アビゲイル・ウィリアムズ のバックアップ(No.187)


ステータス Edit

SSRNo.195
この世界にどうか、安らぎと信頼をクラスフォーリナー属性混沌・悪
真名アビゲイル・ウィリアムズ
時代17世紀
地域北米・マサチューセッツ州セイレム
能力値(初期値/最大値)
HP2019/13770
ATK1870/12100
筋力B耐久A
敏捷C魔力B
幸運C宝具A
COST16
所有カードQuick×1Arts×3Buster×1
保有スキル効果継続CT取得条件
信仰の祈り[C]味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与39初期スキル
味方全体の宝具威力をアップ[Lv.1~]
正気喪失[B]敵全体に恐怖状態を付与[Lv.1~]39霊基再臨×1突破
敵全体の防御力をダウン[Lv.1~]
魔女裁判[A+]敵単体のチャージを1減らす-9霊基再臨×3突破
敵単体の攻撃力をダウン[Lv.1~]3
クラススキル効果
領域外の生命[EX]自身に毎ターンスター2個獲得状態を付与
自身の弱体耐性をアップ
狂気[B]自身のBusterカードの性能をアップ
神性[B]自身に与ダメージプラス状態を付与
宝具名ランク種類種別
光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)EXBuster対人宝具
効果
敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1~]&敵単体のクリティカル発生率をダウン(1ターン)〈オーバーチャージで効果UP〉


各レベル毎のステータス Edit

+  +クリックで展開
レベルHPATKレベルHPATK
12,0191,8706010,2799,061
102,7592,5147011,73710,330
203,8993,5068012,92311,363
305,3324,7549013,77012,100
406,9546,166聖杯転臨
508,6467,63910015,08613,245


イラストの変化 Edit

+  イラスト:黒星紅白 (+クリックで展開)

初期状態霊基再臨1回目霊基再臨3回目霊基再臨4回目


霊基再臨 Edit

+  +クリックで展開
霊基再臨×1必要レベル:50霊基再臨×2必要レベル:60
素材個数素材個数
虚影の塵10蛇の宝玉10
禁断の頁10混沌の爪10
QP100,000QP300,000
霊基再臨×3必要レベル:70霊基再臨×4必要レベル:80
素材個数素材個数
黒獣脂10宵哭きの鉄杭10
血の涙石10呪獣胆石10
QP1,000,000QP3,000,000


スキル強化 Edit

+  必要アイテム表+クリックで展開
レベル必要QP必要アイテム信仰の祈り[C]
毎ターンNP獲得量
備考
1------+10
1⇒2200,000世界樹の種×10
2⇒3400,000愚者の鎖×10
3⇒41,200,000魔術髄液×12
4⇒51,600,000ホムンクルスベビー×12
5⇒64,000,000鳳凰の羽根×12CT-1
6⇒75,000,000封魔のランプ×15
7⇒810,000,000精霊根×15
8⇒912,000,000蛮神の心臓×15
9⇒1020,000,000伝承結晶×1CT-1


セリフ Edit

+  CV:大和田仁美 (+クリックで展開)
CV大和田仁美
バトル
開始1「争いは、嫌いなの──」
2「すぐに終わらせましょうね」
スキル1「いけない子だわ……」
2「私は悪くない……」
コマンドカード1「ええ!」
2「やってみる」
3「うん」
宝具カード1「ああ……神様」
2「マスターは悪い人だわ……」
3「みんな死ぬのね……」
アタック1「えいっ!」
2「やっ」
3「ダメだったらっ!」
4「来ないでっ!」
5「避けてえぇ!」
エクストラアタック1「嫌ぁ!」
2「ごめんなさい……!」
宝具「我が手に(しろがね)の鍵あり。虚無より(あらわ)れ、その指先で()れたもう。我が父なる神よ。薔薇の眠りを超え、いざ窮極(きゅうきょく)の門へと至らん! 『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』っ!!」
ダメージ1「……ぅくぅ!? どうして、こんなことするのぉ……っ!」
2「きゃあっ!」
戦闘不能1「これで、いいの……」
2「ごめんね……」
勝利1「私は、魔女じゃない──」
2「見てくださった? マスター!」
レベルアップ「ありがとう、マスター!」
霊基再臨1「これが、セイレムの魔女としての私。どうか怖がらないでね、マスター」
絆Lv1「この砦にいると、自分がよそ者って感じて……この先、馴染めるのか心配で、胸が張り裂けそう……。まぁ、一緒にお祈りしてくださるの? ありがとう、マスター!」
2「ごきげんよう、マスター! さみしくない、と言ったら嘘になるかしら。でも、ここの暮らしにも慣れてきたわ。以前は怖い人ばかりと震えてたけれど、みんなとてもいい人ね!」
3「マスター、マスター! 私、もっとあなたの力になりたい! 近頃は毎日楽しいの! あなたの喜びは、私の喜びよ!」
4「んぅ……ちゃんとマスターが見ていてくれないと私、いけない子になってしまいそう。あんまり遠くへ行かないでね? マスター」
5「迷える時も、孤独に震える時も、あなたはそばにいてくださった。今度は、私があなたを支えると誓うわ。でもね……時々は、あ、甘えさせてほしいの……」
会話1「日々のお勤めに感謝を捧げます、マスター」
2「本当はとてもさみしいの……」
3「静かにお祈りをする時間も大切だわ」
4「はぁー……勇ましきダビデ王が、あんな奔放なお方だったなんて……。根底から信仰が揺らぎそう……。いい人なのだけど……竪琴を弾いている時は」(ダビデ所持時)
5「黒い外套のジル・ド・レェさんって、何かと私を気にかけて、親切にしてくださるの。何故かしら……?」(ジル・ド・レェ(術)所持時)
6「マサチューセッツはアメリカ、という合衆国の一部になったのね。ライオンさんが教えてくださったわ。……最後までお話を聞くのに六時間かかったわ」(トーマス・エジソン所持時)
7「まだ怖くって、ジェロニモさんのこと。でも、とても真面目そうな人だし、ちゃんとお話できるようになりたいな」(ジェロニモ所持時)
8「ティテュバ……いえ、シバの女王様とはよくお話するの。でも、ソロモン王の事を尋ねるとすぐはぐらかすのよ。『ここからは有料です』だなんて。ふふ、きっと恥ずかしいんだわ!」(ミドラーシュのキャスター所持時)
9「私と同じフォーリナー。日本(ジパング)の凄腕の画家さんね。絵を描いているときの迫力には圧倒されちゃうわ。えっ? 嫉妬なんかじゃないったら、もぅ~」(葛飾北斎所持時)
好きなこと「好きなもの好きなもの……うん、よくぞ聞いてくださいました! やっぱりまずはパンケーキ! ふわっふわのパンケーキにとろっとろのバター! カリッカリに焼いたベーコンを載せていただくとたまらないわ! あ、それと熱々のグレイビーソースをかけたマッシュポテト! これも断然外せないわ、ええ!」
嫌いなこと「わ、私は魔女じゃないわ。あなたが魔女よ……だって、魔術師なんですもの。でも、それもマスターと一緒なら、悪くない、かも」
聖杯について「こうしてサーヴァントになれたのも何かの思し召しよ。諦めないわ! この世界にどうか、安らぎと信頼を」
イベント開催中「あっ……何かしら、お祭りかしら!? 一緒にお出かけしましょう? マスター!」
誕生日「Happy birthday to you~♪ Happy birthday master~♪ Happy birthday dear master~♪ Happy birthday to all~♪」
召喚「こんにちは! 私、アビゲイル───アビゲイル・ウィリアムズ。私が、フォー……リナー……で、あなたがマスター、なの? よければアビーって呼んでくださいな。すぐお友だちになれると思うわ」
+  霊基再臨第一段階以降(+クリックで展開)
CV大和田仁美
バトル
開始1「我は門を知れり。(なんじ)、見ること(あた)わず」
2「いあ、いあ! ふふふふ……」
スキル1「お父様……」
2「あぁ、待って。もうすぐよ……」
コマンドカード1「いいわ」
2「面白そう」
3「もっとよ」
宝具カード1「あなたの魔力、注ぎ込んで」
2「我は禁断の秘鑰(ひやく)──導くものなり!」
3「解き放ちましょう」
アタック1「はっ!」
2「うふふふ」
3「苦しめ」
4「これでどう?」
5「苦痛をあげる……!」
エクストラアタック1「あはははははは……!」
2「開け。門よ」
宝具「イグナ……イグナ……トゥフルトゥクンガ。我が手に(しろがね)の鍵あり。虚無より(あらわ)れ、その指先で()れたもう。我が父なる神よ。我、その真髄を宿す写し身とならん。薔薇の眠りを超え、いざ窮極(きゅうきょく)の門へと至らん! ───『光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)』」
ダメージ1「あぁ、痛かった」
2「うふふ」
戦闘不能1「いや……いやぁ……助けて、お父様……」
2「首吊りは嫌よ……」
勝利1「もっともっと、楽しませてね」
2「あはは! 悪くなかったわ」
レベルアップ(こぼ)れるほど、下さいな──」
霊基再臨2「神様の息吹を感じるわ」
3「もう、抑えきれないわ……この世全ての門を繋ぐフォーリナーの力。世界を救うも壊すも……マスター次第よ」
4「さあ来てマスター! 私の世界へ! この境界の眺めを楽しんで! あなたならきっと……耐えられるわ」
会話1「今日はどこへ門を開きましょうか」
2「私があなたの鍵となるわ」
3「痛いほど手を握って。それだけでいいの」
好きなこと「パンケーキもいいけど、マスターはお酒って飲んだことあるかしら? 体に悪いから、きっと美味しいのね。いいなあ……いいなぁ……」
嫌いなこと「マスター。私、犬が怖いの、震えるほど。吠えるし、噛み付かれるし、つい──黙らせてしまいそうになるし」
イベント開催中「なんだかにぎやかね……私もお呼ばれしたいなぁ……」


