FGO登場の疑似サーヴァント |
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千子村正:衛宮士郎 |
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stay nightの主人公である男子高校生と、日本の伝説の刀鍛冶。
村正は現界する為の功績が足りず、聖杯と縁の深い士郎を依り代として現界した。同時に双方とも剣に対する縁も深く、その攻撃方法やセリフからは士郎の様々なルートからのオマージュがみられる。 性格については「村正本人でもあるが、肉体である依り代の性格でもある」 「依り代が老年期まで人生を全うしたらという、もしもの人格」 「この人間が村正の時代に転生し歳をとったらという、もしもの人格」…など媒体によって異なる。
2部に登場するアルターエゴの千子村正は他に二柱の神霊の力を宿している状態のハイ・サーヴァントだが、どんな神霊が憑依しているのかは明言されていない。 |
イシュタル、水着イシュタル、エレシュキガル:遠坂凛 |
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stay nightのヒロインである女子高校生と、メソポタミアの美と豊穣の女神と、冥界の女神。
・イシュタル パーソナリティはイシュタル寄りだが、本来なら戦いや破壊も司っているだけに残忍な性格のところ、依り代の人格に引っ張られた結果残忍さは鳴りを潜め、善性が表出している。 凛とは違い赤目になっているが、これは金髪・赤目がウルク神話の神霊の特徴だからと思われる。 どちらも我が強くて宝石と縁深く、スキル『魔力放出(宝石)』には凛の影響が強く出ている。 ただし同時にここ一番で失敗する「うっか凛」属性も出ており、度々カルデアに迷惑がかかっている。 なお、ユニヴァース時空のスペース・イシュタルは恐らく疑似サーヴァントではなく、最初から凛と同じ姿をした女神サーヴァントと思われる。
・エレシュキガル エレシュキガルは〔今を生きる人類〕属性を所持していない。 ウルクの特異点において、依り代の人格の半分を受け持って召喚されたイシュタルに合わせて、残ったもう片方の人格を請け負い連鎖召喚された。 こちらもエレシュキガルが主人格に近いようだが、本来の冥界の女神らしく檻に閉じ込め人間を監視する厳格な性格が、依り代の性格引っ張られて面倒見のいい性格に落ち着いている。更に本来の彼女より幾らか外交的になっている。 金髪のためEXTRAのリン本人を彷彿とさせるが、あくまで依り代先はstay nightの凛である。 また疑似サーヴァントでは初のオルタ化(当人曰く「ニンキガル」)もしており、その人格はイシュタルと同様に残酷・残忍・淫蕩な性格に変貌した(単にイシュタルに似た思考回路になったともいう)。 |
パールヴァティー、カーマ、水着カーマ、ドゥルガー:間桐桜 |
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stay nightのヒロインである女子高校生と、インドの女神、そして夫の敵対者である神霊。 桜も女神たちも柔和さと苛烈さの二面を持ったという類似性があり、ドゥルガーとカーマはその容姿から、原作のHeaven's feelルートにて「マキリの杯」で豹変した桜、通称「黒桜」が基と思われる。ただし基本的には「成人した桜」をベースとしているようで、人格もイシュタルと比べて依り代側が大きく表出しているように思われる。
・パールヴァティー パールヴァティーはカーマの現界のいきさつから、依り代の善性だけを受け持って現界した。 スキル『イマジナリ・アラウンド』は桜の同名の魔術が由来。 またパールヴァティーには「少女の捜し物」という、高校生時代の制服の桜の姿の霊衣が登場している。
・カーマ/マーラ カーマは〔今を生きる人類〕属性を所持していない。 本来男性神であるが、「パールヴァティーの現界にあたって切り離された桜の悪性」に感応し、それを依り代に現界したことから女性となっている。その記憶と人格は神霊本来のものとなっているが、イシュタルや村正に反応するなど依り代の影響が全くないわけではない。カーマ自体は桜の事を「自分と同様被害者めいた可哀そうな娘」と同情しており、どちらも被害者から一転して加害者になった点が共通する。 またカーマの一側面であるマーラも憑依しており、彼女の中で6:4と常に拮抗した状態でいる。そして初登場イベントではその割合が4:6と逆転し、ビーストとして牙を剝く事になる。 水着姿の宝具で登場する影の巨人や、スキル『虚ろなる魔』は復讐者クラスでの現界と桜の虚数属性魔術や黒桜の影響が強く感応した結果発露したものとされるが、カーマ本人はよく分かっていない。第三再臨にも影響を及ぼしており、虚数属性の「あるが、ない」という性質により全身の炎が少なく見える状態となる。つまり第三再臨があまりに全裸に近い姿なのも、桜のおかげ
