曲亭馬琴 の変更点

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META:keywords,くらす,つうしょう
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*ステータス [#sd31c628]
|CENTER:150|CENTER:80|CENTER:120|CENTER:40|CENTER:40|CENTER:120|c
|~SSR|>|>|>|>|~No.349|
|&attachref(./bakin1.png,nolink,わしを知る者、それただ『八犬伝』か!わしを知らざる者、それもまた、ただ『八犬伝』か!,234x400);|>|>|>|>|>|
|~|~クラス|>|>|>|ライダー|
|~|~属性|>|>|>|秩序・中庸|
|~|~真名|>|>|>|曲亭馬琴|
|~|~時代|>|>|>|江戸時代|
|~|~地域|>|>|>|日本|
//真名・時代・地域はゲーム内マテリアルに記述があれば、そちらにあわせて編集してください。
|~|~筋力|C|>|~耐久|C|
|~|~敏捷|B+|>|~魔力|B+|
|~|~幸運|C-|>|~宝具|A|
|~|>|>|>|>|~能力値(初期値/最大値)|
|~|~HP|>|>|>|2090/14256|
|~|~ATK|>|>|>|1657/10723|
|~|~COST|>|>|>|16|
|~|~コマンドカード|Quick×2|>|Arts×2|Buster×1|
|>|>|>|>|>|~特性|
|>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、女性、騎乗、神性、ヒト科のサーヴァント|
|>|>|>|>|>|LEFT:サーヴァント、人属性、秩序属性、中庸属性、人型、女性、騎乗、神性、ヒト科のサーヴァント、七騎士のサーヴァント|
|~保有スキル|>|~効果|~継続|~CT|~取得条件|
|名詮自性[B]|>|LEFT:自身のNPを増やす[Lv.1~]|-|8|LEFT:初期スキル|
|~|>|LEFT:自身を除く味方全体のNPを少し増やす|~|~|~|
|~|>|LEFT:スターを獲得[Lv.1~]|~|~|~|
|仁義八行[A]|>|LEFT:味方単体のQuickカード性能をアップ[Lv.1~]|3|8|LEFT:霊基再臨×1突破|
|~|>|LEFT:味方単体のArtsカード性能をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体のBusterカード性能をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体のクリティカル威力をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体の宝具威力をアップ[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体のHPを回復[Lv.1~]|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体に回避状態を付与(1回)|~|~|~|
|~|>|LEFT:味方単体に弱体無効状態を付与(1回)|~|~|~|
|戯作三昧[A]|>|LEFT:自身のArtカード性能をアップ[Lv.1~]|3|8|LEFT:霊基再臨×3突破|
|~|>|LEFT:自身に「Arts攻撃時に味方全体の攻撃力を少しアップ(3ターン)する状態」を付与|~|~|~|
|~クラススキル|>|>|>|>|~効果|
|騎乗[B]|>|>|>|>|LEFT:自身のQuickカード性能をアップ|
|対魔力[B]|>|>|>|>|LEFT:自身の弱体耐性をアップ|
|神性[C]|>|>|>|>|LEFT:自身に与ダメージプラス状態を付与|
|~アペンドスキル|>|>|>|>|~効果|
|追撃技巧向上|>|>|>|>|LEFT:自身のExtraAttackカードの性能をアップ[Lv.1~]|
|魔力装填|>|>|>|>|LEFT:自身のNPをチャージした状態でバトルを開始[Lv.1~]|
|対フォーリナー攻撃適性|>|>|>|>|LEFT:自身の〔フォーリナー〕クラスに対する攻撃力をアップ[Lv.1~]|
|>|~宝具|~種類|>|~ランク|~種別|
|>|&ruby(なんそうさとみはっけんでん){''南総里見八犬伝''};|Arts|>|A|対人宝具|
|>|>|>|>|>|~効果|
|>|>|>|>|>|LEFT:自身に〔魔性〕特攻状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な〔悪〕特攻攻撃[Lv.1~]<オーバーチャージで特攻威力アップ>+スターを獲得|
&br;
**各レベル毎のステータス [#w0e8bade]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|CENTER:5|CENTER:70|CENTER:100|CENTER:100|c
|~レベル|~HP|~ATK||~レベル|~HP|~ATK|
|1|2,090|1,657||70|12,151|9,154|
|10|2,856|2,228||80|13,380|10,070|
|20|4,036|3,107||90|14,256|10,723|
|30|5,520|4,213||>|>|~聖杯転臨|
|40|7,199|5,464||100|15,618|11,738|
|50|8,951|6,770||110|????|????|
|60|10,642|8,030||120|18,355|13,778|
#endregion
#br
**イラストの変化 [#de7296bc]
#region(イラスト:TAKOLEGS (+クリックで展開))