マテリアル Edit

+  絆ポイント(+クリックで展開)
Lvレベル毎累計報酬
12,0002,000--
23,0005,000--
34,0009,000--
45,00014,000--
56,00020,000幕間1解放
6230,000250,000聖晶石3個
7250,000500,000聖晶石3個
8聖晶石3個
9聖晶石3個
10絆礼装
+  キャラクター詳細(+クリックで展開)

其は罪人なり。七つの縄の結び目なり。
異端の地に贖罪を求むるは、悪魔の収穫なり。

───無垢なる少女が指し示す、次の犠牲者は誰?

+  絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開)

身長/体重:152cm・44kg
出典:史実
地域:北米・マサチューセッツ
属性:混沌・悪  性別:女性
金髪・碧眼の12歳の少女。

+  絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開)

17世紀末。
清教徒の開拓村セイレムで起きた「魔女裁判事件」。
最初に悪魔憑きの兆候を示した一人が少女アビゲイル・ウィリアムズだった。
悪魔憑きの異常な症状は他の少女たちにも伝播し、およそ一年に渡って多くの村人が告発された。
その結果200名もの逮捕者、うち19名もの絞首刑、
2名の獄死、1名の拷問死という惨劇を招いた。
少女たちの真意やその引き金となった要因など、いまだに多くの謎が残されている。

+  絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開)

『光殻湛えし虚樹』
ランク:EX 種別:対人宝具
クリフォー・ライゾォム。
人類とは相容れない異質な世界に通じる“門”を開き、対象の精神・肉体に深刻なひずみを生じさせる、邪悪の樹クリフォトより生い添う地下茎。
効果対象は“鍵”となるアビゲイル個人の認識に束縛される。それゆえの対人宝具。
本来ならば対界宝具とでもいうべき、際限のない性質を有している。

+  絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開)

魔女裁判:A+
本人が意図することなく猜忌の衝動を引き寄せ、不幸の連鎖を巻き起こす、純真さゆえの脅威。

正気喪失:B
少女に宿る邪神より滲み出た狂気は、人間の脆い常識と道徳心をいとも容易く崩壊させる。

信仰の祈り:C
清貧と日々の祈りを重んじる清教徒の信条。

+  絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開)

清教徒の信徒としてのアビゲイルは、神を敬い、感謝の祈りを欠かさぬ無垢の少女だ。多感で疑う事を知らない年頃の娘に過ぎない。

清貧を信条とする清教徒たちは、権威におもねる教会の弾圧を逃れて海を渡り、新世界へと至る。しかしやがて彼らは追いつかれ、追い詰められた。彼らの抗議(プロテスト)の矛先は、身近な隣人へと向けられた。

退廃と抑圧の世にこそ“英雄”が立ち上がるように───
自分を律するはずの潔白の信条は、他者を監視する道具となり、戦乱と略奪が繰り返される植民地の不穏な暮らしは、猜疑心と利己心を育んだ。

───彼らはやがて心の底に狂気を、“魔女”を求めるようになる。私たちのこの不幸と苦しみは、悪魔の仕業でなければ何なのだ、と。

果たしてセイレムに魔女は現れ、凄惨な魔女裁判の門は開かれた。“鍵穴”となる狂瀾たる状況。人々の欲望を映しとり“鍵”となった少女。その両者が欠かせぬのだとしたら、さて、罪はどちらにあるのだろうか。

+  「千の星と百の夜の夢」をクリアすると開放 (+クリックで展開)

外なる神"全にして一、一にして全なる者"。
それらは、とある異才なる男に創造された虚構でありながらも、常識を侵食する狂気としての条件を備えていた。
彼ら、いや、ソレらは地球古代史に存在しない偽りの神であるが、遙かな深淵よりの観測者としての可能性を捨てきれないものたちである。
その特性をもって、彼女にはこのクラスが与えられた。
虚空からの降臨者───フォーリナーと。

