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Thu, 10 Jan 2019 23:14:06 JST (1940d)
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見出しテスト(シェイクスピアページのバックアップを使用)

ぶっちゃけ
家に籠もってこんなところで(Action)
ベラベラ語るくらいなら(is)
外でも適当に走った方が余程周囲に主張できる(eloquence.)
と思いますぞ! 吾輩レベルの文筆家なら話は別ですがな!! あ、ついでにコーヒーでも買ってきていただけると嬉しいですぞ、吾輩丁度喉が渇きましたので。 Edit


ステータス Edit

SSRNo.195
File not found: "19500.jpg" at page "sandbox102"[添付]クラスフォーリナー属性混沌・悪
真名アビゲイル・ウィリアムズ
時代17世紀
地域北米・マサチューセッツ州セイレム
能力値(初期値/最大値)
HP2019/13770
ATK1870/12100
筋力B耐久A
敏捷C魔力B
幸運C宝具A
COST16
所有カードQuick×1Arts×3Buster×1
保有スキル効果継続CT取得条件
信仰の祈り[C]味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与39初期スキル
味方全体の宝具威力をアップ[Lv.1~]
正気喪失[B]敵全体に恐怖状態を付与[Lv.1~]39霊基再臨×1突破
敵全体の防御力をダウン[Lv.1~]
魔女裁判[A+]敵単体のチャージを1減らす-9霊基再臨×3突破
敵単体の攻撃力をダウン[Lv.1~]3
クラススキル効果
領域外の生命[EX]自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与
自身の弱体耐性をアップ
狂気[B]自身のBusterカードの性能をアップ
神性[B]自身に与ダメージプラス状態を付与
宝具名ランク種類種別
光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)EXBuster対人宝具
効果
敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&敵単体のクリティカル発生率をダウン(1ターン)〈オーバーチャージで効果UP〉


各レベル毎のステータス Edit

+  +クリックで展開
レベルHPATKレベルHPATK
12,0191,8706010,2799,061
102,7592,5147011,73710,330
203,8993,5068012,92311,363
305,3324,7549013,77012,100
406,9546,166聖杯転臨
508,6467,63910015,08613,245


イラストの変化 Edit

+  イラスト:黒星紅白 (+クリックで展開)

File not found: "19501.jpg" at page "sandbox102"[添付]→ File not found: "19502.jpg" at page "sandbox102"[添付]→ File not found: "19503.jpg" at page "sandbox102"[添付]→ File not found: "19504.jpg" at page "sandbox102"[添付]


霊基再臨 Edit

+  +クリックで展開
霊基再臨×1必要レベル:50霊基再臨×2必要レベル:60
素材個数素材個数
虚影の塵10蛇の宝玉10
禁断の頁10混沌の爪10
QP100,000QP300,000
霊基再臨×3必要レベル:70霊基再臨×4必要レベル:80
素材個数素材個数
黒獣脂10宵哭きの鉄杭10
血の涙石10呪獣胆石10
QP1,000,000QP3,000,000


スキル強化 Edit

+  必要アイテム表+クリックで展開
レベル必要QP必要アイテム信仰の祈り[C]
毎ターンNP獲得量
備考
1------+10
1⇒2200,000世界樹の種×10
2⇒3400,000愚者の鎖×10
3⇒41,200,000魔術髄液×12
4⇒51,600,000ホムンクルスベビー×12
5⇒64,000,000鳳凰の羽根×12CT-1
6⇒75,000,000封魔のランプ×15
7⇒810,000,000精霊根×15
8⇒912,000,000蛮神の心臓×15
9⇒1020,000,000伝承結晶×1CT-1


セリフ Edit

+  CV:大和田仁美 (+クリックで展開)
CV大和田仁美
バトル
開始1「争いは、嫌いなの──」
2「すぐに終わらせましょうね」
スキル1「いけない子だわ……」
2「私は悪くない……」
コマンドカード1「ええ!」
2「やってみる」
3「うん」
宝具カード1「ああ……神様」
2「マスターは悪い人だわ……」
3「みんな死ぬのね……」
アタック1「えいっ!」
2「やっ」
3「ダメだったらっ!」
4「来ないでっ!」
5「避けてえぇ!」
エクストラアタック1「嫌ぁ!」
2「ごめんなさい……!」
宝具「我が手に(しろがね)の鍵あり。虚無より(あらわ)れ、その指先で()れたもう。我が父なる神よ。薔薇の眠りを超え、いざ窮極(きゅうきょく)の門へと至らん! 『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』っ!!」
ダメージ1「……ぅくぅ!? どうして、こんなことするのぉ……っ!」
2「きゃあっ!」
戦闘不能1「これで、いいの……」
2「ごめんね……」
勝利1「私は、魔女じゃない──」
2「見てくださった? マスター!」
レベルアップ「ありがとう、マスター!」
霊基再臨1「これが、セイレムの魔女としての私。どうか怖がらないでね、マスター」
絆Lv1「この砦にいると、自分がよそ者って感じて……この先、馴染めるのか心配で、胸が張り裂けそう……。まぁ、一緒にお祈りしてくださるの? ありがとう、マスター!」
2「ごきげんよう、マスター! さみしくない、と言ったら嘘になるかしら。でも、ここの暮らしにも慣れてきたわ。以前は怖い人ばかりと震えてたけれど、みんなとてもいい人ね!」
3「マスター、マスター! 私、もっとあなたの力になりたい! 近頃は毎日楽しいの! あなたの喜びは、私の喜びよ!」
4「んぅ……ちゃんとマスターが見ていてくれないと私、いけない子になってしまいそう。あんまり遠くへ行かないでね? マスター」
5「迷える時も、孤独に震える時も、あなたはそばにいてくださった。今度は、私があなたを支えると誓うわ。でもね……時々は、あ、甘えさせてほしいの……」
会話1「日々のお勤めに感謝を捧げます、マスター」
2「本当はとてもさみしいの……」
3「静かにお祈りをする時間も大切だわ」
4「はぁー……勇ましきダビデ王が、あんな奔放なお方だったなんて……。根底から信仰が揺らぎそう……。いい人なのだけど……竪琴を弾いている時は」(ダビデ所持時)
5「黒い外套のジル・ド・レェさんって、何かと私を気にかけて、親切にしてくださるの。何故かしら……?」(ジル・ド・レェ(術)所持時)
6「マサチューセッツはアメリカ、という合衆国の一部になったのね。ライオンさんが教えてくださったわ。……最後までお話を聞くのに六時間かかったわ」(トーマス・エジソン所持時)
7「まだ怖くって、ジェロニモさんのこと。でも、とても真面目そうな人だし、ちゃんとお話できるようになりたいな」(ジェロニモ所持時)
8「ティテュバ……いえ、シバの女王様とはよくお話するの。でも、ソロモン王の事を尋ねるとすぐはぐらかすのよ。『ここからは有料です』だなんて。ふふ、きっと恥ずかしいんだわ!」(ミドラーシュのキャスター所持時)
9「私と同じフォーリナー。日本(ジパング)の凄腕の画家さんね。絵を描いているときの迫力には圧倒されちゃうわ。えっ? 嫉妬なんかじゃないったら、もぅ~」(葛飾北斎所持時)
好きなこと「好きなもの好きなもの……うん、よくぞ聞いてくださいました! やっぱりまずはパンケーキ! ふわっふわのパンケーキにとろっとろのバター! カリッカリに焼いたベーコンを載せていただくとたまらないわ! あ、それと熱々のグレイビーソースをかけたマッシュポテト! これも断然外せないわ、ええ!」
嫌いなこと「わ、私は魔女じゃないわ。あなたが魔女よ……だって、魔術師なんですもの。でも、それもマスターと一緒なら、悪くない、かも」
聖杯について「こうしてサーヴァントになれたのも何かの思し召しよ。諦めないわ! この世界にどうか、安らぎと信頼を」
イベント開催中「あっ……何かしら、お祭りかしら!? 一緒にお出かけしましょう? マスター!」
誕生日「Happy birthday to you~♪ Happy birthday master~♪ Happy birthday dear master~♪ Happy birthday to all~♪」
召喚「こんにちは! 私、アビゲイル───アビゲイル・ウィリアムズ。私が、フォー……リナー……で、あなたがマスター、なの? よければアビーって呼んでくださいな。すぐお友だちになれると思うわ」
+  霊基再臨第一段階以降(+クリックで展開)
CV大和田仁美
バトル
開始1「我は門を知れり。(なんじ)、見ること(あた)わず」
2「いあ、いあ! ふふふふ……」
スキル1「お父様……」
2「あぁ、待って。もうすぐよ……」
コマンドカード1「いいわ」
2「面白そう」
3「もっとよ」
宝具カード1「あなたの魔力、注ぎ込んで」
2「我は禁断の秘鑰(ひやく)──導くものなり!」
3「解き放ちましょう」
アタック1「はっ!」
2「うふふふ」
3「苦しめ」
4「これでどう?」
5「苦痛をあげる……!」
エクストラアタック1「あはははははは……!」
2「開け。門よ」
宝具「イグナ……イグナ……トゥフルトゥクンガ。我が手に(しろがね)の鍵あり。虚無より(あらわ)れ、その指先で()れたもう。我が父なる神よ。我、その真髄を宿す写し身とならん。薔薇の眠りを超え、いざ窮極(きゅうきょく)の門へと至らん! ───『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』」
ダメージ1「あぁ、痛かった」
2「うふふ」
戦闘不能1「いや……いやぁ……助けて、お父様……」
2「首吊りは嫌よ……」
勝利1「もっともっと、楽しませてね」
2「あはは! 悪くなかったわ」
レベルアップ(こぼ)れるほど、下さいな──」
霊基再臨2「神様の息吹を感じるわ」
3「もう、抑えきれないわ……この世全ての門を繋ぐフォーリナーの力。世界を救うも壊すも……マスター次第よ」
4「さあ来てマスター! 私の世界へ! この境界の眺めを楽しんで! あなたならきっと……耐えられるわ」
会話1「今日はどこへ門を開きましょうか」
2「私があなたの鍵となるわ」
3「痛いほど手を握って。それだけでいいの」
好きなこと「パンケーキもいいけど、マスターはお酒って飲んだことあるかしら? 体に悪いから、きっと美味しいのね。いいなあ……いいなぁ……」
嫌いなこと「マスター。私、犬が怖いの、震えるほど。吠えるし、噛み付かれるし、つい──黙らせてしまいそうになるし」
イベント開催中「なんだかにぎやかね……私もお呼ばれしたいなぁ……」


マテリアル Edit

+  絆ポイント(+クリックで展開)
Lvレベル毎累計報酬
12,0002,000--
23,0005,000--
34,0009,000--
45,00014,000--
56,00020,000幕間1解放
6230,000250,000聖晶石3個
7250,000500,000聖晶石3個
8聖晶石3個
9聖晶石3個
10絆礼装
+  キャラクター詳細(+クリックで展開)

其は罪人なり。七つの縄の結び目なり。
異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり。

───無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰?