&attachref(./bakin1.png,145x250);→&attachref(./bakin2.png,145x250);→&attachref(./bakin3.png,145x250);→&attachref(./bakin4.png,145x250);
#endregion
#br
**霊基再臨 [#td504895]
#region(+クリックで展開)
|CENTER:200|CENTER:110|CENTER:1|CENTER:200|CENTER:110|c
|BGCOLOR(#ffddcc):~霊基再臨×1|~必要Lv:50||BGCOLOR(#ccfff7):~霊基再臨×2|~必要Lv:60|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|ライダーピース|5|~|ライダーピース|12|
|||~|世界樹の種|9|
|~QP|10万|~|~QP|30万|
|>||~|>||
|BGCOLOR(#ccffcc):~霊基再臨×3|~必要Lv:70||BGCOLOR(#ffcce6):~霊基再臨×4|~必要Lv:80|
|~素材|~個数|~|~素材|~個数|
|ライダーモニュメント|5|~|ライダーモニュメント|12|
|禁断の頁|10|~|枯淡勾玉|10|
|枯淡勾玉|5|~|閑古鈴|12|
|~QP|100万|~|~QP|300万|
#endregion
//☆1 1万、3万、9万、30万、ピース&モニュメントの必要数→2、4
//☆2 1万5千、4万5千、15万、45万、ピース&モニュメントの必要数→3、6
//☆3 3万、10万、30万、90万、ピース&モニュメントの必要数→4、8
//☆4 5万、15万、50万、150万、ピース&モニュメントの必要数→4、10
//☆5 10万、30万、100万、300万、ピース&モニュメントの必要数→5、12
#br
**保有スキル強化 [#Skill_Strengthening]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~備考|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|c
|~1|---|---||
|~1⇒2|20万|騎の輝石×5||
|~2⇒3|40万|騎の輝石×12||
|~3⇒4|120万|騎の魔石×5||
|~4⇒5|160万|騎の魔石×12、禁断の頁×5||
|~5⇒6|400万|騎の秘石×5、禁断の頁×10|CT-1|
|~6⇒7|500万|騎の秘石×12、世界樹の種×6||
|~7⇒8|1,000万|世界樹の種×12、枯淡勾玉×6||
|~8⇒9|1,200万|枯淡勾玉×18、九十九鏡×10||
|~9⇒10|2,000万|伝承結晶×1|CT-1|
#endregion
//☆1 1万、2万、6万、8万、20万、25万、50万、60万、100万、石の必要数→2、4
//☆2 2万、4万、12万、16万、40万、50万、100万、120万、200万、石の必要数→3、6
//☆3 5万、10万、30万、40万、100万、125万、250万、300万、500万、石の必要数→4、8
//☆4 10万、20万、60万、80万、200万、250万、500万、600万、1,000万、石の必要数→4、10
//☆5 20万、40万、120万、160万、400万、500万、1,000万、1,200万、2,000万、石の必要数→5、12
#br
**アペンドスキル強化 [#AppendSkill_Strengthening]
#region(必要アイテム表+クリックで展開)
|~レベル|~必要QP|~必要アイテム|~追撃技巧向上|~魔力装填|~対降攻撃適性|h
|CENTER:|RIGHT:||CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|~1|---|サーヴァントコイン×120|+30%|+10%|+20%|
|~1⇒2|20万|騎の輝石×5|+32%|+11%|+21%|
|~2⇒3|40万|騎の輝石×12|+34%|+12%|+22%|
|~3⇒4|120万|騎の魔石×5|+36%|+13%|+23%|
|~4⇒5|160万|騎の魔石×12、ホムンクルスベビー×5|+38%|+14%|+24%|
|~5⇒6|400万|騎の秘石×5、ホムンクルスベビー×10|+40%|+15%|+25%|
|~6⇒7|500万|騎の秘石×12、奇奇神酒×2|+42%|+16%|+26%|
|~7⇒8|1,000万|奇奇神酒×4、閑古鈴×6|+44%|+17%|+27%|
|~8⇒9|1,200万|閑古鈴×18、虹の糸玉×24|+46%|+18%|+28%|
|~9⇒10|2,000万|伝承結晶×1|+50%|+20%|+30%|
#endregion
//☆1 1万、2万、6万、8万、20万、25万、50万、60万、100万、石の必要数→2、4
//☆2 2万、4万、12万、16万、40万、50万、100万、120万、200万、石の必要数→3、6
//☆3 5万、10万、30万、40万、100万、125万、250万、300万、500万、石の必要数→4、8
//☆4 10万、20万、60万、80万、200万、250万、500万、600万、1,000万、石の必要数→4、10
//☆5 20万、40万、120万、160万、400万、500万、1,000万、1,200万、2,000万、石の必要数→5、12
#br
*セリフ [#l36adfeb]
#region(CV:芹澤優&川野剛稔 (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|芹澤優(&ruby(きょくていばきん){曲亭馬琴};、お&ruby(みち){路};)|
|~開始|~1|馬琴「わしの"&ruby(けんじゅつやわら){剣術拳法};"! とくと見よっ!」|
|~|~2|馬琴「さても、筆慣らしと参ろうぞ!」|
|~|~3|馬琴「筆表すは、東都・曲亭馬琴なり。見知りおけーい!」|
|~|~4|お路「なにとぞお手柔らかに」|
|~スキル|~1|馬琴「ふ~、くわばらくわばら」|
|~|~2|馬琴「&ruby(ゆめゆめ){努々};怠るべからず……っと」|
|~|~3|馬琴「いっそ&ruby(ばさら){婆娑羅};を気取りしか!」|
|~|~4|馬琴「鶴、亀、鶴、亀~!」|
|~コマンドカード|~1|馬琴「心得たり」|
|~|~2|馬琴「承知&ruby(つかまつ){仕};る」|
|~|~3|馬琴「あなやっ!」|
|~宝具カード|~1|馬琴「詩文は今ぞ!」|
|~|~2|馬琴「命に代ゆるもの無し!」|
|~|~3|馬琴「痴れ者は&ruby(きゃつ){彼奴};なり~!」|
|~|~4|馬琴「逃ぐるとも逃がさじ!」|
|~アタック|~1|馬琴「疾きこと&ruby(え){慧};の矢の如く」|
|~|~2|馬琴「でぇい! おう! 獲った~!」|
|~|~3|馬琴「&ruby(つむじ){旋風};の&ruby(いさご){砂子};を巻く如く」|
|~|~4|馬琴「&ruby(しんせんげじゅつ){神仙戯術};~、&ruby(うかれ){浮連};の蝶!」|
|~|~5|馬琴「退がりおれ、あんにゃもんにゃ!」|
|~|~6|馬琴「まずこの&ruby(やいば){刃};に問えかし!」|
|~|~7|馬琴「&ruby(しちょう){鷙鳥};の小鳥を撃つ如く!」|
|~エクストラアタック|~1|馬琴「皆のもの~! 出合え~! 出合え~!」|
|~|~2|馬琴「成る成らざるは犬任せ! しかして見よ!」|
|~|~3|馬琴「すわ! 助けの&ruby(つわもの){強者};来たれるぞ!」|
|~|~4|馬琴「ドウ、ダイ、ゲン、ソウ、コブ、ケノ、シノ、シンベエ~っ!」|
|~宝具|~1|馬琴「仁義礼智忠信孝悌! 空に集いし&ruby(や){八};つの珠! 雲割り、風呼び、人の誠を今ぞ知る! 常闇裂いて道ぞ照らす月光なり! 『&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};』!!」|
|~|~2|馬琴「仁義、礼智、忠信、孝悌! 天に流れし&ruby(や){八};つの光! これより心に勇みあり! 恵みは雨の潤す如く……『&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};』!」|
|~ダメージ|~1|馬琴「柳に、雪折れなしっ!」|
|~|~2|馬琴「のわっ!」|
|~|~3|馬琴「迂闊、千万!」|
|~|~4|馬琴「これしき~っ!」|
|~戦闘不能|~1|「おさらばっ!」|
|~|~2|馬琴「義に恥ずかわしき限りなり……」|
|~|~3|馬琴「面目次第も御座らぬ……」|
|~|~4|馬琴「しからば! 御免!」|
|~勝利|~1|馬琴「まことや&ruby(あっぱ){天晴};れ! &ruby(が){賀};すべし、&ruby(が){賀};すべし!」|
|~|~2|馬琴「これにて一件落着~! かんら~からから!」|
|~|~3|馬琴「覚えたか! &ruby(はじゃけんしょう){破邪顕正};の、筆の技!」|
|~|~4|お路「お許し下さいましね」|
|~レベルアップ|~1|馬琴「助太刀、痛み入る」|
|~|~2|馬琴「んむ! &ruby(が){賀};すべし!」|
|~|~3|お路「この御恩は忘れません!」(霊基第一段階時のみ)|
|~霊基再臨|~1|馬琴「やや、これまた奇なり! 霊基の再臨とは斯様なものであったか! 装いも新たに、身の引き締まる思いだ」|
|~|~2|馬琴「またも再臨なるか、めでたい! ……ところで、何ゆえこのわしまで、犬耳と尻尾の拵え物を備えておるのだ? 耳はよく聞こえそうだから……ふむ、ま、まあ一理ある。尻尾は、とにかく可愛い……? な、なぁ!? けしからん!」|
|~絆Lv|~1|馬琴「わしがしばしば引き合いに出す&ruby(みょうせんじしょう){名詮自性};とは、簡単に言わば『名は&ruby(たい){体};を表す』だ。また言い換えれば、人にはそれぞれ天より与えられた運命があるということ。マスター殿ご自身の名も然り。今一度、熟慮なされるがよい」|
|~|~2|馬琴「やたら偉ぶる、堅苦しく気難しい……そんな&ruby(かげごと){陰言};を聞かれるのは慣れておる。持って生まれた気性をそう易々と繕えるものでもなし~ハハハハ! ……んが、せめてマスター殿の恩情にばかり甘えてしまわぬよう、自ら戒めねばな」|
|~|~3|馬琴「さら、さら、さら、と……うん、これは日記である。日々。欠かさず&ruby(したた){認};めておる。滝沢家たる者の務めだ。マスター殿ならば家族も同然、ご高覧なされても構わぬ。そもそもは、血沸き肉躍る戯作とは逆さまの由無し事ばかりであった。出向いた先、出会いしもの、食事のこまごま、買い物天気飼い鳥の様子、等々だ。近頃はもっぱら八犬士たちのヤンチャぶりと、マスター殿の日々の営みについてだが、そう平穏な内実とばかりはいかぬであろうなぁ~、ハハハハ!」|
|~|~4|馬琴「一目にして瞭然ながら、この身体は路のものである。息子宗伯の嫁であり、路という名も、嫁入りに際してわしが名付けたのだ。路には、まさしく一方ならぬ苦労をかけた。年老いて失明したわしの新たな目となり、筆を振るう手となってくれなければ、『八犬伝』は決して完成に至ることはなかった。なればこそ、この身体で現界を果たしたのも意味あってのこと、と得心がいく。路には申し訳ないが、今一度、二人で一つの&ruby(あいかご){相駕籠};と参ろうか」|
|~|~5|馬琴「わしは、一度は侍の身上をかなぐり捨てた身。仕えるに足る主を得て、ようやく武士の気骨を挽回したと、そう思える。そしてなお、悔いばかりのわしの生涯を、諸共にこと請けてくださるのならば、全霊を持ちて務めよう!」|
|~会話|~1|馬琴「すわ、&ruby(しゅつが){出駕};と参るか! &ruby(かご){駕籠};だ、&ruby(かご){駕籠};を持て!」|
|~|~2|馬琴「殿は殿らしく、凛と帯を引き締めてあらせられよ。叶わぬ時は、見て見ぬふりも、また礼儀であろうな」|
|~|~3|馬琴「マスター殿はこの馬琴が仕えるに相応しきお方だ、自信を持てぃ! ……サーヴァントは主を選べぬと? 否、わしは決してそうは思わぬぞ」|
|~|~4|馬琴「鉄蔵──葛飾北斎とは腐れ縁……いや、契り深し悪縁か。ふん! あの男ときたら、わしが右と言えば左、虎と呼べば&ruby(たつ){竜};、&ruby(つむじ){旋風};と叫べば大波だ! このわしの身から欠けた部品を集めて捏ね上げるとあの男が出来上がる寸法だ! 北斎とわしで一揃いの戯作、『椿説弓張月』を刊行できたのは江戸一番の奇跡と称してもよい! それが、このカルデアでまたも軒を連ねることになろうとは……いやいや、いやはや……」([[葛飾北斎]]所持時)|
|~|~5|馬琴「栄、お栄よ。そうだ、おちゃっぴいな方のおぬしだ。ままま、待て待て、新作の構想にはもう取り掛かっておる。そんな目を星のようにさせても一朝一夕には無理だぞ。……またもお路の手を借り受けるわしが言えた義理ではないのは承知だが、あえておぬしに尋ねたい。おぬし、それでよいのか? 葛飾応為は十分に一人の確固たる浮世絵師であろう。……よいのか。そうか、ならよし! ……む? 仙女?」([[葛飾北斎]]&[[葛飾北斎(剣)]]所持時)|
|~|~6|馬琴「カルデアにも文士のご同輩がおるとは心強い! その一方で文士文豪はとりわけ厄介極まりなし、とも自戒するところであるが~、ハッハ! ほぉ、アンデルセン殿。童話の書き手か。昔語りはわしの戯作の師、&ruby(さんとう){山東};&ruby(きょうでん){京伝};が入れ込んでいた。若きわしは子供向けと軽んじていたが、今やその味わいが身に染みる……。一つ物してみるか? 昔々、爺と婆とありけり……」([[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]所持時)|
|~|~7|馬琴「ホォ~、鬼女&ruby(もみじ){紅葉};か。こちらでは鬼女&ruby(こうよう){紅葉};と名乗っておると。わしの草双紙『傾城水滸伝』では、&ruby(ちしゅうせい){地周星};・&ruby(ちんたつ){陳達};にあたる女傑だ。これは元来、百八の豪傑たちの性別が裏返り、揃って女になっているという読み物で、中々乙な物だ。翻って何やらカルデアを眺め回せば傾城の武将や騎士に事欠かぬようだ。アッハッハ、二百年前より変わっておらぬな」([[鬼女紅葉]]所持時)|
|~会話&br;(霊基第一段階時のみ)|~8|お路「お栄さんは心から尊敬しています。とと様を支えられ、しっかりと親孝行をなさって。……私のように、三度も四度も間違いを正されながら、言われるままに筆をなぞらせていた者とは大違い。家事の合間に学んだ筆使いを得意がり、&ruby(たきざわきんどう){滝沢琴童};などと自分の号を名乗り、悦に入っていたのはお恥ずかしい。ハァ……でも、どれだけ辛くても路は楽しかった。誇らしかったのですよ、お父っさん」([[葛飾北斎]]所持時)|
|~|~9|お路「ハァ~いいですよね、美少年。女装を嗜む美少年、悪の道に染まっていく美少年。ハァ~すこぶる心惹かれます。あっ、これはあくまで戯作のうちの作り事でのお話ですよ? でも、折角現界したことですし、お父っさんの未完のあれを執筆再開していただけましたら路は嬉しいですね」(美少年系サーヴァント所持時?)|
|~|~10|馬琴「鎮西八郎、源為朝殿! よもや精緻巧妙を極めた絡繰りであるとは、度肝を抜かれた! まこと、まこと聞きしに勝る剛の者! かかれど、肉親の情にも似た親しみを禁じ得ぬのは、戯作者の宿業か……いでや、『椿説弓張月』が霞むほどの冒険譚を所望したい!」([[源為朝]]所持時)|
|>|~好きなこと|馬琴「実は何よりわしが好むは鳥でなぁ。数えて六十種余り、一度に百羽を飼っておったこともある。生涯共に過ごした&ruby(かなりあ){金糸雀};は特に印象深い。この&ruby(かなりあ){金糸雀};、南蛮の言葉では犬を意味すると聞いた。ふふん、これもまた&ruby(みょうせんじしょう){名詮自性};、不思議な縁だ」|
|>|~嫌いなこと|馬琴「嫌いなもの……それは鉄蔵以外でか? むむむ……やはり、物事が思い通りに運ばぬこと、予想外の境地は全く好かぬ! 著作の誤字など以ての外! あまつさえ、そういった&ruby(ちんじちゅうよう){珍事中夭};すらも楽しみ、絵の題材にしてしまう鉄蔵の如き気性も好かぬ! んがー!」|
|>|~聖杯について|馬琴「聖杯……!」&br;(八犬士たちの鳴き声)&br;馬琴「……えぇいそれどころではない! これシンベエ、ドウセツ、悪戯も大概にせぬか! ケノ、シノ、おぬしらはまた喧嘩をはじめおって~! ……コブンゴはいつまで食べておる~。んんむ、ダイカクはいい子だなぁ~、ゲンパチとソウスケを起こしてきておくれ……おお、マスター殿がもふもふに……」|
|>|~イベント開催中|馬琴「番狂わせの催し事か! それは&ruby(と){兎};もあれ&ruby(かく){角};もあれ、稼ぎ時ならば話は別だぁ!」|
|>|~誕生日|馬琴「マスター殿の生誕の日とな! おお~&ruby(が){賀};すべし、ん~&ruby(が){賀};すべし! こぞりて人を呼び寄せ、祝賀の会を執り行うべし! そしてだな。わしの読本を端に置かせてはくれぬか? こんな祝い事もあればと、忍び進めつつ完成に漕ぎ着けたばかりの新刊があってだな! 無論、マスター殿であれば二割引に……ぐがっ!」&br;お路「……コホン、もちろん、謹んで贈呈致します。お誕生日おめでとう! この一年もまた、どうぞお元気で」|
|>|~召喚|馬琴&br;「ライダー曲亭馬琴、お初にお目にかかる!&br; わしを知る者、それただ『八犬伝』か!&br; わしを知らざる者、それもまた、ただ『八犬伝』か!&br; 戯作はわしの手を離れ、独自の命を持つに至ったのだ!&br; ……のだが、このわし自身がサーヴァントになるとは。&br; やれ奇なり……奇なり!」|