魔神柱ラウムは、不可能を可能とするために、男の発想の原点を求め、発端となった歴史上の事件をたどり、そして必然たる一人の少女へと行き着いたのだった。

ゆえにアビゲイルとは、外なる神に仕える"巫女"であり、神を顕現させる"依り代"であり、虚構への門を開く"鍵"である。


ゲームにおいて Edit

  • 亜種特異点Ⅳ禁忌降臨庭園 セイレム」にて、事前公表が外見とレア度のみという謎を呼ぶ登場となったサーヴァント。
    そして2017年12月6日、期間限定☆5サーヴァントにして初登場のEXクラス「FOREIGNER(フォーリナー)」として実装された。
    +  フォーリナーについて
  • 「フォーリナー」は初の「バーサーカー」に対して完全優位の相性を持つクラス。与ダメージこそ2倍のままだが、被ダメージは1/2(シールダー以外の他クラスから見ると1/3)となる。
    一方「アルターエゴ」には相性不利で、与ダメージが1/2・被ダメージが2倍。
    同じフォーリナーに対しては与ダメージ、被ダメージともに増加する。
    これ以外の全クラスに対しては相性等倍となり、ルーラーへの与ダメージも半減されない
    このようにかなり特殊な相関図となるため、覚えておきたい。
  • フォーリナーのクラス特性として、スター集中度はアーチャークラス並みとかなり高い。
    セイバーやアサシン、ルーラー等と並べた場合でも明らかに星が偏るため、クリティカルアタッカーの役割を担いやすい。
  • 天地人属性は「地」だが、特例としてギルガメッシュの『天地乖離す開闢の星』に付随するサーヴァント特攻は無効となる
    • 彼女の実装後に追加された二体目のフォーリナー、葛飾北斎は「人」属性だが例外なく特攻対象となっている。
      フォーリナーそのものが特攻対象外となるわけではなく、アビゲイルのみの特殊仕様ということらしい。
  • ステータスはHP/ATKともに高水準で、三騎士と比較しても優秀な部類。
    特にATKはLv90で12,000を超え、EXクラスではアヴェンジャーに次ぐ高さを誇る。
    スキル/クラススキルによるブーストが効き、前述の通りスター集中度も高いため、アタッカー適性は高い。
    • 成長タイプは緩やかな凸型。最終再臨後のLv.80→90でも800前後は成長するので、育成はきっちり行いたい。
      またスキルの育成はアヴェンジャーと同じく、秘石は使わないが素材を要求される。このため、人によって育成難易度は大きく変動する。
  • カード構成はQ1、A3、B1、Buster宝具と変則的な構成。
    ヒット数はそれぞれB:4Hit、Q:4Hit、A:6Hit、EX:5Hit、宝具:4Hitと非常に多く、回数の理論値だけならギルガメッシュに匹敵する。
    +  カードについて
  • Artsチェインを組みやすい構成だが、Arts1枚あたりのNP回収量は低め。一方でスター集中度が高いため、3枚あるArtsにクリティカルを乗せやすいという利点がある。
    コマンド選択はArtsチェインを念頭に置き、3枚目Artsクリティカルなどで一気に稼いでいく形となる。
    スキル「信仰の加護」によってもNPを稼げるため、PT編成を整えた上でこの基本を抑えれば、宝具運用は問題にならないと言ってよい。
    • Artsにヒット数が偏っている関係で、QやEXのNP獲得量はかなり少ない。このため、積極的にQやブレイブチェインを切る場面は限られる(スターを1つでも多く回収したい場合、AAAブレイブチェインが組める場合などはこの限りではない)。
    • ヒット数の多さから、特定状況下に限るがスター生産力は上がりやすい。Artsはスター発生率が非常に低いという特徴があるのだが、倍率の高いスター発生率アップスキルと組み合わせればArtsでも大量のスターを稼ぎうる。
      とはいえアビーに限った話ではないが、スター発生率系統の概念礼装は補正値が低すぎるため、これを活かす手段が平時はほとんどない。
    • なお、完全有利となるバーサーカーには攻撃した際のNP獲得量が低くなる補正が存在している。平常時よりもNP効率が悪くなりがちなので、よりArtsチェインを意識したコマンド選択が推奨される。
  • クラススキルは3種。クラス固有スキル+固有スキル+汎用スキルの構成となる。
    +  クラススキルについて
  • 領域外の生命 EX
    現時点ではフォーリナーの固有スキル。
    毎ターンクリティカルスターを2個獲得+弱体耐性アップ。
    単体では気休め程度の効果だが、他のスター供給手段と組み合わせることで生産量を安定させられる。
    弱体耐性アップ効果は低ランクの「対魔力」相当の効果であり、地味ながらありがたい。
  • 狂気 B
    表記としては初出だが、効果は「狂化」と同じBusterカードの性能アップ。
    自身の宝具バフと乗算される形で宝具火力を底上げする。
  • 神性 B
    固定値(+175)のダメージプラス効果。
    神性を対象とするバフの恩恵を受けられるが、各種神性特攻が刺さる点に注意。
    固定値ダメージは高難度クエスト等で登場する特殊耐性を持つ敵に有効に働く場合がある。
  • スキルは全て味方全体に寄与する特殊効果とステータス変動の複合型であり、バリエーション豊か。
    いずれも強力な効果を持つが、CTは全て最短で7と比較的長い。長期戦での複数回使用は育成が前提となるだろう。
    • 信仰の祈り C
      味方全体に毎ターンNP獲得状態を付与(3T)&宝具威力アップ(3T)
      • NP増加量はスキルレベルに依らず固定で、10%×3T(計30%)をPT全体に付与する。
        特筆すべき点として、現時点ではPT全体に及ぶスキルの中でNP付与総量が最も多い
        自身および味方のNP効率を大きく底上げし、PT単位での宝具の安定発動に貢献する。
        長期戦では開幕から使用して回すのが基本だが、短期決戦の場合はNPの後詰めと威力アップを狙い発動をズラすのも手。
      • 宝具威力アップも味方全体に付与出来るタイプとしては最も倍率が高く、単体強化を含めても肉薄しうるのはアルテラ・ザ・サン(タ)のみ。
        NP獲得状態付与との噛み合わせがよく、3Tという効果時間の長さも含めて優秀。
        また宝具威力アップはバフそのものが稀少であり、レートも伸びづらいものが多いことから、他の味方バフ(攻撃力アップやカード強化)と競合しにくく乗算を狙いやすいのも強み。
        持続する宝具バフという性質上、短時間に攻撃宝具の連発を狙うパーティにはさらに恩恵が大きい。
