▋史実解説
- 宮本伊織貞次。
宮本武蔵の養子にして弟子。養子になった経緯は諸説ある。
- 史実では1612年生まれ。
小笠原忠真に仕え、20歳という若さで家老となる。
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| | 史実の宮本伊織について +クリックで展開
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- 史実では1612年生まれ。
15歳から小笠原忠真に仕え、20歳という若さで2500石の家老となる。
26歳の頃に宮本武蔵と共に天草・島原の乱(1638年)に小倉藩軍勢の侍大将と惣軍奉行として参陣し、戦後その功績が讃えられて1500石加増を受けて4000石になる。鎌倉時代から続く名門・小笠原家中の一門衆を越えて小倉藩の筆頭家老の地位にまで上り詰めるという大出世であった。
- 戦国の世が終わってしまう時代でほぼ浪人の身から4000石以上となる例は日本国内に数例しかおらず、これを越えるのは10000石の大名となる柳生宗矩くらいのもの。
- 戦国の世が終わってしまう時代でほぼ浪人の身から4000石以上となる例は日本国内に数例しかおらず、これを越えるのは10000石の大名となる柳生宗矩くらいのもの。
- 武蔵の没後、伊織は山頂から巌流島(船島)が見渡せる手向山に武蔵の彰徳碑を建てた。そこには「巌流島の決闘」を初めとする宮本武蔵の剣歴を記述した碑文(小倉碑文)が書かれており、様々な武蔵伝記の基となった。
- その後、宮本家は明治時代まで代々小倉藩の筆頭家老を世襲し、現在その子孫も福岡県小倉周りに居住している。
- 史実の伊織は武蔵の養子ではあるが、主に小笠原家に仕官して名臣として活躍していたため、剣術の腕ははっきりとしない。島原の乱後に武蔵は客分として招かれ細川家熊本藩に移住、兵法・二天一流は主に武蔵が晩年を過ごした熊本藩を中心に普及されている。
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▋Fateでの宮本伊織 解説
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| | サムライレムナントの伊織について ネタバレ注意
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- 『Fate/Samurai Remnant material』によれば「剪定事象の宮本伊織」とのこと。以下の経歴が史実と大きく食い違っているのはそのためか。
- 作中での異名は「万理一空」。
(「万里一空」とも書く、「目標に向かって努力し続ける」の意。出典は宮本武蔵が読んだ和歌の添え書き「山水三千世界を万里一空に入れ、満天地とも攬る」。※「出典は『五輪書』」説は誤伝)
- 『Fate/Samurai Remnant material』によれば「剪定事象の宮本伊織」とのこと。
- 同作の世界は剪定事象ということについて、何を理由に剪定されることになるのかは現状では明らかになっていない。
- 宮本武蔵の養子であり弟子ではあるが、史実と違い浪人のまま。
二天一流を修めきれていなかったため士官の道は断念しており、小笠原家の家臣にもならぬまま、浅草で食い扶持を稼ぎながらひたすら剣を鍛えている。
- サムレム世界の宮本武蔵は男性。作中では既に死去している。
小笠原家との親交はこちらの世界でもあり、伊織を出仕させようとしていたらしいことが「雑記帳」(サムレムゲーム内のマテリアルのようなもの)に書かれている。
- サムレム世界の宮本武蔵は男性。
作中では既に死去しており、存命の内に二天一流の全てを伊織に継がせる事は叶わなかった。小笠原家との親交はこちらの世界でもあり、伊織を出仕させようとしていたらしいことが「雑記帳」(サムレムゲーム内のマテリアルのようなもの)に書かれている。
- 年齢は不明だが史実よりも明らかに若い。
史実では1612年生まれとされるため、慶安4年(1651年)なら40代近くになるハズ。