#region(霊基再臨第三段階 +クリックで展開)
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|芹澤優(&ruby(ふせひめ){伏姫};)、川野剛稔(&ruby(やつふさ){八房};)|
|~開始|~1|伏姫「&ruby(けぎよ){気清};し死に花、咲かしょうぞ」|
|~|~2|伏姫「心霊に、正あり、邪あり」|
|~|~3|伏姫「仏の慈悲は&ruby(えどえもつ){穢土穢物};を嫌い給わず」|
|~|~4|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};が導べ、仕らん!」|
|~スキル|~1|伏姫「我が身一つに非ざりき」|
|~|~2|伏姫「&ruby(あやかし){妖};は徳に勝たず」|
|~|~3|伏姫「&ruby(みょうせんじしょう){名詮自性};!」|
|~|~4|伏姫「湧き出ずる水、狭霧の如く」|
|~コマンドカード|~1|伏姫「承りぬ」|
|~|~2|伏姫「必定なり」|
|~|~3|伏姫「&ruby(あにはか){豈図};らんや」|
|~宝具カード|~1|伏姫「難に挑みて、死をだも恐れず」|
|~|~2|伏姫「此は由々しき大事なり」|
|~|~3|伏姫「よき敵なり」|
|~|~4|伏姫「思い知らせん」|
|~アタック|~1|伏姫「八房! やぁっ!」|
|~|~2|伏姫「&ruby(ごじん){五塵};の&ruby(かたく){火宅};を免れん!」|
|~|~3|伏姫「村雨の車軸を降さん!」|
|~|~4|伏姫「真っ向、梨割り、車斬り!」|
|~|~5|伏姫「水のまにまに、からも留めず!」|
|~|~6|伏姫「白きは源氏の絹色なり!」|
|~|~7|伏姫「八行五常は人にあり!」|
|~エクストラアタック|~1|伏姫「勢い、朝日の昇る如く!」|
|~|~2|伏姫「いつれが劣り、いつれが&ruby(まさ){勝};ん!」|
|~|~3|伏姫「&ruby(むら){群};立つ羊を狩る如く!」|
|~|~4|伏姫「アジャラカモクレン、キュウライス、テケレッツのパッ!」|
|~宝具|~1|伏姫「三千衆生、&ruby(ほつぼだいしん){発菩提心};。空に昇りし&ruby(や){八};つの珠! これぞ&ruby(しゅさん){酒盞};約束の八犬士! すわ! 兆しを此処に呼び寄せり! 『&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};』!」|
|~|~2| 伏姫「三千衆生、&ruby(ほつぼだいしん){発菩提心};。天に仰ぎし&ruby(や){八};つの光! これぞ菩提の導きぞ! すわ! 兆しを彼方へ走らせり! 『&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};』!」|
|~ダメージ|~1|伏姫「あなおぞましや」|
|~|~2|伏姫「うぁっ!」|
|~|~3|伏姫「侮り難し!」|
|~|~4|伏姫「いかぬ!」|
|~戦闘不能|~1|伏姫「この身は一人生まれ来て、一人ぞ帰る死出の旅」|
|~|~2|伏姫「やよ八房、共に&ruby(か){彼};の岸に至れかし」|
|~|~3|伏姫「焼け野の&ruby(きぎす){雉};……独り泣く……」|
|~|~4|伏姫「やんぬるかな……」|
|~勝利|~1|伏姫「討ち取ったり! うふふっ、すごされよ」|
|~|~2|伏姫「&ruby(つわもの){強者};の交わりはかくこそあれ」|
|~|~3|伏姫「やよ八房! 大義であった!」|
|~|~4|伏姫「神の冥助か、仏の慈悲か」|
|~レベルアップ|~1|伏姫「あに嬉しがらずや」|
|~|~2|伏姫「武門の誉れぞ!」|
|~|~3|八房「ウゥワウッ!」&br;伏姫「良かったな」|
|~霊基再臨|~3|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};は伏姫。里見義実の一の娘にして、死して仏の導きを受けし神女。また、是なる畜生は八房。怨念を克服し、&ruby(わなみ){吾㑪};と共に其方を助くる霊犬なり。名を惜しみ、恥を知る&ruby(いくさば){戦場};をこそ、切に願い給う」&br;八房「ウウウゥ……」|
|~|~4|伏姫「『&ruby(うぐいす){鶯};のはつねに眠る座頭かな』───戯作者、曲亭馬琴。その神の旅は、未だ結びを迎えてはおらぬ。世の人々が、八犬士の活躍を思い描く度、そこに彼の者の御霊も去来する。読み手あればこそ、綴られし思いもまた、不滅なり。&ruby(わなみ){吾㑪};と八房が旅の道連れとなり、&ruby(しるべつかまつ){導仕};る───『世の中の役を逃れてもとのま&ruby(ま){ゝ}; かへすぞあめとつちの人形』」&br;八房「ウオオオオオン!」|
|~絆Lv|~1|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};の神通力は、霊山富山の気を受け、神仏より授かりしもの。天眼通も、武の心得も、八房の俊足もまた同じ。我が&ruby(みたち){御太刀}; 、村雨丸もいずれは手放し、奉還するものぞ。惜しくは思わぬ、その時が疾く訪れんと望む。&ruby(わなみ){吾㑪};もまた……」|
|~|~2|伏姫「我が故郷、安房の国から上総下総の一帯は、坂東平氏千葉&ruby(うじ){氏};の『千葉』に名を変えたのだな。時に其方に、千葉と問えば如何に──む、落花生、梨の化物? ネズミーランド……? やや、是なるは、桑入りの泥の如き飲み物……甘っ!  あんまーっ! げにあた&ruby(したたる){舌怠};いっ!」&br;八房「ワオンッ!?」|
|~|~3|伏姫「&ruby(にょぜちくしょうほつぼだいしん){如是畜生発菩提心};。この伏姫は里見を守護する者なれど、存亡の淵にありし人理を繋げ、荒野に浮世を取り戻す。斯様な要の戦なれば、とてもかくても、この&ruby(わなみ){吾㑪};も奮い立たん。なれども、どうか其方は、最後まで命を慈しむ、仁の心を忘れずに、追い願う」|
|~|~4|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};の現身は八犬伝の具象。それゆえ、曲亭馬琴と認むるは、この現代の視座による其方なれば、理の当然。されど、実のところ英霊としての真髄は、銘を刻まれし刀の&ruby(なかご){茎};の如く秘められておる。死して英霊となりし馬琴と、自害を経て神女となった&ruby(わなみ){吾㑪};は等価。もはや変わらぬ幻想ぞ」|
|~|~5|伏姫「時なるかな、至れるかな、八犬ここに具足せり! ……そう&ruby(かいさい){快哉};を叫ぶ日が、いつかきっと訪れるであろう。その日その時まで、其方の行く末を見守ろう」|
|~会話|~1|伏姫「&ruby(いくさば){戦場};に轟く&ruby(げいは){鯨波};が聞こえよう。其方に武運長久を」|
|~|~2|伏姫「其方は&ruby(わなみ){吾㑪};を、一腰の刀と思うて振るわれよ」|
|~|~3|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};の主は其方か、はたまた馬琴か。決を下すのは其方次第かもしれぬ」|
|~|~4|伏姫「&ruby(どうじきりやすつな){童子切安綱};、&ruby(うすみどり){薄緑};、&ruby(ひげきり){髭切};、&ruby(あざまる){痣丸};……。名にし負う天下の名剣が一同に。うむ、よき刀ぞ」(名剣を所持する平安系サーヴァント所持時、小ネタ参照)|
|~|~5|伏姫「&ruby(そうざさもんじ){宗三左文字};、へし切り&ruby(はせべ){長谷部};、&ruby(ふどうゆきみつ){不動行光};セイバー……よき刀、ぞ……ん? せい、ばー……。ううん、されどあの陣太刀はなかなか。さてあちらは、ヘシ&ruby(きる){Kill};、ハセー、ベ……ぎ、ぎーたー……?」&br;八房「(不思議そうな声)」(名剣を所持する織田家系サーヴァント所持時、小ネタ参照)|
|~|~6|伏姫「&ruby(いずみのかみかねさだ){和泉守兼定};、&ruby(かしゅうきよみつ){加州清光};、&ruby(きじんまるくにしげ){鬼神丸国重};、&ruby(むつのかみよしゆき){陸奥守吉行};……! またあれなるは、もしや&ruby(ひぜん){肥前};! よき、よき刀ぞ……!」(名剣を所持する幕末系サーヴァント所持時、小ネタ参照)|
|~|~7|伏姫「干将・莫耶。まこと、まこと因果なる&ruby(つるぎ){剣};ぞ。どこか、&ruby(わなみ){吾㑪};とお主に似ておるな。八房や」([[エミヤ]]or[[クロエ・フォン・アインツベルン]]所持時)|
|~|~8|伏姫「ここ、カルデアにおいては&ruby(わなみ){吾㑪};同様、畜生連れの御仁を散見するが、やはり吾㑪の八房が一番ぞ。一番大きく、かわゆらし……く、むむ、一番大きく……は、ないかもしれぬ。かわゆい……も、&ruby(あたら){可惜};微妙か」&br;八房「ヴゥ?」&br;伏姫「乗り心地が良い……い、否。時折、腰に来るものがあるぞ……」&br;八房「ウォォウ…」&br;伏姫「こりゃこりゃ拗ねるな。おお! 一番山菜採りがうまい! これぞ!」&br;八房「ヴォウッ!」&br;(イヌ科と一緒系サーヴァント所持時、小ネタ参照)|
|>|~好きなこと|伏姫「里見の領地、故郷の景色は忘れ難い。安房の国の野山、&ruby(へぐりがわ){平久里川};の岩瀬、小湊より望む津々浦々……また再び、八房と駆け巡りたし」|
|>|~嫌いなこと|伏姫「一度口から発した誓いを違えるは、罷りならぬ」|
|>|~聖杯について|伏姫「&ruby(ねぎごと){禰宜事};を望みしは人なり、&ruby(ねぎごと){禰宜事};を叶えしも、また人なり」|
|>|~イベント開催中|伏姫「&ruby(わなみ){吾㑪};の天眼通が捉えた。はるばる遠方に、開運の兆しあり」|
|>|~誕生日|伏姫「おお、其方の誕生の日か。それは吉日」&br;八房「ワン! ワンワン!」&br;伏姫「なになに? 八房から申したいことがあると?」&br;八房「ワンワン……ワン……」&br;伏姫「『マスター殿、大人びた良い顔つきになられた』と」&br;八房「ワン! ワン!」&br;伏姫「『今日だけ、特別に背に乗せてもよい』と」&br;八房「(遠吠え)」&br;伏姫「『あおーん!』……だそうだ。ふふ、これは妬けてしまうな」|
#endregion
#endregion
#region(イベントボイス (+クリックで展開))
//同項目内の順はボイスページのものに準ずる
|CENTER:100||LEFT:495|c
|>|~CV|芹澤優(お&ruby(みち){路};、&ruby(きょくていばきん){曲亭馬琴};)|
|~「[[南溟弓張八犬伝]]」イベントページ|~1|お路「おいでなさいませ。お店番なら路は慣れたものです。どうぞ、何でもお言いつけください」|
|~|~2|お路「♪向う横町のお稲荷さんへ~……あれ、アイテムのご交換ですね。一息入れて、お茶とお団子もいかがです? ふふふ」|
|~|~3|お路「こちらとご交換ですね? はい、お気をつけて」|
|~|~4|お路「ご所望の品、ございました? ……それは何よりです」|
|~|~5|お路「はい、どうぞ……はぁ、摩訶不思議なお品でいっぱいですね」|
|~|~6|お路「おかげをもちまして、こちらの交換所も、ひとまず暖簾を下ろす頃合いとなりました。どうぞ、お引き換え忘れのなきように」|
