グランドラクモン
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概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など)
メモリ20の究極体。
攻撃力と知力が両方高く、素早さとSPもやや高め。物理耐久に少々不安がある。
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必殺技1は威力90の水属性全体魔法『クリスタルレボリューション』。
敵全員に与えた合計ダメージの20%を自分のHPに吸収する。
後述するSSの効果で実際の吸収量は25%となる。
敵1体あたりの平均ダメージが400もあれば、回復出来る体力はSSの補正も合わせて300ほど。
データ種や低知力デジモン相手なら大幅に吸収出来る事もある為、回復量が自身の知力に依存するファイナルヒールより多く回復する場合もある。
ウィルス種の全体魔法技としてはデーモンの『フレイムインフェルノ』と並び2位タイの威力を誇る。
あちらは効果が無い通常攻撃技であるが、こちらには回復効果がある為に性能は上。水属性である為インペリアルドラモンDM艦隊にも強い。
必殺技2は非常に珍しい補助技『アイオブザゴーゴン』。
敵1体の防御力を30%も下げ、混乱状態にしてしまう強烈な効果を持つ。
継承技のパニックウィスプと比べ、ディレイは同じで、ダメージが無くSPも2倍使うが、命中率100%かつ防御ダウン付きなので大変使いやすい。
混乱させた隙にアクセルブーストを積んだり、混乱が無効だったとしても、防御ダウンしたところを物理技で突破したりと無駄になりにくい必殺技。
自身の高い攻撃とマッチしており、防御が下がれば攻撃無振りでも火力を出せる為、知力型であっても何らかの物理継承技を採用する価値がある。
しかし、状態異常を絡めた凶悪戦術フーナイトの台頭や、マスターバリアの無限入手法が発見された事で、状態異常対策を厚めにしているパーティも多く、以前のような猛威を振るえなくなってきている。
最悪、防御を下げられると言っても物理型デジモンと組んでいない場合は、旨味がなく、補助必殺技は通常必殺技よりディレイが重いのもあって混乱させられなければこちら側が大きく損をする。
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とは言え強力な技である事に変わりはない為アーマゲモンやフーディエモンの必殺技で事前に相手の持ち物をサーチしたり、スロット数が1つのデジモンを狙う等の工夫をしたいところ。
強力な性能だからといって闇雲に打つのではなく、ここぞと言う時に使う事で輝く技と言える。
また、環境にいる多くのワクチン種はマリンエンジェモンを除きスロットに余裕が無く、耐性補完やメメタンとマスターバリアの両立が難しい状況にある。
即ち状態異常が通ってしまえば種族の相性すら覆し封殺、通らなくてもデバフをかけつつ弱点を丸裸にすることが可能。
特にトップメタのオメガモンズワルト、スサノオモン、セラフィモンよりも素早いため、データ種を潰す前に先に彼らを潰すといった動きすら可能であり、ウィルス種として規格外と言わざるを得ない。
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SS『吸血鬼の王』はHP吸収技の回復量を25%上げ、更に闇属性技の威力が10%増加する効果。
HP吸収効率を上げるSSの中ではベルゼブモンBMの『陽電子砲』に次いで2番目に倍率が高い。
HP吸収技を持つデジモンは少ないが、吸収効率を上げるSSと吸収技を持つロゼモンBMは高相性。
闇属性の威力上昇に関しては、多くのトップメタの必殺技や補完となるので組む相手に困らないだろう。
より活かすのであれば自身の必殺技が闇属性ではないので、デストロイキャノンやナイトメア等の継承技を採用したいところ。
採用争いの相手として、同メモリの闇属性ウィルス種のケルビモン(悪)とヴェノムヴァンデモンが挙がる。
両者と比べるとこちらは必殺技の威力とスロット数で劣っているが、両刀の動きが可能な点、序盤から効果を発揮しやすいSS、高火力の全体攻撃が可能という点でケルビモン(悪)とは差が付いている。
