人物紹介 
ゲームにおいて 
- 主に第1部〜1.5部のメインシナリオ等に登場するボスエネミー。
キャラクターデザインは山中虎鉄、担当声優は杉田智和(どちらも竹箒日記より)。
- 敵として戦闘を行う際は「?」という特殊クラスで登場することが多い。
また、通常攻撃が全体攻撃であるが、一部の魔神柱は通常攻撃は単体攻撃、クリティカル攻撃のみ全体攻撃、などの個体差がある。
- 「魔神」と名が付くものの「神性」は所持しておらず、神性特効は通らない。総じて「超巨大」特効は対象となる。
また、原則としてオケアノスのキャスターの「豚化」が無効。
- ?クラスの魔神柱と各クラスの相性は下表の通り。
魔神柱に与えるダメージ | | 受けるダメージ |
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セイバー・アーチャー・ランサー | 1.0倍 | | 2.0倍 |
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ライダー・キャスター・アサシン | 2.0倍 | | 1.0倍 |
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バーサーカー | 1.5倍 | | 2.0倍 |
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シールダー・ルーラー アルターエゴ・ムーンキャンサー・フォーリナー | 1.0倍 | | 1.0倍 |
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アヴェンジャー | 1.0倍 | | 0.5倍 |
個体解説 
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| | +クリックで展開 ※メインシナリオ等ネタバレ注意
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一覧 
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| | クリックで展開
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番号 | 名称 | 部署 |
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1 | バアル | 覗覚星 | 2 | アガレス | 3 | ウァサゴ | 4 | ガミジン | 5 | マルバス | 6 | マレファル | 7 | アモン | 8 | バルバトス | 管制塔 | 9 | パイモン | 10 | ブエル | 11 | グシオン | 12 | シトリー | 13 | ベレト | 14 | レラジェ | 15 | エリゴス | 16 | ゼパル | 溶鉱炉 | 17 | ボティス | 18 | バティン | 19 | サレオス | 20 | プルソン | 21 | モラクス | 22 | イポス | 23 | アイム | 24 | ナベリウス | 25 | グラシャ=ラボラス | 観測所 | 26 | ブネ | 27 | ロノウェ | 28 | ベリト | 29 | アスタロス | 30 | フォルネウス | 31 | フォラス | 32 | アスモダイ | 33 | ガープ | 34 | フルフル | 兵装舍 | 35 | マルコシアス | 36 | ストラス | 37 | フェニクス | 38 | ハルファス | 39 | マルファス | 40 | ラウム | 41 | フォカロル | 42 | ウェパル | 43 | サブナック | 生命院 | 44 | シャックス | 45 | ヴィネ | 46 | ビフロンス | 47 | ウヴァル | 48 | ハーゲンティ | 49 | クロケル | 50 | フルカス | 51 | バラム | 52 | アロケル | 覗覚星 | 53 | カイム | 管制塔 | 54 | ムルムル | 廃棄孔 | 55 | オロバス | 覗覚星 | 56 | グレモリー | 廃棄孔 | 57 | オセ | 58 | アミー | 59 | オリアス | 情報室 | 60 | ウァプラ | 61 | ザガン | 62 | ウァラク | 63 | アンドラス | 64 | フラウロス | 65 | アンドレアルフス | 66 | キマリス | 67 | アムドゥシアス | 68 | ベリアル | 廃棄孔 | 69 | デカラビア | 70 | セーレ | 71 | ダンタリオン | 72 | アンドロマリウス |
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フラウロス 
- シナリオ中に最初に登場する魔神柱。序列64位。
第二特異点においてレフ教授が変貌する形で登場。
他、「スカサハ体験クエスト」においても登場(この個体は主人公とマシュのわかりやすい「死の形としての象徴」であり本物ではない)。終局特異点でも登場。
- オリアス、ウァプラ、ザガン、ウァラク、アンドラス、アンドレアルフス、キマリス、アムドゥシアスの八柱と共に情報室を司る魔神柱。終局特異点では「Ⅱの座」で主人公の下に駆け付けた第二特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
- 一人称は「私」。一人称が「我」であることが多い魔神柱では珍しい存在(他にはアモンとハーゲンティが存在する)。
戦闘時のクラスは第二特異点と終局特異点の初戦では?、終局特異点制圧戦ではランサー。制圧戦のみボイスがある。
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| | 性能
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- エネミー名は「魔神フラウロス」(第二特異点、スカサハ体験クエスト、終局特異点)
「情報室フラウロス」(制圧戦)
第一形態の姿で第二特異点とスカサハ体験クエスト、終局特異点では黒い体表、制圧戦では赤い体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(第二特異点)
ゲージ4、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。(制圧戦)
- 《スキル》
- 「凝視」
第二特異点とスカサハ体験クエスト、終局特異のみ使用。敵単体の防御力をダウン(3T)&やけど(非重複)状態を付与(-200・10T)
- 「まばたき」
第二特異点とスカサハ体験クエスト、終局特異のみ使用。弱体状態を解除
- 「藪睨み」
制圧戦のみ使用。敵単体の攻撃力をダウン(3T)
- 「赤目」
制圧戦のみ使用。攻撃力をアップ(3T)
- 「覚醒の時 来たれり」
宝具威力をアップ(10T)
(制圧戦のみ)宝具威力をアップ(10T)&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式』(第二特異点、スカサハ体験クエスト、終局特異点)
敵全体に攻撃&NPを減らす(-10%)
- 『焼却式・フラウロス』(制圧戦)
敵全体に攻撃&NPを減らす(-30%)
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初期は「覚醒の時 来たれり」というスキルは「瞳孔が開いた」と言う名称だったが、後に変更された。
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| | +以下、終局特異点クリア後ネタバレあり
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- 「竹箒日記」によると魔神柱の中では最初に感情を獲得した存在であり、ゲーティアの語る、マシュに同情を示した迷いの一柱。
また、ゲーティアを構成し最後まで残った一柱でもあり、事実上ゲーティアの「人格」たる存在とも言える個体だった。
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| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「目障りだ」 |
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「己を知れ……」 | 「無様ッ!」 | クリティカル攻撃 | 「無駄な動きをするなッ!」 |
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宝具 | 「情報室、開廷。過去を暴き、未来を墜とす。『焼却式 フラウロス』」 |
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消滅 | 「何故、ここまでの力をぉ……っ!」 |
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フォルネウス 
- 第三特異点において登場。海魔フォルネウス。序列30位。
イアソンがメディア(リリィ)の手により変貌する。終局特異点でも再登場。
- グラシャ=ラボラス、ブネ、ロノウェ、ベリト、アスタロス、フォラス、アスモダイ、ガープの八柱と共に情報室を司る魔神柱。終局特異点では「Ⅲの座」で主人公の下に駆け付けた第三特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
- なぜか黒髭氏に辛辣。
貴様は特に不認なり。
また、本人曰くイカではなくエイとのこと。
戦闘時のクラスは第三特異点では?、終局特異点制圧戦ではキャスター。制圧戦のみボイスがある。
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| | 性能
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- エネミー名は「魔神フォルネウス」(第三特異点)
「観測所フォルネウス」(制圧戦)
第一形態の姿で第三特異点では黒い体表、制圧戦では紫の体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(第三特異点)
ゲージ5、3回行動・通常は単体、クリティカルは全体攻撃。(制圧戦)
- 《スキル》
- 「凝視」
第三特異点のみ使用。敵単体の防御力をダウン(3T)&やけど(非重複)状態を付与(-200・10T)
- 「まばたき」
第三特異点のみ使用。弱体状態を解除
