Wed, 23 Jul 2025 19:45:28 JST (64d)
ゲームにおいて 
小ネタ 
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| | +クリックで展開
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- 豊臣秀吉。尾張(現在の愛知県)出身の戦国武将。木下藤吉郎、羽柴秀吉とも名乗った。
農民、或いは足軽とされる出自の軽輩であったが、織田信長の下で頭角を現す。
本能寺の変で主君が死を遂げるとその仇・明智光秀を討ち、最終的に天下統一を果たした。
- 「羽柴」の姓は織田軍の重臣「丹羽長秀」と「柴田勝家」の名にあやかり、両者の姓から一文字ずつ組み合わせたもの。
- 名字と姓の違いについては割愛するが、羽柴秀吉から豊臣秀吉に改姓したのではなく、私的な名字の羽柴と天皇から下賜された姓の豊臣を併用しており、秀吉は羽柴秀吉であり豊臣秀吉でもある。
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| | +豊臣秀吉の史実・伝承
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- 妻のねね(高台院)とは恋愛結婚だったが、ねねの実母の朝日には源頼光の流れを汲む浅野家に養子入りしたねねが軽輩な出の秀吉に嫁ぐ事に反対されていた。
- 恋愛結婚は当時としては珍しく、織田信長・帰蝶夫妻のように政略結婚か森兄弟の両親である森可成・えい夫妻のように主君などの目上の人物による斡旋が多かった。
- 夫の主である信長からは、2人の間に子供が居ない事などについて激励の書状を送られたり、信長の四男である秀勝を2人の養子に貰うといった具合に目をかけられていた。
- 実子が居ないものの子育てには定評があり、親族の加藤清正や福島正則の他に人質として送られてきた黒田長政や結城秀康らの養育を行っている。
- 茶々とは対立していたか否かは諸説あるがFateシリーズにおいては良好だった模様。
- 母であるなか(大政所)が人質として徳川家康の所に送られた後、家康が上洛した際に徳川家臣の本多重次は家康の身に何かあった際の報復の準備として、なかが滞在する館の周囲に柴を積み上げいつでも焼殺できる準備をしていた事を知ると本多を処罰するように家康に言ったり、なかが亡くなったという報告を聞くとその場で卒倒するなど母親思いな所があった。
- 母親を彷彿とさせる所があったのか慶誾尼(龍造寺隆信の母)や津軽為信の母(名前不明)に対して紳士的な対応をしている。
- 好色な事は大変有名だったので秀吉と対面する際には愛姫(伊達政宗の正室)と玉姫(細川忠興の正室)は懐に小刀を入れ、誾千代(立花宗茂の正室)は武装していたという。
- 一方で衆道に疎く美少年の小姓に対して「お主に姉か妹は居るか?」と尋ねている。
- 秀吉は異父弟の秀長と仲が良く、秀長も兄の信頼に答え裏方から総大将まで様々な職務をこなして秀吉を支えており、彼の死を秀吉は悲しんだ。
なお、秀長の死の半年後には茶々との間の第一子で後継者としていた鶴松も亡くしている。
- 他の三英傑と違い先祖代々の家臣は居ないものの、七度訪ねて登用した竹中重治(半兵衛)、矢作橋で出会った蜂須賀正勝(小六)、独特な方法で秀吉を持て成した石田三成、上述の加藤と福島も名を連ねる賤ヶ岳の七本槍など優秀な家臣団を率いていた。
竹中と蜂須賀と石田の出会いが創作説が濃厚とか、加藤と福島は七本槍について良く思ってないとか、三好吉房という自分の息子に無能と思われていた人物が居るって?こまけぇことはいいんだよ!!
