• 初期装備にして、攻撃＆回避＆回復を揃えた一番バランスが取れている装備。
  瞬間強化の攻撃力アップは魔力放出系スキルをも上回る高倍率。
  • 耐久系スキルが二種類あるのがポイントであり、雑魚戦の集中攻撃で削れたHPを回復しボス戦では回避付与と、パーティー全体の耐久サポートとしては今なおトップクラス。
    特に応急手当が魔術礼装のスキルの中ではCT9（最大LvでCT7）と最短であり、再使用を狙えるラインなのが利点。
• また成長速度も他の装備と比べて早く、Lvアップの恩恵を受けやすいこともあり初心者から上級者まで使用者が多い。

• 全体攻撃強化に単体スタン、控えキャラとのキャラチェンジを行うオーダーチェンジが特徴。他の装備に比べて攻撃的なスキルが多い。
  • 全体に掛かる攻撃強化は倍率こそ瞬間強化より低いものの、バフ種類のおかげでカード強化持ちと乗算になるためそれらと相性が良いのは変わらない。１ターンしか保たないので、特に宝具チェインのときに最大の効果を発揮する。
  • 単体麻痺のガンドは敵の対魔力次第で防がれることもあるが、基本的には確定で足止め出来るため使い勝手がいい。
    ただし、考えなしに使用しているようだと回避・無敵に使い勝手は及ばない。チャージ最大時を見計らって撃つのが定石。

• 最も目を引くのはオーダーチェンジ。前線のサーヴァントを引っ込めて戦力温存、または相性の良いキャラを前線に出す等々、使い方次第で無限の可能性を秘める上級者向けのスキル。
  • 宝具対策を取る場合はサーヴァントのスキルも使用しなければならないが、「控えのサーヴァントを必要な状況で、任意のタイミングで呼び出せる」というのは大きな強み。強力なスキルを持つサーヴァントが増える程戦術が広がるため、他の魔術礼装よりも出来る事が多い。控えからマーリンを呼べば全体無敵・NP付与・高水準の火力強化が、マルタを呼べば全体の弱体解除と強化解除が、アマデウスを呼べばスター50個獲得が行える礼装として見ることも出来る。その逆で、最初にスキルを使うサーヴァントを出しておき、役目がすんだら後衛と交代という使い方も常用されている。

• 純粋な防御系のスキルが一切存在しないのが最大の欠点。
  敵の攻撃をなんとしてでも防ぎたい場合は、マシュ・マーリン・ダビデ・小太郎等の無敵or回避付与スキル、再大開放カレイドスコープを装備させたジャンヌで全員無敵、或いは回避・無敵付与の礼装などが必要になり、良くも悪くも使い勝手が所持カードに依存してしまう。

• オーダーチェンジで控えに回したサーヴァントはスキルのCT＆状態変化の持続時間のカウントダウンが両方とも止まる。
  このことを利用した強化方法に「序盤に他のサーヴァントのスキルや魔術礼装の全体強化などバフをめいっぱいかけたサーヴァントをオーダーチェンジで下げ、前衛のCTが回復したら対象を再び呼び出してバフを倍がけするという」という奇策がある。瞬間火力を突き詰めるダメージレースやレイドボス周回などで度々見かける戦術。
  交代役は自爆できるアーラシュか、無敵なし＆ターゲット集中で１ターンで落ちる程度のHPに調整した盾役などが適任。

• コマンドカード配布の法則を知っていれば、控えからBuster3枚のアタッカーを呼び出してBusterブレイブチェインを撃つ事が可能。キャラによっては宝具並の火力が出せるため、いざという際に有効な手段。
  • 前衛に置いて交代させるキャラが「スター大量獲得」や「防御ダウン」等を使えるサーヴァントであれば、実質3人の味方でアタッカーの補助をする事が可能。攻撃のスター生成力が高ければ更に良し。
  • 3枚のカードが出ている時にBusterの判別が出来る構成と交代出来るタイミングは「QABBB」のカード構成のサーヴァントのBが3枚ある時、または「QQABB」「QQAAB」のカード構成のサーヴァントのBとAがすべて場に出ている時に交代すればいい。
  • 「QABBB」構成のキャラには場持ちが良く☆3のためコストも低めな「フェルグス」、スターを獲得してから交代出来る「ベオウルフ」、他殆どのバーサーカーが該当。わざわざ交代しなくてもBusterブレイブチェインが撃てるので、割に合うダメージが出せるかは控え次第。
  • 「QQABB」構成のキャラには「巌窟王」「メルトリリス」、他多くのランサーが等が該当する。
  • 「QQAAB」構成のキャラには「謎のヒロインX」「エミヤ（殺）」、他多くのライダー等が該当する。
• 他、Artsチェインを起こしたい時にカード構成が異なるキャラ同士で交代し、Artsカードを補給する使い方も出来る。
  • Q、またはBが2枚とも場に出ている状態なら、「QAAAB」の構成のキャラと交代すれば確実にAが変化するので1枚は補給する事が出来る。宝具回転率が重要なPTを組む場合は覚えておくとお得。
    控えがNP100%チャージを持つArts宝具の「メディア」「ニトクリス」なら最低1枚、高確率で2枚以上のAカードを供給することも可能。

