絆クエスト
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| | イベント「カルデア・ビター・バレンタイン2021」クリアおよび絆Lv.5で開放 (+クリックで展開)
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『Fate/hollow ataraxia』……というより、
『フェイト/タイガーころしあむ』のカレン。
監督役として教会の職務についている時のカレンは無口で、『自分の意見、自分の都合』を語らない少女だが、今回のように『シスターとしての役職』のしばりがない時は、よく語り、よく働き、よく謀る事件の黒幕的なムーブをとる。
(黒幕と言っても邪悪な心から事件を起こすのではなく、人々にとって善い結果になる事をしているだけ)
……のだが、それはそれとして、
人々の苦しむ姿を見るのが大好きであり、
自身の体が苦しむのも大好きという、
加虐性と被虐性が両立した、まことに面倒くさい性格をしている。
そのため、人々の善い生活を計画しつつも、その達成のためにひたすらハードな責め苦を用意する。
集金を良しとするが、それはお金が『人々を支配するもの』『権力の象徴』であるから。
神とは即ち、人々を愛し、支配するよう望まれたもの。極限の祈りの中、主の御心とたまに一体化している(本人談)カレンにとって、お金を積み重ねる事は歓びになるのである。
教会の教えには『地に富を築いてはならない』があるが、カレンは「お金=富」とは考えておらず、また集めた金銭に固執していない。
積み重なっていく事に興奮するだけで、別に『お金で好きな物を買おう』『お金で贅沢をしよう』という考えは一切なく、用が済めば燃やしてしまう、まであるようだ。
◆
悪魔を祓うために多種多様な人間・動物に体を捧げ、つねにその相手の幸福を想ってきたが、人間らしい素朴な愛……自分のために幸福を願った相手はただひとりであり、その思い出と願いを、今も心の奥に秘めている。
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ゲームにおいて
ゲームにおいて
スキル解説
宝具解説
総評
概念礼装について
性能比較
サーヴァント性能比較表
名前 | HP | ATK | Q | A | B | 宝具 | 保有スキル |
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1 | 2 | 3 |
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サーヴァント1 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] | サーヴァント2 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] | サーヴァント3 | ----- | ----- | - | - | - | ?/単 | skill1[rank] | skill2[rank] | skill3[rank] |
- 関連サーヴァント比較
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No. | 名前 | Lv.M | HP | ATK | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | Q | A | B | 保有スキル |
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--- | サーヴァント1 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] | --- | サーヴァント2 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] | --- | サーヴァント3 | Lv | ----- | ----- | A | B | C | E | E | A | 1 | 2 | 2 | skill1[rank] skill2[rank2] skill3[rank] |
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2021年2月10日にイベント「サン・バレンティーノ! ~カルデア・ビター・バレンタイン2021~」に合わせて期間限定実装。
- 名称が再臨毎に「アムール」→「カレン・C・オルテンシア」→「ゴッドカレン」と変化する。
- バトルキャラの第1・2段階と第3段階でモーションとバトルボイスが変化する。
宝具演出は共通するがランダム要素があり、黒いハートが割れると「ベイビィ・カレン」が登場するレア演出となる。
スキル使用時もまれにベイビィ化する。
- 宝具BGMも2種類あり、低確率で『Fate/hollow ataraxia』の「Last Piece」をロックアレンジしたものが流れる。(第一・第二再臨かつ宝具ボイス4時のみ?)