+  絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開)

身長/体重:152cm・44kg
出典:史実
地域:北米・マサチューセッツ
属性:混沌・悪  性別:女性
金髪・碧眼の12歳の少女。

+  絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開)

17世紀末。
清教徒の開拓村セイレムで起きた「魔女裁判事件」。
最初に悪魔憑きの兆候を示した一人が少女アビゲイル・ウィリアムズだった。
悪魔憑きの異常な症状は他の少女たちにも伝播し、およそ一年に渡って多くの村人が告発された。
その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、
2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招いた。
少女たちの真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されている。

+  絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開)

『光殻湛えし虚樹』
ランク:EX 種別:対人宝具
クリフォー・ライゾォム。
人類とは相容れない異質な世界に通じる“門”を開き、対象の精神・肉体に深刻なひずみを生じさせる、邪悪の樹クリフォトより生い添う地下茎。
効果対象は“鍵”となるアビゲイル個人の認識に束縛される。それゆえの対人宝具。
本来ならば対界宝具とでもいうべき、際限のない性質を有している。

+  絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開)

魔女裁判:A+
本人が意図することなく猜忌の衝動を引き寄せ、不幸の連鎖を巻き起こす、純真さゆえの脅威。

正気喪失:B
少女に宿る邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させる。

信仰の祈り:C
清貧と日々の祈りを重んじる清教徒の信条。

+  絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開)

清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢の少女だ。多感で疑う事を知らない年頃の娘に過ぎない。

清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。

退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように───
自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ。

───彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければ何なのだ、と。

果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。

+  「千の星と百の夜の夢」をクリアすると開放 (+クリックで展開)

外なる神"全にして一、一にして全なる者"。
それらは、とある異才なる男に創造された虚構でありながらも、常識を侵食する狂気としての条件を備えていた。
彼ら、いや、ソレらは地球古代史に存在しない偽りの神であるが、遙かな深淵よりの観測者としての可能性を捨てきれないものたちである。
その特性をもって、彼女にはこのクラスが与えられた。
虚空からの降臨者───フォーリナーと。

魔神柱ラウムは、不可能を可能とするために、男の発想の原点を求め、発端となった歴史上の事件をたどり、そして必然たる一人の少女へと行き着いたのだった。

ゆえにアビゲイルとは、外なる神に仕える"巫女"であり、神を顕現させる"依り代"であり、虚構への門を開く"鍵"である。


ゲームにおいて Edit

  • 亜種特異点Ⅳ禁忌降臨庭園 セイレム」にて、事前公表が外見とレア度のみという謎を呼ぶ登場となったサーヴァント。
    2017年12月6日、期間限定☆5サーヴァントにしてFateシリーズ初登場のEXクラス「FOREIGNER(フォーリナー)」として実装された。
    • バトルキャラの第一段階と第二段階以降かでそれぞれ戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。
      宝具の印象的な立ち演出は第二段階以降で入る。
+  フォーリナーについて
  • 「フォーリナー」は初の「バーサーカー」に対して完全優位の相性を持つクラス。与ダメージこそ2倍のままだが、被ダメージは1/2(シールダー以外の他クラスから見ると1/3)となる。
    一方「アルターエゴ」には相性不利で、与ダメージが1/2・被ダメージが2倍。
    同じフォーリナーに対しては与ダメージ、被ダメージともに増加する。
    これ以外の全クラスに対しては相性等倍となり、ルーラーへの与ダメージも半減されない
    このようにかなり特殊な相関図となるため、覚えておきたい。
  • フォーリナーのクラス特性として、スター集中度はアーチャークラス並みとかなり高い。
    セイバーやアサシン、ルーラー等と並べた場合でも明らかに星が偏るため、クリティカルアタッカーの役割を担いやすい。
  • 天地人属性は「地」だがギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星』に付随するサーヴァント特攻は無効となっている等、未だ明らかになっていない処理が適応されている。
  • ステータスはHP/ATKともに高水準で、三騎士と比較しても優秀な部類。
    特にATKはLv90で12,000を超え、EXクラスではアヴェンジャーに次ぐ高さを誇る。
    スキル/クラススキルによるブーストが効き、前述の通りスター集中度も高いため、アタッカー適性は高い。
    • 成長タイプは緩やかな凸型。最終再臨後のLv.80→90でも800前後は成長するので、育成はきっちり行いたい。
      またスキルの育成はアヴェンジャーと同じく秘石は使わないが、その分非常に多種類の素材を必要にするため人によって育成難易度は大きく変動する。
  • カード構成はQ1、A3、B1、Buster宝具と変則的な構成。
    ヒット数はそれぞれB:4Hit、Q:4Hit、A:6Hit、EX:5Hit、宝具:4Hitと非常に優秀。
    +  カードについて
  • Artsチェインを組みやすい構成だが、Arts1枚あたりのNP回収量は低め。一方でスター集中度が高いため、3枚あるArtsにクリティカルを乗せやすいという利点がある。
    コマンド選択はArtsチェインを念頭に置き、3枚目Artsクリティカルなどで一気に稼いでいく形となる。
    スキル「信仰の祈り」によってもNPを稼げるため、PT編成を整えた上でこの基本を抑えれば、宝具運用は問題にならないと言ってよい。
    • Artsにヒット数が偏っている関係で、QやEXのNP獲得量はかなり少ない。このため、積極的にQやブレイブチェインを切る場面は限られる(スターを1つでも多く回収したい場合、AAAブレイブチェインが組める場合などはこの限りではない)。
    • ヒット数の多さから、特定状況下に限るがスター生産力は上がりやすい。Artsはスター発生率が非常に低いという特徴があるのだが、倍率の高いスター発生率アップスキルと組み合わせればArtsでも大量のスターを稼ぎうる。
      とはいえアビーに限った話ではないが、スター発生率系統の概念礼装は補正値が低すぎるため、これを活かす手段が平時はほとんどない。
    • なお、完全有利となるバーサーカーには攻撃した際のNP獲得量が低くなる補正が存在している。平常時よりもNP効率が悪くなりがちなので、よりArtsチェインを意識したコマンド選択が推奨される。
  • クラススキルは3種。クラス固有スキル+固有スキル+汎用スキルの構成となる。
    +  クラススキルについて
  • 領域外の生命 EX
    現時点ではフォーリナーの固有スキル。
    毎ターンクリティカルスターを2個獲得+弱体耐性アップ。
    単体では気休め程度の効果だが、他のスター供給手段と組み合わせることで生産量を安定させられる。
    弱体耐性アップ効果は低ランクの「対魔力」相当の効果であり、地味ながらありがたい。
  • 狂気 B
    表記としては初出だが、効果は「狂化」と同じBusterカードの性能アップ。
    自身の宝具バフと乗算される形で宝具火力を底上げする。
  • 神性 B
    固定値(+175)のダメージプラス効果。
    神性を対象とするバフの恩恵を受けられるが、各種神性特攻が刺さる点に注意。
    固定値ダメージは高難度クエスト等で登場する特殊耐性を持つ敵に有効に働く場合がある。
  • スキル解説 Edit

    • スキルは全て味方全体に寄与する特殊効果とステータス変動の複合型でありいずれも強力な効果を持つが、CTは全て最短で7と比較的長い。長期戦での複数回使用は育成が前提となるだろう。
      • 信仰の祈り C
        味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3T)&宝具威力アップ(3T)
        • NP増加量はスキルレベルに依らず固定で、10%×3T(計30%)をPT全体に付与する。
          特筆すべき点として、現時点ではPT全体に及ぶスキルの中でNP付与総量が最も多い
          自身および味方のNP効率を大きく底上げし、PT単位での宝具の安定発動に貢献する。
          長期戦では開幕から使用して回すのが基本だが、短期決戦の場合はNPの後詰めと威力アップを狙い発動をズラすのも手。
        • 宝具威力アップも味方全体に付与出来るタイプとしては最も倍率が高い
          NP獲得状態付与との噛み合わせがよく、3Tという効果時間の長さも含めて優秀。
          また宝具威力アップはバフ種類として稀少であり、レートも伸びづらいものが多いことから他の味方バフ(攻撃力アップやカード強化)と競合しにくく乗算を狙いやすいのも強み。
          持続する宝具バフという性質上、短時間に攻撃宝具の連発を狙うパーティにはさらに恩恵が大きい。
        • どちらの効果も強力かつ味方全体の宝具運用に関わる重要なもので、レベルアップに伴うCT短縮の恩恵は極めて大きい。基本的には最優先で強化すべきスキルと言える。
      • 正気喪失 B
        敵全体に恐怖状態を付与(3T持続、スタン判定1回)&防御力をダウン(3T)
        • 『恐怖状態』は3Tの間に1度だけ「敵ターンの終了時に確率でスタン状態が付与される」という状態異常で、これによるスタンが発動すると恐怖状態は解除される。
          スキルレベルで上昇するのは「敵ターン終了時にスタンが発動する確率」。
        • スタンの発動確率はLvを最大まで上げれば実質的に9割近い確率でスタンが入るため、無駄撃ちに終わることはそうそう起きない。
          逆に「タイミングはランダム」と、狙って敵宝具の遅延などに合わせることはできないことに注意。
        • 防御ダウンは全体対象で、効果値も「カリスマ A」相当。
          性質上使用すべきタイミングが明確であるため、基本的にはこちらの効果に主眼を置いた運用が主となるだろう。
          第1スキルの宝具威力アップとは乗算となるため、宝具に合わせて発動すると大きな恩恵を得られる。
      • 魔女裁判 A+
        単体のチャージ減少&攻撃力をダウン(3T)
        • チャージ減少は「対魔力」や「弱体無効」によって弾かれず、確定で入る。
          チャージスキルなどを使われない限り確実に1ターン宝具を遅延させるので妨害として有用。
        • 攻撃力ダウンは3ターン持続するため、敵宝具の発動直前に使えば敵宝具の発動妨害と威力減衰の両方を同時に行える。
          チャージ減少と併せてPT全体の生存に寄与するため、耐久パでの運用を視野に入れる場合は優先してレベル6以上に育成したい。

