スキル考察

Wed, 01 May 2024 04:18:50 JST (326d)
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高速変形

変形攻撃の速度が上がり、さらに変形攻撃の物理ダメージも上がる。
Lv3で速度1.3倍、物理ダメージ1.2倍。DPS換算で1.56倍になる。
1.05~1.2倍辺りのスキルが多いことを考えれば異常な性能と言える。
必須中の必須。余程特殊な状況下でなければ、基本はLv3まで発動させよう。
装飾品は上位でLv2スロット、MRでLv4スロットのものがある。
錬成・マカ錬金でも割と出やすく、MR解放後のやり込み環境においてはLv3発動も苦ではない。
攻略中もオロミドやラングロ、デスギア辺りが配置されている。

攻撃

攻撃力が上がる。Lv4からは倍率でも上がるようになる。
「7733」と言われる攻撃力テンプレの7の片方に相当する重要スキルだが
高出力状態の追撃や属性解放フィニッシュでは会心が発生しないため、
4種の中ではスラアクの殲滅力に最も絡むスキルといえる。
倍率強化が初めて乗るLv4が一番上がり幅が大きいので、発動させるなら最低でもLv4までは伸ばしたい。

巧撃

回避の無敵時間で攻撃に触れると、30秒間攻撃力が上がる。
Lv1で+10、Lv2で+15、Lv3で+30。
Lv3の伸びが大きい。できればLv3まで発動させたいが、Lv1でもコスパは同じ。
搭載された月光腕に回避性能も付いてくるので前転での発動も実用的だが、スラアクにおいてはワイヤーステップでも発動するため特に相性が良い。

 

ちなみに発動には回避しきれている必要は無く、無敵フレームで攻撃判定が重なればよい
つまり回避したが攻撃判定を抜け切れず被弾した、という場合でも発動しうる。
これを利用して吹っ飛ばされた時に攻撃力が上がる逆襲スキルを併用し、
避けれない攻撃にわざと回避で突っ込んで両方を発動させる運用もあるとか。一体何が巧いのか
Lv1でも毎回発動アナウンスが流れるため攻撃判定を把握するには適している。

ver12にてタマミツネ希少種装備に付属。月光シリーズ固有ではなくなった。
ver13にて反攻珠【2】が登場、ついでに傀異錬成でも付くようになった。さらにVer.14では反攻珠Ⅱ【4】も登場。月光シリーズの立場が危ぶまれるが、回避性能ありきのスキルでもあるので月光腕の需要は健在。

蓄積時攻撃強化

減気含む状態異常を蓄積した時にダメージがアップする。
Lv1で1.1倍、Lv2で1.15倍、Lv3で1.2倍。
倍率は非常に高いが、普通の状態異常武器は蓄積率が1/3であるため、
実際の期待値はLv3でも1+0.2*0.333..で1.0666...倍ぐらい。それでも強いが。
状態異常確定蓄積を使えば発動中はそのまま1.2倍となるため、強力なシナジーがある。
ちなみに、毒・麻痺ビンにおいてはビン変形強化を付けている場合に斧から剣への変形攻撃で状態異常を確定で蓄積できるという仕様が存在する。

 

他に注目されるのは常時確定蓄積の減気ビンにも適用される点だろう。
剣モードの攻撃には勿論、両モードでの覚醒追撃や、ビン変形強化の付いた剣:変形二連斬りなどにも適用される。
Lv2以上であれば単純に考えて強撃ビン以上の補正が付くビンになる。
ただし、強撃ビン側がこれを付けると流石に敵わないので、一概に強撃より強くなるという訳でもない。
毒・麻痺ビン+ビン変形強化で変形斬りを軸にする場合は減気ビンほどではないにせよこちらも期待値が通常よりかなり上がる。
属性解放突き(零距離解放突き)や飛翔竜剣のフィニッシュの爆発も地味に確定蓄積なので、連発する立ち回りでも期待値を上げられる。

 

このスキルが発動するミズハ醒シリーズは攻勢や霞皮の恩恵など、
毒と組み合わせる事を想定したような構成となっており、毒武器以外では(というか毒武器でも)負担が重すぎるのでLv1での運用が無難…と思われていたが、
Ver.13にて傀異錬成で出現するようになった。
ミズハ醒完全抜きでもLv3を達成できるようになり、火力スキルとの両立が現実的になった。
Ver.15では傀異マカ錬金・覇気でも出現するように。Lv3はかなり低確率だが出れば神おまとなるだろう。

属性攻撃強化

属性値がアップする。
スロ1は余りがちなので積みやすい。
強属性ビンを使うならLv3以上は発動させておきたい。
MRでは属性武器が非常に強くなったため、属性特化武器ならできればLv5まで。
属性特化ビルドの場合スロ1を別件で使う可能性が高いので、Lv4・Lv3装飾品の投入も視野に入る。

会心撃【属性】

会心が発生した時に属性ダメージが上がる。

段階倍率
Lv11.05
Lv21.1
Lv31.15

会心スキル、属性値が全体的にインフレしたサンブレイクなら悪くは無いのだが、
スラアクには覚醒追撃など会心が発生しない攻撃があり、実質的に恩恵がやや薄い。

必要なスキルを全て積んでまだ枠が余ったら検討する程度か。

弱点特効【属性】

属性有効な部位を攻撃した時に属性ダメージアップ。
条件が属性肉質20以上。
剣モードで定点攻撃がしやすいスラッシュアックスには比較的向いたスキルといえる。
Lv2以降の伸びが悪いので効率を考えるとLv1が好ましい。

段階倍率
Lv11.1
Lv21.125
Lv31.15

Ver.13以降は傀異錬成で出現するようになり、さらに装飾品の属撃珠【2】が追加。
珠1個はめ込むだけで良くなったので付けやすくなった。

状態異常確定蓄積

回避に成功すると一定時間、状態異常が確定で蓄積するようになる。
効果時間はlv1で5秒、lv2で8秒、lv3で12秒。
状態異常は素ではどれも1/3で発動するため、単純に考えて期待値が3倍。
スラアクはそこに覚醒追撃や強属性なども乗るので相性は良い。蓄積時攻撃強化とのシナジーも〇。
更に巧撃同様、ワイヤーステップで起動できるので状況次第では頻繁に確定状態を維持できる。

 

Ver.13にて傀異錬成で防具に付与できるようになり、さらにVer.14では装飾品の翻異珠【3】も登場して発動がかなり容易になった。
ちなみに、蓄積判定はモーション入力の瞬間に行われる。
そのため、効果時間ギリギリに出した攻撃が効果時間終了後にヒットしても確定蓄積が適用される。
剣二連斬りや変形二連などは1回の蓄積判定が2ヒット両方に適用されるため、lv1の5秒でも変形二連コンボへの確定蓄積がギリギリ間に合う。

攻勢

毒・麻痺・属性やられ状態のモンスターに攻撃を当てる際、攻撃力や会心率が上がる。
lv1で攻撃+10、lv2で攻撃+10・会心+10%、lv3で攻撃+15・会心+20%。
基本的にはタナトスサーペントのような毒スラアクでの運用となる。
lv3は見切りlv4相当+攻撃力アップで強力ながらも、そもそも付与されている防具が少なく呪い装備になるのが難点であった。
ver.12にて攻勢珠【2】として装飾品化し発動が容易になったうえ、ver.13にて傀異錬成で状態異常確定蓄積や霞皮の恩恵が付与されるようになったため、毒スラアクの安定した会心率補助スキルとして十分な実用性を獲得した。

見切り

会心率が上がる。Lv7で最大40%アップ。
弱点特効と比べると、段階が多い代わりに無条件で発動するのが利点。
とは言え、ヤツカダキのような糞肉質相手でもない限りは弱点特効で良い。
スラアクは高出力状態の追撃や属性開放フィニッシュなど、会心が出ない攻撃が多いため優先度は高くないが、リバルカイザーを装備した場合や傀異錬成しまくってスキルに余裕が出来た者はLv7まで積んだりする。
特に物理型スラアクはどうしても火力が頭打ちになるので、最終的に搭載を考える人は多い模様。