- カード構成はBAAQQ。Artsが3hit、Quickが4hitする。Quickはスターは勿論、NPもある程度は稼げるのでどのカードも切りやすい。
スキル解説
- ルーラーとしてはパッシブスキルが豊富で、「道具作成 A」、「単独行動 A」、「女神の神核 B」の他に固有スキルを2種持つ。
- 「被虐霊媒体質 EX」により、弱体効果が付与されている間は攻撃力が強化される。強化値は「カリスマ A」相当で、パッシブとしては非常に優秀。
- 反面、弱体耐性ダウンのデメリットを持ち、「女神の神核」の弱体耐性アップとほぼ打ち消し合う。
このクラススキルの弱体耐性ダウンは後述と違って「強化扱い」のため、素の状態では攻撃力アップは発動しない。効果を発動させるためには敵や味方によって何らかの弱体効果を受ける必要がある。
- 「黒の聖杯」、「騎士の矜持」など、概念礼装によるデメリットも弱体効果と判定され、装備すると常に攻撃力アップが発動する。
- アヴェンジャー及びディオスクロイのクラススキル「復讐者」は味方全体への弱体耐性ダウンが永続で付与されるが、このクラススキルは保持者が控えにいる場合でも発動するため、編成するだけで常に攻撃力アップの恩恵を受けられる。
- 「鋼の信仰 A」により「恐怖」と「魅了」を無効化する。特定の敵相手に強気な行動が可能で、特に魅了使いは多いため起用しやすいだろう。
- Buster攻撃限定の耐性アップについて、ダメージをわずかに減らすものの対応カードが限定される事、一般エネミー等にはカード属性の概念がないため対象外なこともあり、耐久性へほとんど寄与しない。
- 保有スキルはサポートを備えつつ、自身のNP増加および敵の宝具対策に優れる。様々な効果を持つ一方でCTがいささか重い。
- 「ヴァレンティヌスの聖骸布 A」
自身に無敵状態を付与(3回・3T)&毎ターン自身を除く味方全体からNPを吸収する状態を付与(3T)+自身を除く味方全体に無敵状態を付与(1回・3T)&NP獲得量アップ(3T)
- 自身および味方への無敵付与は全体宝具を受け止める耐久スキルとして機能する。ただし回数制で、自身は3回だが味方は1回。
- 自身を除く味方のNP獲得量を強化する。効果量は並み程度。
- 味方から毎ターンNPを10ずつ吸収する。これにより最大で毎ターンNP20%増加可能。味方のNPが10未満の場合は吸収量が減少する。味方がいない単騎時は吸収先がいないのでNPは増えない。
自身の宝具発動を容易にするものの、味方の宝具発動を阻害しやすいスキルと言える。
- 味方に毎ターンNP獲得が付いている場合、「(毎ターンNP獲得スキルの)NP獲得効果が発動→(聖骸布の)NP減少効果が発動」の処理順になる模様。
- 「黄金の矢 A」
自身にターゲット集中付与(1T)&NP増加+敵全体のチャージを1減らす&攻撃力ダウン(3T)&防御力ダウン(3T)
- 壁役兼デバフ付与スキル。ターゲット集中により味方を守りつつ、攻撃力ダウンとルーラーのクラス相性、「ヴァレンティヌスの聖骸布」の無敵により被ダメージを抑える。
- 敵全体チャージ減により宝具を遅延出来るが、「敵の単体宝具をタゲ取りで防ぐ手段は取りづらい」のが難点。
- NP増加量は最大30と多め。全体防御力ダウンにより火力支援としても機能する。状況によって使い分けよう。
- ターゲット集中効果は弱体扱いではないため、このスキルだけでは被虐霊媒体質は発動しない。
- 「魔力放出(愛)A」
自身のQuickカード性能アップ(3T)&Artsカード性能アップ(3T)&Busterカード性能アップ(3T)&NP増加+敵単体のチャージを1減らす
- 三種のカード強化は3ターン持続の自己強化としては並み程度。「黄金の矢」と合わせれば火力強化値はまずまず。
- NP増加は最大20。
- 敵のチャージを単体のみ減少する。全体対象の「黄金の矢」と対象範囲が異なるので注意。
宝具解説
- 『遍く無償の無限の愛』
強化前・自身の宝具威力アップ(1T)+Quick属性全体攻撃&Quick攻撃耐性ダウン(3T)&強化無効状態付与(1回・3T)