そのため、おそらく島原の乱も経験していないと思われる。
そのため、おそらく島原の乱による実戦も経験していないと思われる。
- 同じ武蔵の養子で義妹の「カヤ」がいる。
- 同じ武蔵の養子で義妹の「小笠原カヤ」がいる。
武蔵の死後、カヤは小笠原家の養子となっているが、よく伊織の面倒を見に彼の長屋を訪れている。
- 伊織にとって日常の象徴のような大切な存在であり、彼女が危険に晒されれば真っ先に助けに行く。
- 霊基再臨素材「水引根付」は、伊織が刀の柄頭につけている飾りであり、お揃いのものをカヤも身につけている。
- 普段は友人の同心である新井助之進からの依頼をこなし、日銭を稼ぐ生活をしている貧乏浪人。
- 江戸時代の同心が人手不足を解消するため、裏社会に詳しい人物や荒事に腕が立つ町人か浪人を私的に雇うことは事実であり、伊織は要するにかの名岡っ引・銭形平次と近い立場と言える(なお寛永通寳の代わりに宝石の炎を投げる)。
- 江戸時代の同心が人手不足を解消するため、裏社会に詳しい人物や荒事に腕が立つ町人あるいは浪人を私的に雇うことは事実であり、伊織は要するにかの名岡っ引・銭形平次に近い立場と言える(ただし寛永通寳の代わりに宝石の炎を投げる)。
- 剣の稽古に明け暮れるあまり、金がなくご飯を食べないこともよくあるらしい。
むしろ大食いのセイバーが来てからの方がちゃんと食事を取っている可能性。
- なお、食事については常に楽しんでいるセイバーとは異なり、美味さ不味さは感じるが、それはただ戦いの装置として稼働するための資源でしかないと考えている(『Fate/Samurai Remnant material』収録の書き下ろし小説『慶安盈月食録』より)。
屋台でもセイバーは何でも美味しそうに食べるが、伊織がコメントすることは一切ない。
江戸中のおむすびを買い漁るのも、メタ的に考えれば「戦いに勝つため」だったんだよ!
- セイバーの食費を律儀に稼いでいる伊織だが、本来サーヴァントは食事が不要であるということをセイバーが伝えていないため、伊織はこの事実を最後まで知らない。鄭成功(アーチャーのマスター)はこのことに気づいたものの、本人には伝えていない。
- セイバーの食費を律儀に稼いでいる伊織だが、本来サーヴァントは食事が不要であるということをセイバーが伝えていないため、伊織はこの事実を最後まで知らない。鄭成功(アーチャーのマスター)はこのことに気づいたものの、本人には伝えていない。
- 武蔵の遺産である喋る魔術書「紅玉の書」から、神秘の知識や宝石魔術などを教えられており、火の宝石魔術を「火遁」として用いる。
なお、伊織本人にあまり術者としての自覚はない。
- 「紅玉の書」
不気味な装丁とは裏腹に、好好爺然とした口調で話す朗らかな西洋魔術書(CV:茶風林)。『Fate/Samurai Remnant material』によれば、カバーにはヒポグリフの皮を用いているらしい。
伊織の親代わり(自称)で魔術の師。伊織からは「紅玉の爺さん」と呼ばれ、親しまれている。
ゲーム中にも魔術方面に明るくない伊織によくアドバイスする。魔術工房を整える際にも色々と助言していた。
- かなり長く生きているようで、どこかで生前のジャンヌ・ダルクを見たことがあるなど、その来歴は謎に包まれている。
- 他にも何故か中には詳細な江戸の地図が載っていたり、マスターとサーヴァントの繋がりがあるとはいえ伊織をセイバーの精神世界に送り込むという離れ技を即席でやってのけたりと、色々とすごい魔術書である。
- 武蔵の遺産である物言う魔術書「紅玉の書」から、神秘の知識や宝石魔術などを教えられており、伊織は火の宝石魔術を自身が知っている言葉・概念である「火遁」と解釈して用いている。
なお、伊織本人にあまり術者としての自覚などはない。
- ちなみに型月世界の魔術設定では本来の「火遁」は仙術・道術に属する東洋魔術に区分されるもので、伊織が用いる西洋由来の宝石魔術とは別種。
- サムレム本編では「盈月の儀」に巻き込まれ、セイバーを召喚。
- 本編では「盈月の儀」に巻き込まれ、セイバーを召喚。
