オデュッセウス

Mon, 12 Aug 2024 00:52:22 JST (60d)
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ステータス Edit

SSRNo.277
こいつで決まりだ……!
クラスライダー
属性中立・善
真名オデュッセウス
時代神話時代
地域ギリシャ
筋力C耐久A+
敏捷D魔力B+
幸運EX宝具B
能力値(初期値/最大値)
HP1948/13284
ATK1822/11795
COST16
コマンド
カード
Quick×2Arts×2Buster×1
特性
サーヴァント、地属性、中立属性、善属性、人型、男性、騎乗、愛する者、王、ギリシャ神話系男性、霊衣を持つ者、ヒト科のサーヴァント、七騎士のサーヴァント
保有スキル効果継続CT取得条件
知将の閃き[B++]味方全体のQuickカード性能をアップ[Lv.1~]38初期スキル
味方全体のArtsカード性能をアップ[Lv.1~]
選択した味方単体を除く味方全体にターゲット集中状態を付与
一意専心(愛)[A]自身のNPを増やす[Lv.1~]-7霊基再臨×1突破
自身のスター集中度を大アップ[Lv.1~]1
自身に魅了無効状態を付与5
神体結界(アイギス)[A]自身に無敵状態を付与17霊基再臨×3突破
自身の強化解除耐性をアップ[Lv.1~]
自身の防御力をアップ[Lv.1~]3
クラススキル効果
対魔力[B]自身の弱体耐性をアップ
騎乗[B+]自身のQuickカードの性能をアップ
伝令神の加護[B]自身に大魔女による豚化無効状態を付与
自身のArtsカード性能をアップ
アペンドスキル効果
追撃技巧向上自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]
魔力装填自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]
対ライダー攻撃適性自身の〔ライダー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]
特撃技巧向上自身のクリティカル威力をアップ[Lv.1~]
スキル再装填自身に「スキル使用後に使用したスキルのチャージを1進める状態」を付与[Lv.1~]
宝具種類ランク種別
終焉の大木馬(トロイア・イポス)ArtsB++対国宝具
効果
自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体の防御強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃[Lv.1~]


各レベル毎のステータス Edit

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レベルHPATKレベルHPATK
11,9481,822709,5998,553
103,7163,3778011,32210,069
205,4624,9139013,28411,795
306,7886,080聖杯転臨
407,5026,70810014,55312,911
507,6846,868110????????
608,3417,446120????????


イラストの変化 Edit

+  イラスト:redjuice (+クリックで展開)

初期状態霊基再臨1回目霊基再臨3回目霊基再臨4回目


霊基再臨 Edit

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霊基再臨×1必要Lv:50霊基再臨×2必要Lv:60
素材個数素材個数
ライダーピース5ライダーピース12
無間の歯車8
QP10万QP30万
霊基再臨×3必要Lv:70霊基再臨×4必要Lv:80
素材個数素材個数
ライダーモニュメント5ライダーモニュメント12
隕蹄鉄10鳳凰の羽根8
鳳凰の羽根4智慧のスカラベ5
QP100万QP300万


簡易霊衣開放 Edit

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保有スキル強化 Edit

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レベル必要QP必要アイテム一意専心(愛)[A]備考
NP増加量
1------+20%
1⇒220万騎の輝石×5+21%
2⇒340万騎の輝石×12+22%
3⇒4120万騎の魔石×5+23%
4⇒5160万騎の魔石×12、隕蹄鉄×5+24%
5⇒6400万騎の秘石×5、隕蹄鉄×10+25%CT-1
6⇒7500万騎の秘石×12、無間の歯車×5+26%
7⇒81,000万無間の歯車×10、暁光炉心×4+27%
8⇒91,200万暁光炉心×11、光銀の冠×24+28%
9⇒102,000万伝承結晶×1+30%CT-1


アペンドスキル強化 Edit

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レベル必要QP必要アイテム追撃技巧向上魔力装填対ライダー攻撃適性
1---サーヴァントコイン×120+30%+10%+20%
1⇒220万騎の輝石×5+32%+11%+21%
2⇒340万騎の輝石×12+34%+12%+22%
3⇒4120万騎の魔石×5+36%+13%+23%
4⇒5160万騎の魔石×12、鳳凰の羽根×4+38%+14%+24%
5⇒6400万騎の秘石×5、鳳凰の羽根×8+40%+15%+25%
6⇒7500万騎の秘石×12、智慧のスカラベ×2+42%+16%+26%
7⇒81,000万智慧のスカラベ×4、巨人の指輪×6+44%+17%+27%
8⇒91,200万巨人の指輪×18、神脈霊子×24+46%+18%+28%
9⇒102,000万伝承結晶×1+50%+20%+30%


