絆クエスト
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| | 絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開)
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「星の正義とは!
すなわちバックドロップですわ!」
元より人間にとっての正義の具現でもある彼女は、人理を立て直す貢献を惜しまない。
未熟なマスターならば、なおさら導かねばならないと発奮する。
同時に、憑依された少女の性格も相まって、マスターの振る舞いへの指摘は厳しい。
マスターの振る舞いが下品と感じたならば、躊躇なく(ドロップキックを含めた物理的な)指導に入るだろう。
彼女とともに歩むなら、鍛錬は怠らぬ方がよい。
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ゲームにおいて
- ゲーム内での運用に関するコメント
格闘タイプサーヴァントの集う☆4ルーラー。
2019年4月27日、イベント「レディ・ライネスの事件簿」開催に伴い恒常実装。
- ルーラークラスとしては初期実装されたジャンヌ・ダルク以来、実に4年振りの恒常実装となっている。
- カード構成はQuick1枚(3hit)、Arts2枚(4hit)、Buster2枚(1hit)。Exは5hit、宝具はArts属性8hit。
- 「陣地作成 A」によりArts性能は優秀である反面、Quick性能は控えめとなっている。
- Busterは1Hitで標準的、EXは5Hitでスターはそこそこ稼いでくれるが、Arts以外ではNPが比較的稼ぎづらいようになっている。
スキル解説
- スキルに関する記述
- クラススキルは「単独行動 A」「陣地作成 A」「女神の神核 B」の3つ。後述の保有スキルとあわせて、高いArtsクリティカル性能を誇る。
「対魔力」を持たないルーラーはシャーロック・ホームズに続き二人目だが、こちらは「女神の神核」が「対魔力」の代わりになる。
- 保有スキルは攻防万能のクリティカル型。
- 「天秤の護り A+」
味方単体の攻撃力アップ(3T)&防御力アップ(3T)&NP獲得量アップ(3T)
- 多彩な複合効果を任意で付与出来る代わりに、それぞれの上がり幅は並み程度。
とはいえ3ターン継続かつ気軽に使えるCTなので、手軽かつ堅実なサポートスキルとなっている。
- 「魔力放出(星) A+」
自身のArtsカード性能アップ(1T)+スターを大量獲得
- 1ターン持続ではあるものの倍率は3ターン持続並。しかし本領は付随効果のほうにある。
- スター獲得はLv1でも10個、Lv10で30個とかなり多い。瞬間獲得量はスキル強化をしたアーサー・ペンドラゴンと同レベルであり、「星の裁き」を併用したArtsクリティカルを積極的に狙っていける。
- 「星の裁き A」
<スターが5個以上の場合のみ使用可能>
スターを5個減らす【デメリット】+自身のスター集中度アップ(1T)&クリティカル威力をアップ(1T)&NPを増やす
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| | スキル倍率
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スター集中度アップ | 300% | 320% | 340% | 360% | 380% |
クリティカル威力アップ | 30% | 32% | 34% | 36% | 38% |
スター集中度アップ | 400% | 420% | 440% | 460% | 500% |
クリティカル威力アップ | 40% | 42% | 44% | 46% | 50% |
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- 1T限りのスター集中アップ・クリティカル威力アップ・NP獲得が複合する高性能クリティカルスキル。
効果はケツァル・コアトルの所持する「自由なる闘争」とほぼ同じだが、こちらは肝心のスターを減らすデメリットに加えてNP増加は20固定と、瞬間性能だけで見れば下位互換。
その分CTが6~4と短いのが利点。スターを稼ぎやすい構成なら「魔力放出(星)」のCTが間に合っていなくともクリティカルとNP増加を狙っていける。
- スターを減らすデメリットから、活かすならスターを余分に稼いだり。カード配分やスター集中の偏りを確認しつつ的確に使う必要がある。
Q主体の味方に加え、イベント配布に多いスター4個生産+αの礼装をサポーターに持たせるなど編成全体でカバーを考えたい。
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| | スキル育成に関して(+クリックで展開)
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- ルーラーなのでLv7まではスキル石のみ。その後は7→8に恒常入手手段が2部2章フリクエの素材であるオーロラ鋼、8→9には1.5部下総国フリクエの九十九鏡を要求してくる。
- 育成の優先度はS2>S3≧S1。
まずはアストライアを運用する上で重要となる「魔力放出(星)」を優先したい。Lv10にまで育てればCT5でスター30個+Arts強化/1Tと破格の性能になる。
残る二つは終盤に入手機会の少ない素材を要求される事もあり、スキル石のみで上げられてCT-1となるLv6~7あたりで様子見するのもあり。
S2の次にどちらかのみをLv10に上げるのであれば「星の裁き」がオススメ。CT4と再使用までのスパンがかなり短くなり、効果もクリティカルの補助とNP獲得と優秀。
ただし、アストライアをメインアタッカーではなくサブやサポーターとしての運用を主にする場合はS3よりS1の「天秤の護り」を先にLv10にしても良い。
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宝具解説
- 宝具に関する記述
- 「裁きの時はいま。汝の名を告げよ」
強化前:敵単体にArts属性[悪]特攻多段攻撃+スター大量獲得
強化後:自身に無敵貫通付与(1T)+敵単体にArts属性[悪]特攻多段攻撃+スター大量獲得
- 悪特効の範囲はヴラド三世(EXTRA)の頁参照。OC対応かつ汎用的な属性で対応相手も多く、バーサーカーにも該当相手は多い。
さらに「天秤の護り」と「魔力放出(星)」での自己強化も揃えており、等倍でも中々の威力が出せる。
- 更にジェームズ・モリアーティ(裁)の宝具により敵全体に悪属性を付与できるため、彼と組ませることで誰でも特攻威力を発揮できるようになった(通称「冤罪バックドロップ」)。
同じArts型ルーラーであるため、パーティを組ませやすいのもポイント。
- また攻撃後にスターを20個確定で獲得できる点から、A宝具ながらスター生産目的での運用も可能。