- 「着目」
制圧戦で使用。敵単体の強化成功率をダウン(3T)
- 「空目」
制圧戦で使用。弱体無効状態を付与(1T)
- 「漂流の時 来たれり」
自身の宝具威力をアップ(10T)+敵全体のNPを減らす(-30%)
(制圧戦のみ)敵全体のNPを減らす(-30%)+自身のチャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・フォルネウス』
敵全体に攻撃&宝具威力をダウン(3T)
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| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「熱源、感知」 |
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「動体、発見」 | 「標的、発見」 | クリティカル攻撃 | 「消滅を提案する」 |
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宝具 | 「観測所、起動。清浄であれ。其の痕跡を消す。『焼却式 フォルネウス』」 |
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消滅 | 「無意味なり……無意味なり……」 |
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バルバトス 
- 第四特異点において登場。変貌者はマキリ・ゾォルケン。序列8位。終局特異点でも再登場。レディ・ライネスの事件簿ではまさかのレイドバトル相手として再登場。
- パイモン、ブエル、グシオン、シトリー、ベレト、レラジェ、エリゴス、カイムの八柱と共に管制塔を司る魔神柱。終局特異点では「Ⅳの座」で主人公の下に駆け付けた第四特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
戦闘時のクラスは第四特異点では?、終局特異点制圧戦とレディ・ライネスの事件簿ではアサシン。
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| | 性能
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- エネミー名は「魔神バルバトス」(第四特異点)
「管制塔バルバトス」(制圧戦、レディ・ライネスの事件簿)
第一形態の姿で第三特異点では黒い体表、制圧戦では白い体表。
- 所持属性
- 天属性、超巨大(第三特異点、制圧戦)
天属性、超巨大、死霊(レディ・ライネスの事件簿)
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(第三特異点)
ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に単体攻撃。(制圧戦、レディ・ライネスの事件簿)
- 《スキル》
- 「凝視」
第四特異点のみ使用。敵単体の防御力をダウン(3T)&やけど(非重複)状態を付与(-200・10T)
- 「まばたき」
第四特異点のみ使用。弱体状態を解除
- 「酔眼」
制圧戦、レディ・ライネスの事件簿で使用。敵単体にスキル封印状態を付与(1T)
- 「玉眼」
制圧戦、レディ・ライネスの事件簿で使用。無敵貫通状態を付与(3T)
- 「覗覚星による推論」
レディ・ライネスの事件簿でバトル開始時にランダムで発動。敵全体のQuickカードの性能をダウン(永続)
- 「情報室による予測」
レディ・ライネスの事件簿でバトル開始時にランダムで発動。敵全体のArtsカードの性能をダウン(永続)
- 「観測所による分析」
レディ・ライネスの事件簿でバトル開始時にランダムで発動。敵全体のBusterカードの性能をダウン(永続)
- 「兵装舎による供給」
レディ・ライネスの事件簿でバトル開始時にランダムで発動。クリティカル発生率をアップ(永続)
- 「生命院による抑制」
レディ・ライネスの事件簿でバトル開始時にランダムで発動。敵全体のHP回復効果量をダウン(永続)
- 「岐路の時 来たれり」
自身の宝具威力をアップ&クリティカル威力をアップ(全て10T)+敵全体のNPを減らす(-20%)
(制圧戦、レディ・ライネスの事件簿)敵全体のスキルチャージを2T増やす+自身のチャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・バルバトス』
敵全体に攻撃&防御をダウン(3T)
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| | 終局特異点レイドイベントについて
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- バルバトスに限った話ではないが、終局特異点に登場した魔神柱はどれも倒すと貴重な素材を高確率でドロップしてくれる仕様となっていた。
- バルバトスの場合は「蛮神の心臓」「禁断の頁」「無間の歯車」「ホムンクルスベビー」をドロップしていたが、これらはどれも大量交換や大量ドロップが望める長期イベントが長らく開催されていなかったり、手に入る機会がある程度あっても必要数が極端に多いサーヴァントがたくさんいるせいで全然供給が追い付いていないような人気素材ばかりだった。
その上、前者3つは同時期にピックアップ登場したマーリンの育成素材としてかなりの数が要求されていたため、彼の再臨素材やスキル強化素材の情報が開示されるとその価値は爆発的に高騰した。
- そのため終局特異点の攻略情報がある程度出回り始めると、素材に飢えたユーザー達がドロップ素材目当てで一斉にⅣの座に殺到し、物凄い勢いでバルバトスを討伐していく「バルバトス祭り」が発生し、真夜中での終局特異点解禁からたった数時間で、当初設定していたバルバトスの討伐ノルマの大半が吹っ飛ぶという未曽有の事態が起こった。
- これを受けて運営は「魔力供給の増大に伴って魔神柱1体辺りの復活回数が200万に増加した」という内容の連絡と調整を行ったが、それでも開戦から1日も経たない12時間30分ほどで200万体全てが討伐されてしまった。
- 余りの人気ぶりに「詫びバルバトス」「バルバトスロス」「採集決戦」「殺したかっただけで死んでほしくはなかった」などの様々な迷フレーズ・迷言が生まれ、終い目には当時放送していたアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」劇中のセリフ「もっとだ…もっとよこせバルバトス!」まで飛んでくる始末だった。
- この後も、ドロップする素材の需要などに応じて他の魔神柱も順次集中砲火を受けるようになり、最終的にソロモンが3000年かけて用意した魔神柱達はたった4日で全滅する結果となった。
とはいえいずれも討伐が本格化する頃には既に残存数が半分を切っていた辺り、このゲームのプレイヤー達の貪欲さと平時の稼ぎ効率の悪さが垣間見える。
- 後にイベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」にてBBちゃんが「1秒に44本魔神柱を殺さないと」と発言しているが、
この「1秒に44本」というのは終章メンテ明けから約半日+30分でバルバトス200万討伐までのペースに相当するというメタネタが仕込まれており、後のレイド効率におけるプレイヤー間での指標、もとい単位になった。
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| | 「レディ・ライネスの事件簿」レイドイベントについて
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- イベント「レディ・ライネスの事件簿」において再演された冠位時間神殿で再現体が登場。
こちらでは「管制室バルバトス」と冠位時間神殿と微妙に名前が異なっている(但し台詞は冠位時間神殿のもののため宝具時は「管制塔」と言う)。
- 2016年末の終局特異点から2年と4か月の時を経てレイド戦へと帰ってきたバルバトスだったが、そんな彼の帰還を嬉々として待ちわびていたプレイヤー達の欲望は留まることを知らないどころかむしろ加速する一方であった。
そもそものイベント参加条件が厳しいにも関わらず開始から僅か5時間で960万本と当初の半分以上のバルバトスがへし折られ、「断末魔が長い」「黙って殺されろ」「どう頑張っても勝てないのでサーバーを落とした(※ただし約10分で復帰)」「アタランテ越え」「財布を忘れるな」といった数々の迷言が案の定飛び交い、開始からたったの6時間で在庫が大幅に補充され、さらにこの理由について公式に「悲しみに燃える敵拠点の魔力の増大 」とまで言われてしまった。
このように様々なところで歴史は繰り返されており、「当時の再演」をテーマとした同イベントでもあまりにも完璧な名シーンが繰り広げられた。果ては“山の翁”の宝具でとどめを刺し、断末魔すらも奪っていく猛者まで現れる始末。
ちなみに、当該イベントの配布サーヴァントであるグレイのスキル育成に必要な素材がドロップ候補に追加されていたのも、このバルバトス狩りを白熱させた要因だったのかもしれない。
- あまりの狂気と阿鼻叫喚ぶりに対し、怒りを通り越して悲しみに燃え盛ったバルバトスはその後、最終的には開始から52時間50分ほどで完全に沈黙を迎えた。
イベントのレイドボスにしては珍しく2日以上粘った……と見せかけて実は総数5000万本と圧倒的に数が多い上でこれなので、速度換算すると想像以上に短命であったことが分かるだろう。付け加えるならば、終局特異点レイドの全魔神柱(合計1800万)が狩り尽くされるのに要した時間よりも5000万のバルバトスが沈むまでにかかった時間の方が短かったレベルである。
なお、撃破されると同時に道連れの如くサーバーがダウン。人々の欲に翻弄されまくったバルバトスの、ささやかな最後の抵抗と見るべきかもしれない。5000万本の妄執
- 余談だが、「レイド開始から在庫が補充されるまでの間に」バルバトスが討伐された速度を有志が算出したところ秒速546本となった。あの「Apocrypha/Inheritance of Glory」のアタランテですら秒速298体なのだから圧倒的である。「バルバトスの12倍以上の速度でバルバトスが討伐される」という、一見するとよく分からない奇妙な現象が、あの6時間のうちに貪欲なマスターの手によって引き起こされていたのだった。
- 約53時間の平均だと秒速263本になるが、それでも終局特異点時と比較すると実に6倍近い速さとなる。ここ2年間でのカルデアの戦力成長とマスターたちのレイド慣れはバルバトスにとってまさに悪夢のような2日間をもたらしたことだろう。
