「──精々楽しむさ。君もそうしたまえよ」 (AC版における「夢幻のカリスマ」使用時のセリフより)
- 突如として現れたプロトマーリン───の水着ver.。
通常の姿はFGOアケ版に実装されているものの、アプリ版では後述するように台詞のみの登場であり、通常の姿より先に水着ver.がプレイアブル実装されるという、異例にして初のケースとなった。
- ちなみにFGOアケ版では、アプリ版で水着ver.になったサーヴァントが通常ver.より先に実装されるケースはそれなりにある(BBやニトクリス、虞美人などなど)。
- 発表直前に男マーリンがFGOアケ版に参戦する事が発表され、なら7周年記念サーヴァントはプロトマーリンか?と考えたマスター達の予想をものの15分で破壊した。
- 実際のところ水着らしい姿は霊基第二段階のみと、ある意味カッツに近い形と言える。ただし全段階で〔夏モードのサーヴァント〕特性持ちでもある。
- 別の並行世界におけるマーリン。
通称プロトマーリン。
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| | プロトマーリンについて
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- アーサー・ペンドラゴンの世界における魔術師マーリン。
アーサー実装以降、川澄氏が自身の担当キャラクターを紹介する際にアルトリア・ペンドラゴン・アン・ボニー・フォウくんと共にプロトマーリンも並べる事があった。
- アルトリアの声をアーサーが聞いた際、最初はマーリンの声だと思った様子がマイルームボイスで見られた。
- アプリ版では『Prototype』の案件を終えてアヴァロンに至ったアーサーに語りかける形で台詞のみ登場。彼をFGO世界に送り出している。
異世界のマーリンの事も認識している模様。
- 2020年9月24日にアプリ版に先駆けてアーケード版で星5キャスターとして実装。
アーケード先行実装はNPCキャラのプレイアブル化や既存キャラの季節版という前例があったが、存在と僅かな出番のみでビジュアルすら不明だったキャラクターの実装は初となる。
宝具は「久遠に開かれた理想郷」。
「『Fate/Prototype』世界のマーリン」であり、アーサーと同様の通称として「プロトマーリン」と呼ばれるが、「マーリンのプロトタイプ」ではない。むしろあちらが原型となってこちらのマーリンが生まれている。
- そもそも、今でこそマーリンは青年風のデザインになっているが、『stay night』での回想では普通に老人であり、小説『Garden of Avalon』での登場とともに今の姿に変更されている。
- クー・フーリンなどもデザイン的には『stay night』版が『旧Fate』のイメージのままと言われており、プロトタイプとは言うが『旧Fate』から『stay night』と『prototype』の2つの派生が生まれているというニュアンスに近いと思われる。
- 初出は『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』におけるアーサーの過去回想であり、大筋はアルトリアにとってのマーリンと同様の付き合いがあった様子。
- アルトリア・ペンドラゴン側のマーリンの設定がドラマCD『Garden of Avalon』で確定したことにより、彼とアーサーの声優が両者共に櫻井孝宏氏だったことで、『Prototype』のマーリンの声優は『Fate/stay night』のアーサー(アルトリア)である川澄綾子氏ではないかとの説がささやかれていた。
そしてFGOにアーサーが実装された際、彼のマイルーム会話や宝具演出から、以前から語られていた「『Prototype』世界のマーリンは女性(CV.川澄綾子)である」事が確定した。
すなわち、アーサー/アルトリアとマーリンの性別がそれぞれ対になっている関係も明確になったのである。
- 『蒼銀のフラグメンツ』のドラマCD版にて、あちらのモードレッドも性別が男性になっていることが明らかになっている。
これは、Fateにおけるモードレッドは「アーサー王のクローン」という設定が反映されたため。
- 現在では川澄氏が自身の担当キャラクターを紹介する際にアルトリア、アン・ボニー、フォウくんと共にプロトマーリンも並べる場合がある。
- 本作「FGO」では『Prototype』本編(蒼銀本編ではなく、その続編である第五次相応の時代での聖杯戦争)を終えてアヴァロンに至ったアーサーに語りかける形で「アーサー・ペンドラゴン体験クエスト」に台詞のみ登場。
ビーストⅥを二度の東京聖杯戦争で斃した彼に「どこかで目覚めたビーストの原種の影響で無い筈だった三度目の戦いに挑まなければならない。そのままにしておくと君の救いになった大切な彼女の世界にも危機が及ぶかも?」と発破を掛け、彼をFGO世界に送り出している。
この際、『異世界のボクに会ったら、よろしくね!」と口にしており、自らの同一存在を認識している模様。
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- アーケード版FGOでは『マーリン(プロトタイプ)』として実装されている。
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| | アケ版FGOでのプロトマーリンについて
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- 2020年9月24日、アーケード版FGOにて☆5キャスターとして実装。
アプリ版にも通常版のプロトマーリンが実装されるかはまだ不明だが、AC版では逆に男性側のマーリンが第五特異点に登場していなかった。
