ブラダマンテ のバックアップ(No.108)
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- 51 (2018-12-18 (火) 23:10:37)
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- 60 (2018-12-20 (木) 15:53:39)
- 61 (2018-12-21 (金) 01:03:35)
- 62 (2018-12-21 (金) 07:15:21)
- 63 (2018-12-21 (金) 20:44:57)
- 64 (2018-12-23 (日) 10:15:09)
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- 69 (2018-12-28 (金) 22:44:01)
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- 71 (2019-01-04 (金) 21:33:59)
- 72 (2019-01-12 (土) 21:04:38)
- 73 (2019-01-14 (月) 01:19:30)
- 74 (2019-01-20 (日) 13:00:37)
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- 77 (2019-04-05 (金) 20:14:53)
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- 80 (2019-05-25 (土) 16:11:55)
- 81 (2019-06-01 (土) 12:50:48)
- 82 (2019-07-06 (土) 18:19:24)
- 83 (2019-07-14 (日) 07:03:27)
- 84 (2019-08-14 (水) 06:28:23)
- 85 (2019-08-14 (水) 08:32:02)
- 86 (2019-08-15 (木) 13:25:32)
- 87 (2019-08-17 (土) 10:55:08)
- 88 (2019-08-17 (土) 15:23:36)
- 89 (2019-09-07 (土) 17:51:32)
- 90 (2019-09-30 (月) 08:29:45)
- 91 (2019-10-10 (木) 21:23:27)
- 92 (2019-11-27 (水) 04:05:26)
- 93 (2019-12-18 (水) 20:45:42)
- 94 (2019-12-20 (金) 01:15:16)
- 95 (2019-12-27 (金) 12:34:01)
- 96 (2019-12-28 (土) 13:30:15)
- 97 (2019-12-30 (月) 17:05:50)
- 98 (2020-01-14 (火) 10:49:56)
- 99 (2020-02-05 (水) 19:34:15)
- 100 (2020-02-10 (月) 00:23:34)
- 101 (2020-02-28 (金) 02:52:34)
- 102 (2020-03-19 (木) 03:35:08)
- 103 (2020-04-05 (日) 06:52:39)
- 104 (2020-04-12 (日) 07:25:35)
- 105 (2020-04-16 (木) 23:48:00)
- 106 (2020-05-21 (木) 22:28:52)
- 107 (2020-07-05 (日) 01:45:30)
- 108 (2020-09-24 (木) 22:41:41)
- 109 (2020-10-25 (日) 19:22:41)
- 110 (2020-10-28 (水) 16:55:38)
- 111 (2021-04-14 (水) 02:58:05)
- 112 (2021-04-14 (水) 06:39:41)
- 113 (2021-06-12 (土) 10:59:30)
- 114 (2021-06-14 (月) 03:09:41)
- 115 (2021-06-14 (月) 23:33:11)
- 116 (2021-07-16 (金) 15:05:16)
- 117 (2021-07-21 (水) 03:34:42)
- 118 (2021-08-08 (日) 15:48:40)
- 119 (2021-08-22 (日) 00:32:12)
- 120 (2021-12-16 (木) 22:24:17)
- 121 (2022-01-02 (日) 00:13:28)
- 122 (2022-05-14 (土) 18:19:18)
- 123 (2022-06-01 (水) 21:01:36)
- 124 (2022-06-03 (金) 01:22:27)
- 125 (2022-06-09 (木) 01:58:22)
- 126 (2023-04-13 (木) 05:23:43)
- 127 (2023-08-01 (火) 18:21:47)
- 128 (2023-08-01 (火) 22:12:45)
- 129 (2023-08-01 (火) 23:20:58)
- 130 (2023-08-02 (水) 21:51:54)
- 131 (2023-08-03 (木) 01:44:15)
- 132 (2023-09-01 (金) 22:09:37)
- 133 (2023-09-12 (火) 22:09:15)
- 134 (2023-10-31 (火) 18:36:53)
- 135 (2023-10-31 (火) 20:21:52)
- 136 (2023-12-31 (日) 18:31:22)
- 137 (2024-02-03 (土) 02:11:54)
- 138 (2024-02-03 (土) 03:20:12)
- 139 (2024-02-03 (土) 04:23:58)
- 140 (2024-02-03 (土) 06:19:24)
- 141 (2024-02-05 (月) 01:31:30)
- 142 (2024-02-05 (月) 09:13:11)
- 143 (2024-03-06 (水) 18:18:13)
- 144 (2024-03-06 (水) 20:04:09)
- 145 (2024-03-06 (水) 22:18:09)
- 146 (2024-03-07 (木) 01:43:13)
- 147 (2024-03-07 (木) 08:28:23)
- 148 (2024-03-07 (木) 23:28:54)
- 149 (2024-03-14 (木) 16:33:46)
- 150 (2024-03-31 (日) 10:02:33)
ステータス
SSR | No.232 | ||||
---|---|---|---|---|---|
クラス | ランサー | ||||
属性 | 秩序・善 | ||||
真名 | ブラダマンテ | ||||
時代 | 8世紀~9世紀頃 | ||||
地域 | フランス | ||||
筋力 | B | 耐久 | A+ | ||
敏捷 | A | 魔力 | C | ||
幸運 | D | 宝具 | B | ||
能力値(初期値/最大値) | |||||
HP | 2300/15682 | ||||
ATK | 1674/10833 | ||||
COST | 16 | ||||
コマンドカード | Quick×2 | Arts×2 | Buster×1 | ||
特性 | |||||
サーヴァント、地属性、秩序属性、善属性、人型、女性、愛する者、秩序かつ善 | |||||
保有スキル | 効果 | 継続 | CT | 取得条件 | |
クレルモンの勲[B] | 自身のQuickカード性能をアップ[Lv.1~] | 3 | 7 | 初期スキル | |
自身のArtsカード性能をアップ[Lv.1~] | |||||
白羽の騎士[B+] | 自身にガッツ状態を付与(1回)[Lv.1~] | 3 | 8 | 霊基再臨×1突破 | |
自身の防御力をアップ[Lv.1~] | |||||
魔術解除[A] | 味方単体のNPを増やす[Lv.1~] | - | 7 | 霊基再臨×3突破 | |
味方単体の弱体状態を解除 | |||||
クラススキル | 効果 | ||||
対魔力[A] | 自身の弱体耐性をアップ | ||||
宝具名 | 種類 | ランク | 種別 | ||
Quick | B | 対軍宝具 | |||
効果 | |||||
自身の宝具威力をアップ(1ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉+敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]&敵全体に確率でスタン状態を付与(1ターン)&敵全体のクリティカル発生率をダウン(3ターン) |
各レベル毎のステータス
+クリックで展開 |
|
イラストの変化