    宝具解説 Edit

    • 光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)
      敵単体の強化解除+超強力な単体Buster攻撃&クリティカル発生率ダウン(1T)
      • 強化解除は「強化解除→攻撃」の順に発動するため、強化状態を全て消去した状態でダメージを与えることが可能。
        ステータスの高さに加え、有するバフがクラススキルを含め全て乗算となっていることから火力は高い。
        無敵やダメージカット、ガッツに代表される防御系バフを例外なく無力化した上でダメージを通すことができ、安定して強力な性能と言える。
      • 昨今の高難易度クエストではエネミーが強力なバフを使う場面が増えており、ブレイクゲージを減らしつつバフを纏めて解除できる恩恵は大きい。
        また、レオニダス一世シュヴァリエ・デオンらが使用するターゲット集中効果も解除できる点も覚えておきたい強み。
      • クリティカル発生率ダウンも有用で、特にバーサーカーでありながら異様にクリティカル率が高いキメラなどに刺さる。
        ただし持続は1Tなので、オマケ程度の認識でよいだろう。

    総評 Edit

    • 総評すると、全体に寄与する支援スキルとデバフを併せ持ったアーツPT向けの単体アタッカー。
      優秀なスキルを戦線を維持しつつ、潤沢なArtsと高いスター集中度を活かしたArtsチェイン/クリティカルで宝具を放っていくのが基本的な動きとなる。
      スキル効果と宝具は総じて汎用性が高く、編成次第で周回から攻略まで幅広く対応できる懐の広さが魅力。
      特にArtsパでの高さと妨害スキルの多さ、強化解除の存在と防御不利が極めて少ない特性から長期戦や高難易度には滅法強く、
      バーサーカーを中心に難敵相手でも頼りになるだろう。
    • 敵として登場した場合、「敵全体へのチャージ増加」「味方全体への不定期スタン」「味方単体へのNP減少」を筆頭とするスキル郡はもちろんだが、
      何より天草四郎と同じ「強化解除攻撃宝具」の存在が一にも二にも脅威となる。
      単体宝具ゆえに威力が高く、回避・無敵、ガッツを概念礼装で付与する以外で宝具を耐えることはまず無理だと思ったほうが良い。
      そしてクラススキル「領域外の生命」により弱体耐性が高く、状態異常スキルが効きにくいため、サーヴァントのスキルで取りうる対策がほぼ全て運頼みとなっている。
      運良くデバフを通すことに成功しても、威力が高いため半端な効き具合では無駄(現実的に耐えうるサーヴァントは後述2名)。
      • 現状では単独での登場しかないが、他のどのサーヴァントが並んでいる場合でも対処の優先度は高くなるだろう。
    +  対処方法について
    • 幸いチャージゲージは5と長く、攻撃対象も一人のみ。全体攻撃の持ち主と同時登場でなければ、積極的にチャージゲージに干渉して「宝具を打たせない」動きをすることでアタッカーの生存時間が伸びやすい。
      無論、等倍またはアルターエゴの火力に自身があるのなら、短期決戦で一気に落とすのも手。エヌマ特攻は入らないが「女性」「人型」「人類の脅威」の特攻対象である。
      弱体耐性アップの影響を受けないチャージ減少スキル/宝具を軸に立ち回り、アタッカーの手数を稼げるようにすると良いだろう。
    • 天草と違い単体宝具なので、ターゲット集中による囮戦術も可能。概念礼装による回避やガッツは強化解除を受けないので、ターゲット集中スキルを持つサーヴァントにその類の礼装を持たせるとかなり被害を減らせる。
    • 戦略面では万能の次善手であったバーサーカーでの速攻が全く通用せず、相性有利なアルターエゴは頭数が極めて限られているため(現状入手可能なのはLB2クリア後の半恒常であるシトナイのみ)、基本的に全て等倍での戦いを強いられる。
      チャージ減少などの阻害策の他、クラス相性に拘らず、神性や女性といった属性への特攻宝具などで畳み掛けるのも手である。ただし有効な特攻要素を持つキャラは金レアに限られてしまいがち。
      • メルトリリスのみ、高レベルまで鍛えたメルトウイルスのデバフが運良く通れば、有利相性補正と相まって大幅にダメージを減衰し耐えられる。が、当然アルターエゴに攻撃が行くとも限らない。動きを封じるに越したことはないだろう。
        • 殺生院キアラも一応耐えられる可能性はあるが、防御アップ要素がパッシブ以外にないため、HP満タンから追撃で落ちかねない程度に踏みとどまるのが精一杯。ただしメルトリリスと違いHPさえ確保できればほぼ確定でアビゲイルの宝具を耐えられるためキアラ自身の宝具などでHPを回復するなどメルトリリスより安定する状況もあり得る。
        • そのためキアラとメルトリリスの2名体制が最も理想的だが、それでも運の要素を排しきることは不可能。
    • エレシュキガルの「秘められた大王冠」には「無敵」と「強化解除耐性アップ」の効果がある。強化解除耐性の方は確率発動ではあるが、実質「強化解除を確定で無効化」する仕様となっているため、運が良ければ無敵を剥がされないまま宝具を受けることができる。発動率はレベル依存となる。

    運用考察 Edit

    • 以下、具体的な運用や編成について。
      +  高難易度
      • Artsパにおいてとりわけ相性がよいマーリン玉藻の前を添えた『ATM』と呼ばれるチームが鉄板。
        計9+2枚にも及ぶArtsからAチェインを組みやすく、それぞれが持つ豊富なサポートスキルと強力な宝具で柔軟に状況に対処できる。
        耐久力および復帰力、妨害能力、カードに寄らないNP効率がいずれも高水準に跳ね上がり、礼装を加えることで盤石な布陣を敷くことが可能。
        各サーヴァントとのシナジーについては後述する。
        • フォーリナークラスは良くも悪くも攻撃の有利不利にほぼ全く影響されないため、混成クエストにおいてアタッカーとして攻撃の手が鈍ることがないのも利点。
        • (アルターエゴクラスの雑魚エネミーは現状のクエストにはまず存在しないため、登場は予知しやすい。仮に遭遇した場合、三騎士クラスの誰かと入れ替えるのが無難)
      • なお、攻撃デバフおよび確定で決まるチャージ減少、脅威となるエネミーの行動を縛れるスタン、強化解除およびクリティカルダウンなどは、バーサーカー以外にも高難易度クエストにおいて刺さる強みが多く、アビー単体でも今後のクエストの対策を行いやすい。
        初期NP礼装などを装備し、抑えの要員として控えに置くことでもまた違った形でクリアに貢献してくれるだろう。
      +  周回において
      • 周回面では全体へNP最大30付与+3ターン持続する強力な宝具強化を1スキルで行える事が重要となる。
        防御デバフ、宝具威力アップは高倍率かつ全体対象、更にどちらも基本乗算となるため、こと宝具火力補助においては他の追随を許さない。
        基本的に攻撃不利が存在しないため採用場所を選ばず、高速周回ではスキルCTの長さも関係ないなど、周回ならではの強みもある。
        • 周回で最も重要視されるNP補助についても、wave3までを最短突破しても確実に全員にNP20を配れる計算なので充分に有用。
          また、NPが10ずつと小刻みに溜まっていくので、諸葛孔明(エルメロイⅡ世)と併用することでNPを細かく調整可能。
          総合すると、計算された高速周回パにおけるサポーター役としての採用も狙えるスキルを持っているのが大きい。
        • ただし、特効や報酬礼装により攻撃力アップが付与されるイベントでは概して不利になる。
          • これはイベント特効による攻撃力ボーナスが宝具威力アップと同枠という仕様のために、宝具バフの優位性が大きく落ちる事が多かったため。
          • カード構成上BusterとArtsの2色を主力とするため、特攻が1色にしか乗らないタイプのイベント周回でアタッカーを張ることは厳しい。Artsに特攻を載せてサポート役として使う事が多くなる。
      +  対バーサーカー
      • クラス相性およびスキルと宝具がバーサーカーに大いに刺さる。
        言うまでもなく、狂クラスのボスキャラ対策要員として入れない理由はない。
        • ほとんどのクラスに対し大ダメージを与えるバーサーカーの攻撃を唯一ガードできるクラスのため、攻撃力ダウンやクリティカルダウンといったデバフを加味すれば彼女がバーサーカー戦で事故死する心配は皆無と言ってよい。
          スタンで行動回数を減らし、味方の被弾を抑えられる点も強み。
        • バーサーカーは防御/回避/ガッツなどの自衛スキルも含めスキルで個人戦力を上げているキャラが多く、これらを消し去った上で大ダメージを叩き込むアビーの宝具は正に天敵となる。
          例としてナイチンゲール源頼光は敵に回すと超広範囲特攻などと併せて非常に凶悪な難敵と化すが、強化解除でスキルを引き剥がすことで劇的に脅威度を下げられる。
          仮に討ち漏らしても後続の宝具や攻撃でトドメを刺せるので戦術を組み立てやすい。
      +  運用上の注意点
      • 欠点を挙げるとすれば、通常攻撃でのゲージ効率と各種スキルのCTといった取り回しの悪さが第一に挙がる。
        これは人によるが、最適なパーティ編成の難易度の高さとスキルの恩恵を十全に受けるための育成難易度が高いのも難点か。
        • Arts3枚とBuster宝具という組み合わせのキャラの例に漏れずゲージ効率は悪い部類に入ってしまっている他、スキル個々の効果も明快かつ優秀ながら総じてCTが長い。
          Artsパを組んでAチェインを念頭に置いた上で、CTの合間を何らかの形でフォローする手段が必要となる。
          また自前での回避や無敵等の防衛手段を持ち合わせておらず、基本的には単独での宝具受けはできない点に注意。
        • 後述もするが、極めて相性が良いサーヴァントや概念礼装はいずれも高レアに属しており、かつ代用が効かないものが多い。
          当然ながら強みを最大限追求したPTの編成難易度は非常に高くなるので、その点には留意されたい。
          • アビー自身は単独アタッカーとしての実力こそ高くはないが、仲間に恩恵を与えやすい要素が多く、普通のクエストに連れていく分で致命的に足を引っ張ることは少ない。
          • 相性が最も良いサーヴァントの一人であるマーリンについてはフレンドに溢れている(場合がやや多い)。主役として置きたいなら一枠をキャスターに割くのは当然有効だろう。
      • 育成難易度は人によって変わってくる。まずは非常に強力なスキル「信仰の祈り」のスキルマを目指したい。
        残りのスキルも6まで上げておき、可能ならば適宜10を目指そう。CTの長さがネックなので、特にスキルマが重要となる。
      +  パーティ編成について
      • スキル性能と宝具に癖がないため、これといって相性の悪い編成はない。
        火力面でも(基本等倍の範疇内では)充分な性能なので、とりあえずPT投入するだけでそれなりの活躍を見せてくれる。
        汎用性が強い特殊クラスの一人なので、どのクエストにおいても様々なキャラと組んで戦える。
      • 一歩進んで強みを引き出したいならば、Artsチェイン、クリティカルを念頭に置いたPT構成が肝要。
        可能であればボトルネックであるCTかスター生産のどちらかをカバーできると尚良い。
        • ArtsチェインについてはPTのArts枚数を偏らせることで、クリティカルについてはスター生産スキル/宝具を持つサーヴァントや、「2030年の欠片」に代表されるスター供給礼装の採用で解決できる。
        • CTの短縮については、可能とするサーヴァントが玉藻の前の宝具、メイドオルタのスキルのみ、つまるところ☆5キャラのうち2人しかないため、とてつもなくハードルが高い。
          クエスト自体による制限がない限り、サポート枠も前提に入れて考慮していこう。
      • 以下、編成や相性の良いサーヴァントについて。