弱点特効

肉質45以上の部位を攻撃すると会心率が上がる。Lv3で50%アップ。
たったLv3で50%もの会心率を得られるのが強い。
Ver.2.0以降は発動が容易になったので、基本的に優先して積むべきスキル。
ただ、肉質45以上の部位に張り付けないと意味が無いので、相手の肉質や自分の実力と要相談。
弱点を殴れない時間が多いヤツカダキなんかとは相性が悪い。
あくまで会心率しか上がらないので属性特化型(かつ、会心撃【属性】のない)スラアクでは優先度が下がる。

渾身

Lv3の時、スタミナ最大を3秒維持すると会心率+30%。
スタミナが最大ではない状態が合計2秒以上になると解除され
る。

  • "合計"である点に注意。回避行動を行ったあと2秒以内にスタミナが回復しても、次の回避行動の際に合計2秒を越えるため解除される。
  • 通常、スラアクでは回避後にすかさず攻撃や移動を行えば1回の回避で渾身が切れることはないため、斧状態での位置避け主体であれば十分に有用である。ただし、斧後方コロリンや回避後棒立ちなどスタミナ回復が遅いモーションもあるため注意したい。
  • ワイヤーステップ主体の立ち回りや狂化奮闘との組み合わせでは常時発動を狙える。

ちなみに、会心率0%で弱点特効Lv3+渾身Lv3の期待値は弱点特効Lv3+超会心Lv3とほぼ同じ。渾身珠Ⅱ【4】があるため組み込みやすい点で差別化できる。

超会心

クリティカル発生時のダメージ倍率が上がる。
無補正からの上昇率は以下の通り

段階倍率上昇率
1.25-
Lv11.301.04
Lv21.351.08
Lv31.401.12

上表を見ればわかる通り、思ったより効果はそこまで大きくない。
また、倍率の強化であるため素の攻撃力が高くないと伸びが悪く、
そして会心が発生しなければ意味が無いので会心率が高くないと効果が薄い。
例えば会心率が弱点特効Lv3の50%しかない場合、期待値における上昇率は上記の表から半分にしたものになる。
加えて高出力状態の追撃などでは会心が発生しないので、効果を活かし切れない。
基本的に他に積みたいスキルを積んで、まだ余裕がある時に積むスキルと捉えておこう。

 

MRでは攻撃力が大幅に上昇したので、このスキルの価値も上がっている。
期待値的には弱点特効Lv3+見切りLv7>弱点特効Lv3+超会心Lv3。
しかし見切りの半分ぐらいの重さで見切りLv7に近付けるという見方もできる。
ただ、見切りは弱点を殴れなかった時の安定性を高める効果もある。
見切りと超会心どっちかだけを取りたい時の参考程度に。
属性特化型の場合は以下略。ただし防具の関係上錬成で餌にしていなかったら少しぐらいは勝手に付いていることもある。

挑戦者

モンスターが怒り状態になると攻撃力と会心率が上がる。怒りが収まると効果は解除される。
全部で5段階あり、Lv4で攻撃力16、会心率10%、Lv5で攻撃力20、会心率15%UP。
発動条件がモンスターが怒るだけというお手軽さが利点。
特に傀異化モンスターは開幕の少しの間と傀異鈍化中以外はほぼ怒りっぱなしといえるのでそこそこ有効となる。
アテにするならLv4~5は欲しいのでスキルが重いのが難点か。
強力な錬成やお守りを引いてスキル枠に余裕が出てきた場合の選択肢として。

連撃

1回攻撃を加えると攻撃力と属性値が上がり、3秒以内に4回攻撃するとさらに上がる。
タイムリミットは1発当てる度に再設定される。
ビン追撃も連撃のカウントに含まれるため、スラアクとの相性は悪くない。
上昇値は以下のようになっている(攻撃力/属性値)。

Lv1発目5発目以降合計
15 / 55 / 310 / 8
27 / 512 / 10
310 / 1015 / 15

重さの割にLv1ごとの上昇値はしょっぱいので基本的にLv1止めで良い。
傀異錬成で付くことがあり、運次第だが発動はさせやすい。
Ver.12で装飾品が実装された他、剛心と連撃Lv2が付いたエスピナZ脚の登場でLv3も発動させやすくなったので余裕があれば。

研磨術【鋭】

Lv3の時、斬れ味が2段階以上回復すると90秒間斬れ味補正アップ。
具体的には物理補正1.1倍、属性補正1.07倍。
白ゲージ以上での補正の変化は以下のようになる(表記は物理/属性)。

斬れ味無補正研磨術【鋭】
1.32 / 1.151.45 / 1.2305
1.39 / 1.251.53 / 1.3375

紫ゲージで使った時が最大の補正になるので、MHFに存在した紫より上の段階の空色ゲージと疑似的に見る人もいる。

 

強力だがある程度武器を選ぶ。
2段階以上というのは、最大が紫ゲージの武器なら青ゲージまで、白なら緑まで落としてから研ぐ必要がある。
斬れ味が下がったまま、またはこのスキルを発動させないまましばらく戦うのは当然ながらその分火力が減っているため、
相性が良いのは紫や白、青が短い(=このスキルを素早く発動させられる)武器ということになる。
具体的にはローゼンプリオン七星剣斧【開陽】鎧怨鬼斧シムタスルトなどが挙げられる。
また、間にないゲージもカウントするので神成・風雲黒業との相性は良好。
ちなみに斬れ味は、砥石の使用では100、刃鱗磨き1回では20、天衣無崩の疾替えでは50回復する。

 

短い紫ゲージ+研磨術【鋭】を維持するために剛刃研磨と組み合わせるのが定番。
剛刃研磨Lv3で研磨術【鋭】Lv3の効果時間と同じになるが、
そうすると紫ゲージが減るのが遅くなり、再発動までの時間が伸びてしまうので
剛刃研磨はLv2以下にして研磨術【鋭】が切れる前に斬れ味を減らし始めるのがよい。

死中に活

シチューにカツ状態異常に罹っていると攻撃力が上がる。
Lv1で+5、Lv2で+10、Lv3で+20。
自ら状態異常になれる泡沫の舞、狂竜症【蝕】、鬼火纏と相性が良い。

災禍転福

状態異常が解除された時、30秒間攻撃性能が上がる。

Lv効果
攻撃力属性値状態異常
1+12+2×1.05
2+15+3×1.10
3+18+4×1.15
 

30秒間という効果時間の短さがネックだが内容は悪くない。
Lv2以降の変化は小さいので積むならLv1が基本。
状態異常は属性やられも含むので解除しやすい火やられなんかだと発動させやすい。
また、傀異クエストの劫血やられも頻繁に罹る割に発症時間が短めで発動しやすい。
その他、会心率補助のついでに定期的に効果を得られる狂竜症【蝕】、金剛連斧・スラッシュチャージャー・ワイヤーステップで即解除できる鬼火纏とも相性が良い。

業鎧【修羅】

怨嗟響めくマガイマガドの防具で発動するスキル。
Ver.14以降は傀異錬成でも、Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
疾替えの書の色に応じて攻撃力か属性値が上がる代わりに、防御力か属性耐性が下がる。

Lv
攻撃力防御力属性値耐性値
1+15-50×1.05-10
2+25-75×1.1-25
3+35-100×1.2-50
 

コスパ的にはLv1の朱が最も高い。Lv3はデメリットもかなり強烈。
Lv1でも防御力は-50と結構下がるものの、おだんご防護術や剛心などの軽減スキルや傀異錬成の防御力UP、防具強化の上限解放などでフォローはしやすい。

 

他のデメリット系火力スキルと比べると、防御力や属性耐性が下がるだけで常時一定の効果が発動する点が魅力。
朱のLv2以降も固有スキル1枠で攻撃力+10とコスパは十分で、スキル枠に余裕がありかつ傀異錬成を粘れるならLv2,3まで積むのもあり。
ただ、一方の効果だけを受けたい時は疾替えを使いにくくなるのが難点か。
狂化で蒼に設定しているとデメリットをほぼ踏み倒せるので狂化奮闘ビルドではよく併用される。

狂竜症【蝕】

自ら狂竜症を発症し体力が減り続けるが、発症中は攻撃力・属性値・回避性能上昇、体術効果。

  • 体力減少は1/sで、スリップダメージ扱いのため鋼殻の恩恵や自然回復力アップが無効化される。
    また、おだんご超回復力やこんがり魚、笛旋律などのリジェネ効果が1/4になる。

