スキル考察/会心スキル考察

Last-modified: Mon, 28 Mar 2022 14:20:48 JST (731d)
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会心の補正値 Edit

攻撃命中時に会心が発生したときの補正

会心倍率 = 1.25 + (0.05 * 超会心Lv)

会心の期待値 Edit

期待値 = 1 + 会心率 * ( 会心倍率 - 1 ) 
  • 会心率10%毎に期待値2.5%pt増加

超会心の会心率への換算 Edit

換算会心率 = 会心率 * ( 1 + 0.2 * 超会心Lv )

期待値に換算すると素の会心率を5で割った値だけ会心率を増加させることに相当する
換算会心率は100%を超えることがあるが、期待値の式に対してはそのまま当てはめることができる

期待値 = 1 + 換算会心率 * 0.25

弱点特攻の期待値 Edit

弱点特攻Lv3は会心率を50%pt上昇させる。
2回に1回弱点を攻撃できるとすると会心率は平均して25%ptとなる。
会心率0%の武器でこの条件を想定するとき、弱点特攻の期待値は

期待値 = 1 + 0.25 * 0.25 = 1.0625

としてよいのだろうか?
答えはNOである。

 

弱点特攻は弱点部位を攻撃したときに作用することを加味しなくてはならない。

肉質20の部位と肉質50の部位を1回ずつ攻撃すると想定した場合の期待値は

期待値 = ( (20/100) + (50/100) * 1.125 ) / ( (20/100) + (50/100) ) 
    = 0.7625 / 0.7
    = 1.089

と見積もられる。これは会心率35.6%ptの上昇に相当する。
大きいダメージを与えられる部位を攻撃したときに係数を乗じるため、期待値を見積もる際は平均値を取るだけでは不十分である。

攻撃Lv4と弱点特効Lv3のダメージ比較 Edit

上記の期待値計算を踏まえると、攻撃Lv4または弱点特効Lv3のどちらを選択すれば多くダメージを与えられるかは

①武器の攻撃力、②モンスターの肉質比、③弱点への攻撃命中率

の3要素によって変化することがわかる。

百竜弓の場合、57.8%以上弱点に攻撃を命中させられるのなら、モンスターの肉質に関わらず弱点特効Lv3のほうが有効である。
ざっくりとした見積もりで避ければ55%以上弱点ならok
計算式が気になる方は以下参照。

 
  • 百竜弓攻撃力225護符爪おだんご短期催眠のとき、
    攻撃Lv4のダメージ増加割合 = 267/249
    弱点への命中率:p (0<p<1)
    肉質比(⇔弱点肉質が非弱点の何倍柔らかいか):m (>1) とすると、
    弱点特効Lv3のダメージ増加割合 = (1.125pm+(1-p)) / (pm+(1-p))
    だから、
    肉質比 m > 48(1-p)/35p
    を満たす範囲のとき弱点特効Lv3のほうが強い。具体的に、
    2回に1回弱点に命中(p=1/2)ならm>1.37となり、肉質比45:33
    5hit貫通矢で2回弱点に命中(p=2/5)ならm>2.05、肉質比45:22
    3回に1回弱点に命中(p=1/3)ならm>2.74となり、肉質比45:16
    5hit貫通矢で1回弱点に命中(p=1/5)ならm>5.48、肉質比45:8
  • ここで「p=1/2, 肉質比45:33」が意味するのは、プレイヤーが2回に1回弱点を攻撃できた上で弱点肉質が45のとき、他の部位の肉質が33以下なら弱点特効のほうが有効ということ。
    他の部位の肉質は、貫通なら平均肉質、そうでなければ誤射しやすい部位を参照すればよいだろう。
    また、最小値m=1 ( = 45/45) を考えるとp=48/83だから、57.8%以上弱点に命中させられるなら任意の肉質で弱点特効のほうが有効である。
    モンスターの肉質の大半が5刻みで変動することを考慮すれば、実践的にはm=45/40などを考えると効率が良い。
    このとき、p=128/233なので、約54.9%以上弱点に命中させられるなら弱点特効のほうが有効となる。

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