|~|~7|お路「この店番もまた、お父っさんとの二人三脚。入れ替わるお&ruby(みきどくり){神酒徳利};のような務めで、楽しゅうございました。日々、マスター様がいらっしゃるのも、太郎の同心仲間が我が家を訪れていた頃のようで、懐かしい心持ちになりました。喜び事として、我が家の日記に認めておきたく存じます」|
|~|~8|お路「さぁ犬士たち、ご奉公のお時間ですよ……これ、それはマスター様のお靴です、戻していらっしゃい」|
|~|~9|お路「お気をつけていってらっしゃい」|
|~|~10|お路「お触書……いえ、インフォメーションはご覧になられました? 備えあれば、憂いなしです」|
|~|~11|お路「○月○日、晴れ。マスター様来たる。しばらく物語り致し、犬士たちと戯る。小腹満たしに、粟餅、冷や砂糖水、たまごふわふわ等食す。お粗末様なり」|
|~|~12|お路「仁義・礼智・忠信・孝悌……里見の小さな犬士たちは、お役に立ちましたでしょうか。ご縁がありましたら、またお会い致しましょうね。では」|
|~|~13|お路「もう夏も盛り、潮浴びの季節ですね。なんでも、お栄さんはご自慢の水着をお持ちだとか。少し羨ましいです。といっても、私は泳げませんが……はっ、犬かきでしたらどうにか」|
|~|~14|馬琴「ややっ、こともあろうに、このわしに店番とな。これは余韻も面目も丸つぶれであるな、ハッハッハッハッハ! ……あー、鉄蔵を『このとんがらし売りめ』と茶化した罰が当たったか?」|
|~|~15|馬琴「よし、任されたからにはやるのみだ。蔦屋の番頭時代を思い出す。時にこの棚に、わしの読本や自家製の丸薬を並べても……ならぬか、そうか。ちょっとした看板なら……それも御法度か……そうか……」|
|~|~16|馬琴「物品の交換か。あ待て待て、今眼鏡をかけ……っとっとっと、そんな支度は無用であった! ハッハッハ、ジジイではないぞー」|
|~|~17|馬琴「どうれ、仕ろう。よーく確かめられよ」|
|~|~18|馬琴「これとそれと、これか……ん、美少年割……いつの間に斯様な値札が?」|
|~|~19|馬琴「早いものだな、そろそろ店じまいか。交換はまだしばし受け付けておるゆえ、早めに引き換えておくがよいぞ。ご贔屓に感謝する」|
|~|~20|馬琴「わしの号は本来、『&ruby(ちょさどうしゅじん){著作堂主人};』と申すのだ。『曲亭馬琴』がすっかり通りが良くなってしまったが、これは戯れにつけた筆名、戯号というものだ。今ではどちらも大切な名前となった。他にも『&ruby(さりゅう){蓑笠};』、『&ruby(げんどう){玄同};』、『&ruby(しんてんおう){信天翁};』などなど……まぁ、雅号を山のように作っては売り飛ばす、けしからぬ輩もおるがな」|
|~|~21|馬琴「いざ出陣ぞ、八犬士!」&br;(犬士たちの吠え声)|
|~|~22|馬琴「うむ、仔犬なれど皆なかなかの勇士。お伊勢参りのおかげ犬か、はたまたこんぴら狗か。道草は程々にな」|
|~|~23|馬琴「折に触れ『いんふぉめーしょん』を読むべし。さすれば百戦して危うからず! ……いや、百戦は多いぞ……」|
|~|~24|馬琴「伏姫にはならぬのか? とはまた異なことを尋ねられる。わしの再臨は第二まででは? はて……」|
|~|~25|馬琴「うぉほん! 弓矢は武士の翼なり。翻り、物書きの執る筆は、果て無き空には届かねども、大海へ漕ぎ出す小舟の櫂程度にはなろうか。お主の行く先もまた、ままならぬ海なれど、その船出は清々しくあれ! では、おさらばだ!」|
|~|~26|馬琴「マスター殿は無論のこと、犬士たちもよく頑張ったな。精一杯労ってやるとしよう。ところで、何ゆえこの者たちは、刀を振るう剣士でもなく、大人の犬でもなく、仔犬たちなのであろう? サーヴァントの妙というしかないが、ともすると、わしの亡き後、八犬伝の漢字を仮名読みに開き、誰にでも読みやすくした『仮名読八犬伝』なる書物が発行され、人気を博したというのだが、その本に、『&ruby(たきざわきんどう){滝沢琴童};』が、つまり、娘の路が深く関わっていたからなのかもしれんなぁ」|
#endregion
#br
*マテリアル [#d3815127]
#region(絆ポイント(+クリックで展開))
|~Lv|~レベル毎|~累計|~報酬|h
|CENTER:30|RIGHT:90|RIGHT:90|CENTER:110|c
|~1|4,500|4,500|--|
|~2|20,000|24,500|--|
|~3|2,500|27,000|--|
|~4|2,500|29,500|--|
|~5|10,500|40,000|--|
|~6|110,000|150,000|聖晶石3個|
|~7|450,000|600,000|聖晶石3個|
|~8|340,000|940,000|聖晶石3個|
|~9|330,000|1,270,000|聖晶石3個|
|~10|410,000|1,680,000|[[絆礼装>南総里見八犬伝]]|
//礼装ページのリンク付けは礼装ページ作成後に行う
#endregion
#region(キャラクター詳細(+クリックで展開))
江戸時代後期の、日本を代表する作家の一人。
その著作は
『南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)』
『椿説弓張月(ちんせつゆみはりづき)』。
さらに『傾城水滸伝』『近世説美少年録』など多数。
当時大変な人気を博した『椿説弓張月』を含め、
浮世絵師・葛飾北斎が挿絵を担当した作品も多い。
&br;武家に生まれ、その誇りを胸に抱きながらも、
天賦の才で戯作者として名を馳せた馬琴は、
日本最初の専業作家でもあった。
#endregion
#region(絆レベルを1にすると開放 (+クリックで展開))
身長/体重:157cm・45kg
出典:史実
地域:日本
属性:秩序・中庸 性別:女性(肉体)
耳と尻尾は飾りなり!
#endregion
#region(絆レベルを2にすると開放 (+クリックで展開))
真名、滝沢興邦(たきざわ・おきくに)。
戯号を曲亭馬琴、雅号に著作堂主人など。
プライドが高く、規律を重んじ、几帳面な性格。
大変な博識で古今東西の歴史や伝承に詳しい。
特に『水滸伝』などの白話小説を好んだ。
医術、儒学も身につける。
&br;江戸深川で旗本用人の五男として生まれる。
専業作家となるまでには、松平家の子息付きの小姓、
旗本の従士、版元蔦屋の番頭、履物商、手習いの師匠
などを勤めた。
24歳で戯作者となることを決意。
36歳に京阪へ旅行し、上方の文人との触れ合いを
契機として、以降精力的に読本を刊行していく。
やがて伝奇小説『三七全伝南柯夢』や、
長編『椿説弓張月』が大いに好評を得て、
戯作者の第一人者としての地位を確立した。
&br;浮世絵師・葛飾北斎とも親交を深め、馬琴宅に
北斎を三、四ヶ月間居候させていたこともある。
馬琴39歳、北斎46歳、お栄は6歳頃のこと。
馬琴は身長180cmを超える大男で、北斎もまた
同じく身長180cmだったという逸話があり、
よく目立つ長身コンビだったことになる。
#endregion
#region(絆レベルを3にすると開放 (+クリックで展開))
土岐村 路(ときむら・みち)。
滝沢家に嫁いだ、曲亭馬琴の義理の娘。
江戸神田の医師の家に生まれる。
舞の得意な、生粋の江戸の町娘であった。
花嫁修業として松平家や江戸城大奥に奉公する。
&br;馬琴の晩年の失明後は、路が目と筆の代わりとなり、
口述筆記で執筆活動は続けられた。
28年にも及んだ長編『南総里見八犬伝』の完成は
路の存在無くして語れない。
難しい漢語の読み書きを学び、
完璧主義の馬琴の求めに応じながらの執筆は
辛苦を極めたが、路は見事にやり通し、期待に応えた。
サーヴァント曲亭馬琴の視覚を司るがゆえに、
その外見の基礎となっている。
&br;八犬士(はちけんし)。
使い魔の仔犬たちは、馬琴のままならぬ
悲喜こもごもの創作行為を象徴している。
【仁】シンベエ。最年少。よくドウセツと悪戯す。
【義】ソウスケ。苦労犬。控えめな性分で損しがち。
【礼】ダイカク。誠によい子なり。やや心配。
【智】ケノ。美麗。よくシノと喧嘩いたす。
【忠】ドウセツ。騒がしく甚だ気短なり。
【信】ゲンパチ。幼いながら屈強の片鱗をみせる。
【孝】シノ。威風堂々。悪く言えば厚顔で図太し。
【悌】コブンゴ。食いしん坊。程々にな。
#endregion
#region(絆レベルを4にすると開放 (+クリックで展開))
○名詮自性(みょうせんじしょう):B
名は体をあらわす、の意で本来は仏教用語。
ここでは馬琴が作中で多用した独特な命名法を指す。
例えば伏姫の“伏”には“人が犬に従う”という
意味が込められている。
名付けは創造の祈りであり正しさの呪縛でもある。
魔術的にも真の名の解明は対象の支配には欠かせない。
&br;○仁義八行(じんぎはっこう):A
『仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌』
人として欠くべからざる八つの行い。
それぞれの文字を映した数珠は、
命を絶った伏姫のもとから八方に飛び散り、
八犬士たちが生まれ持つ“珠(たま)”となった。
犬士たちをめぐりあわせ、
神女・伏姫の力を与える不思議な霊珠。
&br;○戯作三昧(げさくざんまい):A
戯作に明け暮れた曲亭馬琴のせわしない日々。
盲目の義父を支えたお路との、義理の父娘の絆。
#endregion
#region(「南溟弓張八犬伝」クリア&絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
『南総里見八犬伝』
ランク:A 種別:対人宝具
レンジ:1~? 最大捕捉:98人
&br;なんそうさとみはっけんでん。
神仏の加護を受け、八房の背に乗り
意のままに宙を駆ける神女・伏姫。
『八犬伝』作中で貫かれた勧善懲悪の一念は、
霊刀を一閃するが如き不屈の意志となり
敵を打ち倒す。
#endregion
#region(「南溟弓張八犬伝」クリア&絆レベルを5にすると開放 (+クリックで展開))
伏姫(ふせひめ)。
『南総里見八犬伝』の登場人物。
安房(あわ)里見家の始祖、新田源氏の血を引く
里見義実(さとみ・よしざね)の長女。
「敵将の首を取った者に伏姫を娶(めと)らせる」と
義実が戯れに口にした約束を全うするため、
飼い犬の八房と共にみずから富山にこもる。
じきに八房の霊気を受けて腹が膨れ、
父から畜生道を疑われた伏姫は、
身の潔白を示すべく自刃。
霊気に包まれた数珠が八方に飛び散り、
里見家ゆかりの八犬士たちに宿る。
以後、伏姫は陰から里見家を守護する神女となった。
一人称は「吾㑪(わなみ)」。
誇り高く不正を許さない、勇猛果敢な性格。
サーヴァントとしての肉体年齢はこの伏姫に由る。
&br;八房(やつふさ)。
同じく「南総里見八犬伝」に登場。
狸に育てられた、並外れた大犬。伏姫を一心に慕う。
里見義実の戯れを真に受けて、
敵将を討ち取りその首をくわえて戻った。
伏姫の読経により、身に宿る敵の怨念を克服する。
不運にも鉄砲で撃たれ絶命するが、
その死後は伏姫と共に神の使いの霊犬となる。
#endregion
#br
*ゲームにおいて [#in_the_fgo]
-☆5ライダー。2022年6月29日、「[[南溟弓張八犬伝]]」開催に合わせて&color(red){期間限定};実装。