強化後・自身の宝具威力をアップ(1T)+Quick属性全体「混沌」特攻攻撃&Quick攻撃耐性ダウン(3T)&強化無効状態付与(1回・3T)
- 事前に付与されるOC対応の宝具威力アップの効果値は低いが、宝具強化をこなして「黄金の矢」と「魔力放出(愛)」を使い、「被虐霊媒体質」の攻撃力アップも発動していれば、Q宝具かつルーラーの補正もあって相応の火力は出る。
- 5hitする全体Quick宝具なのでスター獲得に期待できるが、リチャージ量はそれほど多くはない。
- 攻撃後にQuick攻撃耐性ダウンと強化無効状態を付与する。Quickダウンは3ターン継続し、追撃火力を底上げする。
- 強化無効には色々と使い道があるが、カレンの場合「敵の宝具発動前に付与し、無敵貫通や必中付与を無効化し、全体無敵で安全に耐える」というコンボが可能。
- 強化クエストクリアで基礎威力向上に加えて「混沌」属性への特攻宝具に変化。特攻対象は紅閻魔を参照。ルーラークラス故に対象に採用する事は容易く、十全なバフをより活かせるようになった。
- ただし効果範囲の都合上、サーヴァント以外のエネミーには基本的に特効は乗らない。
- 宝具演出にはレアパターン有り。
総評
- ジャンヌ・ダルクや始皇帝といったArts型か、天草四郎や卑弥呼といったBuster型で二分されていたルーラー界に颯爽と舞い降りたQuick主体の
サディスト女神。
二種類のチャージ減スキルによる宝具遅延、全体無敵付与やターゲット集中による耐久サポート、全てのスキルに含まれるNP増加効果による宝具回転率からの攻撃性能と、様々な要素を持つ。
- 反面、色々と悪さが出来る複合スキルの数々なのだが全てを十全に機能させようとすると絶妙に噛み合ったり噛み合わなかったりするという、マスターにまでサディズムを向けてくる仕様となっている節がある。
- 全体無敵とNP吸収のどちらを選択するか悩ましい「ヴァレンティヌスの聖骸布」。ターゲット集中&攻撃ダウン、全体チャージ減、防御ダウン、NP増加でやはり使いどころに悩ましい「黄金の矢」。この二種類のスキルをどう使うかはマスターの運用次第となるか。「魔力放出(愛)」が癖がなく使いやすいのは愛ゆえか。
- スカサハ=スカディやボイジャーと組んでのQuickシステム要因として見た場合、宝具のリチャージ性能はそこそこ止まりではあるものの、スキル三種に分散したNP増加要素により周回適正は十分にある。
- NP吸収による条件付き毎ターンNP20増加&NP30増加&NP20増加をうまく組み合わせれば変則周回にも対応する。
- ボイジャーは特に相性が良い。宝具の対象である〔今を生きる人類〕に該当するため、「ヴァレンティヌスの聖骸布」と組み合わせれば、もう一人のNP状況に左右されず一息で50%もチャージできる。
概念礼装について
- サポート寄りの役割なので、2030年の欠片などの毎ターン獲得系が無難か。
ルーラーの耐性を活かして場に居座ることで仕事するタイプであるため、(絵柄的にも)鋼の鍛錬や目醒め前も悪くない。
- アタッカーとして起用する場合は、デメリットによって「被虐霊媒体質」の効果が発動するため常に攻撃力が上がった状態になる黒の聖杯と相性が良い。NPを貯めやすく宝具連打そのものは容易なので、ATK補正と高い宝具威力アップを乗せることで、やや物足りない攻撃力を補える。HP減少のデメリットもルーラーの耐性と無敵スキルによりあまり気にならないが、長期戦の場合は他に回復役を用意すると安定する。
- おそらく効果欄に【デメリット】と記載されているものであれば全て「被虐霊媒体質」の攻撃力アップは発動すると思われる。
恒常入手可能なデメリット付き礼装は「黒の聖杯」、「騎士の矜持」、「目覚めた意志」、「アトゴウラ」。
- カレン本人に装備させるものでなく組めるサーヴァントはだいぶ限られるが、不夜城のアサシンやアタランテ(オルタ)など味方全体にメリットとデメリットを同時に与える絆礼装を使うのも手。
- 絆Lv10で専用礼装を入手できる。
性能比較
#includex(): Page サーヴァント性能比較表 is already included.