江戸の民草やカヤを守るためとして、セイバーと共に戦うことを決意する。
- サムレム世界にやって来た武蔵ちゃんについては、女という点には驚きながらも、その剣技や振る舞いから間違いなく「宮本武蔵」その人と確信し、「師匠」と呼ぶようになる。
- 多くの配下や怪異などを従える他陣営とは異なり、彼らの陣営は伊織とセイバー(+紅玉の爺さん)のみ。
しかし、後にアーチャー陣営や武蔵ちゃんと同盟を組み、多くの逸れのサーヴァントと友誼を結んでいく。
- ルートによっては(?)、セイバーと共に、逸れのルーラーこと若旦那のお供となり「世界を征する旅(水戸黄門風)」に出る。
- バーサーカーとして訪れた武蔵ちゃんについては、女という点には驚きながらも、その剣技や振る舞いから間違いなく「宮本武蔵」その人と確信し、「師匠」と呼ぶようになる。
- 多くの配下や怪異などを従える他陣営とは異なり、彼らの陣営は伊織とセイバー(+紅玉の爺さん)のみ。
しかし、後にアーチャー陣営や武蔵ちゃんと同盟を組み、多くの逸れのサーヴァントと友誼を結んでいく。
- ルートによっては(?)、セイバーと共に、逸れのルーラーこと若旦那のお供となり「世界を征する旅(水戸黄門風)」に出る。
- 『五輪の書』に準えた地・水・火・風・空の型を使い分けるが、これも実在する二天一流とは大きく異なったサムレム世界の伊織による独自のもの。
- 伊織の五つの型はそれぞれ、防御重視の一刀流「地の型」、大人数を巻き込む二刀流「水の型」、窮地になるほど切れ味が増す二刀流「火の型」、魔術と剣を同時に扱う一刀流「風の型」、そして超高速かつ広範囲剣技である二刀流居合術「空の型」となっている。
- TYPE-MOONエース VOL.15収録の描き下ろし漫画『Fate/Samurai Remnant 序』では、飛ぶ斬撃を人の業ではないとビックリしていた伊織くんだが、主に空の型で自分も斬撃を飛ばすようになる。
なんなら超高速の連続斬撃飛ばしや、暫くその場に留まる斬撃の竜巻などのトンデモ芸当までやってのける。
- サムレム発売初期に空の型の覚醒を初見するプレイヤー達も「人の業ではない」「人間辞めてる」(意訳)の感想を思わずこぼすことは多く、最初は(難易度次第)町のごろつきや浪人、そこら辺の怪異にも苦戦する伊織の急成長に驚愕してしまう。
- また特定の異傳をクリアすることで逸れのサーヴァントから奥義を伝授してもらえるため、(戦闘中だけではあるが)刺し穿つ剣技やら炎神の斬撃やらトンデモ奥義を平然と繰り出す伊織くんを見ることもできる。アンタ何者?
- 『Fate/Samurai Remnant material』によれば、サムレムに登場するバーサーカー武蔵ちゃんの戦闘スタイルは、伊織の五つの型を真似たものらしい。実際、バトルボイスではどこか真似事をしているかのようなセリフも多くある。
- 『五輪の書』に準えた地・水・火・風・空の型を使い分けるが、これも実在する二天一流とは大きく異なったこの世界の伊織による独自のもの。
- 伊織の五つの型はそれぞれ、防御重視の一刀流「地の型」、大人数を巻き込む神速二刀流「水の型」、死に近づくほどに速さと破壊力が増す剛の二刀流「火の型」、魔術と剣を同時に扱う一刀流「風の型」、そして超高速かつ広範囲剣技である二刀流居合術「空の型」となっている。
- これらのうち、火・風・空の型は盈月の儀の戦いの中で開眼していく。
- TYPE-MOONエース VOL.15収録の描き下ろし漫画『Fate/Samurai Remnant 序』では、飛ぶ斬撃を人の業ではないとビックリしていた伊織くんだが、空の型などでは自分も斬撃を飛ばすようになる。
- サムレム発売初期に空の型を見たプレイヤーからも「人の業ではない」「人間辞めてる」(意訳)という感想が多く、難易度次第だが最初は町のごろつきや浪人、そこら辺の怪異にも苦戦する伊織の急成長に驚愕したことだろう。
- また特定の異傳(サイドストーリー)をクリアすることで、逸れのサーヴァントから奥義を伝授してもらえるため、刺し穿つ剣撃やら炎神の裂波といった超常の技を魔術枠で平然と繰り出すようになる。アンタ何者?