- 幕間の物語をクリアすることで強化され、基礎威力上昇と1T持続の無敵貫通付与が追加される。
水着BB&水着キアラ絶対倒すウーマン
これにより無敵や回避持ち相手に確実にダメージを通せるようになった。特攻値やスター獲得数は据え置き。
総評
- 総合評価に関する記述
- シャーロック・ホームズやケツァル・サンタ同様、自身のクリティカル攻撃および味方のクリティカル支援を得意としたルーラーである。特にホームズとはカード構成が近しい。
- クリティカル支援に関しては、火力支援に秀でた上の2騎と違い、クリティカルスターの供給に特化しているのが特徴。スキルで最大30個、宝具で20個とまとまった量を即時供給することができ、同時に使用すればスター50個とアマデウス並の働きができる。
- その上で、各種バフや「星の裁き」によるスター集中、強化済み&広い特攻範囲の単体攻撃宝具などアタッカーとしても充分なものを備えており、攻撃有利こそあまり取れないものの、ほぼ相手を選ばず戦えるアタッカーにもなれる。
- アストライアの性能を語る上で特筆すべきは、「単体Arts攻撃宝具でありながら、NPリチャージだけでなくスターを大量獲得出来る」点だろう。
(他の該当者は現時点でヴラド三世(狂)のみ)
- Arts宝具である程度NPをリチャージしながらスターを一定量確保できるのはそれだけで強みだが、さらにアストライアは「優秀なArtsカード性能」「Arts性能&NP獲得量アップスキル」「スター獲得&集中スキル」「宝具に特攻効果あり」を持つため、編成次第ではArts型とは思えない頻度でスターを生産してArtsクリティカルを叩き込み、貯めたNPで宝具を叩き込んでスターを獲得し……という非常にパワフルなアタッカーと化す。
運用考察
- ほとんどのクエストにおいて攻撃相性優位が取れないルーラーなので、基本的には特攻が利くバーサーカーがボスの場合かクラス混成クエストでの起用となる。
ただし、防御相性優位は非常に取りやすいため、クリアだけが目的のストーリー攻略においては幅広い状況で出していける。
- 悪特攻宝具はあるもののそれ以外は等倍ダメージがほとんどなので、普段は他の相性優位なアタッカーの脇を固めつつ、状況を見て「星の裁き」でスターを集めて一気にダメージとNPを稼ぐ事になる。
- カード構成がB2A2Q1(+A宝具)とバランスが良い為、どのクラスとも組みやすい。
スキルと宝具で大量のスターを生み出せる為、パートナーやセコンドに立つ者にもスターの扱いが得意な者を選び、必要に応じて更に概念礼装で補強しよう。(「星の裁き」でスターが5個減る事は忘れずに考慮して編成しよう)
なお、防御面ではルーラーというクラス相性と「天秤の護り」を自身に使用した場合の防御バフのみで敵宝具を受け切るには不安要素があるので、必要に応じて回避や無敵付与持ちを一緒に起用しよう。
- 一方でルーラーとしては比較的アタッカー寄りのスキルが目立ち、ステータスもルーラーとしては珍しくATK寄りで宝具強化済み、アペンドスキルも追加されNP面も更に向上。
そもそもルーラー自体がATK強化補正を持つのもあり、2022年時点では等倍前提ながらアタッカーとしての水準も高めとなる。
- 具体的な宝具火力の数値としては、悪属性でないとしても宝具2・LV90または宝具3以上があれば、狂クラスかつ☆5のヴラド三世(狂)やガラテアの宝具1にさえ勝てる程度の水準はある。そして悪属性相手ならば圧勝する。
単体ボスは悪属性持ちのケースも少なくなく、活躍の余地は十分と言えよう。
- 更にスター関連の能力も極めて優秀で、S2で30個のスター獲得、更に宝具も合わせれば50個確定。クリティカル威力アップ&集中も1Tながら保有、攻撃バフも火力が必要な味方に割り振れるなど、昨今で増えている変則編成フリークエストへの対応力も悪くない。
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このため、手持ちやイベント特攻の状況次第では思いがけないところで最適解になる場合も出てきている。
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| | セコンド編
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- セコンド
レスラーには名セコンドの存在が付き物。アストライアの攻撃能力を更に引き上げられる者、防御面を更に強固に出来る者、足りない回復効果を補える者をサポートに付け、試合を有利に進めよう。
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| | ルーラー
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- ジャンヌ・ダルク:Q1 A3+1 B1
人間要塞セコンド。
A主体のアストライアと噛み合うA主体のカード構成であり、全体無敵・回復・弱体解除が複合された宝具が売り。
「啓示」で星出しも可能で、高難易度等でターンがかかる場面では信頼に足る安定感を提供してくれる。
ただし自身のAカードでのNP効率はあまり良くないので、積極的にAチェインを組む、二人目のセコンドでNPを供給する、概念礼装で補うなどして宝具の発動を補助するとより安定感が増す。
- 女教皇ヨハンナ:Q2 A2+1 B1
らぶらぶセコンド。
悪・人特攻+強化無効付与の全体Arts宝具も持ち合わせ露払いとしては強力だが、
基本的には各種スキルによる支援、特に「幻想の聖人」によるArtsクリティカル支援を要点に起用することになる。
被ダメージカットや弱体無効、毎ターンスター・NP獲得のバフも持つが、それ以上の長期戦向けの支援はないため、3人目で補う分野は火力と相談して決めておこう。
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| | セイバー
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- 蘭陵王:Q1 A2+1 B2
イケメンフラッシュ仮面セコンド。
スキルでPT全体への攻撃・A・星発生・クリティカルバフを一挙に行う事ができ、宝具は敵全体チャージ減少・クリティカル発生デバフ、味方へは攻撃バフ・ダメージカットを付与出来る、これでもかと支援能力を盛った★4セイバー。また回数制の無敵も有するため、場持ちも良い。
味方へのNP付与も可能だが、基本的には自身の運用故に味方に使う事が稀なので、宝具による支援を可能な限り活かしたい。
有するバフが非常に優秀なため、対ランサー以外に連れて行っても純粋なバッファーとして活躍が見込める。
- 水着メイヴ:Q1 A2+1 B2
レスラーより主張する女王様セコンド。
スキルによる継続する星出しと全体への攻撃・クリティカルバフを持つ。「オードトワレ・ホワイトハニー」で敵全体への魅了による足止めとA耐性デバフを付与出来る点も特徴的。
自身のNPを「私が水着に着替えたら」でまかなえる上、宝具の付随効果が単体への多重防御デバフのため、アストライアとの宝具チェインも支援として機能し得る。
