーラークラスのときに一回きり、アヴェンジャークラスになって自己を確立してからは「聖女」と呼んでいる。つまりアバンタイトルを書いたのはジルの旦那。
- ルーラー以外にはセイバーのクラス適性もある。初登場時は「紫セイバー」という俗称で呼ばれたこともあった。
- ちなみにアルトリアは某元帥にジャンヌと間違えられ、ジャンヌは某湖の騎士にアルトリアと間違えられて襲われたが、公式設定としては両者の外見の類似点は白人で女性で金髪くらいしかない。
間違えられたのは魂が似ているから(マシュ談)。
- マテリアルにもある通り、「紅蓮の聖女」というランクEXの特攻宝具を持っている。
使うと自身は消滅するがそれに見合う絶大な威力を秘めている。
(剣単体ではCランク、真名解放する事によってEXランクの特攻宝具として機能する)
- 某フランス元帥のインパクトが強いことから「聖処女」と呼ばれているイメージが強いが、Fateシリーズでは大半で「聖女」と呼称されており、実際に「聖処女」という言葉を使うのはジルとジャンヌ・オルタ、エミヤ(贋作イベで少しだけ)と特異点タイトル「救国の聖処女」のみ。
さらに言えばジャンヌ・オルタはルーラークラスのときに一回きり、アヴェンジャークラスになって自己を確立してからは「聖女」と呼んでいる。つまりアバンタイトルを書いたのはジルの旦那。
- ルーラー以外にはセイバーのクラス適性もある。『Fate/Apocrypha』の原案が紹介された『Fate/complete material IV』登場時は「紫セイバー」という俗称で呼ばれていたりもした。
- ちなみにアルトリアは某元帥にジャンヌと間違えられ、ジャンヌは某湖の騎士にアルトリアと間違えられて襲われたが、公式設定としては両者の類似点は
食いしん坊の金髪白人女性という程度。間違えられたのは魂が似ているからとのこと(マシュ談)。
+
| | +紅蓮の聖女の詠唱
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- 瞳の色が紫と青で安定しない。書籍版『Apocrypha』でのイラストは紫色。FGOでは青色調。アニメ版『Apocrypha』では紫色。その他、多くの媒体に登場しているがやはり紫だったり青だったりする。
- 一応、小説『Fate/Apocrypha』2巻ラストの本文に『紫水晶のような瞳』という記述があるが……。依代であるレティシアの瞳の色かもしれないという意見もあるが、小説のラストに依代ではないジャンヌ自身のカラー絵があることで否定される。
- 通常攻撃は旗として振っている槍。
「穂先に槍がついています。つまりこの旗で殴れという啓示でしょう」
- スキルとして「カリスマ[C]」、「聖人[B]」も持っている。
「啓示」スキルで得た根拠のない(と本人には思える)最適解をカリスマで他人に信じさせることが出来る。それって洗脳
- 宝具「我が神はここにありて」。
天使の祝福によって味方を守護するランクAの結界宝具。自身の規格外の「対魔力 EX」を物理的霊的問わず、宝具を含むあらゆる種別の攻撃に対する守りに変換する。
ただし、使用中は一切の攻撃が不可能というデメリットがあるほか、攻撃を防いだ代償は旗に損傷となって蓄積され、対城クラスの宝具による攻撃を何発も受けるというような形で濫用すれば最終的には使用不能になってしまう。
- フランス語はluminosité etérnelle(リュミノジテ エテルネル;永遠の明るさ)と思われる。キリスト教的な含意を持たせるならlumière etérnelle(リュミエール エテルネル;永遠の光)の方が名称としては相応しい(リュミエールは「光」だけでなく、「啓示」という彼女にぴったりな意味がある)。
- もう一つの宝具として「紅蓮の聖女」というランクEXの特攻宝具を持っている。
使うとサーヴァントとしての自身は消滅するが、それに見合う特殊な威力を秘めている。
(剣単体ではCランクの武装、真名解放する事によってEXランクの特攻宝具として機能する。アニメ版『Apocrypha』ではこの際、第三再臨の死に装束姿になる逆輸入演出がされた)
- 『EXTELLA』にてついに使用可能となったが、1人用アクションゲームであるにも関わらず使用すると本当に即死するというとんでもないデメリットを抱えている。
同作では令呪使用で1ステージ3回までのコンティニューが可能だが、ステージ評価では受けたダメージも判定に入ること、そしてそもそもの宝具使用条件の関係上、真面目なプレイではまずお目にかかれない。
+
| | 紅蓮の聖女の詠唱
|
"諸天は主の栄光に。大空は御手の技に"
"昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる"
"話すことも語ることもなく、声すらも聞こえないのに"
"暖かな光は遍く全地に、果ての果てまで届いて"