セリフ Edit

+  CV:桐本拓哉 (+クリックで展開)
CV桐本拓哉
開始1「せいぜいやってみせるさ!」
2「倒して、進む!」
3「乗り越えるまでだ!」
4「はぁ……仕方ない」
スキル1「神々よ……照覧あれ!」
2「おおおおっ! 『神体結界(アイギス)』!」
3「ペーネロペー……」
コマンドカード1「おう!」
2「ほう?」
3「成程」
宝具カード1「木馬で、出る!」
2「奥の手だ、行くぞ!」
アタック1「ふっ!」
2「ふん!」
3「ぜえあっ!」
4「これくらいか!」
5「光よ!」
6「貫け!」
エクストラアタック1「光に! 消えろ!」
2「溜めて溜めて……ぜえあっ!」
3「穿て! 『弦なき愛の輝弓(ペーネロペー)』!」
宝具1「アイギス接続! 宝具格納庫より発進! 多重加護同時連結! 魔力増大! 殲滅形態で叩くッ!! 『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』!! こいつで決まりだ──!」
2「やるぞ、木馬ァ! 運命(さだめ)の化身、蹂躙の具現! せめて一撃で終わらせよう! 魔力、最大!! 『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』!! あばよ──!」
ダメージ1「これしき!」
2「ハハッ!」
3「『神体結界(アイギス)』!」
4「くっ……!」
戦闘不能1「道、半ばで……!」
2「マスター……お前の、旅を……最後まで……」
3「すまない……マスター……」
4「ペーネロペー……お前を……」
勝利1「俺に成せない事はない」
2「ここでは立ち止まらんさ」
3「俺の前に立つな」
4「乗り越えたぞ、と」
レベルアップ「こういうものか。面白いな」
霊基再臨1「おおお、姿が変わるか! ふっ、ふっふっふ……面白い!」
2「この段階では何も変化はしないか。そういうものか。カルデア式召喚、興味深いものだ」
3「成程、この姿か。生前にも覚えのある形態だ。神体結界(アイギス)の高まりを感じるぞ。ん? ああ、兜か。これまで通り、オンオフが可能だとも」
4「霊基の限界まで引き上げてもらったな。礼を言っておく。それから……そうだな。お前の旅に祝福を。お前の果たす冒険は、前人未到のものとなるだろう」
絆Lv1「マスター、調子はどうだ。冒険には兎角、疲労がつきものだ。よく食べ、よく休め。それもお前の仕事の一つ……というのは、堅苦しいか。だが、根を詰め過ぎるなよ? いいな」
2「俺は、トロイア戦争の参加者ではあるが、英雄オデュッセウスの本懐と言えば冒険。つまりは、困難極まる危険な旅だ。オデッセイという言葉がお前の時代にはあるだろう? 冒険の旅を意味するという。何を隠そう、それは俺に由来する言葉なんだそうだ。つまり俺はお前の冒険の旅の先輩だ。遠慮なく頼れ」
3「モテる? 俺が? いやあ、そんなことは……なくもなかったが、昔の話だ。それになあ、あの頃の俺は戦争を終えてペーネロペーのもとへ帰りたくて帰りたくて、モテるどうこうを意識する余裕なぞあるはずもなく、必死だった。いつもな。ただ、そのせいで傷つけた相手もいる。いや、こちらの話さ。聞き流してくれ」
4「思えば、戦争も冒険の旅も、さして差は無かった。いや、簡単だって意味じゃない。どちらも俺の前に立ちはだかった大いなる困難、苦難の壁だ。例えば難攻不落のトロイア。単眼の巨人キュクロプス。いずれも等しく、愛するペーネロペーと再会しようとする俺の障害だ。乗り越える他に道はない。だから乗り越えた。それだけと言えばそれだけのことさ。だが世人には、どうやらこれが偉業だと映ったらしい。俺は、愛する女に会いたかっただけで、特別なことをしてるなんて自覚は、これっぽっちも無かったんだがな」
5「マスター。お前も、手を伸ばせばそこにあって当然のものを、それでいて掛け替えのないものを、尊きものを取り戻すために、旅をしているんだろう? ああ、分かるさ。いつか俺も歩いた道だ。ならば俺は誓う。最後まで、この身の魔力、霊子の一片まで、お前が進むための力となると。忘れるな、マスター。知性と忍耐。理性と決断。そして……愛と希望こそが、勝利の鍵だ」
会話1「さあ、行こう。歩くか? 飛んで空を行くか?」
2「俺はお前のサーヴァントだ、マスター。部下の様にも、仲間の様にも、好きに扱えばいい」
3「寝不足は冒険の敵だぞ、マスター」
4「大英雄アキレウス! 味方なら、これほど頼もしい奴もいないな」(アキレウス所持時)
5「アイアス……懐かしき名だ。なに? 奴の盾を使える奴がいる?」(エミヤ所持時)
6「お互い、よく戦ったさ。そうだろう? 兜輝くヘクトール殿よ。とにかく一杯やろう。俺達には酒が必要だ」(ヘクトール所持時)
7「うーん……ん? まさか……パリス王子か! 成程、英霊とはそういう……なに、アポロン神? やれやれ、そういう事か……」(パリス所持時)
8ペンテシレイア殿! 相変わらずお美しい。ん? なんだ、ヘクトール殿。禁止用語? 何がだ?」(エルドラドのバーサーカー所持時&真名判明後)
9「キルケーの、姪……? 成程、よく似ているものだ。愛らしい」(メディアorメディア(リリィ)所持時)
10「イアソン、我が従兄弟殿。以前見た時よりも、いい面構えになったか?」(イアソン所持時)
11「シャルロット・コルデー……。さて……この大きな借りを、どう返すべきか……」(シャルロット・コルデー所持時&Lostbelt No.5 アトランティス編クリア)
12「巨大ロボット? ああ、俺の宝具の事か。……なに? 『オレっちのヒュージベアー号と勝負してくれ』? 何を言っている?」(坂田金時or坂田金時(騎)所持時)
13「俺の宝具を解体してみたいだと? ええい、何を言っている! 科学の発展のため? 動力は何か? 駄目だ駄目だ! あれはアカイア軍の技術と、神々の……んんっ(咳払い)」(科学者系サーヴァント所持時)
14「ほう……東方の軍師。ほう……ほう……!」(東方の軍師系サーヴァント所持時)
15「ああ、そうか……。明るい顔で笑うようになったな、キルケー」(オケアノスのキャスター所持時&真名判明後)
16「い、いけません! 神妃エウロペ! 我々の宝具同士で取っ組み合いをさせるなどと……はい。何です? 小さな子供の英霊達が見たい見たいとせがむから? どうしても見せてあげたい? ……あぁ~、神妃エウロペよ……」(エウロペ所持時)
17「おおおっ! カイニス! 一杯どうだ。ポセイドン神には、俺も言いたいことが幾つかあってな。」(カイニス所持時)
好きなこと「好きだ、ペーネロペー。けれどお前は、ここにはいないんだな……」
嫌いなこと「嫌いなもの? ……国同士の戦だ。二度と目にしたくはないものだ」
聖杯について「聖杯か。願望器であると言うなら、そうだな。ペーネロペーとの更なる再会を……と、言いたいところだが……生憎、俺は英霊だ。かつてを生きた英雄、オデュッセウスそのものではなく、ペーネロペーもそうだ。だから……そうだな。うむ……ははっ、願い事、思いつかんな」
イベント開催中「騒がしいな、新しい厄介事か? 構わんさ。俺も付き合おう」
誕生日「ああ、今日はお前の生誕の日だったか。では宴か? 宴だな! うん、ひとつ、俺から忠告しておこう。宴には気を付けろ。楽しんでもいい。喜んでもいい。だが、常に平静でいるように。宴の最中に何が起きてもだ。いいな? ……いいな?」
召喚「───真名オデュッセウス、現界した。
 人類史を救うというおまえたちの大冒険、
 俺が幾ばくかの力となろう。
 前へ進むための一歩が、いかに重く苦しいものか……
 多少は知っているからな」
+  イベントボイス (+クリックで展開)
アイアイエーの春風 ~魔女と愉快な仲間と新しい冒険~」イベントページ1「ん? ……ああ、お前か。ここは店だ。この俺が、店番というものを任されている。店……ああ、店か。悪くない。どこかの店主として一生を終える可能性も、或いはあったのかもしれん」
2「ここは、いわゆる一般的な店とは違う。いかなる地域の通貨も、黄金さえも通用せず、特殊な交換のみが行われる店なのだそうだ。ふ……怪しいか? いや、怪しむ必要はないぞ。俺の眼から見ても、そう、中々の代物が用意されている。ふっ……期待しておく事だ」
3「とっておきの礼装だ。さあ、持っていけ。……ああ、いや、持っているだけでは駄目だ。きちんと装着しろ。こいつは、きっとお前の旅の役に立つ」
4「ん……ああ、お前か。今回は、そうだな。他では得難い経験をさせてもらった。本当にそう思っている。──英霊の身は、死後の影。残滓が如きモノだ。故に、本来であればこういった言い方はしないのだろうが……それでも俺は、この経験を次に繋げたい。……おかしいか?」
5「さて、この辺りでそろそろ……ああ、そうだ。店じまいというものだ。交換していない物があるなら、済ませておくといい」
6「ホワイトデー……うん。ホワイトデー……なるほど。ある程度までの情報は得ている。そう……そうだな、うん。俺は……俺はお前に、何をしてやれるだろう。言ってくれ。俺に出来る事なら、俺は何でも──ん? なに? そういう思わせぶりな言い方は良くないか。そうなのか……難しいのだな、当世は。だが、俺の気持ちは変わらん。何でも構わん。言ってくれれば、俺は叶えよう」
7「羅針盤か……これは、磁石の指極性を利用したものだな。旅の道行きを示すものだというが……なるほど、興味深い」
8「方位を示す羅針盤……船旅にこれがあれば、心強いだろう。お前はどうだ? 冒険の旅の道標に、お前は何を使う?」
9「行く宛のない旅もいいだろう。心の向くまま、風の向くままに、自由に世界を旅して回る……それもまた冒険と言えるのだろう。俺は……そうだな。──いや。俺は、どこかを目指すための旅がいい」
10「羅針盤を正しく使うには、そう、行き先を定める必要がある。どこへ辿り着くために旅をするのか、だ。お前は分かっているか? 自分が、どこへ向かおうとしているのか」
11「人は皆、旅をする。何故ならば、人生そのものが行く宛のない旅なのだ。人は皆、死という終わりを迎えるが……しかし決して、死の為に生きるのではない。つまり人は、旅の為に旅をする。──かつて俺にそんな事を言った者が……いたような気がするんだが……さて、誰だったか……」
12「お前の旅は……お前の人生は、お前だけのものだ。だが、決して孤独ではない。長い道のりの中で、旅の仲間は必ず現れる。それがたとえ、ほんのひと時だけの道連れであったとしても。仲間と過ごした刻は、唯一無二の支えとなるだろう。──忘れるな。お前は、孤独ではない」
13「はぁ……これが最後の羅針盤か。では、最後の報酬を渡そう。お前にとって役立つものである事を、心より願う。……いや、違うな。折角の報酬だ、何が何でも役立てろ。手にした資源の全てを費やし、全力で前へ進め。お前の旅の為に。お前の冒険の為に──」
 

マテリアル Edit

+  絆ポイント(+クリックで展開)
Lvレベル毎累計報酬
13,0003,000--
26,1259,125--
36,12515,250--
46,12521,375--
56,12527,500--
6282,500310,000聖晶石3個
7300,000610,000聖晶石3個
8320,000930,000聖晶石3個
9340,0001,270,000聖晶石3個
10370,0001,640,000絆礼装
+  キャラクター詳細(+クリックで展開)

古代ギリシャ神話に登場する英雄。
ホメロスの長編叙事詩『オデュッセイア』の主人公。
『イリアス』ではトロイア戦争に参加した際の姿が綴られている。

トロイア戦争ではアカイア側随一の知謀の将として活躍。
アキレウス亡き後、木馬の奇計によってトロイアを陥落せしめた。
戦後は愛するペーネロペーの元へと帰還しようと海を渡るも、凶猛なる単眼の巨人種キュクロプス、海神ポセイドンの呪い、魔女キルケーや海精カリュプソーの誘惑、魔鳥セイレーンの歌、海魔スキュラの海峡、ヘリオス神の憤怒、等々の苦境に遭遇し、時に多くの犠牲を払いつつも、遂にはすべてを乗り越えた。

「前へ進むための一歩が、如何に重く苦しいものか。
 ─────────俺も多少は知っている」

+  絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開)

身長/体重:179cm・63kg
出典:トロイア戦争、『イリアス』、『オデュッセイア』
地域:欧州
属性:中立・善  性別:男性
モテる。とにかくモテる。

+  絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開)

不屈の意志を持った人物。
トロイア戦争の英雄にして、ギリシャ神話最高の冒険家のひとり。
数多くの冒険、苦難を乗り越えまくってきた男であればこその有言実行。オデッセイ(冒険の旅)の語源となったのは伊達ではない。

大言壮語を吐いたとしても、彼は実際にその通りに行動してみせる。
トロイアを落とすと言えば、落とす。
修羅場から逃れると言えば、逃れる。
魔獣や怪物を倒すと言えば、倒す。
そして、ペーネロペーの元へ帰ると言えば───いつか必ず、帰るのである。

+  絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開)

○神々の寵愛:B+
オリュンポスの神々からの寵愛を示すスキル。
さまざまな効果をもたらす。
とりわけ、女神アテナからの愛は深い。これにより、オデュッセウスは神々の防御兵装である宝具アイギスの使用が例外的に可能となる。
本作では基本的にスキルとしては使用されない。

○一意専心(愛):A
精神の絶対性。不屈の意志の源泉。
愛する妻ペーネロペーへと捧げた心は、
決して揺るぐことがない。
ニンフのカリュプソー、アイアイエー島の魔女キルケー、儚き王女ナウシカアー……オデュッセウスは多くの女性に求められてきた。女神アテナの加護も、ある意味では「モテている」と言えるだろうか。
色男然とした経歴を持つオデュッセウスだが……
本人としては一途なのである。
ただ、愛しのペーネロペーの元に戻るべく旅をしていると、なぜか女性と出逢ってしまうのだ。
(少なくとも彼はそう認識している)

+  絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開)

