ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア の変更点

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*人物紹介 [#f8401db7]
|BGCOLOR(white):&attachref(./darnic.png,nolink,ダーニック,300x250);|

* ゲームにおいて [#b5da2a59]
-イベント「[[Apocrypha/Inheritance of Glory]]」の登場人物。
かつての聖杯大戦において「黒の陣営」の頭領であった魔術師。ユグドミレニア一族の当主。

*小ネタ [#k1bd2a44]
#region(+クリックで展開)
-『Fate/Apocrypha』における[[ヴラド三世>ヴラド三世(Apocrypha)]]のマスターであり、魔術協会からの独立を掲げて「聖杯大戦」を仕掛けたユグドミレニア一族の長。
CV:檜山修之。後に[[カマソッソ]]のCVも担当。
%%おじ様が歴代ランサー中、最も悲惨な死に方になった元凶%%

-[[時計塔]]では「八枚舌」の異名で知られる屈指の政治屋・詐欺師。
その手腕は、魔術協会はおろか聖堂教会にさえ血族を忍ばせ、両者を手玉にとって騙し通す程。
--階位は「&ruby(グランド){冠位};」。ただし『Apocrypha』世界では亜種聖杯戦争の多発で魔術師の数が減っており、ダーニックは特例で階位が1つ繰り上がっている。
本来は[[ケイネス>ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]など多くのロードと同じ「&ruby(ブランド){色位};」持ちである。
冠位に及ばないとはいえ、戦闘特化の魔術師が多く集められた%%%“赤の陣営”のマスター“全員”でやっと対等になれる%%%程の実力はある。
--時計塔では二級講師として元素転換の講義を行っていたが、生徒からの評判は余りよくなかった。

-その立場から多数抱えていた政敵すらも利用してのし上がってきた彼が貴族の地位にいないのは、『Apocrypha』本編から80年前に魔術師社会に流布された一つの讒言に起因している。
''「ユグドミレニアの血は濁っており長くはもたない」''―――これにより由緒正しいひとつの魔術師一族は、「魔術師として優秀な血族同士で次世代に己の才華を繋げていく」という一般的な魔術師としての道を尽く絶たれる。
この流言により、当時10代で、新進気鋭の魔術師として貴族との縁談も行われるほどの評価を得ていたダーニックの名声は地に堕ち、ダーニックのみならずユグドミレニア一族の未来まで閉ざされた。
--ダーニックは自分のことはともかく、一族の未来が奪われたことが許せなかった。その後彼らは他の魔術師の一族それぞれに接触を図り始めた。
「まだ浅い家系で魔術刻印も上等でなく先が遠いもの」「魔術回路の衰退が始まり没落しだしたもの」「歪んだ者が多い魔術師社会でさえも嫌悪された外法もの」「貶められ居場所を失ったもの」……彼らをかき集めてダーニックはこう投げかけた。''「血を遺したくはないか? 研究成果を己のものだと謳い上げたくないか? 一族の名を歴史に刻み付けたくはないか?」''。
そうして編み上げられたのが千界樹の連合である。そこには大なり小なり、時計塔の貴族体制に対する復讐心が根付いている。

-外見は20代後半だが、実年齢は97歳とかなりの高齢。
第三次聖杯戦争へはナチスドイツの魔術師として参戦し、[[間桐臓硯>マキリ・ゾォルケン]]と激戦を繰り広げた。
『Apocrypha』の世界では戦後、ドイツ軍を利用して冬木の地から大聖杯を奪い去り、ナチスすらも出し抜いて、60年以上自らが治めるルーマニアの街「[[トゥリファス>トゥリファスにて]]」に秘匿し続けてきた。
--アニメ版にて、第三次聖杯戦争での彼のサーヴァントは「[[フィン・マックール]]」だった事が判明した。

-ユグドミレニアのマスター達が統一感ある服装をしているのは、組織への帰属意識を高めるためのダーニックの趣味らしい。

-かなりの財力があり、作中ではゴルドのホムンクルスや[[アヴィケブロン]]のゴーレムの大量生産を可能にしていた。ゴーレム工場だけでも並みの魔術師が10回破産する位の予算だとか。
-かなりの財力があり、作中ではゴルドの[[ホムンクルス>ジーク]]や[[アヴィケブロン]]のゴーレムの大量生産を可能にしていた。ゴーレム工場だけでも並みの魔術師が10回破産する位の予算だとか。
そんな彼をしてアヴィケブロンの宝具を完成させるだけの材料の調達には財産の3割を費やしたという。