"天の果てから上って、天の果てまで巡る"
"我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる"
"我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に"
"我が生は無に等しく、影のように彷徨い歩く"
"我が弓は頼めず、我が剣もまた我を救えず"
"残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え"
"主よ、この身を委ねます---"
"主よ、この身を委ねます───"
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- こちらはジャンヌの二つ名«la Pucelle d'Orléans»(ラ ピュセル ドルレアン;オルレアンの乙女)から来ている。
- スキルとしてカリスマ[C]、聖人[B]も持っている。
啓示で得た根拠のない(と本人には思える)最適解をカリスマで他人に信じさせることが出来る。
三回目の再臨以降にスキルを使うとわかりやすいが、パンツの色は黒。
コミカライズ版『Fate/Zero』ではパンモロをしている。
- 三回目の再臨以降にスキルを使うとわかりやすいが、黒。
コミカライズ版『Fate/Zero』ではパンモロをしている。
- しかしながら、2016年7月30日のモーション変更によって聖女のパンツを見ることが叶わなくなってしまった。
パンチラ封印のお詫びなのか後に発売されたアクションゲームの『Fate/EXTELLA』ではパンチラどころか聖女のパンモロ祭りとなっている。なお、パンツの色は通常衣装は紫、制服姿は純白、DLCの魔法少女衣装は黄色。
- 『Fate/EXTELLA』においてもネロやメドゥーサ(両者ともバイセクシャル)から意味深な素振り・発言を受けて危機感を抱いている。同性からモテる(?)。
- ジャンヌ・オルタのことは蓮っ葉な妹ができたみたいで嬉しいと感じていたり、『EXTELLA』においても英雄王からアルテラと姉妹のようだと評され、実際に彼女を導く姉のように振る舞っていたりと、妹好き疑惑がある。
パンチラ封印のお詫びなのか、後に発売されたアクションゲーム『Fate/EXTELLA』では聖女のパンモロ祭りとなっている。なお、パンツの色は通常衣装は紫、制服姿は純白、DLCの神風魔法少女衣装は黄色。
- 史実では英仏百年戦争の終期に突如として歴史上に姿を現し、窮地にあったフランスに数々の勝利をもたらした。
最大の転機となった戦いの地名から後に「オルレアンの乙女」としても知られるようになる。
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| | +ジャンヌのいた時代の補足
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- 当時のヨーロッパでの戦争は、貴族が最大の利益を得られるように、相手を徹底的に潰すのではなく適度なところで交渉の席につかせ利権を獲得するのが普通であった。
- つまり英仏百年戦争においても、領土や物品の専売権などの「人の法」による着地点をやり取りする「経済活動」としての一環を含んでいたことは否定できなかった。
- しかし権力争いとは無縁な片田舎出身の小娘であるジャンヌがそのような政治的駆け引きを理解する事もそれに従う事もあるはずが無く、フランスがある程度押し返したところで他の貴族たちが穏健策を取ろうとする中、彼女は強硬策を主張。
- 百年戦争の発端は王位継承権をめぐる2王家の対立であり、上記のような「経済活動」を含んだ戦争が主だったが、
ジャンヌにとっては「フランスの正当性と国家国民の未来のための戦争」であったのだ。
戦争の勝利に貴族たちが「利権」を求めたとすれば、ジャンヌの目的は「正義」であったと言える。
- 加えてこれが民衆から人気を集める一因になった事などは、即位してからそう長くないフランス国王シャルル7世にとっては面白くなかったらしく、彼女が死ぬような事があればそれを利用して民衆や兵士の戦意や憎しみを焚き付けて戦力強化に繋げようという
人として最低な算段すら立てていたらしい。
それらなどの要因から、ジャンヌと国王・貴族達との間には修復不能な軋轢が生まれ、人質賠償になった時にフランス王家や貴族から裏切られたも同然の形で見捨てられる大きな原因となった。
- 人質賠償で見捨てられたジャンヌは、政治的な理由でイングランド側とつるんでいたボーヴェ司祭ピエール・コーション(1章の冒頭で自業自得な形でジャンヌ・オルタに焼き殺されたヘタレ司教)によって異端審問にかけられてしまい、最終的に処刑されてしまう。
- 異端審問会では「ただの村娘」が驚嘆すべき聡明ぶりで自らの無実を訴え、居並ぶ異端審問官達も言葉を失う場面こそあれど、結局それは過程どころか正当性・手順すら何もかもを完全に無視した、結論ありきのイカサマへと終始することになった。