イラスト:saitom (+クリックで展開) |
→→→ |
霊基再臨
+クリックで展開 |
|
スキル強化
必要アイテム表+クリックで展開 |
|
セリフ
CV:森永千才 (+クリックで展開) |
|
マテリアル
絆ポイント(+クリックで展開) |
|
キャラクター詳細(+クリックで展開) |
シャルルマーニュ十二勇士のひとり。 |
絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開) |
身長/体重:170cm・55kg |
絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開) |
いくつかの冒険の末、ブラダマンテはやがて敵国の将である騎士ロジェロと恋に落ち、この恋を成就させるため、多くの苦難に立ち向かった。 |
絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開) |
生前に嫌な目にあったため、魔術師嫌い。 |
絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開) |
『目映きは閃光の魔盾』 |
絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開) |
『麗しきは美姫の指輪』 |
絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開) |
サーヴァントとして現界したブラダマンテにとってのロジェロとは、『輝きを追い続ける英霊』というアイデンティティそのものといえる。 |
ゲームにおいて
- 恒常☆5ランサー。
2018年12月12日にイベント「クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~」に合わせて実装。- 実装当初は最終マテリアル開放条件に2018年クリスマスイベントのクリアが含まれていたが、イベント終了後は絆レベル5で開放されるように条件変更されている。
- ステータスはHP型であり、エルキドゥとほぼ同じくらい。成長傾向は常にLv相応のステータスとなる平均型。
- クラススキルは「対魔力A」のみ。(設定上ではライダー適正もあるが騎乗スキルは未所持)
- カード構成はBuster1枚(4hit)、Arts2枚(2hit)、Quick2枚(4hit)、Q宝具(5hit/1体)という低〜中レアのライダーに多い構成であり、☆5ランサーでは初登場のタイプ。EXは5hit。
- 彼女のArtsカードそのものの性能は低いものの2枚あるので、初手Artsボーナスを乗せた4HitsするQuickでNPを稼ぐ事が可能。(NP回収率の高さはAQA>AAQ>AQQの順。違いはあるが大きな差でもない為、スターが欲しい時はQucikを後ろに持ってくるのもあり)
また、5HitするブレイブチェインでもNPを稼げる上、Arts&QuickカードのバフスキルとNP供給スキルも所持しているので、カードやスターの配布状況にゲージ効率を左右される事が少なく、ランサーの中では安定してNPを回収出来る。
- 彼女のArtsカードそのものの性能は低いものの2枚あるので、初手Artsボーナスを乗せた4HitsするQuickでNPを稼ぐ事が可能。(NP回収率の高さはAQA>AAQ>AQQの順。違いはあるが大きな差でもない為、スターが欲しい時はQucikを後ろに持ってくるのもあり)
スキル解説
- 全て固有スキル。自身の火力、耐久、味方サポートとバランスの良い構成。
- 「クレルモンの勲 B」
自身のQuickカード性能アップ(3T)&Artsカード性能アップ(3T)スキル倍率 スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Quickアップ 20% 21% 22% 23% 24% Artsアップ 20% 21% 22% 23% 24% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 Quickアップ 25% 26% 27% 28% 30% Artsアップ 25% 26% 27% 28% 30% - 宝具および主力となるカード2種の強化が可能。倍率も3ターン持続型としては十分。
- CTも最短5と使い勝手も良い為、主力となるだろう。
- 「白羽の騎士 B+」
自身にガッツ付与(1回・3T)&防御力アップ(3T)スキル倍率 スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 ガッツ 1000 1200 1400 1600 1800 防御力アップ 20% 21% 22% 23% 24% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ガッツ 2000 2200 2400 2600 3000 防御力アップ 25% 26% 27% 28% 30% - ガッツと防御アップという守備的な効果が合わさった、防御の要となるスキル。
- ガッツ付与スキルとして見ただけでもCT8~6と少し短い上で回復量が最大3000とかなり多い部類。
- また防御力アップ値も自己バフとしては高い方なので、自己耐久スキルとしては総じて優秀。ガッツ系に付きまとう「ガッツが発動後に敵の追撃で落ちる」という心配がかなり軽減出来るので、レベルが上がれば自力で敵宝具に耐える運用も視野に入る。
- 「魔術解除 A」
味方単体のNP増加&弱体解除スキル倍率 スキルLv. Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 NP増加 10% 11% 12% 13% 14% スキルLv. Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 NP増加 15% 16% 17% 18% 20% - NP増加量は10~20%と低めだがCTは7~5と短い。その為、最終的にはスキルマまで育成して回転数で補いたい。
- 他者に付与できる弱体解除効果は希少であり、厄介なエネミーやサーヴァント、クエストギミックを相手にする場合はHPの高さと相まって心強い。
- 「クレルモンの勲 B」
- スキル育成に関して
+クリックで展開 優先度は「クレルモンの勲≧魔術解除>白羽の騎士」。他にランサーのアタッカーがいる場合は「魔術解除」を優先するのもあり。また、後述のスカスカシステムを編成する場合は「クレルモンの勲」を6→魔術解除を10にするという育成もあり。
ただし、スキルの育成難易度が新規☆5相応に高い。Lv6到達時点で「大騎士勲章」30個×3の90個(+再臨分20個)が必要。さらにそこから先は他のサーヴァント達がよく使う「英雄の証」44個×3(132個)を要求し、最後にLostbelt No.2のフリークエスト素材「オーロラ鋼」24個×3(72個)が必要となかなかに重い。
「骨216本」のような大量の銅素材を使うことはないという点は救いだが、高レベルまで育成する場合、最新章またはイベントのクリアを前提としたそれなりの手間が必要となる。
宝具解説
- 『
目映きは閃光の魔盾 』
自身の宝具威力アップ(1T)&全体Quick属性攻撃&確率でスタン付与(1T)&クリティカル発生率ダウン(3T)- 宝具威力アップはOCで効果アップ。自身のAtkこそ低いものの「クレルモンの勲」との複合バフで他の宝具未強化サーヴァント達と遜色ない宝具火力を発揮できる。
- 5Hitなのでスター稼ぎにはそれなりの期待ができる一方でNPリチャージは微妙に控えめ。
スカサハ=スカディ2騎による宝具連射、いわゆる「スカスカシステム」に必要なNP50%リチャージには届かないため、連射するためには自身の「魔術解除」による水増しやマスター礼装の補助などが必要となる。詳しくは折りたたみを参照。スカスカシステムについて(+クリックで展開) - まず前提条件として1ターン目宝具のための限界突破済み「カレイドスコープ」と高レベル(10推奨、最低6以上)の「クレルモンの勲」&「魔術解除」が必須。また、その上でマスター礼装の「魔術協会制服」や「2004年の断片」によるNP供給/リチャージ増幅が必要となる。
- 別の手段として「カルデア戦闘服」のオーダーチェンジで「諸葛孔明」を使うことにより未凸カレイドスコープでの周回も可能。ただしローディングが挟まるなど時間がかかる点に注意。システムに拘り過ぎない方が早い場合もある。
- ちなみにスキル育成の最低値6とあるが、宝具Lv1でスキルがどちらも6の場合キャスター編成固定、つまり最もNPを獲得しやすい宝物庫周回がやっと可能な程度。システム構築を本気で考える場合は魔術解除Lv10はほぼ必須と言える。(クレルモンの勲はNP面だけで見るならば6と10でそこまで大きな影響はない)
- 結論として「システム構築は可能だが難易度は高い」。またバーサーカー3体編成やエネミー2体のWaveがある場合にもNPを稼ぎきれないことがあるため、適正としては同じくマスター礼装を縛られるバーサーカーの「ランスロット」と同等から若干下程度といえる。スカディ利用時の宝具のリチャージだけなら「パールヴァティー」や「アタランテ」「アキレウス」には敵わない。
