グランクワガーモン
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概要(長所・短所・必殺技・SS・期待される役割など)
メモリ18の究極体。
HPと攻撃力と防御力は高いが、SPと知力は壊滅的に低い。
物理耐久は優れており、耐久無振りでも攻撃特化エアロブイドラモンの『ドラゴンインパルス』を耐えきることが可能。
1つ多いスロットにHPアタッチAを埋め込むとブラックウォーグレイモンと極めて似通ったステータスとなり、重火力アタッカーとしての素質を伺わせる。
同条件の場合、ブレイクドラモンを僅かに凌ぎメタルエテモンに次ぐ実質ウィルス種第二位の物理耐久となる。(プラチナ2体は除く)
半面ベルフェモンRMよりはさすがにマシだが、必殺技と保有SPのバランスに関しては悪いので注意。
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必殺技は草木属性の単体大貫通攻撃『ディメンジョンシザー』。
クリティカルが発生しやすく、予想以上のダメージを発揮できる時もある。
メモリ18以下に限れば大貫通技にクリティカル発生効果が付いているのは唯一であり、攻撃力でも1位とは僅差で2位。
1位であるタイタモンに攻撃力が僅かに負けている分をSSの効果でフォローしているため、実質火力ではこちらが1位。
クリティカル率もタイタモンがSSで15%上昇させているのに対し、こちらは必殺技自体に30%上昇の効果が付いているので上回っている。
組ませる味方によってはクリティカル確定調整も可能であり、攻撃の調整次第では味方からの火力増強分を差し引いても等倍で1000を超えるダメージを与えることが可能。
単純な倍率でも特大貫通技を超えており、更により少ないディレイとSP消費で使用できる脅威の貫通技と成り上がる。
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SS『ネイチャースピリッツ』は草木属性の技威力が15%上昇するもの。
ディメンジョンシザーが強化される他、クレセントリーフⅢを威力120相当で撃てる。
最大ダメージはディメンジョンシザーが上だが、並のプレシオモンならクレセントリーフⅢでも充分倒せるのでSP節約に使える。
データ種水属性はディアナモン、メタルガルルモン、プレシオモン、メタルシードラモン等採用率がそこそこあるデジモンが多い為、対水属性デジモン対策としてはロゼモンよりも狙える範囲は広い。マリンエンジェモンはやや厳しいが不利種族なので仕方がない。
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HPと防御は高い為、知力に少し振れば良い働きができる。攻撃力が若干足りずともクリティカル率が高くある程度カバーできる。
幸い火属性魔法を持つワクチン種はおらず、継承技も持たせている可能性は低い。
逆にシャイングレイモンBMと当たった時は……運が悪かったと諦めよう。
もっともシャイングレイモンBMに関しては2倍でもオーバーキルであるため、オメガモン、オメガモンズワルトの『グレイソード』で焼かれることが草木属性であることのデメリットと言える。
但し、耐久無振りでも攻撃特化オメガモンの『グレイソード』は確実に耐えきる。
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同じメモリ18帯ウィルス種には大貫通持ち仲間としてタイタモンが存在する。
攻撃力としては両者同程度。ステータスとしてはグランクワガーモンの防御を削った分をHPと知力に割り振っている。
HPを両者10分の1にして計算すると、総合ステータスではタイタモンの方が20高い。
SSはクリティカル強化系であり、組ませられるデジモンはあちらの方が多い。
こちらは汎用性こそ劣るが草木属性強化によってピンポイントで落としたいデジモンは強豪揃い。必殺技で3倍を狙いやすい点もこちらの方が有利。
どちらにも採用理由は充分にある為、パーティ構成によって好きな方を使うと良いだろう。
継承技候補
継承技 | 採用理由 |
---|---|
クレセントリーフⅢ | 前述通り、SPを温存したい時に撃つ攻撃技。マリンエンジェモンに対してはこちらの方が通る。 |
マッハラッシュⅢ | 必中効果付きの全体攻撃。 |
フィジカルドレイン | 必須。無いとあっという間にSPを使い尽くしてしまう。 |
リバイブ | 本当にSPが少ないのでパーフェクトリバイブはまず無理。 |
アクセルブースト | ディメンジョンシザーの瞬間火力を高める。防御力が高い相手をゴリ押せる。 |
チェインマックス | 味方のクロスコンボを誘発させる。 |
装備品候補
装備品 | 採用理由 |
---|---|
HPアタッチA | 一つ持たせればちょうどHPが1780となる。 |