克服すると上記の効果が全て消え失せる代わりに赤ゲージが回復し、会心率が上がる。
効果の詳細は以下。

Lv感染中克服時
攻撃力属性値回避性能&体術会心率克服時間
1+10+5Lv1相当+20%60秒
2+15+7Lv2相当+25%
3+20+10Lv3相当+25%90秒
 

属性値加算は状態異常にも適用される。ステータスで確認はできないが毒ビン・麻痺ビンにも有効。
例えばオルドマキナ・SAはlv1で属性値13→18になる。
感染中の強化が中々だが、実際の所はすぐに克服できてしまうのであまり当てにしすぎないほうが良い。特に回避性能や体術は立ち回りに直結してしまう。
Lv1で会心率+20%と言うコスパのよさが本質とも言える。
この特殊な狂竜症は明確に状態異常であるため、発症中は死中に活が、克服時には災禍転福が発動するので組み合わせるのも有効。
なお、克服できなかった場合は普通に悪化し、しばらくダメージを受けても赤ゲージが出現しなくなるので注意。

 

Ver.13で追加された渾沌ゴア武器のクライムorグラントはほぼこのスキルと組み合わせることを前提としている。
さらに傀異錬成で出現するようになったため、効果時間目当てでLv3にしてみるのも良いだろう。

伏魔響命

ガイアデルムの防具で発動するスキル。
Ver.14からは傀異錬成でも、Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
ただし、傀異錬金術での最大レベルは2。
キュリアを召喚し、体力が減り続ける代わりに攻撃性能が上がる。
現在の疾替えの書の色によって上がる性能が変化する。
また、キュリアは時間経過に応じて最大3匹まで増えそれに応じてさらに強化される。
疾替えすると数に応じて体力が回復するが、1匹にリセットされる。

+  効果の詳細
Lv【朱】【蒼】
属性値状態異常攻撃力気絶値
11+5×1.05+15×1.05
2+8×1.1+20×1.1
3+12×1.15+25×1.15
21+7×1.1+20×1.1
2+12×1.15+25×1.15
3+15×1.2+30×1.2
31+10×1.15+25×1.15
2+15×1.2+30×1.2
3+20×1.25+35×1.25
 
  • 体力減少は1/sで狂竜症と同じ。スリップダメージ判定とリジェネが1/4になる仕様も同様。
    ただしリジェネ1/4効果は重複しないので安心されたし。
    こんがり魚(+2/s)の効果が+0.125/sになるような悲劇は起きない。

属性値、攻撃力の上昇ともに素晴らしいが、数々のデメリットを許容できるかどうか。
常にスリップダメージを受けるが、その回復のために疾替えすればキュリアが減って火力が下がるため、基本的にアイテムや劫血やられ、血氣などで回復したり、自動回復を重ねて相殺するなどの工夫がいる。
狂竜症【蝕】の克服時の回復効果を組み合わせることもできるが、
スリップダメージが加速する、ちょっとでも小突かれると赤ゲージが御釈迦など、かなり難易度の高い運用になる。

 

減った体力が全て赤ゲージになるため逆恨みとも相性が良い。と言うか冥淵纏鎧シリーズで発動するので明らかに狙っている。

闇討ち

ナルガクルガ希少種の防具で発動するスキル。
Ver.13から装飾品が登場し、傀異錬成でも出現するようになった。
Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
背面から攻撃した時に物理ダメージのみが上がる。効果はLv3で1.2倍。
背面の判定は割とガバガバで、大体体の半分から後ろと考えてよい。

 

条件さえ満たせば、同じスキル枠数において会心率100%の超会心も上回る上昇率が魅力。
しかし、その条件が曲者であり、例えば肉質が頭60、尻尾45のモンスターがいたとして、この時尻尾を攻撃すると肉質換算で54の部位を攻撃したのとほぼ同じになる。
つまり、相手によっては態々背面から攻撃しに行く意味が薄いということである。
とは言え、マルチプレイなどで弱点を殴りに行きにくい状況のフォローという使い方もあり、完全に無意味という訳ではない。
言わば心眼のように、アベレージを上げる効果があるとも考えられる。
また、どこを攻撃しても物理ダメージが同じな属性解放フィニッシュは背面から攻撃したほうが得である。
その他、ヤツカダキは脚の肉質がそこまで良くないが、脚、腹部と背面から攻撃する時が多いので有効。他にも特定の状態でなければ柔らかい部位が出現しないというモンスターは数多く、そういう時に殴ってダメージを稼げる部位を増やすこともできる。

 
+  背面に弱点があるモンスター一覧

背面判定はあくまでハンターの立ち位置依存であるため、一見背面でないような部位でも背面扱いにできる可能性がある。

KO術

気絶値に乗算補正がかかる。スラアクでは減気ビンに効果がある。
lv1が1.2倍、lv2が1.3倍、lv3が1.4倍。
減気ビンの気絶値は一律5なので、lv1だと6になり少しスタンを取りやすくなる。耐性の高いリオレイア希少種などに有効。
lv1が最大コスパなので基本は1止め推奨。
ちなみに気絶値は数値の丸め処理が行われないので、lv2の1.3倍では気絶値6.5がそのまま蓄積される。

鋼殻の恩恵

クシャルダオラの防具で発動するスキル。
効果は

  • Lv1:水と氷の属性値を1.05倍
    Lv2:水と氷の属性値を1.1倍
    Lv3:体力が自動回復する
    Lv4:熱によるダメージを無効化する

Lv1、2は属性攻撃強化とは別枠なのでさらに底上げできる。
しかし、態々クシャ防具を使ってまで発動させる程かというと…程度のものだったが、
Ver.13より装飾品の鋼殻珠【1】が追加され、手軽に付けられるようになった。
もし水、氷武器の装備でスロットに空きがあれば入れておこう。
同時に追加されたリバルクシャナ胴の性能が非常に高いので勝手に発動していることもある。

 

Lv3の自動回復は1秒ごとに1回復。体力回復量アップのスキルが乗る。

  • 活力剤の自然回復量2倍効果も適用され、1秒ごとに2回復するようになる。おまけに早復珠【1】を組み込むと粘り強く戦える。ハイパーアーマー被弾が多い時に有用。

なお、魚などの自動回復と違って赤ゲージが出ている間は回復しないので注意。
そのため、伏魔響命や狂竜症【蝕】などとの相性は微妙。
Ver.13にて登場したスキル「狂化」の赤ゲージは緑ゲージとして扱われるようで、このスキルが適用される。少しでも狂化状態を維持したいときの選択肢に入る。

炎鱗の恩恵

テオ・テスカトルの防具で発動するスキル。
効果は

  • Lv1:火と爆破の属性値を1.05倍
    Lv2:火と爆破の属性値を1.1倍
    Lv3:毒と猛毒を無効
    Lv4:盗みを無効

Lv1、2は鋼殻の恩恵と同じく属性強化スキルとは別枠で上げられる。
こちらも防具で発動させる必要があり、効果の割に負担が重かったが
Ver.13から炎鱗珠【1】が追加され、手軽に発動できるようになった。
ただ、現環境ではスロット数が非常にカツカツであるため、Lv1スロット2つの確保にすら難儀することもあり、火属性特化装備を組む時に頭を悩ませやすい。

 

Lv3は今作で唯一猛毒を無効化可能。
今では装飾品があるので普通の耐毒スキルと同じ感覚で付けられる。
Lv4については気にしなくてよい。

霞皮の恩恵

オオナズチの防具で発動するスキル。
効果は

  • Lv1:ヒトダマドリの効果を稀に増やす
    Lv2:風圧【小】【大】を無効
    Lv3:モンスターの毒の発症時間を2倍にする
    Lv4:全ての風圧を無効

主に注目されるのはLv3の毒ダメージ倍化。
Ver.12で装飾品の霞皮珠【1】が追加されたため、火力スキルと両立しやすくなった。
毒の切れ目を減らせる他、攻勢の発動時間を伸ばすのにも繋がる。
毒武器を使うなら発動させておきたい。

奮闘

渾沌に呻くゴア・マガラの防具で発動するスキル。
Ver.14から傀異錬成でも、Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
赤ゲージが多いほど攻撃能力が向上するというもので、具体的には体力の6割程度を閾値として、2段階で効果が変動するようになっている。
効果は以下の通り。

