真祖と呼ばれる精霊の王族。真祖の姫。
特別な能力はないが、あらゆる面において高スペックを誇る。シンプルイズベスト。
人間が吸血鬼となった死徒とは違い、真祖は生まれた時点でその能力が決定している。血を吸う事によって能力を向上させる、という事はない。
この個体の能力は神がかり的な真祖の中でもトップクラス。生半可な吸血鬼では勝ち目はない。
しかし、そんな彼女でも真祖である以上、血への欲求を抑えられない。彼女は強大な能力を保有するものの、その能力は自らの吸血衝動の封印に使用されている。
(能力の七割を、自分を縛るために使っている)
相手に合わせての性能向上の他、
魔眼による対象への精神介入、
空想具現化による世界の再構築を得意とする。
そのほかに彼女にとって当然の身体機能として太陽光の無効と身体の復元能力がある。
その他に、彼女にとって当然の身体機能として太陽光の無効と身体の復元能力がある。
霊基第一、第三の姿の時、彼女にとって戦闘とは“元素を生成し、配合し、支配しあう競争”という枠組みになる。
月姫の伝奇世界観において、その天体で最強の存在をアルテミット・ワン(原初の一)と呼ぶが、覚醒時のアルクェイドはその位置に該当する。
ただし、同規模の“天体を成すもの”であるアルトルージュとの決着をつけるまで、彼女が『ONE』と呼ばれる事はない。
◇
姫として敬われてはいたが、戦闘しか経験した事がなく、“無駄”という事柄を知らなかったキラーマシーン。
……だったのだが、排除対象の吸血鬼を追って顕現した日本の都市でひとりの人間に殺され、蘇生。
あまりのショックで怒りや戸惑い、執着や憧れを知り、
色々あって以前の彼女とは違う、『天真爛漫な吸血姫』になった。
あまりのショックで怒りや戸惑い、執着や憧れを知り、色々あって以前の彼女とは違う、『天真爛漫な吸血姫』になった。
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