-バトルキャラは第三段階で戦闘中のボイスやバトルモーションが変化する。
--第一段階と第二段階でボイスはほぼ共通だが、第二段階ではお路としてのボイスは再生されない。

-宝具演出は第三段階の姿で固定だが、ラストのイラストは表情がランダムで3種類ある(通常、目瞑り、微笑み)。
--目瞑りは第一と第二段階、微笑みは第三段階限定。

-カード構成はBAAQQ。Arts、Quick共に3hit。Quickは「騎乗」が乗るため若干マシなものの、総合的には控えめな部類。
**スキル解説 [#skill]
-自己強化とサポートの両立型。
ただ自己強化は最低限、サポートスキルは効果種類が非常に多い反面、それぞれの効果量は低めの部類。
スキル2を自分に使えば単騎で動くことも可能。
--「''名詮自性 B''」
自身のNP増加+自身を除く味方全体のNP増加+スター獲得
#region(&color(Blue){スキル倍率};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|自身のNP増加|20|21|22|23|24|
|自身を除く味方全体のNP増加|>|>|>|>|10|
|スター獲得|5個|6個|7個|8個|9個|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|自身のNP増加|25|26|27|28|30|
|自身を除く味方全体のNP増加|>|>|>|>|10|
|スター獲得|10個|11個|12個|13個|15個|
#endregion
---NP増加量は、自身へは最大30。自身以外の味方全体付与は10固定。
---スター獲得は最大15個。
---自身の宝具運用だけでなく、味方サポートとしても有用。
ただし、自身がスターを吸いやすいライダーという点に注意。「仁義八行」のクリティカルアップと合わせて狙うのがベターか。
--「''仁義八行 A''」
味方単体のQuickカード性能アップ(3T)&Artsカード性能アップ(3T)&Busterカード性能アップ(3T)クリティカル威力アップ(3T)&宝具威力アップ(3T)&HP回復&回避付与(1回・3T)&弱体無効付与(1回・3T)
#region(&color(Blue){スキル倍率};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|Quick強化|10%|11%|12%|13%|14%|
|Arts強化|10%|11%|12%|13%|14%|
|Buster強化|10%|11%|12%|13%|14%|
|クリティカル威力アップ|10%|11%|12%|13%|14%|
|宝具威力アップ|10%|11%|12%|13%|14%|
|HP回復|500|550|600|650|700|
|回避状態付与|>|>|>|>|1回|
|弱体無効状態付与|>|>|>|>|1回|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|Quick強化|15%|16%|17%|18%|20%|
|Arts強化|15%|16%|17%|18%|20%|
|Buster強化|15%|16%|17%|18%|20%|
|クリティカル威力アップ|15%|16%|17%|18%|20%|
|宝具威力アップ|15%|16%|17%|18%|20%|
|HP回復|750|800|850|900|1000|
|回避状態付与|>|>|>|>|1回|
|弱体無効状態付与|>|>|>|>|1回|
#endregion
---「八犬伝」の設定通りか、効果が8つもある大盤振る舞いな単体強化スキル。それぞれの上がり幅は並み程度だが乗算により、火力支援&耐久フォローの総合力は高い。
---3種のカードバフ&宝具およびクリティカルバフにより、付与相手の宝具色やカード構成を選ばないのが最大のポイント。耐久面は最大1000回復、回避1回、弱体無効1回と個々では弱々しいが、スキル一つで付与出来ると考えると十二分。
--「''戯作三昧 A''」
自身のArtsカード性能アップ(3T)&「Arts攻撃時に味方全体の攻撃力アップ(3T)する状態」を付与(3T)
#region(&color(Blue){スキル倍率};)
|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
|Arts強化|20%|21%|22%|23%|24%|
|攻撃力アップ|>|>|>|>|5%|
|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
|Arts強化|25%|26%|27%|28%|30%|
|攻撃力アップ|>|>|>|>|5%|
#endregion
---Arts強化は3ターンとしては高めであり、アタッカー運用の場合は特に重要になる。
---さらにArts限定で、攻撃時に味方全体の攻撃力をわずかにアップする効果がある。宝具もArtsなので付与しやすい。ただし、効果量は非常に少なく、具体的には4回分でようやく「カリスマA」に届く程度。
効果量としては微々たるものだが「仁義八行」と合わせて3乗バフが狙える他、回数制限なし3ターン継続なので意外と馬鹿にならない火力支援となる場面もあるか。

//スキル倍率テンプレ
//#region(&color(Blue){スキル倍率};)
//|CENTER:250|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|CENTER:60|c
//|~スキルLv.|~Lv1|~Lv2|~Lv3|~Lv4|~Lv5|
//|スキル効果||||||
//|~スキルLv.|~Lv6|~Lv7|~Lv8|~Lv9|~Lv10|
//|スキル効果||||||
//#endregion
**宝具解説 [#noble_f]
-''『&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};』''
自身に〔魔性〕特攻状態付与(1T)+Arts属性全体〔悪〕特攻攻撃+スター獲得
--事前の〔魔性〕特攻付与に加え、〔悪〕特攻攻撃により二重特攻を狙える相手には高火力が期待できる。とはいえ前者はエネミーに、後者はサーヴァントに多い特性なので両方刺さる場面自体は少なめ。逆に、どちらかの特攻が刺さる場面は非常に広いと言える。
---魔性特攻は自身に1ターン付与で30%と並みの数値。
---悪特攻はOC対応。OC1で150%と高倍率で、OC5では200%まで伸びる。
---特攻外にも「戯作三昧」と「仁義八行」を使えば相応のダメージを叩き込めるので、火力としては悪くない。
--スター獲得は8個固定。八つの珠を表現しているのだろう。
--4hitする全体Arts宝具なのでArtsシステムは出来るが、さほど余裕はない部類。
---代わりに、スキル効果が3ターン継続ばかりかつ「戯作三昧」による攻撃力アップ判定は本宝具も対象なので、宝具の継続火力…3ターン目での最終火力には期待できる。
**総評 [#total_eva]
-サポーターと特攻アタッカーの二面性を持つ特殊型。
広範囲特攻による宝具を主体にした攻撃性能と充実したスキル構成を持つ反面、サポーターとアタッカーの両立は若干難しい。
というのも、8種類ものバフを単体に付与する「仁義八行」を誰に使うかで総合火力が大きく変化するため。
--自身に付与した場合は、宝具火力が大きく伸びる上、クリティカルも狙えるメインアタッカーとして立ち回ることとなる。この場合、ライダーのスター集中度によりスターを自己消費しやすく、「戯作三昧」の効果で宝具やArtsカードを切るほどじわじわと火力が積み重なっていく。
---全体特攻宝具ライダーという点は[[イヴァン雷帝]]や[[太公望]]に似るが、特攻範囲やメインカード色が異なる。
--他者に付与した場合は、自己火力が「戯作三昧」と宝具による特攻頼りとなり、いささか心許なくなる。だがNPチャージによる開幕雑魚処理としては問題なく動けるので、ボスエネミーを「仁義八行」を付与したメインアタッカーに託す形となる。