前述の蘭陵王とクラス・レア度・性能が似通っている部分はあるが、水着メイヴは自力で星出しが出来る星の確保の容易さと、それによって礼装の選択肢が広めな点、魅了による足止めが可能な点などを鑑みて、それぞれ状況やマスターの好みに合った選択をするのがベター。勿論女王様とイケメンで挟んでも良い。
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| | アーチャー
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- ナポレオン:Q1 A2 B2+1
可能性のセコンド。
クラス特性故に少々星を吸ってしまうものの、カリスマ・星発生UP・継続星出しとアーチャーの中では手堅く攻撃的な支援能力を有するため、対セイバーで起用すると活躍が見込める。
全体宝具なのでアストライアと異なる範囲に対応している点も嬉しい。
- ケイローン:Q2 A2+1 B1
セコンドというよりもはやコーチ。
3T持続する3色バフ+クリティカルバフで、アストライアの火力、NP効率をさらに底上げできる。宝具による防御強化解除で敵に受け身を取らせないのも魅力。
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| | キャスター+α
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- アルトリア・キャスター:Q1 A3+1 B1
Arts宝具専門セコンド。
最高性能のArtsバフに加えNP供給・ゲージ効率加速を併せ持ち、宝具を軸にした速攻戦術で最高の適正を発揮する。
クリティカル関連の支援が不可能という欠点があるものの、アストライアの宝具にスター獲得効果があるためある程度はなんとかなる。
敵のブレイクゲージ本数に応じて、Wキャストリア編成か玉藻など他のキャスターと組み合わせるかを使い分けられればベターだろう。
対粛正防御宝具を持っているため、長期戦でも要になりうる。
- マーリン:Q1 A3+1 B1
B主体以外さえも十全に支援してしまう万能セコンド。
クリティカルバフ、無敵、継続する星出し、回復と、アストライアに必要なものを数多く持っており、対ライダー以外ではとりあえず出しておけば活躍が期待出来る。
- レディ・アヴァロン:Q1 A3+1 B1
マーリンをさらにArts特化に寄らせたセコンドとなる。
最高水準のBバフがAバフになり、さらにOCバフによる宝具の悪特攻強化が狙えるという違いがある。
プリテンダークラスのため、ライダー相手でも落とされにくいのもポイントが高い。
- 玉藻の前:Q1 A3+1 B1
みこーんセコンド。
「狐の嫁入り」による最高水準のAバフと単体への回復、「呪層・廣日照」による味方への宝具バフと単体チャージ減少、そしてそれらを宝具による全体への回復・NPチャージ・CT減少を繰り返していく事でPT全体を回していく、長期戦Arts編成の根幹を成すセコンドの一人。多分に漏れずアストライアもそのAパ適性があるため相性が良い。
玉藻自体が防御スキルを持っているので他のセコンドよりも場持ちが良く、クラス特性故に固いアストライアにもしっかりついてこれる点も嬉しい。
ただし星出しは苦手なので、これは「2030年の欠片」などの概念礼装や2人目のセコンドで補っていこう。
- ギル(術):Q1 A3+1 B1
Aで星出しが必要な場面で度々お声のかかるVIPセコンド。
全体的にスキルCTが長めで、起用理由の内の一つである「王の帰還」の効果が切れてしまうとクリティカルが不安定になってしまう欠点もあるため、「ぐだぐだ看板娘」を持たせて別のセコンドへのバトンタッチをしたり、「2030年の欠片」を持たせる事で自身の性能をフォローしよう。
- アンデルセン:Q1 A3+1 B1
レア度詐欺で有名なセコンド。
低レア低コストでありながら幅広い支援が可能で、特に「人間観察」によるクリティカルバフと「人魚姫の愛」によるNP&星獲得状態の付与がアストライアと相性が良い。
- 美遊・エーデルフェルト:Q1 A3+1 B1
イリヤ命!な義妹セコンド。
「神稚児の願い」は最大30%、☆4以下では最多のNP付与量。アストライアの「星の裁き」と合わせて一気にNPを50までチャージする事が可能で、宝具の即時発動を支援出来る。
加えて宝具がマーリンに似たHP&NP&スターの持続回復を行うタイプで、主にNP面での支援が優秀なセコンド。
ただし、美遊がやられた時点で宝具の支援効果がすべて中断される仕様なので、使い切りの運用をする場合でも自身の持つガッツ等で想定外の事態への予防線を張っておくと良い。
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| | パートナー編
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- パートナー
アストライアは味方への支援能力も有している。また、ルーラークラスの広範囲の防御有利があるため試合を選ばない。時にはセコンドだけではなく相性の良いパートナーと組ませ、勝利のスリーカウントを掴み取ろう。
- なお、対ボス戦を意識するなら、妨害能力を有する、またはバフに優れるパートナーと組ませるのがベター。アタッカーを2枚にする以上、必然的にボスエネミーのチャージ攻撃等への対応は3騎目のセコンドに頼るところが大きくなるため、アストライアのパートナーが外部からのバフに火力を依存するタイプのサーヴァントの場合、PT自体の火力が低くなりがち。基本的にはクリティカルバフを自前で調達出来るパートナーの方がPT編成の自由度は高くなり、実際の運用もスムーズに行きやすくなる点を意識してパートナーを選びたい。
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| | ルーラー
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- ケツァル・コアトル(サンバ/サンタ):Q2 A1 B2+1
レスラーとルチャドーラが手を組んだ。
継続する星出しスキルを持ち、2種の星集中スキルを有しているため、アストライアと交互にクリティカルを狙っていける。
ただし、カード構成の噛み合いは良い方ではないので、肉体派女神お得意のパワープレイで敵をねじ伏せよう。
- シャーロック・ホームズ:Q2 A2+1 B1
レスリングとバリツの禁断の共演。
宝具によるPTへの防御無視・無敵貫通とクリティカル威力の強化によって、対戦相手の守りを一気に打ち破るセコンド的側面も持つ。
瞬間的な星出しと星集中スキルによりアストライアと交互にクリティカルを狙っていける上に、カード構成もA主体なためPT単位でのNP回りも良い。また宝具封印付与も有するため、ちょっとした妨害も可能。
ホームズの宝具を継続的に回していきたい場合、初手A補正を掛けた3手目Aクリティカルを意識すると一気にNPを獲得出来るので、運用の際はその点を意識すると良い。