『神体結界』
ランク:A 種別:結界宝具
レンジ:ー 最大捕捉:1人

アイギス。
オリュンポスの神々によって造り出された防御兵装。
鎧とも、盾とも伝えられる。
本来は神々の手による概念防御、きわめて強力な結界の類と思しいが、オデュッセウスは女神アテナの深い寵愛ゆえか例外的にこれを物理的な『鎧』として身に纏う。
すなわち、概念防御を有した神鋼製の無敵の鎧である。

常時発動型の宝具。
本作ではスキルとして表現されている。

+  絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開)

『終焉の大木馬』
ランク:B++ 種別:対国宝具
レンジ:2〜80 最大捕捉:400人

トロイア・イポス。
トロイア戦争末期、オデュッセウスは一計を案じ、トロイア内部へと巨大な木馬を運び込ませた。木馬にはギリシャ兵(アカイア兵)が多数潜んでおり───
結果、トロイアは敵を内側へ招き入れることになり、内外からの攻撃を受けて陥落。アカイア軍は遂に勝利を得たのだった。
記述によれば、オデュッセウス本人も木馬の中に入り、兵士と共に戦ったという。

宝具としての『木馬』の実態は、女神アテナによるアイギスの祝福を思わせる、神鋼の装甲に覆われた大型の乗騎である。真名解放によって召喚された木馬は、巨人にも似た殲滅形態に変化する事で、トロイア戦争の苛烈さを思わせる大破壊をもたらすだろう。

+  星間都市山脈オリュンポスクリアおよび絆Lv.5で開放 (+クリックで展開)

第五の異聞帯アトランティスでは汎人類史のサーヴァントとして現界し、神々の側に立つ「異聞帯のオデュッセウス」と相争った。
実力は伯仲。一時は、数多の冒険と戦闘の経験を有した汎人類史のオデュッセウスが優勢な場面も見受けられたが、最終的にはゼウスから賜ったクリロノミアを励起させた「異聞帯のオデュッセウス」の勝利に終わった。

異聞帯での戦いの記憶を、カルデアに召喚された彼は有していないが……
カルデアに保存された記録に自分から接触し、大筋の出来事は掴んでいると思しい。
異なる生まれ、異なる最期を遂げた「異聞帯の自分」がシャルロット・コルデーに対して作ってしまった大きな借りについては、いつか必ず返さねば、と心に決めているようだ。


ゲームにおいて Edit

  • ☆5ライダー。
    2020年3月6日より開催のイベント「アイアイエーの春風 ~魔女と愉快な仲間と新しい冒険~」及び「カルデアボーイズコレクション2020」に合わせて恒常実装。
    • 霊基再臨第二段階のセイントグラフでは仮面を被っている姿だが、何故かバトルキャラ(攻撃動作中を除く)とマイルームでは仮面を脱いでいる。また第三段階のセイントグラフとバトルキャラ・マイルーム等の立ち絵にも異なる点がある(首周りのパーツの有無)。
      • バトル・イン・ニューヨーク 2022 ~スペース・オデュッセウス対ニコラ・テスラ~」開催に合わせて簡易霊衣「アイギス(第二再臨)」と「アイギス(第三再臨)」が実装された。いわゆる常時仮面状態になる霊衣なのでようやくセイントグラフとバトルキャラが統一可能となる。
        また特殊な仕様により簡易霊衣「アイギス(第二再臨)」を解放すると通常時の霊基再臨第2段階のセイントグラフとアイコンが顔を出している状態のものに変化する。
    • 一枚しかないもののBusterのモーションは3パターンあり、近接Bモーションはランダムで変わる。
    • スキルモーションはスキル毎に完全固定。
  • カード構成はBQQAA。ArtsとQuickが4Hitし、特にArts性能はこのカードタイプでは高性能な部類。Artsクリティカルで一気に貯めていける。
    • Quickも「騎乗 B+」が乗るのでスター生産、火力、NP面と平均以上に活躍し、総じてカード性能に優れている。

スキル解説 Edit

  • クラススキルは「対魔力」と「騎乗」に加え、固有スキルが1つ。
    • 伝令神の加護 B
      自身に大魔女による豚化無効状態を付与+自身のArtsカード性能をアップ
      • 大魔女の宝具による豚化状態を完全にシャットアウトする超ピンポイントなスキル。
        ごく稀なケースだが、大魔女以外からの豚化は防げない(実装後の初確認は2022年6月の聖杯戦線の「サクラ戦線Ⅳ」)。
      • Artsカード性能アップにより自身の宝具、良好なカード性能が更に伸ばされている。
  • 保有スキルはパーティ支援寄りの耐久型。独自効果ばかりなので注意。
    • 知将の閃き B++
      味方全体のQuickカード性能アップ(3T)&Artsカード性能アップ(3T)+味方単体以外にターゲット集中付与(3T)
      +  スキル倍率
      スキルLv.Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
      Quick強化10%11%12%13%14%
      Arts強化10%11%12%13%14%
      スキルLv.Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10
      Quick強化15%16%17%18%20%
      Arts強化15%16%17%18%20%
      • 自身のメインカード二種が対象の全体バフ。増加量は「カリスマ A」程度だが、どちらもNP面に影響するので活躍してくれる。
      • タゲ集中は「指定した者"以外の味方全員"」に付与される変則タイプ。言い換えると指定した者だけが敵から狙われなくなる
        使い方としては「サポート用に組んだクラス有利ではない者(キャスター等)を守る」や「バーサーカーを保護する」等。またタゲ集中系スキルとしては継続3ターンと長く、対象をある程度任意で選べるので、本効果目的での使用も検討したい。
      • マスター礼装のオーダーチェンジでタゲ集中持ちの片方を控えに下げれば擬似的な「ぐだぐだ看板娘」のような使い方も出来る。
      • 処理の優先順位がどうなっているかにもよるが、敵から味方にターゲット集中をかけられた際に本スキルで全員に同効果を付与することで、結果的に敵のターゲット集中を無効化する可能性もある。
    • 一意専心(愛)A
      自身のNP増加&スター集中度アップ(1T)&魅了無効状態付与(5T)
      +  スキル倍率
      スキルLv.Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
      NP増加20%21%22%23%24%
      スター集中度アップ500%550%600%650%700%
      スキルLv.Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10
      NP増加25%26%27%28%30%
      スター集中度アップ750%800%850%900%1000%
      • NP増加量は最大30。概念礼装と合わせ即時宝具発動しやすい。
      • スター集中度アップはただでさえ高いライダーのスター集中率を上げ、クリティカルを狙いやすくなる。
        ただしクリティカル威力アップ系や高倍率バフを持たないので、自力では火力を伸ばせない。どちらかといえばクリティカル補正によるNP獲得量増加が主目的となりやすく、NP増加と合わせて宝具始動の促進、あるいは宝具後のリチャージ目当てで活用していくこととなる。
      • 魅了無効はピンポイントな弱体耐性だが、効果ターンが長い。スキルレベル最大時には常に魅了を無効化し続けられる。
    • 神体結界 A
      自身に無敵状態付与(1T)&強化解除耐性アップ(1T)&防御力アップ(3T)
      +  スキル倍率
      スキルLv.Lv1Lv2Lv3Lv4Lv5
      強化解除耐性アップ50%55%60%65%70%
      防御力アップ20%21%22%23%24%
      スキルLv.Lv6Lv7Lv8Lv9Lv10
      強化解除耐性アップ75%80%85%90%100%
      防御力アップ25%26%27%28%30%
      • 耐久特化スキル。最短5ターンで回せる無敵に加え、3ターン継続する「変化」並みの防御バフ、さらに強化解除耐性までセットになっており、並大抵の敵の攻撃には耐えられる。
        無敵貫通と防御無視のバフor攻撃を同時に行う一部宝具に弱いので注意。
      • 強化解除耐性にレベル表記がある為、確実に強化解除を防ぐには育成が必要となる。

宝具解説 Edit

  • 終焉の大木馬(トロイア・イポス)
    自身の宝具威力をアップ(1T) +敵全体の防御強化状態を解除&Arts属性の全体攻撃
    • 宝具威力アップはオーバーチャージ対応。
      • これに「伝令神の加護」と「知将の閃き」が上乗せできるので、それなりの火力を発揮する。
        ただ宝具強化は未実装なので、☆5ライダーの中では埋もれがちか。
    • 全体Arts宝具という事である程度のリチャージ能力を持ち、味方からのArts強化やNP獲得量アップを盛る事で宝具再使用も視野に入る。
    • 攻撃前に敵全体の防御強化状態を解除する。これは防御アップだけでなく、各種カード耐性や無敵・回避、及び対粛正防御も解除対象となる。
      • ガッツは対象外強化解除耐性が付与されている場合も注意
        また【強化解除無効】表記付き(アイコンに四角い縁取りが付いているもの)も剥がせない
      • 敵として出てきた場合の脅威度が非常に高く、ガッツ、攻撃力ダウンや宝具威力ダウンの付与、または強化解除耐性付与スキルと回避・無敵の併用でやり過ごすしかない。
        また概念礼装の無敵・回避は強化解除されないため、これで凌ぐのも有効。