-欠点は「仁義八行」を味方に回した場合の自己火力の低さと、何より近年の実装としては控えめなカード性能だろう。
**概念礼装について [#craft_e]
-あらゆる面でArtsを積極的に切りたいため、「[[ペインティング・サマー]]」「[[次期当主会議]]」「[[笑顔のしるし]]」「[[忠犬待ったなし]]」等の、Arts強化&NP獲得量アップ系が好適。

-絆Lv10で[[専用礼装>南総里見八犬伝]]を入手できる。
**性能比較 [#spec_com]
#includex(サーヴァント性能比較表,section=(num=13),titlestr=off,firsthead=of)

*小ネタ [#hf6bea06]
#region(+クリックで展開)
-&ruby(きょくてい){曲亭};&ruby(ばきん){馬琴};。江戸時代後期、日本で初めてほぼ原稿料のみで生計を立てていたとされる作家。
#region(史実解説 +クリックで展開)
-本名は&ruby(たきざわ){瀧澤};&ruby(おきくに){興邦};。滝沢馬琴と呼ばれることもあるが、この本名+芸名は明治以降に広まった呼び名であり、そのように名乗ったことは一度もない。
--ちなみにゲーム内で葛飾北斎が馬琴を「倉蔵」と呼ぶものの、これは馬琴の幼名である。

-当然ながら、史実の馬琴は男性。息子である宗伯の妻・お路(&ruby(ときむら){土岐村};&ruby(みち){路};)が馬琴の視覚を司った生前の経緯が故にサーヴァント馬琴の外見はお路が基礎となっている。

-1767年7月4日、江戸深川にて、用人の五男として生まれる。ただし兄2人が早世したため、三男として育った。幼い頃から文才があると言われるが、9歳の時に父親が亡くなったため、滝沢家は困窮。10歳で家督を継いた馬琴は松平家で小姓として働くも、激しやすい性格の主君に耐え兼ね「木がらしに 思ひたちけり 神の旅」と障子に書きつけ屋敷を飛び出してしまう。&color(silver){馬琴の性格も小姓に向いていなかったのだろう};
--滝沢家の先祖は最上義光([[駒姫>千利休]]の父)の家臣だったとの伝承が伝わっている。後に子孫が川越藩主[[松平信綱]]に仕え、信綱の息子が旗本になるとその用人となった。
-14歳で母や長兄と同居を始めたが、気難しい性格から人の下に就く奉公生活が性に合わず、奉公先を転々としながら放蕩生活を過ごす。母の臨終の際、馬琴の居場所がわからず兄達が探し回ったほどであった。また、母の死から1年後には次兄が急死している。
-24歳になると、浮世絵師であり戯作家の山東京伝に弟子入りを請う。入門は断られるも戯作の道を説かれ、親しく出入りする事を許された。京伝の弟である京山の書いた『蜘蛛の糸巻』によれば、京伝は馬琴に「戯作は、弟子として教ふべき事ひとつもなし。されば己をはじめ古今の戯作者ひとりも師匠はなし」と言ったという。その翌年に洪水で家財が流されてしまったため、馬琴は京伝を頼り彼の家を訪れた。翌年、版元の蔦屋重三郎の手代として雇われるまでの間、黄表紙の刊行や謹慎中だった京伝の代筆を行っている。
-27歳の頃には、京伝や蔦屋の勧めで飯田町にて履物商「伊勢屋」を営む会田家の未亡人・百と結婚。相手は3歳年上で、結婚は生活を安定させるためであった。目的通り生活を心配する必要がなくなると、馬琴は文筆業に専念し始める。
--この頃に自身の兄(長男)を亡くし、我が子である興継(宗伯)に滝沢家復興への期待を寄せるようになった。後に医者にさせようとしたのも俸禄(主君が仕官する者へ支給した俸給)を得るためである。
--既に文筆家としての道を歩み始めており、結婚して家庭も築いていた馬琴には今更武士に帰るのは厳しい話だった。
-36歳で関西を旅行し上方の文化に触れた事が、馬琴にとって大いに刺激になる。後に作品に登場させる人物ゆかりの地に触れたのはこの時。その後は多くの名作を発表し続け、大作家として名を世に知らしめた。
-58歳で神田明神下に購入した家の増築が完了し、長女の幸と共に飯田町で暮らしていた馬琴も家族と同居し始める。この時、馬琴は戯作家を引退する気でいたという。
落ち着いていたはずの宗伯の病が再発し、彼がほぼ廃人同様となってしまったのはそれから3年後だった。
--随筆家・山崎美成と兎園会という珍談・奇談を披露しあう会を開いたりと、交流を苦手とする馬琴にしては珍しい行動を取っていたのもこの頃。
--後に家族の病や宗伯の死を、自分がこの頃私情に溺れて倹素を忘れた天罰だと嘆いている。
-67歳から右目がかすみ始め、間もなく左目も同じようになる。それから2年後には息子の宗伯が38歳で早逝。馬琴は滝沢家復興の夢を宗伯と彼の妻・お路の間に生まれた長男の太郎に託し、彼のために蔵書を売り書画会を開いてまで資金を工面して御家人株を買っている。神田明神下の家もこの際に売ってしまい、株に付属していた四谷信濃坂の家に引っ越す事となる。73歳頃には失明し、お路が口述筆記をする二人三脚の形で創作活動を続けた。
--書画会を開くにあたり、亡き師・山東京伝の弟であり馬琴とは犬猿の仲だった山東京山の家まで訪ねた。
--馬琴が四谷鉄砲組の御家人株を買ったのは69歳の頃で、これには130両かかった。ちなみに、江戸時代後期における庶民の年収が20~30両ほど。馬琴の年収は執筆量等によって波があり、20両~40両と言われている。
--最初、版元が代筆を何人か差し向けたものの、誰も馬琴が満足するように書けなかった。お路が書けたのはひらがなのみだったが、馬琴は彼女に必死で字を教えたという。
-1848年12月1日に82歳で死去。病状が回復しないのを心配した家族が医者を変えようとするも、「若者が余命を貪る者に候はばさもあらめ、我極老に至り医師三昧いらぬ事に候」と馬琴自身が治療を拒んだ。
--翌年には孫の太郎が22歳で亡くなり、滝沢家の男系は絶えた。その9年後、お路も53歳で死去。後に女系の子孫が婿を取って滝沢家の分家を継いだ。

-代表作は『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』など。
--『南総里見八犬伝』では善玉の九尾を登場させるなど、[[九尾の狐>玉藻の前]]は元来瑞獣であるという考証を持っている。
---傾国の大妖怪『玉藻の前』のモデルは王侯貴族による政治が衰退する原因となった保元の乱を引き起こした悪女、鳥羽上皇の寵姫『藤原得子(美福門院)』という考察も残している。
--『傾城水滸伝』という、『水滸伝』の登場人物を全て[[女>アルトリア・ペンドラゴン]][[体>アルテラ]][[化>源頼光]](かつ舞台も中国→日本に)した作品や、平将門の話なども書いている。
--会話9で触れているのは『近世説美少年録』。続編にあたる『新局玉石童子訓』が未完に終わっている。
---『近世説美少年録』は[[美>子ギル]][[少>アレキサンダー]][[年>パリス]]化される毛利元就と陶晴賢の戦いをテーマにする、現代にも通用しそうな小説。

-『南総里見八犬伝』は完結までに28年にも及んでいた。執筆中に失明し、お路に口述筆記を頼んでいたものの、そのために馬琴の妻・百が嫉妬し、家庭内の波風が絶えなかった。
--ただし、お百は天保2年、馬琴が片目に異常を覚える少し前に大病して以来、痴呆性の老衰症にかかっていた点を考慮しなくてはならない。結婚の動機からして生活のためであり、お互いの性格に苛立つ場面も見られたが、時折共に神詣や芝居に行く程度には夫婦のかたちになっていた。

-水滸伝の英雄豪傑を日本の賢妻烈婦にかえた『傾城水滸伝』は、馬琴が神田明神下に移り住んだ頃から執筆された。失明後もお路と口述筆記というかたちで書き進められたが、作者死去のため未完に終わる。後に、江戸時代の戯作家であり狂歌師の笠亭仙果が『女水滸伝』と改題し完成させた。

-『椿説弓張月』に琉球が出てくる事などから馬琴と勤王運動を結びつける説もあるが、長年交流のあった蘭学者であり開国論者の渡辺崋山が蘭学者に対する弾圧『蛮社の獄』により捉えられた際すら、助命嘆願への参加を拒否したほどに古風な倫理観の持ち主だった。

-馬琴作品の挿絵を最も多く描いたのは何を隠そう[[葛飾北斎]]だった。
かなり親しく交流していたようで、文化3年(1806年)の春から夏にかけて、馬琴の家で北斎が世話になっていたこともある。
--しかしある時期から一緒に仕事をしなくなってしまった。理由は不明だが、喧嘩説、北斎が多忙になった説、2人のギャラが高くなったため版元が2人一緒の仕事を敬遠した説などがある。
---『占夢南柯後記』の執筆時に馬琴が草履を口にくわえる絵を注文したところ、北斎は「そんな汚いものくわえるものか。お前がくわえたら描いてやらア」と返して大喧嘩。これが絶交の要因となった…という逸話がある。ただし喧嘩説の初出は全て明治時代の資料であり、信憑性がないことには留意が必要。
--挿絵の注文が多い馬琴と、自分の絵を書きたい北斎はたびたび衝突していたが、馬琴が北斎の絵を称賛する様子も散見される。
---北斎は人物の位置を注文時と入れ替えて描くことが多かったため、下絵の段階でわざと希望とあべこべの位置に人物を配した…と馬琴は手紙の中で溢している。マイルームでの北斎への言及はこれが由来。
--作品に対して完璧主義で本人も癖が強い性格の馬琴と北斎は、版元の平林堂平林庄五郎をはじめとする
彫り物師や版下師ら関係者の頭を抱えさせたという。

#endregion

-宝具「&ruby(なんそうさとみはっけんでん){南総里見八犬伝};」。
曲亭馬琴が書いた有名な長編小説。カルデアに現界する馬琴の霊基は『南総里見八犬伝』から強い影響を受けている。
#region(原作解説 +クリックで展開)