- 始皇帝:Q1 A2+1 B2
様々な効果を内蔵する宝具を定期的に発動していく事で、アタッカーと盾役を同時にこなす事の出来る世界を麦畑で埋め尽くすルーラー。
宝具効果は盾役としての機能である自身に1Tのターゲット集中+無敵付与と、アタッカーとしての機能である3Tの星集中・攻撃・クリティカルバフから成っており、始皇帝を運用していく上でこの宝具をいかにして定期的に回していくか、という課題は避けては通れない。
幸いにして一度宝具を発動出来れば3Tの星集中が付与されるので、Aクリティカルを狙っていけばNPの補給は容易。「永世帝位」により大量のNPチャージも可能なので、1度目の宝具発動もそこまで苦ではない。
スキルは「書は焚すべし」による全体への確定のチャージ減少+防御デバフ、「儒は抗すべし」による全体への確率スタン+自身への攻撃バフと、強力かつ場面を選ばない汎用性を持つものが揃っている。また、前述の「永世帝位」には自身の弱体解除と回復効果も付随しているため、安定性も高い。
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| | タッグを組ませる場合の留意点
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強力な始皇帝だが、アストライアと組ませる場合は星の運用に気を配る必要がある。特にアストライアのメインスキルである「魔力放出(星)」は基本的に始皇帝のカードがある場面で使う事になるので、アストライア自身の「星の裁き」との併用は望めなくなると考えていい。
アストライアは宝具による星出しもあるが、出した星を利用出来るのは次のターンなので、始皇帝のカード巡りを把握しつつ、ある程度山を張って使う必要がある。
アストライアに「2030年の欠片」を持たせる、PTの3騎目のセコンドで補うなど、ある程度カバーし得る手段はあるが、運用の際はあくまでも"始皇帝をメインにする事"を意識した方が、PT全体がスムーズに回りやすい事は念頭に置いておきたい。
また、始皇帝が有する防御能力はあくまでも単体攻撃に対して有効なものなので、全体攻撃を行うエネミーが相手の場合は、3騎目のセコンドに人間要塞や羊のお兄さん、予言の子などを起用しよう。無敵貫通も苦手としているため、始皇帝とのタッグが有効であるかどうかを吟味した上で試合に臨みたい。
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- ジェームズ・モリアーティ(裁):Q1 A3+1 B1
数学者セコンドにしてヒールファイター兼タッグパートナー。
上記の通りモリアーティの宝具による〔悪〕属性付与からの冤罪バックドロップによる超火力コンボが第一。
更には「数学的思考」によるArts耐性ダウン、また「スライドルール・ウェポン」「骰子の選択」とモリアーティ自身がクリティカルを出したい構成のため、スターを生産できるアストライアはあちらから見ても噛み合いの良い相手。
どちらも瞬間的なスター生産能力はあるが継続的な物には欠けるため、そこはヨハンナなどのセコンドで補うか、キャストリア/レディ・アヴァロンあたりの長期戦セコンドに毎ターンスター礼装をもたせるかで補えると完璧。
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| | セイバー
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沖田総司:Q2+1 A1 B2
未だ少ないクリティカル型セイバー。
本ゲーム最強クラスの脱法Quickによる星出し、NP溜めからのクリティカル、宝具回転の暴力が魅力。
しかし彼女1人では吐血息切れしかねないので、そこをアストライアがカバーしてあげることで、クリティカルが止まらなくなる。
彼女と組む際は、Qを振るシーンでは1stAを、Bを振る際は1stBを供給してあげたい。
ランスロット(剣):Q1 A2+1 B2
A型クリティカルセイバーの代名詞であるイケメン剣騎士。
2種の星出しスキルと高倍率の星集中スキルを持ち、さらにNP増加やArts寄りの構成から、単体攻撃面に特化した構成となっている。
スキルマしてある場合の星出しの最大値は20+15=35個と、アストライアにも引けを取らない値になっており、2騎を並べて適当に運用するだけでも大量の星が獲得出来る。
基本は開幕から「騎士は徒手にて死せず」を使用し継続3Tの星出しとクリティカルバフを付与、状況を見つつ「湖の騎士」で更にNPと星を追加し、「無窮の武練」で3Tの間星を独占してクリティカルを決めていくのが基本戦術。
注意したいのが、「無窮の武練」が超高倍率の星集中を3T継続させて星をほぼ独占してしまう点。アストライアのクリティカルは格段に狙いづらくなるので、カード巡りやエネミーの体力等々を鑑みてスキルを使っていきたい。
また、アストライアと組ませた場合はPTの防御面がかなり手薄になってしまうので、3騎目には防御に特化したセコンドを配置したい。
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| | ランサー
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宝蔵院胤舜:Q3 A1+1 B1
星出し能力とクリティカル火力の両立が持ち味のQuickクリティカルアタッカー。
胤舜の高い火力を1stAボーナス供給と2種の星出しで支え、自身はCT4と短スパンで回せるスター集中でクリティカル火力を出していける。
胤舜の星出し能力が高いので、スキル2は自身の火力目的で使っても星は枯渇しにくいだろう。
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+
| | ライダー
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- 水着イシュタル:Q2+1 A2 B1
依代同士は犬猿の仲だが相性はそこそこ良いタッグ。
BQに加えてNP効率も底上げ出来る「輝ける水の衣」を持ち、宝具による星出しが出来るのでアストライアと相互に星を用意し合う事も可能。小回りの利くクリティカルバフを持つため状況に応じて柔軟にスイッチすることができる。
全体宝具のイシュタルと単体宝具のアストライアという点でも、互いに異なる範囲をカバーし合っている。
「サマー・ブレイカー!」は強力な反面、デメリットでスタンしてしまうので、出来れば指令紋章など別途で対策を講じておきたいところ。
ただ、ArtsクリティカルとQuick宝具を軸とする水着イシュタルは、Arts+Buster型のアストライアとの相乗効果が望みにくい。A主体のPTを組む場合は別のパートナーが欲しい。
- 坂本龍馬:Q1 A2+1 B2
タッグと呼ぶには一人多い?気にしてはいけない。ライダークラスでは珍しいA主体のサーヴァント。
各種PT全体への支援効果を持つスキルのみで構成されており、味方を活かしつつ自分も同時に強化を図るいぶし銀。
