+
| | 徳川廻天迷宮 大奥をクリアすると開放 (+クリックで展開)
|
他者の愛と寄り添うことを定められ、他者の愛の巻き添えで消滅し、結果として無限を手に入れてしまった愛の神は、当然のように、愛を倦んだ。
故に彼女は自らの無限の愛で全てを満たそうとする。
宇宙(人類)が自らの愛で満たされれば、そこには不快で煩わしい他人の愛など存在しないのだから。
ここに在るは、宇宙を燃やすほどの愛欲(の矢)を人類に振りまく獣。
宇宙(人類)が自らの愛で満たされれば、そこには不快で煩わしい他人の愛など存在しないのだから。
ここに在るは、宇宙を燃やすほどの愛欲(の矢)を人類に振りまく獣。
何をしてもよい。
どんなに駄目になってもよい。
どんなにダメになってもよい。
家畜に墜ちてもとことんまで愛し、肯定する。そんな究極の甘やかしをカーマ/マーラは可能とする。
宇宙の全人類に、一人一人に、かつて釈迦に与えた以上の愛(誘惑)を。
「煩悩無量請願断────辛いのでしょう?
全ての悩みを燃やしてあげる」
菩薩の誓いを嘲り弄びながら微笑む姿は。まさに仏道の大敵、魔王と呼ばれるモノに相応しい。
以上の本性を持って彼女のクラスは決定された。
宇宙の全人類に、一人一人に、かつて釈迦に与えた以上の愛(誘惑)を。
「煩悩無量誓願断───辛いのでしょう?
全ての悩みを燃やしてあげる」
菩薩の誓いを嘲り弄びながら微笑む姿は、まさに
仏道の大敵、魔王と呼ばれるモノに相応しい。
以上の本性をもって彼女のクラスは決定された。
愛の神なぞ偽りの名。
其は神魔が成り果てた、
人類を最も後半に救う大災害。
人類を最も広範に救う大災害。
その名をビーストⅢ/L。
七つの人類悪の一側面、
『愛欲』の理を持つ獣である。
|
+
| | 徳川廻天迷宮 大奥をクリアすると開放 (+クリックで展開)
|
『愛の世界、燃える宇宙』
ランク:EX 種別:対界宝具
レンジ100~99999 最大補足:1
レンジ100~99999 最大捕捉:1
サンサーラ・カーマ/マーラ・アヴァローダ。
ビーストⅢ/Lの専用宝具であり、特例として二つの真名を持つ。
ビーストⅢ/Lの専用宝具であり、特例として
二つの真名を持つ。
それぞれが『同じもの』を示しているが故である。
サンサーラはサンスクリット語で『輪廻』の意味を持ちカーマの別名である『サンサーラグル』に由来する。アヴァローダはサンスクリット語で『障害』であり、マーラが釈迦に対し繰り出した様々な妨害、即ち堕落への誘いを示す。
サンサーラはサンスクリット語で『輪廻』の意味を持ち、カーマの別名である『サンサーラグル』に由来する。アヴァローダはサンスクリット語で『障害』であり、マーラが釈迦に対し繰り出した様々な妨害、即ち堕落への誘いを示す。
良否二つの意味での『愛』の強制耽溺……
天変地異規模での魔性を、カーマとマーラ、
二神の力で顕す極限堕落宝具。
カーマの宇宙の中でこの宝具を受けた場合、それは『全方位に無差別にカーマが自分(分身)を送り込み、一方的な愛で宇宙を燃やし涸らす』という
地獄───あるいは極楽のような光景を見ることになるだろう。
カーマの宇宙の中でこの宝具を受けた場合、それは『全方位に無差別にカーマが自分(分身)を送り込み、一方的な愛で宇宙を燃やし涸らす』という
地獄────あるいは極楽のような光景を見ることになるだろう。
|
ゲームにおいて
- イベント「徳川廻天迷宮 大奥」に登場する敵専用サーヴァント。
- ビーストⅢ/Rとはクラス相性が異なる。
アルターエゴ及びフォーリナーがビーストⅢ/Lに対し攻撃有利・防御等倍。
- 一戦目はイベント戦闘。
ゲージ一つ破壊で勝利。宝具は使用せずゲージMAX時はEXアタックを行う。
- イベントをクリアすることでマテリアルに登録される。ビーストⅢ/Rの例を考えると、イベント終了後は復刻されない限り埋める手段がなくなると思われる。
バトル時の名称は「カーマ/マーラ」
- クラス相性はアルターエゴ及びフォーリナーがビーストⅢ/Lに対し攻撃有利・防御等倍。
他のクラスはバーサーカー含めて全て攻撃・防御共に等倍。
- 人型、女性、神性、悪、王、魔性属性持ち。また、魅了が無効。