小ネタ
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- サーヴァント化したカレン・オルテンシア。FGOにはこれまで概念礼装「マグダラの聖骸布」や「スイート・デイズ」で登場していた。
- 本名に「C」が挟まるという、今までの疑似サーヴァントや客演キャラクターとは異なるサーヴァント名となっている。
- 神霊「アムール(クピードー/エロース)」の疑似サーヴァントとなったカレン・オルテンシア。FGOにはこれまで概念礼装「マグダラの聖骸布」や「スイート・デイズ」で登場していた。
- サーヴァントとしての人格は基本的にほぼカレン・オルテンシア。彼女の信仰上の理由もあって、本名に「C(キューピッド)」が挟まるという、今までの疑似サーヴァントや客演人物とは異なるサーヴァント名となっている。
- 男性神と女性の依り代の組み合わせ。既存ではカーマ/間桐桜、あるいは人格が依り代側にあるガネーシャ/ジナコがより近いが、神性持ちのガネーシャと異なり女神の神核を所持している。これはジャガーマン/藤村大河とも異なる点。
- 理由について
"本来ならアムールの『神性』になるのだが、依り代の少女の強い信念により、女神の神核となった。
少女にとって、『神性』を獲得しているのは大いなる父だけなのだろう。"
とマテリアルで解説されている。
- 原作よりも独特な方向にテンションが高めだが、このカレンはきのこ曰く「元気なので」、本来は生傷の絶えない病弱な体がサーヴァント化に伴いある程度健康になっているためと思われる。
「マジカル紙袋」と同じ状態と言えば分かる人は分かる。
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| | カレン・オルテンシアについて +クリックで展開
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- カレン・オルテンシア。
『Fate/hollow ataraxia』に登場する冬木教会の代理司祭で、聖堂教会の代行者。
「他人の幸福は無性に潰したくなる」程のサディスト。主な被害者はこの面々。
「被虐霊媒体質(悪魔に憑かれた者と同じ症状を発する異能)」を持ち、悪魔憑きを検知する役割(近くに悪魔憑きがいると自分も霊障を発症する、いわゆる「炭鉱のカナリア」)の悪魔祓いとして活動していた。
体質のせいで身体は見かけ以上にボロボロ(例:右目がほとんど見えない、激辛や激甘など極端な味覚しかわからない etc.)なのだが、ドS&毒舌の面が強過ぎてそれが描写される事は少ない……。
- 直接的な明言はないが、『Fate/stay night』に登場するある人物の娘と推察される示唆が多々存在する。
- 「マグダラの聖骸布」の小ネタも参照。
- hollowのストーリーでロックスターみたいな「暗黒の聖者」と縁を結び、その後彼を終生追いかけ続けると語られた。
『Fate/hollow ataraxia』に登場する冬木教会の代理司祭で、聖堂教会の悪魔祓い――に使用される「備品」。
錆びた金色の瞳、波打つ銀髪、基本的に無表情(ある人物によれば仏頂面)、慇懃かつ厳かで物静かな口調のシスター。
「他人の幸福は無性に潰したくなる」サディストだが、そうした内面を自覚したのは冬木教会に赴任してから。またこの側面を見せるのは、彼女が敬意ないし好意を抱いた相手に限られる。
- hollowでロックスターみたいな「暗黒の聖者」と縁を結び、その後彼を終生追いかけ続けると語られた。
- 性格はともかくその信仰心は本物であり、「全人類を殺したい程愛している」のだとか。
- SNシリーズ以外での出演も多く、『プリズマ☆イリヤ』シリーズではイリヤの通う学校の養護教諭として、『帝都聖杯奇譚』では老李書文(ランサー)のマスター「言峰花蓮」として登場する。
- 『EXTRA CCC』においても健康管理上級AIの後任としてその名前が言及される。ただし、前任いわく「彼女が保険委員として活動を始めたら主人公の生存率は一回戦時点で3%を切る」とのこと。
- 『Fate/Requiem』では、彼女そっくりの外見をした都市管理AIのタイプ「カレンシリーズ」が登場する。そのうちの一人「カレン・フジムラ」は眼鏡女教師タイプで、各個体によって服装が異なる。