      サポーター(サブアタッカー)
      アビーのサポートを行いつつ、Artsチェインや宝具を回していく。
      Arts型キャラはサポーターやサブアタッカー適正の持ち主が多いため、選択肢は非常に多い。
      特に☆5サポーターは相性が抜きん出ているものが多いが、再三述べている通り入手難易度が高いのが難点。
      うまく手持ちの中からチームの組み合わせを見繕っていきたい。

      +  マーリン

      マーリン

      • Arts3枚によるAチェインの組みやすさと「夢幻のカリスマ」によるNP確保の容易さ、B宝具やクリティカルの破壊力を更に跳ね上げる「英雄作成」、PT単位での宝具受けを確実とする「幻術」、クリティカル運用と継戦能力をバックアップする宝具など、全ての支援能力が噛み合う。
        攻撃バフ、カードバフ、宝具威力orクリティカルバフの乗算でアビーの火力を最大限に引き出せるのが最大の魅力。
      • またマーリンも「信仰の祈り」によってただでさえ加速する宝具の始動が更に補強され、戦線が非常に安定する。
        一度回りだすと宝具が止まらず、また宝具チェインも組みやすくなるのでOCでスター獲得量を底上げできるなど至れり尽くせり。
      • アビーをメインとするArtsパを組む場合、後述の玉藻の前とともに最優先で採用すべきサーヴァントの一人と言えるが、
        人気キャラとはいえ限定★5であるため、現状ではフレンド枠を前提に置かねばならないことも多いだろう。
      +  玉藻の前 玉藻の前
    • Artsサポーター筆頭。
      宝具とスキルの噛み合わせがよく、アビーは「信仰の祈り」でArtsチェインとともに玉藻の宝具発動をサポートし、玉藻は宝具を回してアビーたちのHP/NP供給だけでなくCTを短縮するという完全な相互補完関係を構築できる。
      優秀なArts性能アップスキル、豊富な延命手段を持ち、長期に渡ってアビーの耐久力を底上げしつつアーツクリティカルの恩恵を大きく引き上げることが可能。
    • 所持するバフはアーツのみであるため、火力補助よりは戦線を安定させる潤滑油としての側面が強いが、その宝具効果は唯一無二。
      ことアビーをアタッカーとする編成においては、マーリンとセットで採用するのがベスト。
    • 余談だが、アビゲイル、玉藻、マーリンの3名をスタメンとするPTは、それぞれの頭文字を取って『ATM』と呼称されることが多い。現状では最もアビーが輝くベスト構成。
      全員が☆5であることに加えて期間限定が2人もおり、自前で完成させるのがとんでもなく困難なのは否めるべくもないだろう。
    • +  諸葛孔明 諸葛孔明
    • 言わずと知れた万能サポーター。極めて優秀な3種のバフにより、状況に応じてNPを配布できる柔軟性を持つ。
      継続的なNP供給やピンポイントな補助能力・宝具回転率こそマーリンや玉藻に劣るが、スキルで一気にNPを注ぎ足すことで初動を安定させられる強みがあるため短期決戦に向く。
      クリティカル威力アップ&NP+30%の「鑑識眼」は3ターン持続するため、星を吸いやすいアビーにNPを集中させた場合、自然に恩恵を受けられる。
    • アビーともども回復手段を持たないため、長期戦を見据えるならば持続的な回復手段を持つサーヴァントが欲しい。
      また孔明のスター獲得手段は皆無であるため、3人目次第では星出し手段がブレイブチェインしかなくなってしまう。周回やイベント以外では2030年の欠片とのセット編成が鉄板。
    • +  ギルガメッシュ(術) ギルガメッシュ(術)
    • Artsサブアタッカーという呼称がピッタリのサーヴァント。
      特に「王の帰還」が自身やアビーのHit数と超高相性で、「魔杖の支配者」と共に使うことでスターNPどちらも補強していける。後者の弱体付与成功率UPもデバフを多数持つ彼女に恩恵がある。
    • 純サポーターにない強みとして、自身が多段ヒットのArts全体攻撃宝具を使用できるため、自前のスキル全てと「信仰の祈り」の宝具バフを有効活用できる。
      「王の号砲」の防バフと「魔女裁判」の攻撃デバフは加算となるため、重ねることで被ダメを大きく抑えてくれる点も嬉しい。
    • 宝具による軽微な防御バフ以外の防御手段を持たない点と「王の帰還」のCTがアビー並みに長いのが欠点。3人目には回復兼CT短縮役の玉藻がベスト、次点はマーリンまたはアンデルセンといった回復宝具持ちが望ましい。
    • +  BB BB
    • 取り回しがよいスキルと宝具を揃えた、対ボスで優秀なサブアタッカー。
      「信仰の祈り」のバフが有効、かつNP補助が可能という願ったり叶ったりな攻撃宝具を持ち、付随する弱体耐性ダウンも双方に恩恵が大きい。
      スキルは弱体解除および回復、弱体無効付与と痒いところに手が届く「十の王冠」が極めて便利。また単体対象かつ任意でスタンを付与できる「黄金の杯」は「正気喪失」「魔女裁判」と併せてエネミーの行動ターンの削減および宝具遅延に貢献する。
      素のスター集中率が低い(=アビーにスターを寄せやすい)のも利点であり、そしてBBが必要に応じて「自己改造」で一気に星を寄せられるのでメリハリのあるスターコントロールが可能。
      こちらは対アヴェンジャー特化のクラスとして、同じく有効キャラの少ないクラスに対して完全有利を取れる一方で、
      フォーリナーはムーンキャンサーが苦手とするルーラーにも等倍で攻撃を通せるため、クラス面での相性はそれなりに良い。
    • +  ミドラーシュのキャスター ミドラーシュのキャスター
    • 優秀な全体バフと高いA性能が特徴的なアタッカー。
      そこそこのランクの「カリスマ」および全体へのBuster、Arts強化はアビーの攻撃力を効率的に引き上げるのに貢献する。
      カード構成はB2枚A2枚だが、高いArts性能に「信仰の祈り」が重なるためA宝具へのアクセスは早い。A3枚編成のサーヴァントと比較すると若干Artsチェインの安定性は下がるが、Busterを初手に置くことで打点増強からのオーバーキルに貢献しやすい。
      「魔神の叡智」によるスター生成も嬉しい効果。性能の上がったアビーのArtsにクリティカルを乗せてNPを回収し、効果ターン中に宝具へ繋げる運用も現実的な範疇。
      1枚のQuick性能自体は高く、ブレイブチェインなどで絡めればそこそこ星を稼ぐ。
    • 欠点としてはアビーと自身のスター集中率から、自己クリティカルバフが非常に使いづらくなる点と、鉄杭を大量消費するため育成難易度が遥かに高い点。
      アビー側から見ればストーリー面でもスキル面でも頼もしい火力サポーターとなるが、アタッカーとして立ち回りたいミドキャス側への恩恵は主にNP補助、多重バフによる宝具火力の上昇のみ。
      第2スキルによる超強力なクリティカルが狙えなくなってしまうのが大きなデメリットとなる。仮に組ませる場合、役目の割り切りが必要。
    • +  アンデルセン アンデルセン
    • 優秀な低レアサポーターの一人。
      A宝具による各種バフおよび回復、スター生成スキル+クリティカル威力アップといった、すべての能力がアビーにとって恩恵大。
      NP供給こそできないものの、高速詠唱でArts宝具を即座に構えられるためアーツチェインに寄与しやすい。
    • 欠点として、☆2のHP且つデメリットの防御ダウンにより、敵Lvが高いほど脆さが目に付く。
      宝具も回復以外のバフは確定ではないため、特にバーサーカー相手では過信は禁物。
    • +  シェイクスピア ウィリアム・シェイクスピア
    • アンデルセンと並ぶ低レアサポーター。こちらはバスター強化とスター生成率アップ&NPチャージでアビーの火力に貢献する。
      スキル効果はどちらも噛み合うが、欠点としてバフの持続または複合に極めて乏しい。オーダーチェンジで引っ張り出して単発式のブースターにしてしまう、もしくはさっさと使いきって後衛に下げるなどの割り切った運用の方が互いの強みを活かしやすいか。
      この場合は低レアのHPの低さも逆手にとり、看板娘などのターゲット集中礼装を持たせ、然るべきタイミングで後衛からオーダーチェンジし擬似的な登場時強化礼装、兼囮役とするのも一つの手では有る。
    • +  ジャンヌ・ダルク ジャンヌ・ダルク
    • 全キャラでも指折りの防御補助性能を誇るサーヴァント。
      宝具で全体無敵を張れ、且つ貴重な全体弱体解除(宝具強化前提)も併せ持つ。
      啓示でスター生成量を水増しでき、A3+1枚構成でチェインも組みやすいなどスキルやカード面での相性がよく、超高確率スタンにより対サーヴァントをメインとした長期戦ではその力を十分に発揮できる。
    • 欠点としてはスター生成以外打点には一切貢献せず、また中庸のスター集中度を持つクラスなのでアビーへのスター数が減りやすいこと(啓示Lv10で補える範疇ではあるが)。
      正に要塞と称すべきHPを誇るが、アビーが得意とするバーサーカー相手ではルーラーの強みであるクラス相性(防御有利)が失われることに注意。
    • +  ヴラド三世(狂) ヴラド三世(狂)