• 全体回復にNP増加、コマンドカードの引き直しを行える。基本的に事故防止に偏った装備。
  NP100%に届かなかった、使いたいカードが同じターンに集中しすぎた、まんべんなくクリティカルを打たれた等、リアルラックによる事故を防止するのに役に立つ。
• 全体回復は前衛3人のHP回復。回復量は応急手当と200しか変わらず最大で2800。合計で応急手当を大きく上回る代わりに、CTは3長くなっている。
• NP増加はLvに関わらず20固定。未凸カレイドスコープや高速詠唱と合わせて開幕宝具も可能。
• コマンドシャッフルはゲーム内で唯一カードの引き直しが出来るものの、完全にランダムで配られるので場合によっては手札が悪化することもありうる。
  • 引き直しはカードの配布状況を全てリセットして1巡目に戻り15枚からランダムに配布される。配布されるカードを操作することはできないので目当てのカードが来ることを祈るしかない。
    パーティ内のカード色を偏らせておけば同色チェインは狙いやすくなるが、確定させる事はできない。
  • 戦略的に使う場合、例えばアタッカーのブレイブチェイン後で攻撃役のカードが尽きた状態や、アーツカードが最初に出過ぎて二度目以降のアーツチェインを狙いづらくなった場合等、次以降のカード配分を予想し悪い状況を仕切り直すのに使うのが良いだろう。
• 魔術礼装の中でも高い汎用性を誇りどんな場面でも安定性を高めてくれる。逆に言うと瞬間的な爆発力や特色は薄く特別に相性の良いサーヴァントやパーティーがない。

• 無敵付与・スキルチャージタイム短縮・弱体解除。防御に偏った装備。
• 「デオン」や「ゲオルギウス」「パッションリップ」のような盾役(ターゲット集中スキル持ち)と相性が良い。こういったキャラの耐久性はスキル前提なので、「メジェドの眼」でチャージタイムを短縮することでPTが無防備になるターンを短縮できる。なおタゲ取り中に「オシリスの塵」で無敵を付与すれば、1ターン分は全体攻撃以外に対して安全になる。
• 弱体解除により「ジャンヌ・ダルク」や「タマモキャット」等の宝具使用、「玉藻の前（槍）」等のスキル発動によるスタンを代表とするデメリットを解除可能。彼女達を主力にしている場合の基本装備となる。
  • これは敵が魅了やスタンを使用してくると分かっている状況でも最後の命綱になるため、使いどころはクエストによって若干前後する。

• スキルチャージタイム短縮の効果は主にスキルを多用するサポートキャラだけでなく、自己強化持ちとも相性が良い。
  「孔明」や「玉藻の前」、「マーリン」のようなスキルのタイミングを縛られにくいキャラ、「アルテラ」のような優秀な自己強化バフ持ちのような「初手からスキルを使い切っていくサーヴァント」と相性抜群。
  • 反面、魔力放出などの宝具発動時前提のスキルや、心眼などの敵の宝具を防ぐのに役立つスキル等、発動タイミングが限られるスキル持ちとはあまり相性が良くない。
• 効果倍率を持たないスキルのみなので、魔術礼装の中で唯一、Lvアップの恩恵がCT短縮のみとなっている。そのため基本的にはレベル上げ不要。マスター礼装はCTが非常に長く、少し短縮された所で再使用は長期戦PTでしか望めないので、通常時は育成による恩恵はゼロに近い。
  だが、逆に言えば育てる必要が無いためいつ使っても変わらない活躍をしてくれるとも言える。

• 500万DLを記念して、2016年2月3日～2月10日の期間限定で配信された礼装。
  2016年10月12日より、未入手の場合はショップでレアプリズム5個と交換で入手可能となった。
• バスターカードの強化、クリティカルスター大量獲得、緊急時のガッツと攻撃的な構成となっている。
  • Lv1でも約1.4倍の倍率（カルデアのLv6に相当）のバスター強化がメインとなるため、「アルトリア」や「ギルガメッシュ」等のバスター主体のサーヴァントや「ヘラクレス」等のバーサーカーと相性が良い。
• 上記のキャラは耐久面に難を抱えているケースが多くガッツも活かしやすいが、効果は1ターンしかないため使用タイミングに注意が必要。確実に落ちる状況を狙う必要があるため、保険として使うのではなく敵の宝具やターゲット集中と合わせよう。その代わりに発動後の回復量が高い。

• Fate/Zeroイベント開催を記念して、2016年4月21～27日の期間限定で配信された礼装。
  2017年2月1日より、未入手の場合はショップでレアプリズム5個と交換で入手可能となった。
• クイック攻撃の強化、スター集中付加、必中付加とクイックカード主体のメンバーの火力を上昇させつつスター運用を補佐する装備となっている。
  • 特にスターを量産できるアサシン等と組み合わせたクリティカルパーティーで活躍してくれる。クイック宝具持ちかつクリティカル火力の高いサーヴァントは多く、スター集中の効果はLv次第だが非常に優秀であり、「巌窟王」等と好相性。