      • どちらの効果も強力かつ味方全体の宝具運用に関わる重要なもので、レベルアップに伴うCT短縮の恩恵は極めて大きい。基本的には最優先で強化すべきスキルと言える。
    • 正気喪失 B
      敵全体に恐怖状態を付与(3T持続、スタン判定1回)&防御力をダウン(3T)
      • 『恐怖状態』は3Tの間に1度だけ「敵ターンの終了時に確率でスタン状態が付与される」という状態異常で、これによるスタンが発動すると恐怖状態は解除される。
        スキルレベルで上昇するのは「敵ターン終了時にスタンが発動する確率」。
      • スタンの発動確率は全体対象スキルとしてはかなり高めで、Lvを最大まで上げれば実質的に9割近い確率で1回分のスタンが入る。タイミングがランダムとはいえ、単純に高確率で各エネミーの行動回数が減少するのは大きなメリット。
      • 防御ダウンは全体対象で、効果値も「カリスマ A」相当。
        性質上使用すべきタイミングが明確であるため、基本的にはこちらの効果に主眼を置いた運用が主となるだろう。
        第1スキルの宝具威力アップとは乗算となるため、宝具に合わせて発動すると大きな恩恵を得られる。
    • 魔女裁判 A+
      単体のチャージ減少&攻撃力をダウン(3T)
      • チャージ減少は「対魔力」や「弱体無効」によって弾かれず、確定で入る。
        チャージスキルなどを使われない限り確実に1ターン宝具を遅延させるので妨害として有用。
      • 攻撃力ダウンは3ターン持続するため、敵宝具の発動直前に使えば敵宝具の発動妨害と威力減衰の両方を同時に行える。
        チャージ減少と併せてPT全体の生存に寄与するため、耐久パでの運用を視野に入れる場合は優先してレベル6以上に育成したい。
  • 宝具「光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)
    敵単体の強化解除+超強力な単体Buster攻撃&クリティカル発生率ダウン(1T)
    • 強化解除は「強化解除→攻撃」の順に発動するため、強化状態を全て消去した状態でダメージを与えることが可能。
      ステータスの高さに加え、有するバフがクラススキルを含め全て乗算となっていることから火力は高い。
      無敵やダメージカット、ガッツに代表される防御系バフを例外なく無力化した上でダメージを通すことができ、安定して強力な性能と言える。
    • 昨今の高難易度クエストではエネミーが強力なバフを使う場面が増えており、ブレイクゲージを減らしつつバフを纏めて解除できる恩恵は大きい。
    • クリティカル発生率ダウンも有用で、特にバーサーカーでありながら異様にクリティカル率が高いキメラなどに刺さる。
      ただし持続は1Tなので、オマケ程度の認識でよいだろう。
  • 総評すると、全体に寄与する支援スキルとデバフを併せ持ったアーツ主体の単体アタッカー。
    優秀なスキルを戦線を維持しつつ、潤沢なArtsと高いスター集中度を活かしたArtsチェイン/クリティカルから宝具を放っていくのが基本的な動きとなる。
    スキル効果と宝具は総じて汎用性が高く、編成次第で周回から攻略まで幅広く対応できる懐の広さが魅力。
    特にArtsパ適性の高さと妨害スキルの多さ、強化解除の存在から長期戦や高難易度には滅法強く、難敵相手でも頼りになるだろう。
  • 敵として登場した場合、「強化解除攻撃宝具」の存在から天草四郎と同様に危険な存在となる。
    単体宝具ゆえに威力が高く、礼装による回避・無敵、ガッツ以外で宝具を耐えることはまず無理だと思ったほうが良い。
    そしてクラススキル「領域外の生命」により弱体耐性が高く、状態異常スキルが効きにくい。運良くデバフを通すことに成功しても、威力が高いため生半可なデバフだけでは無駄である(現実的に耐えうるサーヴァントは後述2名のみ)。
    スキル効果も「敵全体へのチャージ増加&宝具強化」「味方全体への恐怖状態(=発動タイミング不確定の個別スタン)付与&防御力ダウン」「単体のNP減少&攻撃力ダウン」と、連続発動されずとも厄介な組み合わせばかりが揃っている。
    ほぼあらゆる局面において最優先で対処すべきエネミーの一人と言える。
+  対処方法について
  • 幸いチャージゲージは5と長いため、積極的にチャージゲージに干渉して「宝具を打たせない」動きが重要となる。
    弱体耐性アップの影響を受けないチャージ減少スキル/宝具を軸に立ち回り、アタッカーの手数を稼げるようにすると良いだろう。
  • 天草と違い単体宝具なので、ターゲット集中による囮戦術も有効。概念礼装による回避やガッツは強化解除を受けないので、ターゲット集中スキルを持つサーヴァントにその類の礼装を持たせるとかなり被害を減らせる。
  • 戦略面では万能の次善手であったバーサーカーでの速攻が全く通用せず、相性有利なアルターエゴは頭数が極めて限られているうえ恒常キャラが全くないため、ゲームを開始したタイミングによってはサポーター以外は全て等倍での戦いを強いられる。
    チャージ減少などの阻害策の他、クラス相性に拘らず、神性や女性といった属性への特攻宝具などで畳み掛けるのも手である。ただし有効な特攻要素を持つキャラが金レアに限られ、その中でも上述の通り超広範囲を誇る『天地乖離す開闢の星』の特攻が効かない点に注意。
    • メルトリリス殺生院キアラに関しては、クラス相性補正に加えそれぞれの持つスキル効果などによりストーリーで交戦するアビゲイルの宝具を自力で耐えられる可能性がある。
      キアラはHPを最大まで育成していれば確定で、メルトリリスは高レベルまで鍛えたメルトウイルスをデバフとして通すことに成功すれば大幅にダメージを減衰して耐えられる。
      尤も、キアラの場合被ダメージの低減はHPの状態によっては満タンから追撃で落ちかねない程度に踏みとどまれるぐらい(むしろHPの状態によっては耐えられない)であり、メルトリリスもメルトウイルスさえ入ればキアラよりも余裕をもって耐えられるものの肝心のデバフを弾かれる可能性は残るため、過信は禁物。
  • バトルキャラの第一段階と第二段階以降かでそれぞれ戦闘中の台詞やバトルモーション、宝具演出が変化する。
    宝具の印象的な立ち演出は第二段階以降で入る。
  • 絆レベル10で専用礼装が入手できる。
    • 効果は自身の宝具威力30%アップ&即死無効状態(3回)付与。
      宝具威力バフが「信仰の祈り」と同バフなのが残念ではあるが上昇値はそこそこ。それ以上に重要なのは現状、礼装では唯一無二の即死無効にある。これにより即死宝具で事故る可能性がグッと減るので、敵がそういった宝具の使い手ならば装備する価値は高い。