スキルは全てバフは3T持続でCTは最短で5と、気軽に使っていってもすぐに再使用が望め、かつ育成が万全なら効果が途切れる間隔も短い点が売り。
運用の際は「カリスマ」と「船中八策」は開幕及び再使用可能になり次第使っていき、「維新の英雄」だけはカード巡りと星の数やアストライアのスキルCTと相談してクリティカルに合わせていくと良い。勿論継続するAバフなので、すぐに使っていってしまっても十分恩恵を受けられるだろう。
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| | アサシン
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- 李書文(殺):Q1 A2+1 B2
史上最強の男が史上最強の漢女を誘いに来た。
最強のArtsクリティカル特化型アサシン。スキルLvの影響が大きく育成必須な点と彼を起用する際はほとんどの場合で対ライダー戦となり、こちらはキャスターを採用しにくくなる点が気になるが、瞬間火力はArts宝具持ちの中では断トツ。
理想的な流れは書文の防御ダウン付A宝具AAクリティカル→アストライアのA宝具AAクリティカルなのだが、スキルのCTやスター生産を考慮すると実際には先手アストライアとなる事が多いだろう。
もし、セコンドに玉藻の前を起用できるなら、スキルでArtsと宝具威力を強化&宝具でCT短縮を狙える。
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| | バーサーカー
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- ヴラド三世(狂):Q1 B2 A2+1
宝具でも解説してるが、アストライア同様、Arts単体宝具で大量のスターが獲得できる為、相性がいい。さらに玉藻の前またはアルトリア・キャスターをセコンドに置けば、各種スキルと宝具の使い勝手もさらに良くなっていく。
どちらかの宝具とスキルマの「魔力放出(星)」を合わせればスター50個に届く上、玉藻をチョイスした場合はヴラドと玉藻のスキルで相手のチャージを削りながら戦える。
ただ、ヴラド三世(狂)は通常攻撃性能が極めて悪くスキル回転とArtsチェインにかなり戦力を依存するため、セコンド枠が玉藻の前/キャストリア/レディ・アヴァロンといったArts3枚持ちにほぼ縛られるのが難点。スキルはチャージ減をも担う為、チャージが短いアーチャーやアサシン相手やブレイク時にチャージを貯めるような相手への宝具対策手段はキャストリアあたりで用意する必要がある。
- ベオウルフ:Q1 A1 B3+1
殴り甲斐のある奴が増えたと聞いて。
強化で「最果ての加護」と同系統のスキルを手に入れた事で運用しやすい瞬間火力を獲得。
バーサーカーの広範囲の攻撃有利と合わせ単体火力が跳ね上がった遅咲きのステゴロアニキ。
アストライアの宝具及び「魔力放出(星)」と合わせて2〜3枚のクリティカルをほぼ確実に決めに行く事が可能。
基本的には先発で起用するよりも、オーダーチェンジからのワンポイントリリーフとしての起用が自身のクラス、スキル構成とマッチしていてオススメ。
具体的にはBクリティカルに加えて、「凸カレイドスコープ」で宝具ブレイブチェイン、または「ぐだぐだ看板娘」と自身のガッツによる2ターンのデコイに加えて攻撃バフまで乗せたクリティカルを狙う運用が強力。
オーダーチェンジの仕様として、場に出ている交代するサーヴァントと同じ配置のカードが交代後のサーヴァントの物と入れ替わる。なので、ベオウルフをオーダーチェンジで引っ張り出す際は、交代させるサーヴァントのカードの枚数を意識して使いたい。
対ボス戦であともう一押し火力が欲しい、そんな時に彼の力を借りてみると活路が開けるかもしれない。
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概念礼装について
- 礼装に関する記述
- 素の性能で宝具・クリティカルの両面から火力を出せる上に、ルーラークラスの広い防御有利によって防御面も優秀なため、礼装の選択肢は幅広い。
組ませるPTメンバーによっても優位性は変動し得るので、アストライアをどう運用したいのかを明確にし、目的に合った礼装を選びたい。
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| | +クリックで展開
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- 宝具を即座に撃ちたい場合は鉄板の「カレイドスコープ」。外部からのNP供給が望める場合は宝具バフが特攻とも乗算になる「ダイブ・トゥ・ブルー」や、クリティカルを狙っていける事から「聖夜の晩餐」、満遍なく火力を底上げ出来る「ゴールデン相撲~岩場所~」、2発目以降の事を考えるなら「ペインティング・サマー」も相性が良い。
- メインカラーの宝具とAカードを強化したい場合は定番の「フォーマルクラフト」やクリティカルも強化出来る「もう一つの結末」、NP効率を補強出来る「笑顔のしるし」や「次期当主会議」などがある。
- 特攻宝具を有しているので、「黒の聖杯」を装備する事で特攻対象に攻撃・カード・宝具・特攻宝具のバフの全種類乗算による大ダメージも狙える。ただしアストライアは回復スキルを持たないため、NP面の補強に加え、ターン数が嵩む事が予想される場合はデメリットのフォローも合わせて視野に入れておきたい。
- サポーターとして動かすなら、自身の星運用を更に後押ししてくれる「2030年の欠片」が第一候補。NPを確保しながら星も出せる「至るべき場所」もあるが、PT単位でアタッカーのクリティカルを確定させられるギリギリのラインを見極めて運用しないと他の礼装の方が効果的、かつ運用も楽な場合が多いので、額面で見る以上に効果的な運用のハードルは高め。
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- 絆Lv10で専用礼装を入手できる。
- 効果は、「フィールドに出ている間、味方全体にArtsカード性能10%アップ&クリティカル威力15%アップ」というもの。
味方を支援する事も可能なアストライアと比較的噛み合っている効果なので、アストライアをサポート、またはサブアタッカーとして扱う場合に採用を検討してみるのもいいかもしれない。
指令紋章について
- 器用なサーヴァントなので候補は多い。
自力でスター集中が可能なため火力を更に伸ばせるクリティカル系や、スター集中が1T持続である点をフォローする為のスター集中系、スター運用を主軸に置いているのでスター獲得系、ルーラークラスの場持ちを補強する為の防御・回復系、ボス戦にも起用が可能なので対策系等々、場面や運用方針に沿ったものを刻印したい。
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| | 刻印候補+クリックで展開