イベントストーリー第ニ節クリアで解放

• カルデアサマーメモリーの開催に伴い、2016年8月11日～31日の期間限定で配信された礼装。
  期間終了後の再配布の有無については不明。
• スキルは全体クイック強化・無敵貫通・単体HP＆NP回復の３つ。ロイヤルブランドから、スター集中の代わりに単体回復を入れたような構成で、Quickチェインの安定性を重視したパーティーに向く。
  • 比較するとクイック強化は全体になった分倍率が下がってしまうが、無敵貫通は必中の上位互換なのでこちらの方が有用な場面も多く、回復&NP増加は汎用的に使えるという利点がある。

• 「Fate/EXTRA」の主人公の制服。
  Fate/EXTELLA発売に伴い、2016年11月3日～11月9日の期間限定で配信された。
  期間終了後の再配布の有無については不明。
• スキルは待望のアーツ強化、スター発生率強化、強化無効状態付与となっている。
  アーツ主体のパーティーをサポートするのが主な役割だが、スター発生率強化の性能も高い為、通常攻撃や宝具のヒット数が多いサーヴァントとも相性が良い。
  強化無効状態は一回限りだが敵の厄介なスキルを事前に無力化出来る。
  • 強化無効「1回」とは、「強化アイコン1個」ではなく「スキル1回」と言う意味。
    同時に複数の強化がかかるスキルを使用された場合、それらすべてを無効化する。
    ただし、チャージ増加は強化ではないので防げない。
• 相性の良いサーヴァントとしてはアーツ主体かつ多段ヒット宝具持ちの「ヴラド三世(狂)」、通常攻撃のヒット数が多い「玉藻の前」「エレナ」「酒呑童子」「マリー(術)」、両方の条件を満たす「エミヤ（殺）」「百貌のハサン」「アルトリア(弓)」「モードレッド（騎）」「クロ」等。また星出し要員を組み合わせたアーツ&クリティカル主体のパーティー構成とも相性が良い。

• 「Fate/EXTRA CCC」の主人公のデフォルト制服。同作とのスペシャルコラボイベントの開催を記念して、2017年4月19日～4月30日5月17日の期間限定で配信された。
  「終局特異点」クリアがクエスト解放条件になっている。解放条件の厳しさを鑑みてクエスト期間が延長された。
  期間終了後の再配布の有無については不明。
• スキルは全体アーツ強化、弱体無効、チャージ減となっている。アーツ主体のパーティーをサポートするのが主な役割。
  • 弱体無効状態の効果は一回限りだがデバフを受けない限りは継続される。
    厄介な敵のデバフは勿論、味方のデメリットを無効化するのにも役立つ。弱体状態の発生自体を防ぐ為、「タマモキャット」や「ジャンヌ・ダルク」等のデメリットでスタンする効果を持つ宝具を絡めたチェインをしたい時などに便利。
  • 当然だが、弱体状態になった後に使っても効果が無い。
  • チャージ減により無敵や回避とはまた違った耐久サポートが可能。またアーツ宝具持ちにはチャージ減スキルや宝具を持つ者も多く、それらを駆使すれば敵の宝具を完封する事も出来る。
• これらサポート寄りの補助性能から「玉藻の前」と相性が良い。

• 「Fate/stay night」の主人公たちが通っていた穂群原学園の制服。
  劇場版「Fate/stay night[Heaven's Feel]」の公開を記念して、2017年10月8日～22日の期間限定で配信された。
  期間終了後の再配布の有無については不明。
• スキルはいずれも攻撃に寄っており、回復や耐久に寄与するものがない前のめりな構成。
  • 『コード:F』は単体の宝具威力アップ。分かりやすい単一効果なので大火力宝具を増強するのに使おう。
  • 『コード:U』はBusterカード限定のスター集中度アップという初出の効果。
    スターに対してカードが多すぎる状況でもBusterだけにスターを集中させて確実な大ダメージが狙えるため、特にマーリンの「英雄作成」を臨時で活かす際に極めて有効。
    反面、十分な量のスターがあってもQやAにはスターを集められないので使い所が選ばれる。
    • 代わりにそのスター集中度はゲーム中最大倍率であり、バーサーカーに使用しても確実にそのBusterが星を持っていくほどとなる。
  • 『コード:H』は単体のNP獲得量アップ。継続1ターンと短いのでオーバーキルやクリティカルなど確実にNPが獲得できる状況で使いたい。
    • 回復・補助系の宝具持ちに支援として用いることができるが、この系統の能力がマスタースキルとして登場するのは現状唯一。
• スキル名は『Fate/staynight』の3つのルートである「Fate」「Unlimited Brade Woreks」「Heaven's Feel」の頭文字と思われる。