- カレン・フジムラは宇津見エリセが通る私塾の講師であり、彼女に夜警としての仕事を斡旋する者でもある。エリセはカレンを深く尊敬しており、カレンの服装と味覚、毒づく際などの言葉のセンスなどを受け継いでいる。
- カレン・フジムラの後任の「カレン・ヒムロ」は袴姿の女学生スタイルで、冷静でつかみ所のない性格。
モザイク都市《新宿》のカフェー「麗人座会館」を運営している。
- 『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』では「マジカルカレン」(またの名は「マジカル紙袋」)に変身し、会話パートは1時間以上もある専用ルートを持つ。
- 『カプセルさーばんと』ではまさかまさかの赤ん坊バージョン「ベィビィ・カレン」として登場し、ラスボスを務める。ギャグ時空とはいえ、別の世界で体質故に体に生傷が絶えない彼女はエンディングで衛宮家に引き取られ、衛宮カレンとしてささやかな幸せ?を得た。
- 金儲け大好きだが、金そのものが好きなのではなく、権力の象徴であるお金を積み重ねる事を「人を愛する支配者(神)」に近く神聖な行為と考えるため。
- 現代社会学の古典『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』も「労働と金儲けを肯定する改革派神学カルヴァン主義信仰は資本主義の発展に繋がる」と説明することからすると、そうおかしい考えではない。
しかしローマ・カトリック教会から見れば異端そのもの
- ヨーロッパ南部の共和国の生まれだが、幼くして母親が死亡。父親も行方知れずであったため教会に預けられる。不貞によって産まれた子と思われたため、洗礼やろくな教育も与えられないまま、「祈る」という行為のみを与えられて育つ。その後「聖痕」を発現したことによりある名門修道院に送られ、そこで天職を得た。
- 悪魔に憑かれた者と同じ症状を発する異能者「被虐霊媒体質」であり、悪魔祓いの初手にして最大の難所、「悪魔憑きの判別」に関して他に絶する適正を持つ。
末期の悪魔憑きは人体の物理的変形さえ起こす。その検知に使用される彼女の身体は廃人寸前の損傷(右目がほとんど見えない、走ることができない、激辛や激甘など極端な味覚しかわからない、その他内蔵各所の損傷etc……)を受け、また理性を失った対象から度重なる性的暴行すら行われているが、彼女はそれら全てを日々の「労働」として受け入れている。
無心の祈りを体現した、マグダラの聖女。
- カレンのもう一つの特技はオルガンの演奏で、「人後に落ちぬ自負はあります」とのこと。実装された2021年バレンタインイベントでも「数少ない自慢の一つ」と言っている。『hollow ataraxia』で演奏を聴いた人物によれば、「凄く上手い」「ビリビリムカムカして活力が得られる」のだとか。
- カレンがイベントで言及しているBWV147とは、バッハの教会カンタータ「心と口と行いと生活で」のこと。これはオーケストラと合唱で歌うルター派教会の礼拝用の音楽で、オルガン曲ではない。おそらくはその最終曲「イエスは変わらざるわが喜び(Jesus bleibet meine Freude)」のオルガン編曲版を指すのだろう。
- この最終曲は、英語詞から「主よ、人の望みの喜びよ(Jesu, Joy of Man's Desiring)」と呼ばれることが多い。色々なところで使われているので、たとえタイトルを知らなくてもほとんどの人が聴いたことがあるはずである。
- カレンが弾けるであろうオルガン編曲版のほか、ピアノ編曲版もあるので、マスター諸氏の中には弾いたことがある人もいるだろう。なお、原曲を教会でオーケストラと合唱で演奏している様子はこちら。
- 直接的な明言はないが、『Fate/stay night』に登場するある人物の娘と推察される示唆が多々存在する。
- ギャグ時空等だと対面することもあるが、仲は最悪。
- ちなみに同人物の娘であるという仮定が正しい場合、hollowの時点でカレンの年齢はだいたい10代前半〜半ばになる。PC版『hollow ataraxia』には"18歳未満お断り"のシーンもあるが、それは犯罪では…?
