ゲームにおいて 
- メインストーリー第二部「地獄界曼荼羅 平安京」の登場人物。
立ち絵はなく、文を通して会話する形で登場。
- 彼の台詞(文章)は黄緑色のテキストでログに記録・表示される。
小ネタ 
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- 安倍晴明。
平安時代中期に活躍した陰陽師。
時の左大臣藤原道長に仕え、政敵の多くから命を狙われた彼をその秘儀によって助けていたとされる。本作では、道長の頼みで紫式部に陰陽道の手ほどきをしていたこともあるとのこと。
同時代の蘆屋道満とはライバル関係と言われる。
- 後世の伝承から霊能力者としての一面がクローズアップされがちだが、本質は陰陽道でも人文天文学を専攻とする天文博士。つまり占星術師である。
- その精度は現在の夜の星を誤差2度というほぼ完璧な位置で漏らさず観測し、土星までの星の周期も完全に捉えるほどで、近世の西洋天文学に匹敵するレベルだったことが近年の研究で明らかになっている。
- 『EXTRA』の頃から玉藻の前が晴明について語っており、「日本人の骨格してない暗黒イケモン」と批評している。
- Fateでは玉藻の前を追いやったのは晴明となっているが、玉藻の前伝説において玉藻の前の正体を見破ったのは晴明の子孫である安倍泰親、あるいは泰成がメジャーであり、そもそも平安中期の人物である晴明と平安後期の玉藻の前では時期が離れている。
- 本作のシナリオでは直接姿を表さず、『Lostbelt No.5.5』において弟子である紫式部を経由して届けられた文から文字を浮かばせる事でのみ言葉を交わす。
- 生前にも関わらず平安時代にはまだ存在しない言葉を理解している事を主人公に指摘された際には未来を見通す魔眼の事を語っており、千里眼(おそらく冠位級)の類が関わっている事が推察される。
所謂いい性格してると思える言動をしていた。
- 余談だが、現代に召喚されて以降は基本誰に対してもフレンドリーであだ名を付けるなぎ子さんに、特異点且つ異聞帯だった平安京における描写であることを踏まえても一貫して"晴明殿"としか呼ばれていない男である(付き合いのあった金時は金ちゃん、左大臣の道長さえ陰でミッチ呼びしていた)。
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