さらにDLCでは王の財宝まで使えるようになる。ファンの間では「二天一流を極めると王の財宝が使える」と驚きの声が……
- 『Fate/Samurai Remnant material』によれば、同作のバーサーカー武蔵ちゃんの戦闘スタイルは伊織の五つの型を真似たものらしい。
実際、バトルボイスでも物真似しているようなセリフがいくつかある。
- 何かと住居である長屋を襲撃されがち。
初っ端からライダーにぶっ壊されたり、ランサー陣営に燃やされたり、怪異や各陣営の配下に襲われたり……。
- ライダーに破壊された後は(隣家の壁をぶち抜いて)魔術工房に仕立て上げており、燃やされても平然と復活していることから魔術工房としてなかなかに機能しているようだ。
- オンボロで他に人の住まない長屋であり、周辺住民からは幽霊長屋と呼ばれ、色々とあらぬ噂が立てられている。俺だそれは。
- 主人公でありながらシナリオ進行中にキルケーのキュケオーンを強制的に食べさせられて愛豚になってしまう。
- この部分はサムレム発売前のトレイラーにも展示されて、話題となってしまう。
- インタビューによれば開発陣がピグレット伊織を楽しく作っていて、忙しい時期で他の作業は未完成なのに、ピグレット伊織の品質だけどんどん向上していったという(4Gamer.netのWeb記事『「Fate/Samurai Remnant」は,江戸を舞台にした“新しいFate”。奈須きのこ氏とシナリオ監修の桜井氏&東出氏に魅力を聞く』より)。
本筋外のネタにも力を入れるいつものFateシリーズ
- 『宮本伊織が初の立体化!?』というキャッチコピーで、伊織本人に先駆けて「ピグレット(伊織)のぬいぐるみ」の制作が決定している。なんでさ
KT Spot Online Shopより2024年3月上旬より受注開始予定。
(『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局 Plus』2024年2月16日放送分より)
- おむすびを食べながら二刀を振るう剣士。
サムレムでの回復アイテムはおむすびを始めとした食べ物なのだが、よほど高難易度アクションに習熟していないプレイヤーは、戦闘時に大量のおむすびで回復しながら戦う羽目になるはずである。そのため各地の屋台を巡りまくっておむすびを買い漁る。
サムレムでの回復アイテムはおむすびを始めとした食べ物なのだが、よほど高難易度アクションに習熟していないプレイヤーは、戦闘時に大量のおむすびで回復しながら戦う羽目になるはずである。そのため各地の屋台を巡りまくっておむすびを買い漁る。
- もちろん伊織以外のプレイアブルキャラも全員、戦闘中におむすびを食べて回復する。
- クリア後の周回プレイでは超高難易度モードが、アップデート後においてはさらにバトル中のアイテム&コンティニュー禁止の超高難易度モードが追加される。FGOで例えるのなら「HP回復/NP獲得スキル全封印のチャレンジクエスト」といったところだろう。
- クリア後の周回プレイでは超高難易度モードが、アップデート後においてはさらにバトル中のアイテム&コンティニュー禁止の超高難易度モードが追加される。
FGOで例えるのなら「それぞれ自身以外へのHP回復禁止+令呪およびマスタースキル全封印のチャレンジクエスト」といったところだろう。
- 本作のスキルモーションでも懐から取り出して食べる。
- サムレム世界は剪定事象とされているが、何を理由に剪定されることになるのかは現状では明らかになっていない。
- 伊織の「秘剣」について。
- 伊織の「秘剣」について。
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| | 秘剣について サムレム終盤ネタバレ注意
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- サムレム世界の伊織は武蔵の死後、霊巌洞を訪れた武蔵の宿敵である「佐々木小次郎」に弟子入りを志願し、剣を学んでいる。
- どうやらサムレム世界においては、正真正銘の「佐々木小次郎」の名を持つ剣士が実在しており、藩お抱えの身として実際に巌流島にて武蔵と果たし合いをしたという(決闘後も存命のため、死合い=命の取り合いまではしなかった様子)。
伊織に秘剣を伝授した佐々木小次郎がその後どうなったのかは不明。
- どうやら同世界においては、正真正銘の「佐々木小次郎」の名を持つ剣士が実在しており、実際に巌流島にて武蔵と果たし合いをしたという(決闘後も存命のため、死合い=命の取り合いまではしなかった様子)。