・ドゥルガー/カーリー ドゥルガーは黒桜をモチーフとされているが、その中でも特に攻撃的な面が表出していると言える。ドゥルガー自体がパールヴァティーの一側面と同一視される逸話から、カーマ同様パールヴァティーが桜を依り代にした事でその側面を依り代に連鎖召喚された形となっている。 またEXTRA CCCにて彼女を女神要素として取り込んだハイ・サーヴァントの基底にEXTRAのサクラが使われている事から、そこも一因と思われる。 |
ジャガーマン:藤村大河 |
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stay nightの登場人物である英語教師と、アステカ神話の古き神霊。
SSF
どう考えても藤村先生です。本当にありがとうございました。 テスカトリポカが持つジャガーの守護霊が「聖杯に縁のある人間の内で最も野生の力、そして野生の宿命を帯びた者」を選考基準に依り代を選んだ結果、爆誕。そのほとんどの人格は藤村先生が乗っ取り、メタ発言やギャグ発言もやりたい放題。 彼女のマテリアルには上記の通り、疑似サーヴァントの選考基準として「聖杯に縁のある人間」と明示されている。 |
アムール、エロース:カレン・オルテンシア |
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hollow atarxiaのヒロインであるエクソシスト兼代行者と、ローマ・ギリシャ神話の神性。
どちらも男性神だが、依り代の性別の影響により女性となっている。 アムールとエロースは分身としてフェイト/タイガーころしあむアッパーでの隠密装備を被ったカレンの姿で登場している。 この三者の類似性と言えば言うまでもなく「愛」(ただしカレンの愛は「神の愛、無償の愛」だが) 真名は疑似サーヴァントと化した後のミドルネームに「Cupid」として示している。これはカレンの宗教観に影響されたものと思われる。 人格は依り代であるカレンが主体となっている。さらにはマテリアルに堂々と「『フェイト/タイガーころしあむ』のカレン」とあるようにギャグ時空での彼女の影響が大きい。さらにはカーニバル・ファンタズムの影響か「守銭奴」属性も強くなっている。 第二再臨では(スカートを)履いているが、宝具では…。 クラススキル『被虐霊媒体質』『鋼の信仰』はカレン由来のもの。 |
マナナン・マク・リール:バゼット・フラガ・マクレミッツ |
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hollow atarxiaの主人公兼ヒロインである封印指定執行者と、ケルト神話の神霊。
男性の神霊が女性の肉体に憑依しているパターン。基本的に人格は依り代側にあるが、マナナンが表出する事もある。 「バゼットに憑依しているマナナンは、自身から切り離したほんの一部」とマテリアルでは表記され、彼女がアルターエゴクラスとして現界している一因になっている。その双方を繋げたポイントはやはり「伝承保菌者」としてバゼットが保有する宝具『斬り抉る軍神の剣』だろう。元々はマナナンが太陽神ルーに分け与えた剣でもある。他にも双方と関連する人物としてクー・フーリンがいる。 スキル『封印指定執行者 』はバゼットの在り方が昇華されたものであり、対魔術師用の戦闘法として発揮されている。 スキル『海神のルーン』は本来マナナン由来のものであるが、バゼットの脳筋不器用な性質に引っ張られ恐ろしく攻撃的なものへと変質している。 |
諸葛亮孔明:ロード・エルメロイⅡ世、ウェイバー・ベルベット |
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zeroの聖杯戦争の参加者の一人であり後のFateシリーズでの時計塔の講師と、中国三国時代の軍師。