    • アーツパと相性が良い貴重なバーサーカー(現状ではほぼ唯一)。
      Arts2枚&A宝具構成からArtsチェインを組みやすく、強力な攻防バフとガッツ、チャージ減少スキルで脆さに関してもカバーが効く。特にフォーリナーが得意とするバーサーカー戦ではかなりの耐久力を見せてくれるだろう。
      宝具で星を量産することでアビーのクリティカル運用に貢献するほか、最短5Tで回せる優秀なバフを考慮すれば総合火力は安定したものがあり、星を吸わずに火力を出すサブアタッカーとして活躍できる。
    • 欠点は通常攻撃の性能が絶望的に低く、宝具を除いた自力でのスター生産に関しては全く期待できないこと。しかも通常Artsがアビーよりもゲージを稼げないと散々であるため、Artsチェイン最優先の構成は前提として礼装にも気を使う必要がある。
    • 3人めを☆5キャスター(玉藻またはマーリン)前提とするため玄人向けではあるが、組ませる価値は十分にあるサーヴァント。
      アタッカー2枚編成かつ主力の不利クラスがフォーリナーとライダーのみということで火力面は安定して高く、特に「アビー・ヴラド・玉藻」と言うチームによりステータスで堅実に攻め上がる攻撃的な構成が組める。
      ただ、上述した欠点によりチェインとスキル、ひいては玉藻の前への依存度が異様に高すぎることが課題となる。
    • +  マルタ マルタ」(ライダー)
    • 同じカード構成を持つサブアタッカー。
      防御デバフによる火力補助、味方全体を回復しつつ弱体解除を行える「奇蹟」、CT5でバフを消去できる「聖女の誓い」が有用で、アビーの宝具では間に合わない強烈なバフやデバフ持ちのエネミーに対して有効。
      宝具/スキルに付随する防御ダウンがアビーの「正気喪失」と加算になるのが惜しいが、宝具威力アップバフの恩恵は十全に受けられる。全体宝具と単体宝具という点でも相性が良い。
    • 欠点はスター生産能力が皆無かつスター集中度が高すぎる(アビーからスターを奪ってしまう)点。
      この辺りはマーリンや「2030年の欠片」などで補いたいが、安定性が多少落ちることは否めない。
      弱体解除を持ち星出しが可能なサーヴァントとしては前述のジャンヌも該当するので、他の面子やクエストに応じて選択したい。
    • +  アナスタシア アナスタシア
    • NPチャージスキルとA全体宝具、さらに各アビリティに弱体効果を兼ね揃えたバランス型サブアタッカー。
      攻撃面ではカードバフと攻バフを持つため「信仰の祈り」の宝具バフの影響がより大きく、さらに宝具でのリチャージもある程度見込める。
      支援面ではカードバフスキルに同居した弱体耐性大ダウンが重要。チャージスキルに付属した確率スタン付与を確定化できる。
      アビーのデバフは全て基本確定なので恩恵は対魔力持ちにとどまるが、アビーができない妨害として全体に攻撃ダウンやスキル封印を撒ける点でも見どころがある。
    • キャスターの全体宝具持ちとしては癖のない使い勝手を誇る☆5だが、あくまでもデバフが撒けるサブアタッカーという位置付けのため、
      星出しや回復・宝具対策などが必要な場合はサポート型のArts持ちを3人目に置くこと。
    • クリティカル支援役
      フォーリナーのスター集中率に着目し、クリティカルを支援していく。
      ただしこれはスター生成スキルと他者へのクリティカルバフを兼ね揃えたキャラ(マーリンなど)で事足りることが多いため参考程度に。
      最たる理由として、Q型キャラがコマンド的な意味でアビーとの相性が悪いというものがある。
      +  ジャック・ザ・リッパー ジャック・ザ・リッパー
    • 現状、ゲーム内最高のQuick性能の持ち主。
      凄まじいスター生成効率と圧倒的なNP効率のバランス、そして汎用性の高いスキル群で相手や仲間を選ばず活躍する。
      アビーのHit数も多いため、一度クリティカルが始まれば比較的安定してまとまった量のスターを生成し続けられる。キャスターが編成しづらいライダー敵へのアンチクラスと言うこともあって、上手く編成の隙を埋めてくれるだろう。
      また補助宝具を持つサポーターたちと違い、「信仰の祈り」の宝具威力アップの恩恵を受けた高威力の女性特攻宝具を振り回せることも利点。総合的なパーティー火力はサポーター入りに勝るとも劣らない。
    • 欠点としてはチェインではなく1stボーナスとクリティカルを連携の主体とする運用の難しさ。
      初手AからのQでスターとNPを荒稼ぎするジャックにとっては願ったり叶ったりだが、逆にArtsチェインを組みたいアビーの思惑が通らないことが多い。
      ジャックが産んだ星によるクリティカルで補えるためシナジーはあるが、Artsチェインを組みやすい編成よりアビーのNP効率はガタ落ちしやすくなる。
      いわば個々の完結した強さを更に組み合わせる形となるため、ゲージ量やカード、スターの配布具合と選ぶべき戦術から、有効な手を都度考えていくべし。
      少女2人がはしゃいでいるからといって思考を飛ばしてはいけない。
    • +  謎のヒロインX(オルタ) 謎のヒロインX(オルタ)
    • 非常に珍しいQ型かつクリティカルサポート型のバーサーカー。
      「刹那無影剣」と高性能な通常攻撃によるスター獲得だけでなく、
      アビーの高いスター集中は「王の見えざる手」を3人目にかけて星を寄せる際に確実に効いてくる。
      またバーサーカーである本人のスター集中率は皆無に等しいため、並んでいるだけで勝手にアビーに星が集まる一因に。
      「王の見えざる手」に付随する攻撃力アップの倍率もカリスマA相当と優秀で、自前のカードバフ、「信仰の祈り」の強力な宝具バフと乗算されるため恩恵が大きい。
    • 欠点はバーサーカー故の耐久力の低さ。自前で回復スキルを持ち、アビーが攻撃デバフとクリティカル発生率ダウンを持つといえども過信はできない。
      ただ、バーサーカーはバーサーカーに対しても与ダメは1.5倍で据え置きという仕様から、仮想敵であるバーサーカー戦では高HPと自己回復スキルを持つXオルタも相対的に耐久力が若干向上する。
      後述の通り、Arts1枚のランサーカード構成のせいでパーティーのカードが散らばってしまうのも考慮に入れておくと良い。
    • 対バーサーカー
      事故率が高いバーサーカー戦に特化した構成。
      短期決戦が望ましい相手ではあるが、手持ちの状況やブレイクゲージなど、そうもいかないケースも往々にしてある。
      現状ではフォーリナーを入れるだけで完成するのだが、その全員が期間限定であるだけに実現は決して容易ではない。しかし対バーサーカー戦での安定性はそれに相応しく非常に高い。
      +  葛飾北斎 葛飾北斎
    • 二人目のフォーリナー。こちらもArts2枚に加えArts宝具を有することからチェインを組みやすく、基本的に相性は良い。
      北斎が全体宝具を持つため道中処理をスムーズにこなせるほか、A2枚に抑えていることで元々良好な北斎のNP効率をアビーの「信仰の祈り」が後押しするため、Aバフ持続中の宝具の連続使用も十分視野に入る。自前のArtsバフと「雅号・異星蛸」中Artsによる防御デバフを併せ持つ北斎にとってこの恩恵は殊更に大きい。
      道中を北斎で一掃しつつArtsチェインでアビーのNPを貯め、可能であれば北斎の宝具を再装填して3Waveに備える形になると言う様式で大体を立ち回れる。
    • 強いて言うなら星の取り合いがまず避けられないことが欠点か。スター生成/集中礼装でカバーしたいが、アタッカー役は基本的に北斎に譲る場合が多い。
    • +  アビゲイル 「アビゲイル・ウィリアムズ」
    • 要するにフレンドのアビーと合わせた二重起用。
      Artsチェインを組みやすく、「信仰の祈り」を重ね掛けできるためNP回収にはまず事欠かない。攻撃デバフを重ねがけすれば、余程高威力のものでなければバーサーカーの宝具にも耐えうる。
      もう一枠には持続回復と無敵スキルでより局面を安定させられるマーリンなどがベターだが、基本的にはこの一枠から落ちていくので、控えはサポーターで固めておきたい。
    • 星が散らかることは確実なので、サポーターに「2030年の欠片」を持たせるなどしてスター生産量を底上げしたいところ。
    • +  謎のヒロインXX 謎のヒロインXX
    • ☆4の水着キャラ。カード構成は北斎と同じだが、Artsヒット数が控えめなおかげで総合的なNP効率と星供給力のバランスが良好。
      特にスター供給は「刑事の直感」による自身の集中率ダウンも相まって、星の無駄な分散をある程度抑止しつつクリティカル率を効率よく引き上げられる。
    • CTの足回りが早めな分スキルはどれも持続しないうえ、「刑事の直感」以外のスキルがすべて自己対象であるのがネック。
      当人の攻撃面も特攻を除けば、宝具または無敵スキルに付随する瞬間的な攻撃力バフ、あるいはクリティカルに頼るところが大きい。
      単体アタッカー一辺倒な構成なので、最低限でもArts強化の礼装を持たせるべき。