-物語の発端部は室町時代後期。安房国(上総国の南部、現在の千葉県南部)里見家の長・里見義実が敵に攻められて落城寸前に追い詰められたところ、「敵大将の首を取ってきた者に娘の伏姫を与える」と宣言する。するとその後、飼犬であった八房が敵将の首を持って帰って来たのである。
如何に約束したとはいえ犬に娘をくれてやるなどと義実は流石に難色を示したが、伏姫は「君主の綸言汗の如し([[覆水盆に返らず>太公望]]とおおむね同意)、一度交わした約束を反故にしてはなりません」とその非を説き、八房を伴って富山に入ってしまう。
最初伏姫は山中に読経で過ごしたが、八房が受けた呪詛を解消するため、八房の気を受けて子を宿した。
犬の子を懐妊したことを恥じた伏姫は、後に追ってくる元婚約者と父に立ち会う前に身の潔白を立てるべく自害し、その際に腹から流れ出た不思議な白光が姫の数珠と共に、仁義八行(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)の文字が記された八つの大玉に変化して、八方に飛び散った。
そして歳月は流れ、共通して「犬」の字を含む名字を持つ、後に「八犬士」と称する八人の若者は因縁に導かれて里見家の下に結集し、大いなる戦乱に立ち向かう。
--仁義八行に対応する八犬士の名は、犬塚信乃(孝)、犬川荘助(義)、犬山道節(忠)、犬飼現八(信)、犬田小文吾(悌)、犬江親兵衛(仁)、犬坂毛野(智)、犬村大角(礼)。
---物語前半の主役格・犬塚信乃は訳あって女名をつけられ、[[女装>アキレウス]]で育てられた設定。現代の二次創作ではよく女装美少年と描かれて、性転換されることもある。全部馬琴先生が蒔いた種なので仕方ない。
---犬坂毛野も女田楽の一座で生まれ育った男性だが、女装どころか女性と偽って活動している時期は長く、男性と婚約を交わすこともある。

-話の本筋はあくまで八犬士の流離談とその活躍ではあるが、冒頭設定のインパクトが大きすぎるため、後世が『八犬伝』を語る時に物語上で八犬士の父と母に当る八房と伏姫は大抵物凄い存在感を発揮する。
--原作中に伏姫は死後で「伏姫神」となって、犬士たちと里見家に加護を与える。小説の挿絵に八房を騎乗した姿で描かれていることもあり、これが本作で神性を持つライダー霊基で現界した理由の一部と思われる。
---『南総里見八犬伝』は全98巻106冊の超長編小説故に、改訂作品や二次創作は前半に集中しざるを得ず八房と伏姫の存在感をさらに強める。

-飛び散る不思議な玉が人間に転生して集結する設定は中国の小説『水滸伝』からインスパイアを受けたと考察される。晩年に『傾城水滸伝』を書いていることからも分かるように、先生は『水滸伝』に詳しいのである。

-『八犬伝』の舞台とされる千葉県南部で物語に因む観光名所や記念施設が整備されて、物語の世界観を再現する活動が含まれる館山市の観光イベント「南総里見まつり」は定期的に開催される。
#endregion


-髪飾りと着物の柄は牡丹の花と思われる。『八犬伝』において、八人の犬士たちには「体のどこかに牡丹の花の形をしたアザがある」という設定が由来だろう。

-霊基第三段階のバトルモーションで所持する刀は『南総里見八犬伝』に登場する、八犬士の一人犬塚信乃が使う水気を操る名刀・村雨、また村雨丸とも呼ばれる。原作では「邪を退け、妖を治め、抜けば玉散る氷の刃」と称する。
--同名の刀は実在しているが、創作の村雨とは無関係。
--『八犬伝』と関係ない現代の創作にも名高い退魔の剣としてしばしば登場する。
---情報の流通が不便の時代に[[村正>千子村正]]の妖刀伝承と混同されて、妖刀と扱われることもある。

-第三スキル「戯作三昧」は読んで字のごとく戯作に熱中することだが、芥川龍之介の馬琴を主人公とした短編の題名でもある。
失明する以前の天保2年(1831年)、世評や自身の能力、出版を取り巻く事情などに苦悩しながら、それでも創作に向かおうとする65歳の馬琴を描いた二万字強の作品。小説家としての芥川が馬琴に投影されている。多少なりとも文字を書く人は是非読んでみてほしい。路もちょっとだけ登場する。

-イベントシナリオやショップでは路の人格で登場しているが、カルデアのサーヴァントとしては馬琴の人格がメインとなる。
第一段階では少数ながら路としての台詞もあるので路と馬琴の双方の精神が共存している模様。
第三段階では伏姫としての面が強く出た人格となる。

-使い魔として八犬士にちなんだ[[八匹の仔犬>草原の雄士]]を連れている。
それぞれハート型(花弁?)の模様が付いているが、これは上記の馬琴の着物の柄と同じく、「八犬士には身体の一部に牡丹の形のアザがある」という描写が由来と思われる。各犬ごとにハート型の模様がある場所が違い、原作の八犬士のアザと同じ位置にある。
--霊基第三段階では伏姫の愛犬「&ruby(やつふさ){八房};」を連れている。
上記の八犬士が合体した姿のようで、ハート柄も合体して花(おそらく牡丹?)のような形になっている。
原作の八房の身体には八つの牡丹のような形のアザがあり、それが八房という名前の由来であるが、FGOでは牡丹のアザは一つのようだ。
#region(八犬士解説 +クリックで展開)
※イベントページにおける並び方に合わせてあります。
※犬種については7周年フェスのスタッフトーク内で判明
|~珠|~名前|~アザの場所|~馬琴からのコメント|
|~|~|~|~犬種|
|~義|ソウスケ|背中|苦労犬。控えめな性分で損しがち。|
|~|~|~|バーニーズ・マウンテン・ドッグ&br;イベント中に推定付きだが言及あり。|
|~孝|シノ|左前足|威風堂々。悪く言えば厚顔で図太し。|
|~|~|~|シバイヌ(黒柴)&br;イベント中に言及あり。黒柴かは明言されず。|
|~忠|ドウセツ|左前足肩|騒がしく甚だ気短なり。|
|~|~|~|ウェルシュ・コーギー|
|~悌|コブンゴ|尻|食いしん坊。程々にな。|
|~|~|~|アラスカン・マラミュート&br;シベリアン・ハスキーから変更したとのこと|
|~礼|ダイカク|左胸|誠によい子なり。やや心配。|
|~|~|~|ジャーマン・シェパード|
|~信|ゲンパチ|右頬|幼いながら屈強の片鱗をみせる。|
|~|~|~|ゴールデン・レトリバー|
|~智|ケノ|右前足|美麗。よくシノと喧嘩いたす。|
|~|~|~|日本スピッツ|
|~仁|シンベエ|脇腹|最年少。よくドウセツと悪戯す。|
|~|~|~|シバイヌ(赤柴)|
#endregion

-北斎同様に大仰な言い回しが多く、聞き慣れない言葉も頻出する。それぞれ史実に由来する元ネタもあるため、詳しくは以下を参照のこと。
#region(台詞元ネタ +クリックで展開)

-''わしを知る者、それただ『八犬伝』か!わしを知らざる者、それもまた、ただ『八犬伝』か!'':「吾を知る者はそれただ八犬伝か、吾を知らざる者もそれただ八犬伝か」
--馬琴自身が『南総里見八犬伝』のあまりの人気っぷりを評した言葉。

-バトルボイス系。
--''くわばらくわばら'':桑原桑原。元は雷除けの呪文だが、その他の災難を退けるのにも用いられる。由来は諸説あり、はっきりしない。
--''鶴亀鶴亀'':縁起直しの呪文。不吉な事を見聞きした時、それを払いのけるために唱える。鶴も亀もめでたい動物である事から、このような言葉が生まれたとされる。
--''&ruby(え){慧};の矢'':愛染明王の持つ、智慧の象徴の矢。放たれればすぐさま目標に到達する。
--''&ruby(しんせんげじゅつ){神仙戯術}; '':&ruby(わづま){和妻};という日本古来のマジックについて書かれた、日本最古の奇術書『神仙戯術』。
--''&ruby(うかれ){浮連};の蝶'':和妻のひとつで、「半紙で作られた蝶を扇子で仰ぎ、生きているように魅せる」奇術。『神仙戯術』にもそれらしきものが載っている。
--''あんにゃもんにゃ'':江戸言葉の罵倒語の一種、物の道理が分からない相手に使う。元は「見慣れない植物や珍しい木」を意味する「なんじゃもんじゃ」から派生したものと言われる。
--''&ruby(しちょう){鷙鳥};の小鳥を撃つ如く'':恐らく兵法書『孫子』にある『激水の疾くして石を漂わすに至るは勢いなり。鷙鳥の撃ちて&ruby(きせつ){毀折};に至るは節なり。』(激しい水の流れが、石を押し流していくのが「勢い」だ。 鷲や鷹が獲物を襲い、一撃で骨を打ち砕いてしまうのが「節目」だ。 )という言葉が由来か。
--''すわ!'':驚き、または人へ注意する時に用いられる感動詞。
--''柳に雪折れなし'':柳はよくしなるので雪の重みで折れることはない様子から、柔軟なものの方が苦難に耐えられる事を意味する。
--''かんらからから'':古典芸能などで使われる豪快な笑い声、FGOでは[[この方>鬼一法眼]]の笑いに採用されている。
--''村雨の車軸を降さん!'':大雨の降る様を表す「車軸の如し」を掛けたもの。
--''アジャラカモクレン、キュウライス、テケレッツのパッ!'':アジャラカモクレン、○○○、テケレッツのパー。落語『死神』で死神から伝授される呪文。
---6代目三遊亭圓生が暗い話で受けが悪かったので、笑いを取るために付け足したもの。
似たような呪文はこれよりも前から存在している。
---2番目の呪文(○○○の部分)は噺家により変更される。その当時の時事ネタを取り入れることが多い。
「キュウライス」は圓生が使っていたものの一つで、他にも「アルジェリア」だの「ハイジャック」だの色々ある。
--''やよ'':呼びかけの言葉。やあ。おい。『南総里見八犬伝』でも『やよ八房』と呼びかけるシーンがある。
--''焼け野の&ruby(きぎす){雉}; '':諺『焼け野の雉、夜の鶴』。雉は棲んでいる野を焼かれても子を救おうと戻り、鶴は寒い夜に自分の羽で子を暖める様子から、子を思う親の愛情を例えたもの。
---かつて[[ある夏イベ>カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~]]で高難易度クエのタイトルにも使われていたり。
--''やんぬるかな'':已んぬる哉。もうおしまいだ。今となっては、どうしようもない。

