Tue, 21 Feb 2023 15:07:29 JST (728d)
ステータス 
SR | No.60 |
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ステータス |
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保有スキル |
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大魔女の麦粥 刻印されたカードによる攻撃時に、敵単体のHPを300回復【デメリット】& 毒状態(1000ダメージ・3ターン)を付与 |
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詳細情報 |
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イラストレーター |
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呂娥 |
解説 |
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「キュケオーン探偵事務所ここに開業だーっ!! えっ探偵ならもう間に合ってる? そんな退屈なことを言わないでおくれよ。これはただの探偵業じゃないんだぞ。なんとキュケオーンを専門に取り扱う、人理初の探偵事務所なんだからね! 業務はまずは調査に尾行、張り込みに潜入、トラブル仲裁、介入、護衛、荒事対応、レシピ提案、親身なアドバイスから鋭い助言まで、キュケオーンにまつわる困り事ならなんでもござれさ! そしてさ、ふふっ、ふふふ、エヘヘヘ、今後の計画としてはね? ずばり浮気関係なんてのも積極的に対応していきたいなぁなんて構想を練っているところなんだ! どんな難事件も賢くて美しいキュケオーン探偵が見事にキュケッと解決! なぁ!? 素晴らしいだろうメディアたち!?」
「そうですね」 「やっぱり、パンケーキは最高ですよね!」 |
ゲームにおいて 
- ☆4指令紋章。
2020年3月6日より開催の「カルデアボーイズコレクション2020」の報酬。
3月8日より行われるログインボーナスで手に入るイベントアイテムとの引き換え報酬であり、入手には3月14日まで7日連続ログインする必要がある。
連続ログインが切れると交換アイテムが不足し入手不可になる。
- 2021年2月23日より「ホワイトデー2022開催直前キャンペーン」の一環としてレアプリズム交換に追加された。
- 効果は3Tの毒(1000ダメージ)と、デメリットとして本コマンドコードで攻撃した際に攻撃した相手を300回復する。
蝕毒を考慮しない場合、差し引き2700ダメージとなる。
- 毒状態を付与するコマンドコードは過去に仄黒き妄執の令印(600ダメージ3T、デメリットあり)が存在。
デメリットがあちらに比べて自軍に影響のあるものではないため、あちらよりは気軽に使いやすいか。
- 弱体無効持ちや卑弥呼、言峰綺礼ら毒無効持ち相手だと毒状態にならず
美味しく頂かれる回復させるだけになってしまう。ただ回復量が回復量なので大勢に影響はほぼ無いが。
- 主な使い方は蝕毒パーティと組み合わせたり、アルジュナ(オルタ)やロビンフッドの特攻のトリガーなどが挙げられる。
- また、回復量1000までのガッツをこのコード一個で潰せるのは他のデバフ系コードに無い利点。
小ネタ 
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- キュケオーンについて
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キュケオーンについて
- Kykeon。“かき混ぜる”を意味する麦粥。『オデュッセイア』内でキルケーが調合したキュケオーンは、チーズと大麦と蜂蜜をプラムノスの葡萄酒(ワイン)に混ぜ、そこに破滅をもたらす薬物を加えたものとされる。牛乳は入っていない。
- 薬効を無くすため、ヘルメス神はオデュッセウスに魔法除けの薬草であるモリュを与えた。
他作品のキュケオーン
- 『イリアス』ではワインと麦を混ぜ、ヤギのチーズを青銅のおろしで擦り、白い麦粒を上にふり掛けた混粥と書かれている。
- 『ホメロス賛歌』では農業の女神デーメーテールが赤ワインを断った代わりに、大麦の粉を水で溶かしハッカを加えたキュケオーンを所望した。
- 詩人アリストファネスの『平和』では、大量のナッツとドライフルーツを食べた主人公にヘルメスがキュケオーンを勧めた。小作農の飲み物であり貴族は避けたとも言われる。
解毒の薬草モリュ
- ヘルメス神が与えた薬草。ギリシャ神話で最高峰の解毒効果があるとも言われる。モーリュ、モルとも。
- モリュは根が黒く、白い乳色の花をつける薬草と言われる。何の植物かは不明だが、行者大蒜やシクラメン、芸香(ヘンルーダ)、スノードロップといった説がある。
- モリュをキュケオーンに入れる、食べる、香りを嗅ぐなど書籍によって記述が異なるが、体内に取り込むことで解毒効果が発揮される点は共通する。
幻覚剤としての側面
- 古代ギリシアで行われたエレウシスの秘儀では欠かせない飲料だったとされる。この祭儀で飲まれたものは『ホメロス賛歌』に登場するハッカ入りのキュケオーンであり、幻覚作用のある薬物だったと判明している。
- キュケオーンの主原料である大麦、ライ麦に寄生する麦角菌には幻覚成分が含まれている。ちなみに違法薬物であるLSDはこの麦角菌を基に作られている。
- キルケーが初登場した亜種特異点Ⅳの元ネタであるセイレム魔女裁判は、若い女性が麦角菌の付いたライ麦を摂取したことを発端にする説もある。
- 動物に変える魔法とは、ミズマタソウという植物による集団幻覚だったという説がある。ミズマタソウには記憶障害や妄想、幻覚作用のある成分が含まれており、キルケーが使用した薬物の一種だとも言われる。
- また、薬草モリュの正体とされるスノードロップにはガラタミンという成分(アルツハイマー病などの治療に使われる)が含まれており、これはミズマタソウによる中毒症状に対抗できるらしい。詳細が気になる人は〝抗コリン薬中毒〟や〝Circe snowdrop〟等で検索しよう。
レシピ
- キュケオーンの作り方は書籍(『歴メシ!』出版:柏書房、著者:遠藤雅司)や料理サイト(英語ページ注意▶︎リンク
)で紹介されている。
- 注意点として、キルケーが調合したワインベースのキュケオーンはあまり紹介されていない。
紹介されているキュケオーンの殆どがエレウシスの秘儀で飲まれたハッカ入りの麦粥であり、牛乳がベースになる等、オデュッセイアの記述とは些か異なる。
漫画「氷室の天地」15巻においては「現代解釈版」としてワインベースのレシピが作中のネタとして収録されている。
動物になる薬品を除けばこの現代風キュケオーンはスーパーマーケットで手に入る材料で作れるため、気になる人は自作してもいいかも知れない。
サーヴァント・ユニヴァースにおいて
その他
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