- クラススキル「鋼の信仰」はカレン版の「鋼の鍛錬」と書かれているなど、本作でも匂わされている。
- 『hollow』はボイスなしのゲームとして発売されたため、声がついたのは2007年のドラマCD『アーネンエルベの一日』が最初。同年発売のギャグ満載の『フェイト/タイガーころしあむ』にてゲームに初登場した。
- 本作のカレンはゲーム内マテリアルに「『Fate/hollow ataraxia』……というより、『フェイト/タイガーころしあむ』のカレン」と書かれているため、本作ではタイころ寄りのギャグキャラとしての描写が大きめ。
- 続編の『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』では某ステッキをある人物に押し付けられたせいで「マジカルカレン」へ変身することになった。菌糸類が担当した専用ルートは会話パートだけで1時間以上もあり豪華。やはり愛着がある人物らしい。
- 「マジカルカレン」の姿だと元気になるが、魔法少女な衣装は恥ずかしいらしく紙袋を被って正体を隠している
のだが、そのせいで紙袋がアイコンと化すなど逆効果。
- 『カプセルさーばんと』では赤ん坊バージョン「ベィビィ・カレン」として登場し、ラスボスを務める。ギャグ時空とはいえ、別の世界で体質故に体に生傷が絶えない彼女はエンディングで衛宮家に引き取られ、衛宮カレンとしてささやかな幸せ?を得た。
- 『カーニバルファンタズム』にも登場。「金」に色々な意味で目覚めた。今回でもスキルモーションで札束を弾いたりしてる。
- SNシリーズ以外では、『プリズマ☆イリヤ』シリーズでイリヤたちの通う学校の養護教諭として登場。体質は健在だがhollow本編よりは元気で見た目が少し大人にもなっている。性格は変わらないが、強いて言うなら例のファッションについて指摘されると照れる点が異なる。
- 『帝都聖杯奇譚』では老李書文(ランサー)のマスター「言峰花蓮」として登場する。
- 『EXTRA CCC』では、健康管理上級AIの後任として名前が言及される。ただし、前任いわく「彼女が保険委員として活動を始めたら主人公の生存率は一回戦時点で3%を切る」とのこと。
- 『Fate/Requiem』では、外見がそっくりの都市管理AIのタイプ「カレンシリーズ」が登場する。そのうちの一人「カレン・フジムラ」は眼鏡女教師タイプで、各個体によって服装が異なる。
- カレン・フジムラは宇津見エリセが通る私塾の講師であり、彼女に夜警としての仕事を斡旋する者でもある。エリセはカレンを深く尊敬しており、カレンの服装と味覚、毒づく際などの言葉のセンスを受け継いでいる。
- カレン・フジムラの後任の「カレン・ヒムロ」は袴姿の女学生スタイルで、冷静でつかみ所のない性格。モザイク都市《新宿》のカフェー「麗人座会館」を運営している。
- 本来は『月姫』系列のキャラクターだったらしく、関連する設定がいくつか残っている。
- カレンの姓の「オルテンシア」は、ラテン語で「庭の」を意味する「ホルテンシウス(hortensius)」の女性形「ホルテンシア(hortensia)」から来ている。現代イタリア語ではortensiaと綴り、「アジサイ」を意味する言葉になっている(アジサイが日本や中国の「庭」に良く生えていることから)。
- 古代ローマには「ホルテンシウス」という一門が紀元前から存在した(最も有名なのが「ホルテンシウス法」を制定したクィントゥス・ホルテンシウス)が、その先祖は「庭の」という言葉の意味からして「庭師」と考えられている。現代のイタリアでも、「オルテンシア」は「庭師」や「アジサイ」の意味をかけて女性名として使われることがある。家名としては見ないような気もするが。
- 「カレン」も欧米ではよくある女性名だが、彼女の場合はどうやら「父の国の言葉」に由来するのだとか。おそらく「綺麗」と「可憐」。
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- 宝具名「遍く無償の無限の愛(ザ・グレイテストヒッツ・コーデリング・アガペー)」
- 「グレイテストヒッツ」は、ミュージシャンのヒット曲を集めたベストアルバムなどに用いられる。ロックスターみたいなネーミング。
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| | キューピッドについて +クリックで展開
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- ローマ神話の愛の神。アムール、クピド、クピードーとも。ギリシャ神話では愛欲の神・エロースに当たる。
- キューピッドと言われると有翼の小児の姿をイメージする方が多いだろうが、古代時代においては髭を生やした青年の姿で描かれていた。有翼の姿は中世で西洋文化において描かれ始めたもの。
- ローマ神話の愛の女神・ウェヌス(ギリシャ神話のアフロディーテ)の息子であり、年齢的にはオリュンポス十二神の子世代たちよりもかなり上である。
- ちなみに、元々は大地の女神ガイアなどと並んで空虚から生まれた始原の神々の一人であり、ローマ神話のクピドと権能の種類は同じだが力がかなり異なる。
- キューピッドの操る「愛の弓矢」は百発百中の精度を誇り、狙った相手の恋心を自在に動かす。