Fate/Grand Orderでは初めてとなる疑似サーヴァント。 孔明は「カルデアの召喚式においては霊基を作り辛い存在」とされており、召喚にあたってエルメロイⅡ世が依り代としてあてはめられて召喚された形となっている。再臨ごとに姿が変わり第三再臨だとzeroの若き頃の姿となる。 憑依している英霊サイドが表出する気配をほとんど見せない特異なものとなっている。 また他の疑似サーヴァントが依り代となる前の記憶が曖昧だったり抹消されたりしている中、エルメロイⅡ世は全ての記憶を有している。 スキル『鑑識眼 』はエルメロイⅡ世の特技が昇華されたもの。 |
司馬懿:ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ |
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Apocrypha及びロード・エルメロイシリーズのエルメロイ家当主と、中国の三国時代の軍師。
本来ライネスは聖杯と縁はないのだが、コラボイベントレディ・ライネスの事件簿にてエルメロイⅡ世が宝具『出師表』を使ったことによって彼に縁のある人物を呼び寄せた結果、疑似サーヴァントとして成立・連鎖召喚された(この宝具の本来の能力は「相手に必要な能力を付与する」というものだが、特異点や人理の危機というイレギュラーがこのような効果を発揮した)。 孔明ほどではないが、疑似サーヴァントとしての人格の主体はライネスが受け持ち、ちょくちょく司馬懿の人格も顔を出す。 |
アストライア:ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト |
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stay night及びhollow atarxiaの登場人物であるエーデルフェルト家当主と、ギリシャ神話の女神。
ライネスと同様、コラボイベントレディ・ライネスの事件簿にて『出師表』により連鎖召喚されたのだが彼女の場合、過去に彼女の一族が聖杯戦争に関わっているなど一応聖杯と関連はあると言える。 彼女とアストライアを繋いだ要素は「正々堂々とした態度と、独占欲」だろう。 ルヴィアは魔術師ながらも暗殺など卑怯な手段は嫌い決闘によく決着を臨む一方「地上で最も優美なハイエナ」と評される程他人の物を奪う事が多く、アストライアは正義の女神である一方希少なものや貴重なものは自らが「保護」しようと動くきらいがある。 また依り代側の関係か、凛を依り代としたイシュタルとは同族嫌悪でちょくちょくいがみ合う仲。 スキル『魔力放出(星)』『天秤の護り』は女神由来のスキルだが依り代の影響により、どちらも攻撃的な性質に変質している。 またその人格や記憶はアストライアのものとなっているが、その攻撃方法はルヴィアに感化されたごりっごりのプロレス技。 さらに宝具『裁きの時はいま。汝の名を告げよ』も本来星を降らせる遠距離攻撃の類(対象の罪を測り、その罪状に沿った量の星を食らわせる)だが、最後のバックドロップは完全に依り代に引っ張られたオマケ。 |
ガネーシャ:ジナコ・カリギリ |
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EXTRAの聖杯戦争の参加者の一人と、インド神話の神霊。
その成立経緯はやや複雑であるが、仲介役としてBBが関わっている。 その姿にはガネーシャの意匠が多くあり複腕になったりするが、その人格は完全にジナコそのもの。 ガネーシャ神そのものは表には出て来ないだけで内側にちゃんと存在しており、彼が発言した際はジナコがそれを代弁している。 その現界の特殊さゆえか霊基グラフの名前欄にはジナコの名前が表記されているが、作中では概念的な文字化けを起こしており、誰にも読み取れない状態にあるが、幕間での出来事により認識阻害はある程度緩和されつつある。 |
テスカトリポカ:- |
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アステカ神話における全能の神性。
Lostbelt No.7より、自ら依代となる肉体を作って召喚に応じた事が明かされている。 疑似サーヴァントの中で唯一〔ヒト科のサーヴァント〕属性を所持していない。アステカ神話における人類の素材が神の肉であるためではないかと考えられているが詳細不明。 |
シトナイ:イリヤスフィール・フォン・アインツベルン |
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stay nightの登場人物である聖杯戦争の参加者と、アイヌ民話の少女英雄シトナイ、フィンランド叙事詩の魔女ロウヒ、北欧神話の女神フレイヤを組み合わせたハイ・サーヴァント。 〔今を生きる人類〕属性を所持していない。 |