- 一方、瞬間速度では最大で秒速619本に達していた。もう訳が分からない。1バトス=44本/秒で計算すると14.1バトスである
- なお、終局特異点レイドと違い、上記はイベントレイドでの結果である。故にこれだけへし折られたのにも関わらず、復刻イベントにて再度餌食となる運命を辿った。
復刻までの約2年9ヵ月という時間も残酷であり、レイドバトルの専門家オベロンを筆頭に、カルデア側の戦力は更に成長を遂げていた。また、よりによって直前のツングースカで過去最難関のレイドバトルを突破したマスター達は、新魔術礼装(決戦用カルデア制服)でバルバトスの必死の抵抗(開幕カードデバフ)を解除出来てしまう始末。他にもスキル演出時間をタップで短縮出来るアップデートの存在、イベント開始直前に「使ってください」とばかりに光のコヤンスカヤがPUされる、レイド開始の前日に「バルバトス」をトレンド入りさせて予行演習済み等々、虐殺の準備は怖い位に整っていた。
最早HP50万は決して高い壁ではない。今回も「悲しみに燃える敵拠点の魔力の増大」で抵抗するも二度目の朝日は拝めず、合計3500万体が27時間弱で完売。平均撃破速度は秒速361本、瞬間撃破速度は秒速829本に達した。バルバトスは泣いていい
ちなみに復刻では長い断末魔のキャンセルも可能となったのだが、これがまさかの不具合と発覚。「断末魔消失バグ」という血も涙もない新境地に達した事も付け加えておく。
ライネスが混入させた「特別な記憶」に前回開催時の声も入ってたんじゃなかろうか……。
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| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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開始 | 「高貴なる四つの魂を以て……バルバトス、現界せり」(第四特異点) |
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攻撃 | 「何を望む」 |
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「何を知る」 | 「お前には無理だ」 | クリティカル攻撃 | 「友は全て消えゆく」 |
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宝具 | 「全てを知るが故に全てを嘆くのだ……『焼却式 バルバトス』」(第四特異点) |
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「管制塔、点灯。全てを知るが故、全てを嘆くのだ。『焼却式 バルバトス』」(終局特異点) | 戦闘不能 | 「オォォォ……オォォォォォォォォォ!」 |
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ハルファス 
- 第五特異点において登場。軍魔ハルファス。変貌者はクー・フーリン(オルタ)。序列38位。終局特異点でも再登場。
- なお、同じく第五特異点では最終盤にメイヴが「二十八人の戦士」の逸話に無理矢理当てはめることにより魔神柱が28柱まとめて召喚されたが、これらの個体は判明していない。北部戦線が壊滅する寸前、土壇場で駆け付けたニコラ・テスラとアルジュナの助力により撃破に成功する。
- フルフル、マルコシアス、ストラス、フェニクス、マルファス、ラウム、フォカロル、ウェパルの八柱と共に兵装舎を司る魔神柱。終局特異点では「Ⅴの座」で主人公の下に駆け付けた第五特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
戦闘時のクラスは第五特異点では?、終局特異点ではバーサーカー。
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| | 性能
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- エネミー名は「魔神ハルファス」(第五特異点)
「兵装舎ハルファス」(制圧戦)
第二形態の姿で白い体表、根本は赤い結晶に覆われている。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(第五特異点)
ゲージ5、3回行動・通常は単体、クリティカルは全体攻撃。(制圧戦)
- 《スキル》
- 「見下し」
第五特異点のみ使用。敵単体のスター発生率をダウン(3T)
- 「血走り」
第五特異点のみ使用。弱体状態を解除&クリティカル威力をアップ(3T)
- 「下目」
制圧戦のみ使用。敵単体のスター発生率をダウン(3T)
- 「上目」
制圧戦のみ使用。クリティカル発生率をアップ(3T)
- 「開拓の時 来たれり」
通常攻撃時追加効果「通常攻撃時、対象の防御力をダウン(3T)」を付与(3T)
(制圧戦のみ)通常攻撃時追加効果「通常攻撃時、対象の防御力をダウン(3T)」を付与(3T)&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・ハルファス』
敵全体に攻撃&宝具封印状態を付与(1T)
(制圧戦のみ)敵単体に攻撃&宝具封印状態を付与(3T)
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| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「道徳を緩め」 |
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「血肉を求め」 | 「略奪に務め」 | クリティカル攻撃 | 「汝ら肉共、互いを食め」 |
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宝具 | 「今以て我ら不可解なり。汝ら肉共互いを赦し掲げ尊び、されど慈愛に至らず孤独を望む。 最早我らの理解は彼岸の果て。死の淵より汝らの滅びを処す。奪い給え、『焼却式 ハルファス』」(第五特異点) |
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「兵装舎、補充。共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。『焼却式 ハルファス』」(終局特異点) | 戦闘不能 | 「フフフハハハハ……フフフハハハハハハハハ……!」 |
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アモン 
- 七十二柱の魔神の思考と理論を司る知性の魔神柱。序列7位。
- 第六特異点においてはオジマンディアスに乗っ取られる形で登場する他、アーラシュやオジマンディアスの幕間の物語にもシミュレータ上の存在として登場。終局特異点でも再登場。
- アーケード版の第六特異点では魔獣赫戦にてオジマンディアスにコントロールされた助っ人として登場。まさかの魔神柱との共闘。アーケードとのコラボイベント「螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~」では、「憤怒の都」でその当時の変貌した姿の影が登場。
- バアル、アガレス、ウァサゴ、ガミジン、マルバス、マレファル、アロケル、オロバスの八柱と共に覗覚星を司る魔神柱。終局特異点では「Ⅵの座」で主人公の下に駆け付けた第六特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
- 「大神アモン・ラー」はオジマンディアスによりエジプトの神としての性質を帯びていたことから、エジプトの神や、それに由来する歴代ファラオの名を呼ぶ。
- また「大神アモン・ラー」や「覗覚星アモン」はハルファスやサブナックら他の第二形態の魔神柱達と異なり、体表や眼と眼を繋ぐラインが無機質的なものとなっている。
- 最終盤で自我を確立した後はマルバス、マレファルと融合して徹底抗戦を行う。
戦闘時のクラスは第六特異点とオジマンディアスの幕間では?クラス、アーラシュの幕間ではセイバー、終局特異点とアーケードコラボイベではライダー。
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| | 性能
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- エネミー名は「大神アモン・ラー」(第六特異点)
「魔神柱」(アーラシュの幕間)
「大神アモン・ラー再現体」(オジマンディアスの幕間)
「覗覚星アモン」(制圧戦)
「オジマンディアス?」(アーケードコラボイベ)
第二形態の姿でどれも根元から砂塵が舞っており、覗覚星アモンは赤色の瞳で金地に赤の格子模様の体色、それ以外は金色の瞳で金地に青の格子模様の体色、オジマンディアス?は影に包まれている大神アモン・ラーのグラフィック。
- 所持属性
- 天属性、超巨大、王(第六特異点、アーラシュの幕間、オジマンディアスの幕間)
天属性、超巨大(制圧戦)
サーヴァント、天属性、超巨大、王、シャドウサーヴァント、七騎士のサーヴァント(アーケードコラボイベ)
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。(第六特異点、オジマンディアスの幕間、アーラシュの幕間)
ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(制圧戦)
チャージゲージを持たない、3回行動・通常は全体、クリティカル共に単体攻撃。(アーケードコラボイベ)
- 《スキル》
- 「見降し」
制圧戦以外で使用。敵単体のNP獲得量をダウン(3T)
- 「見開き」
制圧戦以外で使用。弱体状態を解除&攻撃力をアップ(3T)
- 「刮目」
制圧戦のみ使用。敵単体のNPを減らす(-20%)
- 「天眼」
制圧戦のみ使用。チャージ+1
- 「再生の時 来たれり」
HPを回復(+100,000)&毎ターンHP回復状態を付与(+10,000・10T)
(制圧戦のみ)HPを回復(+100,000)&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・アモン・ラー』(第六特異点、オジマンディアスの幕間、アーラシュの幕間)
敵全体に攻撃&NPを減らす(-20%)
- 『焼却式・アモン』(制圧戦)
敵単体に攻撃&NPを減らす(-100%)
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愛され系魔神柱“アモンくん”
