人物紹介 
セリフ 
+
| | CV:千葉一伸(+クリックで展開)
|
CV | 千葉一伸 |
---|
開始 | 「海道一の弓取りとは、この義元よ!」(突破戦のみ) |
---|
「海道覇皇『ウジザネ』たるこの余が、全てを終わらせてくれるぅ!!!」(海道覇皇『ウジザネ』、最終決戦のみ) | スキル使用 | 「余に一切の油断無し!」 |
---|
「海道覇王たる余に平伏せ、下郎共!」 | 「海道覇皇たる余に平伏せ、下郎共!」(海道覇皇『ウジザネ』のみ) | 攻撃 | 「東雲を掴み昇れ、二引龍!!」 |
---|
「ヒャァッハッハッハッハッハ!!!」 | クリティカル | 「鳴り振れ、紫炎左文字!!」 |
---|
「フハハハ、ハーッハッハッハッハ!!!」 | 被ダメ | 「下郎がぁあ……!!!」 |
---|
「おのれぃ…!!」 | チャージ攻撃 | 「この義元が渾身の一矢……霊峰富士よ、御照覧あれぇ!!!」 |
---|
「冨士浅間宮が赤鳥よ……今川が勝利を刻めぇ!!!」 | 「かの狭間より刻を穿つ!『海道覇弓・赤鳥大鸞』!!!」(海道覇皇『ウジザネ』のみ) | 消滅 | 「余に膝を付かせるとはのぅ……」(突破戦のみ) |
---|
「父上……この身の咎を、お許しください……」(海道覇皇『ウジザネ』、最終決戦のみ) |
|
ゲームにおいて 
- イベント「激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51」の登場人物。
織田信長と対立した戦国武将であり、アーチャーのサーヴァント。
- レイド戦闘に登場する複製体のクラスはバーサーカー、ライダー、キャスター、アーチャー。ボイスあり。
+
| | 性能
|
- エネミー名は「北海道覇王」(バーサーカー)
「東海道覇王」(ライダー)
「西海道覇王」(アーチャー)
「南海道覇王」(キャスター)
北はライダーの「使狼」とバーサーカーの「陣触鶏」、東はバーサーカーの「大具足百足」、西はアサシンの「刃鎌蜘蛛」とアサシンの「軍配天狗」、南はランサーの「足軽猪」とキャスターの「猫奉行」を率いる。
- 行動パターン
- ゲージ5、3回行動・通常は単体、クリティカルは全体攻撃(北、東、南)
ゲージ3、3回行動・通常は単体、クリティカルは全体攻撃(西)
- 所持属性
- 人属性、男性、人型、源氏、サーヴァント、七騎士のサーヴァント
- 《永続バフ》
『疾走する伝令者』(使狼)
自身がフィールドにいる間、味方全体の被ダメージを減らす
『陣触の鳴き声』(陣触鶏)
自身がフィールドにいる間、味方全体の弱体耐性をアップ
『百足鎧』(大具足百足)
自身がフィールドにいる間、自身を除く味方全体の防御力アップ
『刃鎌』(刃鎌蜘蛛)
攻撃時、対象の強化状態を1つ解除
『天狗の神通力』(軍配天狗)
攻撃を受けた時、対象の強化状態を1つ解除
『猪牙槍』(足軽猪)
自身がフィールドにいる間、自身を除く味方全体のクリティカル威力アップ
『猫標』(猫奉行)
自身がフィールドにいる間、自身を除く味方全体のクリティカル発生率アップ
- 《スキル》
「駈歩」(北海道覇王)
バトル開始時に使用。自身のチャージをMAXにする&宝具威力アップ&宝具耐性を付与(全て1回・解除不可)
「駈歩」(北海道覇王)
突破戦のバトル開始時に使用。自身のチャージ+1&宝具威力アップ(1回・解除不可)
「当世具足」(東海道覇王)
バトル開始時に使用。味方の大具足百足にターゲット集中を付与&無敵状態(1~3回)を付与(全て3T・解除不可)+自身に弱体無効状態を付与(1or3T・解除不可)