Lv段階会心率属性値追加効果
11段階+5%1.05倍
2段階+10%1.1倍
21段階+10%1.1倍
2段階+15%1.15倍
31段階+10%1.15倍
2段階+20%1.2倍スタミナ消費無効
 

伏魔響命などのスリップダメージを活用して赤ゲージを確保できないこともないが、
安定させるのが非常に難しくなるので、基本的には狂化との併用が前提となる。
また、上表を見ればわかるが物理攻撃に関するものは会心率ぐらいしかなく、属性値の伸びが大きいので属性武器に向くスキルとなっている。
状態異常には効果が無く、減気ビンも強化されないので注意。

 

スラアク的にはスタミナ消費無効のうまみがあまり無いので価値がやや落ちるが、
狂化を発動させて属性武器を使うなら併用しても悪くはない。
ただ、狂化も奮闘も発動難度が高いスキルであるため、良錬成やお守りがないと他の火力スキル等と両立させるのは難しくなる。

粉塵纏

傀異克服テオ・テスカトルの防具で発動するスキル。
Ver.14からは傀異錬成でも、Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
攻撃を規定数当てると橙色の粉塵を纏い、その間に吹っ飛ばされるとダメージ微軽減+反撃ダメージ、
20秒間維持すると青色に変化し、その時に攻撃を当てると攻撃力×1.25倍のダメージ。
なお、青色になってから10秒間経過すると再度橙色に戻る。
必要な攻撃数はLv1は30回、Lv2は23回、Lv3は15回。追撃もカウントされる。
発見されていない間はカウントが減少する。

 

爆発ダメージの計算に使う攻撃力はステータスに表示されているのをそのまま使うので、バフ技やスキルなどの補正が有効。また、種族特効も効果がある。
しかし、スラアクは攻撃力を上げるバフ技がなく*1、種族特効もスラアクは百竜スロットが大体ビン変形強化で埋まってしまう。
ただ、それでも500~600程度のダメージは出る上、追撃のお陰で発動スパンは速く、一概に相性が悪いとも言えない。
Lv1ぐらいならとりあえず発動させても損はない。物理型スラアクなら特に。
リバルカイザーが火力装備として優秀なため、自然に発動していることもある。

 

爆発はクエストクリアに8~10分くらいかかるならLv1では大体7~9回ほど発生するため、合計ダメージは大体4000前後。勿論、攻撃力やプレイスキルなどにも大きく左右されるのでこれと言える数値は無いが。
ソロのEX★7の傀異化モンスター相手であれば、大体HPの5%程度のダメージになる、というイメージ。

龍気変換

傀異克服バルファルクの防具で発動するスキル。
Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
疾替えの書が【朱】の時、属性耐性を全て0にして武器の属性値に変換する。
疾替えの書が【蒼】の時は変換されないが、攻撃を当て続けると属性耐性が上昇、【朱】に戻せばこの上昇分も変換される。
また、常時属性耐性を上げるおまけ効果もある。

+  耐性上昇の詳細
Lv常時上昇【蒼】の上昇
1+3+10
2+5+15
3+10+15
 

【蒼】の時は30回攻撃することで耐性が上昇。カウントには覚醒追撃も含まれる。
発動時にエフェクトとSEが発生し、名前欄の横に四色の盾のようなアイコンが出現する。効果は【朱】にしても持続するが、再度【蒼】に戻すと切れる。
【朱】の変換はまず各属性耐性を、Lv1と2では恐らく0.15倍に、Lv3では0.25倍にし、合計して武器の属性値に足す。
計算する際は属性耐性の上限が50である点に注意。
なお、見た目にはわかりにくいが属性耐性は常に監視されており、【朱】にしている間に耐性が上下するとそれも反映される。

 

属性耐性を上げる手段としては「激昂」が強力。Lv3の時に全耐性を+20するため、龍気変換がLv3なら単純に考えて属性値+37、【蒼】で耐性を上げれば+56もされることになる。
全属性耐性が50に固定される「龍気活性」との相性は最高に見えるが、
条件を満たし続ける必要があり、かつ龍属性武器でしか使えないのでかなり限定的な運用になる。
他にはLv6で全耐性+5の「防御」や、各属性耐性のスキル、お団子などもあるが、
正直これらはコスパに見合ってるとは言えないので余裕があったらでよい。
業鎧【修羅】は【蒼】で属性耐性が大きくマイナスされるが、これは【朱】に戻した時には反映されないので併用しても問題ない。
性質上いずれかの耐性が必ず-7されるスキル特化錬成との相性が悪め。ただ、赫耀シリーズの耐性やスキルの都合上、龍耐性がマイナスされる分には余裕がある。

 

素の属性値も高いデストロ=Yなどでは属性値が200を突破することもあるが、
龍変&激昂のために他の火力スキルを犠牲にし過ぎていると77533+αと大して変わらない、
或いは相手や武器によっては下回るということもあり得る。
77533を突き放す火力を出すにはかなり強力な錬成を粘る必要があるだろう。
スラアクの場合戦闘維持を前提とした狂化奮闘ビルドの難度が常軌を逸しているため、錬成を頑張ればどうにかなるこちらが属性型最終形態になる人も多い様子。

Lv1ごとに斬れ味ゲージが10伸びる。最大Lv5。
基本的に1段階上の斬れ味を出すのが目的。
斬れ味補正は追撃や属性解放フィニッシュなどにもかかるので馬鹿にならない火力上昇になる。
ただ今作の匠は妙に重いので、白ゲージや紫ゲージが10だけ出るように発動させて剛刃研磨と組み合わせたりする。
傀異錬成の斬れ味強化が実質匠+1なのでそちらも合わせてスキル構成を調整するといいかも。
緑以上の斬れ味補正は以下のようになる。

斬れ味物理補正属性補正
1.051.0
1.201.0625
1.321.15
1.391.25
 

紫ゲージを出すべきかについては、物理の上昇幅は控えめなので、あるに越したことはないが無理に拘らなくてもよい。
対して属性はかなり上がるため、高属性武器はできれば紫を出し、且つ維持する手段を講じたい。

MRの強属性でよくお勧めされる5本は全て匠Lv3から紫ゲージが出るという特徴があるため、装備をある程度使い回すことができる。

業物

Lv3の時、斬れ味が50%の確率で減らなくなる。
剛刃研磨や達人芸と比べると、条件が無く常時発動なのが強み。
それでも零距離連打とかしてるとあっという間に減るので、
維持したい斬れ味が10とか20程度だとそこまで大きな効果は無い。
斬れ味が実質2倍になると考えられるので、元のゲージが長い程効果が大きくなるためである。

  • 厳密には「確率で斬れ味消費1を0に、斬れ味消費2を1にする」という効果である。ラージャンの硬化した腕を剣モードで切った場合に業物が発動すると、斬れ味消費は0ではなく1になる。
  • 一方で達人芸の場合は文字通り「消費しない」ので、切れ味消費は0になる。

剛刃研磨

Lv3の時、砥石を使うと1分30秒間斬れ味が減らなくなる。
効果時間中は斬れ味がどれだけ短ろうが何しようが全く斬れ味が減らないのが強み。
零距離を連打するならこっちのほうが適してるかも。
こまめに研ぐ必要があるのが面倒。
これをメインに使用する時は砥石使用高速化Lv3の併用がほぼ前提。
マルチプレイでは砥石使用高速化Lv3があれば比較的気軽に研げるので採用率は高い。

達人芸

Lv3の時、会心発生時に80%の確率で斬れ味が減らなくなる。
業物Lv3の期待値を超えるには会心率を63%以上にする必要がある。
基本的に弱点特効や見切りで会心率100%にして使われる事が多いが、
素の会心率が高くないと到達が難しいのでナルガ斧ギガフロストアンバー焔斧リオブレイアードあたりに向いている。
会心率100%の時は斬れ味が実質5倍になるため、白20ぐらいでも結構維持できる。
ただ、属性解放フィニッシュ及び飛翔竜剣の爆発は会心が発生しないため、
必ず斬れ味を消費してしまうことに注意。
前述の通り会心率の重要性がやや低めなスラアクでは結構武器を選ぶ傾向にある。