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| | ボイス
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大神アモン・ラー
CV | 杉田智和 |
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戦闘開始 | 「メェエエリィイアメン……!過去……未来……!」 (メリアメン:アメン神に愛されしもの) |
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攻撃 | 「アメンメセス!」 (アメンメセス:アメン神の生み出せしもの) |
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「サフラー!」 (サフラー:ラー神の傍らにあるもの) | 「シェプスセスカーフ!」 (シェプスセスカーフ:彼の魂は高貴である) | クリティカル攻撃 | 「メレルアメン!」 (メレルアメン:アメン神に愛されしもの) |
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消滅 | 「ネフェル……イルカ、ラー……!」 (ネフェルイルカラー:美しきものはラー神の魂) |
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覗覚星アモン
CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「我が眼を見よ」 |
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「我が怒りを知れ」 | 「我が光を呼べ」 | クリティカル攻撃 | 「切断する!」 |
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宝具 | 「覗覚星、開眼。数多の残像、全ての痕跡を私は捉える。『焼却式 アモン』」 |
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戦闘不能 | 「光が……光が、途絶える……!」 |
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ナベリウス 
- 終局特異点に登場する魔神柱。序列24位。
- ゼパル、ボディス、バティン、サレオス、プルソン、モラクス、イポス、アイムの八柱と共に溶鉱炉を司る魔神柱。「Ⅰの座」で第一特異点のサーヴァント達と交戦する事となる。
戦闘時のクラスはセイバー。
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| | 性能
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- エネミー名は「溶鉱炉ナベリウス」
第一形態の姿で黒い体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。
- 《スキル》
- 「涙目」
敵単体の防御力をダウン(3T)
- 「伏目」
防御力をアップ(3T)
- 「成長の時 来たれり」
防御力をアップ(3T) &チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・ナベリウス』
敵全体に攻撃&やけど(非重複)状態を付与(-2,000・10T)
|
- アプリ版ではⅠの座に相当するオルレアンに魔神柱は出現しないが、アーケードではオルレアンにナベリウスの名を騙る魔獣赫が登場(当初は魔獣赫の存在は明かされず、ナベリウス本人と見做されていた)。
クラスはキャスターとなり、デザインも異なっている。
ナベリウスを含む溶鉱炉の九柱を「音を知るもの」「歌を編むもの」と称しており、ナベリウス自体も原典的に芸術を司る悪魔とされている。
そのためか戦闘時の台詞がやけに貴族的・芸術家的な口調や内容となっている。
+
| | ボイス
|
CV | 杉田智和 |
---|
攻撃 | 「深みが無い」 |
---|
「苦味が無い」 | 「まろみが無い」 | クリティカル攻撃 | 「美味なり!」 |
---|
宝具 | 「溶鉱炉、解放。一滴の真理に至れ。『焼却式 ナベリウス』」 |
---|
戦闘不能 | 「礼節が足りぬようだな……」 |
---|
|
サブナック 
- 終局特異点に登場する魔神柱。序列43位。
- シャックス、ヴィネ、ビフロンス、ウヴァル、ハーゲンティ、クロケル、フルカス、バラムの八柱と共に生命院を司る魔神柱。「Ⅶの座」で主人公の下に駆け付けた第七特異点のサーヴァント達と交戦することとなる。
戦闘時のクラスはアーチャー。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「生命院サブナック」
第二形態の姿で黒い体表。
- 行動パターン
- ゲージ3、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。
- 《スキル》
- 「慈眼」
敵単体の最大HPがダウンする状態を付与(-2,000・永続)
- 「潤目」
毎ターンHP回復状態を付与( +2,000・10T )
- 「宿命の時 来たれり」
敵単体に即死効果を付与&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・サブナック』
敵単体に攻撃&最大HPがダウンする状態を付与(-5,000・永続)
|
- 対応する章の関係で戦うサーヴァントが見事なまでに神霊揃いという微妙に不憫な人(?)。
父性を感じさせる台詞や撃破時に「生命の父」と称するのは、第七特異点に登場する「原初の母」に対応したものと思われる。
イシュタルの一斉掃射にキレて外道呼びする。
+
| | ボイス
|
CV | 杉田智和 |
---|
攻撃 | 「強くあれ」 |
---|
「不滅であれ」 | 「産声を上げよ」 | クリティカル攻撃 | 「汝ら、病めることなかれ」 |
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宝具 | 「生命院、証明。生きとし生けるもの、皆平等に燃えるべし。『焼却式 サブナック』」 |
---|
戦闘不能 | 「我は父なり……! 生命の父なり……!」 |
---|
|
アンドロマリウス 
- 終局特異点に登場する魔神柱。廃棄孔アンドロマリウス。序列72位。ゲーティアを構成する最後から二番目の魔神柱。
- 巌窟王の幕間にて再登場。こちらでは主人公が英霊たちとの意識のリンクの結果できた沈殿が形をなしたもの。
- ムルムル、グレモリー、オセ、アミー、ベリアル、デカラビア、セーレ、ダンタリオンの八柱と共に廃棄孔を司る魔神柱。七つの特異点で出会った英霊たちの存在しない、第八の領域「Ⅹの座」で主人公たちの抹殺のために現れるが、そこにイベントクエストで出会った英霊たちが駆けつけ交戦することとなる。
予想外の英霊たちの出現に追い込まれていき、その筆頭であり初めから自分達の目論見通りに動く気が無いのが分かっていた復讐者を気まぐれで計画に利用したせいで想定外の事態を招いた統括局に怨み言を言いながら撃破された。
- 終局特異点の魔神柱制圧戦では他の魔神柱は200万体で撃破となったが、アンドロマリウスのみ600万体討伐が必要であった。しかし、それでも最後に残された頃には同様にカウント半分を切っており、そこからは1日足らずで全滅した。
もっとだ!もっと(素材を)吐き出すがいい!
戦闘時のクラスは制圧戦ではセイバー、巌窟王の幕間ではルーラー。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「廃棄孔アンドロマリウス」
第一形態の姿で金色の体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に単体攻撃。
- 《スキル》
- 「逆目」
攻撃力をアップ(1回)
- 「細目」
クリティカル発生率をアップ(1回)
- 「廃棄の時 来たれり」
敵全体の強化状態を解除&自身のチャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・アンドロマリウス』
敵単体に攻撃&強化状態を解除
|
「竹箒日記」ではきのこに対するお叱り役。
+
| | ボイス
|
CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「何故欲しがるッ!」 |
---|
「何故持て余すッ!」 | 「不要不要不要ッ!」 | クリティカル攻撃 | 「身も心も虚無となれ!」 |
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宝具 | 「廃棄孔、崩落。不要なもの、全てを捨てよう! 『焼却式 アンドロマリウス』!」 |
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戦闘不能 | 「もっとだ! もっと吐き出すがいい!」 |
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|
ハーゲンティ 
- メディア(リリィ)の幕間の物語に登場する魔神柱。序列48位。
終局特異点では生命院を構成する魔神柱として名前のみ登場。
- 2020年のイベント「救え! アマゾネス・ドットコム ~CEOクライシス2020~」では、サーヴァントユニヴァース世界のメディアリリィがケーキの材料を用いて召喚。
ボイス無し。
- 2021年のイベント「アキハバラ・エクスプロージョン! ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~」では、裏AKIBAクエスト「パンケーキ・インフィニティ」にてホイップ(ホムンクルス)やビスケットゴーレムと共に登場。ボイスあり。
- 2023年クリスマス「雪原のメリー・クリスマス2023 ~7days / 8years Snow Carol~」90++フリークエストに登場。ボイス無し。
戦闘時のクラスはメディアメディア(リリィ)の幕間では?、塔イベではバーサーカー、クリスマスイベではキャスター。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「魔神ハーゲンティ」(メディアリリィの幕間)
「出来たてパンケーキ」(2020年塔イベ)
「無限のパンケーキ」(2021年塔イベ)
「クリスマスケーキの幻影」(2023年クリスマスイベ)
