Guide2 の変更点

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TITLE:使用方法② Broadcast

 BroadcastカテゴリはSDK2のVRC_Triggerでは主に次のプルダウンに相当します。
#ref(guide2_1.png)

 また、Randomize、Delay in Secondsの設定もBroadcastで行います。
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 Trigger2to3では、トリガを引いた本人のみ動作させる場合はBroadcastLocalを使用し、トリガを引いた本人以外にも動作させる場合はBroadcastGlobalを使用します。Broadcastカテゴリのモジュールはこの2つのみです。

 Broadcastのパラメータは次の通りです。
|''パラメータ''|''Local''|''内容''|
|Send Target|なし|&size(16){誰にActionを実行させるか。};&br;&size(16){All:全員};&br;&size(16){Owner:GameObjectの所持者};|
|Usable Player|なし|&size(16){誰のTriggerを受け付けるか。};&br;&size(16){Always:全員};&br;&size(16){Master:インスタンスのマスターのみ(公式で推奨されていない?)};&br;&size(16){Owner:GameObjectの所持者のみ};|
|Buffer Type|なし|&size(16){後から入ったユーザーに状態を再現させるため、トリガーを記録するか。};&br;&size(16){Unbuffered:記録しない(再現させない)};&br;&size(16){Buffer One:直近のトリガのみ記録する。記録するたび、1つ前の記録は破棄される。そのため、Everytimeと比べてコストが低い。};&br;&size(16){Everytime:すべてのトリガ履歴を記録する。再現するときは古いトリガーから全て実行される。};|
|Delay in Seconds|あり|Actionの発生を遅らせる秒数。|
|Randomize|あり|Actionの発生をランダムにするか。&br;&size(16){オンのとき、ActionにRandom Avgという項目が追加され、そこに設定された確率で1つのActionが実行される。};&size(16){オフのとき、Actionはすべて実行される。};|
|Common Buffer|なし|&size(16){複数のトリガが1つのものを動作させる場合、正しい順番でBufferできるようにするためのモジュール。};&br;&size(16){Add Commonbuffer ボタンでCommonBufferを自動生成できる。詳細は後述。};|
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 VRC_Triggerのプルダウンに対する、Trigger2to3のモジュールとパラメータは次の通りです。
|''VRC_Trigger''|''Trigger2to3モジュール''|''Usable Player''|''Buffer Type''|
|Always|BroadcastGlobal|Always|Everytime|
|Master|BroadcastGlobal|Master|Everytime|
|Local|BroadcastLocal|-|-|
|Owner|BroadcastGlobal|Owner|Everytime|
|AlwaysUnbufferd|BroadcastGlobal|Always|Unbufferd|
|MasterUnbufferd|BroadcastGlobal|Master|Unbufferd|
|OwnerUnbufferd|BroadcastGlobal|Owner|Unbufferd|
|AlwaysBufferOne|BroadcastGlobal|Always|BufferOne|
|MasterBufferOne|BroadcastGlobal|Master|BufferOne|
|OwnerBufferOne|BroadcastGlobal|Owner|BufferOne|
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**&size(16){Common Bufferについて}; [#tb724fa2]

&size(16){ BroadcastGlobalをBuffer付きにしたとき、CommonBuffer欄が現れます。};

&size(16){ CommonBufferは、途中入室者の再現順序を管理するために必要なもので、複数のトリガーが1つのオブジェクトに干渉している場合、これをSceneに用意していないと再現結果が狂うことになります。};
&size(16){ CommonBufferは、途中入室者の再現順序を管理するために必要なプログラムです。};
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&size(16){ 空欄になっているCommonBuffer欄の右側の「Add CommonBuffer」欄、};&br;&size(16){ またはHierarchyウィンドウの右クリックで「GameObject > Trigger2to3 > AddCommonBuffer」を選択すると、};&br;&size(16){ CommonBufferがついたGameObjectがSceneの直下に生成されます。};&size(16){&br;};&br;&size(16){ 生成すると、自動的に};&size(16){Scene上のBroadcastGlobalと結びつきます。};
#ref(guide2_4.png)
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#ref(guide2_5.png)
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&size(16){ CommonBufferを1つ用意していれば、他のBroadcastGrobalを設定したとき、自動的にそのCommonBufferと結びつくようになります。};

 Buffer付きBloadcastを使用する場合、必ずCommonBufferをSceneに用意してください。(v2.1.0より必須化)
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 複数のBuffer付きBloadcastが干渉している場合、必ずCommonBufferをSceneに用意しましょう。&br; 深く考えず、Bufferを使用する場合は&size(16){とにかくCommonBufferを用意する、という考えでも良いです。};
 CommonBufferを同一シーンに複数設定することは可能です。