百貌のハサン のバックアップ(No.33)

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・表は、非クリティカル、未致死ダメージの場合です。
　クリティカルの場合は、上記表の約2倍
　オーバーキルの場合は、上記表の約1.5倍
・数字は検証中です。NP増加量の下限―上限と記載しています。
　表に記載の数字と異なる値が出た場合、追記やコメントお願いします。

レベル1：4500
レベル2：24500
レベル3：27000
レベル4：29500
レベル5：40000

歴代の山の老翁ハサンの一人。
あまりに多岐にわたる技能と豊富な知識、
そして誰にも動向を予測できない不可思議な精神性により「百の貌」と畏怖されたが、
その実態は現代において多重人格といわれる精神障害を患っていた人物だった。

身長/体重：個体による
出典：中東、山の老翁
地域：中東
属性：秩序・悪
性別：個体による
群にして個、されど個にして群の影

『妄想幻像』
ランク：B＋　種別：対人宝具
ザバニーヤ。
生前の多重人格を原典とした宝具能力。
多重人格の分割に伴い自身の霊的ポテンシャルの分割も行い、別の個体として活動することを可能とする。
人格それぞれに応じた身体で現界するため、老若男女、巨躯矮躯と容姿も様々なものとなる

自身を「分割」する為、個体数は増えても力の総量は同じである。
従って分割すればするほど一個体の能力は落ちていくが、
固有スキルである「気配遮断」だけは衰退せず、
これを最大限利用することで非常に優秀な「諜報組織」と化す。

分割された個体が死亡すれば、その個体はアサシン全体に還元されることはなく、
消滅する。
いずれかに上位の「本体」と呼べるようなと呼べるものがあって
下位の「分身」を生み出しているわけではなく、全てのアサシンは同格の存在である。

絆レベル5

絆クエスト

• 初出は『Fate/Zero』。言峰綺礼のサーヴァント。
• 19代目（歴代最後）のハサン・サッバーハ。
  生前は多重人格者であり、各人格を具現化する宝具『妄想幻像』の使い手である、「群にして個。個にして群」のサーヴァント。
  自身を分割することにより最大80人（+無意識な自我が出現する可能性がある）の個体を出現させることが出来る、ある意味反則級の能力の持ち主。
  以下、主な個体。
  • アサ子
    本サーヴァントにおいてメインとなる個体。
    露出度の高い衣装を着た、紫髪でポニテの女性。仮面の下は釣り目の美人。
    名称は元はファンが使用していた仮称だが、『とびたて！超時空トラぶる花札大作戦』にて公式に逆輸入される。
    人格の中では登場機会が多く「百の貌のハサン」のまとめ役的なポジション。
    公式アートでもよく描かれ、本作での正式実装に先立ち、2016年4月21日より行われた宿駅構内ジャックキャンペーンにて彼女の柱巻ポスターも貼られている。
    なお、彼女の最期はなぜか媒体ごとに異なっており、原作小説では他の人格諸共「王の軍勢」に蹂躙され退場。ドラマCD版ではイスカンダルに挑発され自暴自棄気味に攻撃を仕掛けるも一刀で切り捨てられる。アニメ版では「王の軍勢」の威容に呆然となっているところをイスカンダルに討たれる、漫画版では兵士を何人か倒しイスカンダルの首を狙うも返り討ちに遭う、となっている。
  • ザイード
    長身痩躯の男性。ハサン先生と似ているが別人。
    他の参戦者に「アサシンは脱落した」と見せかける策のために、遠坂邸へ侵入してギルガメッシュにより倒される。合掌。
    曰く「取り立てて得手のない人格」とされ、その扱いもやられ役なのではあるが、アニメ版で披露した華麗すぎる動きや「他愛なし」という印象的な台詞から「ダンサーのサーヴァント」として一部でカルト的に人気だったりする。
    本サーヴァントのQuick等の攻撃時に登場。する他、イベント「Fate/Accel Zero Order」では「基底のザイード」という名で雑魚敵として大量増殖している。スキル「直感D」持ち。
    また、彼を象徴する「他愛なし」の台詞はアサ子さんが言ってくれる。
  • ちびアサシン
    幼女のアサシン。
    生前のハサンが拷問を受ける際に際に出していた記憶と会話能力のない幼女人格。
    『Fate/Zero』では没キャラであり、ウェイバーがキャスターに囚われた少女と勘違いして保護するという筋書きのストーリーがあったのだとか。
    後、『とびたて！超時空トラぶる花札大作戦』や『カプセルさーばんと』に登場している。
  • でかアサシン
    黒いローブを纏った巨漢の男性。名前は『カプセルさーばんと』から。
    アニメ版で「王の軍勢」の攻撃を防ぐ抵抗を見せた個体がモデル。
  • 他、イベント「Fate/Accel Zero Order」で「迅速のマクール」「怪腕のゴズール」という個体がエネミーとして登場している（ゴズールはローブを脱いだでかアサシンと同一人格の可能性もある）。
• これだけ強力な能力を持っていながら、肝心のマスターに聖杯を狙う気がまったく無かったのが彼らの不幸である。無論彼らにも聖杯に願う望みはあるため、ある程度聖杯戦争が進んだところでマスターを出し抜いて聖杯を狙うつもりだったらしいが、実行に移る前に使い捨てられ最初の脱落サーヴァントになってしまった。
  • このため分割２クール方式で放送されたアニメ版では全サーヴァントで唯一２クール目に登場していない。おかげで直後に行われたTYPE-MOON十周年記念人気投票では「Zero」に登場したサーヴァントの中でぶっちぎりで投票が少なく、あろうことか数秒画面に映っただけでセリフもなかったジャンヌ・ダルクやモブキャラ同然の小林（キャスターの大海魔に喰われた戦闘機のパイロット）よりも順位が下という屈辱を味わうこととなった。
• 歴代のハサンで唯一身体改造を行っていない。
  本来ザバーニーヤは技を会得に身体改造が伴うが、彼は自らがもともと持っていた多重人格を発展させたもののためその必要がなかった。
• アニメ版第一期のEDや漫画版での生前の姿は、明確に顔が描かれていないものの髭を生やしてターバンを巻いた男性となっている。それが本来の姿なのか、変装によるものかは不明。
• 『Fate/Zero』本編以外ではスピンオフ作品『Fate/Zero黒』にて、遠坂家の家政婦をしながら時臣の脱優雅作戦を行ったり、資格試験（漢検1級）に勤しんだりと、色んな意味で生き生きと活躍している。
  同作中ではゲームオタクになる人格、幼い凛に萌えるロリコン人格（迅速のマクール似）等、明らかとなった格人格の痛々しさにアサ子さんがドン引きする。
• 他、『プリズマ☆イリヤ』シリーズにも黒化英霊及びカードとして登場する。他のカードが５次のものをベースとしているのに対しアサシンだけは４次をベースとしているのにはイリヤのイメージを守るための深い理由があったりなかったり。
• 『Fake』の無名のアサシンとは同時代に生き、どちらが次期頭首になるか争った関係。
  彼女は歴代のハサンの「ザバーニーヤ」18種を身体改造の末に体得しているが、百の貌のハサンの『妄想幻像』に限っては同時代であることに加え、身体改造ではなく多重人格を発展させた業であったため、自らのものには出来なかった。
• アニメ版『Fate/Zero』における百の貌のハサンの担当声優の中に、「回す方大切な方のノッブ」こと島﨑信長氏が存在している。