- アーケードで初実装の例はNPCキャラのプレイアブル化や既存キャラのクリスマス版(こちらはアプリ版には現状未実装)という前例があったが、存在の示唆とわずかなセリフのみでビジュアルすら不明だったキャラクターの実装は初となる。
- そして本作のレディ・アヴァロン霊基第一段階は、まさかのアケ版での第二段階時の姿そのままでもある。さすがレディ、隙がない。
- が、よく見ると第二段階のイラストも少し描き直されているのでかなりこだわりを感じられる。
- その後男版マーリンは、プロトマーリンと同じように2022年8月にアケ版にてイベントで実装された。
- アケ版のマテリアルで『男マーリンとは違い、何の悩みもない、満ち足りた精神構造を維持している』(親友といえる最後の壁を壊したい欲求すらない、人間社会での異端者であることを気にしていない)とされ、性格は男マーリンと異なる部分があり、男版は『人類が辿り着く最後の絵』を重んじるが、プロトマーリンは人の輪から一線を引き、大局より面白さを優先するとされる。
- 戦闘面でも男版と比べ『カリスマ』や『英雄作成』のランクは落ちるが、羽の生えた光弾を操り、呪文を噛む男版とは異なり『速く、短く、そしてどこか悲しい響きを持つ』という高速詠唱スキルを所持している。
- 男版とは違い、アヴァロンには幽閉されていない。
……とはいうものの、「アーサー体験クエスト」を見る限り、普段アヴァロンに滞在しているのは変わらない模様。また、そこに人類が辿り着くのをお姫様よろしく待っていると思しき言動もちらほら。
彼女の宝具台詞によれば、
「理想は君たちの歩みの先にある。さぁ、諦めることなく進みなさい」
とあり、宝具名「開かれた」を含めたニュアンス的には、人類がいつかアヴァロン(あるいは一般的な意味での理想郷的社会)に辿り着くことを本気で信じているように見えるのだが…?
- その後、アーケード版の終章において、各「座」の攻略を“山の翁”と冠位級二人で助けた(「座」それぞれに対応する特異点ゆかりの英霊が駆けつけてくれている流れはアプリ版と同様だが、それに加えすべての座でこの二人が一部ボイス付きで他の英霊とやりとりを繰り広げる豪華仕様)。
- なお、玉藻の前の言い方によると“山の翁”の方だけは霊基の規模がガチ冠位で、その翁によればプロトマーリンは資格があるのに姿を見せないらしい。
その“山の翁”とは、主義は合わないが仕事はする同僚といった距離感。
- 文字の情報だけだとちょっとロクデナシな面が目立つという風潮もあったが、アケ版終章を実際にプレイし、長く同行して沢山の英霊達としゃべってよく笑う様にかなり好感度が上がった人も多いはず。
なお、なぜアケ版に姿を見せたかについては、「(大変そうなので+)面白そうなので」(アケ終章での言及)らしい。
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| | 終章ネタバレ
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- アケ版ラスボスに「星の獣」と呼ばれ、相容れないとされている。この表現はフォウくんと一致しているが…?
彼女に対しては「いつまでも続く幸福」が見たいと述べている。結果を重んじる男マーリンに対して、「今の時間を重んじる」性格なのだろうと読み取れる。
あとプロトアーサーにはきっちり「私を(アプリ版の後にアケ版にまで)派遣しておきながら何故君が来ている」と突っ込まれている。
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- アーケード版にて現時点で確認できるステータス等は以下のとおり。
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| | アケ版ステータス
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- プロフィール
156cm・20kg
混沌・善
- ステータス
筋力:E 耐久:E 敏捷:C+ 魔力:A++ 幸運:A 宝具:A
- 所有スキル
「英雄作成 B」味方単体のBusterカード性能をアップ&クリティカル威力をアップ
「夢幻のカリスマ D」味方全体の攻撃力をアップ&NPを増やす
「夢魔の畔 EX」味方全体に無敵状態を付与+敵全体のNPを減らす + 対象の敵の数に応じて自身のNPを増やす
- クラススキル
「陣地作成 D」「道具作成 A+」「混血 EX」
- 宝具「久遠に開かれた理想郷」。
Aランクの対人宝具。
効果は味方全体の最大HPアップ&NP獲得量アップ&魔力回復までの時間を短縮。
- 「魔力」はアーケード版独自の仕様の1つで、回避やダッシュを使用する際に消費するゲージのこと。クラスごとに最大値と消費量が異なる。
- アプリ版での宝具(彼方に手まねく理想郷)の演出は、アケ版の宝具を忠実に再現している。
アケ版での背景は花畑だったが、こちらでは石灰棚を思わせる地形(トルコのパムッカレ、中国の黄竜や白水台などが有名)になっている。
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プレイヤーと彼からはバレバレだがマーリンであることを隠している……が、イベントでガレスに勘付かれそうになり、その場の流れでマーリンお兄ちゃんの妹を自称。
- LA「いたということになった」「妹いたよ。いた。ほら、そっくり!」「妹だもん。」
- 挙句の果てに、何を思ったのか最終再臨ではこちらの妹をも自称し始める。
そしてシナリオを進めていくと何故かみんなの妹になった。なんでさ。
- ???「『妹』は無いね。うん、無い。」
- 一方で「お姉さん」ともよく自称するが、こちらは肉親的な姉ではなく、頼れる近所のお姉さん的ニュアンス。
