人物紹介 
ゲームにおいて 
- メインシナリオ第一部第七章「絶対魔獣戦線 バビロニア」の登場人物。
ウルクの祭祀長、つまりは三権分立の一角のトップであり、ウルク王ギルガメッシュの補佐役を務める賢女。
ウルクを訪れた主人公一行の世話役でもある。
- アニメ版での声優は内山夕実。
小ネタ 
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| | クリックで展開
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- 出典は『ギルガメッシュ叙事詩』の登場人物。
エルキドゥの死後に永遠の命を求めるギルガメッシュを諫める女性。
- 本作においては祭祀長(神官)であるが、原典の『ギルガメッシュ叙事詩』においては酒屋(または料理屋)の女主人とされている。その名残か偶然か、本作のカルデア大使館として貸し出された建物は酒場跡となっている。
- 『Fate/strange Fake』においてギルガメッシュが語っている「酒場の娘から祭祀長になった雑種」とはおそらくは彼女のこと。
- また、彼女自身も女神、イシュタルの化身とも言われている。本作では特にイシュタルへの信仰の強い神官というポジションで、そのためイシュタルは彼女には強く出られないといった具合である。
- なお彼女は巫女ではなく、巫女の長にあたる人物は別に存在していることがシナリオ内で述べられている。
- 本作のシドゥリは、不老不死の探訪からギルガメッシュが帰還した際に、住民が軒並み去り滅亡したウルク(これが過去作で言われる「自国を滅ぼした」)に、「一言文句を言わなければ気が済まなかった」と単身残っていた中々肝の据わった人物。
- その後、ギルガメッシュは国を再興することとなる。つまりは第七章で訪れるウルクはギルガメッシュとシドゥリ二人から再興し始めた国なのだ。
- 2017年エイプリルフール企画「Fate/Grand Order Gutentag Omen」にて、ギルガメッシュ(術)のリヨ氏画セイントグラフにカメオ出演している。
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| | 第七章後半ネタバレ注意
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- 作中では明言されていないが、第七章後半にて登場する「無抵抗のラフム」は彼女がティアマトの「生命の海」の影響で変異したものであると思われる。
- 主人公によると無抵抗のラフムは「両手をあげて威嚇をしていた」とのこと
彼女は七章前半にて主人公から「白旗を揚げる」という言葉の意味を教わっており、ラフム化して言葉を発することができなくなった彼女の必死のメッセージが主人公に教えて貰った「両手を上げて降伏を示す」ことだったと考えられる。
- そのことに気付いたらしいイシュタルは戦闘終了後に追撃しようとする面々を抑え、本拠地へ急ぐことを進言している。ただしこの段階ではその気付きが元人間であるという程度なのか、彼女個人だと特定できたのかは不明である。
- また、直後の選択肢では主人公も気付いた様子を見せ、その後、救出する筈だったシドゥリを捜す様子も見受けられなくなる。
- 無抵抗のラフムとの戦闘では、ラフムの死亡ではなく撤退で終了している。後にキングゥを助けたラフムと同一個体である可能性が推測できる。
- ボロボロになったキングゥを救出したラフムは、ウルク人を代表してエルキドゥへの感謝の言葉を託しながら力尽きて消滅するが、これが救出の際に他のラフム達の反撃を受けたのか、味方であるはずのラフムを攻撃した罰を母体から受けたのか、それとも主人公達によってHP45万相当のダメージを受けていたためなのかは定かではない。
- ちなみにHPはティアマト直轄のラフムたちよりも高い。元となっているであろう彼女の高位の神官たる力を感じさせるものである。
- 結果として、「人であった頃の自我を保つラフムがその場に居た」事がキングゥを救い、最終決戦における極限状況の得難い一手へと繋がっている。
- なお、ギルガメッシュは、第七章の最終決戦前夜に「シドゥリが生きていれば」と言うことから、彼女の死を察知していることが窺える。
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| | 茨木童子の「幕間の物語」ネタバレ注意
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- 『竹箒日記』にて人理修復により第七特異点は三女神同盟崩壊以降のティアマトやラフムによる被害は初めから無かったこととなることが示されている。
そのためシドゥリの最期も無かったこととなり、七章クリアを条件とする茨木童子の「幕間の物語」にて、名前が伏せられて立ち絵もシルエットであるが彼女が登場しており、その生存が示されることとなった。
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