この「佐々木小次郎」についてはあまり詳しいことは分かっておらず、伊織に秘剣を伝授した後どうなったのかも不明(見た目と声は某農民とほぼ同じ)。
- 彼の剣を学んだ伊織はやがて『秘剣・燕返し 比翼の段』という、二刀で繰り出す「燕返し」を編み出すに至った。
- 本作における宝具名は『秘剣・比翼閃耀』。
ゆっくりと二刀を抜き、「空」を表す紋様が現れ、腕を交差しながら敵の懐に入っての六つの斬撃、そして納刀、とサムレムでの演出を再現している。
- ただし、最後の六つの斬撃の軌跡はサムレムのものとはやや異なる。サムレムでは内側から開く渦巻きのような六つの斬撃で、FGOでは外側からの六つの斬撃に変わっている(ちなみに佐々木小次郎の「燕返し」も媒体によって斬撃の軌跡描写が変わっており、実はFGOでもモーション改修前後で異なる)。
また、納刀時の特殊な指の掛け方は再現が難しかったのか、普通に納刀している(左の小指薬指、中指人差し指で一本ずつ掴みながら納刀するという驚異の指遣いである)。
- そのほか奥義として地の型・風の型では一刀流の『光芒一閃』、水の型・火の型では二刀流の『二河白道』を使用する。空の型でも変化前は『二河白道』となっている。
- ただし、最後に繰り出す六つの斬撃の軌跡の演出は大きく異なる。サムレムでは内側から開いて相手を包囲する渦巻きのような形で、FGOでは外側から始まり中央で収束しきる形で描写される。(佐々木小次郎の「燕返し」も媒体によって斬撃の軌跡の描写が変わっており、実はFGOでもモーション改修前後で異なる)。
このあたりはサムレムでは複数の敵を同時に巻き込む範囲攻撃、FGOでは単体攻撃に特化してる事情もあると思われる(ただし、サムレムで初めて披露した際は1人相手に放ったのだが、上記の渦巻き風の斬撃だった)。
- また、納刀時における「右手の小指薬指、中指人差し指で一本ずつ掴んで同時に納刀する」という脅威の指使いは2Dゲーム画面での再現が難しかったのか、上側の柄にだけ手を添える簡易的な表現で妥協されている。
- 本作のマテリアルによると「燕返し」と同様にランクは「なし」。
つまり、設定上は宝具ではなく「スキル」扱いと思われる。
バトルでの効果は宮本武蔵と佐々木小次郎、2人の師を思わせる。
二刀流の燕返しということで、2×3の6ヒットする。
- そのほか奥義として地の型・風の型では一刀流の『光芒一閃』、水の型・火の型では二刀流の『二河白道』を使用する。空の型でも燕返し解禁前は『二河白道』となっている。
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- 養父・武蔵は伊織に対し「生まれる時代を間違えた」と述べている。
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▋Fateでの宮本伊織 小ネタ
- イベント『盈月剣風帖』に登場。
どうやら、過去のものとなった「盈月の儀」などの記憶を一部失っている。
令呪が現れていないため、マスターではない模様。
- イベントでの仮加入時は、戦闘不能時のエフェクトが消滅ではなく撤退となっている。
- バトルモーションはサムレムのものを再現しており、B3種類、A2種類、Q2種類、EX1種類のパターンがある。また、このうちBの近距離攻撃に関しては2種類からランダムで選ばれる模様。
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| | モーション元ネタ +クリックで展開
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- Buster
- 遠距離
火の型・通常攻撃5→6のコンボ:二刀での斬り下ろし→二刀での十文字斬り上げ。
- 近距離(ランダムで2パターン)
火の型・強攻撃4:二刀を代わる代わる突き出す連続突き。
地の型・強攻撃3:力強い唐竹割りの一撃。
- Arts
- 遠距離
水の型・強攻撃6:前方を素早く往復しながらの突進斬り。
- 近距離
水の型・強攻撃2:前進しながら連続回転斬り。
- Quick
- 遠距離
風の型・強攻撃1→2のコンボ:黄色い火の玉を前方に発射→炎を纏わせた刀での斬り払い。
実はサムレムでは出来ないコンボ(強攻撃の直後に、別の強攻撃は出せないため)。
- 近距離
風の型・強攻撃5:前方の地面を炎上させ、燃える敵を炎ごと居合で一閃。
- EX
- 空の型・強攻撃1→5のコンボ:前方に多数の斬撃が飛ぶ高速の居合→目にも止まらぬ斬撃の嵐。