つまり、みんなの妹レディ・アヴァロンお姉さんってわけだ。
……とか言ってたら、チョコシナリオで本当に言ってきた。
- なお、伝承では「ガニエダ」というマーリンの妹(または姉)に当たる人物が存在する。
これを受けてか、マシュの「マーリンに妹がいる伝説に心当たりがない」という旨の台詞が後に「伝説などには妹がいらっしゃる」と修正された。
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| | 詳細
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- 2022夏イベ第1節、レディ・アヴァロンと初めて会うシーン。
修正前:マシュ「初耳ですね……? マーリンさんに妹さんがいるという伝説等は……。」
ガレス「ガレスも初耳です!」
修正後:マシュ「マーリンさんの妹さん……? 伝説等にはいらっしゃるみたいですが……」
ガレス「そうなんですか? ガレスは初耳です!」
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- 現状、他のプリテンダーが「何者かが別の存在の力(役割)を持って現界した」という事情を抱える中、彼女にはそういう要素は見受けられない。
- マテリアルでもプリテンダークラスに選ばれた理由や、正体を口にしない理由は疑問形で綴られており、ハッキリとは分からないまま。
- また〔マーリン〕特性が確認できない点も興味深いところである。
- アルキャスや道満など、一部からは
当然と言えば当然だが正体がバレている模様。しかし正体がバレた場合には、何かまずい状況になるような示唆も残している。
- マイルーム台詞的にマーリンのことは認識してはいる様子だが、お互い不干渉を貫いている。『夏イベ』ではあちらもこちらを認識してはいる様子。また『風雲からくりイリヤ城』では実況と現地レポーターをやっていたものの、直接話を交わすことはなかった。
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| | +クリックで展開
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- 『サバフェス2023』
「カルデアゲーム三昧 〜アルトリアさんと遊ぼう〜 1」より。
アルキャスとレディ・アヴァロンが初めて会った時。
- アルトリア・キャスター(この人、男のアーサーを見るとぴゅーと逃げる人だ。 そっか、汎人類史のマーリンの……)
(……えーとつまり? ややこしいなあ!)」
レディ・アヴァロン「ややこしいなあっていう顔をしないの。 何か聞こえたとしても黙っていてほしいなあ。」
「でないと私、泡になって消えちゃうから。」
「───お願いね?」
アルトリア・キャスター「!」
(今の、本当のことだ……)
- 『奏章Ⅱ』
第七節より。アビゲイルから夢歩きに詳しい人を教えてほしいと尋ねられて。
- 蘆屋道満「いずれかのマーリン殿にでも お尋ねしてみるがよいでしょうとも。ええ。」
アビゲイル「いずれかの?」
蘆屋道満「はい」
「ああいえ! 失敬失敬! マーリン殿ないし妹御に、ですな。」
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- 愛称はレディ・アヴァロンを略した「LA」。
ロサンゼルスかな?
もしくは「ればのん(by なぎこ)」。
共和国かな?
- ミニサバフェスで出そうとしていた「囁き耳かき音声作品」は『幻術にかかった』『QPが知らない内にガメられてた』『悪夢のような癒しだった』などなど、ご禁制過ぎたので発売禁止です。無念…。
- その後、耳かきではないが、8周年のリアイベでは彼女のバイノーラルボイスが楽しめる企画が催されていた。
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| | バイノーラルボイスについて
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- リアルイベント『Fate/Grand Order Fes. 2023 夏祭り ~8th Anniversary~』、「Bierzelt Chaldea(ビアツェルトカルデア)」エリア内にある「BAR蜘蛛の巣」にて、描き下ろしイラスト(Live 2D)のサーヴァントと2人きりの空間で撮り下ろしのバイノーラルボイスに浸れる素敵なひと時を過ごせる……というブースが設置されていた(予約制)。
レディ・アヴァロンもそのラインナップに入っている。
- マスターの性別を選ぶことができ、一部サーヴァントにはそれ用の差分が用意されている
ただし、バイノーラルボイスは1人につき1回まで。無慈悲すぎる…
レディ・アヴァロンの場合は選択肢の差分・男女差分(最後の呼び掛け)がある模様。
- リアイベ終了後、「BAR蜘蛛の巣」のバイノーラルボイスはYouTubeでの公開が決定している(2023年7月31日から順次公開予定とのこと)。やったぜ。
会場に行けなかった or 聞けなかったマスターもこれで堪能できる(ただし選択肢・性別は固定)。
ただし現在は既に公式での公開は終了している。
- ちなみに4周年の際にも似たようなバイノーラルボイス企画があったが、そちらは音源化などはされておらず、会場で聴いた者にしか味わえないものだった。
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- 「風雲からくりイリヤ城」での「LIVE COMENTARY」ではレポーターとして屋台村に入り浸り、食を満喫する。
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