総評 Edit

  • Artsを主体にした高耐久アタッカー兼、変則サポーター。
    良好なカード性能とNP増加等も合わせて宝具を回しやすく、全体防御解除宝具を高頻度で打てるのが何よりの強み。
  • サポーターとしては変則的なターゲット集中によるパーティ全体のダメージコントロールが最大の特技であり、自身が高耐久スキルを持つので「ライダー2人+キャスター1人編成でキャスターを守る」事や「自分以外の味方に攻撃を集中させ、自身をひたすら生き残らせる」ような動きが可能。
    • スキル1がターゲット集中付与になってはいるが、自分を使い切りの囮役にするには言うまでもなくコスパが悪すぎる。
      • レベル1運用はたいていゲオルギウスまたは陳宮といった銅レアで事足りるので、効果的な場面は限られる。
        サポーター2人に集中を付与して落とす場合は2人にターゲットがバラけるのでかなり運が絡んで使い難い。
        サポーター1人とオダチェンで交代してアタッカーを守りつつ自身ともう1人のサポーターを落とす目的は看板娘を持っていない場合に限られ、ある場合はそれとオダチェンを併用するほうが楽。
        S1にQAバフが付いている点と礼装枠がフリーになる点を活用すれば可能性は見えてくるが、編成コストが重く落ちるまで星を吸ってしまうので注意。
  • アタッカーとしては非常に安定性が高いが、瞬間火力の伸びしろには乏しい。宝具回転で補うかサポートメインで活躍させる方針で運用しよう。

概念礼装について Edit

  • 良好なArtsカード性能を持つため「笑顔のしるし」等のArts&NP獲得アップ系統が相性が良好。
    スター集中度の高いライダークラスかつスター集中スキル持ちのため、「もう一つの結末」も有効に扱える。
  • 絆Lv10で専用礼装を入手できる。

性能比較 Edit

名前HPATKQAB宝具保有スキル
123
ドレイク1283011326122B/全嵐の航海者[A+]駆け抜ける黄金律[A]星の開拓者[EX]
女王メイヴ1396810296122B/単女王の躰[A+]女王の躾[A]愛しき私の蜂蜜酒[C]
イスカンダル1321911560122B/全彼方に向かう者たち[A]制圧軍略[A]雷の征服者[EX]
オジマンディアス1283011971122B/単熱砂の神王[A]皇帝特権[A]太陽神の加護[A]
ケツァル・コアトル1296012001122B/単太陽のカリスマ[EX]善神の智慧[A+]自由なる闘争[EX]
アルトリア(騎オルタ)1425610776221Q/単サマー・スイーパー![A]コーチング[A+]リローデッド[C]
イヴァン雷帝1328411619122B/全矛盾精神[A+]無辜の怪物(異)[A]非常大権[A]
アキレウス1321911883221Q/全彗星走法[A+]勇者の不凋花[B]宙駆ける星の穂先[B+]
司馬懿(ライネス)1354311427221A/補軍師の忠言[A]宣帝の指揮[A]至上礼装・月霊髄液[EX]
ダ・ヴィンチちゃん(騎)1411210883122A/全黄金律(体)[EX]アクセルターン[B]星に夢を[D]
エウロペ1257111737122B/全無垢の姫[B]主神の寵愛[A+]主神の白牡牛[C+]
オデュッセウス1328411795221A/全知将の閃き[B+]一意専心(愛)[A]神体結界[A]
ネモ1368011427122A/単嵐の航海者[C++]不撓不屈[B+]旅の導き[C++]
太公望1354311651221Q/全原始兵法[A+]封神執行[B]思想鍵紋[EX]
コンスタンティノス11世1395310923122B/補ハギア・ソフィアの祈り[C-]落日の帝国[EX]終焉特権[C]
曲亭馬琴1425610723221A/全名詮自性[B]仁義八行[A]戯作三昧[A]
武田信玄1374811175113B/全甲斐の虎[A]赤き焔[A]楯無[B]
アンドロメダ1512010085221Q/全カシオペアの娘[A]生贄の乙女[A]神託鎖ネレイデス[EX]


  • 関連サーヴァント比較
    +  +クリックで展開
    No.名前Lv.MHPATK筋力耐久敏捷魔力幸運宝具QAB保有スキル
    65ドレイク901283011326DCBEEXA+122嵐の航海者[A+]
    駆け抜ける黄金律[A]
    星の開拓者[EX]
    99女王メイヴ901396810296EEBCEXA+122女王の躰[A+]
    女王の躾[A]
    愛しき私の蜂蜜酒[C]
    108イスカンダル901321911560BADCA+A++122彼方に向かう者たち[A]
    制圧軍略[A]
    雷の征服者[EX]
    118オジマンディアス901283011971CCBAA+EX122熱砂の神王[A]
    皇帝特権[A]
    太陽神の加護[A]
    144ケツァル・コアトル901296012001BBB+EXA+EX122太陽のカリスマ[EX]
    善神の智慧[A+]
    自由なる闘争[EX]
    179アルトリア(騎オルタ)901425610776BCBABA221サマー・スイーパー![A]
    コーチング[A+]
    リローデッド[C]
    205イヴァン雷帝901328411619B+A+DCBA122矛盾精神[A+]
    無辜の怪物(異)[A]
    非常大権[A]
    206アキレウス901321911883B+AA+CDA+221彗星走法[A+]
    勇者の不凋花[B]
    宙駆ける星の穂先[B+]
    241司馬懿(ライネス)901354311427BCCAC+B221軍師の忠言[A]
    宣帝の指揮[A]
    至上礼装・月霊髄液[EX]
    253ダ・ヴィンチちゃん(騎)901411210883DDBAA+B122黄金律(体)[EX]
    アクセルターン[B]
    星に夢を[D]
    274エウロペ901257111737EEDBA+A122無垢の姫[B]
    主神の寵愛[A+]
    主神の白牡牛[C+]
    277オデュッセウス901328411795CA+DB+EXB221知将の閃き[B+]
    一意専心(愛)[A]
    神体結界[A]
    296ネモ901368011427CBCAAB122嵐の航海者[C++]
    不撓不屈[B+]
    旅の導き [C++]
    331太公望901354311651DCAEXA+A+221原始兵法[A+]
    封神執行[B]
    思想鍵紋[EX]
    342コンスタンティノス11世901395310923CACDCEX122ハギア・ソフィアの祈り[C-]
    落日の帝国[EX]
    終焉特権[C]
    253曲亭馬琴901425610723CCB+B+C-A221名詮自性[B]
    仁義八行[A]
    戯作三昧[A]
    397武田信玄901374811175B+B+C+C+CB113甲斐の虎[A]
    赤き焔[A]
    楯無[B]
    406アンドロメダ901512010085BBBCAC221カシオペアの娘[A]
    生贄の乙女[A]
    神託鎖ネレイデス[EX]