「当世具足」(東海道覇王)
突破戦のバトル開始時に使用。味方の大具足百足にターゲット集中を付与(3T・解除不可)
「一斉射撃」(西海道覇王)
バトル開始時に使用。味方全体に防御無視状態を付与(1~5T)&無敵貫通を付与(1~5T)&攻撃力をアップ(3回・2~5T)(解除不可)
「一斉射撃」(西海道覇王)
突破戦のバトル開始時に使用。味方全体に防御無視状態を付与&無敵貫通を付与(全て1T・解除不可)
「覇王采配」(南海道覇王)
バトル開始時に使用し、突破戦でも効果は同じ。敵全体のNPを減少(-20~50%)+味方全体のArt耐性を上昇&Quick耐性を上昇(全て3T・解除不可)
「怨舞」
自身のクリティカル発生率アップ(3T)&必中を付与(3回・3T)
- 《チャージ攻撃》
- 『赤鳥大鸞』
敵全体に攻撃&やけど状態を付与(-1,000・3T)
|
- イベントの最終決戦として2回戦闘する事になり、クラスはいずれもアーチャー。ボイスあり。
+
| | 性能「激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51」の重要なネタバレ
|
- エネミー名は「海道覇皇『ウジザネ』」
紫色の閃光やオーラを纏い、一、二回りほど大きく、ボイスにエコーがかかっている。
- 行動パターン
- ゲージ3、3回行動・通常、クリティカル共に全体攻撃
1戦目はゲージを2回ブレイクする事で戦闘終了。2戦目はゲージを全て0にする事で勝利可能。
- 所持属性
- 人属性、男性、人型、王、源氏、巨人、超巨大、神性、サーヴァント、七騎士のサーヴァント
- 《スキル》
「「霊峰富士よ、御照覧あれ!」」
1戦目のバトル開始時に使用。宝具威力アップ(1回・解除不可)&チャージ+1
「「五芒の魔力よ!」」
2戦目のバトル開始時に使用。自身に特殊耐性を付与(5回・3T・解除不可)+敵全体にスキル封印を付与(2T・解除不可)
「紫炎万丈」
クリティカル発生率アップ(3T)&無敵状態を付与(1回・3T)&必中を付与(3回・3T)
- 《チャージ攻撃》
- 『海道覇弓・赤鳥大鸞』
敵全体に攻撃&やけど状態を付与(-1,000・3T)&強化無効を付与(1回・1T)
- 《ブレイク時行動》
- 『「全てを終わらせてくれる!」』(1戦目、1回目)
攻撃力アップ&クリティカル威力アップ(全て3T・解除不可)
- 『「我が慟哭の紫炎は消せぬ!」』(1戦目、2回目)
戦闘終了
- 『「下郎が……!」』(2戦目、1回目)
弱体解除&弱体無効を付与(永続)&クリティカル発生率アップ(2回)(全て3T・解除不可)
- 『「余が膝を付くことなど、許されぬ……!」』(2戦目、2回目)
宝具威力アップ(永続)&チャージをMAXにする&遅延発動(強化)「1ターン経過後自身のチャージをMAXにする」を付与&遅延発動(弱体)「2ターン経過後に自身に宝具封印(永続・解除不可)を付与」を付与(全て解除不可)
|
小ネタ 
+
| | +クリックで展開
|
- 今川義元。
駿河国(現在の静岡県)の戦国大名。
今川氏は清和源氏足利氏の流れを汲み三河国今川庄が由来。
駿河・遠江守護を務めており「御所(将軍)が絶えれば吉良が継ぎ、吉良が絶えれば今川が継ぐ」と評された名門。
義元は出家していたが、母寿桂尼と雪斎和尚の後見を受け、兄の死により勃発した花倉の乱を制して当主となった。
- 領土拡大を行い今川氏の絶世期を築き上げ「海道一の弓取り」の異名を持つ。
弓取りと言っても弓術に定評が有るではなく、武士として優れた人物を意味し、後に旧今川領を掌握した徳川家康もこう評されている。