-主な研究分野は「人間の魂」。「[[他者の魂を食らう>魂喰い]]」魔術を修得しており、寿命を保つべくこれまでに3人ほどの魂を食らっている。
ただしこの術、人間にとっては少しでもミスを犯すと自分の魂が消滅しかねないという超危険な業であり、しかも魂を食らい続けると人格さえも食らった魂の影響を受けて確実に歪んでいく副作用を持つ。
3人(内1人は赤子)食らったというのも、本当のことをいえば「危なっかしくて3人しか食べてない」。その魂の適合率も毎回「六割を切る」状態であり、徐々に生まれつつある自分の中の「自分以外の何者か」にいつ染められるかも分からない現状であった。
---仮に聖杯大戦をダーニックが行わず、魂喰いで生き延び続けていた場合、200年程で「ダーニックという個人」は魂が希釈されきって、「ユグドミレニア」という鉄の魔術師が出来上がっていたとされる。根源到達という魔術師の悲願もその果てにあり得たが、「その時そこにいる存在が果たして自分なのか、ユグドミレニアという一族の根源到達と言えるのか」という疑問がどうしてもダーニックは拭えずにいたという。

-ヴラド三世とは「王と臣下」の関係を保ちつつ、ヴラド三世が心腹を許すほどの親交を結んでいる。
一応、ルーマニアを支配していた一国の王として敬意を払うのも吝かではないし、自分と似た願いを持つヴラド三世の執念を好ましく思ってはいたが、それも本心では“魔術師”らしく「所詮は英霊の紛い物」と蔑視し、あくまで手駒としてしか見ていない。
&color(Silver){%%ランサーってなんでマスターがいつもこんなのばっかなんだ……%%};
--その一方で、「汚名を雪ぐ」という目的、そして過剰なまでの自信と誇りという共通点を持っていた彼とランサーは「精神面、魂の色が途轍もなく似ていた」とされている。

#region(Fate/Apocrypha及び[[Inheritance of Glory>Apocrypha/Inheritance of Glory]]のネタバレ)
-ユグドミレニア一族の繁栄を盤石かつ恒久のものとすべく、持ち前の権謀術数等で聖杯大戦を優位に進めていくも、黒のセイバー脱落を筆頭に次々に湧いて出る想定外の状況に徐々に追い詰められていく。
-ユグドミレニア一族の繁栄を盤石かつ恒久のものとすべく、持ち前の権謀術数等で聖杯大戦を優位に進めていくも、[[黒のセイバー>ジークフリート]]脱落を筆頭に次々に湧いて出る想定外の状況に徐々に追い詰められていく。
遂には赤陣営の[[空中庭園>セミラミス]]に大聖杯を奪われてしまったため、最後の手段として令呪と禁呪全てを集約させた禁じ手を以てヴラド三世と融合。もはや吸血鬼とも呼べないような異形の怪物と化して他サーヴァントたちに襲いかかる。
--その結果、空中庭園内部からルーマニア全土を呑み込みかねない災厄が現れるという事態に至ったため、[[ルーラー>ジャンヌ・ダルク]]の神明裁決による命令によって、両陣営サーヴァントからの総攻撃を受ける。
--その結果、空中庭園内部からルーマニア全土を呑み込みかねない災厄が現れるという事態に至ったため、[[ルーラー>ジャンヌ・ダルク]]の神明裁決による命令によって、[[両陣>アタランテ]][[営サ>カルナ]][[ーヴ>アキレウス]][[ァン>ケイローン]][[ト>アヴィケブロン]]からの総攻撃を受ける。
なおも彼らを振り切り大聖杯に迫るも、そこに待ち構えていた[[赤陣営の神父>天草四郎]]の前に為す術もなく崩れ落ちた。
--しかし融合によりサーヴァントとも人間ともみなせる存在となっていた彼は大聖杯の内側に残留することになり、イベント「[[Apocrypha/Inheritance of Glory]]」において大聖杯奪還を狙う願望の残滓として再び暗躍するのであった……

#endregion

-平和な『ちびちゅき!』世界では学校行事への参加にやたらと熱心であり、かなりはしゃいでいる愉快な人と化している。
--なおヴラド三世には案の定避けられており、わざわざダーニック人形を自作しそれを針刺しとして使うあたりその溝は深い。

-シナリオ登場より前に実装された概念礼装「[[千年黄金樹]]」のイラストに描かれている。
他、後発実装には第三次聖杯戦争時のダーニックが描かれている礼装「[[野望の嚆矢]]」がある。

-イベントに登場したのは『Fate/Apocrypha』世界のダーニックであり、FGO世界のダーニックの現状は不明。
#endregion
~
*この人物についてのコメント [#comment]
#region(過去ログ)
#ls2
#endregion
#pcomment(./コメント,reply,15)



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