- ただし☆5相応のスペックと持続するバフにより、安定した火力が出せるという点での優位性は存在する。1ターン目から「カーマの灰」を使用した同じ宝具Lvのパールヴァティー以上の火力が出せるため、オーバーキルが稼ぎやすい点はメリットと言える。
- また、構築難易度はやはり高いだが、限界突破したイベント礼装「クリスマスの軌跡」と嫁ネロを所持する場合、それを利用してNP回収率を増えればスカスカシステムの亜種を構築できる。
- スタン付与確率はレベルやOCによらず固定であり、相手に対魔力等がなければおよそ半々と言ったところ。過信できない確率ながら全体スタン付与のメリットは大きく、味方の弱体耐性ダウンや弱体成功率アップと組み合わせることで敵全員のスタンを狙うことも出来る。
- 普段はあまり気にする必要はないが、宝具で倒しきれない場合は敵の宝具ターンをずらしてしまうこともありえるため撃つタイミングは多少考慮する必要がある。
- クリティカル発生率ダウンもあるため、スタンと合わせ敵からの被害を軽減する目的で使うのも有効。
- まず前提条件として1ターン目宝具のための限界突破済み「カレイドスコープ」と高レベル(10推奨、最低6以上)の「クレルモンの勲」&「魔術解除」が必須。また、その上でマスター礼装の「魔術協会制服」や「2004年の断片」によるNP供給/リチャージ増幅が必要となる。
運用について
- 素の火力はやや低いものの自前のカードバフとあいまってゲージとスターの自給が優秀。他クラスからも調達しやすい「カリスマ」系スキル持ちと組んで、更に火力を上げられるとよい。
- 編成に関して
NPの確保に際してカードを縛られない為、クラス混成も含めて編成自由度が高い。
前述の通り「カリスマ」系スキル持ちを用意すれば、後はパーティとしてやりたい事を伸ばす方向へ注力できる。- 4HitするQuickとQ全体宝具のおかげでスター生産能力はそれなりにあるが、クリティカル関係のスキルを所持してない為、クリティカル運用の際は礼装や組み合わせるサーヴァントで補いたい。
- 宝具で敵全体に確率スタンを仕掛けるので、「パールヴァティー」と共に「レコードホルダー」で付与率を高める編成もあり。「ギル(術)」のスキルも併せれば、足を引っ張らずに対魔力持ち相手にもスタン付与を高確率で見込めるようになる。
編成候補(+クリックで展開) 可能であればキャスターを交えたクラス混成がオススメ。
ブラダマンテのスター生産能力を加味するとクリティカルパーティ寄りになっていくが、クリティカル運用を目指す場合、ブラダマンテ&キャスターだとBusterカードが2~3枚にしかならないので3騎目はBuster2枚&B宝具持ちの採用も検討しよう。(あるいは「2030年の欠片」等を用意してArtsパーティにするか・・・)
なお、ランサークラスは恒常排出枠でのカリスマ持ちが現状エリザベート(槍)しかいない。他は全てスト限ないし限定枠のランサーになる。クラス 名前 備考 槍 カルナ 恒常☆5。ランサートップのATK持ちで、スター集中系の概念礼装を持たせるだけで確実にクリティカル運用役になる。「貧者の見識」は対魔力持ち相手でも弱体耐性ダウンさせる為、ブラダマンテの宝具で(敵1体の)スタンを狙いやすくなる ブリュンヒルデ 限定☆5。他者にも付与できる強力なクリティカル運用スキル「英雄の介添」持ち。ランサー2位のATKと強化実装済み特攻宝具で自身に星を集めてアタッカー役になれる エリザベート(槍) 恒常☆4。カード性能は良くないが二重強化の「嗜虐のカリスマ」が単純かつ優秀。「拷問技術」と併せて単純な攻撃力補正が強いため、他のカリスマ持ちランサー(スト限や期間限定)よりも異種バフ的な意味で相性が良い パールヴァティー 恒常☆4。互いにCTが短いNP供給スキルを持つ為、宝具主体の編成に向いている。ランサー2騎で全体スタン&魅了を仕掛ける為、弱体耐性のない相手なら術ギルと共に運用する事で封殺もありうる。ただ、彼女はブラダマンテ以上にスキル依存型なので、スキルマまでの育成必須 長尾景虎 配布☆4。貴重なArts主体のランサー。スター集中度アップ系複合スキル「運は天に在り」やカリスマ系+クリティカル補助系複合スキル「手柄は足に在り」を持ち、ブラダマンテが全体宝具での一掃とスター生産を、景虎が単体宝具とクリティカルでボスを担当…という役割分担が可能。ただし長所を最大限活かそうとするとArtsチェインに拘りすぎずにカードを切る必要も生じるため、カード選択の難易度が若干上がる点は注意 騎 アルトリア・オルタ(水着) 限定☆5。「サマー・スイーパー!」でATKとQuickを強化し、何もしなくてもスターを集めてくれる。キャスターが使えないクエスト向け。スター生産能力は☆5ライダーにしては低いので安定運用したければ何らかのフォローが必要。ピーキーになるが配布☆4騎の「イシュタル(水着)」と組むのもあり アキレウス 恒常☆5。攻守に優れるバランス型Quickライダー。ターゲット集中+無敵で盾役も出来る。両者共にカリスマ系スキルが欲しいので、3騎めは「オジマンディアス」あたりがオススメ アレキサンダー ☆3。低レアだがカリスマとQucikバフスキルを併せ持つ。スターが流れてしまうもののATK特化ステータスの為、ATK特化の概念礼装などである程度はフォロー可能。宝具でスター生産可能だが、初期実装故に宝具以外のスター生産能力は低い 術 諸葛孔明 定番の恒常☆5術サポート。NP供給と攻守のバランスがよく「鑑識眼」でのクリティカルサポートもこなせる アナスタシア 恒常☆5。宝具チェインのターンで高レベルまで育成した「透視の魔眼」が通ればブラダマンテの宝具で(敵1体の)スタンが確定になる。この場合、アナスタシアの「シュヴィブジック」を温存出来るので、彼女の宝具再発動が早まる スカディ 限定☆5。宝具解説にもある通り「スカスカシステム」の難易度は高いが、それを差し引いてもQuick2+1枚のブラダマンテとは良相性。 ギルガメッシュ(術) 恒常☆4。火力サポートが優秀で「魔杖の支配者」によるスタン付与率アップも狙える上、両者のスキルレベル次第では宝具でのスター飽和も狙える。なお、ギル(術)の宝具と「白羽の騎士」を併せれば効果ターン中はだいぶ硬くなる アンデルセン ☆2。「人魚姫の愛」による星出しとNP供給、「人間観察」によるクリティカル強化、ランダム要素が絡むものの宝具による火力・継戦能力補助と一通りのサポートを単騎でこなしてくれる。スキルによらないスター生成力が低いので「人魚姫の愛」の育成が必須となるが、低レア故に育成難易度が低いのは助かる。 殺 酒呑童子 限定☆5。アサシントップのATKとカリスマ系スキルも持つサポート型アサシン。QuickとExのHit数が多いのでスター生産能力は悪くないが、カード配布次第なので安定はしない。安定させたければ他にもスター生産手段を用意する事 不夜城のアサシン 恒常☆4。ATK+Quick強化の「女帝のカリスマ」を持つ支援アサシン。スター生産能力は高くないものの比較的入手しやすい恒常枠なのが利点 裁 ケツァル(サンバ) 配布☆4。スター獲得を兼ねたカリスマ系スキル「サンビスタ」と他者のスター集中率(とオマケで発生率)を上げられる希少なスキル「女神の贈り物」を持つ。ただ、スター集中は1T限りな上、クリティカル威力アップが宝具効果な為、運用には手間がかかる ジャンヌ・ダルク 恒常☆5。全体無敵宝具による高難易度クエストでの防御担当。NP効率をAチェインやAクリティカルで補うキャラのため、A2枚持ちかつQuickでのスター追加も見込めるブラダマンテは他のランサーよりも相性が良い。また、スタンや宝具封印、NP減少にも魔術解除で対応できるため安定性を高めることが可能。仮想敵である弓のCTが短いため、組む場合は礼装でスター生産量を増やしてAクリティカルを積極的に狙いたい ホームズ 限定☆5。ジャンヌとは逆に攻撃補助に特化したルーラー。スターの生産&運用能力を兼ね備え、厄介なクエストギミックにも強い 総評
- ランサーでは珍しいArts2枚のカード構成、バランスの良いスキル、攻防にリターンの多い全体宝具が揃っており、ランサーとしては哪吒以上に堅実かつ無難な構成となっている。
- 反面、Busterが1枚であり攻撃に関わるスキルも「クレルモンの勲」だけなので火力の伸びしろが低い。宝具に宝具威力アップが内蔵されており、二重バフになるので雑魚処理としてはかなり扱いやすい部類ではある反面、対単体のボスに対しての攻撃力そのものは単体攻撃宝具を持つエルキドゥに軍配が上がる。
- また、Quickの性能は比較的良い部類に入るものの、ArtsカードのNP回収力はお世辞にも高いとは言えない。味方とのArtsチェインを狙ったり、自身のQuickカードのNP回収力の補強用として前に置いて使うのが主になる。
- 総合性能はどちらかと言えば耐久寄りであるが、細かい傾向はBuster攻撃にも札を割いているエレシュキガルとはまた異なる。
こちらはガッツ+自己防御バフに弱体解除、宝具による全体スタンとクリティカル発生ダウンが主な延命処置となり、またArtsチェインと仲間へのNP補給によってArtsタイプの防御/回復要員を支援できる。