ヴェノムヴァンデモンは両刀適性があるライバルで、SSによって強化されたヴェノムインフューズにより物理火力は負けている。
だが、魔法必殺技を持たない上に素の知力ではこちらが勝り、さらにアイオブザゴーゴンで味方の補助と相性さえ覆し兼ねない封殺が出来ると言う点で差別化は可能。
ヴェノムヴァンデモンは物理寄り、こちらはより知力に寄った両刀という理解で良いだろう。
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継承技候補
継承技 | 採用理由 |
---|---|
デストロイキャノンⅢ | サクヤモンを始めとしたデータ種にはナイトメアより効きやすく、どの型でも採用候補。 |
ヴォルケナパームⅢ | ロゼモンBMやフーディエモンを狙う。 |
クレセントリーフⅢ | ディアナモンを筆頭に水属性データ種を狙う。 |
ナイトメアⅢ | 知力型の選択肢。 上述の通りデータ種にはデストロイキャノンの方が効きやすいため、低知力データ種やデュークモンCMが仮想敵。 |
フィジカルドレイン | スピリットドレインと選択だが、現環境は知力型データ種が多いため攻撃無振りでもこちらの方が有用な場合が多い。 |
アクセルブースト | クリスタルレボリューションの威力と回復量が倍になる。素の火力は高くないので、隙あらば使っておきたい。 |
チェインマックス | 味方の高火力デジモンを補助。 |
ステータスバリア | 装備アイテムで対策していない場合。 |
レストア | 相手にかけられた状態異常はしっかり解除。 |
パーフェクトリバイブ | 味方の復活に使う。使用後のディレイとSP消費量を考えて使用すること。 |
ファイナルオーラ | 使えなくはないが素の知力がそこまで高くないため回復量は不足しがちで、SP消費量も考慮すると少々使いにくい。 採用するならサクヤモンと組ませたり事前に知力バフを積むなどして回復量を上げる工夫をしておこう。 |
ファイナルヒール | ファイナルオーラより回復倍率が高く、SP消費も少ない。 他の知力型と比べるとやや見劣りする知力とSPのグランドラクモンに取ってはファイナルオーラより扱いやすい。 |
セーフティガード | 味方の窮地を救う。自分自身に掛ければ、残りHP1から吸収技で立て直す事もできなくはない。 |
メンタルチャージフィールド | 素の知力は低くないので積み技。ディレイが重めなので高い素早さを活かせる単体チャージでも可。 |
装備品候補
装備品 | 採用理由 |
マスターバリア | 状態異常対策。混乱させるのはこちらだということをわからせる。 |
SPDアタッチA | あらゆる相手に先手でアイオブザゴーゴンを打つ。 |
INTアタッチA | 知力を高めてクリスタルレボリューションの威力を上げる。 |
シャインガードDX | 弱点対策。スロットの関係で装備できるのは2つのみ。 |
ステータス振り分け例
場所と配分 | その理由 |
---|---|
知力+150 | 素の知力がそこまで高くないため特化。必要に応じてHPと素早さを調整。 |
HP+440、知力+106 | HP1780調整。そこそこの耐久が得られるため、シャインガードDXを持たせれば一撃落ちはかなり少なくなる。 その分、火力が犠牲になっているので、仲間のSSでカバーしよう。 |
HP+1000、素早さ+50 | 先手でアイオブザゴーゴンを打つことを意識し、残りを耐久に回すことで味方を補助することに特化した方。 |
相性のいい味方デジモン
デジモン | その理由 |
---|---|
ディアナモン | ワクチン種をグッドナイトムーンで寝かしつける。 マスターバリア持ちが判別しやすくなるためアイオブザゴーゴンが猛威を振るい、クリスタルレボリューションの威力も上昇。 |
オメガモンズワルト | 闇、水属性、防御10%上昇とこちらの欲しいものが目白押しである。 こちらはズワルトの苦手なメメタン持ちウィルス種をアイオブザゴーゴンで無力化でき、混乱が無効化されても防御ダウンした相手にグレイソードが刺さる。 |