刃鱗磨き

モンスターの攻撃を回避の無敵時間で避けると斬れ味が20回復する。
Lvで回復量は変わらず、発動率のみが変わる。Lv1で50%、Lv2で75%、Lv3で100%発動。
斬れ味回復量が中々優秀で1回発動するだけでもかなり回復するため、
Lv1、2の確定で発動しない段階でもそこそこ使える。
業物Lv3と併用すれば、1回で実質40も回復することになる。
コロリン回避だけでなくワイヤーステップでも発動する。
ワイヤーステップの無敵時間はかなり長いので発動させやすい。

精霊の加護

被弾時に1/4の確率でダメージを軽減する。
lv1で15%、lv2で30%、lv3で50%軽減。
このスキル単体だと発動率は25%で少々頼りないが、おだんご防御術【大】(同じく発動率25%)も採用すると約43%でダメージを軽減できる。
軽減率の高めな加護lv2~3+防御術lv3~4ならそこそこ仕事をする。
この場合の内訳としては37%程でどちらかが発動、6%程で両方が同時発動してさらに軽減可能。狂化を採用できない場合の強敵相手の保険としてはアリかもしれない。

回避距離UP

回避した時の移動距離が伸びる。
lv1で1.5倍、lv2で1.75倍、lv3で2倍。
単に立ち回りの補強になる他、剣モードの短小ステップも伸びるので攻撃をかわしやすくなる。
Lv1~3のどの段階まで発動させるかは完全に好み。Lv3はすっごい動くよ。
ワイヤーステップを使う場合は積み過ぎるとものすごく離れてしまい逆に使いにくくなるので、つけないかLv1に抑えておくとよい。

回避性能

回避の無敵フレームが伸びる。素では4Fであり、Lv1ごとに1F伸びていく。
今作は過去作より無敵フレームが減っているので回避が楽になるが、
そもそも攻撃に当たらない位置取りで回避することを覚えれば、
このスキルが無くても十分立ち回ることはできる。
ワイヤーステップにも影響し、Lv5だと発動から着地寸前まで無敵というとんでもない無敵時間になる。

 

現在では刃鱗磨き、巧撃などフレーム回避をトリガーとするスキルが増えてきたため、
これらを使いやすくするために発動する選択肢も考えられる。

強化持続

高出力状態の持続時間が伸びる。強化叩きつけ後のゲージ蓄積補正には効果が無い。
覚醒がクソ早い毒・滅龍ビンではほぼ不要。
強属性・減気・麻痺ビンは無理して発動させなくてもいいけど、Lv1でも結構使い勝手は良くなる。
強撃ビンは覚醒遅すぎなのでLv3まで発動させたほうが快適になる。
持続時間の変動は以下のようになる。

Lv1Lv2Lv3
45秒58.5秒72秒90秒

MRにて追加された属性充填カウンターにより高出力への移行・高出力状態の維持が容易になったため、相対的にこのスキルの有用性は低くなった。
もっともカウンターの使用頻度にもよるので、立ち回り次第。

集中

覚醒ゲージ蓄積量や、剣:変形斬り時のスラッシュゲージ回復量が上昇する。
覚醒が遅すぎる強撃ビンなら発動させたくなるが、負担の割に効果が小さいので優先度は低め。欲しいスキルを全て積んでそれでも余裕ができた時に。
MRでは一瞬で覚醒できるカウンターが登場し、さらに優先度は下がった。
また、スラッシュゲージ回復量上昇効果は変撃竜珠の剣→変形斬り時10追加回復に乗らない。優先度がますます下がっている。

心眼

攻撃が弾かれなくなり、さらに硬い部位を殴った時にダメージアップ。
適用部位が限定される故か、lv1で1.1倍、lv2で1.15倍、lv3では1.3倍と高倍率。
「硬い部位」判定はダメージの数字が白い色で表示された時。
斬れ味が良い程オレンジ色で表示される部位が増えるので斬れ味が悪い程有効活用しやすい。
そのため、斬れ味が悪い程攻撃力が上がる鈍器使いと組み合わせる運用がライズ無印では流行っていた。
MRでは傀異化モンスター相手に硬い部位を殴らざるを得ない時も多いので
相手の肉質にもよるが付けてもいいかもしれない。

以下は緑以上の斬れ味ごとの心眼が発動する物理肉質の上限値。

42373432

時折ある43とか38とか中途半端な肉質に疑問を持った方も多いかもしれないが、
紛れも無くこの心眼対策である。

ビン追撃も斬れ味・肉質を参照するのでダメージが増える。
一方で肉質無視の零距離フィニッシュや竜剣爆発などは肉質100で計算されるためダメージが増えない。

 

弾かれ無効に関しては、剣モードの攻撃には全て素で弾かれ無効があるので無くても何とかなる。
ただし、斧モードの変形二連斬りには弾かれ無効が無い上に他の部位に吸われやすい攻撃なので
バサルモスのような糞肉質相手には発動させるのも有効である。

血氣

部位破壊済みの部位に攻撃すると体力が回復する。回復量は与えたダメージに依存する。
lv1で3%、lv2で6%、lv3で10%回復する。
基本的に終盤のモンスターに対してアテになるのはLv2から。
普通に使っても強力だが、零距離を破壊済みの部位に当てると恐ろしい速度で体力が回復していく。
零距離の安定度が遥かに増す。ただし、即死と気絶に注意。
傀異化モンスターは部位が硬すぎて中々発動しないので破壊王と組み合わせるのが良いか。

疾之息吹

疾替えを行うと一部の状態異常が解除されたり軽減されたりし、ついでに体力を回復する。
毒や属性やられなどを疾替えするだけで即座に解除できるのが便利。
劫血やられは20秒から16.5秒に軽減され、狂竜症は感染ゲージが15%減少する。解除することはできない。
体力回復量は解除1つにつき15(3つ同時で50)。劫血やられと狂竜症の軽減では回復しない。クールタイムは10秒。
狂竜症や劫血やられにも適用される仕様に注意。これらの状態異常時に疾替えすると問答無用で軽減が発生し、毒や火やられといった肝心の状態異常を10秒間解除できない事故が起きやすい。
百竜装飾品の劫血竜珠との相性が悪い。劫血やられ時間が短縮される=バフ時間が短くなる。

合気

Lv1では疾替えを行った直後にモンスターの攻撃を受けるとダメージが70%軽減され、吹っ飛ばなくなる。
Lv2ではダメージ軽減ではなく攻撃を無効化し、自動で背後に先駆けを行うと共に回復中の翔蟲ゲージ1本の50%回復させる効果も付く。
一見ぶっ壊れの生存スキルにも見えるが、判定がやたらと短かったり、連続攻撃に弱かったりなどの制約もあり万能ではない。
スラアクにはクールタイム4秒のワイヤーステップという選択肢もあるので採用するかはよくよく検討したい。
飛翔竜剣やスラチャなどクールタイムが長めの技を連打する零距離連発戦法なら一考の余地ありか。
属性型ビルドは最終形態として片方の疾替えの書を維持する立ち回りになるので採用し辛い。

ひるみ軽減

Lv1の時、のけぞりを無効。Lv2で尻もちをのけぞりに軽減。Lv3で尻もちも無効。
スーパーアーマーが多いスラアクに必要なのか?と思われるかもしれないが、
マルチプレイでは回避で移動した際や攻撃の切れ目で怯まされる事は割と多いので付けると快適になる。
おだんごふんばり術でも同じ効果を発動できる。Lv1でものけぞりを無効にできるので便利。
マルチプレイでの運用だけ考えるならVer.15で追加された緩衝でもいい(そちらはモンスターへの攻撃には機能しない)。

気絶耐性

Lv3の時、気絶状態を無効化する。
単に普通に戦う時の保険になるだけでなく、
零距離解放突きや金剛連斧が気絶で中断されるのを防ぐこともできる。
傀異化モンスターの傀異バーストは強制気絶なので特に有効。
Lv2以下では気絶時間が短縮されるだけなので中断は防げない。

供応

1分ごとに緑、黄、紅、橙ヒトダマドリのいずれかを1匹召喚してステータスを強化する。
すでにMAXになっているステータスのヒトダマドリは召喚されない。虹ヒトダマドリが出る場所では効果が発動しない。
おだんご鳥寄せの術Lv3、4や百竜スキルの人魂鳥倍加の効果が乗る。
戦闘が長引きがちで安定を取りたい人向け。
作成は相当遅いが1スロ装飾品があるので余ったスロットに差すスキルとしても優秀。