  • 性能比較
    名前HPATKQAB宝具保有スキル
    123
    アビゲイル1370012100131B/単信仰の祈り[C]正気喪失[B]魔女裁判[A++]
    葛飾北斎1323012100122A/全森羅万象[A+]父娘の絆[A]雅号・異星蛸[B]

  • 関連サーヴァント比較
    +  +クリックで展開
    No.名前Lv.MHPATK筋力耐久敏捷魔力幸運宝具QAB保有スキル
    195アビゲイル901370012100BACBCA131信仰の祈り[C]
    正気喪失[B]
    魔女裁判[A++]
    198葛飾北斎901323012100DDBBAA122森羅万象[A+]
    父娘の絆[A]
    雅号・異星蛸[B]

運用考察 Edit

  • 以下、具体的な運用や編成について。
    +  高難易度
  • Artsパにおいてとりわけ相性がよいマーリン玉藻の前を添えた『ATM』と呼ばれるチームが鉄板。
    計9+2枚にも及ぶArtsからAチェインを組みやすく、それぞれが持つ豊富なサポートスキルと強力な宝具で柔軟に状況に対処できる。
    耐久力および復帰力、妨害能力、NP効率がいずれも高水準で纏まっており、礼装を加えることで盤石な布陣を敷くことが可能。
    各サーヴァントとのシナジーについては後述する。
    • アビー自身には攻撃不利がないも同然(アルターエゴクラスの雑魚エネミーは現状のクエストにはまず存在しないため、アルターエゴサーヴァントが敵となる事は予知しやすい。この場合は三騎士クラスの誰かと入れ替えれば良い)であるため、混成クエストにおいてアタッカーとして攻撃の手が鈍ることがないのも利点。
    • なお、攻撃デバフおよび確定で決まるチャージ減少、脅威となるエネミーの行動を縛れるスタン、強化解除およびクリティカルダウンなどは、バーサーカー以外にも高難易度クエストにおいて刺さる強みが多く、アビー単体でも今後のクエストの対策を行いやすい。
      初期NP礼装などを装備し、抑えの要員として控えに置くことでもまた違った形でクリアに貢献してくれるだろう。
    +  周回において
  • 周回面では全体へNP最大30付与+3ターン持続する強力な宝具強化を1スキルで行える事が重要となる。
    防御デバフ、宝具威力アップは高倍率かつ全体対象、更にどちらも基本乗算となるため、こと宝具火力補助においては他の追随を許さない。
    基本的に攻撃不利が存在しないため採用場所を選ばず、高速周回ではスキルCTの長さも関係ないなど、周回ならではの強みもある。
    • 周回で最も重要視されるNP補助についても、3T周回時はwave3で確実に全員にNP20を配れる計算なので充分に有用。
      また、NPが10ずつと小刻みに溜まっていくので、諸葛孔明(エルメロイⅡ世)と併用することでNPを細かく調整可能。
      総合すると、計算された高速周回パにおいて優先して採用が見込める性能と言える。
    • ただし、特効や報酬礼装により攻撃力アップが付与されるイベントでは、仕様上宝具バフの優位性が大きく落ちる点に注意。
  • +  対バーサーカー
  • クラス相性およびスキル/宝具性能がバーサーカーに大いに刺さる。
    言うまでもなく、狂クラスのボスキャラ対策要員として入れない理由はない。
    • ほとんどのクラスに対し大ダメージを与えるバーサーカーの攻撃を唯一ガードできるクラスのため、攻撃力ダウンやクリティカルダウンといったデバフを加味すれば彼女がバーサーカー戦で事故死する心配は皆無と言ってよい。
      スタンで行動回数を減らし、味方の被弾を抑えられる点も強み。
    • バーサーカーは防御/回避/ガッツなどの自衛スキルで低い耐久力を補う者が多く、これらを消し去った上で大ダメージを叩き込むアビーの宝具は正に天敵となる。
      例としてナイチンゲール源頼光は敵に回すと超広範囲特攻などと併せて非常に凶悪な難敵と化すが、強化解除でスキルを引き剥がすことで劇的に脅威度を下げられる。
      仮に討ち漏らしても後続の宝具や攻撃でトドメを刺せるので戦術を組み立てやすい。
    +  運用上の注意点
    • 欠点を挙げるとすれば、各種スキルのCTの長さ、パーティ編成の難易度の高さ。
      これは人によるが、スキルの恩恵を十全に受けるための育成難易度が高いのも難点か。
      • スキル個々の効果は明快かつ優秀ながら小回りが利かないので、CTの合間を何らかの形でサポートする手段が必要となる。
        また自前での回避や無敵等の防衛手段を持ち合わせておらず、基本的には単独での宝具受けはできない点に注意。
        これらはパーティ編成で補えるので、うまく構築したい。
      • 後述もするが、極めて相性が良いサーヴァントや概念礼装はいずれも高レアに属しており、かつ代用が効かないものが多い。
        当然ながら強みを最大限追求したPTの編成難易度は非常に高くなるので、その点には留意されたい。
        • アビー自身は様々な者と組ませやすいカード構成やスキルを持つため、普通にクエストに連れていくぶんには何ら問題ない。
          そして相性が最も良いサーヴァントの一人であるマーリンについてはフレンドに溢れている(場合がやや多い)ので、困ったらフレンドを頼ろう。
    • 育成難易度は人によって変わってくる。まずは非常に強力なスキル「信仰の祈り」のスキルマを目指したい。
      残りのスキルも6まで上げておき、可能ならば適宜10を目指そう。CTの長さがネックなので、スキル上げは重要。
    +  パーティ編成について
  • スキル性能と宝具に癖がないため、これといって相性の悪い編成はない。
    火力面でも(基本等倍の範疇内では)充分な性能なので、とりあえずPT投入するだけでそれなりの活躍を見せてくれる。
    汎用性が強い特殊クラスの一人なので、どのクエストにおいても様々なキャラと組んで戦える。
    • 一歩進んで強みを引き出したいならば、Artsチェイン、クリティカルを念頭に置いたPT構成が肝要。
      可能であればボトルネックであるCTをカバーできると尚良い。
      • ArtsチェインについてはPTのArts枚数を偏らせることで、クリティカルについてはスター生産スキル/宝具を持つサーヴァントや、「2030年の欠片」に代表されるスター供給礼装の採用で解決できる。
      • CTの短縮については、可能とするサーヴァントが玉藻の前の宝具、メイドオルタのスキルという☆5キャラしかなくハードルが高い。
        クエスト自体による制限がない限り、サポート枠も前提に入れて考慮していこう。
    • 以下、編成や相性の良いサーヴァントについて。

    サポーター(サブアタッカー)
    アビーのサポートを行いつつ、Artsチェインや宝具を回していく。
    Arts型キャラはサポーターやサブアタッカー適正の持ち主が多いため、選択肢は非常に多い。
    特に☆5サポーターは相性が抜きん出ているものが多いが、再三述べている通り入手難易度が高いのが難点。
    うまく手持ちの中からチームの組み合わせを見繕っていきたい。