- 戦闘は第一形態で二回、第二形態で一回の計三回行う。
- 一戦目及び二戦目はイベント戦闘。出撃可能メンバーは自サーヴァント2名とフレンド枠1名の3名のみ。
一戦目はゲージ一つ破壊、二戦目はゲージ三つ破壊で終了。
いずれの戦闘もゲージ最大時は宝具ではなくEXアタックを行う。
- 三戦目は本体の完全撃破で勝利。出撃メンバーは6名フル参戦可能。
バトルキャラ及び攻撃モーションが一新され、宝具も使用する。
また、バトル中に分身を召喚するが、本体を撃破すれば分身が残っていても戦闘終了となる。
- スタート時の「徳川化ゲージ」の量に比例してHP/ATK、および使用するスキルの効果がアップ。
ゲージMAXの場合に限り、バトル時の名称が「カーマ/マーラ」から「愛欲の魔王」に変化する。
イベント中で入手したアイテム「大奥花札」により、ゲージ量を調整することができるが、攻略を優先する場合は25枚全てを消費してのゲージ0で挑むべし。
少しでも残るとプレイヤーキャラの攻撃時に防御デバフが積み重なっていく。
+
| | 基本情報(+クリックで展開)
|
- 基本情報
クラス:ビーストⅢ、ゲージ5、三回行動
属性:人型、女性、王、神性、魔性、悪、非サーヴァント
耐性:魅了無効
相性:アルターエゴ、フォーリナーが攻撃有利。防御は全て等倍。
- スキル
「天魔波旬の嘲弄」
敵全体の防御力ダウン(3T)+自身のチャージ+1
「蠱惑せしシュリンガーラ」
敵全体の宝具封印(1T)&スキル封印(1T)&魅了(1T)
「魔縁に連なりて」
自身にクリティカル威力アップ(3T)+敵単体の弱体耐性ダウン(10T)
- 行動パターン
毎ターン1手目にスキルを発動
天魔 → 蠱惑 → 魔縁の順でループ。
|
+
| | 一戦目(+クリックで展開)
|
- 宝具
使用しない。ゲージが溜まるとEXアタックを行う。
- 特殊行動
「カーマの宇宙」戦闘開始時
プレイヤー側全員の攻撃力&防御力&クリティカル威力&弱体耐性ダウン&毎ターン発動(HP減少-1,000)全て永続・解除不可。
|
+
| | 二戦目(+クリックで展開)
|
- 宝具
使用しない。ゲージが溜まるとEXアタックを行う。
- 特殊行動
『ネガ・デザイア』戦闘開始時
毎ターン、敵全体のNPを300%減少させる(3T・解除不可)
- ブレイク
『焼き焦げる粉塵』1回目
通常攻撃時、敵単体にやけど状態(-100・5T)を付与(永続・解除不可)
『シヴァの残炎』2回目
通常攻撃時、敵単体にやけど状態(-???・5T)を付与(永続・解除不可)
+自身に延焼状態を付与(永続・解除不可)
&自身のチャージ+1
+敵全体に延焼状態を付与(10T)
&防御力ダウン(3T)
|
+
| | 三戦目(+クリックで展開)
|
サポートの柳生但馬守宗矩(Lv100)に専用特効バフ『銘・伊豆守信綱』(威力アップ&クリティカル威力アップ(永続))
『春日局の大奥』毎ターン
プレイヤーキャラ全員の弱体状態を一定数解除
宝具
『愛の世界、燃える宇宙』
自身にカード性能アップ(3T)+敵単体に超強力な攻撃&魅了(?T)
特殊行動
『ネガ・デザイア』開始時
毎ターン、敵全体のNPを300%減少させる(3T・解除不可)
『無?の愛』開始時
徳川ゲージに応じた効果をプレイヤー側全員(控え含む)に付与。
+
| | (+クリックで展開)
|
25枚 | 無償の愛 | 通常攻撃時、自身のHPを100回復&弱体耐性ダウン(3T) |
---|
19~24枚 | 無垢の愛 | 200回復&上記効果+防御力ダウン(3T) |
---|
13~18枚 | 無法の愛 | 300回復&上記効果+Busterカード性能ダウン(3T) |
---|
7~12枚 | 無遍の愛 | 400回復&上記効果+Quickカード性能ダウン(3T) |
---|
1~6枚 | 無尽の愛 | 500回復&上記効果+Artsカード性能ダウン(3T) |
---|
0枚 | 無窮の愛 | 1,000回復&上記効果+強化無効状態(1回・2T) |
---|
|
『夢幻泡影』
フィールドに「カーマ/マーラ」を1体召喚する。
徳川ゲージに応じて使い始めるタイミングは異なる。
最短だと4T目から使用?