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- ☆3以上のコードを使いたくない、とっておきたい等の場合は、星2のコード全てがアストライアと合致するものなのでそちらを付けても問題ない。ただし効果量は微量なので、"一応効果がある"程度の認識でいるのがベター。
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| | 刻印するカードの取捨選択について
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- コードを刻印するにあたってどのカードに何の紋章を付けるべきなのか。その指標の一例を挙げておく。
当然ながら紋章はカードに刻印し、紋章の刻印されたカードを使う事で紋章の効果が発揮される。
この事ことから、より多く使うカードにはより多く発動してほしい紋章を、あまり使わないカードにはたまに発動してくれればいい紋章を刻印するのがベターである。
- 例えばアストライアのメインカードはAである。次点がBで最後はQ。そこに「赤き宝石嬢の令印」「天の楔」「聖夜の極光」「BBスロット」「白き器の令印」を付けるなら何をどのカードに刻印するべきなのか。
まず5つの中で平時は使用頻度が低めになるであろう事が予想される「白き器の令印」をQに。カードが巡ってき次第必ず使用しておきたい「聖夜の極光」「BBスロット」はAに。残る火力を強化してくれる「赤き宝石嬢の令印」「天の楔」はBに。といった具合である。
この刻印を施した場合は「普段はAカードを切りながらNPと星を確保し、要所でBクリティカルを狙い、不測の事態にはQでリカバリーを図る」といった運用が想定出来る。
また、Aクリティカルを狙う場合は火力系の紋章がAに付いたり、星出し系はQと合わせて一気に稼ぎたいからQに、対策系は安定したダメージと一緒に使っていきたいからBに、なんて想定での刻印も十二分にアリ。
- 指令紋章とはサーヴァントの可能性を広げてくれるものなので、マスターがいればマスターの数だけ組み合わせがあって当然である。試行錯誤をしてお気に入りの組み合わせを見つけよう。
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| | 刻印パターン一例
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| | クリティカル特化型
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やはりルヴィアさんは脳筋
クリティカル強化に特化した刻印パターン。
実際の運用ではスター集中礼装や、味方からのスター供給が必要になる。
後述の宝具回転型との折衷案も有効。
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| | 宝具回転型
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スター獲得量を補強し、Artsクリティカルの誘発を狙った刻印パターン。
この一例では初手Arts補正がかかった場合にBよりもQの方がNP獲得量が多い事から、花の魔術師をQカードに刻印し一度に獲得出来るNPの量を多くしているが、聖夜の極光と花の魔術師を入れ替えた場合ではQカードの瞬間的なスター獲得量が増え次ターンのArtsクリティカルの安定性に寄与するので、そちらのパターンでも良い。
前述のクリティカル特化型との折衷案も有効。
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| | 高難易度対応型
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バフ・デバフへの対応力に重きを置いた刻印パターン。
アストライアのメインカードであるAに安定して発動したい白き器の令印を刻印しているが、仮想的によっては別のものでも良い。
開闢の理はAクリティカルを狙っていく事からAに刻印しているが、こちらも用途に合わせて他の紋章と差し替えて問題無い。
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| | サブアタ・サポ型
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味方への支援力の補強を目的とした刻印パターン。
アストライアをサポーターとして運用する際は味方へのスター供給が主になるため、その点を補強する為にスター獲得効果を持つ紋章を使用回数の多いAカードに刻印している。
また、味方のクリティカル威力を底上げ出来る石の鳥の紋章は、威力の上がる初手B補正がかけられるBカードに刻印している。
ボス戦での対応力を底上げしたい場合には、薄紅き虚像の令印やピジョンレポートを刻印してPTの安定感の補強を狙った組み合わせも有効。
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性能比較
サーヴァント性能比較表
名前 | HP | ATK | Q | A | B | 宝具 | 保有スキル |
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1 | 2 | 3 |
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サーヴァント1 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] | サーヴァント2 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] | サーヴァント3 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] |
- 関連サーヴァント比較
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| | +クリックで展開
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No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
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--- | サーヴァント1 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] | --- | サーヴァント2 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] | --- | サーヴァント3 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] |
|
#includex(): Page サーヴァント性能比較表 is already included.