    +  マーリン

    マーリン

    • Arts3枚によるAチェインの組みやすさと「夢幻のカリスマ」によるNP確保の容易さ、B宝具やクリティカルの破壊力を更に跳ね上げる「英雄作成」、PT単位での宝具受けを確実とする「幻術」、クリティカル運用と継戦能力をバックアップする宝具など、全ての支援能力が噛み合う。
      攻撃バフ、カードバフ、宝具威力orクリティカルバフの乗算でアビーの火力を最大限に引き出せるのが最大の魅力。
      またマーリンも「信仰の祈り」によってただでさえ加速する宝具の始動が更に補強され、戦線が非常に安定する。
      一度回りだすと宝具が止まらず、また宝具チェインも組みやすくなるのでOCでスター獲得量を底上げできるなど至れり尽くせり。
      アビーをメインとするArtsパを組む場合、後述の玉藻の前とともに最優先で採用すべきサーヴァントの一人と言える。
    +  玉藻の前 玉藻の前
  • Artsサポーター筆頭。
    宝具とスキルの噛み合わせがよく、アビーは「信仰の祈り」でArtsチェインとともに玉藻の宝具発動をサポートし、玉藻は宝具を回してアビーたちのHP/NP供給だけでなくCTを短縮するという完全な相互補完関係を構築できる。
    優秀なArts性能アップスキル、豊富な延命手段を持ち、長期に渡ってアビーの耐久力を底上げしつつアーツクリティカルの恩恵を大きく引き上げることが可能。
  • 所持するバフはアーツのみであるため、火力補助よりは戦線を安定させる潤滑油としての側面が強いが、その宝具効果は唯一無二。
    ことアビーをアタッカーとする編成においては、マーリンとセットで採用するのがベスト。
  • 余談だが、アビゲイル、玉藻、マーリンの3名をスタメンとするPTは、それぞれの頭文字を取って『ATM』と呼称されることが多い。現状では最もアビーが輝くベスト構成。
    全員が☆5であることに加えて期間限定が2人もおり、自前で完成させるのがとんでもなく困難なのが辛いところだが…。
  • +  諸葛孔明 諸葛孔明
  • 言わずと知れた万能サポーター。極めて優秀な3種のバフにより、状況に応じてNPを配布できる柔軟性を持つ。
    継続的なNP供給では宝具を回しやすいマーリンや玉藻に劣るが、スキルで一気にNPを注ぎ足すことで初動を安定させられる強みがあるため短期決戦に向く。
    クリティカル威力アップ&NP+30%の「鑑識眼」は3ターン持続するため、星を吸いやすいアビーにNPを集中させた場合、自然に恩恵を受けられる。
  • アビーともども回復手段を持たないため、長期戦を見据えるならば持続的な回復手段を持つサーヴァントが欲しい。
    また孔明のスター獲得手段は皆無であるため、3人目次第では星出し手段がブレイブチェインしかなくなってしまう。
  • +  ギルガメッシュ(術) ギルガメッシュ(術)
  • サブアタッカーという呼称がピッタリのサーヴァント。
    特に「王の帰還」が自身やアビーのHit数と超高相性で、「魔杖の支配者」と共に使うことでスターNPどちらも補強していける。後者の弱体付与成功率UPもデバフを多数持つ彼女に恩恵がある。
  • 純サポーターにない強みとして、自身が多段ヒットのArts全体攻撃宝具を使用できるため、自前のスキル全てと「信仰の祈り」の宝具バフを有効活用できる。
    「王の号砲」の防バフと「魔女裁判」の攻撃デバフは加算となるため、重ねることで被ダメを大きく抑えてくれる点も嬉しい。
  • 宝具による軽微な防御バフ以外の防御手段を持たない点と「王の帰還」のCTが長いのが欠点。3人目にはやはり玉藻か、マーリンまたはアンデルセンといった回復役が欲しいところ。
  • +  BB BB
  • 取り回しがよいスキルと宝具を揃えた、対ボスで優秀なサブアタッカー。
    「信仰の祈り」のバフが有効、かつNP補助が可能という願ったり叶ったりな攻撃宝具を持ち、付随する弱体耐性ダウンも双方に恩恵が大きい。
    スキルは弱体解除および回復、弱体無効付与と痒いところに手が届く「十の王冠」が極めて便利。また単体対象かつ任意でスタンを付与できる「黄金の杯」は「正気喪失」「魔女裁判」と併せてエネミーの行動ターンの削減および宝具遅延に貢献する。
    素のスター集中率が低い(=アビーにスターを寄せやすい)のも利点であり、そしてBBが必要に応じて「自己改造」で一気に星を寄せられるのでメリハリのあるスターコントロールが可能。
    こちらは対アヴェンジャー特化のクラスとして、同じく有効キャラの少ないクラスに対して完全有利を取れる一方で、
    フォーリナーはムーンキャンサーが苦手とするルーラーにも等倍で攻撃を通せるため、クラス面での相性はそれなりに良い。
  • +  ミドラーシュのキャスター ミドラーシュのキャスター
  • 優秀な全体バフと高いA性能が特徴的なアタッカー。
    そこそこのランクの「カリスマ」および全体へのBuster、Arts強化はアビーの宝具威力を引き上げるのに貢献する。
    カード構成はB2枚A2枚だが、高いArts性能に「信仰の祈り」が重なるためA宝具へのアクセスは早い。A3枚編成のサーヴァントと比較すると若干Artsチェインの安定性は下がるが、Busterを初手に置くことで打点増強からのオーバーキルに貢献しやすい。
    「魔神の叡智」によるスター生成も嬉しい効果。性能の上がったアビーのArtsにクリティカルを乗せてNPを回収し、効果ターン中に宝具へ繋げる運用も現実的な範疇。
    1枚のQuick性能自体は高く、ブレイブチェインなどで絡めればそこそこ星を稼ぐ。
  • 欠点としてはアビーと自身のスター集中率から、自身のスキルが非常に使いづらくなる点と、鉄杭を大量消費するため育成難易度がかなり高い点。
    アビー側から見ればストーリー面でもスキル面でも頼もしい火力サポーターとなるが、アタッカーとして立ち回りたいミドキャス側への恩恵は主にNP補助、多重バフによる宝具火力の上昇のみ。
    第2スキルによる超強力なクリティカルが非常に狙いにくくなるのが大きなデメリットとなる。仮に組ませる場合、役目の割り切りが必要。
  • +  アンデルセン アンデルセン
  • 優秀な低レアサポーターの一人。
    A宝具による各種バフおよび回復、スター生成スキル+クリティカル威力アップはすべてがアビーにとっても有用なサポートだ。
    NP供給こそできないものの、高速詠唱でArts宝具を即座に構えられるためアーツチェインに寄与しやすい。
  • 欠点として、☆2のHP且つデメリットの防御ダウンにより、敵Lvが高いほど脆さが目に付く。
    宝具も回復以外のバフは確定ではないため、特にバーサーカー相手では過信は禁物。
  • +  シェイクスピア ウィリアム・シェイクスピア
  • アンデルセンと並ぶ低レアサポーター。こちらはバスター強化とスター生成率アップ&NPチャージでアビーの火力に貢献する。
    スキル効果はどちらも噛み合うが、欠点としてバフの持続や複合に極めて乏しい。オーダーチェンジで引っ張り出して単発式のブースターにしてしまう、もしくはさっさと使いきって後衛に下げるなどの割り切った運用の方が互いの強みを活かしやすいか。
    この場合は低レアのHPの低さも逆手にとり、看板娘などのターゲット集中礼装を持たせ、然るべきタイミングで後衛からオーダーチェンジし擬似的な登場時強化礼装、兼囮役とするのも一つの運用方法。
  • +  ジャンヌ・ダルク ジャンヌ・ダルク
  • 全キャラでも指折りの防御補助性能を誇るサーヴァント。
    宝具で全体無敵を張れ、且つ貴重な全体弱体解除(宝具強化前提)も併せ持つ。
    啓示でスター生成量を水増しでき、A3枚構成でチェインも組みやすいなどスキルやカード面での相性がよく、超高確率スタンにより対サーヴァントをメインとした長期戦ではその力を十分に発揮できる。
  • 欠点としてはスター生成以外打点には一切貢献せず、また中庸のスター集中度を持つクラスなのでアビーへのスター数が減りやすいこと(啓示Lv10で補える範疇ではあるが)。
    正に要塞と称すべきHPを誇るが、アビーが得意とするバーサーカー相手ではルーラーの強みであるクラス相性(防御有利)が失われることに注意。
  • +  ヴラド三世(狂) ヴラド三世(狂)
  • アーツパと相性が良い貴重なバーサーカー(現状ではほぼ唯一)。
    Arts2枚&A宝具構成からArtsチェインを組みやすく、強力な攻防バフとガッツ、チャージ減少スキルで脆さに関してもカバーが効く。特にフォーリナーが得意とするバーサーカー戦ではかなりの耐久力を見せてくれるだろう。
    宝具で星を量産することでアビーのクリティカル運用に貢献するほか、最短5Tで回せる優秀なバフを考慮すれば総合火力は安定したものがあり、�%
  • 小ネタ Edit