そしてその前後の実態も、ジャンヌを死へと陥れるために振るわれた政治権力による暴力が渦巻いていたのである。(裁判官を担当したピエールも、そもそも当時の教会法において裁判をする権利が無いと明記されていたので…)
ジャンヌを生かしておけばいつかその奇跡が自分たちを脅かす……そう恐れた者達の、いかに醜悪な不正を働いてでも彼女を徹底的に排除しなければならないという悪意がありありと見て取れ、多くの歴史家から非難の対象となった。
- ジャンヌの処刑法は火刑であった。キリスト教圏では神の奇跡によっていつか死者は蘇るものと信じられていたため、その肉体を失うということは復活の奇跡・神の恩恵を否定されるという、刑罰としても信仰としても極めて重いものだった。
処刑の一部始終は現代にも伝わったが、遺灰は未だジャンヌを信じる人々の手に渡ることのないようにセーヌ川へと流された。
- 享年19歳。オルレアンを出立して2年後。
百年戦争が終結したのち復権裁判が行われ、1456年7月7日にジャンヌ・ダルクの無罪宣告がなされた。
更に後の20世紀初頭において、ローマ・カトリック教会における列福・列聖がなされ、もっとも有名な聖人の一人に至る。
聖女というにはスケベすぎるむちむち巨乳のナイスバディだが、体重が44kgとアビゲイル・ウィリアムズ(12歳)と一緒。身長はこちらが7cmほど高い。現界が不完全だったために軽いのか、あちらが触手の分重いのか、あるいは過小申告なのか。真相は神のみぞ知る。おかげでサバ読み疑惑が……
- なお、史実のジャンヌ・ダルクの生涯が型月(Fate世界)のジャンヌにどこまで反映されているかは不明である。
- 史実での苛烈なやり口といい、初出の『Apocrypha』でシロウの『虚栄の空中庭園』に乗り込まんとする際に衛星兵器『神の杖』の使用まで提案する場面など、手段を選ばないという部分に関しては共通点が見受けられる。
- 一方、少なくとも『Apocrypha』では、欺瞞には人一番敏感で聖職者達に足を掬われないようにしていたと描写があり、上記のような騙されて署名をしたという史実とも少なからず相違点があるが…。
- 『Fate/EXTELLA』においてネロやメドゥーサ(両者ともバイセクシャル)から意味深な素振り・発言を受けて危機感を抱いている。同性からモテる(?)。
- ジャンヌ・オルタのことは蓮っ葉な妹ができたみたいで嬉しいと感じていたり、『EXTELLA』においても英雄王からアルテラと姉妹のようだと評され、実際に彼女を導く姉のように振る舞っていたりと、妹好き疑惑がある。
その末が…
- いわゆる「セイバー顔(アルトリア顔)」……かどうかについては諸説ある。
謎のヒロインXからはゲームシステム上アルトリア顔扱いされ、物語上でも敵意を向けられているものの、「セイバーばっかり生み出す神」はセイバー顔ではないと明言している。
- 2021年4月、イベントに伴う霊衣実装に合わせたのか、信仰心溢れる敬虔な物言いと、脳筋気質溢れる強気な台詞が大量に追加された。
聖女は殴ルーラー
- 2024年3月、
妹のジャンヌ・オルタと共にバトルキャラ&モーションが変更(彼女自体は2回目の変更となる)され、ボイスが大量追加された。
さらに特定の敵相手にのみ専用行動を取るという初の試みがなされた。
具体的には、近接Quickでジル・ド・レェに目潰しをする。
- 元ネタは『Fate/Zero』のBD特典「お願い!アインツベルン相談室(その4)」より、生前から飛び出しがちだった彼の眼球をジャンヌは隙あれば目潰ししていたらしい。
ちなみにアイリ師匠も興奮した彼に目潰しをして、目を引っ込めさせている(その際の顔つきはセイバーの方のジルに似ている)。
- 『Fate/Grand Order スペシャルステージ in AnimeJapan 2024』によれば、この専用モーションはTYPE-MOON側からの希望だったとか。
また、このような「特定の組み合わせの時にのみ出る専用モーション」を持つサーヴァントは他にも既に作成済みらしく、今後登場するかも…と語られている。
+
| | 本編ネタバレ
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本編での活躍
- FGOの顔の一人だけあって、第一特異点でいきなりメインキャラに抜擢。最初のストーリーは、彼女と「もう一人の彼女」を軸に展開される。
- そして終局特異点、時間神殿。これまでのマスターの旅路を祝福するかの如く、聖女は再び戦場に降り立つ。
マスターが関わってきた全ての英霊たちに呼びかける彼女の檄は、FGO第一部のトレイラーからの引用でもある名台詞の一つだ。
- セイレムの劇中劇にて、三姉妹仲良く登場……三姉妹? この頃から洗脳は始まっていた模様。