-マイルームボイス系。
--''鶯の はつねに眠る 座頭かな'':馬琴が7歳で詠んだとされる俳句。
--''世の中の 役を逃れて もとのまゝ かへずぞあめと つちの人形'':馬琴の辞世の句。
--''落花生'':千葉の名物。千葉はピーナッツの名産地として有名。ただし日本には明治時代に入って来た物なので伏姫には馴染みが無い。
--''梨の化け物'':千葉の名物。非公認である事で逆に自由にやれる千葉県船橋市非公認ご当地マスコットキャラ。但し化け物ではなく妖精。
ちなみに誕生日は梨の日(7月4日)、つまり馬琴と誕生日が一緒という繋がり。
--''ネズミーランド'':千葉の名物。千葉県浦安市にある、東京の名を冠した海外資本の観光施設(なお現在の浦安市は里見の領地の安房ではなく下総国葛飾郡にあった)。ハハッ
--''桑入りの泥の如き飲み物……甘っ!?'':千葉・茨城・栃木の名物。生まれは千葉。元はその3県を中心とした地域限定飲料だったが、徐々に販売地域が広まっていき、現在では全国で販売されている。
大量の練乳を入れ、コーヒーと呼べる限界(=MAX)を攻めた甘さ。
--''刀の&ruby(なかご){茎}; '':刀身の根本側の刃がついていない部分。刀工はここに自身の名や居住地、製作年月日などを刻むことが多く、刀剣の鑑定上重要となる。例えば[[源頼光]]の「童子切安綱」の国宝指定名称は「太刀 銘安綱(名物童子切安綱)」。
通常は柄に収められ外からは見えない部分に真髄が隠されているという点を真名を秘される英霊になぞらえた発言といえる。

-イベントショップボイス系。
--''向う横丁のお稲荷さん'':江戸時代より伝わる手毬唄。
--''粟餅'':もち粟でつくられたお餅。江戸時代にはお菓子として大人気だった。
--''冷や砂糖水'':江戸時代の夏頃に振売で売られていた「冷や水」「砂糖水」と呼ばれる、冷やした水に砂糖を加えたもの。江戸ではさらに白玉なども入れていたそうな。料金を多く払えば砂糖を増し増しにしてくれるらしい。
「冷や水売り」は夏の風物詩だった。
--''たまごふわふわ'':静岡の名物。袋井市のご当地グルメ。江戸時代では徳川家の祝宴料理に登場したこともある高級料理だった。
--''蔦屋の番頭時代'':寛政4(1792)年頃、馬琴は版元である蔦屋重三郎の店「耕書堂(こうしょどう)」で番頭をしていた。
--''このとんがらし売りめ'':北斎はまだ売れていなかった時期に、唐辛子売りの副業をやっていた。赤い服を着て6尺(約180センチ)ある張り子の唐辛子を背負い売り歩くのが特徴。
--''おかげ犬・こんぴら狗'':伊勢神宮への「おかげ参り」や&ruby(ことひらぐう){金刀比羅宮};への「こんぴら参り」を、事情により飼い犬に代参させる江戸時代の風習の一つ。首にかけられた袋に代参を頼んだ飼主の名や道中の費用を入れて送り出す。代参する犬に施しを与えることも徳につながるとされ、旅人や街道の人々に世話されながら目的を果たしたという。
--''手製の丸薬'':日本初の専業作家である馬琴だが、家族総動員で「奇応丸」等の薬の製造販売しこれを副業とした。最初は宗伯・お路夫妻の仕事だったところを、宗伯が寝ついた事で馬琴も製薬の手伝いをする内に副業同然になっていった。馬琴の本の奥付には作られた薬の広告が出ていたりする。
#endregion

#region(実装前の言及 +クリックで展開)
-おそらくFate関係で一番最初に言及されたのは『氷室の天地 Fate/school life』。
読者参加企画「ぼくの考えた最強偉人募集」に寄せられたアイデアのひとつで、『傾城水滸伝』で全ての偉人を女体化できるという能力を持つ。
なおビジュアルはTYPE-MOONの社長である武内崇氏の自画像にそっくり。%%セイバー顔になりそう。%%

-[[お栄ちゃん>葛飾北斎(剣)]]が『椿説弓張月』の大ファンであり、彼女の絆礼装やチョコ礼装で取り上げられている。
--また『Fate/Grand Order material IX』にて[[水着北斎>葛飾北斎(剣)]]の因縁キャラとして名前が出ている。
お栄ちゃんは馬琴を大先生と慕っているが、[[とと様>浮世蛸]]は%%史実通り%%大喧嘩していたらしい。

-[[アンデルセン>ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]のモーションがリニューアルした頃に追加されたマイルームセリフでは、[[お栄さん>葛飾北斎]]に「曲亭馬琴を紹介してくれ」と頼んでいる。
--馬琴は「日本の[[シェイクスピア>ウィリアム・シェイクスピア]]」と称賛されることもあるため、そこからシェイクスピアファンであるアンデルセンが反応しているのだろうか。

-[[水怪クライシス>水怪クライシス 無垢なる者たちの浮島]]の製作9 C案「うつほ舟に乗り込もう」でも[[北斎>葛飾北斎]]が「うつほ舟」を紹介する時に名前だけ出てきた。
#endregion

-2人目の[[ライターのライダー>紫式部(騎)]]。

-お路っちゃんは''[[美少>宮本武蔵]][[年好>ネロ・クラウディウス]][[き。>伊吹童子]]''
&color(silver){美少年割!そういうのもあるのか。};

-実装当初は八房の担当声優である川野剛稔氏のクレジットがされておらず、FGO公式サイトの告知に先んじて音響関係スタッフである九条ケント氏のTwitterにて発表された。後に川野氏本人からも告知されている。
--川野氏は今回のキャスティング以前に[[田中新兵衛]]の薩摩弁監修を担当している。

-キャラクターデザイン担当のTAKOLEGS氏によって、Twitter上に[[実装記念イラスト>https://twitter.com/takolegs/status/1542119675357564928]]が公開されている。

-特定のサーヴァント所持時にマイルームに特殊会話が追加されるが、霊基再臨の段階によってそれぞれ相手が異なる。
--霊基第一・二段階
[[葛飾北斎]](会話4、8)、[[葛飾北斎(剣)]]、[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン]]、[[鬼女紅葉]]、美少年系サーヴァント所持時。
---葛飾北斎(剣)対象の会話は、葛飾北斎と葛飾北斎(剣)の両者の所持が必要となる。
---葛飾北斎(会話8)、美少年系サーヴァント(会話9)対象の会話は霊基第一段階時のみ発生する。
---美少年系サーヴァントの対象は、[[アレキサンダー]]、[[子ギル]]、[[パリス]]、[[ボイジャー]]、[[織田信勝]]、[[ネモ]]のいずれか。(要検証)
--霊基第三段階
名剣を所持する平安系サーヴァント(会話4)、名剣を所持する織田家系サーヴァント(会話5)、名剣を所持する幕末系サーヴァント(会話6)、[[エミヤ]]or[[クロエ・フォン・アインツベルン]]、イヌ科と一緒系サーヴァント(会話8)所持時。
---会話4、5、6、8の詳しい対象は以下参照。

#region(特殊会話の対象となるサーヴァント +クリックで展開)
-名剣を所持する系の関連サーヴァントはすべて所持していないと発生しないと思われる。要検証。
|~会話4&br;(平安系サーヴァント)|~対象の刀剣|
|[[牛若丸]]|薄緑|
|源頼光([[狂>源頼光]]or[[槍>源頼光(槍)]])|童子切安綱|
|[[渡辺綱]]|髭切|
|[[平景清]]|痣丸|
|~会話5&br;(織田家系サーヴァント)|~対象の刀剣|
|[[織田信長]]|へし切り長谷部|
|[[織田信長(狂)]]|ヘシKill・ハセーベ|
|[[魔王信長]]|宗三左文字|
|[[謎の蘭丸X]]|不動行光セイバー|
|~会話6&br;(幕末系サーヴァント)|~対象の刀剣|
|[[沖田総司]]|加州清光|
|[[土方歳三]]|和泉守兼定|
|[[岡田以蔵]]|肥前忠弘(※)|
|[[坂本龍馬]]|陸奥守吉行|
|[[斎藤一]]|鬼神丸国重|
※FGOにおいて、サーヴァントの以蔵が用いている刀は肥前忠広ではなく、よく切れるだけの無銘の刀と明言されている。

-イヌ科と一緒系サーヴァントは、以下のいずれかが対象となる。要検証。
|~会話8|~イヌ科の動物|
|[[クー・フーリン(術)]]|二頭の白狼|
|[[新宿のアヴェンジャー]]|&color(Black,Black){狼王ロボ};|
|[[シトナイ]]|シロウ(シロクマ)、元は猟犬トケ|
|[[カーミラ(騎)]]|スピエルドルフ&ラインフェルト|
|[[エウロペ]](候補、要検証)|白き牡牛、元は猟犬|
|[[メアリー・アニング]]|トレイ|
|[[ガレス(剣)]](候補、要検証)|アネト号|
#endregion

#endregion
#br
*幕間の物語 [#te2d644f]
-開放条件:未実装
#region(+クリックで展開)
|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
|>|SIZE(20):BGCOLOR(#f0e68c):''Interlude''|>|>|>|SIZE(20):LEFT:''???''|
|~推奨Lv|?|~場所|>|>|:|
|>|>|>|>|>||
|~AP|?|~周回数|2|~クリア報酬|聖晶石×1|
|~絆P|???|~EXP|???|~QP|???|
|>|>|>|>|>||
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□''|
|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ffffff):|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■''|
|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#7fffd4):''ドロップ''|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
|>|>|>|>|>|~備考|
|>|>|>|>|>|LEFT: |
#endregion

//*強化クエスト
//-開放条件:最終再臨
//#region(+クリックで展開)
//|CENTER:80|CENTER:60|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:160|c
//|>|BGCOLOR(#df0000):SIZE(20):''Rank up''|>|>|>|LEFT:SIZE(20):''強化クエスト サーヴァント名''|
//|BGCOLOR(#f0f0f0):~推奨Lv||BGCOLOR(#f0f0f0):~場所|>|>|カルデアゲート:強化クエスト|
//|>|>|>|>|>||
//|~AP||~周回数||~報酬||
//|~絆P||~EXP||~QP||
//|>|>|>|>|>||
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■□□''|
//|CENTER:BGCOLOR(#f5f5f5):||LEFT:||LEFT:|LEFT:|c
//|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
//|>|>|>|>|>|LEFT:|
//|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):|
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■□''|
//|~Battle&br;1/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|~Battle&br;2/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|~Battle&br;3/3|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
//|>|>|>|>|>|LEFT:|
//|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#FFFFFF):|
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#aaaaaa):''進行度 ■■■''|
//|~Battle&br;1/2|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|~Battle&br;2/2|>|LEFT:??&br;Lv(:)|>|LEFT:??&br;Lv(:)|LEFT:??&br;Lv(:)|
//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#7FFFD4):''ドロップ''|
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//|>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#f1f1f1):''備考''|
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//#endregion
//&br;
*このサーヴァントについてのコメント [#comment]
//#region(過去ログ)
//#ls2
//#endregion
#scomment(./コメント,15)

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