第一形態の姿でピンクの体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(メディアリリィの幕間)
ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(2020年塔イベ、2021年塔イベ、2023年クリスマスイベ)
2020年塔イベではスイートウィッチも随伴する。2021年塔イベでは女性サーヴァントのみでしか出撃出来ず、バーサーカークラスのホムンクルス「ふわふわホイップ」とビスケットゴーレム「クリスピービスケット」を2wave戦った後、3waveで2体のクリスピービスケットと共に待ち受ける。全ての敵のHPを0にする事で勝利可能。
- 《永続バフ》
- 『なめらかな口あたり』(ふわふわホイップ)
攻撃を受けた時、対象のスター発生率をダウン(3T)
- 『サクサク食感』(クリスピービスケット)
攻撃を受けた時、対象の防御力をダウン(3T)
- 『食べ放題』
2021年塔イベのみ所持。攻撃を受けた時、対象のHPを回復(+500)&毒状態を付与(-1,000・3T)
- 《スキル》
- 「甘い香り」
2020年塔イベのバトル開始時に発動、以降は自身が生存時に毎ターン開始時に発動。敵単体に確率で魅了状態を付与(1T)
- 「凝視」
敵単体の防御力をダウン(3T)&やけど(非重複)状態を付与(-200・10T)
- 「まばたき」
弱体状態を1つ解除
- 「変成の時 来たれり」
敵全体のNPを減らす(-50%)&HPを回復(+5,000)
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・ハーゲンティ』
敵全体に攻撃&スター発生率をダウン(3T)
|
別名「パンケーキ」さん。
- 上記のメディア(リリィ)の幕間の物語において、メディア(リリィ)によって絶対になくならないパンケーキの材料にするための素材狩りのために召喚されたことが由来。
他の魔神柱たちが強敵として立ちはだかる中、とんでもない理由で召喚されてブチ殺された彼の戦闘台詞はどこか悲哀に満ちていた…。
「何故私だけがこんなぁぁぁぁぁっ!?」
後、「異端なるセイレム」にてラウムよりメディア(リリィ)と関わりのある魔神柱としてフォルネウスと共に名前が挙げられていた。
パンケーキと化した同胞にラウムは何を思ったのだろうか。
イベント「ぶっちぎり茶の湯バトル ぐだぐだ新邪馬台国 地獄から帰ってきた男」で作成できるお茶のラインナップに「ハーゲン茶」というハーゲンティの色と目玉が付けられた謎のお茶が存在している。
+
| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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開始 | 「この世の終わりの予感……!」 |
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攻撃 | 「ふざけている……!」 |
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「どうなっている!?」 | 「困っている……」 | クリティカル攻撃 | 「貞操の危機!」 |
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宝具 | 「とても温かい!」(『焼却式 ハーゲンティ』) |
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戦闘不能 | 「何故私だけがこんなぁぁぁぁぁっ!?」 |
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グラシャ=ラボラス 
- イベント「魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~」に登場する魔神柱。序列25位。
ナーサリー・ライム曰く「誰よりも優しく永遠に遊んでくれる黒ひつじさん」とのこと。この時は「グラシャラボラス」と表記されていた。
- 終局特異点では観測所の魔神柱として名前のみ登場。
- 戦闘時のクラスは?。ボイスは無し。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「魔神グラシャ=ラボラス」
第一形態の姿で黒い体表。
- 《スキル》
- 「凝視」
敵単体の防御力をダウン(3T)&やけど(非重複)状態を付与(-200・10T)
- 「透視」
敵単体の防御力アップ状態を解除
- 「戯れの時 来たれり」
味方全体の宝具威力をアップ(10T)+敵全体のNPを減らす(-20%)
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・グラシャ=ラボラス』
敵全体に攻撃&弱体耐性をダウン(3T)
|
- なお、この際ナーサリー・ライムが行った召喚の詠唱は黒ひつじ繋がりか『クトゥルフ神話』の邪神「シュブ=ニグラス」を召喚する際の呪文が混じっている。
- 「黒ひつじ」はイギリスの童歌としてのナーサリー・ライムの別名、マザーグースの一つに登場する黒ひつじのことと思われる。
人理焼却をサボって幼女と遊んでいた魔神柱
バアル 
- 覗覚星を司る九柱の一柱。序列1位。特使五柱のひとり。
- 終局特異点第一節で英霊たちと戦う姿が描かれている。
また、第十節において英霊たちの侵攻と死への耐え難い苦痛からソロモンに一刻も早い光帯の使用による早期決着を求めるもすげなく却下される。
- 魔神柱たちが自我を確立した後の顛末の中でバアルの名前が出されなかったため、その去就は不明であったが、新宿の特異点にて黒幕の片割れとして再登場する。
英霊でも何でもないただの凡人でありながら終局特異点の戦いを生き延び、自分が納得できない形で計画を台無しにした主人公に対する復讐心から3000年の年月をかけて「幻霊」を扱う技術を手にし、それによって摩天楼を狂乱の夜に巻き込んだ。
終盤に2回戦闘を行う。戦闘時のクラスは1戦目はアーチャー、2戦目はアヴェンジャー。1戦目はプレイアブル時と異なり、専用のボイスあり。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「モリアーティ」(1戦目)
「魔神バアル」(2戦目)
1戦目は第二再臨の姿。2戦目は第二形態の姿で、赤色の瞳で金地に赤の格子模様の体表。
- 所持属性
- サーヴァント、獣属性、混沌、悪、人型、男性、七騎士のサーヴァント(1戦目)
獣属性、超巨大(2戦目)
- 行動パターン
- ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に単体攻撃。(1戦目)
ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(2戦目)
- 《スキル》
- 「虚無の数式」
1戦目のバトル開始時に発動、以降はゲージがブレイクされるまで毎ターン開始時に発動。敵単体にスキル封印状態を付与(1T)または敵単体に宝具封印状態を付与(1T)
- 「不解なる問い」
1戦目でゲージがブレイクされた後から毎ターン開始時に発動。敵単体の強化状態を解除&敵単体に宝具封印状態を付与(1T)
2つのデバフが別々の敵に付与される事がある
- 「3000年の憎悪」
1戦目でゲージをブレイクされた後から使用。敵単体にターゲット集中状態を付与(3T)+自身の攻撃力をアップ(3回)
- 「瞠目」
2戦目に使用。クリティカル威力をアップ(3T)
- 「宿願の時 来たれり」
2戦目に使用。味方全体のクリティカル発生率をアップ(3T)&チャージ+1
- 「3000年の応報」
2戦目でゲージをブレイクされた時に使用し、以降も使用。敵単体にターゲット集中状態を付与(3T)+自身の攻撃力をアップ(3回)&宝具威力をアップ(1回)
- 《チャージ攻撃》
- 『終局的犯罪』(1戦目)
新宿のアーチャーの宝具と同じ。敵単体の防御力をダウン(3T)+敵単体に超強力な攻撃
- 『焼却式・バアル』(2戦目)
敵単体の強化状態を解除+敵単体に攻撃
- 《ブレイク時行動》
- 自身の攻撃力をアップ(3T)(1、2戦目)
- 『3000年の応報』(2戦目)
スキル時と同じ。
|
- また、戦闘時は柱の姿だがシナリオではゲーティアに似た魔人体が存在する。
+
| | ボイス
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新宿のアーチャー
CV | 土師孝也 |
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スキル | 「やるか……!」 |
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「これを」 | アタック | 「下らん」 |
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「崩れよ」 | 「行け……!」 | 宝具 | 「これが終局の風景だ。三千年の応報を! 『終局的犯罪』!!」 |
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ダメージ | 「おおおあああああっ!」 |
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「くぅっ」 | 戦闘不能 | 「完全犯罪は……成立した……!」 |
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バアル
CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「苦悶せよ!」 |
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「憎悪する!」 | 「応報する!」 | クリティカル攻撃 | 「復讐の火種だ」 |
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宝具 | 「3000年の辛苦に、今こそ報いを」(『焼却式 バアル』) |
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戦闘不能 | 「我が復讐は……成立、した……!」 |
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アンドラス 
- 情報室を司る九柱の一柱。序列63位。特使五柱のひとり。
終局特異点においてはシナリオパートで名前のみ登場。