こちらもサムレムでは出来ないコンボ。
- その他
- 攻撃前に「地・水・火・風・空」に対応する紋様が現れるが、これはサムレムで型を切り替えた際に現れるものと同じ。
- この紋様は以前から武蔵ちゃんの持つ4本の刀+宝具時にだけ現れる5本目の刀や、バーサーカーの方の背に浮かぶものとしても使われている。
- おむすび
スキルモーションで食べる。
サムレムにおける代表的な回復アイテムで、戦闘中も食べられる。
それがまさに戦っている最中だろうが、吹っ飛ばされた直後だろうが食べられる。
- うどんを啜る水着
伊織武蔵ちゃんをはじめ、FGOでは戦闘中に食事するサーヴァントが結構いるので、あまり珍しい光景ではないのかもしれない。村正や孫一などおむすびを食べるサーヴァントも結構いるし。
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| | おむすびモーション裏話 +クリックで展開
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『Fate/Grand Order スペシャルステージ in AnimeJapan 2024』によると、サムレム発売よりもかなり前から、FGOの方でも「宮本伊織」(バトルキャラ)の制作は開始されていたという。
- サムレム発売後、開発スタッフが改めてプレイしたところ「伊織におにぎり食べるモーションなくていいんだろうか…?」「おにぎり食べさせたいなあ」と思い、TYPE-MOON側に相談しようとした時期に、きのこから「伊織におにぎりを食べさせたくてですね」と提案され意気投合。
晴れて、おにぎりを食べる伊織が生まれた。
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- ビジュアルの初出は『Fate/Samurai Remnant』だが、名前自体はFGOが初出。
たびたび武蔵ちゃんの口から言及されており、『Fate/Grand Order material IX』にも宮本武蔵(狂)の因縁キャラとして「宮本伊織」について書かれている。
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| | +クリックで展開
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- 伊織については『宮本武蔵の弟子とされる。武蔵曰く、『才はあったけど、生まれる時代を間違えた』少年。武蔵ほどあっけらかんと非人間になれず、時代の道理・良識に重きをおいたため、剣士として大成する事はなかった。』とある。
- サムレムで女武蔵自身の言葉によれば、彼女も漂流が始める以前に出身世界の伊織を養子にして厳しい訓練を施していたという。そちらの伊織は性格も容姿もこちらの伊織と大差なく、しかし彼女が漂流し始めた時期はまだ
ショタ少年と言える年齢の模様。
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| | 『Fate/Grand Order material IX』で伊織についての記述 +クリックで展開
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- 伊織については『宮本武蔵の弟子とされる。武蔵曰く、『才はあったけど、生まれる時代を間違えた』少年。武蔵ほどあっけらかんと非人間になれず、時代の道理・良識に重きをおいたため、剣士として大成する事はなかった。』とある。
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- ちなみに、『週刊ファミ通2023年8月17・24日合併号』のインタビューによれば、武蔵ちゃんは『Fate/Samurai Remnant』の後、FGOのイベント『見参! ラスベガス御前試合~水着剣豪七色勝負!』の特異点へ漂流したという。
- そのイベントでFGO主人公らと再会した際には、武蔵ちゃんは「伊織」の名を名乗っていた(今の状態では半人前だからという理由で)。
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| | 水着伊織?関係ネタ +クリックで展開
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- そのイベントでFGO主人公らと再会した際には、武蔵ちゃんは今の状態では半人前だからという理由で「伊織」の名を名乗っていた。
