近藤勇 のバックアップ(No.13)

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キャラクター詳細

身長/体重：cm・kg
出典：
地域：
属性：　　　性別：

絆レベル2

絆レベル3

絆レベル4

絆レベル5

絆クエスト

• 新選組局長・近藤勇(いさみ)。
  剣術流派・天然理心流四代目宗主であり、江戸の試衛館で道場主を務めていた。
  試衛館には、兄弟子に井上源三郎（新選組六番隊組長）、弟弟子に土方歳三（新選組副長）・沖田総司（一番隊組長）など、後の新選組の中核メンバーが門人となっていた。

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  史実解説　＋クリックで展開

  武州の富農宮川家の出身。幼少期の名前は宮川勝太。 実父の宮川久次郎は自宅に道場を作るほどの剣術好きであり、天然理心流三代目宗家・近藤周助に父と共に出稽古を受ける中で、剣才を見込まれ近藤周助の養子となり勇に改名、流派と道場を継ぐ。 道場主としては他流試合を好み、他流の浪人が来ると手厚くもてなし、自分より優れた剣力を持つ者の話を聞けば試衛館に招いては饗応して、その技を学ぼうとしていたという。 志士・清河八郎が京都における将軍警護を名目に浪士組の結成を提唱とすると近藤は土方歳三や沖田総司、井上源三郎ら試衛館の門人や、山南敬助、永倉新八、藤堂平助、原田左之助ら交流のあった剣客と共に参加。 上洛後は清河八郎に反発して京都に残留し、共に残った水戸藩出身の芹沢鴨らと共に壬生浪士組（後に新選組へ改称）を結成、芹沢を筆頭局長とし、水戸派の新見錦と共に局長に就任する（後、新見は不祥事で副長降格）。 浪士組時代、近藤は宿舎係を命じられていたが本庄で芹沢鴨の宿屋を取り忘れたため、近藤が詫びるも激怒した芹沢が宿場町の真ん中で野宿と称して篝火を焚き出したという、新選組以前から二人が因縁を持つ逸話がある。（江戸時代の火事は現代とは比べ物にならないほど危険で、芹沢の行いは宿場町全体が焼け野原になってもおかしくないほどの暴挙であった） 新選組創成期は初代筆頭局長・芹沢鴨率いる水戸派と近藤達の試衛館派の派閥体制となっていたが、芹沢、新見ら水戸派粛清後は試衛館派が新選組を掌握し、副長の土方と共に主導していく。 近藤・土方体制のもとで、新選組は池田屋事件や蛤御門の変、ぜんざい屋事件、天満屋事件、三条制札事件といった倒幕派志士との戦いや京都の要人警護に尽力した。 新選組は京都の治安維持部隊・剣客集団としてのイメージが強いが、近藤は第二次長州征伐の折に幕府大目付・永井尚志や老中・小笠原長行ら幕府重臣らで構成される訊問使に帯同する等、剣客集団の長に留まらない政治家性も帯びていた。 新選組から分派した伊東甲子太郎ら御陵衛士を粛清するが、篠原泰之進・加納鷲雄率いる御陵衛士残党の襲撃を受け負傷。戊辰戦争初期の鳥羽伏見の戦いでは前線に出られぬまま江戸に下る。 その後、勝海舟の発案で新選組を甲陽鎮撫隊という名に改めて甲州勝沼で新政府軍と戦うも敗走。 甲州勝沼での敗北後は原田・永倉ら最古参幹部とも袂を分かつも新政府軍に対する抗戦を唱え続け、千葉の流山に布陣したところ、新政府軍に包囲されたため大久保大和という偽名を使い投降する。 しかし、流山を包囲していた新政府軍に御陵衛士残党の加納鷲雄がいたため正体を看破され、坂本龍馬暗殺の犯人が新選組と考え恨んでいた土佐藩出身の新政府軍幹部・谷干城の主張により斬首刑に処された。享年33歳。 武将の加藤清正を敬愛しており、ゲンコツを口の中に入れることができた加藤清正にあやかって、近藤も同じ特技を身に付けたという。 実夫の宮川久次郎は軍書好きであり、加藤清正の他に楠木正成や源義経、『三国志』の関羽や張飛の武勇伝を読み聞かされて育ったという。 幼少期は大変腕白で、街道に面する屋敷の敷地にある木に登って道行く人に小便をかける悪戯をしたり、六歳年上の相手と喧嘩して泣かせたりするガキ大将であった。 長曽祢虎徹を愛刀にしており、池田屋事件の後に他の隊士の刀が破損して使い物にならなかったにも関わらず、近藤の刀だけは健在であったことを、「自分の刀は虎徹だから無事だった」と自慢していたという。 ただし、虎徹は偽物も多く、子母澤寛の『新選組異聞』では近藤の刀は虎徹と作風が似ている山浦清麿の刀に手を加えて偽造したものを江戸の刀屋が虎徹と称して近藤に売りつけた贋作とされている。 近藤が虎徹を入手した経緯は、上述の江戸の刀屋の他、大阪で商家に押し入った不逞浪士を成敗した際に主人から礼に貰った、斎藤一が京都の夜店で三両で買った無銘の刀が虎徹に似ていると気に入り斎藤から譲って貰った、京都で将軍から拝領した、といった複数の説が存在する。 虎徹の偽造の材料にされることも多かった清麿だが、江戸時代の中期以降に鍛えられた「新々刀」と呼ばれる区分けの中では江戸三作と呼ばれた内の一人で当代屈指の刀匠である。実際現代の（美術品としての）日本刀の売買において、清麿の人気は飛び抜けており、モノによっては虎徹以上の値がつく。偽作も負けず劣らず多く真作は同様に市場に滅多に出ない。