ロゼモンBM | 『ティファレト』で吸収量が20%増しになり、おまけに毎ターンHPが5%回復するので居座り能力が向上する。 アギシャンレーヴルでワクチン種を倒しつつ、ごっそりHPを搾取する。 |
アーマゲモン | フリー種最強の物理アタッカーであり、アイオブザゴーゴンの防御ダウンと抜群のシナジーを発揮する。 20%で混乱状態にする全体攻撃のブラックレインで、相手のマスターバリアとパニックバリアDXを炙り出せる。 |
ドルゴラモン | こちらはデータ種最強クラスの物理アタッカーであり、SSでブレイブメタルが強化される。 アイオブザゴーゴンの防御ダウンまで入ればワクチン種のみならず、データ種やフリー種でも危険な威力となる。 |
インペリアルドラモンDM | いまひとつ不足している防御と知力が10%上昇。 『吸血鬼の王』でメガデスの威力がアップする上に素早さが近いので足並みを揃えやすい。 |
インペリアルドラモンFM | 攻撃と素早さを上げ知力全振りであっても両刀使いとしての適性が高まる。こちらのSSもデストロイキャノンを採用すれば活きる。 |
サクヤモン | 知力が15%上昇し、生粋の知力型デジモンと同等以上になる。『吸血鬼の王』でナイトメアⅢの威力がアップする。 |
タオモン | 知力が15%上昇し、生粋の知力型デジモンと同等以上になる。『吸血鬼の王』で梵筆閃の威力がアップする。 |
デュナスモン | 苦手なワクチン種を代わりに討って貰う。デュナスモンのドラゴンズロアの回復量が、グランドラクモンのSSで増えるのも相俟って、互いに生存確率が高くなる。 |
天敵となる敵デジモン
デジモン | その理由 |
---|---|
スサノオモン | 高威力の光属性全体必殺技持ち。スサノオモンが知力型であっても灰にされかねない威力を持つ。 但し、素早さが僅かに負けてる為、『アイオブザゴーゴン』により封殺されることも。 |
セラフィモン | トップメタに名を連ねるワクチン種。他の知力デジモンに一歩及ばない知力とシャインガードDXを3積みできない理由でセブンヘブンスが少々痛手。 しかし、純粋な魔法攻撃しかできないため、知力振りのこちらにはアクセルブーストを積むなどしないと決定打を出し辛い。 また、素早さが負けてるためマスターバリアを持っていない場合、『アイオブザゴーゴン』により封殺されることも。 |
ゴッドドラモン | ゴッドフレイムで低い防御を突かれ、燃やし尽くされる。採用率は上記の2体よりも少ないが、物理攻撃でスロット数が2つと天敵としての条件はより揃っている。 但し、素早さが負けてるためマスターバリアを持っていない場合、『アイオブザゴーゴン』により封殺されることも。 |
インペリアルドラモンFM | フリー種故に3倍は突かれないが高威力のポジトロンレーザーを1.5倍で受けるのはかなり厳しい。 |
スレイプモン | SSによりアイオブザゴーゴンが機能しずらい上に、ビフロストで3倍弱点を突かれる。 |
メタルシードラモン | 種族相性は有利だが、アイオブザゴーゴンの防御ダウンを無効化される上にスロットも多くマスターバリアで対策もされやすい。 シスタモンB(覚醒)との大きな違いとしては率先して戦える点と、状態異常を防げるかどうかの2点だろう。 |
シスタモンB(覚醒) | プロテクトウェーブでアイオブザゴーゴンの混乱・防御ダウン両方を無効化されてしまう。 更に高確率で組んでいるルーチェモンSMやシャイングレイモンBMにも不利。 |
ヴァロドゥルモン | こいつのSS『パージシャイン』の都合上全体攻撃は撃ちにくい。さらにオーロラアンジュレーションで三倍を突かれデバフも消される始末。 |
対策
HP吸収が強力。粘られると倒すのが遅れてしまうので、データ種は可能な限り引っ込めておきたい。
もっとも厄介なのはアイオブザゴーゴン。混乱対策をしていても防御力は下がってしまうので、相手の物理アタッカーに突破されやすくなってしまう。
ワクチン種の光属性技で仕留めたいが、混乱で機能停止させられることがないよう状態異常対策をしたレストア持ちもセットで運用すること。
シスタモンB(覚醒)も有効。プロテクトウェーブを貼ることができれば、アイオブザゴーゴンを完封できる。