    概念礼装について Edit

    • 概念礼装の選択肢は比較的広い。
      クエストや相手、パーティ構成、そしてアビゲイルをどう使うのかによってうまく使い分けていくのが理想だが
      このあたりがあやふやだと中途半端な立ち位置になってしまうことが多いので、よく考えたい。
      • 「スター発生率アップ」については、そもそも現状で毎ターンスター獲得礼装に匹敵する効果を得られる礼装は存在しない。
        アビゲイルのヒット数をしても有効活用できるものが皆無と言い切ってよいレベルなので、礼装自体の補正率が底上げされない限り選択候補に入ることは今後もないと思われる。
        以下では礼装の具体例を挙げる(長くなるので折りたたみ)
        +  概念礼装について
        • クリティカル支援礼装
          アーツクリティカルパにおける鉄板礼装。礼装全般に言えるが、Artsクリティカルを狙う際は「2030年の欠片」装備か一部スキルを持ったスター供給役を用意するのが定石である。
          • もう一つの結末
            • アビー運用の要となるArts強化とクリティカル威力補正を兼ね備える礼装。ステータスもATK補正に極振りされており非常に優秀。
              アーツチェイン目的で切るAを恒常的に強化しつつクリティカル補正を乗せてくれる恩恵は想像以上に大きく、火力とNP効率の底上げに貢献する。
              逆に宝具火力やクリティカル確率の上昇にはほぼ寄与しないため、こちらをサポーターで補いたい。
            • 類似礼装として、クリティカル威力補正と引き換えに初期NPチャージの効果が追加された「ニュー・ビギニング」やBusterに補正が付いた「白い服の水兵さん」が存在する。
              所持状況、凸状況やレベルを考慮し、複数候補となるのなら状況に応じて使い分けたい。
            • なおクリティカルメインの場合は通常攻撃の強化に重点を置くことになるため、BusterやQuick強化関連のみの礼装は候補に入り辛い。Buster強化ではNPを補助できず、微量でこそあれど自前ですでに持ち合わせているためである。
          • 月の湯治
            • クリティカル威力アップとスター獲得という噛み合いの良い複合効果を持つ。
              スター集中度の高いキャラにとりあえず装備しておくだけで効果を発揮する礼装で、ステータス補正もATKに振られており無駄がない。
              アビー自身のクラススキルと併せ、「2030年の欠片」と組み合わせた際の安定性を大きく底上げできる点でかなり優秀。PT単位でのスター供給量に不安がある場合はこちらの採用を検討したい。
            • クリティカルで補いやすくはなるが、Artsに影響せずNP周りに直接的な恩恵がないのが欠点といえば欠点。
              また宝具火力の補正もないため、「もう一つの結末」同様に補助手段は別途用意すべし。
          • サマー・リトル
            • クリティカルと宝具の威力、およびNP効率を上昇させる複合礼装。最もレートの高いNP効率アップは素の性能的には厳しいが、未凸でもそれなりに有効。
              「もう一つの結末」のArts基本威力などを宝具性能に割り振った礼装とも言え、宝具火力を重視する場合は選択肢に入りうる。
        • NP獲得礼装
          • ゴールデン相撲~岩場所~
            • 攻撃力UPと初期NPという無難に強力な効果の組み合わせ。大きな欠点がなく組み合わせもしやすい便利礼装である。
              宝具を含めた恒常的火力を全体的に引き上げられるのは大きなメリット。NP関連効果の関係で一発目の宝具は撃ちやすくなる分、2発目の宝具はやや撃ちにくくなる点に注意。
            • 類似礼装として「聖夜の晩餐」や「バトル・オリンピア」がある。前者はバフ範囲の縮小と引き換えにクリティカル威力補正が加わる。後者はBとAをピンポイントで強化するもので、補正値がやや低い代わりに(凸の場合は)初期NPチャージ量が若干多い。
              効果が似たり寄ったりであるため凸状況などに左右されるが、条件が同じであれば味方のバフの種類などで決めれば問題ないだろう。
              他にも「サマータイム・ミストレス」など類似礼装は幾つか存在するので、各ページも参考にされたい。
            • なおゴールデン相撲の類似礼装としてとりわけ名が挙がりやすい「ハロウィン・プリンセス」だが、アビーはすでに強力な宝具バフを持っているので、ゴールデン相撲に付随する攻撃バフの方が圧倒的に恩恵が大きい。
          • プリズマコスモス
            • 長期戦を狙う場合に特に有用。とりわけ長丁場になりがちなアーツパでの高難易度戦において初期NP系よりも利点が多い。
              その分火力補正が礼装自体のATKパラメータのみなので、使う場合は他キャラクターやマスター礼装による火力増強手段が重要。
            • アーツチェインとクリティカルを同時に狙うパーティーを組んだ場合はNP供給が過剰になる可能性もありえる。実際に運用してみて過剰に感じる場合はNP効率も底上げできるArts強化やクリティカル支援などに切り替えてもいいだろう。
          • カレイドスコープ
            • 最も汎用性が高い恒常☆5礼装の一つ。
              ATK補正と破格の初期NPチャージ量は魅力的だが、アビゲイルは工夫すればNPはかなり貯めやすい部類なので、汎用性高しといえど恩恵は他と比べてやや控えめ。
              特にアーツパにおいて中〜長期的な戦闘を見据える場合は持続的なバフを備える他の礼装の採用が推奨される。
            • 開幕と同時に「信仰の祈り」を使うことでカード配布、被弾回数に関わらず3ターン目に確実に宝具を打てるため、フリークエスト周回の際などには便利ではある。
            • 凸時に限り、開幕で「信仰の祈り」→宝具の同時使用コンボが可能。手早く単体攻撃しその後は3ターンに渡って再びNPを貯められる。
              後者はカード配布込みでも他の礼装単独では不可能な芸当であるため、この辺りに価値を見出せるか。
        • 毎ターンスター獲得系礼装
          • スイート・デイズ
            • Arts・Buster性能アップ+スター獲得。
              ArtsとB宝具をまとめて強化できるのが強み。Quickは性能上使う機会が限られるため強化に無駄がない。
              ステータス補正はHPとATKを満遍なく強化する形であるため、全体的な底上げを行う際の候補となる。
              類似礼装に効果量を減らす代わり全カード対応の「チア・フォー・マスター」や1種強化の特化型、強化箇所の違う2種強化が存在する。
          • 誉れを此処に
            • 宝具威力アップ+クリティカル威力アップ+スター獲得。
              効果は「月の湯治」に宝具威力アップ効果が複合された有用なもの。
              欠点として、未だに復刻が行われていない期間限定礼装であるため入手難易度が極めて高く、当時の段階で限界突破を行なっていなければ凸はほぼ不可能。
              未凸の場合スター生成数も3個に減っていることにも注意が必要。たかが1個、されど1個なのがクリティカルスター。
          • 2030年の欠片
            • 定番のスター獲得礼装。未凸でも8個+クラススキルの2個で限界突破後と同じ10個獲得出来る。恒常枠というのも大きい。
              クリティカル型のアーツパを支える強力な礼装ではあるが、Atkも含め火力補正が一切ないのでクリティカルアタッカーとしての役割を担いたいアビーに持たせるのは無駄が多い。よほど星を飽和させたい場合を除けば、素直に隣に立たせるサポーター1人か2人に装備させるだけで十分である。
            • アビー本人のスター集中率が高い為、クラススキルとHit数を活かしたスター生産要員とする運用は少なくとも成立しづらい。
        • カード強化礼装
          • フォーマルクラフト
            • 通常攻撃のメインとなるArtsカードの威力とNP獲得量を同時に底上げしてくれるのは単純に有用。
              2030年の欠片もクリティカルスターを十分に出せるキャラもいない、とにかくNP効率を重視したいなどの場合は有用か。
          • エメラルド・フロート
            • 複合効果を持つ礼装の中では、Artsバフが最高値の15%(凸20%)。宝具バフ(15%、凸20%)が「信仰の祈り」と重複してしまうのが難点といえば難点だが、イラストの親和性も重視する人にとっては最適解になりうる。
            • イベント配布礼装の「ダイブ・トゥ・ブルー」はバフが控えめ(凸で各10%)になり、初期NP がついたもの。 両者ともステータス補正はバランス型なので、初動の早さが必要な時はこちらを選択するのもあり。
          • ペインティング・サマー
            • 初期NP、Artsバフ、NP獲得量アップの複合イベント礼装。ステータス補正はバランス型。NP獲得アップは被ダメージ時にも働くため、対バーサーカー戦でのNP回収が加速する。一撃の宝具火力を追求しないなら上2つに勝る。イラストが同じフォーリナーの後輩という点でも相性はいいかもしれない。
            • 類似礼装の「忠犬待ったなし」は初期NPがないものの、Artsカードを選択した時のNP獲得量は、未凸でもわずかにペインティング・サマーに勝る。ステータス補正がHP全振りであることもあって、より長期戦向きと言える。
        • 宝具強化礼装
          • 黒の聖杯
            • ずば抜けた宝具威力倍率を持つ礼装。凸であれば実に1.8倍相当の宝具バフが付与される。
              毎ターンHPが削られるという重めのデメリットが存在するため、HP/NP面を補える玉藻の前やマーリン(最低限でもそのどちらか)と組ませることが推奨される。
            • 上述した通り「信仰の祈り」と重複するため、大半の宝具威力アップ礼装ではあまり効率的でないが、自前のバフの倍を越す効果のこれならば十分な効果がある。
              ひたすら宝具を回す場合はバフの切れ目に宝具を放つこともあるため、その際の火力が高水準で安定する。
              礼装のステータス補正がATKに極振りされている点も地味ながら優秀である。なお、他に通常Arts3枚と宝具バフスキルを併せ持つキャラはアルジュナ玄奘三蔵ダ・ヴィンチエレナ・ブラヴァツキー(確率)と数える程度で単体宝具持ちはさらに少ない。
            • NP補助やスター獲得といった補助効果も全く存在しないため、こういったデメリットをサポーターと礼装によって十全に補う特化型の構成が必要となる。
              それを一挙にこなせるのが上述した☆5術のマーリン・玉藻であるという点でPT編成の難易度が非常に高いため、玄人向きの礼装と言えるだろう。
    • 絆レベル10で専用礼装が入手できる。
      • 効果は自身の宝具威力30%アップ&即死無効状態(3回)付与。
        宝具威力バフが「信仰の祈り」と同バフなのが残念ではあるが上昇値はそこそこ。それ以上に重要なのは現状、礼装では唯一無二の即死無効にある。これにより即死宝具で事故る可能性がグッと減るので、敵がそういった宝具の使い手ならば装備する価値は高い。

    性能比較 Edit

    名前HPATKQAB宝具保有スキル
    123
    アビゲイル1370012100131B/単深淵にて光となれり[A]正気喪失[B]魔女裁判[A++]
    葛飾北斎1323012100122A/全森羅万象[A+]父娘の絆[A]雅号・異星蛸[A]
    楊貴妃1336512342221A/単三千寵愛在一身[A+]傾国の寵姫[A]妖星の火輪[A]
    ボイジャー1559210450221Q/全星の航海者[A]スイングバイ[A]最果ての加護(宇宙)[B+]
    アビゲイル(夏)1425011781212B/全薔薇の眠り[B]ミッドサマー・ナイツ[A]導くもの[A]
    ヴァン・ゴッホ1500011220311A/補虚数美術[B+]黄色い家[A+]澪標の魂[EX]
    モレー1614310868212Q/全堕落の叙任[A]聖骸布(偽)[B]無辜の怪物[A+]
    闇のコヤンスカヤ1470011220122B/全ドミネイター・フォックス[A]殺戮獣団[A]女神変生(獣)[B]
    ククルカン1336512584113B/全翡翠のカリスマ[A+]我ら、翼ある蛇[EX]黄金樹海紀行[EX]
    ワンジナ1350012523212Q/単自然の雫[B]生命祝福[B+]水の星を見つめるもの[A]
    蒼崎青子
    /スーパー青子
    1425011319122A/補魔弾装填[B]魔術回路(自転)[A]その時代に、もう一度[EX]
    1323012584131A/全ミルキーウェイを探して[EX]魔術回路(公転)[EX]ファースト・スター[C]