小ネタ Edit

+  +クリックで展開
  • ホメロスの長編叙事詩『イリアス』、『オデュッセイア』の登場人物。特に『オデュッセイア』は、その名の通り彼を主役とした冒険物語。
    • 救いのない結末が多いギリシャ神話の中にあって、ハッピーエンドを迎えることが出来た数少ない英雄でもある。
+  神話解説 +クリックで展開
  • 父はイアソン率いるアルゴノーツの一員でもあったラエルテス、妻は英雄ペルセウスの子孫ペーネロペー。一人息子にテーレマコスがいる。
    • イオニア海沿岸に浮かぶ小島イタカ(イタケー)の王。規模が小さいようにも思えるが、トロイア戦争の時代……つまり紀元前13世紀中頃のイタカは周辺諸島と沿岸部を纏め上げる海軍国家であり、紛れもない強国であった。
    • ちなみに母方の祖父は計略の神ヘルメスの子、口論、偽誓、悪知恵と盗みの名人、「狼そのもの」と評された、やはりアルゴノーツの一人アウトリュコス。アウトリュコスはイアソンの母方の祖父でもあるため、イアソンとオデュッセウスの二人は従兄弟にあたる(アルゴノーツ世代のイアソンが年上の模様)。後の経歴を見れば二人は間違いなく祖父と曾祖父の血を受け継いだ。
    • 詳細は後述するが、妻のペーネロペーも貞潔かつ賢明な女性として高名。
    • 息子のテーレマコスもまた若年ながら思慮分別に富んでおり、自ら父を探しに旅に出る行動力を併せ持つ。この王家が代々傑物揃いだったのも当時のイタカの繁栄振りを思わせる。
  • トロイア戦争のあれこれはアキレウスヘクトールの小ネタ参照のこと。
    オデュッセウス自身はアカイア(ギリシャ)側としてしぶしぶながら参戦。
+  トロイア戦争までのオデュッセウス
  • トロイア戦争勃発に際して、ギリシャ中から兵士が集められたが、オデュッセウスは「戦に出れば、その帰還はずっと後になる」という神託が下ったことから参戦を拒否。
    • この時彼はロバと雄牛の二頭に鋤を引かせ、田畑に塩まで蒔いて自身の狂気を装った。
      端から見れば、歩幅の違う動物を並べたために畑は耕せず、さらに大地に塩害を起こしているという誰がどう見ても狂った人間のそれだった……が、オデュッセウスを招聘に来たパラメーデスはその演技を見抜き、ロバと雄牛の前に生まれて間もないテーレマコスを置いた。
      オデュッセウスは息子が巻き込まれてケガをする事を見過ごせず、とっさにテーレマコスをかばってしまう。それで演技がばれて、やむなく参戦する羽目になった。
      オデュッセウスはメントールという老年の友人(『オデュッセイア』でもテーレマコスへのアドバイス役で登場するが、大抵はアテナ神が化けた状態)を息子の後見人として残し、出征。
      途中でアキレウスを招聘し、ギリシャ軍総大将アガメムノンの下へ向かった。
  • そもそもなぜ全ギリシャから対トロイアの兵が集められることになったかというのはヘレネーの結婚に遠因がある。
    スパルタ王テュンダレオースの娘(厳密には彼の妃レーダーと主神ゼウスの子。気に入った女性がいれば押し掛けて孕ませる下半神の本領発揮)でギリシャ一の美女であるヘレネーにはギリシャ中から大量の求婚者が押し寄せていたが、結婚後の彼女を巡る無用なトラブルや戦争を避けるため、彼らの間には「誰が結婚しても、その男がピンチの時は求婚者みんなで助ける」という約束が結ばされていたのである。
    これによりヘレネーは安心してメネラーオスと結婚することが出来ていたわけだが、彼女がトロイアの王子パリスに拐かされたことで、この約定が発動しギリシャ連合軍が組まれる運びとなった。
    • オデュッセウス自身はヘレネーに求婚した訳ではないが、この約束を提案したのが他ならぬオデュッセウスその人であった。
      テュンダレオースはペーネロペーの父親であるラコニア王イーカリオスと兄弟であり、オデュッセウスはこの功績を認められてペーネロペーと結婚出来たという。
      また、オデュッセウスもヘレネーへ求婚するつもりでスパルタを訪れていたが、たまたま居合わせたペーネロペーに一目惚れしてしまい、ヘレネーのトラブルを解決できたらペーネロペーと結婚させて欲しいと申し出たという説もある。
    • アルゴー号の冒険にも参加したカストールとポルックスは共にヘレネーの双子の兄弟であり、ギリシャ最強の実力者「王の中の王」ことアガメムノンに嫁いだクリュタイムネーストラーは姉。ペーネロペーは彼らの従姉妹にあたる。
    • 結婚当初、愛娘のペーネロペーと離れたくなかったイーカリオスは婿であるオデュッセウスをラコニアに住まわせようとしたが、イタカ王位を継ぐ立場にあったオデュッセウスはこれを拒否。
      ペーネロペーもまた故郷に残るよりオデュッセウスについていくことを選んだため、イーカリオスは泣く泣く2人を送り出したという。最初からラブラブである
  • 前述のようにヘレネーへの求婚騒動を収めた他、トロイア攻略に欠かせぬ大英雄アキレウスの招聘や説得など弁舌・知略で活躍を見せ、最終的には「トロイの木馬」作戦によってトロイアを滅亡に追い込んだということで、アカイア勢きっての知将・軍師として「堅忍不抜」「機略縦横」、時には「知謀ゼウスにも比すべき」等の枕詞で伝承されていった。
  • 傲岸不遜な総大将アガメムノンに直言を行える数少ない武将であり、副将にしてヘレネーの本来の夫でありスパルタ王を継いだメネラーオス、宿老ネストール、そしてアキレウスなど交友関係は非常に広く、特に仲が良かった勇将ディオメデスとは度々コンビを組んで戦ったり敵地偵察に行ったりしている。
    • アカイア勢もう一人の知将パラメーデスのことは上記の狂気の演技を見抜かれ戦地に引っ張り出された件で恨み骨髄だったようで、計略を巡らせ戦争中に謀殺している。
      しかも事故死や戦死等というぬるいものではなく、あろうことか「トロイア方との内通疑惑」による戦犯としての処刑という不名誉極まりない最期を強いたあたり、オデュッセウスの怒りの大きさが窺える。下手すれば息子死んでたし……。
    • 大アイアスとはアキレウスの死後にその武具の所有権を巡り争い、得意の舌戦で勝ちをもぎ取ったは良いものの、大アイアスは暴走の末に自殺した。
      この時に得た武具は、後にアキレウスの息子のネオプトレモスに譲られた。
  • ギリシャ連合軍の名軍師だったが決して知略だけの男ではなく、武力においても同軍有数の実力者。
    上述の大アイアスはアキレウスに匹敵する武勇を持つが、オデュッセウスは彼とのレスリングで互角の勝負に持ち込んでいる。
    資料によってはオデュッセウスもまたケイローンの門下生の1人という説があるので、納得と言えば納得。
    • 特に弓の腕については「自身を上回る者はアカイア勢ではピロクテーテースただ1人」と自負するほど超一流であり、後に帰郷した際にもこの卓越した武技と智謀を以てペーネロペーを狙っていた不逞の輩を全滅させている。
      • そのピロクテーテースはアルゴノーツの一員でありヘラクレスから直々に弓矢を贈られた大英雄である。
        トロイア戦争にも最初から参加予定だったが、その途上ヒュドラの毒矢でうっかり自身の足を傷付けてしまい(女神ヘラの遣わした毒蛇に噛まれたとする説もある)、船上で猛烈な悪臭を放ったことからオデュッセウスにレムノス島に置き去りにされ戦争最終盤までの10年間そのまま放置されてしまった。
        この一件でオデュッセウスは彼の恨みを買い、ディオメデス(もしくはネオプトレモス)と共に彼を迎えに行った際にはあわや殺されかけた。(『ソポクレースの悲劇』として語られる)
        ヘラクレスからの神託を受けた彼は戦線復帰を決意。パリスを討ち、木馬作戦にも関わるなど活躍をした。
  • トロイア側の預言者ヘレノスを待ち伏せで捕らえ、彼からトロイア攻略に「トロイア城内にあるアテナ神殿からのパラディオン奪取」が必要という予言を引き出した後は単身で城内に潜入し、見事パラディオンをアカイア軍野営地まで持ち帰っている。
    • 世界三大悲劇詩人の一人エウリピデス作の悲劇『トロイアの女』では、トロイア攻略時にオデュッセウスはヘクトールの母親ヘカベーを奴隷として貰い受けたとされる。
      また、『叙事詩の環』に残る『イーリオスの陥落』の断片ではヘクトールの息子であるアステュアナクスを城壁から突き落とし殺害したとも言われており、これらの説を取る場合ヘクトールとは並々ならぬ因縁があることになる。
      しかし、同じ『叙事詩の環』でアキレウス戦死後の戦争の様子を描いた『小イーリアス』断片においてはアステュアナクス殺害はネオプトレモスによるものとされており一貫性が無い。
      本作でのオデュッセウスの性格付けや、ヘクトールを酒に誘うマイルームボイスを参照する限り、FGOではこうした説は採用されていないようだ。
  • トロイア戦争の終結後、オデュッセウスは妻子の待つ故郷のイタカへと戻ろうとしたが、その航海の最中で(主にポセイドンのせいで)様々な苦難に見舞われ、最終的に10年間も放浪することになる。
    その旅路は詩人ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』にて描かれている。
    • 『オデュッセイア』は、トロイア戦争を語った『イーリアス』共々ギリシャ叙事詩の中では最古級に属するもの。どちらも詩人ホメロスの作とされてはいるが、最近の研究では文体等の差から『オデュッセイア』の方が成立年代がやや新しく、作者も異なる可能性を指摘されている。
+  戦後、『オデュッセイア』における冒険
  • 一つ目巨人キュクロプス族の国に漂着し、凶暴な巨人ポリュフェモスに食糧として捕らわれる。
    部下が毎日食われていく中、オデュッセウスは一計を案じて秘蔵のワインをポリュフェモスに献上。
    機嫌を良くしたポリュフェモスの「お前は最後に食ってやるから名を名乗れ」との問いに「私の名はウーティス(誰でもない)だ」と偽名を名乗り、その後酔っ払って寝こけた巨人の目に杭を突き刺して失明させる。
    怒り狂ったポリュフェモスは仲間に助けを求めたものの「ウーティス(誰でもない奴)にやられた」と言ったせいでドジを踏んで勝手に失明したと思われ、返ってきたのは失笑だけだった。
    ただし話はこれで終わらず、首尾良く脱出しいざ出航というタイミングでポリュフェモスを嘲るオデュッセウスは本当の名を名乗ってしまう。
    その結果、ポリュフェモスは父親であるポセイドンに復讐を嘆願し、以降オデュッセウスは海上で常にポセイドンから妨害を受ける羽目になった。自業自得
    • 嵐により、風神アイオロスの支配するアイオリア島(現在のイタリア・エオリエ諸島とも伝えられる)に寄航。
      一月ほど滞在してから故郷に帰るための風を詰めた袋をもらって出航するが、気が逸った部下があろうことか道中で逆風の詰まった袋を勝手に開けてしまい、再びアイオリア島に吹き戻される羽目になる。呆れ果てたアイオロスに今度はけんもほろろに追い出されることに。
    • 巨人種ライストリュゴネス人の島で多くの部下を失った彼らは、メディアの師匠であるキルケーが住まうアイアイエー島(こちらもイタリア半島、ローマの南側にあったとされる)に寄航する。
      ここでキルケーは毒入りキュケオーンを飲ませてオデュッセウスの部下を豚に変え、救出にやってきたオデュッセウスまでも豚にしようとしたが、彼は事前にヘルメス神から入手していた薬草の効能でこれを予防。
      自慢の魔術が効かないことに激しく動揺した彼女は、部下を人間に戻すこと、そして一行を歓待することを確約してオデュッセウスと閨を共にした。