- 良く言えば単体へのダメージ稼ぎ以外は何でもそつなくこなす優等生、悪く言えばどっちつかずの中途半端な性能なので、具体的にパーティ構成において何をさせたいか方針を決めて運用する事となる。
概念礼装について
- NPに関してはランサーの中では比較的溜めやすい部類の為、初期NP礼装に固執する必要がないのはランサーとしてはかなりの強み。
周回システムで必要とされる「カレイドスコープ」だけではなく、主力となるQuick及びArtsカードの性能アップやNP効率アップ礼装も有力候補となるだろう。具体例(+クリックで展開) - 「カレイドスコープ」
Quick全体宝具でのシステム周回においてほぼ必須の定番礼装。
未凸でも「魔術解除」Lv10の場合NP20をチャージ出来るため1ターン目から宝具を使える。
なお、スカディを利用しての周回で使う場合は、1T目宝具用に限界突破済みのものがほぼ必須となる。 - 「ゴールデン相撲~岩場所~」
火力バフを付与しつつNPをチャージした状態からスタート出来る礼装。ステータス補正がAtk型、かつブラダマンテが唯一自身で持たない攻撃バフを補うことが出来るため、全体的な火力上昇に大きく貢献してくれる。 - 「クリスマスの軌跡」、「ナイツ・オブ・マリーンズ」
メインであるQuick性能を伸ばしつつNPをチャージした状態からスタート出来る礼装。どちらもQuick系礼装としては比較的貴重なAtk型。
「クリスマスの軌跡」はドロップ必須とはいえ限界突破しやすいイベント配布礼装で、未凸「ナイツ・オブ・マリーンズ」+NP効率アップといった効果。イラスト的にも歴代サンタの力を借りるという意味で好相性。
限界突破済みの場合はQuick強化倍率・初期NPともに「ナイツ・オブ・マリーンズ」が上回る。 - 「熱砂の語らい」
自身をメインアタッカーとする場合の選択肢。
メインアタッカーとしてもある程度運用可能なブラダマンテの火力をグッと引き上げてくれる。自身のQuickカードのスター生産量がそれなりに多いため、自力でクリティカルを狙っていく事も可能になる。クリティカルアタッカーとして安定させたい場合は、別途スター生産が得意なサーヴァントをPTに用意しよう。 - 「静穏なひと時」、「シュヴィブジック・スノー」、「メリー・シープ」、「C・K・T」
Quick&Arts性能アップ+αの複合礼装。
「静穏なひと時」と「シュヴィブジック・スノー」は宝具の連射力ないし速射力を高めてくれる。特に「静穏なひと時」はステータス補正もAtk型の為オススメ。
「メリー・シープ」は継続的なスター生産がクリティカルの安定に寄与するが、これのみではクリティカルが安定する値には達しないので、パーティー全体でのスター生産量を考慮したい。 - 「サマー・リトル」、「キュート・オランジェット」
NP効率アップ+宝具威力アップの複合礼装。
宝具の複数回の発動、及びより多くの宝具バフが必要な場合の候補に。 - 「レコードホルダー」
前述の「運用に関して」にもあるが、術ギルなどと共に使う事で宝具でのスタン確率を大きく上げられる。
- 「カレイドスコープ」
- 5Hitなのでスター稼ぎにはそれなりの期待ができる一方でNPリチャージは微妙に控えめ。
- 絆Lv10で専用礼装を入手できる。
性能比較
名前 HP ATK Q A B 宝具 保有スキル 1 2 3 スカサハ 14825 11375 2 1 2 Q/単 魔境の叡智[A+] 原初のルーン 神殺し[B] カルナ 13632 11976 2 1 2 B/全 貧者の見識[A] 魔力放出(炎)[A] 喜捨の末 ブリュンヒルデ 14825 11432 2 1 2 B/単 魔力放出(炎)[B] 原初のルーン 英雄の介添[C++] アルトリア(槍) 15606 10955 2 1 2 B/全 光の奔流[A+] カリスマ[B] 最果ての加護[EX] 玉藻の前(槍) 15147 10726 2 1 2 B/単 ビーチフラワー[EX] 真夏の呪術[A] 女神変生(天)[A] エルキドゥ 15300 10780 3 1 1 B/単 変容[A] 気配感知[A++] 民の叡智[A+] エレシュキガル 16065 10343 2 1 2 B/全 秘められた大王冠[A+] 魔力放出(檻)[A+] 冥界の護り[EX] ブラダマンテ 15682 10833 2 2 1 Q/全 クレルモンの勲[B] 白羽の騎士[B+] 麗しきは美姫の指輪[C] ロムルス=クィリヌス 13632 12273 1 2 2 B/全 クィリヌスの玉座[EX] 神格転成[B] 射殺す百頭・羅馬式[A] ヴリトラ 13632 12332 2 2 1 A/全 穿貫せしヴァジュラ[A] 宿命の神敵[A] 永遠不滅の魔[EX] 妖精騎士ランスロット 14114 12154 1 2 2 A/単 ドラゴンハート[B] ペリー・ダンサー[B] レイ・ホライゾン[A] B/全 坂本龍馬(槍) 15147 10753 1 2 2 A/全 維新の龍[B] 高千穂の白き大蛇[A-] 天逆鉾(双)[B] ブリトマート 14114 11858 2 1 2 Q/全 女王城塞・波濤鎧殻[C+] 貞淑の美徳[A] 妖精騎士(妖精郷)[C] ビーマ 14045 12302 2 1 2 B/単 ヴァースキの霊薬[A] 棍棒術[A] ハヌマーン・ハウリング[EX] - 関連サーヴァント比較
+クリックで展開 No. 名前 Lv.M HP ATK 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 Q A B 保有スキル 70 スカサハ 90 14825 11375 B A A C D A+ 2 1 2 魔境の叡智[A+]
原初のルーン
神殺し[B]85 カルナ 90 13632 11976 B C A B D EX 2 1 2 貧者の見識[A]
魔力放出(炎)[A]
喜捨の末88 ブリュンヒルデ 90 14825 11432 B+ A A C E A 2 1 2 魔力放出(炎)[B]
原初のルーン
英雄の介添[C++]119 アルトリア(槍) 90 15606 10995 B A A A C A++ 2 1 2 光の奔流[A+]
カリスマ[B]
最果ての加護[EX]128 玉藻の前(槍) 90 15147 10726 B A A E A C 2 1 2 ビーチフラワー[EX]
真夏の呪術[A]
女神変生(天)[A]143 エルキドゥ 90 15300 10780 ? ? ? ? ? A++ 3 1 1 変容[A]
気配感知[A++]
民の叡智[A+]196 エレシュキガル 90 16065 10343 A B D B B A 2 1 2 秘められた大王冠[A+]
魔力放出(檻)[A+]
冥界の護り[EX]232 ブラダマンテ 90 15682 10833 C A A+ C D B 2 2 1 クレルモンの勲[B]
白羽の騎士[B+]
麗しきは美姫の指輪[C]280 ロムルス=クィリヌス 90 13632 12273 A C A B++ EX A 1 2 2 クィリヌスの玉座[EX]
神格転成[B]
射殺す百頭・羅馬式[A]300 ヴリトラ 90 13632 12332 A C A A D EX 2 2 1 穿貫せしヴァジュラ[A]
宿命の神敵[A]
永遠不滅の魔[EX]312 妖精騎士ランスロット 90 14114 12154 C A+ B A+ B A+ 1 2 2 ドラゴンハート[B]
ペリー・ダンサー[B]
レイ・ホライゾン[A]329 坂本龍馬(槍) 90 15147 10753 B C B+ C A- EX 1 2 2 維新の龍[B]
高千穂の白き大蛇[A-]
天逆鉾(双)[B]368 ブリトマート 90 14114 11858 C A+ C B A+ B 2 1 2 女王城塞・波濤鎧殻[C+]
貞淑の美徳[A]
妖精騎士(妖精郷)[C]381 ビーマ 90 14045 12302 A+ A A+ B C C 2 1 2 ヴァースキの霊薬[A]
棍棒術[A]
ハヌマーン・ハウリング[EX]
小ネタ
+クリックで展開 - ブラダマンテ。シャルルマーニュの姪であり、シャルルマーニュ十二勇士の紅一点でもあるパラディン。
- なお、彼女を十二勇士の一員として扱わない作品もあるが、そもそも十二勇士のメンバー自体が作品によってまちまちで、十二勇士が13人以上登場する作品すらある。
少なくともFate時空における彼女はシャルルマーニュ十二勇士の一員で間違いないようだ。 - Fateシリーズでは「
白羽 の騎士」「少女騎士」などの二つ名で呼ばれ可憐なイメージを持つが、身長170cmと中々の長身でアストルフォ(164cm)とシャルルマーニュ(176cm)の丁度真ん中に位置する。
- なお、彼女を十二勇士の一員として扱わない作品もあるが、そもそも十二勇士のメンバー自体が作品によってまちまちで、十二勇士が13人以上登場する作品すらある。
- 主な出典はイタリアの叙事詩『恋するオルランド』と『狂えるオルランド』。十二勇士の一人として戦っていたブラダマンテは、敵であるイスラム軍の勇者、ロジェロ(ロッジェーロ、ルッジェーロとも)に窮地を救われたことで、恋に落ちる。