    • 関連サーヴァント比較
      +  +クリックで展開
      No.名前Lv.MHPATK筋力耐久敏捷魔力幸運宝具QAB保有スキル
      195アビゲイル901370012100BACBCA131深淵にて光となれり[A]
      正気喪失[B]
      魔女裁判[A++]
      198葛飾北斎901323012100DDBBAA122森羅万象[A+]
      父娘の絆[A]
      雅号・異星蛸[A]
      275楊貴妃901336512342DCBADB+221三千寵愛在一身[A+]
      傾国の寵姫[A]
      妖星の火輪[A]
      281ボイジャー901559210450ECA+BAB221星の航海者[A]
      スイングバイ[A]
      最果ての加護(宇宙)[B+]
      289アビゲイル(夏)901425011781CBBABA212薔薇の眠り[B]
      ミッドサマー・ナイツ[A]
      導くもの[A]
      295ヴァン・ゴッホ901500011220EBCADA+311虚数美術[B+]
      黄色い家[A+]
      澪標の魂[EX]
      324モレー901614310868B+A+DEXCA212堕落の叙任[A]
      聖骸布(偽)[B]
      無辜の怪物[A+]
      334闇のコヤンスカヤ901470011220ADCAAEX122ドミネイター・フォックス[A]
      殺戮獣団[A]
      女神変生(獣)[B]
      373ククルカン901336512584CCBEXAB++113翡翠のカリスマ[A+]
      我ら、翼ある蛇[EX]
      黄金樹海紀行[EX]
      393ワンジナ901350012523A+BABBB+212自然の雫[B]
      生命祝福[B+]
      水の星を見つめるもの[A]
      413蒼崎青子
      /スーパー青子
      901425011319DBBDAEX122魔弾装填[B]
      魔術回路(自転)[A]
      その時代に、もう一度[EX]
      1323012584BDEXEXDA+131ミルキーウェイを探して[EX]
      魔術回路(公転)[EX]
      ファースト・スター[C]

    小ネタ Edit

    +  +クリックで展開
    • 亜種特異点Ⅳ 異端なるセイレム」におけるキーキャラクター。
      配信前は☆5であること以外はステータス、クラス、真名が一切明かされなかったという経緯がある。
    • 史実におけるアビゲイル・ウィリアムズはセイレム魔女裁判の最初の告発者の1人として歴史に名を残したものの、裁判途上で関連文書から彼女の名前が消えており、以降の消息は不明。
      • アビゲイルを含むセイレムの住人は全員がキリスト教プロテスタントの一派「清教徒(Puritan)」とされる。
        セイレムのあったマサチューセッツ州はニューイングランドと呼ばれる地域に分類され、この土地へ最初に入植・開拓を行ったのが清教徒である。
        • 清教徒はイングランド国教会からの分離を掲げる大きなグループであり、そんな彼らの一部がアメリカに渡ったのは、祖国での弾圧を逃れるためでもあった。
    • 本作初出となるエクストラクラス・FOREIGNER(フォーリナー)は「外国人」「異邦人」といった「外から来た者」を指す英語。実装当初はアビゲイルの専用クラスと思われていたが、ほどなくして二人目のフォーリナーが日本の英霊から登場することになる。
      • 本作では「降臨者」…「虚空より降臨せし者」などと称される存在だが、
        台詞などから推測されるその正体は、虚空、深淵などと呼称される「外宇宙」の神性が、ある種の依り代を通じてこちらの宇宙に顕現したもの。
        依り代としての適性に加え、端的に言えば外宇宙の神性の影響(それによる狂気)に対し自己の存在を保ちきった者がフォーリナーのクラス資格を得る模様。
      • クラスアイコンはおそらく「帚星(ほうきぼし)」を示す物。アビゲイルにとっては思い出の一つ。
        • 「領域外の生命 EX」で得続けられるスターは2個。帚星の子はふたり。
        • ストーリーでは彼女の生まれた年、1680年に彗星が観測されていることが語られているが、実際に同年には「キルヒ彗星」という星が観測されている。
    +  Fateにおけるアビゲイル 「異端なるセイレム」ネタバレ注意
    • アビゲイルのキャラクター性には「クトゥルフ神話」のファクターが根幹に組み込まれた、特殊な成り立ちのキャラクターとして異端なるセイレムの中核要素を担った。
      史実にてアビゲイルはセイレムで降霊術を行っていたとされているのだが、クトゥルフ神話に関連するというのは本作独自の設定である。
      • この設定のメタな理由としては、ラヴクラフト作品において頻繁にセイレムの名前が登場することからと思われる。
        ラヴクラフト作品においても、「魔女裁判時代のセイレムに先祖を持つ人物」が複数名登場している他、架空の都市「アーカム」もセイレムをモチーフとしており、マサチューセッツ州に存在し過去に魔術に関連した忌まわしい事件があったという神話設定がある。
      • 『Fate/Grand Order material Ⅰ』の時点でジル・ド・レェ(術)の因縁キャラとしてアビゲイルの名前が上がっていたことから、この設定はかなり早い時期で決まっていたものと思われる。
    • クトゥルフ(クトゥルー)神話」とは、20世紀初頭にハワード・フィリップス・ラヴクラフトが友人たちと共に創作した「架空の神話体系」である。
      彼らの描く神話は「宇宙的恐怖」「コズミック・ホラー」と称されるSF要素を含んだものであり、それまでの吸血鬼などの人間的な怪物ではなく、強大な力を持った異形のモノ(我々から見て海洋の軟体生物に近い見た目の生命体)による、計り知れない恐怖・嫌悪を主題とする。
      ラヴクラフトは無神論者であったため作中では聖書は否定される。代わりに独自の神と宇宙創成の解釈を持ち、人間中心主義や道徳の規範や意義、善悪などを全く無視した宇宙観の中で人類の虚無性を描く、新たな神話であった。
      • 当初はラヴクラフトと友人たちによるシェアワールドだったのだが、この世界観は次第に他ジャンルの作家にも影響を与えた。
        日本においてもラヴクラフト作品は翻訳されて発表されていたが、80年代以降のゲーム・漫画・小説などにクトゥルフ神話の設定を盛り込んだ作品が数多く登場し始めたことが「クトゥルフ神話は知らないが、関係する単語は聞いたことがある」というライト層を含む知名度の増加に繋がっている。
      • クトゥルフ神話の神格は数多く存在しており、例を挙げると『かつて地球を支配していたが、地上から消えてしまった「旧支配者」』や、『旧支配者をも超える、宇宙の力の具現とも言うべき超常的な存在である「外なる神」』などに大別される。
      • 2017年~18年に発売されたラヴクラフトの著作集「新訳クトゥルー神話コレクション」シリーズの帯において、ラヴィニアともどもまさかのタイアップが実現。
        • おそらくは著者(訳者)がFGO関連書籍において英霊解説を手がける繋がりによるもの。
        • 第2集では『ダンウィッチの怪』が表紙を飾り、中央東口氏が描いた原作小説の”ラヴィニア・ウェイトリー”がコラボ帯のラヴィニアおよびアビゲイルと並ぶ構図となっている。
    • 『Fate/Grand Order』ではクトゥルフの神格について、『物語の舞台となる宇宙とは異なる「外宇宙」に実在する邪神』と定義している。クトゥルフ神話が世に提唱されたのは、「とある作家(ラヴクラフトと明言はされていないが、ほぼその人)」の唱えた想像が天文学的な確率で「実在の神を言い当ててしまった」結果であるらしい。
      • 『Fate/Zero』でのジル・ド・レェの宝具、『Fate/strange Fake』でのプレラーティの発言からクトゥルフ神話準拠の存在は示唆されていたが、フォーリナーの登場によってシリーズにおけるその立ち位置が明確に定義されたといえよう。
      • これらの神格は並行世界ですらない外宇宙、すなわちTYPE-MOON世界観の外に座す存在であり、それ故に型月世界の属性や条理に縛られることも基本的にない。
        そのため、万象を見通すギルガメッシュの千里眼による未来視が通用せず、並行世界に接触する手段を持つ魔神柱ですら干渉は不可能。
        しかもセイレムでの「降臨」の際には地球上の魔術体系を崩壊させかけており、本質的に型月世界の法則とは相容れない異質異端な神であることが示唆されている。
        • こういった性質および「邪神」としての性格から、作中では「人理への明確な脅威」「世界の染み」と認識されており、ギルガメッシュの台詞を解釈する限りでは「邪神の完全な顕現は人理の綻びないし崩壊を意味する」模様。
    • ランドルフ・カーターの存在や、アビゲイルが発する台詞である「銀の鍵」や「薔薇の眠り」「窮極の門」といった単語(そしてアビゲイル所有時にBB(水着)に追加されるマイルームセリフ)から、彼女に関与している神格は「ヨグ=ソトース」であることが確実視されている。
      「ヨグ=ソトース」とは宇宙規模の影響力を持つ「外なる神(The Outer GODS)」の一柱で、一つの時空連続体に収まらず全ての時間と空間に遍在する「時空そのもの」とも言うべき神格である。全ての時間と空間を掌握・支配する全能の存在ともされ、その途方もないスケールからクトゥルフ神話の中でも最上位の神として扱われることが多い。
      設定によれば唯一神YHVHと同一視されることもある存在で、多数の人間の従者も擁しているとのこと。ユゴス(冥王星)からの甲殻生物は彼を「彼方なるもの」と呼び、表立って崇拝している。
      +  +以下は『エイボンの書』にある祈祷文である 大神ヨク=ゾトースへの祈り(Prayer to Lord Yok-Zothoth)

      空の彼方の領域に在ます宇宙の養い親よ、

      御身に捧げられしものはすべて清められてあり

      御身が治世は疾く来たれり

      御身の定めに万物は従えり

      この愚かなる天体も御身の次元にあり

      夜ごとの祝宴にてわれらの糧を授けたまえ

      御身の怒りをわれらの些細なる冒涜に下したまうことなかれ

      御身に涜神を働きしものの血で

      われらの刃が血塗られぬとき

      われらが魂を恐るべき旅路へと誘うことなかれ

      されど、われらに害なすものより救いたまえ

      御身は宇宙を絶対の権利で統べる

      広大なる権威と畏れ多き閃光にて

      終わりなき永劫の中、常に在り続ける

      イア! ウガフナグル フタグン!