      その後、航海への様々なアドバイスを送るなどしつつ1年間を共に過ごしている。
    • 行先についての予言を貰うため、予言者テイレシアースが暮らす冥府に下っている。
      そこで託宣をもらい、既に死去していた母親、アキレウスやアガメムノンを始めとする死者たちの霊、さらには神の座へと昇ったヘラクレスの幻影とも話をする。
      また、冥府を駆け回って獣を狩るオリオンの姿も目にしている。
    • アイアイエー島出港後は美しい歌声で旅人を誘惑しことごとく殺してしまうセイレーンの住む島の側を通過。
      無事に通るためにオデュッセウスは部下全員の耳に蝋を詰めさせ遮音した上で、自身はその歌声を聴くべく、部下に頼み自らを帆柱に縛り付けさせた。一行はセイレーンの棲家を突破することに成功し、一方、歌声を聞かせたにも関わらず旅人を誘い込めなかったセイレーンはプライドを傷付けられ自殺したとされる。
    • その後、女怪スキュラに襲われたり、休息に立ち寄ったトリナキエ島で部下が太陽神ヘリオスの神牛を食べてしまい神罰を受けた結果、部下を全員失い船まで破壊されたオデュッセウスはただ一人女神カリュプソーの棲む島に漂着。
      そこで七年軟禁され暮らした後、女神アテナのとりなしもあって(イカダ)で出航する。
      が、またしてもポセイドンの嵐によって筏を壊された彼は、海の女神レウコテアーの加護によってなんとかパイエケス人の国へと漂着。
      王女ナウシカアに助けられたオデュッセウスはそこから船で送ってもらい、遂に故郷イタカまで帰り着いたのであった。
  • オデュッセウスを語る上で欠かすことの出来ない存在が賢妻ペーネロペーである。彼女は夫の生還を信じ、トロイア戦争で10年、帰郷で10年の計20年間に亘って玉座と貞節を守り抜いて一人息子テーレマコスを立派に育て上げた。
    『オデュッセイア』のクライマックスを飾るのが、オデュッセウスとペーネロペーの再会である。
+  求婚者誅殺とペーネロペーとの再会
  • オデュッセウスのトロイア戦争出征後、イタカに息子と残ったペーネロペーの元には100人を超える求婚者が押し寄せた。
    彼女は様々な口実を使ってその要求をいなし拒み続けたものの、『オデュッセイア』終盤でとうとう言い訳が尽きて貞操の危機に陥っていた。
    • 当時のギリシャの仕来りとして「領地を客人として訪れた者はもてなしてやらねばならない」というものがあり、求婚者たちはこの仕組みを悪用して客として押し掛け財産を食い潰しつつペーネロペーに再婚を要求していた。
      主人であるオデュッセウスが不在であったため、ペーネロペーや若年のテーレマコス、隠居の身であるラエルテス、僅かに残った忠臣たちでは彼らを強制的に追い払うことが出来ない状態であった。
    • 帰郷したオデュッセウスはアテナ神にこの危機を知らされると、共に求婚者と彼らと通じていた屋敷の召使い達たちを粛清する一計を案じる。
    • 彼は素性をすぐには明かさず、アテナの力を借りて見窄らしい物乞いに変装。
      息子や留守を守っていた僅かな忠臣にのみ順次正体を明かしていった。
      その頃、屋敷門前でもはや動くのもままならないまでに老いて衰弱していた彼の愛犬アルゴスだけは何のヒントも無い状態で怪しげな物乞いが自身の主人であると知り、最後の力で尻尾を振って挨拶した後に息絶えたという。
    • オデュッセウスを生まれた頃から養育した乳母であり、客人の足を洗う役目を任されていた老女エウリュクレイアは、館の広間で変装したオデュッセウスの足を洗っていた際に見つけた古傷から王の帰還を悟って狂喜し、オデュッセウスが慌てて止めなければペーネロペーに報告に走るところだった。
      が、この場にはペーネロペーも居合わせており、幾ら何でも状況的に彼女もまた気付いていなければ不自然だという点から「以後発生した一連の状況はオデュッセウス一家の暗黙の了解による共謀」と捉える研究者もいる。
    • もはや求婚者たちからの言い逃れは不可能と腹を括っていたペーネロペーは弓の競技を催し、再婚の条件として「オデュッセウスが友人の思い出として大切に保管していた大弓」を用いて「12本並べて置かれた、『斧に空いている、持ち手の柄を通すための穴』をたった一射で全て射抜く」という超絶技巧を要求。
      ペーネロペーに言い寄っていた求婚者たちは我先にと挑戦するものの、指定された大弓は主にスキタイなどの遊牧民族が用いる強弓で彼らでは弦を張ることすら叶わない逆さ弓だった。
      「こんなことが出来るはずがない」と求婚者たちが文句を付けたその時、変装して待機していたオデュッセウスが試練に挑戦。見事にこの難題を成し遂げ、そのまま求婚者のリーダーであるアンティノオスを射殺して自らの帰還を高らかに宣言した。
      同時にテーレマコスが広間の出口を封鎖して逃げ道を遮断し、オデュッセウス、テーレマコス、忠実な豚飼いエウマイオスと牛飼いピロイティオスの4人でなおも抵抗する求婚者たち100名余を皆殺しにするのであった。
    • 全てが終わった後、ペーネロペーは眼前に立つ人物が確かに自分の夫であるかどうかを見極めるため、表向き歓待の姿勢を見せつつも会話の中で夫婦のみが知る寝所の秘密について引っかけの欺瞞を仕込むことでオデュッセウスを試している。
      一見やり過ぎのようでもあるが、神々がすぐに人に化けてあれやこれやする古代ギリシャ世界なので極めて真っ当かつ賢い判断である。流石の似た者夫婦
      オデュッセウスがそれに引っかからずに嘘を指摘して初めて彼女は心から警戒を解き、涙を流しながら夫を抱擁した。
      • この時ペーネロペーが仕込んだ嘘は「寝所から寝台を運び出し、そこに寝具一式を揃える」というものだった。
        オデュッセウスは屋敷内に生えていた巨大なオリーヴの木をペーネロペーとの結婚後に手ずから伐り倒し、あえてその切り株を残し夫婦の寝台として加工した上で周囲に石を積み上げてベッドルームを造っていた。
        つまり運搬可能な通常の寝台とは違って「運び出す」こと自体がそもそも不可能な天然の寝台であり、そのことを知る者は夫妻以外にいないという点を利用した真偽確認だったのである。
  • 女神アテナが特に贔屓にした英雄の一人。
    戦争中も放浪中も、さらには帰郷後もアテナはオデュッセウスやその息子テーレマコスに助言を与えたり加護を与えたり、果ては再会した夫婦の夜のために暁の女神を引き留めて無理やり夜明けを遅らせたり等とあれやこれや少々やり過ぎなくらい手助けをしている。
    その傾倒振りは相当なもので、特にイタカに帰還したオデュッセウスの前にアテナが女神として真の姿を見せる場面での会話に如実に現れている。
    「我らは共に術策は得意同士」「これからどうするのが一番よいか、二人して思案するとしよう」「もとより私は、我らがこの難事に当たるとなればそなたに付き添うつもり」等々、戦友もかくやという扱いである。
    個人でこれに匹敵する贔屓を受けた英雄はギリシア神話広しと言えども前出のディオメデスぐらいのもので希少極まりないが、家族ぐるみとなると他には全く例がない。
    オデュッセウスも常に敬愛の念を持って女神に応え、ギリシャ神話としては極めて珍しい「神と英雄が互いに尊重し合い、かつ色恋沙汰にならない」関係を築いた。
    アテナが処女神の誓いを立てていなければ危なかったかもしれないが
    • 恋愛方面ではオデュッセウス本人は妻のペーネロペーに一筋なのだが、女神や仙女から好意を寄せられたり寝所を共にしたり、という逸話はしばしばある。
      上述のキルケー然り、その後に出会った仙女カリュプソーからは完全に惚れられた挙句、7年間も彼女の島に幽閉され同棲を強要される羽目になった。
      また、漂着したオデュッセウスを保護したパイエケス人の王女ナウシカアも「このような方が夫だったらどんなに良いことか」と感想を漏らし「国に帰っても私を忘れないでほしい」と伝えているあたり、魅力的に映る人物だったようである。
      • なおヘシオドスの『神統記』によれば、オデュッセウスはキルケーとの間にアグリオス、ラティーノス、テーレゴノスの三子。
        カリュプソーとの間にナウシトオス、ナウシノオスの二子を設けたとも言われている。
        ラティーノスとナウシトオスはそれぞれ母親が逆とする説もある。
      • ラティーノスは「ラテン人の賢王」として古代ローマの叙事詩『アエネーイス』にも登場し主人公アイネイアースに娘を嫁がせており、この説を採用する場合オデュッセウスはロムルスの遠い先祖ということにもなる。
  • 一般的には、帰郷を果たしたオデュッセウスはペーネロペー、テーレマコスと共に仲睦まじくイタカ島で余生を送り死去したと言われている。
+  後日談についてこぼれ話
  • 後世に『オデュッセイア』の続編という体で作られた叙事詩『テレゴネイア』においては、キルケーとの間に出来たもう一人の息子テーレゴノスがイタカ島にやって来た時にオデュッセウスの牛を盗もうとして、それを阻止しようとしたオデュッセウスはアカエイの毒槍で刺され、苦しみながら死ぬという最期になっている。
    テーレゴノスは瀕死のオデュッセウスから父親であることを聞かされたあとオデュッセウスの遺体とペーネロペー、テーレマコスと共にアイアイエー島に渡り、キルケーはテーレゴノス、ペーネロペー、テーレマコスを不死にし、テーレゴノスはペーネロペーと、テーレマコスはキルケーと結婚するというトンデモない結末になっている。
    • ただし、『テレゴネイア』の原文はわずか2行しか現存しておらず、『叙事詩の環』の散文のあらすじに頼るしかない状況である。
      内容には矛盾も多く「オデュッセウスの家系は男児は1人しか生まれないはずが2人目ができる」「予言により穏やかな死を迎えるはずが毒で苦しみながら死ぬ」など色々とおかしいことになっている。
      そんなこんなで、いわば二次創作小説であるこの叙事詩は、世に出た当時からあまり評判の良いものではなかったようだ。
      • この予言は『オデュッセイア』において冥界下りの際にテイレシアースから告げられたもので、内容は「櫂を持って海を知らない人の国に行き、櫂を殻竿と呼ぶ人がいたら櫂を地面に刺してポセイドンに生贄を捧げよ。そうすれば海から離れたところで穏やかな死が訪れるだろう」というもの。
        これを「海から死が訪れる」と解釈しテーレゴノスにより殺させたのが『テレゴネイア』なのだが、その場合ポセイドンの怒りを鎮めるための試練を遂行した結果として不幸な死を呼び込むことになるし、わざわざそのためにオデュッセウスがそれを実践したということになり辻褄が合わなくなる。
+  後世の文学にて
  • 意外なところでは中世に書かれたダンテ・アリギエーリの『神曲』にも登場している。
    奸計や謀略を弄したことで親友のディオメデス諸共に地獄行きとなっているが、ウェルギリウスに案内されて自分の下を訪れたダンテに「世界の果てを目指した人生最後の航海」について語るなど見せ場が多い。
    ここでのオデュッセウスは、トロイア戦争での英雄というよりは『オデュッセイア』に描かれた、未知を目指す船乗りとしての側面が強く描かれている。
  • 中世ロシアの口承叙事詩ブィリーナに主人公の一人として登場するドブルイニャ・ニキチッチの物語の中には「何年にもわたる冒険で留守をしている間に妻が他の英雄に言い寄られ、帰還したニキチッチがすんでのところでそれを防ぐ」という『オデュッセイア』を強く彷彿させるものが存在する。
    当時のロシアは宗教的にギリシャと強い繋がりがあったため、キリスト教文学ではないものの『オデュッセイア』など古代のギリシア叙事詩も多く流入してブィリーナ成立過程で大きな影響を与えたのではないかと推測されている。