- 刀根坂の戦いの際は諸将と共に出遅れたり、手取川の戦い前に大将の柴田勝家と対立して勝手に戦線離脱したり、降将の宇喜多直家の処遇を独断で決めた事について信長に怒られている。
- 軍略については三木城や鳥取城を攻めた時のような攻城戦が得意とされる。と同時に、金ヶ崎の退き口で殿軍として撤退戦を行い、箕浦の戦いで倍以上の敵軍を相手に勝利している事や、中国大返しでは約230kmを約10日間で、美濃大返しでは約52kmを5時間で踏破するなど、野戦や行軍においても一流と言える事をしている。
- 日本史上数少ない海外出兵である唐入り(文禄の役・慶長の役)を行っている。
参加者の一部だけで毛利両川の片割れ・小早川隆景、秀吉の知恵袋を務めた黒田孝高、西国無双と謳われた立花宗茂、「せいしょこさん」こと加藤清正、鬼島津こと島津義弘など錚々たる顔ぶれである。
- 権力を得てからの派手で自尊心に満ちた言動や理不尽で残虐な言動も記録として残されている。その大言壮語と敵対者への苛烈さなどからネット上ではラスボスや暴君、老害などと喩えられており、統治者としての秀吉の評価を複雑にしている。
特に、秀次事件や朝鮮出兵に関わる出来事に関しては晩年の秀吉の迷走ぶりを示唆しているとされ、秀吉個人や豊臣政権を考察する際に大きく評価を損なう要因にもなっている。
- 飼っていた鶴が世話役の手違いで脱走した為、世話役は死を覚悟して秀吉にその事を伝えると「日本全てが儂の庭のようなもの、日本という庭にいれば良い」と言って世話役を許した。
- 小田原征伐の時、鎌倉の鶴岡八幡宮の白旗の宮を訪ね、源頼朝の木像に対して「儂とお主は天下を獲った者同士友達だが、父祖からの家臣達が居たお主に対して、儂は卑賎の身で氏も系図もない男だ。だからこのように天下を平定したことは、貴方よりわしの功が優れている」と言った。
- 奥州平定の為に寄った下野で佐野房綱に「上杉謙信と武田信玄のどちらが強かったか?」と尋ねて佐野の返事を聞くと「2人が生きてたら儂の家臣にならねばならず死んでて幸せだったな」と述べている。
- 小田原征伐の為、関東へ向かう途中に故郷の中村へ立ち寄った際にかつて二王という人物といざこざがあった事を思い出して彼を殺そうとした。
幸いにも村人達の機転により二王が処刑される事は無かった。
- 仮装茶会という現在風に言うとコスプレパーティーのような事をしており、自身は瓜売り、徳川家康はあじか売りの恰好をした。
その他、有馬則頼は僧侶の恰好をして秀吉も好んでいた領内の有馬温泉の宣伝をした。
- 能楽に嵌った時があり、主演は自分が勤めて徳川家康や前田利家らと演じたり、太閤能という自分の活躍を演目にして自ら演じた事もある。
- 自身を非難する落書きをした容疑者や秀次事件では大勢を処刑し後者では刑死者の遺体を埋めた場所に畜生塚と書かれた碑を設置した。
畜生はお前だろ猿と思っても言ってはいけない
- 諸説あるが将棋において自分が有利になるルールの太閤将棋を考案した。
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- 初出は『コハエース』。
経験値氏作成のサーヴァント。通称は「サル」。
『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』では主人公を務める。サーヴァント時のクラスはセイバー。
- 外部出演として『ちびちゅき!』に登場。
また本作の公式サポート漫画『Fate/ぐだぐだオーダー』に登場する。また、概念礼装「打ち上げオーダー!」のアイスは彼を模したもの。
他、イベント「ぐだぐだ本能寺」ではギルガメッシュが「豊臣ギル吉」名義で登場している。
- 宝具は「日輪の子」「刀狩り」、日輪の子に連動する城塞宝具の三種類を持つ。
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| | +宝具について
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- 日輪の子