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    • 亜種特異点Ⅳ 異端なるセイレム」におけるキーキャラクター。
      配信前は☆5であること以外はステータス、クラス、真名が一切明かされなかったという経緯がある。
    • 史実におけるアビゲイル・ウィリアムズはセイレム魔女裁判の最初の告発者の1人として歴史に名を残したものの、裁判途上で関連文書から彼女の名前が消えており、以降の消息は不明。
      • アビゲイルを含むセイレムの住人は全員がキリスト教プロテスタントの一派「清教徒(Puritan)」とされる。
        セイレムのあったマサチューセッツ州はニューイングランドと呼ばれる地域に分類され、この土地へ最初に入植・開拓を行ったのが清教徒である。
        • 清教徒はイングランド国教会からの分離を掲げる大きなグループであり、そんな彼らの一部がアメリカに渡ったのは、祖国での弾圧を逃れるためでもあった。
    • 本作初出となるエクストラクラス・FOREIGNER(フォーリナー)は「外国人」「異邦人」といった「外から来た者」を指す英語。実装当初はアビゲイルの専用クラスと思われていたが、ほどなくして二人目のフォーリナーが日本の英霊から登場することになる。
      • 本作では「降臨者」…「虚空より降臨せし者」などと称される存在だが、
        台詞などから推測されるその正体は、虚空、深淵などと呼称される「外宇宙」の神性が、ある種の依り代を通じてこちらの宇宙に顕現したもの。
        依り代としての適性に加え、端的に言えば外宇宙の神性の影響(それによる狂気)に対し自己の存在を保ちきった者がフォーリナーのクラス資格を得る模様。
      • クラスアイコンはおそらく「帚星(ほうきぼし)」を示す物。アビゲイルにとっては思い出の一つ。
        • 「領域外の生命 EX」で得続けられるスターは2個。帚星の子はふたり。
        • ストーリーでは彼女の生まれた年、1680年に彗星が観測されていることが語られているが、実際に同年には「キルヒ彗星」という星が観測されている。
      • 弱点クラスはアルターエゴ。
        余談だが、この言葉はクラス名の由来となる「別人格」の他に「親友」という意味が存在しており、この場合はFriendよりも更に強い「(自分の一部のような)無二の親友」といったニュアンスとなる。
      • 逆にバーサーカーに一方的に強いのは、バーサーカーが「狂気」に囚われた成れの果てであるためか。
        また、フォーリナー同士ではバーサーカー同士のように互いに1.5倍ダメージを与えあうという特殊仕様がある。場合によっては敵のアビゲイルにアビゲイルをぶつけるというアビ叫喚の光景が繰り広げられるかもしれない……。
    +  Fateにおけるアビゲイル 「異端なるセイレム」ネタバレ注意
    • アビゲイルのキャラクター性には「クトゥルフ神話」のファクターが大きく組み込まれた、特殊な成り立ちのキャラクターとして異端なるセイレムの中核要素を担った。
      史実にてアビゲイルはセイレムで降霊術を行っていたとされているのだが、クトゥルフ神話に関連するというのは本作独自の設定である。
      • アビゲイルがクトゥルフ神話に関連付けられているメタな理由としては、ラヴクラフト作品において頻繁にセイレムの名前が登場することからと思われる。
        ラヴクラフト作品においても、「魔女裁判時代のセイレムに先祖を持つ人物」が複数名登場している他、架空の都市「アーカム」もセイレムをモチーフとしており、マサチューセッツ州に存在し過去に魔術に関連した忌まわしい事件があったという神話設定がある。
      • 『Fate/Grand Order material Ⅰ』の時点でジル・ド・レェ(術)の因縁キャラとしてアビゲイルの名前が上がっていたことから、この設定はかなり早い時期で決まっていたものと思われる。
    • クトゥルフ(クトゥルー)神話」とは、20世紀初頭にハワード・フィリップス・ラヴクラフトが友人たちと共に創作した「架空の神話体系」である。
      彼らの描く神話は「宇宙的恐怖」「コズミック・ホラー」と称されるSF要素を含んだものであり、それまでの吸血鬼などの人間的な怪物ではなく、強大な力を持った異形のモノ(我々から見て海洋の軟体生物に近い見た目の生命体)による、計り知れない恐怖・嫌悪を主題とする。
      • 当初はラヴクラフトと友人たちによるシェアワールドだったのだが、この世界観は次第に他ジャンルの作家にも影響を与えた。
        日本においてもラヴクラフト作品は翻訳されて発表されていたが、80年代以降のゲーム・漫画・小説などにクトゥルフ神話の設定を盛り込んだ作品が数多く登場し始めたことが「クトゥルフ神話は知らないが、関係する単語は聞いたことがある」というライト層を含む知名度の増加に繋がっている。
      • クトゥルフ神話の神格は数多く存在しており、例を挙げると『かつて地球を支配していたが、地上から消えてしまった「旧支配者」』や、『旧支配者をも超える、宇宙の力の具現とも言うべき超常的な存在である「外なる神」』などに大別される。
      • 2017年~18年に発売されたラヴクラフトの著作集「新訳クトゥルー神話コレクション」シリーズの帯において、ラヴィニアともどもまさかのタイアップが実現。
        • おそらくは著者(訳者)がFGO関連書籍において英霊解説を手がける繋がりによるもの。
        • 第2集では『ダンウィッチの怪』が表紙を飾り、中央東口氏が描いた原作小説の”ラヴィニア・ウェイトリー”がコラボ帯のラヴィニアおよびアビゲイルと並ぶ構図となっている。
    • 『Fate/Grand Order』ではクトゥルフの神格について、『物語の舞台となる宇宙とは異なる「外宇宙」に実在する邪神』と定義している。クトゥルフ神話が世に提唱されたのは、「とある作家(ラヴクラフトと明言はされていないが、ほぼその人)」の唱えた想像が天文学的な確率で「実在の神を言い当ててしまった」結果であるらしい。
      • 『Fate/Zero』でのジル・ド・レェの宝具、『Fate/strange Fake』でのプレラーティの発言からクトゥルフ神話準拠の存在は示唆されていたが、フォーリナーの登場によってシリーズにおけるその立ち位置が明確に定義されたといえよう。
      • これらの神格は並行世界ですらない外宇宙、すなわちTYPE-MOON世界観の外に座す存在であり、それ故に型月世界の属性や条理に縛られることも基本的にない。
        そのため、万象を見通すギルガメッシュの千里眼による未来視が通用せず、並行世界に接触する手段を持つ魔神柱ですら干渉は不可能。
        しかもセイレムでの「降臨」の際には地球上の魔術体系を崩壊させかけており、本質的に型月世界の法則とは相容れない異質異端な神であることが示唆されている。
        • こういった性質および「邪神」としての性格から、作中では「人理への明確な脅威」「世界の染み」と認識されており、ギルガメッシュの台詞を解釈する限りでは「邪神の完全な顕現は人理の綻びないし崩壊を意味する」模様。
    • ランドルフ・カーターなどの存在や、アビゲイルが発する台詞である「銀の鍵」や「薔薇の眠り」「窮極の門」といった単語から、彼女に関与している神格は「ヨグ=ソトース」だと考えられる。
      • 「ヨグ=ソトース」とは宇宙規模の影響力を持つ「外なる神(The Outer GODS)」の一柱で、一つの時空連続体に収まらず全ての時間と空間に遍在する「時空そのもの」とも言うべき神格である。全ての時間と空間を掌握・支配する全能の存在ともされ、その途方もないスケールからクトゥルフ神話の中でも最上位の神として扱われることが多い。設定によればヨグ=ソトースはヤハウェと同一視されることもある神で、多数の人間の従者も擁しているとのこと。ユゴス(冥王星)からの甲殻生物は表立って崇拝している。
      • なお、実体としてのヨグ=ソトースは時空の深奥、薔薇の香りが漂う深淵の海を越えた場所に存在する「窮極の門」の先に座すという。
        輝く球体の集積物として知られるヨグ=ソトースは、クトゥルフ神話設定ではアザトースとともに混沌の外に追放されているが、『エイボンの書』や『ネクロノミコン』に記されている方法での召喚にちょくちょく応じているらしく、なんとラヴィニア・ウェイトリー(当時35歳)との間に子供をもうけている。
    +  +召喚方法はリン・カーターの『クトゥルー神話の神神』によれば具体的には以下のようなものであるらしい