- 矢は二種類あり、最初に見たものに一目惚れし激しい恋心を呼び起こす「金の矢」と、最初に見た者に深い嫌悪感を催す「鉛の矢」がある。
一般的に知られるのは「金の矢」のほうだが、実はカップルの破局をも自在にできるのだ。
- この弓矢のエピソードとして知られるものに、「アポロンとダフネの悲恋」がある。
ある日、怪物退治を終えて帰路に就くアポロンの前にエロースが現れるが、アポロンは彼の体格と弓矢の小ささを鼻で笑ってしまう。
これに激怒したエロースは、アポロンに金の矢を、近くにいた川の妖精ダフネに鉛の矢を撃ち込み、アポロンはダフネに嫌われながら延々と恋焦がれて彼女を追い回すことになる。巻き込まれたダフネはたまったものではない
結局、ダフネは川の神である父に頼んで自分を物言わぬ月桂樹に変えてもらい、アポロンは叶わなかった恋とダフネを悼んで月桂冠を常用するようになった。
- 他にも母の指示でハデスを射っている。詳しくはこちらの小ネタにて。
- 翼のある人間というイメージから(キリスト教などにおける)天使と結びつけられることもあるが、本来はかなり別物。
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- 宝具名「遍く無償の無限の愛(ザ・グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”)」
- 「グレイテストヒッツ」は、ミュージシャンのヒット曲を集めたベストアルバムなどに用いられる。ネーミング、ロックスターみたい。
- 「アガペー」はキリスト教などにおける「愛」のことで、特に主が人間に与える「博愛」「無償の愛」をさす。
- ギリシャ語における4つの「愛」はエロース(肉体の愛・性愛)、アガペー(無償の愛・博愛)、フィリア(隣人愛・友愛)、ストルゲー(家族愛)。後二者は宝具セリフでも言及されている。
- 平景清や鬼一法眼と同様に2021年登場サーヴァントのスライドのシルエットにいる。左から4番目がカレン。
- 故意か偶然か、第1段階のポーズは『ゼウスのケラウノスを運ぶクピド』を描いた古代ローマのレリーフに酷似している。
- 『hollow ataraxia』登場時の服装(マグダラの聖骸布のイラスト)ではスカートはいてない。
履き忘れた訳ではなく、性欲を持て余しがちな悪魔憑きを誑かすために改造したとのこと。
しかし、本作ではちゃんとはいてる。どうして…
- この事から、実装前は本当にカレン本人なのかと疑う声も冗談混じりにあった。
- 『hollow』登場時の服装(マグダラの聖骸布のイラスト)ではスカートはいてない。履き忘れた訳ではなく、性欲を持て余しがちな悪魔憑きを誑かすために改造したとのこと。しかし、本作ではちゃんとはいてる。どうして……
- この事から、実装前は本当にカレン本人なのかと疑う声もあった。
- でも宝具では……。
- 宝具時の巨大形態で、ハートを射抜く矢の装飾が見受けられることからミドルネーム?の“C”はクピド(キューピッド)に由来しているのではと予測されている。他にも母親の名の頭文字の可能性もありうるところである。
- FGOカレンの御披露目があったのは2021/2/6の生放送であり、実装日である2/10の「4日前」だった。これは竹箒日記によると意図的な演出だったらしい。
- マイルームボイスの仕様について、竹箒日記で補足解説がなされている。
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| | 微ネタバレ注意 +クリックで展開
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- 以下「竹箒日記」からの引用。
- 『カレンのマイルームボイスで、
深い関係性のある“あるキャラ”へのセリフがない』
という事にすぐ気がつくと思われますが、無論、仕様でございます。
今回のカレンは元気なのでいろいろな知り合いに声をかけますが、
“あのキャラ”にだけは触れません。
砕けたガラスの欠片はカルデアにはなく、
それは約束の四日間でのみ許された告解。
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| | hollowの構成・微ネタバレ注意 +クリックで展開
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- Fate/hollow ataraxiaは4日間という短いスパンを延々とループし、昼間は「士郎を取り巻くありふれた日常」、夜は「再発した聖杯戦争に立ち向かう士郎」、そして「蘇ったバゼットの幕間」という3つの軸のもと、ループを何度も繰り返して話を進展させていく構成になっている。
- 例えば物語前半において、遠坂凛はとある理由で海外に飛んでおり日常では不在なのだが、夜間のパートでアーチャーを倒し冬木大橋を突破した以降のループでは、凛が冬木に留まっている状態でスタートする……と、全体的な状況に変化が及ぼされていく。
ただし同一世界線だとすると、あるルートで死亡したはずの人物が生存しているなどの矛盾がどうしても生じるため、stay nightのどのルートともつながらないパラレルワールドとして扱われている。