ATKアタッチA | 更なる火力を追求。 |
CRTアタッチA | オウリュウモンやドルゴラモンと組ませる場合、3つ持たせることでディメンジョンシザーがクリティカル確定となる。 |
SPDアタッチA | 少々物足りない素早さを補う。 |
SPアタッチA | あまりにも低いSPを補う。 |
マスターバリア | 状態異常対策。 |
マスターディスク | SPも含めてすべてのステータスで繊細な調整をする場合、最も効率が良い。3つ持たせればアタッチと比べて合計15もステータスが高くなる。 |
フレアガードDX | シャイングレイモンBMに3倍弱点を突かれるのでこれでやり過ごす。 |
シャインガードDX | 数が多い光属性ワクチン種への対策。 |
ステータス振り分け例
場所と配分 | その理由 |
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攻撃力+150 | ディメンジョンシザーの最大火力を発揮する。 |
攻撃力+130、SP+20 | ディメンジョンシザー3発、フィジカルドレイン1発調整。 |
HP+100、SP+5、攻撃力+135 | マスターディスクを3つ持たせて、HP1780調整とSP調整を両立する場合。素早さは必要に応じて攻撃から割く。 |
HP+250、SP+20、攻撃力+105 | HP1780調整と上記のSP調整を両立。↑と比べこちらは持ち物が完全にフリーとなる。 |
相性のいい味方デジモン
デジモン | その理由 |
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オウリュウモン | SS『武士気質』で攻撃力とクリティカル率を10%上昇させる。どちらもディメンジョンシザーと好相性だが、オウリュウモンにクレセントリーフⅢを持たせてもメジャーな仮想敵がマリンエンジェモンとリヴァイアモンくらいしかいない。 |
ドルゴラモン | ↑と組ませるとクリティカル率が25%上昇。スロットまで使えばディメンジョンシザーのクリティカル確定調整が可能。 |
ヴァロドゥルモン | 低過ぎるSPを『パージシャイン』で補う。ただしヴァロドゥルモンにガイアエレメントⅢ等は合わない。 |
ドゥフトモン | 『戦略家』でSP消費が抑えられ無調整でもディメンジョンシザーを3回、フィジカルドレインを1回使用できるようになる。メメタン持ち相手でも防御を下げる『エルンストウェル』を使用することでクレセントリーフⅢでの撃破が容易となる。ドゥフトモン側への恩恵は薄いが、クレセントリーフⅢを採用すればマリンエンジェモンを2発で落とせるので一考の余地あり。 |
カイゼルグレイモン | 他に草木属性に対応するSSを持つ究極体デジモンはなんとこいつしかいない。クレセントリーフⅢで無振りマリンエンジェモンが即死する。 |
ロゼモン | グランクワガーモンのSSの恩恵を最も受けられる一体。採用率の高いワクチン種知力アタッカーであるマリンエンジェモンを徹底的に抑えられるのは非常に強力。持久戦に弱いグランクワガーモンにとって持久型のSSを持つマリンエンジェモンは天敵である為、ロゼモンでしっかりとマークして場に出す事すら防ぎたい。ただしSS効果的な意味ではグランクワガーモンに一切メリットが無い。 |
ディノビーモン | お互いのSSで必殺技を強化できるが、打たれ弱くなるので素早さの調整が必要。 |
天敵となる敵デジモン
デジモン | その理由 |
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シャイングレイモンBM | 3倍で受けるFシャイニングバーストでは高HP高防御であっても受けきれない。素の素早さが負けているのも痛い |
オメガモン | シャイングレイモンBM同様にグレイソードで弱点を突かれる。但し、火力差は大きく耐久無振りでも1度は確実に耐えきる。素早さは似たり寄ったりだがオメガモンはSSで強化されているため、抜かれる可能性が高い。 |
セラフィモン | セブンヘブンズで浄化される。知力を上げて対策しよう。 |
タイラントカブテリモン | 自慢の高い物理耐久を無視して火属性の大貫通で燃やされる。同種のためまだ被害は即死までいかないが組んでいるデータ種にも負荷をかけられてしまう。 |
対策
数少ない……どころではなくたった2体しかいない草木属性必殺技を持つ究極体デジモン。
その鬱憤を晴らすが如く水属性デジモンの弱点を突いてくる。ディメンジョンシザーを3倍弱点で受けようものなら2000ダメージは入ってしまう。
2倍でも1300以上になり充分危険なダメージ。おまけにクリティカル率も高い。
知力が低いので魔法で攻めるべき。SPが非常に低く、ディメンジョンシザーを連発してきたらもうリバイブすらできない可能性が高い。