    (くれぐれもマネしないこと。もし仮にやって取り返しのつかないことになっても筆者は一切責任を取りません)

    • 1.太陽が第五宮に入り、土星が三分一対座を作る時を待つ
    • 2.炎の五芒星形を描き、『ネクロノミコン』の完全版751ページにある長い呪文を三回詠唱
    • 3.1と2の後に聖十字架頌栄日と万聖節前夜の儀式を繰り返すと本体か顕現を召喚できる
    • 異端なるセイレム」のシナリオでは「門と鍵の神」「全にして一、一にして全なる者」の異名で触れられるほか、宇宙の外側にある「窮極の門」の彼方に鎮座し、あらゆる時空に繋がる大いなる神として描かれている。
    • アビゲイルは「あらゆる時間と空間に"門"を開き、行き来する」存在と語られるが、これは限定的ながらヨグ=ソトースの依り代となったことで、窮極の門を開く「銀の鍵」としての性質を得たため。
      戦闘中に扱う鍵は自身の性質としての「銀の鍵」を具現化したものであり、開いた時空から顕れているのは外宇宙に存在する邪神の身体の一部と推測される。
      ちなみにアビゲイルは筋力B、耐久Aと華奢ないでたちにはありえないステータスを持つが、これらの数値はヨグ=ソトースのものである可能性がある。
      +  +再臨後ネタバレ注意
      • 再臨後に嫌いなものとして犬を挙げている。
        この理由として、アビゲイルを依り代として顕現した神がヨグ=ソトース(の力の一部)であるという前提の元、以下の説が挙げられている。
        • 『ダンウィッチの怪』説
          『ダンウィッチの怪』は簡潔に言えばラヴィニア・ウェイトリーとヨグ=ソトースの間に生まれた双子を巡る物語であり、作中でその一方が番犬に殺されている。
          ラヴィニアとの関連を踏まえると、恐らくはこちらの可能性が高い。
        • 『ティンダロスの猟犬』説
          ラヴクラフトの友人だったフランク・ベルナップ・ロングが1929年に著したクトゥルフ神話小説に登場する生物(邦訳版収録は『クトゥルー5(青心社)』。翻訳は大瀧啓裕)。
          「宇宙の憎悪を実体化した存在」や「全ての憎悪を受け入れる存在」とも称される名状しがたき汚穢。
          何かしらの要因で時間旅行をしたり、過去を垣間見るなどの行為をした場合、この猟犬に嗅ぎ付けられる事がある。物によっては重火器で殺せるらしいが基本的には不死なので一般人で対処するのは困難である。
          120度以下の鋭角がないところには手出しできないので、丸いシェルターにこもって凌ぐという手段もあるが、その場合は同盟関係にあるドールやサテュロスに頼んで震度6以上の地震を起こし、強制的に鋭角を作り出して具現化する。
          作中では中国の老子が用いた、精神の知覚力を高めることで過去を見ることができる秘薬「遼丹(リャオタン)」を用いて疑似レイシフトを行ったオカルト作家ハルピン・チャーマズが運悪くこの猟犬と遭遇してしまい…
          (余談ながら作品はチャウグナル・ファウグンが登場する『恐怖の山』とも一部登場人物などがリンクしているので、併せて読むと面白さも倍増するだろう)
          クトゥルフ作品において、ヨグ=ソトースは人類の宇宙を含む過去・現在・未来が内包された「歪曲した時空」を支配するものとされるが、それとは異なる「尖った時空」に棲まうのがティンダロスの猟犬である。
          より厳密に言えば、尖った時空にある都市「ティンダロス」の王がヨグ=ソトースと敵対しており、この都市に住まう種族の一つがティンダロスの猟犬だという。
      • 第2再臨以降に開放される宝具詠唱「イグナ……イグナ……トゥフルトゥクンガ」は、『ダンウィッチの怪』作中の詠唱が元ネタ。
        ラヴィニアの息子が発した台詞で、原語表記は「Ygnaiih…ygnaiih…thflthkh’ngha」。その後の台詞から意訳すると「お助け下さい、お父様」といった意味となる。
        その意味とさらなる元ネタを知りたいマスターは原作の解説にあたってみよう。
      +  +幕間のネタバレ注意
      • 幕間において語られた「時空の門を守護する、神にも近しい存在」はおそらく「ウムル・アト=タウィル」の事だと思われる。
        ウムル・アト=タウィルは「古ぶるしきもの」や「門に案内するものにして門を守護するもの」とも言われるヨグ=ソトースの筆頭のしもべで、
        台座の上で永遠に考え込みヨグ=ソトースのために多次元の入り口を守護している。人類が出現する何百万年も前(下手したら億単位)から実体として存在しているという。
        かつてランドルフ・カーターは銀の鍵を使って第一の門を突破した際にこのウムル・アト=タウィルに会っている。
        この時は叔父様がふさわしい人物であったために友好的な態度であったが、実際は危険な存在であり、『トートの書』によれば「一目見るだけでヤバイ(意訳)」という。かの『ネクロノミコン』にも危険性は書かれているらしい。
      • 「ある惑星の大きな、古い図書館」はプレアデス星団のセラエノにある大図書館の事だと思われる。
        大図書館はこの地にある石造りの建物で、中にはかつて旧支配者が旧神から盗み取った書物や写本が多数収められているという。
        余談だが『永劫の探求』においてミスカトニック大学のラバン・シュリュズベリィ博士と助手がこの地を訪れている。理由はクトゥルフの研究のためと、彼の魔の手から逃れるためであった。
        (理由は敵対しているハスターの領地であるので、ここに逃げられるとクトゥルフは手出しができないから)
      アビゲイルがラヴィニアにプレゼントしたお揃いのくまのぬいぐるみ「ミーゴ」と「ユーゴ」の名称は、恐らくクトゥルフ神話の用語「ミ=ゴ」と「ユゴス」が由来。
      「ユゴス」とはクトゥルフ神話世界では「冥王星」を指す。「ミ=ゴ(ミ=ゴウ、マイ=ゴウとも)」は「忌まわしき雪男」とも言われるユゴスから飛来した甲殻と菌糸に覆われた生物の通称で、その科学技術は見かけによらず人類をも凌ぐ。
      ラヴィニアに渡したのが「ミーゴ」、アビゲイルが常に抱いているのが「ユーゴ」なので、「わたし(me)」と「あなた(you)」に掛けた贈り物でもあろうが…
    • 宝具「光殻湛えし虚樹(クリフォー・ライゾォム)」。ランクEX宝具。
      生ける銀の鍵として時空を超えた「門」を開くことで、人類とは相容れない異質な世界によって対象の精神と肉体に深刻なひずみを生じさせる。
      アビゲイルの認識に縛られた結果対人宝具となっているが、本来ならば対界宝具とでもいうべき際限のないシロモノであるという。
      • 名前の由来は「邪悪(クリフォト)の樹」からと思われる。「殻」「虚樹」はqlipha(クリファ)の持つ「皮」「殻」の意味から、qliphoth(クリフォト)はクリファの複数形。
        クリフォトの樹はカバラにおける「生命の樹(セフィロトの樹)」を逆さにした構造を持っており、悪徳を象徴しているとされる。
    • 亜種特異点Ⅳでアビゲイルと戦ってもマテリアルには登録されない。ガチャで引き当てるかサポートで使用する必要がある。





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