ロジェロはブラダマンテとの恋を選ぶと破滅する運命にあったが、ふたりはそれを受け入れ、多くの障害を乗り越えて最終的には結ばれた。- タイトルこそオルランド(ローラン)だが、ロジェロこそが同作の実質的な主人公である。
ロジェロは腕っぷしが強いにも関わらずことあるごとに攫われたり囚われたりするピーチ姫役であるので、その度ブラダマンテの方が敵を蹴散らして救出に向かうというパターンが定石。しかしブラダマンテが窮地に陥った際、助けに駆けつけるのもまたロジェロであった。 - ロジェロとブラダマンテは双方ともヘクトールの遠い子孫である。
逸話によっては赤子のうちに殺害される息子のアステュアナクスは、Fate世界では生き延びていた可能性が出ている。
また二人の婚約を祝う宴には、妹であるカサンドラが将来を予知してヘクトールの末裔のため刺繍を施した、特別な天幕が用いられた。
- タイトルこそオルランド(ローラン)だが、ロジェロこそが同作の実質的な主人公である。
- なお「ヘクトールの末裔」としての要素が強調されているが、実はブラダマンテとロジェロを開祖とするエステ家はハプスブルク家と婚姻しているため、「ロジェロとブラダマンテの子孫」に当たる家系は多数存在する。
- サーヴァントでいえばマリー・アントワネット、アナスタシア、カーミラことエリザベート・バートリーの夫ナーダシュディ・フェレンツ2世などがその一人。
- 史実におけるエステ家はヘクトールと関係はなく、その開祖はフランク族のオベルト1世であるとされている。
+クリックで展開 『狂えるオルランド』解説 長文注意 - 『狂えるオルランド』はルドヴィーコ・アリオストによる、シャルルマーニュ十二勇士を題材とした壮大な叙事詩である。タイトル通りローランの失恋と発狂から始まって、サラセン帝国とフランス王国の戦争を舞台に様々な物語が繰り広げられる。
トマス・ブルフィンチによる『恋するオルランド』『狂えるオルランド』『ロランの歌』までを含む要約版が存在しているが、以下はアリオスト版を中心に、ブラダマンテとロジェロの恋物語について解説する。
- ブラダマンテはシャルルマーニュ十二勇士が一人リナルドの妹で、シャルルマーニュの姪、ヘクトールの末裔であるクレルモン一族の女騎士である。
- 当時フランスはサラセン帝国と同盟軍の大攻勢によって窮地に陥っていた。アフリカ王アグラマンは父の仇であるシャルルマーニュ討伐に躍起になっており、アルジェリア王ロドモンがその企てに賛同、一気に攻め込んできたためである。この侵略に必要不可欠とされたのが、地上で最も優れた騎士となる宿命を背負ったヘクトール直系の子孫、勇者ロジェロであった。
- この作品ではヘクトールの息子アステュアナクスは、トロイア陥落の際に他の赤子とすり替えられ、墓所へ隠されたことで生き延びたとなっている。彼はイタリアへ逃れ、その血脈はブラダマンテのクレルモン一族を始めとする多くの騎士たちに受け継がれた。そしてその中で唯一直系の子孫とされるのが、ロジェロである。
- ロジェロとマルフィーザ兄妹はアグラマン王の孫にあたるのだが、それはヘクトールの末裔であるキリスト教徒と、アフリカの姫の許されざる恋の結果であった。そのためアグラマン王は兄妹の父を暗殺し、一人逃れた姫も出産と同時に亡くなってしまう。その後二人は魔術師アトラントに匿われて育つことになる。
- なお、マルフィーザは塔から外出した際に誘拐され、奴隷として売られ、そこで初夜の晩に王を殺して王位を簒奪。瞬く間に七つの国を支配したインドの女帝として知られるようになる。その後「シャルルマーニュを捕虜にするのが夢だ」と語る彼女は、サラセン帝国の同盟軍としてフランスへ攻め込んでくるが、そのさなかの余興として馬上槍試合大会に参加したことで、アストルフォの親友となる。
- アトラントはマルフィーザのことも心配していたが、この事件でさらに過保護となってしまい、破滅の予言もあってロジェロを塔に幽閉。彼を外界から隔離することで、その命を守ることに心血を注ぐようになってしまう。しかしロジェロはそんな義父を拒絶し、家出するような形でサラセン帝国への参加を決意したのだった。
- ブダペストでの合戦は、完全にフランス軍の敗北だった。殿(しんがり)を務めたブラダマンテは敵の中で孤立してしまい、ロドモン王は彼女を捕らえようと執拗に戦いを続けた。その卑怯な振る舞いを見逃せぬとロジェロが介入したのが、ブラダマンテとの出会いであった。
一目見るなり恋に落ちた二人だが、いかんせん撤退戦のさなか。疲弊したブラダマンテをフランス軍の陣地まで送り届けようとしたロジェロだが、乱戦に巻き込まれてしまい、二人は離れ離れとなってしまう。 - この戦いで負傷したブラダマンテだが、帰還途中でスペインのフィオルディスピーナ姫に見目麗しい騎士と勘違いされて求愛され、女性であることを示して彼女をフッたりとまた一波乱あったことをリナルドに語っている。
- その後ロジェロは捕らわれた姫君の救出を依頼されて冒険に赴くが、全ては彼を破滅の運命から守らんとする義父アトラントの奸計であった。義父の魔術を前に幻惑されたロジェロはヒポグリフによって連れ去られ、再び塔へ幽閉されてしまう。
- ちなみにアトラントが騎士や姫を次々と誘拐していたのは、二度とロジェロが外界へ出ないよう、完璧な「楽園」を塔の中に築くためだったという。
- その後ロジェロは捕らわれた姫君の救出を依頼されて冒険に赴くが、全ては彼を破滅の運命から守らんとする義父アトラントの奸計であった。義父の魔術を前に幻惑されたロジェロはヒポグリフによって連れ去られ、再び塔へ幽閉されてしまう。
- ロジェロのことを想うと合戦にも参加できないでいたブラダマンテは、姫を救助に向かった騎士ロジェロが戻らないという話を聞き、いても立ってもいられず城を飛び出した。しかし冒険の最中、彼女は宿敵の一族に騙されて、断崖から突き落とされてしまう。
だがその崖の底にあった洞窟こそ、かの大魔術師マーリンが作り上げた彼の墓所であり、ブラダマンテはマーリンの巫女メリッサによって救われる。
メリッサの助言をもとにアンジェリカの指輪を手にしたブラダマンテは、一度やられたふりをして、指輪の力で魔術師アトラントの幻惑の盾を打ち破り、見事ロジェロを救い出す。アトラントの語る「ブラダマンテとの恋を選べばロジェロは邪悪な陰謀によって殺される」という運命にショックを受けた彼女だが、それでも! とロジェロを愛して運命に立ち向かうことを決意する。 - なお、再会したロジェロはアトラントの愛馬ヒポグリフをなだめようとした際に失敗し、遥か彼方まで飛び去ってしまった。意気消沈したブラダマンテは、ロジェロの行方を探しながら、一度フランスへと戻る事に。
- 飛び去った先でロジェロが出会ったのが、魔女アルチーナによって木に変えられていた十二勇士アストルフォ。ロジェロはアストルフォを助けるためにアルチーナの領域へ乗り込み、その軍勢を単身で蹴散らした末、魅了の魔術に捕らわれてしまう。
そこへ現れた巫女メリッサは、アンジェリカの魔法の指輪で魅了を解除してロジェロを救い、ついでにアストルフォも助け、彼らをフランスへと送り返すのだが……。 - 神獣オルクを倒して姫を救うなどの冒険を繰り広げながらフランスを目指して旅をしていたロジェロは、ブラダマンテが巨人に殴り倒され今にも殺されんとする場面に遭遇する。ロジェロはブラダマンテを救うために飛び込むが、それはまたしても義父アトラントによる奸計であった。幻惑されたロジェロは三度アトラントの塔に幽閉されてしまう。
- 飛び去った先でロジェロが出会ったのが、魔女アルチーナによって木に変えられていた十二勇士アストルフォ。ロジェロはアストルフォを助けるためにアルチーナの領域へ乗り込み、その軍勢を単身で蹴散らした末、魅了の魔術に捕らわれてしまう。
- 魔術師アトラントはフランス軍の騎士を次々と捕縛して監禁することで、シャルルマーニュ達の反撃を封じる妨害工作を行っていた。アトラントの魔術の前にはローランすら為す術もなく捕らわれてしまう。マルセイユへ帰還を果たしたブラダマンテは、アトラント討伐に名乗りをあげ、メリッサから幻惑についての注意を受けて出陣。しかしロジェロが巨人に撲殺されそうになっている場面を見て、つい我を忘れて突撃し、あっさりと捕まってしまうのだった。
- ここに颯爽登場したのがアストルフォである。大事な親友ブラダマンテとローラン、恩人ロジェロを救うため、「魔術万能攻略書」こと「破却宣言」を駆使して大暴れ。アトラントによって自分が怪物に見える幻覚をかけられ、捕虜たちが自分へ襲いかかってくると見るや「恐慌呼び起こせし魔笛」を吹き鳴らしてアトラントごと追い散らし、あっさりとこの窮地を乗り切ってしまう。
そして助けてもらった御礼にとロジェロからヒポグリフを借り受けたアストルフォは、また次なる冒険に向けて旅立つのだった。 - なお魔術師アトラントは病床にあって、長くはない状態であった。アストルフォの戦いで力尽きてしまった彼は、最期までロジェロとマルフィーザの身を案じ、予見した二人の未来を冥府よりマーリンの霊へ伝え、静かに息を引き取った。
- アトラントの「楽園」でブラダマンテとロジェロがどのように過ごしたのかはわからない。ただクリスマスイベントにおける彼女の発言からすれば、いつまでもそこにいたくなってしまうような、とても甘やかで幸福な場所だったのだろうか?