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幕間の物語
- 開放条件:霊基再臨1回+絆レベル2以上、第一特異点をクリアで開放
- 開放条件:第一特異点クリア、霊基再臨×1回、絆Lv2
+
| | +クリックで展開
|
Interlude | 我が神はここにありてⅠ | 推奨Lv | 40 | 場所 | カルデアゲート:幕間の物語 |
---|
|
絆P | 430 | EXP | 1,910 | QP | 4,800 |
---|
| 進行度 ■□□ | Battle 1/3 | 兵士の亡霊A Lv18(殺:10,249) 兵士の亡霊B Lv14(殺:8,105) 兵士の亡霊C Lv16(殺:9,177) |
---|
Battle 2/3 | 兵士の亡霊 Lv24(殺:13,520) 兵士の亡霊 Lv22(殺:30,217) 兵士の亡霊 Lv22(殺:12,447) |
---|
Battle 3/3 | 兵士の亡霊 Lv26(殺:35,578) 兵士の亡霊 Lv26(殺:35,578) 兵士の亡霊 Lv36(殺:49,114) |
---|
ドロップ |
ゴーストランタン、殺の輝石、QP+1,500、+3,000 |
ゴーストランタン、殺の輝石、QP+3,000、QP+1,500 |
備考 | 「兵士の亡霊」はゴースト系エネミー | | 進行度 ■■□ | Battle 1/3 | ウェアウルフA Lv24(剣:14,373) ウェアウルフB Lv16(剣:9,757) ウェアウルフC Lv16(剣:9,757) |
---|
Battle 2/3 | ウェアウルフA Lv20(剣:12,036) ウェアウルフB Lv20(殺:11,322) ウェアウルフC Lv20(槍:12,155) |
---|
Battle 3/3 | ウェアウルフA Lv32(殺:17,862) ウェアジャガー Lv40(殺:51,608) ウェアウルフB Lv32(殺:17,862) |
---|
ドロップ |
世界樹の種、殺の魔石、殺の輝石、槍の輝石、叡智の種火(殺)、QP+1,500 |
| 進行度 ■■■ | Battle 1/1 | 使い魔A Lv10(術:49,043) メフィストフェレス Lv34(術:67,484) 使い魔B Lv10(術:49,043) |
---|
ドロップ |
蛮神の心臓、術の秘石、叡智の種火(術) ※確定ドロップ無し |
蛮神の心臓、術の秘石、叡智の猛火(術)、叡智の種火(術) ※確定ドロップ無し |
|
- 開放条件:霊基再臨3回+絆レベル4以上、幕間の物語1クリア、第四特異点をクリアで開放
- 開放条件:幕間の物語1クリア、第四特異点クリア、霊基再臨×3回、絆Lv4
+
| | +クリックで展開
|
Interlude | 我が神はここにありてⅡ | 推奨Lv | 80 | 場所 | カルデアゲート:幕間の物語 |
---|
| AP | 21 | 周回数 | 2 | クリア報酬 | 宝具強化 |
---|
絆P | 1,630 | EXP | 59,380 | QP | 16,800 |
---|
| 進行度 ■□ | Battle 1/3 | 海賊ゾンビA Lv44(剣:32,064) 海賊ゾンビB Lv48(剣:36,072) 海賊ゾンビC Lv48(剣:36,072) |
---|
Battle 2/3 | 海賊ゾンビA Lv54(剣:55,080) 海賊ゾンビB Lv54(剣:55,080) 海賊ゾンビC Lv58(狂:63,079) |
---|
Battle 3/3 | 海賊ゾンビA Lv60(狂:81,082) 海賊ゾンビB Lv75(弓:120,156) 海賊ゾンビC Lv60(狂:81,082) |
---|
ドロップ |
英雄の証、剣の輝石、狂の輝石、QP+1,000、QP+10,000 |
|
- 開放条件:幕間の物語2クリア、絆Lv5
+
| | +クリックで展開
|
Battle 1/3 | イフリータA Lv22(術:29,477) イフリータB Lv23(術:30,805) イフリータC Lv24(術:32,132) |
---|
Battle 2/3 | イフリータA Lv25(術:38,106) イフリータB Lv27(術:41,129) イフリータC Lv26(術:39,618) |
---|
Battle 3/3 | イフリータA Lv28(術:49,921) イフリータB Lv29(術:60,306) イフリータC Lv30(術:79,077) |
---|
Battle 2/2 | ジャンヌ・ダルク Lv75(裁:112,310) ファヴニール Lv48(騎:180,244) |
---|
竜の逆鱗、蛮神の心臓、虚影の塵x2、キャスターピース |