魔神柱たちが自我を確立した際にゲーティアより結合解除を行った。
- イベント「ぐだぐだ明治維新」でまさかの登場。自我に目覚めた際に死への恐怖を感じて時間神殿より逃走しており、生への執着・死への恐怖から自らの意志で特異点を生成していた。
だがその時点ではすでに死亡しており、ダ・ヴィンチちゃんからは「残留思念」と分析されているが、似たような願いを持つ(永遠を求めていた)茶々と融合しかろうじて消滅を免れ、彼女の記録にあった豊臣秀吉の特性を得て「金色魔太閤秀吉」を名乗って特異点で永遠を得ようとした。
- なお、特異点形成のための要石的な存在として織田信勝、土方歳三の二人を召喚している(二人とも「永遠を求めていた」という共通点だけはあった)。
- イベント「救え! アマゾネス・ドットコム ~CEOクライシス2020~」では、スーパークレーマークエスト『クレーム対応「注文の多い魔神柱」』で再登場。
- 戦闘時のクラスはルーラー。ボイスはなし。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「金色魔太閤」(ぐだぐだイベ)
「注文の多い魔神柱」(2020年塔イベ)
第一形態の姿で黄金の瞳に黄金の体表。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。
特殊スキル→行動→行動→行動(2020年塔イベ)
どちらも敵のゲージを全て0にする事で勝利可能。
- 《スキル》
- 「クレーマーマニュアル「ロジカルな対応」」
2020年塔イベのバトル開始時に発動。Arts耐性ダウンを付与(永続・解除不可)
- 「「この健康食品、効果がない…返金せよ!」」
2020年塔イベで自身のHPが50%以上の時、行動開始前に使用。敵全体にやけど状態を付与(-1,000・3T)または敵全体の防御力をダウン(3T)または敵全体に強化無効状態を付与(1T)
- 「「返金だけではない。慰謝料も付けよ」」
2020年塔イベで自身のHPが50%以下の時、行動開始前に使用。敵全体にのろい状態を付与(-2,000・3T)または敵全体の防御力をダウン(3T)または敵全体に確率でスタン状態を付与(1T)
- 「瞑目」
防御力をアップ(1T)
- 「黄昏の時 来たれり」
防御力をアップ(3T)
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・アンドラス』
敵全体に攻撃&攻撃力をダウン(3T)
- 《ブレイク時行動》
- 『刀狩り』(ぐだぐだイベ)
自身の弱体状態を解除+敵全体の強化状態を解除
|
- ルーラー化したことも含め、とにかく被ダメージを減らして『死を先延ばしにする事』に終始している。が、回復や蘇生(ガッツ)と言った蘇生に類する能力は失われている。
- 「智慧のスカラベ」を固定でドロップしていた。これは難題を解いた証とされ『再生と復活の象徴たる聖なる虫』を模している。
ゼパル 
- 溶鉱炉を司る魔神柱の一柱。序列16位。特使五柱のひとり。
終局特異点ではシナリオパートのみ登場。
第一特異点の英霊たちに圧倒される現状に、統括局への弾劾を訴える。
バアルと同様、ゼパルも自我を確立した後に顛末が作中で語られていなかったが、新宿幻霊事件においてバアルを含めた「生き延びた四柱の魔神柱」として生存が示唆されている。
- イベント「深海電脳楽土 SE.RA.PH」において身体を失いながらも海洋油田基地「セラフィックス」へと逃げ延びていたことが判明する。
なお、ゼパルの独白からバアルら他の三柱の行方や目的は知らず、興味も持っていなかった模様。
- 冠位時間神殿における自身たちの敗北を謙虚に受け止め人間に対して憎しみを抱かずに評価し、人間の知性活動に大きなエネルギーを生み出す可能性を見出す。
その可能性を伸ばし「人類を情報として管理する」という命題を得て、失った肉体を再生するために落ち延びた先のセラフィックスの教会のセラピスト「殺生院キアラ」を依り代として選び潜伏する。
- しかし総体としての人類を評価する一方で個々の差に関してはあまり認識できていなかったと思われる。また終局特異点からの時点で自分勝手なきらいがあったようだ。
そしてよりにもよってキアラの類稀な善性を封じ込めたことに加え、数奇な運命を辿った別の世界の殺生院キアラに接続したことで、彼女の秘めていた快楽へのおぞましい欲望を発露させてしまう。
これにより依り代にしたキアラを通して(魔神でありながら!)人間の肉体の快楽を知って堕落し、いつしかキアラに教えを請い管理される側となって身体の主導権をキアラに奪われてしまった。
最終的には発狂し、キアラから消滅か隷属かを選ばされるも、結局彼女から切り離され消滅する。
- Fateシリーズでもそうそうないレベルの巡り合わせの悪さだが、別世界のキアラについて知った上で、運良くセラフィックスでまっとうに活動できていたキアラに結びつけたこと、そして元を正せば彼の落着がセラフィックスの惨劇の発端であることに間違いはなかったので、BBからは自業自得と評されている。
- 一応、彼の成れの果てらしき魔神柱との戦闘がある。
戦闘時のクラスはバーサーカー。ボイスは無し。
+
| | 性能
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- エネミー名は「魔神柱」
第一形態の姿で黒い体表だが、大きさは幾らか小さく、目玉の数も少ない。
- 行動パターン
- ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル全て全体攻撃。
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・???』
敵全体に攻撃&防御力をダウン(3T)
|
「○○の時 来たれり」という名称のスキルも使用せず、見た目からも違和感を覚えるようになっている(ガウェイン曰く「ハクがない」)。
シナリオではキアラが無銘の魔神柱を無尽蔵に生み出していることが言及されているので、実際にプレイヤーが戦った魔神柱は無銘の方である。主人公たちがレイシフトしてきた時点でゼパルはすでに消失していた。
「深海電脳楽土 SE.RA.PH」における事件の解決後、この一連の出来事はなかったことになっており、カルデア帰還後の世界では「セラフィックス」自体が2017年初頭に解体されたことになっていた。
そのためゼパルの討滅も無効化されたと思われていたが、「竹箒日記」によるとこれはBBによってこの数ヶ月間が「虚数事象」として処理されたためであり、事件の元凶でありビーストとしての運命耐性を持っていたゼパルとキアラはこの処理を適用されずに死亡が確定されたとのことである。
…が、それにもかかわらず殺生院キアラがアルターエゴクラスの皮を被ってカルデアに単独顕現するという事態が起こっているため、ゼパルの残骸は依然として彼女にこき使われている恐れも拭えない
後に「異端なるセイレム」における回想にてラウムと論戦をする場面が描かれており、「ラウムの計画は一万四千年前に失敗例がある」と非難していた。
その時の態度はセラフィックスでの末路を知る人にはある種のシリアスな笑いを提供することとなった
フェニクス 
- 兵装舎を司る九柱の一柱。序列37位。特使五柱のひとり。
終局特異点にてバアル、ラウム、ゼパル同様に行方不明の魔神柱の一柱であったが、「新宿幻霊事件」において終局特異点の戦いを生き延び逃走していたことが示唆される。
- 不死鳥「フェニックス」と同一視されている死と再生を司る魔神。その能力から自身を数値的に死んでいるものと見せかけ、カルデアの探知から逃れてきた。
原典において「話す言葉が自然と詩となる」「聞き苦しい酷い声で喋る」とされており、作中の台詞はかなり現代詩じみていて難解な表現がされている。
- 「アガルタの女」にて西暦2000年の中央アジア地下で特異点を形成していたことが判明。
「死にたくないのに、幾度も生かされ、幾度も死ぬ」という自身の在り方を厭い、生と死を繰り返す自身の在り方を不適と考えており数多の死を体験することを避けるため「生と死の不死鳥」という概念を滅ぼすことを望む。
そして、サーヴァント召喚システムにより幾度の死と生を繰り返すことを忌避した不夜城のキャスターに共感を抱いて、彼女を同志として「神秘の秘匿という概念を破壊」してサーヴァント召喚システムの消滅をするよう唆した。
- 「生ある者に死があるのは誤りである」という考え方はゲーティアと同一であるが「生を消滅させることにより死を終わらせる」という結論を得ているため、ゲーティアとはその考え方が真逆に等しい。彼の思想についてはダ・ヴィンチさえ「ゲーティアも頭を抱えるだろう」とまで言い放っていた。
- 「死を厭う」という願いは「ぐだぐだ明治維新」に登場するアンドラスと共通するが、アンドラスは「生き続けること・不死」を目的にしていた一方で、フェニクスは「生があるから死がある。よって『生』を消滅させれば『死』がなくなる・不生」を目的としており、アンドラスとも完全に相容れないものだった。
- 容姿は最初はハルファスと同一。一度倒され復活した後は形が崩壊しかけたような独自の姿となる。
また、シナリオ内ではバアルとは異なる人型の形態にも成っている。
- シナリオ最終盤で3回戦闘を行う。
戦闘時のクラスは1戦目はキャスター、2、3戦目はルーラー。
+
| | 性能
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- エネミー名は「魔神フェニクス」
第二形態の姿で1戦目は白い体表、2、3戦目は加えて黒色と黄金の歪な模様が走り、根元から黄金の塵と赤黒い触手が生えている。
- 行動パターン
- ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(1戦目)
ゲージ4、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。(2、3戦目)
1、3戦目はHPを0にすると勝利可能、2戦目はガッツを2回発動すると戦闘終了。
- 《永続バフ》
- 『対英雄』
1戦目のみ所持。〔王〕特性の敵からの攻撃に対する耐性をアップ
- 『死と再生の魔神』
2、3戦目に所持。HPが0になった時、HPを回復して耐える(+100%)
- 《スキル》
- 「眠目」
敵単体の即死耐性をダウン(3T)
- 「尽目」
敵単体に即死効果を付与
即死耐性が下がった敵に積極的に使用する
- 「誘惑の声/我が口に来たれ」
敵単体に魅了状態を付与(1T)&1ターン後HP減少「1ターン後に対象のHPを減らす(-2,000)」を付与(1回)
- 「復活の時 来たれり」
2、3戦目に使用。弱体状態を解除&弱体無効状態を付与(1T)&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・フェニクス』