      • ラヴクラフトはヨグ=ソトースの名について「人間の口では正しく発音できない」とは言っていないが、書簡中で何度か「その名を口にするや否や死んでしまう」と発言している。
        その名を口にしたのに生きているということは幸いにも無知だったおかげで誤って発音したからに過ぎないからである」とも。
        名前を口にしなくとも触れられただけで危険らしく、これまたラヴクラフト曰く「ヨグ=ソトースに触れられたものは消滅するか、さもなくば誰だかわからない形になってしまう」という。
      • なお、実体としてのヨグ=ソトースは時空の深奥、薔薇の香りが漂う深淵の海を越えた場所に存在する「窮極の門」の先に座すという。
        輝く球体の集積物として知られるヨグ=ソトースは、クトゥルフ神話設定ではアザトースとともに混沌の外に追放されているが、『エイボンの書』や『ネクロノミコン』に記されている方法での召喚にちょくちょく応じているらしく、なんとラヴィニア・ウェイトリー(当時35歳)との間に子供をもうけている。
      +  +召喚方法はリン・カーターの『クトゥルー神話の神神』によれば具体的には以下のようなものであるらしい

      (くれぐれもマネしないこと。もし仮にやって取り返しのつかないことになっても筆者は一切責任を取りません)

      • 1.太陽が第五宮に入り、土星が三分一対座を作る時を待つ
      • 2.炎の五芒星形を描き、『ネクロノミコン』の完全版751ページにある長い呪文を三回詠唱
      • 3.1と2の後に聖十字架頌栄日と万聖節前夜の儀式を繰り返すと本体か顕現を召喚できる
    • 異端なるセイレム」のシナリオでは「門と鍵の神」「全にして一、一にして全なる者」の異名で触れられるほか、宇宙の外側にある「窮極の門」の彼方に鎮座し、あらゆる時空に繋がる大いなる神として描かれている。
    • 終盤におけるアビゲイルは「あらゆる時間と空間に"門"を開き、行き来する」存在と語られるが、これは限定的ながらヨグ=ソトースの依り代となったことで、窮極の門を開く「銀の鍵」としての性質を得たため。
      戦闘中に扱う鍵は自身の性質としての「銀の鍵」を具現化したものであり、開いた時空から顕れているのは外宇宙に存在する邪神の身体の一部と推測される。
      ちなみにアビゲイルは筋力B、耐久Aと華奢ないでたちにはありえないステータスを持つが、これらの数値は「銀の鍵」となり存在が変質していることが影響していると思しい。
    +  +再臨後ネタバレ注意
    • 再臨後に嫌いなものとして犬を挙げている。
      この理由として、アビゲイルを依り代として顕現した神がヨグ=ソトース(の力の一部)であるという前提の元、以下の説が挙げられている。
      • 『ダンウィッチの怪』説
        『ダンウィッチの怪』は簡潔に言えばラヴィニア・ウェイトリーとヨグ=ソトースの間に生まれた双子を巡る物語であり、作中でその一方が番犬に殺されている。
        詳細は上ページの小ネタに譲るが、ラヴィニアとの関連を踏まえるとこちらの可能性は濃厚。
      • 『ティンダロスの猟犬』説
        ラヴクラフトの友人だったフランク・ベルナップ・ロングが1929年に著したクトゥルフ神話小説に登場する生物(邦訳版収録は『クトゥルー5(青心社)』。翻訳は大瀧啓裕)。
    +  ティンダロスの猟犬について

    「宇宙の憎悪を実体化した存在」や「全ての憎悪を受け入れる存在」とも称される名状しがたき汚穢。絶えず飢えている。
    何かしらの要因で時間旅行をしたり、過去を垣間見るなどの行為をした場合、この猟犬に嗅ぎ付けられる事がある。物によっては重火器で殺せるらしいが基本的には不死なので一般人で対処するのは困難である。
    120度以下の鋭角がないところには手出しできないので、丸いシェルターにこもって凌ぐという手段もあるが、その場合は同盟関係にあるドールやサテュロスに頼んで震度6以上の地震を起こし、強制的に鋭角を作り出して具現化する。
    作中では中国の老子が用いた、精神の知覚力を高めることで過去を見ることができる秘薬「遼丹(リャオタン)」を用いて疑似レイシフトを行ったオカルト作家ハルピン・チャーマズが運悪くこの猟犬と遭遇してしまい…
    (余談ながら作品はチャウグナル・ファウグンが登場する『恐怖の山』とも一部登場人物などがリンクしているので、併せて読むと面白さも倍増するだろう)

    クトゥルフ作品において、ヨグ=ソトースは人類の宇宙を含む過去・現在・未来が内包された「歪曲した時空」を支配するものとされるが、
    それとは異なる領域「尖った時空」にある都市「ティンダロス」の王がヨグ=ソトースと敵対しており、この都市に住まう種族の一つがティンダロスの猟犬だという。

    • 第2再臨以降に開放される宝具詠唱「イグナ……イグナ……トゥフルトゥクンガ」は、『ダンウィッチの怪』作中の詠唱が元ネタ。
      ラヴィニアの息子が発した台詞で、原語表記は「Ygnaiih…ygnaiih…thflthkh’ngha」。その後の台詞から意訳すると「お助け下さい、お父様」といった意味となる。
      その意味とさらなる元ネタはここでは触れないことにするため、気になるマスターは原作の解説をチェックだ。
    +  +幕間のネタバレ注意
    • 幕間において語られた「時空の門を守護する、神にも近しい存在」とは「ウムル・アト=タウィル」のことではないかと思われる。
      ウムル・アト=タウィルは「古ぶるしきもの」や「門に案内するものにして門を守護するもの」とも言われるヨグ=ソトースの化身ないし従僕とされる存在(リン・カーターは著作で「筆頭の僕」と称している)で、「究極の門」の案内人とも、台座の上で永遠に考え込み多次元の入り口を守護する者ともされる。人類が出現する何百万年以上も昔(下手したら億単位)から実体として存在しているという。
      ビジュアルは司教冠を被った人間に似ているが、後述の小説においてカーターは一目で人間ではないと直感している。
      また、描写から察するに会話はテレパシーで行うようだ。
      • かつてランドルフ・カーターは銀の鍵を使って第一の門を突破した際にこのウムル・アト=タウィルに会っている(ラヴクラフト『銀の鍵の門を超えて』を参照)。
        この時は伯父様がふさわしい人物であったために友好的な態度であったが、実際は危険な存在であり、『トートの書』によれば「一目見るだけでヤバイ(意訳)」という。かの『ネクロノミコン』にも危険性は書かれているらしい。
    • 「ある惑星の大きな、古い図書館」は、クトゥルフ神話の世界にてプレアデス星団セラエノ恒星の第四惑星にあるとされている大図書館の事だと思われる。
      大図書館はこの地にある石造りの建物で、中にはかつて旧支配者が旧神から盗み取った書物や写本が多数収められているという。
      余談だが『永劫の探求』においてミスカトニック大学のラバン・シュリュズベリィ博士と助手がこの地を訪れている。理由はクトゥルフの研究のためと、彼の魔の手から逃れるためであった。
      (敵対しているハスターの領地であるので、ここに逃げられるとクトゥルフは手出しができないから)
    • アビゲイルがラヴィニアにプレゼントしたお揃いのくまのぬいぐるみ「ミーゴ」と「ユーゴ」の名称は、恐らくクトゥルフ神話の用語「ミ=ゴ」と「ユゴス」が由来。
      「ユゴス」とはクトゥルフ神話世界では「冥王星」を指す。「ミ=ゴ(ミ=ゴウ、マイ=ゴウとも)」は「忌まわしき雪男」とも言われるユゴスから飛来した甲殻と菌糸に覆われた生物の通称で、その科学技術は見かけによらず人類をも凌ぐ。
      ラヴィニアに渡したのが「ミーゴ」、アビゲイルが常に抱いているのが「ユーゴ」なので、「わたし(me)」と「あなた(you)」に掛けた贈り物でもあろうが…
    • 宝具「光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)」。ランクEX宝具。
      生ける銀の鍵として時空を超えた「門」を開くことで、人類とは相容れない異質な世界によって対象の精神と肉体に深刻なひずみを生じさせる。
      アビゲイルの認識に縛られた結果対人宝具となっているが、本来ならば対界宝具とでもいうべき際限のないシロモノであるという。
      • 名前の由来は「邪悪(クリフォト)の樹」からと思われる。「殻」「虚樹」はqlipha(クリファ)の持つ「皮」「殻」の意味から、qliphoth(クリフォト)はクリファの複数形。
        クリフォトの樹はカバラにおける「生命の樹(セフィロトの樹)」を逆さにした構造を持っており、悪徳を象徴しているとされる。
    • 亜種特異点Ⅳでアビゲイルと戦ってもマテリアルには登録されない。ガチャで引き当てるかサポートで使用する必要がある。

    幕間の物語 Edit

    • 開放条件:亜種特異点Ⅳクリア、再臨1段階、絆Lv.5
      +  +クリックで展開
      Interlude千の星と百の夜の夢
      推奨Lv60場所カルデアゲート:幕間の物語
      AP18周回数5クリア報酬聖晶石×1
      絆P1,230EXP21,380QP12,800
      進行度 ■□□□□
      備考BATTLEなしでシナリオのみ。
      進行度 ■■□□□
      Battle
      1/3
      グール Lv37(狂:17,970)
      グール・エンビヤA Lv38(狂:19,337)
      グール・エンビヤB Lv39(狂:19,805)
      Battle
      2/3
      グール Lv38(狂:24,307)
      グール・エンビヤ Lv40(狂:26,759)
      グール・グルトン Lv39(狂:47,381)
      Battle
      3/3
      グール Lv39(狂:HP35,461)
      エルダーグール Lv43(殺:HP209,442)
      グール・グルトン Lv33(狂:HP54,033)
      ドロップ
      宵哭きの鉄杭×5
      備考
      サポートはメフィストフェレス(LV70/6/6/-) 
      進行度 ■■■□□
      Battle
      1/1
      アビゲイル Lv42(降:248,030)
      ドロップ
      蛮神の心臓
      備考
      サポートは???(LV70/6/6/-✝5▲)、???(LV80/6/6/-✝3)
      進行度 ■■■■□
      Battle
      1/3
      エルダーグール Lv23(殺:35,362)
      小魔A Lv28(弓:13,607)
      小魔B Lv27(弓:11,498)
      Battle
      2/3
      大食海魔 Lv26(弓:28,226)
      エルダーグール Lv24(殺:35,656)
      海魔 Lv33(弓:14,689)
      Battle
      3/3
      大食海魔 Lv28(弓:35,306)
      シャンタク Lv42(術:93,813)
      エルダーグール Lv26(殺:39,933)
      ドロップ
      蛇の宝玉、鳳凰の羽根、宵哭きの鉄杭×3
      備考
      サポートはジェロニモ(LV70/6/6/-✝5▲)、哪吒(LV80/6/6/-✝3)
      進行度 ■■■■■
      備考BATTLEなしでシナリオのみ。

    アビゲイル・ウィリアムズについての結び目(コメント) Edit




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