翔蟲使い

Lv1で野良翔蟲の時間1.3倍(1分30秒→1分57秒)
Lv2で翔蟲受け身の回復速度1.25倍
Lv3で地上に足を付けている間は全ての回復速度1.2倍(クールタイム短縮換算で0.833...倍)
鉄蟲糸技を使いまくりたい時に。
Lv2では翔蟲受け身にしか効果が無いため、基本的にLv1か3のどちらかを選ぶ。
ワイヤーステップ+属性充填カウンターなら素のクールタイムが短いのでLv3まで発動させなくても何とかなる。

顕如盤石

モンスターが怒った時に色々発動する。

Lv効果
1咆哮・風圧・振動【小】無効
2防御力+5、咆哮・風圧・振動【小】無効、【大】軽減
3防御力+10、咆哮・風圧・振動【大】無効
4防御力+20、咆哮・風圧・振動【大】無効、強咆哮・龍風圧軽減
5防御力+30、咆哮・風圧・振動【大】と強咆哮・龍風圧無効

これが1スロスキルってマジ?
何となくLv5まで発動させたくなるが通常モンスならLv3で十分だし、対小咆哮専用にするならLv1でいい。
強咆哮を使うのはイブシナルハタガイアとヌシしかいない。
龍風圧は古龍は大体使ってくるが、正直5まで積むのはスロ1でもちょっと重い。
現状では咆哮や風圧などで追撃確定するモンスがいないので快適性重視。ただし開幕咆哮には無意味。
耳栓などでも同様だが、無効化しても元の判定はちゃんと残っているので刃鱗磨きや巧撃は発動できるし属性充填カウンターも使える。

+  咆哮使ってくる奴リスト

剛心

攻撃し続けると剛心ゲージが溜まり、最大の時に1回だけハイパーアーマー+ダメージ軽減。
Lv1で軽減率50%、Lv2で軽減率70%に加えて発動時固定ダメージ300。
吹っ飛ぶ攻撃のほか、咆哮、風圧、振動でも発動する。
金剛連斧や零距離解放突きなど、素でハイパーアーマーのある攻撃中はそっちが優先されて発動しない(ダメージ軽減もされない)。

 

ゲージ溜めに必要な攻撃回数はスラアクでは40回だが、覚醒時の追撃も含まれるので実際の攻撃回数はもっと少なく済む。
零距離解放突き中には意味はないものの、その後の飛翔竜剣が撃墜されるのを防ぐことができる。
零距離を使わないスタイルでもごり押しプレイが捗る。
ただし、複数判定がある攻撃に対しては無敵時間が発生しないためダメージが増加してしまうし、
状態異常も普通に貫通するので万能の防御手段という訳ではない。
Ver.14からは傀異錬成に出現するようになり、装飾品も追加。サイズはなんと1である。
ただし属性型スラアクではLv1スロットがカツカツである。錬成、お守りやVer.15で追加されたLv3装飾品の方も検討してみるとよい。

煽衛

タマミツネ希少種の防具で発動するスキル
自身がモンスターから狙われている時、モンスターが怒りやすくなるが、
防御力とガード性能と回避性能が上がる。

Lv防御力回避・ガード性能
1+10Lv1相当
2+20Lv3相当
3+40Lv5相当
 

実装当初は発動手段が限定されていたが、現在では傀異錬成で出現する上、煽衛珠【2】と煽衛珠II【4】が実装されており、かなり発動は容易になった。
発動条件に癖はあるものの回避性能を最大Lv3に圧縮できるスキルと見ることができる。
なお、回避性能はLv5の効果が上限となっている為、回避性能Lv5と煽衛Lv3は併用しても意味がない。もし併用するなら性能2・煽衛2か性能4・煽衛1となる。
怒らせる効果に関しては傀異鈍化からの復帰時間を短縮できないため、エンコンでは使いづらい。

 

ターゲットの殆どが自分になるソロならともかく、マルチはタゲがブレやすいので他人狙いの攻撃に巻き込まれる可能性もあり、安定しにくい。
ホストになれば狙われやすくなるが、バグだったようで修正される模様。
そのため、マルチは回避性能と併用するか、あるいは性能一本に絞った方が良いかもしれない。
狙われた時に発動を知らせるテロップが表示されるのを利用し、Lv1だけ付けてカウンターする時の目安にする…という運用も考えられる。

狂化

渾沌に呻くゴア・マガラの防具で発動するスキル。
Ver.15からは傀異錬金術(覇気)でも付与されるようになった。
ケイオス/ネフィリム腕脚は性能が低すぎるため、突き詰めるなら護石でLv2のものが欲しい(超超低確率と恐れられているが……)。

 

疾替えの書を蒼にすると体力が全て赤ゲージになり、徐々に減少していくが、
その間は攻撃を受けても吹っ飛ばされはするがダメージを受けない。
減少速度はLv1で0.6/0.2s(3/s)、Lv2で0.4/0.2s(2/s)。
疾替えの書を朱に戻すと赤ゲージの半分が緑ゲージに戻る。

 

一見回復手段さえ確保すれば無敵になれるように見えるが、
被弾すると受ける筈だったダメージ量に応じてスリップダメージが3段階で加速する(最大では4倍速)。
これは一度疾替えを挟んで再発動させればリセットされるものの、その分攻撃の手を止める事になる上、体力によっては回復する必要もあり、結局は敵の攻撃をちゃんと避けなければ手数はむしろ減ることになる。
どれだけ微細なダメージであっても1段階目の加速(1.5倍)は発生するため、大技だけを避ければいいというものでもない。
また、伏魔響命、狂竜症【蝕】、劫血やられなどスリップダメージと重なるとさらに減少が早くなり、扱いがよりピーキーになる。

 

どれだけ大きなダメージを受けたとしても、スリップダメージ加速に変換できると考えれば強力な防御スキルではあるが、上記のように非常に癖が強い。
また、吹っ飛び中や状態異常で動けない時も容赦なくダメージを受けるため、未発動の時では死ななかった状況で死んでしまうことも考えられる。
扱いにはかなり深い慣れを要するスキルと言えるだろう。
単体だと頻繁に回復する必要があり効率が悪いため、スリップダメージ対策はほぼ必須である。下記の検証も参考にされたし。

 

相性が良いスキルとしては、赤ゲージがあると効果を発揮する逆恨みや奮闘。
また、蒼→朱の体力減少を利用して火事場を素早く発動させることもできる。
スリップダメージ対策としては鋼殻の恩恵Lv3と体力回復量UP、血氣、こんがり魚など。
狂竜症【蝕】克服時は全快するが、前述のようにダメージが加速するので難度の高い運用になる。

 
+  回復要素の検証

修練場で全快の状態から蒼にし、体力が0になってリセットされるまでの時間を手動で計測。このため、多少の誤差あり。
狂竜症【蝕】は未発動、狂化はLv2、体力は食事して絶香の花結を装備して250。
アイテムは効果が切れる前に再度使用して最後まで維持している。

条件時間
何も無し2:05.03
鋼殻の恩恵Lv3のみ3:18.85
おだんご超回復力Lv4のみ3:19.69
こんがり魚のみ8:25.84
回復速度Lv3のみ2:04.68
活力剤のみ2:04.74
鋼殻の恩恵Lv3+体力回復量UPLv34:01.73
鋼殻の恩恵Lv3+おだんご超回復力Lv48:15.85
鋼殻の恩恵Lv3+おだんご医療術【大】Lv44:01.68
鋼殻の恩恵Lv3+こんがり魚--:--.--
鋼殻の恩恵Lv3+回復速度Lv33:18.76
鋼殻の恩恵Lv3+活力剤8:15.76
おだんご超回復力Lv4+体力回復量UPLv34:02.78
おだんご超回復力Lv4+おだんご医療術【大】Lv33:53.84
おだんご超回復力Lv4+こんがり魚--:--.--
おだんご超回復力Lv4+回復速度Lv33:19.46
おだんご超回復力Lv4+活力剤3:18.72
こんがり魚+体力回復量UPLv3??:??.??
こんがり魚+おだんご医療術【大】Lv4??:??.??
こんがり魚+回復速度Lv38:24.26
こんがり魚+活力剤8:25.13
鋼殻の恩恵Lv3+体力回復量UPLv3+おだんご超回復力Lv4??:??.??
鋼殻の恩恵Lv3+体力回復量UPLv3+おだんご医療術【大】Lv45:38.30
鋼殻の恩恵Lv3+おだんご超回復力Lv4+おだんご医療術【大】Lv3--:--.--
鋼殻の恩恵Lv3+おだんご超回復力Lv4+活力剤--:--.--
鋼殻の恩恵Lv3+おだんご医療術【大】Lv4+活力剤??:??.??
鋼殻の恩恵Lv3+体力回復量UPLv3+おだんご超回復力Lv4+活力剤--:--.--
  • 「--:--.--」は体力が減らない組み合わせ
  • 「??:??.??」は体力は減るが、ペースが遅すぎて20分以上かかると思われる組み合わせ
  • 回復速度スキルは意味無し。
  • 活力剤は鋼殻の恩恵と併用する場合は有効。
  • なお、どれだけ自動回復を重ねても被弾時の加速を打ち消すのは非常に難しい。