敵全体のガッツ状態を解除+敵全体に攻撃&やけど(非重複)状態を付与(-1,000・3T)
|
+
| | ボイス
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初戦
CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「嫉妬の炎!」 |
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「渇望の炎!」 | 「羨望の炎!」 | クリティカル攻撃 | 「限りある命……なんと羨ましい!」 |
---|
宝具 | 「吟じるは再生と死の理。又の名を呪いと言う」(『焼却式 フェニクス』) |
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戦闘終了 | 「次の生と、次の死へ。何故、逃れられぬ……?」 |
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二戦目以降
CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「嫉妬の猛炎!」 |
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「渇望の猛炎!」 | 「羨望の猛炎!」 | クリティカル攻撃 | 「当てつけがましい生者!」 |
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宝具 | 「貶めるは神秘と知の理。全ては暴かれ、そして消える」(『焼却式 フェニクス』) |
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戦闘終了 | 「無駄に過ぎる……こんなものでは、終われぬのだ!」(2戦目) |
---|
「此処まで来て……我は消えたい。ただ、消えたいのだ……!」(3戦目) |
|
ラウム 
- 兵装舎を司る九柱の一柱。序列40位。特使五柱のひとり。
- 終局特異点のシナリオパートに登場。
第一節にて召喚された英霊たちと戦闘を行い、損壊。宙域よりの離脱を主張する。
- バアルやゼパルと同じく、自我を確立した後の顛末が不明の魔神柱の一柱であったが、最後の亜種特異点「異端なるセイレム」においてついにその去就が判明。
時間神殿での決戦に生き延びた後も「人類の救済」の命題を保ち続けるが、それをこの宇宙に存在しない「外の宇宙の神」の力を以て行うことを企てる。
- その計画のための場所として、理性と狂気の挟間および近代の才知と中世の暗黒が混じり合った特異の地である「セイレム」を選択。2017年現代の都市において、“セイレム”そのものを触媒とし、五万人の市民を魔力元として膨大なる霊体群を降臨させ、過去のセイレムを擬似的に再現する。
そして巫術者として稀代の能力を持っていたとされる過去のセイレムの少女・アビゲイル・ウィリアムズに目を付け、それを利用して「外なる神」の降臨を試みようとしていた。
- セイレム周辺の数km圏内は「暗闇」によって外界と隔てられ、内部時間は通常の10万5千倍の速度で進行していた。これは外の1秒が中では29時間10分(一日+約5時間)となる計算。
逆に中での1日は外では約0.8秒しか経過していないことになるが、ストーリー中でのカルデアとの通信時には時間のズレを感じさせる描写がないため、実際にどの程度のズレがあったのかは不明。
暗闇の発見からカルデアの突入まで3日経過している。仮にこの速度に変化がなく、ラウムが七日間を繰り返しているのであれば、内部ではおよそ866年分の時間経過、41,568回のループが行われている。
- 作中ではアビゲイルに近しい立場の役目を負ったとある人物として振る舞い、セイレムで生活していた。
アビゲイルの無垢さに触れたラウムは彼女を単なる計画のための道具ではなく情愛を抱いた養子として認めており、『彼女を救済し、自身の存在を賭してでも護る』と発言している。
そして彼女の望みに応じ、計画に必須ではなかった「親友」や魔女裁判の関係者をセイレムに用意し呼び寄せていた。
- 「都市」に根ざす特性を持ち、人の姿でいることは苦ではなく、心地よいと感じている。
その特性がゲーティアとラウムを分かつ要因であったと自身を分析している。
また、作中内での描写から猫が非常に苦手らしい。
- 容姿は終局特異点ではハルファスと同一であった。
また、伝承ではカラスの姿を持つとされており、作中でもカラスの姿やカラスの頭部を持つ人間の姿に変じている。
- 戦闘時のクラスはアサシン。
+
| | 性能
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- エネミー名は「魔神ラウム」
第二形態の姿で黒みがかった青色(濡れ羽色)の体表で、根元からカラスの羽が舞っている。
- 行動パターン
- ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。
サーヴァント全体のステータスが敵全体の半減した状態で出撃。1waveでバーサークラスのグールとグール・エンビヤ、アサシンクラスのエルダーグールを相手した後に2waveで待ち構える。
全ての敵のゲージを全て0にする事で勝利可能。
- 《スキル》
- 「彗眼」
敵単体に呪厄状態を付与(+100%・5T)
- 「鳥目」
敵全体に呪い状態を付与(-500・10T)
- 「流目」
回避状態を付与(1回)
- 「降臨の時 来たれり」
ゲージをブレイクされた時に使用し、以降も使用。敵全体のNP獲得量を大ダウン(1T)+自身のチャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・ラウム』
敵全体に攻撃&強化無効状態を付与(1回)
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+
| | +以下、「異端なるセイレム」の結末ネタバレあり
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- 一連の事件を解決した後、消え行くセイレムにラウムが身体を奪っていた本物のランドルフ・カーターが現れるのであるが、その時に本物のカーターからはラウムが彼の身体を傷ひとつつけず、セイレムでの出来事を記憶に宿したまま返却したことが語られている。
このラウムの行動は、自身が敗北した場合にアビゲイルと同じ異能を持つカーターに彼女を託す目的で、セイレムの記憶を持つ肉体を無傷で返却したという考察が存在する。
- ラウムは「人類の救済」を語る時は「我々」、「アビゲイルの救済」を語る時は「私」と一人称が違っており、彼がゼパルに語った「人類救済という魔神柱としての命題」だけでなく「アビゲイルを救うというラウム個人の命題」を抱いていることが窺える。
そして最終的にアビゲイルは罪の意識によってずっと縛り付けられていたセイレムの地から解放されてカーターと共に旅立ったことで、ラウム自身の「アビゲイルの救済」という命題は達成されたと言える。
- なお、作中でラウムはアビゲイルの救済を期待してカルデアを介入させたことも語っている。カルデアの介入によりアビゲイルを救済させるという望み通りの結果を得たという意味では、「カルデア勢力を唯一御し切った魔神柱」と言えるのかもしれない。
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+
| | ボイス
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CV | 杉田智和 |
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攻撃 | 「croak……croak……!」 |
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「報いを求めよ」 | 「祈りを捧げよう」 | クリティカル攻撃 | 「さらば、与えられん!」 |
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宝具 | 「兵装、最大保持。外なる理を以て、惑星を再定義する。『異端創世式 ラウム』」 (文字表記は『焼却式 ラウム』) |
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戦闘不能 | 「これでよい……。これで……よいのだ」 |
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ガープ 
- 終局特異点のシナリオパートにのみ登場。
第一節にて召喚された英雄たちと戦闘を行う。
- 最終盤で自我を確立した際は、自身の中に存在する感情の熱に歓喜しながら敵である英霊たちを讃え、ゲーティアに対して崩壊する前に3000年の計画の結末を、例え失敗であっても見せるよう要求する。
オセ 
- 終局特異点のシナリオパートにのみ登場。
第一節にて召喚された英雄たちと戦闘を行う。
相互理解を拒んだ人間たちが協力して魔神柱たちを打ち破る姿に疑問と驚異を覚える。
オリアス 
- 終局特異点のシナリオパートにのみ登場。
情報室の魔神柱。
第二特異点の英霊たちに情報室の九柱が押し止めている戦況に狼狽する中、アルテラの放った「涙の星、軍神の剣」の直撃を受ける。
グシオン 
- 終局特異点のシナリオパートにのみ登場。管制塔の魔神柱。
最終盤で自我を確立して、サーヴァント撃退への意義を見出せずに攻撃を停止。
ゲーティアの統括から離脱して、生き残った管制塔の魔神柱、エリゴスとカイムと共に最期まで英霊たちとの議論を続けることを選ぶ。
- 『2015年の時計塔』において、レフ教授の別人格として「ライノール・グシオン」という人物が登場するが、魔神グシオンとレフ教授との関係は言及されていない。
クロケル 
- 終局特異点のシナリオパートにのみ登場。生命院の魔神柱。
最終盤で自我を確立。他の生命院の魔神柱たちはクロケルに魔力を託して消滅。怒りと口惜しさから3000年の計画達成よりも英霊たちを一騎でも殲滅することを選択。
「我らの偉業に、我の如し感情は不要なり」と宣言して、ゲーティアより離脱する。
アロケル 
- 終局特異点のシナリオパートで名前のみ登場。視覚星の魔神柱。
オロバスと共に英霊達の盾となり散った。
- アーケード版第6章では敵として魔神柱改めアロケルの名を騙った「魔獣赫アロケル」が登場。
アプリ版6章に登場した魔神であるアモンが呼び出せず、代わりに同じ視覚星のこちらの魔神の名前が使われた。
アムドゥシアス 
- 情報室の魔神柱。
