「──精々楽しむさ。君もそうしたまえよ」 (「夢幻のカリスマ」使用時のアケ版の台詞)
- 突如として現れたプロトマーリン───の水着ver.。
通常の姿はFGOアケ版に実装されているものの、アプリ版では後述するように台詞のみの登場であり、通常の姿より先に水着ver.がプレイアブル実装されるという、異例にして初のケースとなった。
- ちなみにFGOアケ版では、アプリ版で水着ver.になったサーヴァントが通常ver.より先に実装されるケースはそれなりにある(BBやニトクリス、虞美人などなど)。
- 発表直前に男マーリンがFGOアケに参戦する事が発表され、なら7周年記念サーヴァントはプロトマーリンか?と考えたマスター達の予想をものの15分で破壊した。
- アーサー・ペンドラゴンの世界における魔術師マーリン。
「『Fate/Prototype』世界のマーリン」であり、アーサーと同様の通称として「プロトマーリン」と呼ばれるが、「マーリンのプロトタイプ」ではない。むしろあちらが原型となってこちらのマーリンが生まれている。
- そもそも、今でこそマーリンは青年風のデザインになっているが、『stay night』での回想では普通に老人であり、小説『Garden of Avalon』での登場とともに今の姿に変更されている。
- クー・フーリンなどもデザイン的には『stay night』版が『旧Fate』のイメージのままと言われており、プロトタイプとは言うが『旧Fate』から『staynight』と『prototype』の2つの派生が生まれているというニュアンスに近いと思われる。
- アケ版のマテリアルで『男マーリンとは違い、何の悩みもない、満ち足りた精神構造を維持している。』(親友といえる最後の壁を壊したい欲求すらない、人間社会での異端者であることを気にしていない)とされ、性格は男マーリンと異なる部分がある。
人の輪から一線を引き、大局より面白さを優先する。
これ故に、『カリスマ』や『英雄作成』のランクは『人類が辿り着く最後の絵』を重んじる別のマーリンよりは落ちる。だが、羽の生えた光弾や、『速く、短く、そしてどこか悲しい響き』を持つ高速神言で元ショタや俺たち、そして敵を翻弄するサキュっ娘マジシャン。
(一部情報はアケ版マテリアルより引用)
- 前提として、アヴァロンには幽閉されていないマーリン。
とはいうものの、「アーサー体験クエスト」を見る限り、普段アヴァロンに滞在しているのは変わらない模様。また、そこに人類が辿り着くのをお姫様よろしく待っていると思しき言動もちらほら。
彼女の宝具台詞によれば、
「理想は君たちの歩みの先にある。さぁ、諦めることなく進みなさい」
とあり、宝具名「開かれた」を含めたニュアンス的には、人類がいつかアヴァロン(あるいは一般的な意味での理想郷的社会)に辿り着くことを本気で信じているように見えるのだが…?それなんて監禁プレイ?
