Sat, 02 Mar 2024 20:13:28 JST (57d)
ゲームにおいて
- メインストーリー第二部「地獄界曼荼羅 平安京」の登場人物。
立ち絵はなく、文を通して会話する形で登場。
- 彼の台詞(文章)は黄緑色のテキストでログに記録・表示される。
小ネタ
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- 安倍晴明。
平安時代中期に活躍した陰陽師。
時の左大臣藤原道長に仕え、政敵の多くから命を狙われた彼をその秘儀によって助けていたとされる。
- 本作では、道長の頼みで紫式部に陰陽道の手ほどきをしていたこともあるとのこと。
- 後世の伝承から霊能力者としての一面がクローズアップされがちだが、本質は陰陽道でも人文天文学を専攻とする天文博士。つまり占星術師である。
- その精度は現在の夜の星を誤差2度というほぼ完璧な位置で漏らさず観測し、土星までの星の周期も完全に捉えるほどで、近世の西洋天文学に匹敵するレベルだったことが近年の研究で明らかになっている。
- 本作以前には『Fate/EXTRA』で玉藻の前が「日本人の骨格してない暗黒イケモン」(見た目は良くても魂が根の国色のモンスターの意)と言及している。
- Fateでは玉藻の前を追いやったのは晴明となっている。
ただし、玉藻の前伝説において玉藻の前の正体を見破ったのは晴明の子孫である安倍泰親、あるいは泰成がメジャーである。そもそも平安中期の人物である晴明と平安後期の玉藻の前とでは時期が離れている。
- LB5.5での坂田金時の語るところによれば、「若く見えるが実際は爺でかなりの若作りをしている」らしきこと、大概の物事はお見通しで式神やらを使って色々と覗き見等しているのでは?などと噂されている。
本人曰く「平安京一帯を囲う大結界を張っていて、その内で起こった事は自宅の掃除具合以上に把握出来る」と宣うなどプライバシーなにそれといったご様子。
- 果心居士のチョコシナリオによれば、源為朝を設計した源氏の設計者の発端が、晴明が招集した超抜の職能集団とされている。ライバルが傀儡や他人を操る事に拘る理由も恐らくはこれ。
また、陰陽の技のみならず「外術」にも長けていることも語られている(「外術」とは、果心居士のマテリアルによれば「幻術」の古めかしい言い方とのこと)。
- 本作では直接姿を表さず、『Lostbelt No.5.5』において弟子である紫式部を経由して届けられた文から文字を浮かばせる事でのみ言葉を交わす。
- 生前にも関わらず平安時代にはまだ存在しない言葉を理解している。主人公に指摘された際、未来を見通す魔眼の事を語ることから千里眼、それもおそらくギルガメッシュ(術)やマーリンのような冠位級の類が関わっていると推察される。
- 現代に召喚されて以降は基本誰に対してもフレンドリーであだ名を付けるなぎこさんに、特異点且つ異聞帯だった平安京における描写であることを踏まえても一貫して"晴明殿"としか呼ばれていない人物である。
付き合いのあった金時は金ちゃん、左大臣の道長さえ陰でミッチ呼びしていた彼女をして「顔はいいけど、仲良くなりたいかってーと、ほら……あれじゃん?」と言わしめる難物のようだ。
- 『Fate/Samurai Remnant』には彼の末裔である土御門泰広・隆俊兄弟が登場する。
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