本作における名前の初出はSWイベで登場したエネミーのアマデウスの名称。
与太話もいいところのイベントだったので当時は軽く流されたが、後にアマデウスが魔神柱アムドゥシアスになる運命を持った人間であり、及びその運命を打ち破っていた事が明かされた。
- その後、サリエリの幕間にてアムドゥシアスがアマデウスを侵食しようとする場面が登場した。
戦闘時のクラスはキャスター。ボイスは無し。
+
| | 性能
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- エネミー名は「仮想魔神柱・音楽魔アムドゥシアス」
第一形態の姿で赤い体表。
- 行動パターン
- ゲージ5、3回行動・通常は全体、クリティカルは単体攻撃。
- 《スキル》
- 「藪睨み」
敵単体の攻撃力をダウン(3T)
- 「赤目」
攻撃力をアップ(3T)
- 「覚醒の時 来たれり」
宝具威力をアップ(10T)&チャージ+1
- 《チャージ攻撃》
- 『狂奏曲 アムドゥシアス』
敵全体に攻撃&NPを減らす(-30%)
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ココナッツミルク 
- イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」でBBが召喚した謎の魔神柱。身体が食物繊維(ココナッツロング?)風。
戦闘時のクラスはムーンキャンサー。ボイスは無し。
+
| | 性能
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- エネミー名は「魔神ココナッツミルク」
第一形態の姿で乳白色の体表。
- 行動パターン
- ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。
- 《スキル》
- 「ハーゲンティ風フレーバー」
バトル開始時に発動。敵全体に毒状態を付与(-1,000・10T)
- 「熟成が進んで美味しくなりました」
ループ4日目以降のバトル開始時に発動。毎ターンチャージプラス「ターン終了後、自身のチャージを1増やす」を付与(永続・解除不可)
- 「脇目」
敵単体の防御力をダウン(3T)
- 「賞味期限シール張り替え」
自身に弱体状態が付与されている時に高確率で使用。弱体状態を解除
- 「グレーテルの竈」
自身に弱体状態が付与されているかつHPが50%未満の時に高確率で使用。HPを回復(+50,000)&弱体状態を解除
- 「甘食の時 来たれり」
敵全体のNPを減らす(-10%)&毒状態を付与(-200・10T)
- 《チャージ攻撃》
- 『焼却式・ルルハワ』
敵全体に攻撃&蝕毒状態を付与(+100%・5T)&HP回復量をダウン(-50%・3T)
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当然このような名前の悪魔は原典には存在しない。
しかしスキルでハーゲンティの名前が出ており、ハワイはパンケーキが好まれて食されていることを考えると……
魔神柱型巨大ケーキ 
- イベント「メイキング・クリスマス・パーティー!」終盤で登場した魔神柱。……ではなく魔神柱の形をしたケーキ。
戦闘時のクラスはキャスター。ボイスは無し。
+
| | 性能
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- エネミー名は「魔神柱型巨大ケーキ」
上記のハーゲンティの様な第一形態のピンクの体表に、イチゴやホイップクリームやキャンディケイン、あげくには小型ツリーやリボン、プレゼント等がぎっちりデコレーションされている。
- 行動パターン
- ゲージ5、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃。
所持しているマルタ(サンタ)を前衛に入れて出撃。ゲージを全て0にする事で勝利可能。
- 《永続バフ》
- 『スウィートボディ』
防御力をアップ&攻撃を受けると、敵単体のHPを回復する(+300)【デメリット】
- 《スキル》
- 「食材特攻」
バトル開始時に発動。敵全体<控え含む>の料理人系サーヴァントに〔食材〕特攻状態を付与(永続・解除不可)
- 「トラヴァイエ」
敵全体の防御強化状態を解除&防御力をダウン(3T)
- 「グラサージュ」
弱体無効状態を付与(3回・3T)
- 「デコレーション」
無敵状態を付与(3回)
- 《チャージ攻撃》
- 『カロリー・ボンバー』
敵全体に攻撃&確率で即死効果を付与&HP回復量をアップ(+50%・3T)
- 《ブレイク時行動》
- 「誘惑の甘い香り」(1回目)
全体に確率で魅了状態を付与(1T)&攻撃力をダウン(3T)
- 「め・し・あ・が・れ♡」(2回目)
チャージをMAXにする
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スキル名は「トラヴァイエ(Travailler:フランス語で『混ぜる、こねる』)」「グラサージュ(Glaçage:フランス語で『艶消し用に粉をまぶす』)」「デコレーション(Decoration:英語で『装飾、飾り付ける』)」と、全て料理に使用される用語となっている。
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小ネタ 
+
| | +クリックで展開 ※メインシナリオネタバレあり
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魔神柱 出現
- 出典は魔術書『ソロモン王の小さな鍵』の一冊『ゲーティア』に登場するソロモン王の使役した72の悪魔。
- 出典元の『ゲーティア』には悪魔ごとに階位が存在するが、階位が上であるほど実力や権力が上というものではなく、上下関係は存在していない。
例えるなら出席番号のようなものにすぎない。
- 『ゲーティア』に記されている72の悪魔の中には、キリスト教的世界観の外にある宗教や神話に登場する神や霊獣に由来している(と考えられる)ものが複数存在する。
例えば、序列七位の「アモン」も、エジプト神話における同名の神「アモン神」に由来しているという説が存在する。
- フラウロスは『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』において一コマだけ登場している。
- フォルネウスが「海魔」と呼ばれているのは原典において海の怪物の姿で現れるとされていることから。
- ハルファスが「軍魔」と呼ばれるのは原典において拠点や武器弾薬、軍勢召喚といった軍事にかかわる能力を持っていることに依ると思われる。
- 第四章の「御使いの四柱」や終局特異点のソロモンは「焼却式・ベレト」を使用することから、周囲にいる魔神柱のうち一柱はベレト(序列十三位)と思われる。
- エミヤ(殺)の幕間の物語に登場する「死した魔神の残滓」の個体名は不明。チャージ攻撃名も「焼却式」のみで個体名が入っていない。外見はナベリウスと同じ。
- イベント「雪原のメリー・クリスマス2023 ~7days / 8years Snow Carol~」では終局特異点の再現場面として「人理補正式」名義で魔神柱が登場する。
外見と能力は『EoR/EXTRA』のものが流用されている。
- 第四特異点でマキリ・ゾォルケン、すなわち間桐臓硯が魔神バルバトスに変貌しているが、『Fate/stay night』など本流の世界線で魔神柱化していない理由は現在のところ語られていない。
- アマデウスは本来、魔神アムドゥシアスになる人間であったことが語られている。
なお、アムドゥシアスは終局特異点においては情報室の魔神柱として名前のみ登場であったが、後に追加されたアントニオ・サリエリの幕間にて登場している。
- アマデウスが[特別な星属性]を持つサーヴァントであるのはこの齟齬が起因している。
- イベント「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行」のフリークエストにおいてはアマデウスが「アムドゥシアス」名義で登場していた。ギャグイベントのフリークエストでまさかの伏線。
- 最終特異点で戦闘するナベリウス、フラウロス、フォルネウス、バルバトス、ハルファス、アモン、サブナック、アンドロマリウスの八柱については戦闘時にそれぞれ専用のBGMが流れる。
ナベリウスからサブナックまでの七柱は第一特異点から第七特異点のフィールドBGMアレンジ、アンドロマリウスは特異点 FのフィールドBGMアレンジとなっている。
- 終局特異点の最終盤、ゲーティアに統括されていた魔神柱たちは瓦解の際に各々の自我・感情を獲得する。
自我や感情を獲得した魔神柱は生存放棄や自己矛盾により崩壊する者もいれば仲間への仇討ちに怒り狂う、攻撃を止めて議論を続けるなど、様々な顛末を迎える。
アロケル、オロバスの二柱のように、英霊たちの盾となって消滅という最期を迎えた者もいた。
- バアル、ゼパル、ラウム、フェニクスの四柱は最終盤で名前が出されず、『Epic Of Remnant』における4つの亜種特異点の起源としてその行方が判明する。
- バアルはゲーティアを見限り戦線離脱し、新宿幻霊事件の黒幕として生存していた。これが判明する際、生き延びた魔神柱がバアル含めて四柱存在していることに言及されている。
- ゼパルは『EoR/EXTRA』にて死亡が確定。
恒常シナリオでは「異端なるセイレム」の回想にのみ登場しているが、彼の消滅については触れられていないため、イベント未参加プレイヤーについてはゼパルの去就が分からぬまま放置された状況となっていたが、2020年7月15日に「Epic of Remnant / EXTRA」がメイン・インタールードとして恒常化した為、レアプリを支払うことでようやく後発プレイヤーもゼパルの末路を知る事が出来るようになった。
- 表面はゲーム内ではゴワゴワした皮膚という感じだが、マテリアル本では表面は結晶化した人間達の集まりで、深層では魔神柱の血管的なものが通るという解説がなされている。
公式サポート漫画によるとアストルフォのパンツが脱げると73体目の魔神柱が顕現するらしい。
実際に現れた73本目の名前は「ココナッツミルク」。
- アーケード版では「アプリ版では魔神柱が出ないオルレアンにも出現する」「アプリ版と外見が違う」「アプリ版で魔神柱に変貌した人物と魔神柱が同時に登場している」など、細かいところで差異が見られた。
そして6章にて「アーケードでは魔神柱を呼び出していた黒幕がアプリと異なる」という前提の違いが判明。
それにより、今まで戦ってきた魔神柱達も別の存在と判明し、魔神柱から魔獣赫と呼称を変えている。
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