○来歴
- 初出は『Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ』におけるアーサーの過去回想であり、大筋はアルトリアにとってのマーリンと同様の付き合いがあった様子。
- アルトリア・ペンドラゴン側のマーリンの設定がドラマCD『Garden of Avalon』で確定したことにより、彼とアーサーの声優が両者共に櫻井孝宏氏だったことで、『Prototype』のマーリンの声優は『Fate/stay night』のアーサー(アルトリア)である川澄綾子氏ではないかとの説がささやかれていた。
そしてFGOにアーサーが実装された際、彼のマイルーム会話や宝具演出から、以前から語られていた「『Prototype』世界のマーリンは女性(CV.川澄綾子)である」事が確定した。
すなわち、アーサー/アルトリアとマーリンの性別がそれぞれ対になっている関係も明確になったのである。
- 『蒼銀のフラグメンツ』のドラマCD版にて、あちらのモードレッドも性別が男性になっていることが明らかになっている。
これは、Fateにおけるモードレッドは「アーサー王のクローン」という設定が反映されたため。
- 現在では川澄氏が自身の担当キャラクターを紹介する際にアルトリア、アン・ボニー、フォウくんと共にプロトマーリンも並べる場合がある。
- 本作「FGO」では『Prototype』本編(蒼銀本編ではなく、その続編である第五次相応の時代での聖杯戦争)を終えてアヴァロンに至ったアーサーに語りかける形で「アーサー・ペンドラゴン体験クエスト」に台詞のみ登場。現地妻、あるいは帰る場所系ヒロインみたいな空気を出しながら行うえげつい行為。
ビーストⅥを二度の東京聖杯戦争で斃した彼に「どこかで目覚めたビーストの原種の影響で無い筈だった三度目の戦いに挑まなければならない。そのままにしておくと君の救いになった大切な彼女の世界にも危機が及ぶかも?」と発破を掛け、彼をFGO世界に送り出している。
この際、『異世界のボクに会ったら、よろしくね!」と口にしており、自らの同一存在を認識している模様。
- 2020年9月24日、アーケード版FGOにて☆5キャスターとして実装?。アプリ版にも通常版のプロトマーリンが実装されるかはまだ不明だが、AC版では逆に男性側のマーリンが第五特異点に登場していなかった(2022年8月にようやく実装となった)。
- アーケードで初実装の例はNPCキャラのプレイアブル化や既存キャラのクリスマス版(こちらはアプリ版には現状未実装)という前例があったが、存在の示唆とわずかなセリフのみでビジュアルすら不明だったキャラクターの実装は初となる。
- その後、アーケード版の終章においてもカルデア一行の終章に当たる特異点の、各「座」の攻略を「山の翁」と冠位級二人で助けた。
(「座」それぞれに対応する特異点ゆかりの英霊が駆けつけてくれている流れはアプリ版と同様だが、それに加えすべての座でこの二人が一部ボイス付きで他の英霊とやりとりを繰り広げる豪華仕様。
男マーリンはマギマリ更新で休止中だったのに…
- なお、玉藻の前の言い方によると「山の翁」の方だけは霊基の規模がガチ冠位だが、
その翁によればプーリンは資格はあるのに姿は見せないらしい。
その「山の翁」とは、主義は合わないが仕事はする同僚といった距離感。
- 情報の文字面だけだとちょっとロクデナシな面が目立つという風潮もあったが、実際に長く同行してみて沢山英霊達としゃべってよく笑う様にかなり好感度があがった人も多いはず。
(我ながらチョロい)
なお、なぜアケ版に姿を見せたかについては、
(大変そうなので+)「面白そうなので」(アケ終章での言及)らしい。
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| | 終章ネタバレ
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アケ版ラスボスに「星の獣」と呼ばれている。
この表現はフォウくんと一致するようだが…?
また、あちら側のラスボスに対して「いつまでも続く幸福」が見たいと述べている。
結果を重んじる男マーリンに対して、「今の時間を重んじる」性格なのだろうと読み取れる。
あとプロトアーサーにはきっちり「なんでお前が来てる」と突っ込まれている。
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- アーケード版にて現時点で確認できるステータス等は以下のとおり。
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| | アケ版ステータス
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- プロフィール
156cm・20kg
混沌・善
- ステータス
筋力:E 耐久:E 敏捷:C+ 魔力:A++ 幸運:A 宝具:A
- 所有スキル
「英雄作成 B」味方単体のBusterカード性能をアップ&クリティカル威力をアップ
「夢幻のカリスマ D」味方全体の攻撃力をアップ&NPを増やす
「夢魔の畔 EX」味方全体に無敵状態を付与+敵全体のNPを減らす + 対象の敵の数に応じて自身のNPを増やす
- クラススキル
「陣地作成 D」「道具作成 A+」「混血 EX」
- 宝具「久遠に開かれた理想郷」。
Aランクの対人宝具。
効果は味方全体の最大HPアップ&NP獲得量アップ&魔力回復までの時間を短縮。
- 「魔力」はアーケード版独自の仕様の1つで、回避やダッシュを使用する際に消費するゲージのこと。クラスごとに最大値と消費量が異なる。
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