風纏

傀異克服クシャルダオラの防具で発動するスキル。
Ver.14からは傀異錬成でも出現するようになった。
鉄蟲糸技を使用すると風を纏って翔蟲の回復速度が上昇し、攻撃を10回当て続ける毎に回復速度がさらに上昇する。

Lvを上げると回復速度が上昇する。
納刀するか、最後の攻撃から15秒間攻撃を当てないと解除される。

 

回復速度は3段階で、最初の上昇は微々たるものだが、3段階目は大きく上昇し、
Lv1ですら3段階目は翔蟲使いLv3の効果とほぼ同じになる。
そのため、負担を考慮してもLv1だけ発動させるのが有効。リベルクシャナ頭だけで風纏Lv1と翔蟲使いLv3が発動する。

天衣無崩

アマツマガツチの防具で発動するスキル。
モンスターに発見されている時、一定時間ダメージを受けていないと発動。
Lv1では30秒、Lv2以上では15秒ノーダメでいる必要がある。
とは言え実際には「吹っ飛ぶとリセット」になっているようで、スパアマ受けや自傷スリップダメを受けていても条件は満たせる。
発動した後は吹っ飛ぶ攻撃を受ける、モンスターから大きく離れる、未発見状態になるといった条件で解除される。

 

効果はスタミナ消費を軽減し、被弾した時にダメージを軽減する。
さらに疾替えすると斬れ味が50回復。
戦闘中に砥石を使う必要がなくなるため、快適性が物凄く上がる。特にVer.15では決戦場型フィールドで戦う機会が増え、研ぎにくくなったので猶更。
紫ゲージを最後まで維持しやすくなるので火力上昇にも繋がる。
Lv3になるとスタミナ消費無効、斬れ味消費無効という大盤振る舞い。
もし吹っ飛ぶ攻撃に当たらない自信があるのであれば、斬れ味維持はこのスキルだけに任せられる。
被弾が多めでも、効果が発動して被弾する前に疾替えを意識すれば十分扱うことはできる。この場合はLv2以下でよいだろう。

 

難点はLv2以下で運用しようとすると定期的に疾替えを行うことになるため、
疾替えの書で効果が変わる伏魔響命、業鎧【修羅】、狂化、龍気変換との相性が悪い。
一応狂化と業鎧【修羅】に関しては2度疾替えをすれば元に戻せるが、
龍気変換は青で属性耐性を上げているとそれがやり直しになり、
伏魔響命はキュリアが集まるまで待ち直しになるので相性は最悪に近い。
これらを考えるのが面倒ならいっそ疾替えの書関係のスキルは全部切るのも手か。
この関係上Lv2までなら物理型スラアクと良相性と言える。
Lv3であれば属性型スラアクと相性がいい……が、龍気変換型との相性は上記の理由からイマイチ。
狂化奮闘型との相性は抜群であり属性型スラアクの最終形態の1つに数えられるが、狂化Lv2のお守りが必須なので構築難度が尋常ではないほどに高い。

 

相性が良いスキルとしては剛心。吹っ飛びを無効化できるので天衣無崩を保護でき、さらに天衣無崩が発動していれば二重の軽減でダメージを大きく減らせる。
また、疾替えの斬れ味回復で二段階以上回復すれば研磨術【鋭】も発動する。剛刃研磨は流石に発動しないが、研磨術【鋭】を使うなら無くてもよい。
Lv3のスタミナ消費無効が発動している時は渾身の条件を満たせる。

狂竜症【翔】

傀異克服シャガルマガラの防具で発動するスキル。
狂竜症を克服した時、一定時間翔蟲ゲージが1本増える。
このゲージは野良翔蟲とは別枠なので、野良も拾っているとゲージが4本になる。
効果時間はLv1で30秒、Lv2で60秒、Lv3で90秒。
なお、当然ながら🦕症にかからないと意味がないので、傀異克服シャガル相手でもない限り狂竜症【蝕】との併用が前提。

おだんごスキル

おだんご短期催眠術

Lv攻撃力防御力時間
1+6+1010分
2+9+10
3+12+208分
4+15+30

食事で無条件で攻撃力と防御力を上げられる唯一のスキル。枠が余ったらとりあえずこれを食っておくとよい。

おだんご体術

回避など、スタミナを固定で消費する行動の消費量が減少する。

通常スキルの体術と同じで、減少量はLv×10%。

虹ヒトダマドリが無いクエストでは、回避を乱発するとスタミナが枯渇する時があるのでそのフォローに。

Lv2以上だと券を使っても発動率が100%にならないのが玉に瑕。

体術と合わせた場合は乗算され、下限は-50%。スラアクではあまりないが体術5を積む場合は効果が無い。

体術4以下の場合体術・お団子体術合わせて合計6にすれば体術5と同等の効果が得られる

例:体術2(-20%)+お団子体術3(-30%)→(1-0.2)×(1-0.3)→0.56(※-44%)

おだんご研磨術

確率で研ぐ回数が減る。1回は必ず減り、そこから低確率でもう1~2回減る。

1回で研ぎ終わるパターンを引ければラッキーだが当てにできるものではない。

Lv4でさえ1~2回で終わるのは稀である。

剛刃研磨を使う時は素直に砥石使用高速化を発動させよう。

おだんご防御術【大】

モンスターの攻撃を受けた時に1/4の確率でダメージを軽減する。

ダメージ補正はLv1で0.8、Lv2で0.7、Lv3で0.6、Lv4で0.5。

終盤のモンスターや傀異化モンスターのダメージは痛すぎなんてもんじゃないので

これをLv4で発動させると少々楽になる。

  • 下位ではおだんご防御術【小】で、こちらは1/8の確率で軽減が発動する。補正は【大】と同じ。

おだんご○耐性【大】

Lv2の時、属性耐性+10。Lv4なら+20。

防具のほうの耐性スキルと合わせれば中々の上昇値になる。

攻撃力が非常に高い傀異化モンスターなどに挑む時に。

多用されやすいラスボス防具やメルゼ防具は龍耐性が死んでるのでこれで軽減しておくとよい。

傀異錬成で属性値が下がってきた場合のフォローにも。
龍気変換型の場合は属性火力の補強も狙える。

おだんごKO術

スタン値が上昇する。Lv2では1.1倍。

減気ビンを使う時に……と言いたいが、素の値が低いのであまり変わらない。精々スタンを取るのがちょっと早くなるかというぐらい。

おだんご弱いの来い!