小ネタ
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- 史実
- ゲーム外の説明
- アストライア。アストライアー、アストレアとも。ギリシャ神話における正義の女神。ローマ神話における正義の女神ユースティティアと同一視される。
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| | 神話解説 +クリックで展開
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- ギリシャ神話におけるゼウスとテミスの娘であり、ギリシャおよびローマの両神話でほぼ扱いが変わらない。
- 神話にて語られる神々と人間たちの暮らしには時代区分があり、「黄金→白銀→銅→鉄」と流れていく。
- 最も古い黄金時代は神々と人間が共に生きていた時代で、クロノス神(ギリシャ)あるいはサトゥルヌス神(ローマ)によって支配された世界は穏やかであり、争いもなく豊かであった。
- 続く白銀時代では支配者がゼウス神(ギリシャ)あるいはユピテル神(ローマ)に変わったことで世界に四季がもたらされ、人間には冬を越すための蓄えが必要となり農耕を行うようになる。
- そして銅の時代、鉄の時代へと変わっていく中で人間が武器を手にし、争いを起こすようになってしまう。
次々と去っていく神々の中でアストライアは最後まで踏みとどまって人々を導いていたが、遂には彼女も地上を去ってしまったという。
- 一説には乙女座の由来であり、手に持つ天秤は天秤座の由来とも。
また、現代では司法の象徴として「剣と天秤を携えた女神」が存在しており、これは「正義の女神」としてアストライア、その母である法の女神テミス、女神ディケー、そしてローマ神話のユースティティアなど様々な女神が同一視されたもの。
日本の最高裁判所大ホールを初めとして、国内外を問わず裁判所や法律事務所には彼女の像や絵画が飾られている場合が多く、弁護士バッジも左手に持つ天秤がモチーフとなっている。
- なお、この「正義の女神」の由来はアストライアではなく女神テミスという認識が一般的。
- 「正義の女神」は、地位や外見に惑わされない公平さの象徴として目隠しをしているデザインのものも多い。ただ、目隠しは後世に追加されたものとされており、していないものも少なくない。本作におけるアストライアに目隠しに関連するデザインやスキルが特にないのも、
デザイン上の都合もあるがそういった背景があると思われる。
- 哲学者ブレーズ・パスカルが発した言葉「カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。」は現代法学界でよく知られている、同時に剣と天秤を持っている彼女はまさに正義の女神。力こそが正義ではなく、正義は強くなければならないのが正しい。
だからルーラーは脳筋揃いなのか…
- ちなみに原文の後に「力なき正義は反抗を受ける。なぜならは、悪人は常に絶えず、正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない。」と続く。
- タロットカードの「正義」の元ネタ。また、おそらくルーラーのクラスカードの元ネタでもある。
- ちなみに乙女座の由来は古代メソポタミアにさかのぼるとする説があり、こちらを採用すると乙女座の女神のモデルは(よりにもよって)イシュタルとなる。
- 西洋占星術においては天秤座の支配星(ルーラー)は金星。お前もか。
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- ギリシャ神話を原典とする女神であるが、ギリシャ神話勢では唯一のローマ特性持ちである。
元よりギリシャ神話を源流とするローマ神話ではあるが、他のギリシャ神話の神性とは違い彼女のみがローマ特性を持つのは、「後世で信仰された『正義の女神』」としての側面が強く出ているためだと思われる。
- 疑似サーヴァントの依代はルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト。愛称はルヴィア。
北欧はフィンランドを拠点とする宝石魔術の使い手であり遠坂凛のライバル。
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| | ルヴィアに関して +クリックで展開
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- 初出は『Fate/stay night』「Heaven's Feel」ルートのエピローグ。この時は立ち絵も無く台詞が一言のみで声優も田村ゆかり氏が担当していた。
- ルヴィアは士郎を「シェロ」と呼び、好意を抱いている模様。
このつながりなのか、イベント内ではエミヤ(殺)を「ケリィ」と呼んでいる。フィンランド語でキから始まる単語なんていくらでもあるだろうとか言ってはいけない
- 『Fate/hollow ataraxia』で凛が語るロンドンでの思い出の中に姿を現す。この時は小さなトラブルこそあったもののそこまで険悪というわけではなかったが、凛が冬木の聖杯戦争の関係者であることが後に判明してから対立関係に至ったという。
凛が島国の出であることから未開人やら粗暴なサルだと何かに付けて反りが合わないようだが、彼女たちにはいくつかの共通点もあるので同族嫌悪とも言える。
同作発売後の人気投票では、オレンジ混じりの金髪に劣等感を覚えていることも明かされた。アストライアを再臨させると色合いが変わるが、ルヴィアにとっては弱点克服になるのだろうか。
- エーデルフェルト家はルネサンス期(14~16世紀)から続く家系であり、世界中の争いに介入し火種となった資源を横から奪いとって成り上がってきたことから「地上で最も優美なハイエナ」と呼ばれる。
代々、姉妹が頭首を務め、ルヴィアにも妹がいる。
- ただし、ルヴィアの妹の存在が示されたのは『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』で、ルヴィア本人の登場よりもかなり後年になってから。
- 祖母は妹と共に第三次聖杯戦争に参加し、敗北しただけでなく妹もなくした。これが元でエーデルフェルト家は日本嫌い。
ルヴィアも日本の悪口を言う設定だが、凛以外の日本人には好意的な態度が目立ち、半ば忘れられている。
- 余談だが、『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』にて遠坂とエーデルフェルトは遠縁であり、凛はクォーターであると遠坂時臣が語っている。
- 格闘ゲーム『Fate/unlimited codes』にて、プロレス技をひっさげ参戦。この作品で声優が伊藤静氏に変更され、声付きでの鮮烈デビューを飾った。
プロレス大好きお嬢様、通称「淑女のフォークリフト」としてヘラクレスだろうがギルガメッシュだろうが投げたりドロップキックしたりとやりたい放題。
格闘技で戦うのは「淑女の嗜み」なのだとか。なぜプロレスなのか?