- ここに颯爽登場したのがアストルフォである。大事な親友ブラダマンテとローラン、恩人ロジェロを救うため、「魔術万能攻略書」こと「破却宣言」を駆使して大暴れ。アトラントによって自分が怪物に見える幻覚をかけられ、捕虜たちが自分へ襲いかかってくると見るや「恐慌呼び起こせし魔笛」を吹き鳴らしてアトラントごと追い散らし、あっさりとこの窮地を乗り切ってしまう。
- こうしてようやくロジェロと再会したブラダマンテだが、このまま結ばれることはできない。なぜならロジェロはサラセン帝国騎士のため祖国を裏切ることはできないし、さらにアグラマン王がフランス軍に包囲されている今改宗すれば「旗色が悪くなったから裏切った」との汚名を背負うことになるからだ。アグラマン王を助け出し、一切の恥辱なく正当に改宗するためにロジェロは合戦に向かうことを決意する。
ブラダマンテはアストルフォの武具やら名馬ラビカン、ロジェロの愛馬フロンティーノなどを預かっていたため、これを放り出して同行するわけにも行かず、フロンティーノを後から送り届けることを約束してロジェロと別れることに。- アグラマン王救出の戦いで、ロジェロは軍神マルスかヘクトールの再来かと讃えられるほどの大暴れをしてのけ、感嘆したテュルパンの報告を聞いた十二勇士が、テュルパンを嘘つき呼ばわりするほどの武勲を打ち立てた。
兄と知らず共に戦っていたマルフィーザも劣らぬ戦いぶりを繰り広げたが、ロジェロの強さに目を見張り、ロジェロもまたマルフィーザの武勇を讃え、互いに兄妹と知らぬまま戦友として友情を誓い合う。 - なおブラダマンテに言われて名馬フロンティーノを届けに向かった侍女は、「自分が殺してしまった貴婦人の墓にそなえる」と片っ端から騎士を襲って身柄と武具と馬を奪っていたロドモン王に襲われてしまい、フロンティーノをロジェロへ届けることができなくなってしまった。
陣に辿り着いた侍女が泣きじゃくりながら報告した事で事態を知ったロジェロは、ロドモン王へ「ともかくアグラマン王を救出したら再度決闘で決着をつけるから、先に馬を返せ」と要求するが、今度は彼の前にヘクトールの末裔マンドリカルド、同じくヘクトールの末裔グラダッソが現れ、ヘクトールの武具を巡っての対決を挑まれてしまう。 - この時マンドリカルドはヘクトールの鎧に加え、決闘中アンジェリカにフラれた証拠を見て狂乱したローランからデュランダルまで奪っており、ただでさえ三対一の戦いで不意打ちされたロジェロは窮地に追い込まれてしまう。
しかしこれを見て激怒したマルフィーザが助太刀に入ったことで体勢を立て直すと、またたく間に状況をひっくり返す。ロジェロは逆に落馬してしまったマルフィーザを救助するほどの活躍を見せ、激闘の末にマンドリカルドを下して勝利するも、瀕死の重傷を負ってしまう。
しかし次にロジェロと対決するはずだったグラダッソは、卑劣にもマンドリカルドの遺体からデュランダルを盗み取り、ロドモン王もその場を逃走。
傷つき倒れたロジェロを、マルフィーザは朝から晩までつきっきりで懸命に看病する。他の男には目もくれないマルフィーザの献身的な態度は、サラセン帝国軍の間でもあっというまに噂となってしまった。
- アグラマン王救出の戦いで、ロジェロは軍神マルスかヘクトールの再来かと讃えられるほどの大暴れをしてのけ、感嘆したテュルパンの報告を聞いた十二勇士が、テュルパンを嘘つき呼ばわりするほどの武勲を打ち立てた。
- モンタルバン城の司令官として戦線を預かっていたブラダマンテは、いつまでたってもロジェロが現れないことで毎日泣いていたが「騎士ロジェロが決闘の傷で死にかけ、さらにその看病を美女マルフィーザがしており、あまりにもお似合いな二人だからロジェロが回復したら結婚するに違いない」という噂を聞いたことで、ついに役目を放り出して飛び出してしまう。
死に装束を纏い、アストルフォの愛馬ラビカンを借りて突っ走るブラダマンテは、道中次々と立ちはだかるサラセン帝国の騎士をぶっ飛ばし、通りすがりにロドモン王も吹き飛ばしてフロンティーノを奪還、敵陣に飛び込むと、名乗りも上げずにロジェロとの決闘を要求しはじめる。この時さらに三人ほどサラセンの騎士を決闘でぶっ飛ばし、繰り返し「ロジェロを出せ!」と叫んだことで、この報せは軍中に広がった。 - 病み上がりのロジェロが「すごい騎士が自分との決闘を望んでいる」と聞いて喜んで装備を纏うのを見たマルフィーザは、「このままじゃロジェロに先を越される」と普段から鎧兜を着込んでるのを良いことにブラダマンテのもとへ走り、大はしゃぎで決闘に応じると宣言。ブラダマンテが「ロジェロではないですね?」と問うのに「マルフィーザだ!」と名乗ったことで、事態は収集つかない修羅場になる。
突き落として落馬させただけでは飽き足らず、その胸板を槍で貫いてやるとぶちかますブラダマンテ。落馬させられたことの屈辱に激怒して剣を抜いて襲いかかるマルフィーザ。二人の激闘に、離れて見守っていたフランス軍の騎士たちも駆けつけ、なし崩しに合戦が再開してしまう。
遅れて駆けつけたロジェロも合戦に加わると、その凛々しい姿にブラダマンテは思わず見惚れて立ち止まってしまうが、そうしたすべてを他の女が大いに享受していることを思い出して激怒。 - 「私があなたとキスできないのに、他の女がキスするなんて! 私のものにならないとしても、他の女のものになるのは許せない! あなたと一緒に私も死ぬ!!」
- 当然、ロジェロは何のことやらわからず困惑。
- しかしロジェロに恥をかかせることに耐えられないブラダマンテは、その怒りを全てマルフィーザにぶつけるべく、自分の手で首を切り落としてやろうと下馬して組み討ちにかかる。マルフィーザもこれを真っ向から迎え撃ち、砂地で二人はぎゃーぎゃー大騒ぎをして罵り合い、ついには剣を放り出しての殴り合い、取っ組み合いに発展。
ロジェロが何とか喧嘩を止めるべく割って入ってあっさり二人を引き剥がすと、今度はマルフィーザが勝てない八つ当たりに怒りをロジェロにぶつけ出してしまう。本気を出せばマルフィーザを殺してしまうため、ロジェロはじっと耐えるが、このままでは自分が殺されるとついに剣を抜こうとし──……。 - マーリン「兄妹喧嘩も痴話喧嘩もいい加減にしなさい」
- アトラントよりこの事態を伝え聞いていたマーリンの一声で誤解が解け、兄妹も恋人も仲直り。ブラダマンテとマルフィーザも、姉妹のように仲良しとなる。だがしかし、戦争は終わったわけではなかった。
- サラセン軍はフランスで優勢だったものの、アストルフォが大冒険の末にロドモン王が捕虜にした十二勇士たちを救出し、ローランを正気に戻し、そのまま本国首都を包囲したことで戦況は一気に互角へ。決着をつけるためにシャルルマーニュとアグラマン王が取り決めたのが「互いの勇者による一騎討ち」での決戦であった。シャルルマーニュ十二勇士からはリナルド、そしてサラセン軍からはロジェロが選出される。
ロジェロとリナルドの決闘が始まったのを見て悲嘆に暮れるブラダマンテだが、そこに巫女メリッサが出現。変化の術でロドモン王になると、アグラマンテ王をそそのかし、約束を反故にして合戦を再開させてしまう。これにはロジェロも激怒して離反し、結局サラセン帝国は完敗。
本国への撤退途中でグラダッソと合流したアグラマンテ王は、地中海でローランとの決闘にも敗れ、デュランダルはローランの手に戻り、ここに戦争は終結した。
ロジェロも無事にキリスト教徒へ改宗し、ようやくブラダマンテと結ばれる……はずだったのだが。