    似た逸話ゆえか、FGOにおいてもオデュッセウスとニキチッチは「他人のような気がしない」と仲良く酒を酌み交わしている模様。
  • 『オデュッセイア』は英語表記では「オデッセイ」となり、映画『2001年宇宙の旅』(原題「スペース・オデッセイ」)に代表されるように、現代では漂流記・航海記・冒険記のような「長い旅・放浪」を意味する言葉になっている。
    • アイルランドの詩人作家ジェイムズ・ジョイスの著書『ユリシーズ』は、『オデュッセイア』のパロディ的作品となっている。
      文中にダジャレ・引用、謎かけや辞典的記述・羅列などが多用され、日本語を含む世界各国語の言葉遊びを散りばめ「ジョイス語」とあだ名された『フィネガンズ・ウェイク』に次いで、翻訳が極めて難しかったことで有名。
    • イギリスの作家アリステア・マクリーンの海洋冒険小説『女王陛下のユリシーズ号』に登場するイギリス海軍の架空の軽巡洋艦ユリシーズの名前の元ネタでもある。
      オデュッセウスはラテン語表記ではウリュッセウス(もしくはウリクセス)となり、ここから転じて英語ではユリシーズとも呼ばれる。
      また、奥さんのペーネロペーの方はアリシューザ級軽巡洋艦ペネロピとして実際にイギリス海軍で名前が使用されている。英国海軍にはオライオンハーキュリーズベレロフォンジェイソン等々、ギリシャ神話から名付けられた艦が多いので調べてみるのも一興。
  • 数奇な運命を生き抜いたためか、Fateでは幸運EXというパラメーターが付けられている。
    様々な障害に翻弄されたものの、生き延びて妻の下へ帰る事の出来た悪運の強さが単純な幸運という観点では測れない故か。
  • 「伝令神の加護」は、特定のサーヴァントの特定の効果に対して機能するという非情な初のスキル。
    系統で効果を発揮する宝具、味方名指しで追加効果のあるスキル等は今までにも存在したが、ここまでピンポイントなパッシブは類を見ない。無慈悲!
    • コレはれっきとした原典の逸話が由来で、伝令神・ヘルメスから魔女キルケーの魔術を無効化する薬草モーリュを授かったことが該当する。
    • 魅了無効スキルを持つが原典ではセイレーンの逸話のように自分から魅了されに行っている。
      • セイレーンの歌はとても美しいが、聞くと魅了されてしまい海に飛び込み命を失う。
        しかしそこまで美しいなら聞いてみたい。というわけで魅了されること前提で自身を拘束しておくという、おそらく古今東西で最も力技での魅了対策を実行した馬鹿策士。
      • オデュッセウスの名誉のために付記すると、魅了が解けることでセイレーンの海域を抜けたことを確認できるよう、自分が人柱になったという説もある。
        このスキルもまた、愛妻ペーネロペー以外の女性になびくことは無いという表現の一つだろう。
        キルケー、カリュプソー、ナウシカアといった女性に想われたが、それにオデュッセウスが応えることはなかったのであった。
  • 本作では使用スキルとして実装されていない「神々の寵愛」。「加護」ではなく「寵愛」、しかも特定の1人の神ではなく複数の神々からというのは中々類を見ない。
    実際、オデュッセウス個人に対して積極的に妨害や嫌がらせをしたのは息子の目を潰されたポセイドンただ1柱だけであり、それ以外の神々は概して彼には同情的で、ポセイドンの目が届かないところで何かとフォローしたりしている。
    ランクがB+なのは、特にやり過ぎなくらいに肩入れしてきた女神アテナの影響だろうか……。
+  宝具解説 +クリックで展開
  • 宝具「神体結界(アイギス)」。
    オリュンポスの神々によって造り出された防具。原典では鎧か盾のいずれかが定かではないためか、Fateでは概念防御・超強力な結界として扱っているが、オデュッセウスはアテナ神の深い寵愛のおかげで、アダマス神鋼製の無敵の鎧としてこれを物理的に装備している。
    • 本作ではスキルとしても使用。被ダメージ時に展開されるビームシールド透明な盾もこの宝具の力によるものと思われる。
  • 宝具「終焉の大木馬(トロイア・イポス)」。
    上記「神体結界」に通じる、アダマス神鋼の装甲に覆われた大型の乗騎。
    真名解放によって馬型で召喚された然る後、巨人にも似た殲滅形態に変化し、トロイア戦争の苛烈さを思わせる大破壊をもたらす。
    • イポスはギリシャ語で「馬」を意味する「ίππος(イポス、またはイーポス)」からと思われる。
      オデュッセウスを寵愛していた女神アテナは、ホメロスによって「グラウコーピス(輝く瞳の、青灰色の瞳の)」という枕詞を付けられることが多いが、それを意識してか人型に変形した木馬ロボの目は青く発光する。まさか女神様ご本人が憑いてたりしませんよね?
    • 言うまでもなく「トロイの木馬」の逸話で知られる木馬が由来。……馬?
      • 原典の神話ではアカイア兵のシノーンが欺瞞役を買って出て、トロイア側に拷問を受けつつ「アテナへの供物として作り上げた」「これを作って守りきらなければギリシャは敗北すると予言された」と騙し通したため、トロイアはこれを戦利品として接収してしまったとされる。
      • 予言能力を持っていたトロイアの王女カッサンドラ(ヘクトールパリスの妹)はこの木馬が破滅をもたらすことを予知していたが、彼女がアポロン神にかけられていた呪いのせいで信じる者は誰もいなかった。
        『この木馬、変形してビームで都市を焼き払うんです!!』なんて言われても普通は信じないが…
      • また、トロイアのアポロン神殿に仕える神官ラオコーンも危険性を指摘して木馬に槍を投げつけたが、その矢先にアテナ神が大蛇を送り込み、彼は息子もろとも絞め殺されてしまった。
        またお前か
        このラオコーンの最期は不敬による神罰であり、つまり木馬は確かに神に供えられたものと解釈したトロイア人たちは、難攻不落だった城壁を一部破壊してまで巨大な木馬を城内に入れる決断をしてしまう。
        結果として、これがトロイアの運命を決めた。
      • 宝具発動シーンでは神殿を思わせる列柱回廊の奥から木馬がカタパルト発進するアニメーションが表示されるが、これは単なるロマン演出ではない可能性もある。
        というのも『アエネーイス』では、トロイア勢が木馬接収後にそれをアテナ神殿まで曳いていって奉納する旨の描写があるため。神殿からの出撃はある意味、原典通りとも言える。
    • だがそもそも、なぜ巨人型ロボットに変形するのかという理由は現状では全くの不明。
      どう考えても漢のロマンです本当にありがとうございます。
      • ヘクトールは本作のバレンタインイベントにて「何でこれ城門に入れようと思うかなァ……」と言っていたが、木馬作戦は彼どころかアキレウスがすでに倒れ、パリスもピロクテーテースに倒されてから間もない頃に行われている。
        つまりアレを実際に目にした者は、今まで誰もカルデアに召喚されていなかったということである。
      • 敵兵器の鹵獲というのは普通に近現代でもあり得るので、状況次第ではトロイア側がこれを持ち帰ってしまったとしても致し方ない面もある。
        第二次世界大戦では、アメリカ軍が旧日本軍の零式艦上戦闘機を手に入れるため必死になっていたり、逆に旧日本軍がアメリカ軍から鹵獲したM3軽戦車やP-40戦闘機を使う部隊を編成して実戦に投入した。
        2022年にロシアからの侵攻を受けたウクライナに至ってはロシア軍の兵器を鹵獲した場合は収入として申告しなくて良いという法律を制定して一般人にも鹵獲を奨励している。
    • 木馬に乗り込んでいた兵士の人数には諸説あり、9人から30人と幅が大きいが、どの資料でも共通して記されているのは、オデュッセウス本人とディオメデス、メネラーオス、ネオプトレモス(アキレウスの息子)、そしてアカマース(ミノタウロスを討った英雄テセウスの息子)。
      一説ではピロクテーテースや小アイアスも乗り込んでいるという錚々たるメンツである。
    • 巨大ロボット宝具の登場は本作のエウロペよりもかなり早く、『Fate/EXTELLA LINK』の登場するカール大帝の宝具「聖なるかな、今こそ威光が地に満ちる(カルロス・パトリキウス・アウクトリタス)」がFateシリーズ初出。
    • オデュッセウス実装前に発売された『Fate/Grand Order material VII』で謎のヒロインXXが「アレ、本当に汎人類史の英霊ですか?」と驚愕のコメントを寄せている。
    • コンピュータウイルスの一分野、無害なプログラムやデータファイルに偽装するマルウェア「トロイの木馬」の呼び名はこの伝説に由来する。
  • マスクを外すと胸元もパージするセクシー仕様。
    • 海外では「おっぱいウインドウ(titty window)」と呼ばれる。
    • しかし原典ではこんな生易しいものではなく、王女ナウシカアの前に現れた時には漂着直後で仕方ないものの「裸だったら何が悪い」と言っていないと思われるが全裸の状態で保護を願い出ている。
    • プロフィールのマテリアルで、オデュッセウスのアーマーは女神アテナの概念防具「アイギス」が物理的に具現化したものであることが判明した。
      ペルセウスの伝承ではアイギスにはハルペーで刈られたメドゥーサの首が取り付けられたとされている(大抵の場合中央に嵌っている)が、それを窺わせる描写は無い。
      あったらあったでホラーだが。胸元が開いてるのってその首の部分がないせい?
      • 勘違いされがちだが『メドゥーサの首が取り付けられた防具がアイギス』なのではなく、『アイギスという防具にメドゥーサの首を取り付けて強化した』のである。
    • 防具を与えられた伝承のあるペルセウスとは違い、オデュッセウスのこれは神の寵愛が物体化した物である。
      元々は山羊皮を使用した防具全般を指す名称であったことも鑑みると、ペルセウスに与えられたアイギスとは別の物なのかもしれない。
    • 被弾モーションでは前方にバリアを展開する。しかし弱点となる無敵貫通持ちアサシンには後方から攻撃する者が若干名いる。
  • 仮面ライダー。
  • 前作主人公
  • 愛妻家で、一騎当千の勇者をのせた木馬を使って、戦争を終わらせる男。どこの艦長だ。
  • オデュッセウスの直前に実装された恒常☆5サーヴァントはエウロペ
    ライダークラス・ギリシャ出身・巨大ロボの全体攻撃宝具・ギリシャ神性の加護による無敵スキル付与・キャラデザ担当など共通点が多い。
  • キャラクターデザインそのものはニコニコ生放送『Fate/Grand Order カルデア放送局』でのLostbelt No.5予告時に公開されていたのだが、第二再臨の仮面を被った状態であり、このキャラがオデュッセウスと見抜けたプレイヤーはアトランティス編開放前には殆どいなかったものと思われる。
    真名判明前は「アトランティス仮面」の通称で親しまれてきた
    戦友アキレウス曰く「鋼鉄スーツの伊達男」。アイアンマンかな?
  • シナリオに登場するたび、木馬で出撃し宝具演出ムービーが流れるのがお家芸になりつつある。
    さらにちゃっかり地上波デビューもしている(『Fate Project 大晦日TVスペシャル2022』内の『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』にて)。
    あばよ───!