3T経過orフィールドから追加体が居なくなると再使用?
- 追加体の行動
追加体は永続デバフ「天魔の寵愛」を付与された状態で召喚される。
通常攻撃は行わず、召喚された次のターンに「天魔の眼差し」を自身に付与する。
「天魔の寵愛」HPが0になった時、敵単体の弱体状態を解除する【デメリット】
「天魔の眼差し」毎ターン敵単体に弱体耐性ダウン(3T)&宝具封印(1T)
ブレイク
『渇愛のタンハー』1回目
プレイヤー側全体のHP5,000回復&攻撃強化解除
『???』2回目
『???』3回目
|
+
| | 三戦目(ゲージMAX)(+クリックで展開)
|
ゲージMAXで「愛欲の魔王」と戦う場合の追加行動。
- スキル
「魔王の愛撫」
自身に無敵貫通(3T)
宝具発動前に使用する。
- 特殊行動
『愛の氾濫』
自身に毎ターンチャージプラス(10T・解除不可)
1T目に使用する。
|
- シナリオをクリアすることでマテリアルに登録される。
性質上イベント終了後は埋められなくなっていたが、現在はメイン・インタールード入りしたので後発のプレイヤーでも登録が可能になった。
他のビーストが登場するイベントも既にメイン・インタールード入りしていたので、ビーストⅢ/Lの恒常化をもって全てのNPC限定キャラのマテリアル埋めが恒常的に可能となった。
性能比較
小ネタ
+
| | +クリックで展開
|
- 愛の神カーマの魔王としての側面・マーラ。
ビーストⅢ/Rと対となる人類悪。
ADVENT BEAST 人類悪 氾濫
- 愛の神カーマの魔王としての側面・マーラ。その彼女が繋がり、覚醒した人類悪。また、初の『宝具が単体攻撃』のビーストでもある。
「マキリの杯」状態の間桐桜(通称・黒桜)を依り代にした疑似サーヴァント初のビーストクラスであり、LとRという、対となる概念を持つ「愛欲の人類悪」ビーストⅢの片割れ。「天秤の左側(Left)」
- Lは「Lapse」。堕落を意味する。
- クエスト開始時には「人類悪 氾濫」と表示される。
彼女は宇宙遍く、全ての人に望まれる愛のカタチそれぞれに応じた愛を与え、結果として全人類の欲望を満たすことで欲…すなわち希望や野心といった発展の方向性を奪い、人類の進歩を完全に停滞させてしまう。
愛するが故に人は滅びる、これこそがビーストⅢ/Lの示す滅びのカタチである。
- そのためにカーマ/マーラはかなりの姿のバリエーションを持っている。疑似サーヴァントとしての外見による縛りこそあるものの、ビースト時は本体と遜色のない超大量の分身を生み出すスキル「万欲応体」でその姿を現す。
- 背景の分身をよく観察してみると、分身同士でまぐわっている個体がいたりする。
- アサシン時でも霊基再臨ごとに明確な身体成長をあえてしていたりするのだが、復刻版・雀のお宿でカーマが性別限定クエスト(男湯・女湯)の編成制限を全く受けていなかったあたり、描写されていなかっただけで性別も自在だと思われる。
- 最終決戦時には「Starry Heavens」と表示される。
+
| | マーラについて(+クリックで展開)
|
- インドでは、仏教はヒンドゥー教の一部であるとの考えが強く、仏教をヒンドゥー教と混同する事がある。
- 混合宗教であるヒンドゥー教において、マーラはカーマと同一視されていったものと思われる。
- 仏教において煩悩の化身である魔王とされ、仏陀が悟りを開く禅定に入った時に、瞑想を妨げるために現れたとされる天魔王。天魔、天子魔、第六天魔王、第六天魔王波旬などとも呼ばれる。
- 欲界の第六天で、多化自在天とも呼ばれる欲界の最高位、六道の天道(天上界)の最下部を住み処とする。
- 仏陀が悟りを開くと煩悩そのものであるマーラは滅亡するため、美貌の良い5人の娘のうちタンハー(渇愛)、ラーガ(快楽)、アラティ(嫌悪)を仏陀の瞑想を妨げるために派遣したが、仏陀は数々の誘惑に靡かず失敗に終わる。
- Fate世界の鈴鹿御前は第四天魔王の娘と設定されているが、『田村草子』などの原典では第六天魔王の娘とされている。ただし日本の古典文学に登場する天魔の姫であり、上記の仏教に登場する5人の娘との関連性はない。
- 欲界の第六天で、他化自在天とも呼ばれる欲界の最高位、六道の天道(天上界)の最下部を住み処とする。