- 本国の王妹アヤとクレルモン家エイモン公は、そんな娘の恋愛事情など一切知らぬまま、東ローマ帝国(ギリシア帝国)皇太子レオーネからの求婚を受諾してしまっていたのだ。特にアヤはロジェロとの結婚には大反対。ロジェロは立派な勇者だが、元は敵国の騎士であり、さらに今は領地すら持たぬ身。それに対してブラダマンテは反論すら許されない。
状況を打開するために、ロジェロは単身で東ローマ帝国へと赴く。折しも東ローマ帝国はブルガリア王国との戦争中で、ロジェロはブルガリア軍へ指示を飛ばしながら敵陣へ突入。大暴れの末に軍勢を蹴散らしてブルガリアを救うも、疲労困憊したところを帝国兵に発見されて捕らわれてしまう。あわや処刑かと思われたその時、先の戦いでの活躍を見てその武勇に惚れ込んでいたレオーネ皇太子によって助命され、二人は固い友情で結ばれる。 - 一方のブラダマンテは一計を案じ、「自分を決闘で打ち負かした相手とのみ結婚する」と宣言。まさか目の前にいる相手がブラダマンテの恋人だと知らぬレオーネ皇太子は、ロジェロに対して「どうか自分の身代わりとなって戦ってはくれないか」と頼んでしまう。
恋と友情の板挟みとなったロジェロは、ここで友情を選ばねばブラダマンテに顔向けできないし、彼女より友情を選んだ以上もはや自分はブラダマンテにふさわしくないのだと、死を決意してそれを引き受ける。 - 当日、ブラダマンテはシャルルマーニュや十二勇士たちが見守る中、絶対に相手を突き殺してロジェロと添い遂げるという決意を胸に決闘へ赴く。ロジェロは武具を変え、愛剣ベリサルダも、名馬フロンティーノも無いまま、鈍らな剣で彼女を迎え撃ち、一切反撃すること無く全ての攻撃を受け流し、防御し、完封してのける。疲労困憊したブラダマンテを前に、当初はレオーネ皇太子へ野次を飛ばしていたシャルルマーニュは掌を返して称賛。「ブラダマンテはレオーネ皇太子と結婚せよ! 異論は認めぬ!!」と決定してしまう。
泣き崩れるブラダマンテを後に、レオーネ皇太子と入れ替わったロジェロは、誰にも何も告げぬまま、一人死に場所を探して出奔してしまう。
- マルフィーザ「いや、兄上はブラダマンテと結婚すると誓ったぞ。私の前で」
- 部屋に閉じこもって泣きじゃくるブラダマンテが反論できないのを良いことに、妹マルフィーザが「兄の妻を他へやろうとはどういう事だ」とシャルルマーニュにハッタリをかましたことで、事態は急転。
ロジェロの存在を知ったレオーネ皇太子は、それでも自分の親友が戻ってくれば勝てるはずだと信じて疑わなかったが、巫女メリッサから彼こそがロジェロだと聞いて大慌てでロジェロを探し回り、ついに命を断とうとしていたロジェロを見つけ出す。 - レオーネ「君がロジェロだと知っていればこんな事は頼まなかったし、ブラダマンテとの恋よりも私にとっては君との友情の方が大事だ。それに決闘に勝ったのは君なのだから、君こそがブラダマンテにふさわしい!!」
- これを聞いたロジェロは涙を流して感謝し、自殺をやめることを決意。レオーネ皇太子と共に、シャルルマーニュと十二勇士、ブラダマンテの待つパリへと向かう。
- レオーネ皇太子の替え玉が誰であろうと兄に代わって決闘で倒すと決めていたマルフィーザは、それがロジェロだと聞いて大喜びで抱きついて離れない。十二勇士もシャルルマーニュもその事実に安堵し、立っているのもおぼつかないほど憔悴していたブラダマンテも大声を上げて嬉しがり、さらにロジェロに国を救われたブルガリア人の使節が彼に王位へついて欲しいと懇願したことで、晴れて二人は結ばれたのだった。
- 婚礼の宴は十日に亘って盛大に開かれ、カサンドラがヘクトールのため、そしてヘクトールの末裔たちのため、予見した未来を刺繍した美しい天幕が用いられたという。先の世を知らぬ騎士や貴族たちは、ただただ素晴らしい刺繍に見惚れるばかり。しかし巫女メリッサから輝かしい未来を示していることを教えられたブラダマンテは、幸せそうに微笑むのだった。
- ちなみに宴の最中にロドモン王が乱入してきてロジェロへ決闘を挑んだが、残念でもなく当然の結果としてフルボッコにしてロジェロが勝った。仕方ないね。
+クリックで展開 ロジェロについて - 恋人のロジェロについて、「ブラダマンテに助けられる」という要素が強いため誤解されがちだがめちゃくちゃに強いことは彼の名誉のために述べておきたい。
- まずそもそもロジェロは対フランス王国同盟の切り札として、単独で十二勇士に匹敵する地上最強の騎士として出陣を要請され、義父アトラントの目を盗んで参戦、その評価通りの戦果を上げており、物理的な戦闘においては『狂えるオルランド』全編を通してほぼ負けなし、出てきたら勝つレベルの活躍を繰り広げている。
- 撤退のしんがりを引き受けたブラダマンテが友軍に取り残されて孤立、ロドモン王によって捕らわれそうになっていたところをロジェロが救ったのが、二人の馴れ初めである。
- 負けているのは義父アトラントや、魔女アルチーナといった極めて強力な魔術師ばかりで、それも不意打ちや奇襲、幻覚などによって囚われたためである。アルチーナに至っては、彼女の使役する怪物の軍勢を単騎で蹴散らして彼女に迫ったため魅了の魔術をかけられてしまった。
- ちなみに単純な物理戦闘では東ローマ帝国軍を単独で全滅させる、正体を隠してブラダマンテと決闘した際には本気で殺しにかかってくるブラダマンテを完封して勝利するなど、恐るべき強さを見せつけている。
- また彼の装備はローランを殺すために鍛えられた、あらゆる魔術と加護を打ち消し、全ての防御を切り裂く魔剣ベリサルダ。ヘクトールの末裔のみが装備することを許される彼の鎧兜に盾。そして名高き名馬フロンティーノと、正統派セイバーとして完成されていると言っても過言ではない。
- ちなみにブラダマンテがヘクトールに文句をつけたように、シャルルマーニュの時代ではヘクトールの武具を巡って争奪戦が勃発していた。ロジェロも一度他の末裔との対決で重傷を負っており(この時の傷の手当が元でマルフィーザと再会した)、ブラダマンテが文句をつける理由は十分あったりする。
無論、ロジェロは全勝しヘクトール末裔中最強の証を立てており、デュランダルを振るう資格すら持っている。
というかデュランダルで頭を打たれて死なないのはどう考えてもおかしい。
- ちなみにブラダマンテがヘクトールに文句をつけたように、シャルルマーニュの時代ではヘクトールの武具を巡って争奪戦が勃発していた。ロジェロも一度他の末裔との対決で重傷を負っており(この時の傷の手当が元でマルフィーザと再会した)、ブラダマンテが文句をつける理由は十分あったりする。
- 結局、物理的には強すぎるがために、唯一の弱点である魔術を用いるしかなかった、というのが総評だろう。
- 人間的には極めて誠実で、正義感あふれる好漢であり、一言でいうならば「好い人」としか言いようがない。恋と友情を尊び、一度受けた恩は絶対に返し、卑怯なふるまいは許せず、主君には忠誠を誓い、そして七年後の破滅のさだめを知って尚ブラダマンテと添い遂げる、まことの騎士という言葉がぴったりな人物である。
- しかしそんな彼も予言からは逃れることができず、殺人の濡れ衣を着せられた上に暗殺されてしまうという。ブラダマンテとマルフィーザによる復讐劇が描かれる予定だった『恋するオルランド』は未完のため、その詳細は定かではないが……。
- 初出はイベント「クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~」。
ブラック・サンタに力を奪われ行き倒れていたところをカルデアのマスターに助けられる。その後、奪われた力を取り戻すためケツァルマスクとタッグを組み「サンタタッグトーナメント」へと挑戦。トーナメントの途中で謎の戦士・新ケツァルマスクから「48の聖人技」と「52の喧嘩殺法」を学び、ブラダマンテは闘い続けるのだった……。