幕間の物語 Edit

  • 開放条件:特異点Fをクリア&再臨3段階&絆Lv.5
    +  +クリックで展開
    Interludeドリーム・オデッセイ
    推奨Lv80場所カルデアゲート:幕間の物語
    AP20周回数2クリア報酬聖晶石×2
    絆P1,630EXP59,380QP16,800
    進行度 ■□
    Battle
    1/1
    スターガーディアン・タロス Lv23
    (狂:179,606) →
    (狂:225,698)
    ドロップ
    神脈霊子×5
    備考
    サポートにNPCのスペース・オデュッセウス Lv80(8/8/8†2・NPC礼装)、スペース徐福 Lv70(8/8/8†2・NPC礼装)

    戦闘開始時
    スペース・オデュッセウスの全力指揮
    味方全体<控え含む>の攻撃力をアップ(5T)&宝具威力をアップ(1回)
    スペース徐福のサポート
    味方全体<控え含む>の防御力をアップ(5T)&毎ターンHP回復状態を付与(+1,000・5T)

    ブレイク時 スターエンジン出力増大
    タロスに毎ターンチャージを1増やす状態を付与&宝具威力をアップ(どちらも永続・解除不可)

    偶数ターンの開始時 星王女の暴走
    味方単体のHPを減らす(-1,000)&スタン状態を付与(1T)
    進行度 ■■
    Battle
    1/1
    キルケー
    Lv70(術:231,717)
    ドロップ
    奇奇神酒×3
    備考
    編成制限所持しているオデュッセウスをスターティングメンバーに編成&1騎のみ出撃。
    ※未所持の場合は、サポートNPCのオデュッセウス Lv80(8/8/8†2・NPC礼装)を編成。

    戦闘開始時
    「このーーー! 食らえ!」
    キルケーのチャージを最大にする&宝具威力をアップ(3T)
    「やはりこうなるか…仕方ない」
    オデュッセウスの防御力をアップ&Artsカード性能をアップ(永続・解除不可)

このサーヴァントについてのコメント Edit

+  過去ログ

最新の15件を表示しています。 オデュッセウス/コメント

  • キルケーもおもしれー女だけどオデュッセウスもかなりおもしれー男だな…

    -- 2024-01-21 (日) 21:47:09

  • 今のところ50ボーナスの割にチョイ役なんだが…まだ出番が?

    -- 2024-01-22 (月) 20:39:59

    • どう考えても丑御前の宝具のアレ止めるのに木馬で駆け付けるんじゃねぇかな

      -- 2024-01-22 (月) 20:41:01

    • いつもより血気盛ん時代な李書文とかセタンタはサムレムとの繋がりもあって会話が発生する(特に李書文)のは別としても、セイバーに対する掘り下げはスパさんで終わっているし、他はあんまりないのが自然じゃないかな逸れの代理枠だろうし あとは最終決戦周りで顔出しぐらいじゃないかな

      -- 2024-01-22 (月) 20:46:31

      • サムレムの流れをなぞるなら、仲良くなった逸れの皆が目的地までの道行を助力してくれるしね

        -- 2024-01-22 (月) 20:48:41

    • 伯爵が平安京リンボの真似してるからカルデア側も当時の再現で巨大ロボで空想樹伐採するんじゃない?

      -- 2024-01-22 (月) 21:38:52

      • 確かに巨大ロボも、天叢雲も揃ってるな…

        -- 2024-01-22 (月) 21:47:33

  • メット外すと胸まで露出するのはじわじわ来る。しかし無敵回避剝がしてから攻撃する全体宝具なのにあんま話題にならんね、まあ周回では無敵回避張られないしそうか

    -- 2024-01-22 (月) 23:14:15

    • イベントでも無敵回避は四角枠が多いから、貫通のほうが役に立つしな
      実際、このイベントでも水着伊吹より水着武蔵が楽だった

      -- 2024-01-22 (月) 23:18:43

  • 格好ええのう♪格好ええのう♪

    -- 2024-01-23 (火) 19:03:48

  • エヴァンゲリオン

    -- 2024-01-23 (火) 19:46:31

  • あのピットのビームそんな名前の宝具なの!?<「弦なき愛の輝弓(ペーネロペー)

    -- 2024-01-24 (水) 18:08:48

    • ずっと前に出た紙マテで宝具と判明してた

      -- 2024-01-24 (水) 19:34:50

  • アーチャー・オデュッセウス実装待ったなし

    -- 2024-01-24 (水) 18:48:12

    • 木馬発進変形シークエンスはそのままにピット装備換装、そこから宇宙世紀じみた変態機動でビーム撃つアーチャー宝具だな

      -- 2024-01-25 (木) 20:38:04

  • キャット「陰気後宮を満たし、みな正体を見失う──」
    おデュ「成程」
    何が分かったんですかオデュッセウスさん!

    -- 2024-01-27 (土) 19:51:08

  • 超高難易度の木馬、ギリシャで即座に君思い浮かんだよ……強化解除宝具はやっぱり脅威だね

    -- 2024-02-07 (水) 18:04:09

  • 強すぎて勝てねぇ

    -- 2024-02-07 (水) 18:53:55

    • 勝てたけどこっちに強化解除耐性ダウンつけて自分には無敵、特殊耐性、防御アップと隙がないからアタッカーに無敵貫通つけてなんとかなった

      -- 2024-02-07 (水) 19:11:28

    • バカ正直に木馬通した方が負けるわ、なんだよスキルで宝具使用禁止してくる雑魚2体とか

      -- 2024-02-07 (水) 22:32:00

  • ドラコーWキャストリアでドラコー無敵貫通つけてマスター礼装にトロピカルサマーで防御解除ドラコー守ってドラコー単騎で殴って勝てました

    -- 2024-02-07 (水) 23:34:33

  • ペーネロペーてアンドロメダの子孫らしいけど、やっぱりご先祖様みたく茶目っ気たっぷりの若奥様風だったりするのかしら?

    -- 2024-02-27 (火) 22:12:53

  • この人アポの黒陣営に居たら結構強そう

    -- 2024-04-01 (月) 21:35:48

  • キルケー絶対狩るマン
    裏庭ミッションの接待ぶり吹いた

    -- 2024-05-02 (木) 22:09:21

  • そろそろ強化来てもいい頃だと思うんだよね

    -- 2024-10-01 (火) 22:29:38

    • スキルはあんまり隙がないし、宝具強化とかどうだろう。

      -- 2024-10-01 (火) 23:43:37

    • 今回強化来てもいいのにね、いい強化来たら120にしようかと考えてる

      -- 2024-10-06 (日) 23:23:22 New

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