アレッサンドロ・ディ・カリオストロ のバックアップ(No.5)

▋史実におけるカリオストロ伯爵

• 18世紀のヨーロッパで活躍していた詐欺師。
  医師・錬金術師などの肩書きを騙ってヨーロッパ各国で富裕層相手に詐欺をはたらいていた。
  本名は「ジュゼッペ・バールサモ」だが、様々な偽名を用いて社交界に潜り込んでいた。伯爵というのも偽称。
  • なお、詐欺で巻き上げた金は貧困層への施しに使用していたというある種の義賊的な側面もあった。

• 秘密結社フリーメイソンの一員でもあり、分派である「エジプト・メイソンリー」を立ち上げて降霊術を行う等の活動も行っていた。
  しかし、そのオカルティストな活動により教皇庁に目を付けられ逮捕され、終身刑を言い渡されて獄死した。

• 1785年、詐欺事件「首飾り事件」の首謀者として告発された（ただし主犯とされる人物は別人）。
  この件では裁判で無罪となっているが、その後宗教裁判にかけられて投獄され、1795年に獄死している。

▋FGOにおけるカリオストロ伯爵

• 本格的に登場したのは奏章Ⅱだが、それ以前には平安京にて名前が挙がっている。
  天覧聖杯戦争にて卜部季武が召喚したキャスターとして言及されているが、シナリオ中では既に渡辺綱陣営に倒されていたため本人が直接登場することはなかった。
• 真名判明前より、奏章プロローグのPVや公式サイトでビジュアルが公開されていた。

  +

  ＋ネタバレ注意

  7人いると言及されていた「異星の使徒」の最後の1人、『伯爵』の正体。「オーディール・コール」や「盈月剣風帖」では姿こそ見せなかったがセリフのみで登場し、カルデアの行く手を妨害していた。 慇懃無礼で芝居がかった口調で、U-オルガマリーの残滓からフレアマリーを作ってけしかけるなどの悪趣味な言動が目立つ。曰く、蘆屋道満の言動を意図的に真似ているらしい。 巌窟王は生前のカリオストロと面識があるらしい。史実においては上述の通り1785年に獄死しているが、彼と初めて出逢ったのは1838年とのこと。

• アレッサンドロ・ディ・カリオストロ/コメント