- ファンディスク的な側面を有する同作は、昼間の「ほのぼのパート」はstay nightでは不可能だったシーンがよりどりみどりだが、夜は日常の隙間から滲み出る異常と、理由も分からぬまま士郎が殺されるバッドエンド集となっている。
上述のアーチャーとの戦いでは3周分ほど殺される末路の中、少しずつ敗因を改善していくことで4回目でようやく勝利。アヴェンジャーとバゼットのコンビを倒すには兄貴を連れてくるフラグを立てなければならないなど、ノベルゲームのスタイルを活かした構成となっているため、ファン間などでは恐らくアニメ化はかなり困難であるものと言われている。コミカライズも頓挫してしまった…
- 何故4日間をひたすらループするのかについてはアヴェンジャーの項目も参照のこと。
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- やたら(ギャグチックに)ベイビィ・カレンの要素がフィーチャーされているが、現在一般に受容されている「キューピッド」のイメージは幼児であることが多く、その側面の発露と考えると案外的外れでもなかったりする。
- イベント終盤ではエロースから「全人類を無償で愛したい」カレンが嫌悪する「性愛」「低俗な愛」……それらを、ただ"ひとり"に向けられる尊敬と恋慕の情として彼女が秘めている、と指摘されている。
- 平景清や鬼一法眼と同様に2021年登場サーヴァントのスライドのシルエットにいる。左から4番目がカレン。
- 特定のサーヴァント所持時にマイルームに特殊会話が追加されるが、霊基再臨の段階によってそれぞれ相手が異なる。
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幕間の物語
- 開放条件:クエストクリア、霊基再臨×?回、絆Lv?
- 未実装
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| | +クリックで展開
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Interlude | ??? | 推奨Lv | ? | 場所 | : |
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| AP | ? | 周回数 | 2 | クリア報酬 | 聖晶石×1 |
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絆P | ??? | EXP | ??? | QP | ??? |
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| 進行度 ■□ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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ドロップ | | 備考 |
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| | 進行度 ■■ | Battle 1/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 2/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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Battle 3/3 | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) | ?? Lv(:) |
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ドロップ | | 備考 |
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強化クエスト
- 開放条件:最終再臨
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| | +クリックで展開
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Battle 3/3 | | 暗黒星 Lv44(讐:70,188) → ロックスター Lv88(讐:175,202) | |
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セイバーモニュメント、ランサーモニュメント、ライダーモニュメント、モニュメント(騎or術or殺or狂)、モニュメント(騎or術or殺or狂) |
ブレイク時「四夜の終末 EX」 ロックスターに毎ターン徐々にQuickカード性能がアップする効果を付与(5T)&ガッツ状態を付与(1回・HP50%回復・6T・他のガッツ状態と重複可能)&5ターン後に戦闘不能【デメリット】 ※カレンの宝具等で強化無効状態にするとQuickアップ等は不発となり5ターン後に戦闘不能デメリットのみ付与される。
クリアで宝具「遍く無償の無限の愛」強化(EXランクのため表記上の変化無し) |
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