- ちなみにヘラクレスに関してはストーリーモードの対戦前会話も存在し、その筋肉を評価したり所属する団体を尋ねるわ、挙げ句勝利台詞で「最高記録を、更新した」と投げた事を断言するなど、やりたい放題投げ放題。
- TVアニメ版『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]』では最終話に登場し凛と壮絶なファイトを繰り広げる。
最終話はアニメオリジナルの内容であり、ロード・エルメロイⅡ世とあわせてサプライズゲスト出演であった。
- 『Fate/Apocrypha material』によれば、同作の世界では間桐家が没落しているため、間桐桜はエーデルフェルト家に養子に出され、ナイスバディーなプロレスラーとなりルヴィアとタッグを組んで来日するとのこと。
- 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では魔術師としての側面がクローズアップされている。ルヴィアが徹頭徹尾シリアスな振る舞いをするのは実はここが初めて。
とある事件に巻き込まれてエルメロイⅡ世とともに解決に尽力し、後日半ば強引に彼の門下へと押し掛けた。
- 後述の『プリズマ☆イリヤ』とは使用する魔術系統が異なる。これは、「『プリヤ』はスピンオフ作品であり原作とは異なる法則や設定で作っている」という『プリヤ』作者ひろやまひろし氏のスタンスに『事件簿』作者の三田誠氏が応えたため。
- 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』にも前代カレイドサファイア兼美遊の後見人として登場。
メディアミックスの関係上、ルヴィアのアニメデビューはこちらの方が『stay night』より早く、同作での(コメディタッチな)出番が印象強いために『プリズマ☆イリヤ』シリーズ初出の登場人物と勘違いされがちだが、上記の通り原作から存在するキャラクターである。
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- 宝具「裁きの時はいま。汝の名を告げよ」
相手を天秤に乗せて罪を量り、その罪に応じた星の裁きを惜しみなくぶつける。
イベント「レディ・ライネスの事件簿」ストーリー中で使用された描写では、星の爆撃が本命のようで、最後のバックドロップは文字通りオマケの模様。
- 元ネタはラテン語で「クストス」が「守護者」、「モルム」が「規則」を意味する(英語の「モラル」の語源という説あり)。合わせて「法の番人」といったニュアンスとなり、古代ローマでは監察官のことを指していた。
- 宝具名に「。(句点)」が付くのは地味に初。
- アーケードでは
バックドロップの3Dモーションが大変だったのか一応星攻撃のみに落ち着いている。
- 宝具「ここに秩序は帰還せり」
イベント「レディ・ライネスの事件簿」ストーリー中で使用された第二宝具。
「全てをあるべき形に戻し秩序を取り戻す」と説明される。
「我は招く星の法廷。我は掲げる断罪の剣。正しき裁きをここに。正しき赦しをここに。『ここに秩序は帰還せり』───!」
- 元ネタはおそらく紀元前1世紀ローマの詩人プーブリウス・ウェルギリウス・マーローの著作『牧歌』の一節"ヤム・レディト・エト・ウィルゴー・レデウント・サートゥルニア・レグナ"から。「今、乙女は戻り、サトゥルヌスの王国も戻る」と訳され、原文では乙女は女神アストライアの事を示している。
- マイルームのセリフにある「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」(CACC)とはプロレスのファイトスタイルのこと。「ランカシャースタイル」とも呼ばれる、関節技や絞め技などのサブミッションをメインとしたスタイルだが、ルヴィアは打撃や投げ技をメインとする「ストロングスタイル」を用いており、実は正確ではない。なお、この誤りは『hollow ataraxia』のルヴィア登場シーンが初出で、FGOではそれを訂正せずそのまま持ってきてしまったようだ。
- 一応、CACCにもバックドロップは存在するし、それを必殺技とするのは、おそらくCACCにおける重要人物であるカール・ゴッチを意識した設定ではある。それでもCACCの骨子はあくまでバックドロップではなく関節技にあり、アストライア(ルヴィア)のスタイルとは大きく異なる。
- 宝具のおまけにもなったルヴィアの得意技「バックドロップ」はレスリングやプロレスに使われる投げ技の一種、アメリカでは「ベリー・トゥー・バック・スープレックス」(Belly-to-Back Suplex)と呼ばれる。柔道にも近似技の裏投が存在する。
- 相手の背後から片腋下に頭を潜り、相手の腰を抱え、後方へ投げる。よく見れば人型の相手にこの一連の動きを宝具のモーションが正確に表現した。
- 伝説のプロレスラー「鉄人」ルー・テーズがこの技を日本のプロレス界に紹介し、数々の強豪レスラー達を次々に沈めた。
- ゲーム内にもこの必殺技は巨人、ドラゴン、巨大ゴースト、魔神柱、デーモン、神霊、ビースト、プロテアちゃんなどを問わず天秤に沈む。
- ただし、グラフィック表示に特殊処理がされているヌンノス様は虚無をバックドロップするシュールな光景になる(演出の問題でダメージはしっかりと入るのでご安心)。
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幕間の物語
- 開放条件:未実装
- 開放条件:Lb No.3プロローグクリア、再臨2段階、絆Lv.4
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| | +クリックで展開
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Battle 1/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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Battle 2/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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Battle 3/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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開始時『チェイテの元に鋳造せん。メカに罪なし』 メカエリチャンに弱体耐性アップ(永続・解除不可) |
Battle 1/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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Battle 2/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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Battle 3/3 | エネミーA Lv○○(クラス:HP) エネミーB Lv○○(クラス:HP) エネミーC Lv○○(クラス:HP) |
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開始時『罪の意識』 ベディヴィエールの攻撃力ダウン&防御力ダウン(永続・解除不可) |
Battle 1/1 | | 坂田金時 Lv60(狂:358,563) | |
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開始時『いいぜ、俺を量ってみな!』 金時に攻撃力アップ(3T)×2 |
Battle 1/1 | | 神霊アストライア Lv67(裁:305,120) | |
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【編成制限】アストライア(自前orNPC)をスターティングメンバーに配置 NPCアストライア Lv?(?/?/?†?・?)
開始時『神霊の威光』 神霊アストライアに攻撃力アップ&防御力アップ(永続・解除不可) 『星の裁き』 神霊の防御力アップ解除 +パーティ全体に攻撃力アップ(永続・解除不可)
クリアで宝具ランク[A+] → [EX]に強化。 |
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