グレゴリー・ラスプーチン:言峰綺礼 |
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zero及びstay nightの登場人物である聖杯戦争の監視者と、ロシアの怪僧グレゴリー・ラスプーチン、ゾロアスター教の邪竜アジ・ダハーカ、アボリジニ神話の月の精霊バールーを組み合わせたハイ・サーヴァント。 〔今を生きる人類〕属性を所持していない。 |
阿曇磯良:ひびき&千鍵 |
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『まほうつかいの箱』のひびちかと、日本神話の神霊。 疑似サーヴァントでは初の2人組であり、同時にこれまた初となる1柱の神霊が2人に憑依しているタイプ。 聖杯と直接的な縁がある訳ではないと思うが、喫茶店「アーネンエルベ」にはFateキャラも多数来店(ランサーに至っては同じバイト仲間)していたり、ひびちかが魔法少女となり聖杯の泥から作られた「ジャイアント・アンリ」と戦ったりしたことはある。
第1・2段階では〔今を生きる人類〕属性を所持しているものの、第3段階「シリウス」になると〔今を生きる人類〕属性が無くなる。 考えられる理由としては、より神に近いモノになっているからか、聖典「トライテン」がベースとなっているからか、もしくはその両方だろうか。 |
アラクシュミー:ラクシュミー・バーイー |
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インド大反乱の指導者とインド神話の女神。
彼女の中に女神の一部分が宿っており、彼女のマテリアルにて「半ば疑似サーヴァントのような状況になっている」と書かれている。 元が英霊であるため〔今を生きる人類〕属性は所持していない。 |
オーディン:クー・フーリン(術) |
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ケルトの英霊と北欧神話の主神。
2部6章第19節にて、自らをオーディンより権能を譲渡された疑似サーヴァントだと言及している。 また初代の賢人グリムも現地の妖精に憑依した疑似サーヴァントだったという。 元が英霊であるため〔今を生きる人類〕属性は所持していない。 |
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FGO関連&未実装の疑似サーヴァント |
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???:臥藤門司 |
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EXTRAの聖杯戦争の参加者の一人。 上記のドラマCDに登場したが、何が憑依しているのかは分からずじまい。 |
アメリア・ジェンクス・ブルーマー:氷室鐘 |
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stay night及び氷室の天地の登場人物である女子高校生とと、アメリカの女性解放家。クラスはキャスターであり、その人格はほとんどが氷室が担っている。 |
石川啄木:蒔寺楓 |
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stay night及び氷室の天地の登場人物である女子高校生と、日本の歌人にして詩人。クラスはアサシンであり、その人格はほとんどが楓が担っている。 |
フリードニヒ・ニーチェ:三枝由紀香 |
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stay night及び氷室の天地の登場人物である女子高校生と、ドイツの哲学者にして古典文献学者。クラスは不明であり、その人格はほとんどが由紀香が担っている。 |
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FGO関連&未実装の疑似サーヴァント(仮) |
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FGO登場のNPCのうち、疑似サーヴァントかどうか言及されていないが、何らかの英霊や神霊が憑依している設定の者(参考程度に記載)
春日局:パールヴァティー スルト:シグルド クコチヒコ:芹沢鴨 カロン:クリストファー・コロンブス |