クエストに出現するモンスターの体力は何段階かに分かれているのだが、その内の標準値から高いパターンが出現しなくなる。

最大と最低では体力に10%も差があるらしいので、

マルチプレイや傀異化など体力が多いモンスター相手ならば案外馬鹿にできない。

ただし、体力が固定されるクエストでは効果がなく、多頭クエや一部のイベクエ、Lv制である傀異討究クエストなどには適用されない。

おだんご鳥寄せの術

Lv2以下ではヒトダマドリを拾える距離が伸び、Lv3ではヒトダマドリの効果が倍になることがある。

Lv4だと確定で倍になる。サンブレイクで大化けしたスキル。

道中にいるヒトダマドリをちょっと意識して集めるだけでもかなりステータスが上がる。

供応のヒトダマドリにも効果が出るのでセットで付けるとあっという間にステータスが上がる。

おだんご防護術

一定ダメージを受けると次に受けるダメージが軽減される。

条件はLv1~3は200ダメージ、Lv4は150ダメージ。

軽減率はLv1が20%、Lv2が30%、Lv3が40%、Lv4が50%。

防御術と比べると、最初にダメージを受ける必要はあるものの条件を満たせば必ず発動するのが利点。

ただ、雑魚の攻撃で剥がされることもあるので注意。

ラスボス防具のスキルである伏魔響命でわざと自傷して発動させる運用もある。

おだんご超回復

体力持続回復効果が付与される。Lv1~3は未発見時に自動回復するだけだが、Lv4だと戦闘中含めて常時回復する(1/s)ようになる。

劫血やられや血氣スキル、こんがり魚などと併用すると減った体力がモリモリ回復していくため張り付いて攻撃したいときには役立つ。

赤ゲージの自動回復が無効化される狂竜症【蝕】や伏魔響命があってもこの効果は適用され、回復と自傷が相殺されて体力減少量が緩やかになるので、これらを使いたいけどデメリットが…という場合には食べるのも手。

Lv4の発動率が券を使っても80%なので、発動していないのに突っ込んで事故らないよう注意。

百竜スキル

攻撃力強化

攻撃力を上げる。一番無難なので迷ったらとりあえずこれ。

会心率強化

会心率を上げる。大体他に選択肢がないので仕方なく選ぶ場合が多い。

マイナス会心武器に付けられる事もあるが、そういう時は他の奴にしたほうが良い。

種族特効

条件に合致したモンスターに対して与えるダメージが上がる。

基本的に水場にいる奴は水棲、翼を持ってたり浮いてる奴は空棲。

条件さえ満たせば常時発動なので無難。

倍率は小型特効が1.5倍、水棲系特効が1.1倍、他は1.05倍。

MRでは全ての特効の珠がMR1から作成できる。しばらくはろくなのが作れないのでお世話になるだろう。

ただし、装飾品では水棲系特効は1.05倍になっている。

とりあえず竜種を入れとけばだいたい刺さる。

竜種が刺さらない古龍とマガラは空棲系特効、ザザミギザミヨツミワドウは水棲系特効、牙獣種は牙獣種特効が対象となる。

ヤツカダキ二種ガイアデルムには全ての特効が適用されないので注意。

スラアクに関しては滅龍ビンを除くと(最終的には)火力面の恩恵が後述するビン変形強化の方が強く機能するようになっていく。

属性やられ特効

モンスターが属性やられ中に攻撃すると物理ダメージ1.1倍。

倍率は強いが狙えるチャンスが少なすぎて微妙。

百竜装飾品は手軽に作れてスロ1で付けやすいが、それでも付けたほうが良いかは怪しい。

まあスロ1しかない斧は他の選択肢が著しく少ないが…

まだ人魂鳥倍化やオトモへの采配のほうが良いかもしれない。

痛恨の一撃

バッドクリティカル発生時、25%の確率でダメージ1.5倍。

マイナス会心分の下がった期待値を覆す程ではないが火力低下を抑えられる。

百竜装飾品の痛恨竜珠【2】はボルボロスを狩ると作れる。

弱点特効【属性】

属性肉質25以上の部位を攻撃した時、属性ダメージ1.3倍。

そのまま属性版弱点特効。

倍率は強力だが属性肉質25以上の部位は、特に終盤モンスには殆ど無かったりするので

これを使いたいなら肉質の下調べは忘れずに。

百竜装飾品の属痛竜珠【3】はオロミドロを狩ると作れる。

ただし、百竜装飾品では倍率は1.15倍に弱体化している。

オトモへの采配術

オトモの攻撃力と防御力が1.1倍。

これを発動させるなら火力の高い番傘ガルクか遠隔特化ガルク2匹を伴いたい。

百竜装飾品の采配竜珠【1】はMRのアイルーから優待券を奪うと作れる。

スロ1しかない武器の比較的マシな選択肢。

怨虎竜の魂

鬼火やられ中の時、攻撃力+12。

通常スキルの鬼火纏と組み合わせるのがほぼ前提。

装備が限定されるので無理に付けなくてもよい。

百竜装飾品の怨魂竜珠【2】はマガイマガドを狩ると作れる。

MRでは鬼火纏は付けやすいが、素の攻撃力が高いため種族特効のほうが普通に強い*2

鋼龍の魂

1回攻撃を加えると会心率+25%、3秒以内に4回攻撃するとさらに+5%。

タイムリミットは1発当てる度に再設定される。

百竜スキルだけで会心率+30%と考えると結構破格。

百竜装飾品の鋼魂竜珠【3】はクシャルダオラを狩ると作れる。

こちらは一発で+5%、4回攻撃で+10%に弱体化されている。

種族特効やビン変形強化をつけたほうが良いと思われる。

炎王龍の魂

爆破ダメージ1.2倍。素のダメージは下位では100、上位で120、MRで200なので、

それを1.2倍して120、144、240になる。

素のダメージがそもそも微妙なのでそれを1.2倍してもなぁ…という印象。

百竜装飾品の炎魂竜珠【2】はテオ・テスカトルを狩ると作れる。

MRでは武器火力と敵体力のインフレに爆破は完全に追いつけてないので微妙。

霞龍の魂

攻撃を当てた時に10%の確率でランダムで効果が発動。効果は以下の通り。

効果確率
体力回復801/2
防御力+201/4
攻撃力+151/8
スタミナ消費軽減25%1/8
 

効果は60秒間持続する。その間は新たな効果も発生しなくなる。

面白そうなスキルだが、やはりランダム性の高さとインターバルの長さが微妙。

百竜装飾品の霞魂竜珠【2】はオオナズチを狩ると作れる。

インターバルが30秒になっており、回復効果に期待して付けるのもありか。

装着ビン強化

ビン属性値+10。

これがある武器は素のビン属性値が高い事も多く、さらに特化できる。

百竜装飾品化されなかったため、MRなのにビン強化込みの上位武器より属性値が低い武器があったりする。

ビン変形強化

斧:変形斬りのビン効果1.1倍、毒・麻痺ビンを確定蓄積にする
剣:変形斬りのスラッシュゲージ回復量が10アップし、ビン効果付与。
変形斬りを重点的に強化する。剣:変形二連斬りの火力が多くの武器で上がる上、
スラッシュゲージ管理をほぼ気にしなくてよくなる強力極まるスキルである。
しかし、上位まででは付与できる武器が微妙なので殆ど目立たなかった。

 

そのせいか、性能据え置きのまま百竜装飾品が実装。
変撃竜珠【3】で、オロミドロ亜種を狩ると作れる。
これのせいでスロ3か否かで使い勝手が大幅に変わってしまうことに。
一応傀異錬成によって百竜スロットを拡張できるため、最終的には全部のMRスラアクに搭載できる。
元々スロ2とスロ1の武器は基礎性能が高めになっており、攻撃力強化や属性強化を一部捨ててでもリターンの方が大きくなっている。
Ver.14で錬成カスタムによる攻撃力強化が頭打ちになってしまったので、物理特化の場合は錬成カスタム枠を7つ使っても攻撃力全振りの武器とタメを張れる武器も出てきている(属性特化の方は元からスロ3になっていることが多い)。

強いて言うと滅龍ビンは低すぎる龍属性値をビン変形強化でブーストするだけなので火力面の恩恵がかなり薄い。
スラッシュゲージの管理は当然あった方が楽だが、最速覚醒を活かしてカウンターを外しチャージャーを仕込むという選択肢も考えられる。その場合は種族特効で物理を上げていくことになるだろう。

+  百竜スロ3の武器一覧
+  傀異錬成1回でスロ3にできる武器一覧
+  傀異錬成2回でスロ3にできる武器一覧

コメント

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  • 百竜スキルはインターバルが30秒に短くなった「霞龍の魂」もありと思う。手数のお陰で小技で削られたLPがかなり回復する。 -- 2022-09-05 (月) 10:05:50
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White

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*1 強撃ビンや高速変形、斧:振り回しの補正は攻撃力にはかからない。
*2 並みの攻撃力330の場合、その5%なので16.5の上昇。ちなみに、種族特効は最終ダメージにかかるので実際の効果はもっと大きい。