- 秀吉という英雄を示す言葉であり、その生涯の具現。
「軽輩からの成り上がり」、そして「晩年の老醜」という2つの特性が召喚された瞬間から顕著に再現されることとなる。
サーヴァント召喚直後の貧弱な状態から1日ごとに能力が上昇し続けていき、7日目は全盛期としてパラメータ欄にAとEXが並ぶ大英雄となる。
しかしそれを境にして能力が徐々に低下していき、召喚から14日目を過ぎると必ず消滅してしまう。
- 秀吉自身のパラメータもそうだが、相手の武装宝具を奪う「刀狩り」や城塞宝具の効果も「日輪の子」の段階に左右される。
- 刀狩り
- 相手の持つ武装を一時的に封印する宝具。
4日目以後は刀に限らず武器を奪って使えるようになり、7日目のみ判定次第で真名開放までできるようになる。だが、秀吉本人は武人としてそこまで強くないらしい。
- ちなみに刀狩りは秀吉だけが行った政策ではなく、柴田勝家らも行っている。
- 城塞宝具はかつて建てた城に基づく防衛拠点の召喚。名前と同じく三段階の変化を見せる。
- 一夜城
- 攻撃を防ぐ城壁を召喚。基本的な耐久力は低いが、「日輪の子」の効果に応じてそのランクはE~Bの範囲で変動する。
- 読み方からして元になったのは墨俣一夜城の逸話。
美濃国墨俣に橋頭保を築く任務を斎藤方の抵抗もあって諸将が失敗する中、名乗りを上げた秀吉。地元民の協力を得ると、上流で切り出した木材をある程度加工してから川の流れを利用して墨俣へ運び、現地で組み上げることで短期間で砦を作り上げたという。
一夜城といえば墨俣城が浮かぶ人が多いかもしれないが、後北条氏の小田原城を包囲した際には、小田原城内からは森林で隠れて見えない所に城を建てた後、一晩の内に森林を伐り倒して城を見せる事で敵からは一晩で城が建ったかのように見せる演出をした事がある。
- 超絶絢爛日輪城
- 6日目以降に召喚できる固有結界レベルの黄金大魔術城塞。ランクA。
内部にある黄金の魔力炉によって無尽蔵の魔力を生産でき、さらにこの魔力を使う事で城塞内に徳川家を除く生前自分に従っていた英霊を召喚できる。
- 黄金魔境ZIPANG
- 7日目に真名解放が可能となる宝具。ランクEX。
聖杯戦争やサーヴァントは元より日本全体を秀吉自身の人生を顕現させた「日輪の夢」に取り込む宝具。
日輪の夢の中では秀吉の望むようにサーヴァントまでも召喚できる破格の宝具であり、日輪の中の者は秀吉の望んだ役割を演じることになる。その拘束力は強力で、自身が秀吉の宝具に取り込まれたを知ってもなお、精神は秀吉の望んだ役割に向いてしまい、『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』では「カリスマどころでは無いギアス」「呪い」と評されている。
また、日輪の夢の中で秀吉は日輪そのものと思えるほどの強大な戦闘力を持つ。
なお、初披露された『ぐだぐだ太閤伝ZIPANG』では上記の宝具効果は本来の使い方では無いと作中や単行本巻末の用語集で言及されており、その実態・全体像は不明。
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- 織田信長の草鞋を懐で温めていたという美談があるが、実態はノッブの草履をprprしていただけである。
水着ノッブ曰く、草履をぶつけられて悦んでいたらしい。
- 現時点で担当声優が誰になるかは不明だが山口勝平氏がTwitterにて演じてみたい
と立候補している。
- 山口氏は2016年に信長の忍びと百花百狼 〜戦国忍法帖〜の二作で秀吉役を演じている。
氏は信長の忍び13巻収録のインタビューにて山田風太郎作の妖説太閤記がきっかけで好きになったという趣旨の発言をしている。
翌年には長浜市声の観光大使に正式就任。同時に「ひでよしくん」も担当する事になった。
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