サポートはメフィストフェレス Lv70(6/6/- †5)宝具強化なし wave2ファヴニールはドラゴン。 |
|
強化クエスト
- 開放条件:最終再臨
+
| | +クリックで展開
|
Battle 1/3 | 心を失った者B Lv50(狂:33、421) | グール Lv55(狂:41,724) | 心を失った者A Lv49(狂:32,795) |
---|
Battle 2/3 | グールB Lv57(狂:53,940) | グールA Lv56(狂:53,050) | 心を失った者 Lv51(狂:40,929) |
---|
Battle 3/3 | | スフィンクス Lv40(狂:168,027) | |
---|
智慧のスカラベ、宵哭きの鉄杭、愚者の鎖、狂の輝石、叡智の大火(狂)、QP+1,500、+1,000 |
Battle 1/3 | グールB Lv48(狂:27,498) | グールA Lv47(狂:26,964) | 心を失った咎者 Lv41(狂:40,820) |
---|
Battle 2/3 | 心を失った咎者B Lv43(狂:49,155) | グール Lv49(狂:35,507) | 心を失った咎者A Lv42(狂:48,049) |
---|
Battle 3/3 | | マルタ Lv80(騎:180,338) | |
---|
愚者の鎖、宵哭きの鉄杭、ライダーモニュメント、叡智の灯火(狂)、QP+1,500 |
Battle 1/2 | 心を失った者 Lv47(狂:38,755) | 心を失った咎者B Lv45(狂:53,601) | 心を失った咎者A Lv44(狂:52,447) |
---|
Battle 2/2 | スフィンクス Lv37(狂:106,453) | | 天草四郎 Lv84(裁:102,640) |
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智慧のスカラベ、愚者の鎖、狂の輝石、モニュメント(術/殺)、叡智の大火(狂)、叡智の灯火(狂)、QP+1,000 |
クリアでスキル「真名看破 [B]」→「燦然たる聖光の復権 [A]」に変化。 |
|
- 開放条件:
+
| | +クリックで展開
|
Battle 1/3 | ハイイロオオカミB Lv45(剣:21,543) | 粛清騎士 Lv34(槍:26,296) | ハイイロオオカミA Lv46(剣:21,988) |
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Battle 2/3 | 粛清騎士 Lv35(槍:36,476) | ハイイロオオカミ Lv48(剣:27,716) | 粛清騎士 Lv36(槍:37,509) |
---|
Battle 3/3 | | パイコーン Lv50(槍:183,254) | |
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戦馬の幼角、大騎士勲章、世界樹の種、槍の魔石、QP+15,000、QP+30,000 |
Battle 1/3 | 粛清騎士C Lv37(槍:33,568) | 粛清騎士B Lv29(剣:30,755) | 粛清騎士A Lv38(槍:34,468) |
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Battle 2/3 | 粛清騎士C Lv30(剣:35,070) | 粛清騎士B Lv39(槍:40,608) | 粛清騎士A Lv31(剣:36,347) |
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Battle 3/3 | | ゲオルギウス Lv65(騎:193,200) | |
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大騎士勲章、剣の魔石、ライダーモニュメント、QP+30,000 |
Battle 1/2 | ハイイロオオカミB Lv55(剣:36,050) | 粛清騎士 Lv34(剣:41,682) | ハイイロオオカミA Lv56(剣:36,666) |
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Battle 2/2 | パイコーン Lv56(槍:116,409) | | 言峰神父 Lv70(別:223,895) |
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戦馬の幼角、アサシンモニュメント、QP+15,000、QP+30,000 |
スキル「啓示 A」→「清冽なる祈りの果てに EX」に変化 |
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