サムレムのあの戦いの後、特異点発生トラブルを引き起こし、ダイナマイト競泳水着・宮本伊織を名乗って魔剣破り!する武蔵ちゃんを見て、伊織くんは何を思うのか。師匠…。
- 現時点では、本作のアプリを起動する時にランダムで流されるキャラプロフィールにおいて水着武蔵ちゃんは依然に堂々と宮本伊織と名乗っているため、2020年開催の復刻版も未プレイの初見マスター達に混乱を与えている。
星条旗ビキニ伊織くん。
- そして実装イベントのシナリオが完結した翌日の2024年1月25日、水着武蔵ちゃんはまさかのPU2ガチャに宮本伊織を自称しながらセイバー特攻の宝具強化を引っ提げて登場。
まったくこりない悪びれない
なお特攻はサーヴァントに限るため、生前の伊織くんには効かない。そんなに悔しかったんですか師匠…。
- 同イベントの高難易度の伊織くんはサーヴァントだったため、存分に強化宝具を振るわれた模様。南無三。
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- 外見に関しては前述のファミ通インタビューで武内社長曰く「色気が表現された最高のデザイン」。
- きのこと武内社長を初め、開発陣の思い入れがとくに強い。渡先生によればサムレム初出の担当キャラの中でデザインに一番手間取った、「結果的にいろいろな人から助けをいただいて、伊織が主人公として胸を張れるいいキャラクターに仕上がってよかった」のこと。
- 開発初期は登場サーヴァントの中の一人としてコーエーテクモゲームスさんから提案されて、それを見たきのこが「やるんだったら伊織が主人公でしょ」と言い、セイバーと組ませようとなり、これでサムレムの柱を決めたという。
▋マイルームでの特殊会話
- ヤマトタケル(会話4、5、15)、由井正雪(会話6、16)、源頼光/丑御前(会話6、17)、柳生但馬守宗矩、宝蔵院胤舜、天草四郎、千子村正、千里眼持ちサーヴァント、強者のサーヴァント、佐々木小次郎、宮本武蔵(剣or狂)、ジャンヌ系サーヴァント所持時にマイルームに特殊会話が追加される。
- ヤマトタケル(会話5)への会話は、ヤマトタケルの霊基再臨が第三段階以降であることも条件となる。
- 千里眼持ちサーヴァントの対象は、ギルガメッシュ(弓or術)、アーラシュ、子ギル、マーリン、レディ・アヴァロンのいずれか。
- 強者のサーヴァントの対象は、かなり多くのキャラが当てはまる模様。
- 宮本武蔵、ヤマトタケル(会話15)、由井正雪(会話16)、源頼光/丑御前(会話17)、ジャンヌ系サーヴァントへの会話は、イベント『盈月剣風帖』クリアも条件となる。
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幕間の物語
- 開放条件:クエストクリア、霊基再臨×?回、絆Lv?
- 開放条件:未実装
+
| | +クリックで展開
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Interlude | ??? | 推奨Lv | ? | 場所 | : |
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| AP | ? | 周回数 | 2 | クリア報酬 | 聖晶石×1 |
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絆P | ??? | EXP | ??? | QP | ??? |
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| 進行度 ■□ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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ドロップ | | 備考 |
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| | 進行度 ■■ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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ドロップ | | 備考 |
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