人物紹介 
ゲームにおいて 
- イベント「盈月剣風帖」の登場人物。
特異点で行われている盈月の儀の参加者。ランサーと行動を共にしている。
- 特定のバトルではマスタースキルを使用して戦闘に介入する。
小ネタ 
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| | +クリックで展開
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- 地右衛門
『Fate/Samurai Remnant』におけるランサーのマスター。
「天草・島原の乱」の数少ない生き残りであり、妄執に囚われた復讐鬼。
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| | サムライレムナントでの活躍 ネタバレ注意
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- 作中の異名は「業炎の復讐鬼」。
- 小石川に拠点を構えた魔術師。
魔術は天草四郎の腹心であった森宗意軒より教わる。
盈月の儀に当たっては悪霊などを召喚して手駒にしている他、ごろつきを使役している描写があるが、地右衛門とごろつき達の関係については明かされていない。
- 島原の乱の生き残りという触れ込みであったが、戦闘要員として従軍していたわけではなく、乱当時はまだ無力な子供であった。
幕府の討伐軍から辛うじて生き延びたが、目の前で父を殺され母が拐かされる惨状を突き付けられ、何もかもを奪われた過去を持つ。
- 年齢は不詳であるが舞台である慶安四年は島原の乱からおよそ13年後であることや、回想時の姿からかなり若年であることが窺え、武蔵ちゃんからも君付けで呼ばれている。
- 書き下ろし小説『慶安盈月食録』によれば、まともに食事を取ることができない。
本人はそんな気配は見せないが、味覚は壊れており、食べるたびに餓えた時代を思い出し、さらには幻覚症状にも襲われるほど。故に、地右衛門は「食事」をしたことがないと語る。
『慶安盈月食録』というタイトルから、ほのぼのグルメ小説かと思ったらコレだよ!しかも他にも色んな理由で食を楽しめていないのが複数人いるよ!
- 荒んだ精神からよく人を煽るような言動を行い、特に宮本伊織に対しては、自分と同類のはずなのに善人のように振る舞うのが気に食わないと何かにつけて挑発してくる。
- 伊織も地右衛門も、実は幼少期に「目の前で故郷が壊滅させられた」という似たような経験をしているのだが、互いにそのことは知らず、またそれぞれが抱える本当の願いについても知らない。
- 退廃的・破滅的な振る舞いが目立つ一方で、信心深い面もある。
しかし、ランサーからの慈悲を拒絶している……が、ランサーを嫌悪しているわけではない。
- 森宗意軒と深い関係がある由井正雪に話を持ち掛け、一時的に同盟を組む。
しかし、互いに目的のための駒としか考えていないためか連携はあまり取れていない。
- 明言はされていないものの、どうやら小石川に紐付いた逸れのキャスターことキルケーとも面識はあったようで、一方的に気に入られていた。
- キルケーは地右衛門が別の女(たぶんランサー)を連れて小石川を離れることになると知ると、身を守るための礼装や傷薬を押し付けてやったという。
そして彼がこの地に戻ってくるのを信じて、キルケーは小石川を守っているのだった。
- 魔術師としては二流レベルとゲーム内の「雑記帳」(マテリアルに相当)に明記されている。
ランサーは彼の憎悪による精神汚染で変質し弱体化しており、地右衛門自身の戦闘能力も魔術が扱える点以外はそこまで特質したものはない。
戦闘に長けた英雄や神霊級の力を持つ存在が多く集い、マスター側も強敵揃いという「盈月の儀」において、勝利を掴むのは難しいと思われるが……。
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- ちなみに史実における、島原の乱(原城に立て篭もった一揆の中で)の唯一の生き残りとして幕府公式記録に記されている人物は山田右衛門作。
- 地右衛門との設定上の繋がりは特にないと思われる。せいぜい名前が似ている程度で、生き残った経緯も異なる。
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