- アストルフォとは同僚で親友。いとこであるとも。本編やマイルームボイスでは「アーちゃん」と呼んでいる。
伝説ではロジェロ救出に向かうブラダマンテに対し、アストルフォは槍の宝具「触れれば転倒! 」を譲渡している。- ちなみに恋人であるロジェロには生き別れた双子の妹マルフィーザがおり、原典においては「幼くして誘拐され、奴隷として売り払われるも、初夜の晩に王を暗殺して王位を簒奪、18歳にしてインドや中国・ペルシアを含めた7つの国を治めた女帝」とされている。
当然その実力も相当に高くローランやリナルド相手に引き分けたり、シャルルマーニュを捕虜にすることが夢だと語るなどとんでもない女傑である。
そんな彼女を明確に下した唯一の存在が生き別れた兄妹の感動の再会を「浮気」だと勘違いして激怒し襲撃してきたブラダマンテである。- 正確には怪我して意識不明となったロジェロの手当をしていたマルフィーザを、ロジェロを心配して探しに来たブラダマンテが見つけ、口論となってそのまま決闘となったものである。なお馬上槍対決でも、落馬してのちの剣での対決でも決着がつかず、素手での組み討ちにまでもつれ込んだ。
- ちなみにブラダマンテがマルフィーザに勝利したのは「
触れれば転倒! 」のおかげである。マルフィーザもかつてアストルフォと共に旅したことで親友となっており、様々な縁でつながっている二人とも言える。
- ちなみに恋人であるロジェロには生き別れた双子の妹マルフィーザがおり、原典においては「幼くして誘拐され、奴隷として売り払われるも、初夜の晩に王を暗殺して王位を簒奪、18歳にしてインドや中国・ペルシアを含めた7つの国を治めた女帝」とされている。
- ブラダマンテは冒険の際、相棒の魔術師で巫女でもあるメリッサを通じてマーリンの亡霊からたびたび助言を受けていた。
Fateではマーリンは塔の中で存命なため、何らかの手段でメリッサに言葉を伝えていたと思しい。彼女はこの縁から、マーリン含めて円卓の騎士をリスペクトしている。
+クリックで展開 宝具解説 - 宝具「
目映きは閃光の魔盾 」。
フランス語で「アトラントの盾」。ロジェロの養父である魔法使いアトラント(アトランテ)の持つ魔法の盾で、普段は布を被せてあるが、光を放ち見た相手を気絶させる力を持つ。
養子であるロジェロがやがてキリスト教徒へと改宗するとの予言から、アトラントはブラダマンテとの恋路を認めずに彼を自らの居城へと閉じ込めた。救出に来たブラダマンテに立ちはだかり盾を使用するが対策済みの彼女には通用せず、逆にロジェロ解放の際に戦利品とされてしまった。- 彼女が嫌う「邪悪な魔術師」の代表と思われるが、アトラントがロジェロを幽閉した理由は「ロジェロがキリスト教徒へ改宗した後、裏切りによって暗殺される」という未来を予知したからで、そしてブラダマンテと結ばれるということは彼がキリスト教徒になる、つまりロジェロの死を意味していたためである。いうなれば「(義理の)息子のためなら手段を選ばない過保護な親(いわゆるヘリコプター・ペアレント)」という方が正しい。
義理の娘が誘拐された際にはあっさり諦めているが、まあマルフィーザはくっそ強いし……- なおもう一人マテリアルで言及されている「魔女」と思われるアルチーナに関しては好みの男を誘惑して恋愛を楽しみ、飽きたら動物に変えて文字通り飼殺すという邪悪な魔女に相応しい所業を行っている。なにせモルガンの妹だというからさもありなん。
- 彼女が嫌う「邪悪な魔術師」の代表と思われるが、アトラントがロジェロを幽閉した理由は「ロジェロがキリスト教徒へ改宗した後、裏切りによって暗殺される」という未来を予知したからで、そしてブラダマンテと結ばれるということは彼がキリスト教徒になる、つまりロジェロの死を意味していたためである。いうなれば「(義理の)息子のためなら手段を選ばない過保護な親(いわゆるヘリコプター・ペアレント)」という方が正しい。
- 他にもいくつか宝具を持っている。
- 「
麗しきは美姫の指輪 」。- 手袋の下にはめているという指輪。対人/結界宝具。異国の美姫アンジェリカから譲り受けた大切なもの。
あらゆる魔術を無効化するとされ、彼女がAランクの「対魔力」とスキル「魔術解除」を持つ理由がこれ。他に口へ含むことで姿を完全に消す魔力も秘めているが、「隠密」スキルが無いあたり気づいていないようだ。 - ……正確には譲り受けたどころか強奪したものである。アンジェリカが指輪を手放した後、ロジェロ救出(前述のアトラントの盾を突破するため)に指輪が必要だと聞いたブラダマンテは、指輪を盗んだこそ泥を叩きのめしてこれを回収した。
- 一応その後はロジェロの手に渡り、ロジェロがアンジェリカを救出した際にアンジェリカの手に戻ったはずなのだが……、アーちゃん同様、サーヴァントとなったときに宝具として持ってきたのだろう。
- 手袋の下にはめているという指輪。対人/結界宝具。異国の美姫アンジェリカから譲り受けた大切なもの。
- 「
この世ならざる幻馬 」。
- 「
- 詳細は不明だが、宝具「
触れれば転倒! 」は持ってきていない様子。
- コマンドカード選択時の「
D'accord !」はナポレオンと同じく、フランス語で「了解」と言っている。 - 宝具カード選択時の「
Montjoie !」はフランス軍が上げる鬨の声。意味としては「我らの喜び」。万歳的なニュアンス。- 「モンジョワ」という鬨の声は、『ローランの歌』においてシャルルマーニュが持つ剣「ジュワユーズ」を由来としている(2510行)。またシャルルマーニュの御旗(オリフラム)にも「モンジョワ」の名前がつけられている(3095行)。
歴史的には、中世フランスで使われていた「Montjoie, Saint Denis !」(サン=ドニ市、万歳!の意)の鬨の声が有名。ルイ6世の時代(『ローランの歌』が成立した頃と同時代)に聖ドニのオリフラムを掲げた際に初めて用いられている。 - クリスマスイベント2018では、ツープラトン必殺技『ブークリエ・プレエント・ドロップ』の際に「
我が喜び ! 行っけー!」と叫んだり、その後に「やりました ー!」と勝利の喜びを表現したりなどで用いている。
- 「モンジョワ」という鬨の声は、『ローランの歌』においてシャルルマーニュが持つ剣「ジュワユーズ」を由来としている(2510行)。またシャルルマーニュの御旗(オリフラム)にも「モンジョワ」の名前がつけられている(3095行)。
- 初のおしりカットイン。
ガイナ立ちおしりカットインへの配慮の為、宝具演出時は脱いでくれる。(正しくはバトルキャラ第3段階のサーコート無しver)まロい(おしりがまるく、そしてエロい)「それにしても臀部が良い!」- 概念礼装でも尻。
- アストルフォ、円卓の騎士サーヴァント、マーリン、ヘクトール、アルトリア・ペンドラゴン(アーサー系サーヴァント?)所持時にマイルームに特殊会話が追加される。
- 元々親しいアストルフォ以外の相手にはことごとくテンパっている。
幕間の物語
- 開放条件:Lb.3プロローグクリア、再臨3段階、絆Lv.5以上
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このサーヴァントについてのコメント
過去ログ 最新の15件を表示しています。 ブラダマンテ/コメント
- 宝具威力アップはOCで効果アップ。自身のAtkこそ低いものの「クレルモンの勲」との複合バフで他の宝具未強化サーヴァント達と遜色ない宝具火力を発揮できる。