• キャラクターとしての初出は『帝都聖杯綺譚』。
  沖田総司が宝具「誠の旗」で呼び出し、共に織田信長と戦った。
  登場シーンは1コマのみで目から上が描かれていないが、本作とはデザインが異なり、だんだら羽織にがっしりした体型で角張った輪郭をしており、肖像写真に残る近藤勇の容姿を彷彿させるものとなっている。

• 宝具「誠の旗」
  ダンダラ模様に誠の一字が書かれた新選組の旗。
  新選組の隊長格が共通して持つ宝具であり、「単独行動」持ちサーヴァントとして新選組隊士たちを一時的に召喚する効果を持つ。
  • 使用者によって召喚に応じる隊士が異なり、沖田総司が使用すると世間によく知られた比較的ポピュラーな新選組、土方歳三が使用すると拷問などの汚れ仕事を行ってきた「悪い新選組」、近藤が使用すると規律にうるさい「お堅い新選組」として召喚される。いずれも、使い手との仲が悪い者は召喚に応じない場合がある。
    『帝都聖杯綺譚』では沖田総司が宝具として使用している。
    • 設定上は隊長格（または隊長以上の幹部）である芹沢鴨や斎藤一、山南敬助、永倉新八、原田左之助、藤堂平助らも所持していると思われる。
    • イスカンダルの「王の軍勢」を連想させる能力だが、規模も召喚される面々も違いすぎる（小さすぎる）とのことで、『帝都聖杯綺譚』の単行本の解説コーナーでは型落ちとすら呼べないと評価されていた。

• †黒の剣士†
  • †虎徹・BLADE†
  • そして皆英語を喋り出す†SHINSENGUMI†。洋式調練

• チルタリス
• たやイ

• ニュー新選組の新入り隊士「イサミン」。
  • 命名者はちびノブ隊長。

• 担当声優の新垣樽助氏は『Fate/Zero』において間桐雁夜を演じている。
  • また、刀剣を擬人化したゲーム『刀剣乱舞ONLINE』では近藤勇の愛刀「長曽祢虎徹」を演じており、別作品ながら主と刀を同一声優が担当することになった。（新垣氏は他にへし切長谷部も担当）