朝倉宗滴は『朝倉宗滴話記』にて、人使い上手で手本とすべきとする人物に武田晴信や長尾景虎らと並んで評している。
義元が総大将として出陣せず、第二次小豆坂の戦い(後述)の様に雪斎が采配を振るう事も有ったが、自身は領地経営に専念し、頼れる人物に一任するのも宗滴が人使い上手と評した理由かもしれない。
- 武田と同盟時の不備で北条の不信を買い、第一次河東一乱で富士川以東の地域(河東)を失うも、武田と山内上杉と組んで挟撃し奪還に成功。
甲相駿三国同盟締結、第二次川中島の戦いで仲介を務めており、戦略や外交面でも成果を挙げている。
- また、文化政策にも関心が強く京都から逃れてきた公家や僧侶の保護・京文化の取り入れに積極的だった文化人でもある。
- 織田とは信長の父信秀の代から対立しており、第二次小豆坂の戦いを経て三河を制圧し、尾張に楔を打ち込むも桶狭間の戦いで織田信長に敗死。
名君である義元の死後、今川領内で動揺と混乱が広がり、滅亡することとなる。
- 皮肉なことに当主の死により織田家も似たような流れで衰退している。
- 遺体は家臣の岡部元信に引き取られ駿河へ戻れた。
- 織田吉法師が持つ「宗三左文字」は元は義元の所有物。
現在は京都国立博物館に寄託されている。
戦闘時の台詞とモーションから、サーヴァントとしての義元の武器としても使用されている。
- 最期の時にも織田兵相手に自ら太刀を振るって奮戦したとされるが、それが「宗三左文字」かは不明。
- メディア展開などでは
酷く偏ったキャラ付けをされることがある戦国武将だが、上記のように海道一の弓取りと言われるその実力は半端ではなく、当時もっとも天下に近いといわれていた。
- 一方で、創作界隈ではその実力に反した「小物」として描かれることも多い。
理由は言わずもがな、戦国時代もののド定番主人公である織田信長の引き立て役にされるからである。
『戦国無双』の新武将モードに至っては、一度撃退した織田軍による二度目の奇襲で敗死したとナレーションで語られる有様。
- ただし、描写の「原型」が成立したのは江戸時代、しかもすでに当時を知る人間がいない江戸の中~後期だった。
逆に正確さと信長上げに定評が有り義元死没から半世紀経っていない信長公記などではそういった扱いは少なく、桶狭間でも乗馬していたとさえ記述されている。
そのためどちらかというと先祖家康が従属していた徳川家の黒歴史扱いされたためという可能性も。
- 最近は扱いが良くなり『戦国無双5』や『仁王2』は威厳の有る人物として、『信長の野望』シリーズの顔グラは『創造』の頃から
誰おまレベルで変化し美形に描かれている。
- 顔が異様に白いのは白粉を塗っているためだと思われるが、後年の創作要素ではなく史実とされる。
輿の使用なども含めて貴族かぶれの情けない姿を示している…わけではなく、当時としては義元の文化的素養・権威の高さを示すものであり外交にも役に立ったとされている。
- 輿の使用に関しては義元が馬に乗れなかったからという説もある。
桶狭間の戦いにおいても行軍時戦闘時含めて騎乗していたという確実な記録は残っていないが、信長公記においては桶狭間の戦いで撤退をしようとした際に義元が乗馬したという記述がある。
- キャラクターとしての初出は『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』。
一人称が「余」であるFGOとは異なり「わし」で、外見も本作とは異なり短髪で長烏帽子を着用し、巨大な弓を携えている。また、背中には本作とは異なる形をした構造物を背負っている。