- 他化自在天は伊舎那天ともよばれイザナギ神と同一視された。また、『十二天供儀軌』『大智度論』16などでは大自在天(シヴァ神)と混同されている。
- 仏陀が悟りを開くと煩悩そのものであるマーラは滅亡するため、美貌の良いタンハー(渇愛)、ラーガ(快楽)、アラティ(嫌悪)という3人の娘を仏陀の瞑想を妨げるために派遣したが、仏陀は数々の誘惑に靡かず失敗に終わる。
- カーマのマテリアルには、この3人の娘がマーラの变化であった可能性もさらりと触れられている。
- Fate世界の鈴鹿御前は第四天魔王の娘と設定されているが、『田村草子』などの原典では第六天魔王の娘とされている。ただし日本の古典文学に登場する天魔の姫であり、上記の仏教に登場する3人の娘との関連性はない。
- 第六天魔王と呼ばれた/自称した人物として織田信長が有名だが他に安日長髄、葦原高丸、安倍広庭、蘇我入鹿、後醍醐天皇、足利尊氏、足利義教、細川政元が挙げられる。
- 自称した場合を除き、後世に為政者として恐怖政治を敷くなどのイメージが持たれたためと思われる。
- 第六天魔王と呼ばれた/自称した人物として織田信長が有名だが、他に安日長髄、葦原高丸、安倍広庭、蘇我入鹿、後醍醐天皇、足利尊氏、足利義教、細川政元が挙げられる。
- 自称した場合を除き、後世に為政者として恐怖政治を敷くなどのイメージが持たれたため民衆から魔王として畏れられたものと思われる。
|
- ステータスが幸運と敏捷のランクが入れ替わっている以外はビーストⅢ/Rと同じ。
- カーマ時と同じく頭の左側にリボンを付けているが、敵専用キャラクターとしてバトルキャラが右向きで作られているため見えない。
+
| | 作中での顛末(+クリックで展開)
|
- 2019年3月の限定イベント「徳川廻天迷宮 大奥」にて登場。
- ノウム・カルデアを人知れず襲い、新所長を誘惑して招き寄せる。さらに新所長を縁としてカルデアの職員やサーヴァントを次々と逆召喚し、彼らを材料として大奥迷宮を創造した。
- その最大の目的は対となる片割れを超えること。Rが目覚めたことで自らも覚醒したLは、決して相容れないR以上の存在として確立するためにRを倒したカルデアのマスターを標的として定めたのである。
- 大奥迷宮もまた、マスターを堕落させるために創られたものだった。進むために仏教の五戒を破らせると見せかけ、本当に破って欲しい戒をカモフラージュ。知らずにそれを犯してきたマスターは屈服寸前の窮地に陥るが、Lの襲撃から逃れカルデアに唯一人残ったサーヴァントの助けでこの危機を脱する。
- 改めてLに挑んだ一行は、大奥に残った人々の助けも借りつつ、遂にLを打倒したのだった。なお最期の一枚絵と表情差分で妙な属性に目覚めたマスター多数。
- 戦いに敗れ、静かに消滅するハズだった彼女はなぜか菩薩の左手に拾われた。彼女の宇宙に余人の入る余地はないはずなのに。
- その正体を悟ったLは年増発言等の毒舌の応酬の果て、霊基を弄られてしまう。敗者の運命を受け容れた彼女はサーヴァントとして召喚を待つ身となったのだった。
- 召喚が叶った暁には同じ顔をした誰かの前で誰かを誘惑する合法的嫌がらせとか、微妙にチンケな野望を抱いてみたり。ビーストとしての記憶は一旦無くなるようだ。
- 本来であれば破壊神シヴァなどが睨みを利かせているために表に出てこられないはずなのだが、パールヴァティーの見立てでは「インド異聞帯で何らかの異変が起きたことで抑止たるシヴァ神らが消失し、その結果顕現したもの」と思われる。
この出来事の後日談となる「Lostbelt No.4」では、インドの神性は「この世すべての邪悪」を踏破せんとする最後の神に悉く統合されていたことが判明する。インド異聞帯に辿り着いたカルデア一行は、大奥での一件に関わったパールヴァティーにより顕現を促されていたガネーシャを含む面々とともに、断罪の刃を振るい続ける「滅ぼしの神」へ挑むことになるのだった。
- 嫉妬や貪欲といった、人間として当たり前の欲でさえ(そして何より自分自身を)許容できず、あらゆる不出来を排除する彼の潔癖な性質と、どんなに駄目な人間=あらゆる不出来であろうと愛して堕落させ欲を満たす彼女の性質は真逆の方向性(=彼にとっての「不出来」)であるため、カーマ/マーラは取り込まれず追い出されたという可能性も指摘されている。
|
|
|