Trigger2to3 マニュアル

Last-modified: Tue, 17 Jan 2023 21:49:07 JST (464d)

Trigger2to3とは Edit

 VRChat SDK3でVRC_Triggerを使いたい人のための代替ツールです。

 VRC_Triggerの機能の大部分を取り込み、VRC_Triggerに近い使用感でワールドギミックを組み立てることができます。

 

概要 Edit

Image.png

 Trigger2to3は、「Broadcastカテゴリ」「Triggerカテゴリ」「Actionカテゴリ」の3種類のUdonコンポーネントを組み合わせてVRC_Triggerの機能を表現します。

・Broadcastカテゴリ Edit

  Triggerを受け付け、Actionを発生させる、大動脈の役割です。

  ローカル用とグローバル用の2種類があり、

  1グループに設定できるBroadcastは1つのみです。

・Triggerカテゴリ Edit

  「何が発生したときに」、という動作条件を設定します。

  1グループに複数のTriggerを設定できます。

・Actionカテゴリ Edit

  「何を起こすか」、という動作内容を設定します。

  1グループに複数のActionを設定できます。

 また、これらのコンポーネントを生成・整頓するための「Masterコンポーネント」が用意されています。

 これは、各カテゴリのUdonコンポーネントを1つのグループにまとめるエディタツールであり、ワールドギミックの動作に直接作用するものではありません。

 そのため必須ではありませんが、Trigger2to3の組み込みに役立つ重要なコンポーネントです。

 

入手方法 Edit

 VPM版(UdonSharp ver1.x 対応版)(=VCC対応版)は、こちらから入手できます。

 

  GitHub Trigger2to3_VPM

 

 レガシー版(UdonSharp ver0.x 対応版)は、こちらから入手できます。

 

  GitHub Trigger2to3

 

導入方法(VPM版)=VCC対応版 Edit

 レガシー版から移行する場合は、Assets/Trigger2to3 フォルダを丸ごと削除してください。

 ※Unity内で行うよりも、プロジェクトを開かずにエクスプローラで直接削除した方が安全です。

 

 Trigger2to3のzipファイルを解凍し、適切なフォルダに置いた後、

 VRChat Creator Companion(VCC) の Settings下部にある、「your own packages to this listing to easily include them in any project.」の「Add」から、解凍後のフォルダを指定すると、

 「com.t-hoke.trigger2to3」がパッケージリストに組み込まれます。

 
vcc1.png
 

 プロジェクトのパッケージ設定の「Multiple Repos Selected」から「Local User Packages」を含めるようにすると、Trigger2to3が現れるので、

 VRChatSDK - Base、VRChatSDK - World、UdonSharpと共に組み込んでください。

 
vcc2.png
 

  ※VCCのフォームレイアウトは今後変化する可能性があります。

  ※最新版の対応状況によっては動作しないことがあります。

 

導入方法(レガシー版) Edit

  1. VRChatSDK3-WORLDをunitypackageからインポート
  2. UdonSharpをunitypackageからインポート
  3. Trigger2to3 をunitypackageからインポート