桶狭間にて豊臣秀吉と彼のサーヴァントである沖田総司と交戦し、無双三段突きを受けて敗北する。
秀吉から自分では勝てないと警戒されており、消滅寸前でも取り乱さずに威厳ある態度を保った大人物として描かれている。
- CVの千葉一伸氏はFateシリーズ初ではなく、衛宮矩賢役を演じている。
+
| | 「激走!川中島24時 ぐだぐだ超五稜郭 殺しのサインはM51」の重要なネタバレ
|
- 正体は義元本人ではなく、その息子今川氏真。
父親である義元を概念として纏う事でその真名を隠してきた。
上記の『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』で容姿が異なるのも伏線となっている。
その目的はずばり上記にもある「義元への度重なる名誉毀損・汚名を濯ぐ為」。汚名を晴らすという悲願は父親と本人の違いはあれど、ヴラド三世(狂)やダゴンと同じもの。
自身に召喚され「自分たちを嵌め、なおお互いを殺し合う新選組そのものや在り方への復讐」を掲げる伊東甲子太郎と服部武雄を臣下に据え、互いの目的の成就の為今川城を携えた超五稜郭を龍穴のある川中島へ突っ込ませ、「特異点を超越した日本の破壊・再構築による歴史改変」を画策する。
- 今川氏真は今川義元の嫡子であり、「戦国大名・今川家」最後の当主。
桶狭間の戦い開戦以前に家督を継いでおり、自身が駿河と遠江を、父が三河を治めていた。
義元討死により今川領全土を統治する事になるが、父の家督相続に貢献した雪斎は既に病没し、他の重臣達も父と共に討死しているという厳しい状況だった。
さらに三河で松平(徳川)の独立、遠江で飯尾や天野らによる遠州忩劇で影響力低下を見た武田による駿河侵攻を受け、戦国大名今川家は滅亡する。
家康と和議を結んで妻の実家・北条氏を頼り、紆余曲折を経て彼に臣従。
長篠の戦いに従軍し、牧野城主を務めて武田滅亡を見届けるが大名への復帰はならず、子孫は高家旗本として明治まで存続した。
- 直系以外の末裔に赤穂事件で有名な吉良義央(上野介)が居り、彼の父母父父でもある。
物語で敵役を務めるのはその血の定めか
- 大名としては御家を零落させた暗君と謗られることも多いが、集外三十六歌仙に名を連ねる文化人して一廉の人物でもあった。
- 腕前は不明だが塚原卜伝に弟子入りし剣術を学んでおり、ひ弱なお坊ちゃんではなかったようだ。
- その他の逸話としては信長に蹴鞠を披露し、武田家の滅亡後に家康経由で「約束通り駿河ください」と頼み、天下人になった家康のところに実際に昔からの顔馴染ではあるが友達感覚で頻繁に遊びに行き過ぎたせいで辟易され少し遠くに引っ越しさせられたなど真偽不明瞭ながら愉快なものが多く、中々に良い性格をしていたようだ。
- 人望も有り、岡部元信や朝比奈泰朝は今川家滅亡まで従い、牧野城主に就任後は氏真衆を率い警戒対象となっている。
- 妻である早川殿とは甲相駿三国同盟締結時に結婚。
同盟締結時に成立した他二組は早世か離縁しているが、早川殿が亡くなる1613年まで連れ添い、氏真は大坂夏の陣の年(1615年)に亡くなる。
享年77歳は戦国時代の人物にしては長寿の域である。
- 一時期の創作界隈においては義元以上に酷い扱いを受けており、「ひ弱な貴族かぶれのお坊ちゃんで義元死後も贅沢三昧をするなどの自業自得で家を滅亡させた後は一人で野垂れ死んだ」と描写されていた時代も存在する。
マシなのはイケメンに描かれてる『殿といっしょ』くらいか。
初登場イベントで氏真が歴史改変を画策したのも納得できる話かもしれない。
- 昨今は父より少ないが史実を重視して扱いを見直されることも多くなってきている。
|
|